JP6516150B2 - 吸音装置、電子機器及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
すなわち、ある周波数の音を吸音するヘルムホルツ共鳴器を備えた吸音装置を配置したところ、その吸音装置が備えるヘルムホルツ共鳴器の吸音対象となる周波数の音の音量は低減した。ところが、吸音対象となる周波数とは異なる周波数の音について、吸音装置を設置する前よりも音量が大きくなるという不具合が生じた。
このような問題は、吸音装置が備える吸音部がヘルムホルツ共鳴器であるものに限らず生じ得る問題である。
図2は、本実施形態に係る複写機500全体の概略構成図である。図2において、複写機500の複写機本体100の上に画像読取装置200が取り付けられ、複写機本体100は記録紙バンク300上に載置されている。画像読取装置200の上には、背面側(図中紙面奥側)を支点にして回動自在に構成された自動原稿搬送装置400が取り付けられている。
また、自動原稿搬送装置400には、原稿セット台が設けられており、原稿の排出位置には、原稿スタック台が設けられている。自動原稿搬送装置400は、複数の原稿搬送ローラを備えており、この原稿搬送ローラによって、原稿は、原稿セット台から画像読取装置200のコンタクトガラス57上の読取位置を経て原稿スタック台まで搬送される。
複写機500を用いてコピーをとるとき、まず、メインスイッチをオンにするとともに、自動原稿搬送装置400の原稿セット台に原稿をセットする。ブック原稿のような場合には、自動原稿搬送装置400を開いて画像読取装置200のコンタクトガラス57上に直接原稿をセットし、自動原稿搬送装置400を閉じてそれで押える。
一方、コンタクトガラス57上に直接原稿をセットしたときは、直ちに画像読取装置200を駆動して原稿内容を読み取る。
原稿内容を読み取る際、画像読取装置200は、光源53をコンタクトガラス57に沿って移動させながら、その光源53からの光をコンタクトガラス57上の原稿面に照射する。そして、その反射光を複数のミラー54で結像用光学レンズ55まで案内してイメージセンサ56に入れ、そのイメージセンサ56で原稿内容を読み取る。
このようにして、レジストローラ対21に止められた記録紙Pは、上述した感光体10の可視像化したトナー像の先端が転写位置Bへ進入するタイミングに合わせて回転を開始するレジストローラ対21によって、その転写位置Bへ送り込まれる。
図4に示す複写機500は、自動原稿搬送装置400と画像読取装置200の内部の光学系とは取り外した状態である。また、外装カバーである前面開閉カバー101を開放することで、内装カバーである前面インナーカバー102が露出している。さらに、図4に示す複写機500は、トナー補給装置20が備えるトナーボトルが抜かれた状態であり、前面インナーカバー102におけるトナーボトルが挿入される部分であるボトルセット穴20aが開口した状態となっている。また、複写機500における前面開閉カバー101の下方には記録紙カセット61を引き出すための取っ手部を備えた記録紙カセット外装カバー61aが配置されている。
図6に示すように、複写機500は、前面の内側のレーザー書込装置47と対向する位置に、詳細は後述するヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置600を備える。
図8に示すように、ヘルムホルツ共鳴器は、入り口が狭まった容器のような形状であり、ある程度の体積を有する空洞部601と、それよりも小さい連通部603とによって構成され、連通部603に入ってくる特定の周波数の音を吸音する。
空洞部601の体積を「V」、連通部603における開口部602の開口面積を「S」、連通部603の長さを「H」、音速を「c」とし、吸音装置600での吸音周波数を「f」とすると、以下の(1)式が成り立つ。
(1)式に示すように、吸音装置600によって吸音する音の周波数は、空洞部601の体積V、連通部603の長さH及び連通部603の開口面積Sによって求めることができる。
このため、ヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置600で吸音する音の周波数(吸音周波数)を1500[Hz]以下に設定することで、外装カバーでは音漏れを十分に抑制できない周波数の音の音漏れを抑制することが可能となる。
また、人間の耳は低周波の音を聞き取り難く、通常の画像形成装置では200[Hz]以上の騒音が問題となることが大半であり、100[Hz]以下を吸音する吸音装置は設定が困難であるため、吸音装置600の吸音周波数は100[Hz]以上に設定する。
以下、本実施形態の吸音装置600の一つ目の実施例(以下、「実施例1」とよぶ)について説明する。
図9は、実施例1の吸音装置600の拡大斜視図であり、図1は、実施例1の吸音装置600を前面インナーカバー102に取り付けた状態の概略断面図である。実施例1の吸音装置600は、図6及び図7に示す吸音装置600に本実施形態の特徴的な構成を適用したものである。図9及び図1に示すように、吸音装置600は、吸音本体部材610、吸音カバー部材620及び吸音キャップ部材630との三つの部材からなる三体構成の吸音装置である。吸音カバー部材620はカバー固定ねじ640によって吸音本体部材610に固定され、吸音本体部材610は、本体固定ねじ650によって前面インナーカバー102に固定される。
吸音本体部材610は、各ヘルムホルツ共鳴器670の空洞部601(601a〜601c)の側面を形成する本体側壁部611(611a〜611c)を備える。一方、吸音カバー部材620は、各ヘルムホルツ共鳴器670の空洞部601(601a〜601c)の上面を形成する空洞上面部623(623a〜623c)を備える。また、吸音カバー部材620に形成された三つの開口部のそれぞれに、吸音キャップ部材630(630a〜630c)を取り付ける。
図1に示す吸音装置600では、吸音カバー部材620と吸音本体部材610とによって密閉部材を挟んで、加圧前よりも密閉部材を変形させた状態で吸音カバー部材620と吸音本体部材610とを固定するカバー固定ねじ640を備える。
吸音カバー部材620と吸音本体部材610とをカバー固定ねじ640によって固定することによって、吸音カバー部材620と吸音本体部材610との接合部に圧力がかかる。そして、接合部である凹形状部に配置された密閉部材がつぶれて吸音カバー部材620と吸音本体部材610との接合部の隙間を塞ぎ、空洞部601の密閉性を高めることができ、吸音効果が高まる。
また、弾性材料からなる密閉部材がつぶれて吸音カバー部材620と吸音本体部材610とが固定されることにより、吸音カバー部材620の吸音本体部材610に対する振動を低減できるので、より高い吸音効果を期待できるようになる。
吸音カバー部材620、吸音本体部材610及び吸音キャップ部材630の材料としては、ポリカーボネートやABS樹脂等の樹脂材料を用いることができるが、これらに限るものではない。
吸音装置600では、三つのヘルムホルツ共鳴器670のうちの第二共鳴器670bの吸音周波数が第一共鳴器670aを設けることによって音量が大きくなる音の周波数に設定されている。さらに、第三共鳴器670cの吸音周波数が第二共鳴器670bを設けることによって音量が大きくなる音の周波数に設定されている。具体的には、第一共鳴器670aの吸音周波数を900[Hz]、第二共鳴器670bの吸音周波数を850[Hz]、第三共鳴器670cの吸音周波数を800[Hz]に設定している。
図11に示すように、吸音周波数を850[Hz]に設定したヘルムホルツ共鳴器を追加することで、吸音周波数を900[Hz]に設定したヘルムホルツ共鳴器のみでは吸音効果が悪化していた周波数の音量の増加を抑制することができる。
以下、本実施形態の吸音装置600の二つ目の実施例(以下、「実施例2」とよぶ)について説明する。
図12は、実施例2の吸音装置600の斜視説明図であり、図13は、図12中のd−d断面における実施例2の吸音装置600の概略断面図である。実施例2の吸音装置600は、樹脂材料からなる吸音本体部材610と金属材料(板金)からなる吸音カバー部材620との二つの部材によって構成される。また、一組の吸音カバー部材620と吸音本体部材610とによって、複数のヘルムホルツ共鳴器670(図13に示す断面では四つ)を形成する。
樹脂材料からなる吸音本体部材610は複数の空洞部601を形成するための仕切りである本体側壁部611が設けられている。それぞれの連通部603と空洞部601とで一つのヘルムホルツ共鳴器670が形成され、形状によって吸音する対象となる音の周波数(吸音周波数)が決まる。
ここで、バーリングとは、板材に下穴と呼ばれる穴を開け、下穴よりも径の大きなパンチを下穴に押し込んで、下穴の縁を広げながら立て、開口部の周りにフランジを形成する加工方法である。バーリングによって連通部603を形成することで、空洞部601を形成する壁面の一部を形成する吸音カバー部材620に対して連通部603を形成するための部材を別途に設けることなく、開口部602を有する連通部603を形成することが出来る。
図14中の横軸は周波数を示し、縦軸は各周波数の音量(音圧)の測定結果を示す。図14中の太字実線で示すグラフは、吸音装置600の連通部603に蓋をしてヘルムホルツ共鳴器として機能しない状態としたときの測定結果である。また、図14中の破線で示すグラフは、吸音装置600の連通部603から蓋を取り外して、吸音周波数が930[Hz]となるヘルムホルツ共鳴器として機能する状態としたときの測定結果である。
次に、本実施形態の特徴的な構成を適用可能な吸音装置として、吸音装置600の一つ目の変形例(以下、「変形例1」とよぶ)について説明する。
図15は、変形例1の吸音装置600の概略斜視図であり、図15(a)は、吸音カバー部材620と吸音本体部材610とを組み付けた状態の説明図、図15(b)は、吸音カバー部材620と吸音本体部材610とを分解した状態の説明図である。
図15に示すように、変形例1の吸音装置600は、ヘルムホルツ共鳴器を用いた円筒状の吸音装置である。
吸音本体部材610は、空洞部601を形成する壁面のうち連通部603を備える壁面以外の壁面を本体側壁部611によって形成する。また、吸音本体部材610には、本体側壁部611の壁面によって囲まれ、吸音カバー部材620で開口部を塞がれることで空洞部601となる開口空間部1601(1601a〜1601d)が複数(四つ)形成されている。
そして、上記(1)式より、音速「c」を除くこの三つのパラメーターによって、一つのヘルムホルツ共鳴器670での吸音周波数(共鳴周波数)が決定される。
図15では、吸音カバー部材620に対して吸音本体部材610を回転させる構成だが、吸音本体部材610に対して吸音カバー部材620を回転させる構成としてもよい。
図16に示すように、パターン1とパターン2とでは、より多くのヘルムホルツ共鳴器670の吸音周波数を含む周波数の範囲が異なる。そして、パターン1であれば1500[Hz]〜2600[Hz]の範囲で、パターン2であれば2300[Hz]〜3400[Hz]の範囲で、大きな吸音効果が期待できる。
また、変形例1の吸音装置600では複数のヘルムホルツ共鳴器670の吸音周波数を一度に変更することができる。
空洞形成部材移動制御手段である制御部1650は、マイクロフォン1607の検出結果に基づいて吸音本体部材回転モータ1606を制御し、吸音カバー部材620に対する吸音本体部材610の相対的な位置を変化させる。
吸音本体部材610を回転させる構成の場合、首部1603を備える吸音カバー部材620は、別の部材(画像形成装置であれば装置内ステーなど)に固定されているものとする。空洞形成部材移動手段によって動かすものは開口空間部1601を形成する吸音本体部材610に限らず、首部1603を備える吸音カバー部材620を動かすものであってもよい。この場合は、吸音本体部材610を装置本体に固定する。
次に、本実施形態の特徴的な構成を適用可能な吸音装置として、吸音装置600の二つ目の変形例(以下、「変形例2」とよぶ)について説明する。
図19は、変形例2の吸音装置600の概略斜視図であり、図19(a)は、吸音カバー部材620と吸音本体部材610とを組み付けた状態の説明図、図19(b)は、吸音カバー部材620と吸音本体部材610とを分解した状態の説明図である。
図19に示すように、変形例2の吸音装置600は、複数のヘルムホルツ共鳴器を直線状に配置した吸音装置である。変形例2の吸音装置600は、吸音カバー部材620と吸音本体部材610との一方を他方に対してスライドさせて形成するヘルムホルツ共鳴器670の吸音周波数を変化させる構成である。
吸音本体部材610は、空洞部601を形成する壁面のうち連通部603を備える壁面以外の壁面を本体側壁部611によって形成する。また、吸音本体部材610には、本体側壁部611の壁面によって囲まれ、吸音カバー部材620で開口部を塞がれることで空洞部601となる開口空間部1601(1601a〜1601f)が複数(六つ)形成されている。
そして、変形例2の吸音装置600は、首部1603を備える吸音カバー部材620と、開口空間部1601を形成する吸音本体部材610との一方を他方に対して図19中の矢印βで示すようにスライドさせる。これにより、変形例1の吸音装置600と同様に、或る一つの首部1603によって形成される一つのホルムヘルツ共鳴器の吸音周波数を変えることができる。
変形例2では、吸音カバー部材620または吸音本体部材610をスライドさせ、首部1603と開口空間部1601との組み合わせを変えることで、吸音装置600で形成する吸音周波数を変えることができる。
また、図20では、吸音部の開口部の蓋を外してヘルムホルツ共鳴器として機能させた状態での測定音を曲線状の実線で示している。ヘルムホルツ共鳴器として機能させた状態での測定音も図10等に示すように、周波数によって音圧が異なる。図20では、ヘルムホルツ共鳴器として機能させた状態での測定音と標準音との音量(音圧)の差が分かり易いように模式的に示している。図20中の斜線で示す領域は、ヘルムホルツ共鳴器として機能させた状態で音量の低減効果があった領域であり、図20中の格子で示す領域は、ヘルムホルツ共鳴器として機能させた状態で音量が大きくなり、音の低減が悪化した領域である。
そこで、上述した実施形態の吸音装置600のように、複数のヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音部を備える構成で、図20(a)に示す吸音効果が得られる吸音部に併設(隣でなくてもよい)して、図20(b)に示す吸音効果が得られる吸音部を配置する。図20(b)に示す吸音周波数が770[Hz]の吸音部を設けることで、図20(a)に示す吸音周波数が930[Hz]の吸音部を設けることによって増加した音を吸音することができる。
また、周波数が500〜600[Hz]の音を音源が発生しないのであれば、新たな吸音部を設ける必要はない。
(2)吸音装置が備える複数の吸音部の全ての開口部に蓋をした状態で、音を測定して「データ1」を得る。
(3)吸音装置が備える複数の吸音部のうちの一つの開口部の蓋を外した状態で、音を測定して「データ2」を得る。
(4)「データ1」と「データ2」との差分から蓋を外した吸音部について、図20のグラフで示すような吸音効果の情報を取得する。
第一共鳴器670a、第二共鳴器670b及び第三共鳴器670c等の複数の吸音部を配置した吸音装置600等の吸音装置において、複数の吸音部のうちの第二共鳴器670b等の少なくとも一つの吸音部は、その吸音部を設けたことで音量が小さくなる音の周波数と、第一共鳴器670a等の他の吸音部を設けたことで音量が大きくなる音の周波数と、の少なくとも一部の周波数が重なる構成である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、ある吸音部を設けることによって音量が大きくなる周波数の音を別の吸音部で吸音することができる。これにより、ある吸音部が吸音する対象の周波数以外の周波数の音が大きくなることを抑制可能となる。
態様Aにおいて、吸音部は、ヘルムホルツ共鳴器670等のヘルムホルツ共鳴器の構成を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、あるヘルムホルツ共鳴器を設けることによって音量が大きくなる周波数の音を別のヘルムホルツ共鳴器で吸音することができる。これにより、あるヘルムホルツ共鳴器が吸音する対象の周波数以外の周波数の音が大きくなることを抑制可能となる。
態様Bにおいて、ヘルムホルツ共鳴器670等のヘルムホルツ共鳴器を形成する部材が樹脂材料によって構成され、第一共鳴器670a等の一つのヘルムホルツ共鳴器が吸音する音の周波数と、第二共鳴器670b等の他のヘルムホルツ共鳴器が吸音する音の周波数との間隔が30[Hz]〜70[Hz]である。
これによれば、上記実施例1について説明したように、樹脂材料のみからなる吸音装置で、あるヘルムホルツ共鳴器を設けることによって音量が大きくなる周波数の音を別のヘルムホルツ共鳴器で吸音することができる。
態様Bにおいて、ヘルムホルツ共鳴器670等のヘルムホルツ共鳴器を形成する部材が板金等の金属材料からなる部材を含み、第一共鳴器670a等の一つのヘルムホルツ共鳴器が吸音する音の周波数と、第二共鳴器670b等の他のヘルムホルツ共鳴器が吸音する音の周波数との間隔が70[Hz]〜200[Hz]である。
これによれば、上記実施例2について説明したように、金属材料を含む吸音装置で、あるヘルムホルツ共鳴器を設けることによって音量が大きくなる周波数の音を別のヘルムホルツ共鳴器で吸音することができる。
態様Dにおいて、ヘルムホルツ共鳴器670等の空洞部601等の空洞部を形成する壁のうち外部と連通する連通部603等の連通部が設けられた壁を形成する吸音カバー部材620等の第一部材と、空洞部の他の壁面を形成する吸音本体部材610等の第二部材とを備え、第一部材は板金等の金属材料からなり、連通部は板状の金属材料に対してバーリング加工を施すことによって形成する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、空洞部を形成する壁面の一部を形成する第一部材に対して連通部を形成するための部材を別途に設けることなく、連通部を形成することが出来る。
態様B乃至Eの何れかの態様において、第一共鳴器670a等の一つのヘルムホルツ共鳴器と第二共鳴器670b等の他のヘルムホルツ共鳴器とが隣接して配置されている。
これによれば、上記実施形態について説明したように、あるヘルムホルツ共鳴器で吸音効果が悪化した周波数の音を別のヘルムホルツ共鳴器で吸音し易くなる。
態様B乃至Fの何れかの態様において、ヘルムホルツ共鳴器670等のヘルムホルツ共鳴器の空洞部601等の空洞部を形成する壁のうち外部と連通する連通部603等の連通部の長さを異ならせることで、第一共鳴器670a、第二共鳴器670b及び第三共鳴器670c等の複数のヘルムホルツ共鳴器同士での吸音する音の周波数を異ならせている。
これによれば、上記実施形態について説明したように、空洞部の形状を変更することなく吸音周波数を異ならせることができるため、複数のヘルムホルツ共鳴器を等間隔で効率よく配置できる。
態様B乃至Gの何れかの態様において、第一共鳴器670a、第二共鳴器670b及び第三共鳴器670c等の複数のヘルムホルツ共鳴器のうちの少なくとも一つが吸音する音の周波数が、100[Hz]以上、1500[Hz]以下の範囲である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、外装カバー等の遮蔽部材のみでは音漏れを十分に抑制できない周波数の音の音漏れを抑制することが可能となる。
態様B乃至Hの何れかの態様において、ヘルムホルツ共鳴器の空洞部を形成する壁面のうち外部と連通する連通部が設けられた壁面を形成する吸音カバー部材620等の第一部材と、空洞部の他の壁面を形成する吸音本体部材610等の第二部材とを備え、第一部材は連通部となる首部1603の穴部等の穴部が複数設けられ、第二部材は他の壁面によって囲まれ、第一部材で開口部を塞がれることで空洞部となる開口空間部1601等の開口空間部が複数形成され、複数の穴部と複数の開口空間部とがそれぞれが対向するように第一部材と該第二部材とを組み付けることで複数のヘルムホルツ共鳴器を形成するものであって、複数の穴部のうちの少なくとも一つは他の穴部と長さまた径が異なり、複数の開口空間部のうちの少なくとも一つは他の開口空間部と体積が異なり、互いに対向する穴部と開口空間部との組み合わせを切り替え可能な構成である。
これによれば、上記変形例1及び変形例2について説明したように、互いに対向する穴部と開口空間部との組み合わせを切り替えることで、ヘルムホルツ共鳴器を構成する部材を取り替えることなく吸音装置において形成されるヘルムホルツ共鳴器の吸音周波数を変更できる。
態様Iにおいて、吸音カバー部材620等の第一部材に対する吸音本体部材610等の第二部材の相対的な位置を変化させることにより、互いに対向する首部1603の穴部等の穴部と開口空間部1601等の開口空間部との組み合わせを切り替える。
これによれば、上記変形例1及び変形例2について説明したように、第一部材及び第二部材の一方を他方に対して相対的に移動させることによって、吸音装置において形成されるヘルムホルツ共鳴器の吸音周波数を変更できる構成を実現することができる。
態様Jにおいて、吸音カバー部材620等の第一部材に配置され音を検出するマイクロフォン1607等の音検出手段と、第一部材または吸音本体部材610等の第二部材の一方を他方に対して相対的に移動させる吸音本体部材回転モータ1606等の空洞形成部材移動手段と、音検出手段の検出結果に基づいて空洞形成部材移動手段を制御し、第一部材に対する第二部材の相対的な位置を変化させる制御部1650等の空洞形成部材移動制御手段と、を備える。
これによれば、上記変形例1及び変形例2について説明したように、吸音周波数が吸音したい周波数に最も近くなるようヘルムホルツ共鳴器を自動的に最適化することができる。
態様JまたはKの何れかの態様において、複数の首部1603の穴部等の穴部及び開口空間部1601等の開口空間部をそれぞれ円周状に配置する。
これによれば、上記変形例1について説明したように、吸音カバー部材620等の第一部材及び吸音本体部材610等の第二部材の一方を他方に対して回転させることで、吸音装置において形成されるヘルムホルツ共鳴器の吸音周波数を変更できる。また、回転させて吸音周波数を変更できるので、ヘルムホルツ吸音器を備える吸音装置全体の体積が変わることがないため決められたスペースで最大限利用してヘルムホルツ共鳴器を配置することが出来る。
態様JまたはKの何れかの態様において、複数の首部1603の穴部等の穴部及び開口空間部1601等の開口空間部をそれぞれ直線状に配置する。
これによれば、上記変形例2について説明したように、吸音カバー部材620等の第一部材及び吸音本体部材610等の第二部材の一方を他方に対して直線的にスライドさせることで、吸音装置において形成されるヘルムホルツ共鳴器の吸音周波数を変更できる。また、スライドさせて吸音周波数を変更できるので、細長いスペースしかない場合であっても吸音周波数を変更可能な吸音装置が設置可能となる。
態様I乃至Mの何れかの態様において、吸音カバー部材620等の第一部材と吸音本体部材610等の第二部材とのうち、一方は磁石であり、他方は強磁性体である。
これによれば、上記変形例1及び変形例2について説明したように、第一部材と第二部材とを磁力によって密着させることができる。これいより、ヘルムホルツ共鳴器の空洞部密閉性を確保しつつ、首部1603の穴部等の穴部及び開口空間部1601等の開口空間部との組み合わせを変えることが可能となる。
動作時の音を吸音する吸音手段を備えた複写機500等の電子機器において、吸音手段として、態様A乃至Nの何れかの態様に係る吸音装置600等の吸音装置を用いる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、電子機器の動作時に生じる音をヘルムホルツ共鳴器670等の吸音部で吸音しつつ、吸音部が吸音する対象の周波数以外の周波数の音が大きくなることを抑制可能となる。これにより、電子機器の動作時に生じる音の吸音効果を高めることができる。
複写機500等の電子写真方式の画像形成装置において、態様Oに記載の電子機器の構成を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、画像形成装置の動作時に生じる音をヘルムホルツ共鳴器等の吸音部で吸音しつつ、吸音部が吸音する対象の周波数以外の周波数の音が大きくなることを抑制可能となる。これにより、画像形成装置の動作時に生じる音の吸音効果を高めることができる。
9 除電ランプ
10 感光体
11 帯電装置
12 現像装置
13 転写ユニット
14 クリーニング装置
15 第一ベルト張架ローラ
16 第二ベルト張架ローラ
17 転写ベルト
18 ベルトクリーニングブレード
20 トナー補給装置
20a ボトルセット穴
21 レジストローラ対
22 熱定着装置
30 加熱ローラ
32 加圧ローラ
34 排出分岐爪
35 排出ローラ
36 第一加圧ローラ
37 第二加圧ローラ
38 コシ付ローラ
39 排出スタック部
42 スイッチバック装置
43 スイッチバックローラ対
44 スイッチバック位置
47 レーザー書込装置
48 ポリゴンミラー
49 ポリゴンモータ
53 光源
54 ミラー
55 結像用光学レンズ
56 イメージセンサ
57 コンタクトガラス
60 記録紙搬送装置
61 記録紙カセット
61a 記録紙カセット外装カバー
62 呼出ローラ
63 供給ローラ
64 分離ローラ
66 記録紙搬送ローラ対
67 手差しトレイ
68 手差し給紙部
100 複写機本体
101 前面開閉カバー
102 前面インナーカバー
103 左側面外装カバー
121 現像ローラ
160 吸音装置設置部
200 画像読取装置
300 記録紙バンク
400 自動原稿搬送装置
500 複写機
510 前面筐体
510a 吸音装置設置用開口部
520 左側面筐体
600 吸音装置
601 空洞部
602 開口部
603 連通部
610 吸音本体部材
611 本体側壁部
620 吸音カバー部材
623 空洞上面部
625 フランジ部
630 吸音キャップ部材
670 ヘルムホルツ共鳴器
670a 第一共鳴器
670b 第二共鳴器
670c 第三共鳴器
670d 第四共鳴器
1601 開口空間部
1603 首部
1606 吸音本体部材回転モータ
1606a 回転軸
1607 マイクロフォン
1650 制御部
1670 回転位置検知センサ
1680 記憶部
B 転写位置
C 転写ベルトクリーニング部
P 記録紙
R 記録紙搬送路
R1 供給路
R2 手差し供給路
R3 反転路
R4 再搬送路
Claims (16)
- 複数の吸音部を備えた吸音装置において、
前記複数の吸音部のうちの少なくとも一つの吸音部は、
その吸音部を設けたことで音量が小さくなる音の周波数と、
他の吸音部を設けたことで音量が大きくなる音の周波数と、の少なくとも一部の周波数が重なる構成であることを特徴とする吸音装置。 - 請求項1の吸音装置において、
前記吸音部は、ヘルムホルツ共鳴器の構成を備えることを特徴とする吸音装置。 - 請求項2の吸音装置において、
前記ヘルムホルツ共鳴器を形成する部材が樹脂材料によって構成され、前記一つの吸音部の前記ヘルムホルツ共鳴器が吸音する音の周波数と、前記他の吸音部の前記ヘルムホルツ共鳴器が吸音する音の周波数との間隔が30[Hz]〜70[Hz]であることを特徴とする吸音装置。 - 請求項2の吸音装置において、
前記ヘルムホルツ共鳴器を形成する部材が金属材料からなる部材を含み、前記一つの吸音部の前記ヘルムホルツ共鳴器が吸音する音の周波数と、前記他の吸音部の前記ヘルムホルツ共鳴器が吸音する音の周波数との間隔が70[Hz]〜200[Hz]であることを特徴とする吸音装置。 - 請求項4の吸音装置において、
前記ヘルムホルツ共鳴器の空洞部を形成する壁面のうち外部と連通する連通部が設けられた壁面を形成する第一部材と、前記空洞部の他の壁面を形成する第二部材とを備え、
前記第一部材は金属材料からなり、前記連通部は板状の金属材料に対してバーリング加工を施すことによって形成することを特徴とする吸音装置。 - 請求項2乃至5の何れかに記載の吸音装置において、
前記一つの吸音部の前記ヘルムホルツ共鳴器と前記他の吸音部の前記ヘルムホルツ共鳴器とが隣接して配置されていることを特徴とする吸音装置。 - 請求項2乃至6の何れかに記載の吸音装置において、
前記ヘルムホルツ共鳴器の空洞部を形成する壁のうち外部と連通する連通部の長さを異ならせることで、複数のヘルムホルツ共鳴器同士での吸音する音の周波数を異ならせていることを特徴とする吸音装置。 - 請求項2乃至7の何れかに記載の吸音装置において、
複数の前記ヘルムホルツ共鳴器のうちの少なくとも一つが吸音する音の周波数が、100[Hz]以上、1500[Hz]以下の範囲であることを特徴とする吸音装置。 - 請求項2乃至8の何れかに記載の吸音装置において、
前記ヘルムホルツ共鳴器の空洞部を形成する壁面のうち外部と連通する連通部が設けられた壁面を形成する第一部材と、前記空洞部の他の壁面を形成する第二部材とを備え、
前記第一部材は前記連通部となる穴部が複数設けられ、前記第二部材は前記他の壁面によって囲まれ、前記第一部材で開口部を塞がれることで前記空洞部となる開口空間部が複数形成され、
複数の穴部と複数の開口空間部とがそれぞれが対向するように前記第一部材と前記第二部材とを組み付けることで複数の前記ヘルムホルツ共鳴器を形成するものであって、
前記複数の穴部のうちの少なくとも一つは他の穴部と長さまた径が異なり、前記複数の開口空間部のうちの少なくとも一つは他の開口空間部と体積が異なり、
互いに対向する前記穴部と前記開口空間部との組み合わせを切り替え可能な構成であることを特徴とする吸音装置。 - 請求項9の吸音装置において、
前記第一部材に対する前記第二部材の相対的な位置を変化させることにより、互いに対向する前記穴部と前記開口空間部との組み合わせを切り替えることを特徴とする吸音装置。 - 請求項10に記載の吸音装置において、
前記第一部材に配置され音を検出する音検出手段と、
前記第一部材または前記第二部材の一方を他方に対して相対的に移動させる空洞形成部材移動手段と、
前記音検出手段の検出結果に基づいて前記空洞形成部材移動手段を制御し、前記第一部材に対する前記第二部材の相対的な位置を変化させる空洞形成部材移動制御手段と、を備えることを特徴とする吸音装置。 - 請求項10または11の何れかに記載の吸音装置において、
複数の前記穴部及び前記開口空間部をそれぞれ円周状に配置していることを特徴とする吸音装置。 - 請求項10または11の何れかに記載の吸音装置において、
複数の前記穴部及び前記開口空間部をそれぞれ直線状に配置していることを特徴とする吸音装置。 - 請求項9乃至13の何れかに記載の吸音装置において、
前記第一部材と前記第二部材とのうち、一方は磁石であり、他方は強磁性体であることを特徴とする吸音装置。 - 動作時の音を吸音する吸音手段を備えた電子機器において、
前記吸音手段として、請求項1乃至14の何れかに記載の吸音装置を用いることを特徴とする電子機器。 - 電子写真方式の画像形成装置において、
請求項15に記載の電子機器の構成を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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