JP6516939B1 - アレーアンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

第1の導体地板(2)が表面又は裏面に施されている第1の誘電体基板(1)と、第1の導体地板(2)に施されている複数のパッチアンテナ(3)と、複数のパッチアンテナ(3)のそれぞれを囲むように、一端が第1の導体地板(2)と接続されている複数の導通部材(4)と、複数の導通部材(4)の他端のそれぞれと接続されている第2の導体地板(5)とを備え、第1の導体地板(2)が、第1の誘電体基板(1)の表面に施されていれば、複数の導通部材(4)の一部が、第1の誘電体基板(1)を貫通し、複数の導通部材(4)の残りの部分が、第1の誘電体基板(1)と第2の導体地板(5)との間に空気層(6)を設けるスペーサとして機能し、第1の導体地板(2)が、第1の誘電体基板(1)の裏面に施されていれば、複数の導通部材(4)が、第1の導体地板(2)と第2の導体地板(5)との間に空気層(6)を設けるスペーサとして機能する。

Description

この発明は、複数のパッチアンテナを備えているアレーアンテナ装置に関するものである。
例えば、無線通信に用いられるアレーアンテナ装置は、微弱な電波でも、広角に亘って無線通信できるようにするためには、広角方向にビームを走査したときの利得が高く、かつ、軸比が高いことが望まれる。広角方向は、ビーム幅における端部での電波の送受信方向である。
広角方向にビームを走査する際の利得の低下及び軸比の低下は、パッチアンテナが形成される誘電体基板中に生じる表面波が要因となるほか、広角方向の垂直偏波と水平偏波との間の振幅差が要因となる。
以下の特許文献1に開示されているアレーアンテナ装置は、広角方向にビームを走査する際の利得の低下及び軸比の低下を抑えるため、誘電体基板として、発泡体などの低誘電率特性を有する基板を用いている。
広角方向の垂直偏波と水平偏波との間の振幅差は、発泡体などの低誘電率特性を有する基板の厚みを調整することで変えることができ、このアレーアンテナ装置では、ネジを用いて、基板の厚みを調整できるようにしている。
特開2009−188895号公報
従来のアレーアンテナ装置は以上のように構成されているので、ネジによって、基板の厚みを調整することができる。
このとき、基板の厚みの調整量は、ネジの回転量に比例し、ネジの回転量は、ネジ山のピッチなどに依存する。このため、ネジ山のピッチが狭いネジを用いるほど、基板の厚みの調整精度を高めることができる。
例えば、ビームの周波数帯域が、Ka(Kurz Above)帯又はミリ波帯などの高い周波数帯域である場合、所望の調整精度を実現するには、ネジ山のピッチがマイクロメートルオーダーのネジを用いる必要がある。
しかし、ネジ山のピッチがマイクロメートルオーダーのネジを製造することは困難であるため、基板の厚みを高精度に調整することができず、基板の厚みを所望の厚みに調整することができないことがある。その結果、広角方向にビームを走査する際の利得の低下及び軸比の低下を抑えることができないことがあるという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、広角方向にビームを走査する際の利得の低下及び軸比の低下を抑えることができるアレーアンテナ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るアレーアンテナ装置は、第1の導体地板が表面又は裏面に施されている第1の誘電体基板と、第1の導体地板に施されている複数のパッチアンテナと、複数のパッチアンテナのそれぞれを囲むように、一端が第1の導体地板と接続されている複数の導通部材と、複数の導通部材の他端のそれぞれと接続されている第2の導体地板とを備え、第1の導体地板が、第1の誘電体基板の表面に施されていれば、複数の導通部材の一部が、第1の誘電体基板を貫通し、複数の導通部材の残りの部分が、第1の誘電体基板と第2の導体地板との間に空気層を設けるスペーサとして機能し、第1の導体地板が、第1の誘電体基板の裏面に施されていれば、複数の導通部材が、第1の導体地板と第2の導体地板との間に空気層を設けるスペーサとして機能し、複数の導通部材のうち、少なくとも2つ以上のパッチアンテナのそれぞれと隣接する導通部材は、隣接する2つ以上のパッチアンテナのそれぞれの中心から等距離の位置に配置されていることを特徴とする。
この発明によれば、第1の導体地板が、第1の誘電体基板の表面に施されていれば、複数の導通部材の一部が、第1の誘電体基板を貫通し、複数の導通部材の残りの部分が、第1の誘電体基板と第2の導体地板との間に空気層を設けるスペーサとして機能し、第1の導体地板が、第1の誘電体基板の裏面に施されていれば、複数の導通部材が、第1の導体地板と第2の導体地板との間に空気層を設けるスペーサとして機能するように構成したので、広角方向にビームを走査する際の利得の低下及び軸比の低下を抑えることができる効果がある。
この発明の実施の形態1によるアレーアンテナ装置を示す平面図である。 この発明の実施の形態1によるアレーアンテナ装置を示す断面図である。 等価半径を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による他のアレーアンテナ装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態2によるアレーアンテナ装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態2による他のアレーアンテナ装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態3によるアレーアンテナ装置を示す断面図である。 図7に示すアレーアンテナ装置における第1のストリップ線路13と第2のストリップ線路15とスロット17との位置関係を示す説明図である。 この発明の実施の形態3による他のアレーアンテナ装置を示す断面図である。 第1のストリップ線路13と第2のストリップ線路15とスロット17との位置関係を示す説明図である。 第1のストリップ線路13と第2のストリップ線路15とスロット17との位置関係を示す説明図である。 この発明の実施の形態4によるアレーアンテナ装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態4による他のアレーアンテナ装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態5によるアレーアンテナ装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態6によるアレーアンテナ装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態6による他のアレーアンテナ装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態7によるアレーアンテナ装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態7による他のアレーアンテナ装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態8によるアレーアンテナ装置を示す断面図である。 第1のストリップ線路13及び第2のストリップ線路15の位置関係を示す平面図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるアレーアンテナ装置を示す平面図である。
図2は、この発明の実施の形態1によるアレーアンテナ装置を示す断面図である。
図1及び図2において、第1の誘電体基板1は、第1の導体地板2が表面に施されている誘電体基板である。
第1の誘電体基板1の表面は、第1の誘電体基板1における2つの平面のうち、図2中、紙面上側の平面であり、第1の誘電体基板1の裏面は、図2中、紙面下側の平面である。
第1の導体地板2は、第1の誘電体基板1の表面に施されている銅箔の地板である。
パッチアンテナ3−1〜3−9は、第1の導体地板2に施されている円形のパッチアンテナである。
以下、パッチアンテナ3−1〜3−9を区別しない場合は、パッチアンテナ3と表記することがある。
図1及び図2では、第1の導体地板2が、円環状に削られることで、パッチアンテナ3−1〜3−9が形成されている。導体削除部2aは、第1の導体地板2における円環状の削除部位を示している。
図1及び図2では、9つのパッチアンテナ3を例示しているが、パッチアンテナ3の数は複数であればよく、9つに限るものではない。
また、図2では、図面の簡単化のため、代表的に、パッチアンテナ3−7〜3−9を例示している。
この実施の形態1では、パッチアンテナ3−1〜3−9のそれぞれが、形状が円形のパッチアンテナである例を示しているが、形状は円形に限るものではなく、例えば、多角形であってもよい。
導通部材4は、第1の接続導体4a及び第2の接続導体4bを備えており、パッチアンテナ3−1〜3−9のそれぞれを囲むように、一端が第1の導体地板2と接続されている部材である。
導通部材4の一部である第1の接続導体4aは、第1の誘電体基板1を貫通するように設けられ、パッチアンテナ3−1〜3−9のいずれかを囲む位置で、一端が第1の導体地板2と接続されている接続導体である。
導通部材4の残りの部分である第2の接続導体4bは、第1の接続導体4aの他端と第2の導体地板5との間を導通する銅核球である。
第2の接続導体4bは、第1の誘電体基板1と第2の導体地板5との間に空気層6を設けるスペーサとして機能する。
ここでは、第2の接続導体4bが銅核球である例を示しているが、第2の接続導体4bは、球体であるものに限るものではなく、例えば、立方体、直方体などであってもよい。
ランド4cは、第1の接続導体4aと第2の接続導体4bがハンダで接続される部分である。
第2の導体地板5は、複数の導通部材4における第2の接続導体4bの他端のそれぞれと接続されている銅箔の地板である。
空気層6は、第2の接続導体4bによって形成されている第1の誘電体基板1と第2の導体地板5との間の層である。
次に動作について説明する。
この実施の形態1のアレーアンテナ装置は、図1に示す導体削除部2aのように、第1の導体地板2が円環状に削除されることで、パッチアンテナ3−1〜3−9が形成される。
また、複数の導通部材4の一端がパッチアンテナ3−1〜3−9のそれぞれを囲むように、複数の導通部材4が第1の誘電体基板1に設けられる。
具体的には、複数の導通部材4は、第1の接続導体4a及び第2の接続導体4bを備えており、第1の接続導体4aは、第1の誘電体基板1を貫通するように設けられ、パッチアンテナ3−1〜3−9のいずれかを囲む位置で、一端が第1の導体地板2と接続される。
第2の接続導体4bは、一端が第1の接続導体4aの他端と接続され、他端が第2の導体地板5と接続される。
このとき、第2の接続導体4bは、第1の誘電体基板1と第2の導体地板5との間に空気層6を設けるスペーサとして機能する。
第1の誘電体基板1と第2の導体地板5との間隔の長さである空気層6のサイズは、銅核球である第2の接続導体4bの直径に相当する。
第1の誘電体基板1と第2の導体地板5との間に空気層6を設けることで、等価的に低誘電率基板を実現することができる。
また、広角方向の垂直偏波と水平偏波との間の振幅差は、空気層6のサイズを調整することで低減することができる。
広角方向にビームを走査する際の利得の低下及び軸比の低下を抑えるには、広角方向の垂直偏波と水平偏波との間の振幅差が小さくなるように、空気層6のサイズを調整すればよい。
空気層6のサイズは、第2の接続導体4bの直径に相当するため、広角方向の垂直偏波と水平偏波との間の振幅差が小さくなる直径を有する第2の接続導体4bを用いればよい。
ただし、ビームの周波数帯域が、例えば、Ka帯又はミリ波帯などの高い周波数帯域である場合、空気層6のサイズをマイクロメートルオーダーで調整する必要があるため、マイクロメートルオーダーの精度で製作された第2の接続導体4bを用いる必要がある。
ネジ山のピッチが狭いネジを製造することと比べて、精度の高い銅核球を製造することは容易であるため、精度がマイクロメートルオーダーの銅核球を製造することは容易であり、所望の直径を有する第2の接続導体4bを用いることは可能である。
この実施の形態1では、パッチアンテナ3−1〜3−9が形成されている例を示しているが、パッチアンテナ3−1〜3−9のうち、隣接している3つのパッチアンテナ3に着目すると、3つのパッチアンテナ3における各々の中心間距離が、概ね、送受信するビームの周波数の2分の1波長の長さになるように配置されることが望ましい。
例えば、隣接している3つのパッチアンテナ3として、パッチアンテナ3−2、パッチアンテナ3−3及びパッチアンテナ3−6に着目すると、各々の中心を結んだ線が正三角形Aとなるように、パッチアンテナ3−2、パッチアンテナ3−3及びパッチアンテナ3−6が配置されている。
パッチアンテナ3−2の中心とパッチアンテナ3−3の中心との間隔は、概ねビームの周波数の2分の1波長の長さであり、パッチアンテナ3−3の中心とパッチアンテナ3−6の中心との間隔は、概ねビームの周波数の2分の1波長の長さである。また、パッチアンテナ3−6の中心とパッチアンテナ3−2の中心との間隔は、概ねビームの周波数の2分の1波長の長さである。
パッチアンテナ3−1〜3−9の半径rは、第1の誘電体基板1及び空気層6から計算される等価誘電率εを用いると、以下の式(1)のように表される。
Figure 0006516939
式(1)において、cは光速、fはビームの周波数である。
等価誘電率εは、第1の誘電体基板1の厚みがt、第1の誘電体基板1の誘電率がεr1、空気層6の厚みがt、空気層6の誘電率がεr2であるとすると、以下の式(2)のように表される。
Figure 0006516939
パッチアンテナ3−1〜3−9のそれぞれを囲む位置には、導通部材4がそれぞれ配置されている。
導通部材4が配置される位置の1つとして、例えば、パッチアンテナ3−2、パッチアンテナ3−3及びパッチアンテナ3−6から等距離の位置である正三角形Aの重心位置が考えられる。
パッチアンテナ3−1〜3−9の周囲に存在している導体削除部2aの径は、パッチアンテナ3−1〜3−9の中心からの等価的なパッチ半径(以下、「等価半径」と称する)が、概ね目標のビーム走査最大角度において、軸比特性が0dBとなるように決定される。目標のビーム走査最大角度としては、例えば、±60度のビーム走査角度が考えられる。
等価半径は、図3に示すように、給電時のパッチアンテナ3に生じる電界Bの広がりを考慮した電気的なパッチアンテナ3の半径である。
図3は、等価半径を示す説明図である。
パッチアンテナ3−1〜3−9は、等価半径によって軸比調整が可能であることが知られている。
具体的には、等価誘電率εが約1.3である場合、パッチアンテナ3−1〜3−9の等価半径が約0.26λであるとき、広角方向で軸比が0dBとなり、ビームの周波数で共振特性が得られる。λは、使用するビームの周波数での波長である。
したがって、パッチアンテナ3−1〜3−9の中心から約0.26λ離れた位置と、パッチアンテナ3−1〜3−9の外周上の位置との間の第1の導体地板2が円環状に削除される。
なお、隣接しているパッチアンテナ3の半径rが大きいために、隣接しているパッチアンテナ3の配置間隔が狭くなり、隣接しているパッチアンテナ3のそれぞれの導体削除部2aが互いに重なってしまうことがある。隣接しているパッチアンテナ3が互いに重なっていなければよいため、隣接しているパッチアンテナ3のそれぞれの導体削除部2aが互いに重なっていてもよい。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、複数の導通部材4の一部が、第1の誘電体基板1を貫通し、複数の導通部材4の残りの部分が、第1の誘電体基板1と第2の導体地板5との間に空気層6を設けるスペーサとして機能するように構成したので、広角方向にビームを走査する際の利得の低下及び軸比の低下を抑えることができる効果を奏する。
スペーサとして機能する導通部材4の残りの部分は、マイクロメートルオーダーの精度で製作可能な第2の接続導体4bであるため、空気層6のサイズをマイクロメートルオーダーで調整することができ、広角方向にビームを走査する際の利得の低下及び軸比の低下を抑えることができる。
この実施の形態1では、第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の表面に施されている例を示しているが、図4に示すように、第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の裏面に施されていてもよい。
図4は、この発明の実施の形態1による他のアレーアンテナ装置を示す断面図である。図4において、図1及び図2と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
図2に示す導通部材4は、第1の接続導体4a及び第2の接続導体4bを備えているが、図4に示す導通部材4は、第1の接続導体4dだけを備えている。
第1の接続導体4dは、パッチアンテナ3−1〜3−9のいずれかを囲む位置で、一端が第1の導体地板2と接続され、他端が第2の導体地板5と接続されている銅核球である。
第1の接続導体4dは、第1の導体地板2と第2の導体地板5との間に空気層6を設けるスペーサとして機能する。
図4に示すアレーアンテナ装置でも、空気層6を設けているので、図1及び図2に示すアレーアンテナ装置と同様に、等価的に低誘電率基板を実現することができる。
このため、図4に示すアレーアンテナ装置でも、図1及び図2に示すアレーアンテナ装置と同様に、広角方向にビームを走査する際の利得の低下及び軸比の低下を抑えることができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、第1の誘電体基板1を備えるアレーアンテナ装置について示しているが、この実施の形態2では、第1の誘電体基板1及び第2の誘電体基板7を備えるアレーアンテナ装置について説明する。
図5は、この発明の実施の形態2によるアレーアンテナ装置を示す断面図である。
この実施の形態2のアレーアンテナ装置の平面図は、上記実施の形態1と同様に、図1である。
図5において、図1及び図2と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
第2の誘電体基板7は、第1の誘電体基板1と第2の導体地板5との間に配置されている誘電体基板である。
導通部材4は、第1の接続導体4a、第2の接続導体4e及び第3の接続導体4fを備えており、パッチアンテナ3−1〜3−9のそれぞれを囲むように、一端が第1の導体地板2と接続されている部材である。
導通部材4の一部である第2の接続導体4eは、第2の誘電体基板7を貫通するように設けられ、一端が第2の導体地板5と接続されている接続導体である。
導通部材4の残りの部分である第3の接続導体4fは、第1の接続導体4aの他端と第2の接続導体4eの他端との間を導通する銅核球である。
第3の接続導体4fは、第1の誘電体基板1と第2の誘電体基板7との間に空気層6を設けるスペーサとして機能する。
ここでは、第3の接続導体4fが銅核球である例を示しているが、第3の接続導体4fは、球体であるものに限るものではなく、例えば、立方体、直方体などであってもよい。
ランド4gは、第2の接続導体4eと第3の接続導体4fがハンダで接続される部分である。
この実施の形態2では、第1の誘電体基板1のほかに、第2の誘電体基板7を備えているが、空気層6を設けているので、上記実施の形態1と同様に、等価的に低誘電率基板を実現することができる。
これにより、上記実施の形態1と同様に、広角方向にビームを走査する際の利得の低下及び軸比の低下を抑えることができる。
ただし、この実施の形態2では、第1の誘電体基板1のほかに、第2の誘電体基板7を備えているので、等価誘電率εは、第1の誘電体基板1、第2の誘電体基板7及び空気層6から計算される。
等価誘電率εは、第1の誘電体基板1の厚みがt、第1の誘電体基板1の誘電率がεr1、空気層6の厚みがt、空気層6の誘電率がεr2、第2の誘電体基板7の厚みがt、第2の誘電体基板7の誘電率がεr3であるとすると、以下の式(3)のように表される。
Figure 0006516939
この実施の形態2では、第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の表面に施されている例を示しているが、図6に示すように、第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の裏面に施されていてもよい。
図6は、この発明の実施の形態2による他のアレーアンテナ装置を示す断面図である。図6において、図1及び図5と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
図5に示す導通部材4は、第1の接続導体4a、第2の接続導体4e及び第3の接続導体4fを備えているが、図6に示す導通部材4は、第1の接続導体4h及び第2の接続導体4eだけを備えている。
第1の接続導体4hは、パッチアンテナ3−1〜3−9のいずれかを囲む位置で、一端が第1の導体地板2と接続されている銅核球である。
第1の接続導体4hは、第1の導体地板2と第2の誘電体基板7との間に空気層6を設けるスペーサとして機能する。
図6に示すアレーアンテナ装置でも、空気層6を設けているので、図5に示すアレーアンテナ装置と同様に、等価的に低誘電率基板を実現することができる。
このため、図6に示すアレーアンテナ装置でも、図5に示すアレーアンテナ装置と同様に、広角方向にビームを走査する際の利得の低下及び軸比の低下を抑えることができる。
実施の形態3.
この実施の形態3では、給電線路部10として、第1のストリップ線路13、第2のストリップ線路15及びスロット17を備えているアレーアンテナ装置について説明する。
図7は、この発明の実施の形態3によるアレーアンテナ装置を示す断面図である。
この実施の形態3のアレーアンテナ装置の平面図は、上記実施の形態1と同様に、図1である。
図7において、図1及び図2と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
第2の誘電体基板11は、第2の導体地板5における2つの平面のうち、導通部材4が接続されている平面と反対側の平面側に配置されている誘電体基板である。
第3の導体地板12は、第2の誘電体基板11における2つの平面のうち、第2の導体地板5が配置されている平面と反対側の平面側に配置されている銅箔の地板である。
第1のストリップ線路13は、第2の誘電体基板11の内部において、パッチアンテナ3−1〜3−9のうち、いずれか1つのパッチアンテナ3と対向する位置に設けられているストリップ線路である。
第2のストリップ線路15は、第2の誘電体基板11の内部において、パッチアンテナ3−1〜3−9のうち、いずれか1つのパッチアンテナ3と対向する位置に設けられているストリップ線路である。
ビア14は、第1のストリップ線路13と、例えば信号の位相及び振幅を調整する調整回路との間を電気的に接続する接続部材である。
ビア16は、第2のストリップ線路15と、例えば信号の位相及び振幅を調整する調整回路との間を電気的に接続する接続部材である。
スロット17は、第2の導体地板5において、パッチアンテナ3−1〜3−9のうち、いずれか1つのパッチアンテナ3と対向する位置に施されている。
スロット17は、第1のストリップ線路13及び第2のストリップ線路15から給電されると、対向する位置のパッチアンテナ3を励振させる。
図8は、図7に示すアレーアンテナ装置における第1のストリップ線路13と第2のストリップ線路15とスロット17との位置関係を示す説明図である。
図8の説明図は、第1のストリップ線路13と第2のストリップ線路15とスロット17とを、図7の紙面下側から紙面上側を透過的に見ている図である。
図7では、図面の簡単化のため、ビア14、16が描画されている位置は概略的であり、ビア14、16の正確な位置は、図8に示している。
第1のストリップ線路13は、一端がビア14と接続されている。
第1のストリップ線路13は、途中で、2つに分岐されており、第1のストリップ線路13の2つの分岐線路13aは、第1のストリップ線路13の対称性を保つように、平行に配置されている。
第2のストリップ線路15は、一端がビア16と接続されている。
第2のストリップ線路15は、途中で、2つに分岐されており、第2のストリップ線路15の2つの分岐線路15aは、第2のストリップ線路15の対称性を保つように、平行に配置されている。
スロット17の形状は、概ね十字型であり、スロット17の中心17aは、対向する位置のパッチアンテナ3の中心と概ね一致している。
また、2つの分岐線路13aの中間点のうち、スロット17と重なる位置の中間点13bから先端13cに至るまでの長さは、スロット17の給電効率を高めるため、概ねビームの周波数で4分の1波長の長さである。
2つの分岐線路15aの中間点のうち、スロット17と重なる位置の中間点15bから先端15cに至るまでの長さは、スロット17の給電効率を高めるため、概ねビームの周波数で4分の1波長の長さである。
次に動作について説明する。
給電線路部10における第1のストリップ線路13は、例えば、第1の偏波が給電され、第2のストリップ線路15は、第1の偏波と直交している第2の偏波が給電される。
給電線路部10におけるスロット17は、直交する偏波が励振可能なクロススロット構造であり、第1のストリップ線路13及び第2のストリップ線路15から、第1の偏波及び第2の偏波が非接触給電される。
スロット17は、第1のストリップ線路13及び第2のストリップ線路15から第1の偏波及び第2の偏波が非接触給電されると、対向する位置のパッチアンテナ3と結合して、対向する位置のパッチアンテナ3を励振させる。
これにより、スロット17とパッチアンテナ3は、アンテナとして動作する。
この実施の形態3では、スロット17を用いて、パッチアンテナ3を励振させているため、交差偏波を抑えたアレーアンテナ装置を実現することが可能である。
また、第1のストリップ線路13と第2のストリップ線路15に、直交している偏波が給電されているため、パッチアンテナ3から円偏波を放射することが可能である。
この実施の形態3では、第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の表面に施されている例を示しているが、図9に示すように、第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の裏面に施されていてもよい。
図9は、この発明の実施の形態3による他のアレーアンテナ装置を示す断面図である。
図9において、図1、図4及び図7と同一符号は同一又は相当部分を示している。
第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の裏面に施されている場合でも、第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の表面に施されている場合と同様に、スロット17が、対向する位置のパッチアンテナ3を励振させることができる。
この実施の形態3では、第1のストリップ線路13及び第2のストリップ線路15が、途中で、2つに分岐されている例を示しているが、2つに分岐されているものに限るものではなく、例えば、図10に示すように、第1のストリップ線路13及び第2のストリップ線路15が、直線状の線路であってもよい。
図10は、第1のストリップ線路13と第2のストリップ線路15とスロット17との位置関係を示す説明図である。
図10では、第1のストリップ線路13の中間点13b及び第2のストリップ線路15の中間点15bのそれぞれが、スロット17の中心17aと重なるように、第1のストリップ線路13及び第2のストリップ線路15が配置されている例を示している。
しかし、これは一例に過ぎず、例えば、図11に示すように、第1のストリップ線路13の中間点13b及び第2のストリップ線路15の中間点15bのそれぞれが、スロット17の中心17aからオフセットされる位置に、第1のストリップ線路13及び第2のストリップ線路15が配置されていてもよい。
図11は、第1のストリップ線路13と第2のストリップ線路15とスロット17との位置関係を示す説明図である。
実施の形態4.
この実施の形態4では、給電線路部として、第1のストリップ線路23、第2のストリップ線路24及びスロット17を備えているアレーアンテナ装置について説明する。
図12は、この発明の実施の形態4によるアレーアンテナ装置を示す断面図である。
この実施の形態4のアレーアンテナ装置の平面図は、上記実施の形態1と同様に、図1である。
図12において、図1及び図5と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
第3の誘電体基板21は、第2の導体地板5における2つの平面のうち、導通部材4が接続されている平面と反対側の平面側に配置されている誘電体基板である。
第3の導体地板22は、第3の誘電体基板21における2つの平面のうち、第2の導体地板5が配置されている平面と反対側の平面側に配置されている銅箔の地板である。
第1のストリップ線路23は、第2の誘電体基板7における2つの平面のうち、第2の導体地板5が配置されている平面と反対側の平面側において、パッチアンテナ3−1〜3−9のうち、いずれか1つのパッチアンテナ3と対向する位置に設けられているストリップ線路である。
第2のストリップ線路24は、第3の誘電体基板21の内部において、パッチアンテナ3−1〜3−9のうち、いずれか1つのパッチアンテナ3と対向する位置に設けられているストリップ線路である。
図12に示すアレーアンテナ装置における第1のストリップ線路23と第2のストリップ線路24とスロット17との位置関係は、上記実施の形態3と同様に、図8、図10又は図11で表される位置関係である。
次に動作について説明する。
給電線路部における第1のストリップ線路23は、例えば、第1の偏波が給電され、第2のストリップ線路24は、第1の偏波と直交している第2の偏波が給電される。
給電線路部におけるスロット17は、直交する偏波が励振可能なクロススロット構造であり、第1のストリップ線路23及び第2のストリップ線路24から、第1の偏波及び第2の偏波が非接触給電される。
スロット17は、第1のストリップ線路23及び第2のストリップ線路24から第1の偏波及び第2の偏波が非接触給電されると、対向する位置のパッチアンテナ3と結合して、対向する位置のパッチアンテナ3を励振させる。
これにより、スロット17とパッチアンテナ3は、アンテナとして動作する。
この実施の形態4では、スロット17を用いて、パッチアンテナ3を励振させているため、交差偏波を抑えたアレーアンテナ装置を実現することが可能である。
また、第1のストリップ線路23と第2のストリップ線路24に、直交している偏波が給電されているため、パッチアンテナ3から円偏波を放射することが可能である。
この実施の形態4では、第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の表面に施されている例を示しているが、図13に示すように、第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の裏面に施されていてもよい。
図13は、この発明の実施の形態4による他のアレーアンテナ装置を示す断面図である。
図13において、図1、図6及び図12と同一符号は同一又は相当部分を示している。 第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の裏面に施されている場合でも、第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の表面に施されている場合と同様に、スロット17が、対向する位置のパッチアンテナ3を励振させることができる。
実施の形態5.
この実施の形態5では、パッチアンテナ3−1〜3−9が送信又は受信する信号の位相及び振幅を調整する調整回路32を備えているアレーアンテナ装置について説明する。
図14は、この発明の実施の形態5によるアレーアンテナ装置を示す断面図である。
この実施の形態5のアレーアンテナ装置の平面図は、上記実施の形態1と同様に、図1である。
図14において、図1、図2及び図7と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
第3の誘電体基板31は、第3の導体地板12における2つの平面のうち、第2の誘電体基板11が配置されている平面と反対側の平面側に配置されている誘電体基板である。
調整回路32は、第3の誘電体基板31における2つの平面のうち、第3の導体地板12が配置されている面と反対側の面に配置されており、ビア14を介して第1のストリップ線路13と電気的に接続され、ビア16を介して第2のストリップ線路15と電気的に接続されている。
調整回路32は、パッチアンテナ3−1〜3−9のうち、対向する位置に設けられているいずれか1つのパッチアンテナ3が送信又は受信する信号の位相及び振幅を調整するIC(Integrated Circuit)である。
図14は、第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の表面に施されている例を示しているが、図9に示すように、第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の裏面に施されているアレーアンテナ装置に、調整回路32が適用されていてもよい。
また、図12及び図13に示すように、給電線路部として、第1のストリップ線路23、第2のストリップ線路24及びスロット17を備えているアレーアンテナ装置に、調整回路32が適用されていてもよい。
図12及び図13に示すアレーアンテナ装置は、第1の誘電体基板1、第2の誘電体基板7及び第3の誘電体基板21を備えているので、図14に示す第3の誘電体基板31は、第4の誘電体基板として扱われる。
また、調整回路32は、ビア14を介して第1のストリップ線路23と電気的に接続され、ビア16を介して第2のストリップ線路24と電気的に接続される。
アレーアンテナ装置が調整回路32を備えることで、所望の方向にビーム走査が可能なアレーアンテナ装置を実現することができる。
実施の形態6.
実施の形態6では、第1の導体地板2に施されているパッチアンテナ3−1〜3−9のそれぞれが第1のパッチアンテナであるとする。
実施の形態6では、第2の誘電体基板7における2つの平面のうち、複数の導通部材4が接続されている平面に第2のパッチアンテナ8−1〜8−9が施されているアレーアンテナ装置について説明する。
図15は、この発明の実施の形態6によるアレーアンテナ装置を示す断面図である。
実施の形態6のアレーアンテナ装置の平面図は、上記実施の形態1と同様に、図1である。
図15において、図1、図5及び図6と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
第2のパッチアンテナ8−1〜8−9は、第2の誘電体基板7における2つの平面のうち、複数の導通部材4が接続されている平面に施されている。
図15には、第2のパッチアンテナ8−7〜8−9のみが表記されており、第2のパッチアンテナ8−1〜8−6の記載が省略されている。
第2のパッチアンテナ8−1〜8−9のそれぞれは、第1の誘電体基板1から第2の誘電体基板7側を見たときに、パッチアンテナ3−1〜3−9のそれぞれと重なる位置に配置されている。
第2のパッチアンテナ8−1〜8−9のそれぞれは、パッチアンテナ3−1〜3−9のそれぞれと複共振する。
実施の形態6のアレーアンテナ装置では、第2のパッチアンテナ8−1〜8−9を備えているため、実施の形態1のアレーアンテナ装置よりも、アンテナの共振周波数が広がる。したがって、実施の形態6のアレーアンテナ装置は、実施の形態1のアレーアンテナ装置よりも、広帯域に亘って広角にビーム走査を行うことができる。
図15に示すアレーアンテナ装置は、第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の表面に施されているアレーアンテナ装置に、第2のパッチアンテナ8−1〜8−9が適用されているものを示している。
しかし、これは一例に過ぎず、図16に示すように、第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の裏面に施されているアレーアンテナ装置に、第2のパッチアンテナ8−1〜8−9が適用されているものであってもよい。
図16は、この発明の実施の形態6による他のアレーアンテナ装置を示す断面図である。
実施の形態7.
実施の形態7では、空気層6が第1の空気層、第3の接続導体4fが第1のスペーサであり、第2の導体地板5と第2の誘電体基板7との間に第2の空気層9を形成する第2のスペーサを備えているアレーアンテナ装置について説明する。
図17は、この発明の実施の形態7によるアレーアンテナ装置を示す断面図である。
実施の形態7のアレーアンテナ装置の平面図は、上記実施の形態1と同様に、図1である。
図17において、図1及び図15と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
第4の接続導体4iは、第2の導体地板5と第2の誘電体基板7との間に第2の空気層9を形成する第2のスペーサとして機能する。
ランド4jは、第2の接続導体4eと第4の接続導体4iがハンダで接続される部分である。
実施の形態7のアレーアンテナ装置では、第2のパッチアンテナ8−1〜8−9を備えているため、実施の形態1のアレーアンテナ装置よりも、アンテナの共振周波数が広がる。したがって、実施の形態7のアレーアンテナ装置は、実施の形態1のアレーアンテナ装置よりも、広帯域に亘って広角にビーム走査を行うことができる。
また、実施の形態7のアレーアンテナ装置では、第2の空気層9を備えているため、実施の形態1のアレーアンテナ装置よりも、広角方向に良好な軸比特性が得られる。
図17に示すアレーアンテナ装置は、第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の表面に施されているアレーアンテナ装置に、第2の空気層9が形成されているものを示している。
しかし、これは一例に過ぎず、図18に示すように、第1の導体地板2が、第1の誘電体基板1の裏面に施されているアレーアンテナ装置に、第2の空気層9が形成されているものであってもよい。
図18は、この発明の実施の形態7による他のアレーアンテナ装置を示す断面図である。
実施の形態8.
実施の形態8では、第1のストリップ線路13及び第2のストリップ線路15が同一平面に配線されおり、第1のストリップ線路13及び第2のストリップ線路15のそれぞれが、パッチアンテナ3−1〜3−9を励振させるアレーアンテナ装置について説明する。
図19は、この発明の実施の形態8によるアレーアンテナ装置を示す断面図である。
実施の形態8のアレーアンテナ装置の平面図は、上記実施の形態1と同様に、図1である。図19において、図1、図7及び図9と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
図19に示すアレーアンテナ装置では、第2の誘電体基板11の内部において、第1のストリップ線路13及び第2のストリップ線路15が同一平面に配線されている。
ビア18は、一端が第1のストリップ線路13と接続され、他端がアレーアンテナ装置の外側に出ている。
ビア19は、一端が第2のストリップ線路15と接続され、他端がアレーアンテナ装置の外側に出ている。
ビア18とビア19は、同一の長さである。
図20は、第1のストリップ線路13及び第2のストリップ線路15の位置関係を示す平面図である。
図20では、第1のストリップ線路13は、中間点13dが、スロット17のうち、図中横方向に延びているスロットと重なるように配置されている。
また、図20では、第2のストリップ線路15は、中間点15dが、スロット17のうち、図中縦方向に延びているスロットと重なるように配置されている。
実施の形態8のアレーアンテナ装置では、第1のストリップ線路13及び第2のストリップ線路15が同一平面に配線されているので、入力側からみたアンテナのインピーダンス特性が概ね同一となる。したがって、実施の形態8のアレーアンテナ装置は、実施の形態3,4のアレーアンテナ装置よりも、対称性が良好となり、良好な軸比特性が得られる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明は、複数のパッチアンテナを備えているアレーアンテナ装置に適している。
1 第1の誘電体基板、2 第1の導体地板、2a 導体削除部、3−1〜3−9 パッチアンテナ、4 導通部材、4a 第1の接続導体、4b 第2の接続導体、4c ランド、4d 第1の接続導体、4e 第2の接続導体、4f 第3の接続導体、4g ランド、4h 第1の接続導体、4i 第4の接続導体、4j ランド、5 第2の導体地板、6 空気層、7 第2の誘電体基板、8−1〜8−9 第2のパッチアンテナ、9 第2の空気層、10 給電線路部、11 第2の誘電体基板、12 第3の導体地板、13 第1のストリップ線路、13a 分岐線路、13b 中間点、13c 先端、13d 中間点、14,16 ビア、15 第2のストリップ線路、15a 分岐線路、15b 中間点、15c 先端、15d 中間点、17 スロット、17a スロットの中心、18,19 ビア、21 第3の誘電体基板、22 第3の導体地板、23 第1のストリップ線路、24 第2のストリップ線路、31 第3の誘電体基板、32 調整回路。

Claims (14)

  1. 第1の導体地板が表面又は裏面に施されている第1の誘電体基板と、
    前記第1の導体地板に施されている複数のパッチアンテナと、
    前記複数のパッチアンテナのそれぞれを囲むように、一端が前記第1の導体地板と接続されている複数の導通部材と、
    前記複数の導通部材の他端のそれぞれと接続されている第2の導体地板とを備え、
    前記第1の導体地板が、前記第1の誘電体基板の表面に施されていれば、前記複数の導通部材の一部が、前記第1の誘電体基板を貫通し、前記複数の導通部材の残りの部分が、前記第1の誘電体基板と前記第2の導体地板との間に空気層を設けるスペーサとして機能し、
    前記第1の導体地板が、前記第1の誘電体基板の裏面に施されていれば、前記複数の導通部材が、前記第1の導体地板と前記第2の導体地板との間に空気層を設けるスペーサとして機能し、
    複数の前記導通部材のうち、少なくとも2つ以上の前記パッチアンテナと隣接する前記導通部材は、隣接する2つ以上の前記パッチアンテナのそれぞれの中心から等距離の位置に配置されていることを特徴とするアレーアンテナ装置。
  2. 前記第1の導体地板が、前記第1の誘電体基板の表面に施されていれば、前記第1の誘電体基板と前記第2の導体地板との間に配置され、前記第1の導体地板が、前記第1の誘電体基板の裏面に施されていれば、前記第1の導体地板と前記第2の導体地板との間に配置されている第2の誘電体基板を備え、
    前記第1の導体地板が、前記第1の誘電体基板の表面に施されていれば、前記複数の導通部材の一部が、前記第1及び第2の誘電体基板を貫通し、前記複数の導通部材の残りの部分が、前記第1の誘電体基板と前記第2の誘電体基板との間に空気層を設けるスペーサとして機能し、
    前記第1の導体地板が、前記第1の誘電体基板の裏面に施されていれば、前記複数の導通部材の一部が、前記第2の誘電体基板を貫通し、前記複数の導通部材の残りの部分が、前記第1の導体地板と前記第2の誘電体基板との間に空気層を設けるスペーサとして機能することを特徴とする請求項1記載のアレーアンテナ装置。
  3. 前記第1の導体地板が、前記第1の誘電体基板の表面に施されており、
    前記複数の導通部材のそれぞれは、
    前記第1の誘電体基板を貫通するように設けられ、前記複数のパッチアンテナのいずれかを囲む位置で、一端が前記第1の導体地板と接続されている第1の接続導体と、
    前記第1の接続導体の他端と前記第2の導体地板との間を導通する第2の接続導体とを備え、
    前記第2の接続導体は、前記第1の誘電体基板と前記第2の導体地板との間に空気層を設けるスペーサとして機能することを特徴とする請求項1記載のアレーアンテナ装置。
  4. 前記第1の導体地板が、前記第1の誘電体基板の裏面に施されており、
    前記複数の導通部材のそれぞれは、
    前記複数のパッチアンテナのいずれかを囲む位置で、一端が前記第1の導体地板と接続され、他端が前記第2の導体地板と接続されている第1の接続導体であり、
    前記第1の接続導体は、前記第1の導体地板と前記第2の導体地板との間に空気層を設けるスペーサとして機能することを特徴とする請求項1記載のアレーアンテナ装置。
  5. 前記第1の導体地板が、前記第1の誘電体基板の表面に施されており、
    前記複数の導通部材のそれぞれは、
    前記第1の誘電体基板を貫通するように設けられ、前記複数のパッチアンテナのいずれかを囲む位置で、一端が前記第1の導体地板と接続されている第1の接続導体と、
    前記第2の誘電体基板を貫通するように設けられ、一端が前記第2の導体地板と接続されている第2の接続導体と、
    前記第1の接続導体の他端と前記第2の接続導体の他端との間を導通する第3の接続導体とを備え、
    前記第3の接続導体は、前記第1の誘電体基板と前記第2の誘電体基板との間に空気層を設けるスペーサとして機能することを特徴とする請求項2記載のアレーアンテナ装置。
  6. 前記第1の導体地板が、前記第1の誘電体基板の裏面に施されており、
    前記複数の導通部材のそれぞれは、
    前記複数のパッチアンテナのいずれかを囲む位置で、一端が前記第1の導体地板と接続されている第1の接続導体と、
    前記第2の誘電体基板を貫通するように設けられ、一端が前記第2の導体地板と接続されている第2の接続導体とを備え、
    前記第1の接続導体は、前記第1の導体地板と前記第2の誘電体基板との間に空気層を設けるスペーサとして機能することを特徴とする請求項2記載のアレーアンテナ装置。
  7. 前記第2の導体地板における2つの平面のうち、前記複数の導通部材が接続されている平面と反対側の平面側に配置されている第2の誘電体基板と、
    前記第2の誘電体基板における2つの平面のうち、前記第2の導体地板が配置されている平面と反対側の平面側に配置されている第3の導体地板と、
    前記第2の誘電体基板の内部において、前記複数のパッチアンテナのそれぞれと対向する位置に設けられている複数の第1及び第2のストリップ線路と、
    前記第2の導体地板において、前記複数のパッチアンテナのそれぞれと対向する位置に施されている複数のスロットとを備え、
    前記複数のスロットのそれぞれは、前記第1のストリップ線路及び前記第2のストリップ線路のそれぞれから給電されると、対向する位置に設けられている前記パッチアンテナを励振させることを特徴とする請求項1記載のアレーアンテナ装置。
  8. 前記第3の導体地板における2つの平面のうち、前記第2の誘電体基板が配置されている平面と反対側の平面側に配置されている第3の誘電体基板と、
    前記第3の誘電体基板における2つの平面のうち、前記第3の導体地板が配置されている面と反対側の面に配置されて、前記複数のパッチアンテナのいずれかと対向する位置に設けられている前記第1及び第2のストリップ線路のそれぞれと電気的に接続されており、前記いずれかのパッチアンテナが送信又は受信する信号の位相及び振幅を調整する複数の調整回路とを備えていることを特徴とする請求項7記載のアレーアンテナ装置。
  9. 前記第2の導体地板における2つの平面のうち、前記第2の誘電体基板が配置されている平面と反対側の平面側に配置されている第3の誘電体基板と、
    前記第3の誘電体基板における2つの平面のうち、前記第2の導体地板が配置されている平面と反対側の平面側に配置されている第3の導体地板と、
    前記第2の誘電体基板における2つの平面のうち、前記第2の導体地板が配置されている平面と反対側の平面側において、前記複数のパッチアンテナのそれぞれと対向する位置に設けられている複数の第1のストリップ線路と、
    前記第3の誘電体基板の内部において、前記複数のパッチアンテナのそれぞれと対向する位置に設けられている複数の第2のストリップ線路と、
    前記第2の導体地板において、前記複数のパッチアンテナのそれぞれと対向する位置に施されている複数のスロットとを備え、
    前記複数のスロットのそれぞれは、前記第1のストリップ線路及び前記第2のストリップ線路のそれぞれから給電されると、対向する位置に設けられている前記パッチアンテナを励振させることを特徴とする請求項2記載のアレーアンテナ装置。
  10. 前記第3の導体地板における2つの平面のうち、前記第3の誘電体基板が配置されている平面と反対側の平面側に配置されている第4の誘電体基板と、
    前記第4の誘電体基板における2つの平面のうち、前記第3の導体地板が配置されている面と反対側の面に配置されて、前記複数のパッチアンテナのいずれかと対向する位置に設けられている前記第1及び第2のストリップ線路のそれぞれと電気的に接続されており、前記いずれかのパッチアンテナが送信又は受信する信号の位相及び振幅を調整する複数の調整回路とを備えていることを特徴とする請求項9記載のアレーアンテナ装置。
  11. 前記複数のパッチアンテナのそれぞれは、形状が円形のパッチアンテナであることを特徴とする請求項1記載のアレーアンテナ装置。
  12. 前記第1の導体地板に施されている複数のパッチアンテナのそれぞれが第1のパッチアンテナであり、
    前記第2の誘電体基板における2つの平面のうち、前記複数の導通部材が接続されている平面に複数の第2のパッチアンテナが施されていることを特徴とする請求項2記載のアレーアンテナ装置。
  13. 前記空気層が第1の空気層、前記スペーサが第1のスペーサであり、
    前記第2の導体地板と前記第2の誘電体基板との間に第2の空気層を形成する第2のスペーサを備えていることを特徴とする請求項12記載のアレーアンテナ装置。
  14. 第1のストリップ線路及び第2のストリップ線路が、前記第2の誘電体基板内の同一平面に配線されており、前記第1のストリップ線路及び前記第2のストリップ線路のそれぞれが、前記パッチアンテナを励振させることを特徴とする請求項2記載のアレーアンテナ装置。
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