JP6515303B2 - 車両用ドアロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアロック装置に関する。
従来、キーシリンダーの回転動作を連結部材によって施解錠機構に伝達する車両用ドアロック装置がある。こうした車両用ドアロック装置として、特許文献1には、キー操作力入力部材に相対回動不能として着脱可能に連結される被動側回動部材と、回動ロッドの他端部に相対回動不能として着脱可能に連結される駆動側回動部材と、該駆動側回動部材から被動側回動部材に回動力を伝達する伝動部材とが延長ケースに収容されて成る回動力伝達手段が設けられた車両のドア開閉装置の技術が開示されている。特許文献1の車両のドア開閉装置では、延長ケースがドアロック装置のケーシングに、該ケーシングから延出するようにして着脱可能に取付けられる。
特許第5030908号公報
キーによる施解錠操作を施解錠機構側に伝達する連結部材は、車両のグレードやオプションによって異なる形態のものが使用される。連結部材との連結部分よりも施解錠機構側の構成が共通化されれば、専用部品の部品数が低減する。
本発明の目的は、専用部品の部品数を低減することが可能な車両用ドアロック装置を提供することである。
本発明の車両用ドアロック装置は、ドアに対する開扉操作をラッチ機構に伝達するか否かを切り替える施解錠機構を含む施解錠ユニットと、キーによる施解錠操作を前記施解錠ユニットに伝達する伝達手段と、を備え、前記施解錠ユニットは、前記施解錠機構を収納し、かつ前記ラッチ機構を支持する主ケースと、前記主ケースを貫通する回転軸を有し、前記主ケース内において前記施解錠機構と連結され、かつ前記主ケースの外に外部連結部を有する入力部材と、前記主ケースの開口部を閉塞するカバーと、を有し、前記伝達手段は、キーシリンダーのロータと一体回転する被回動部材と前記外部連結部とを連結する連結部材を有し、前記外部連結部は、前記主ケースが前記ドアに取り付けられた状態で前記主ケースから車両外側方向に突出していることを特徴とする。
上記車両用ドアロック装置において、前記主ケースおよび前記カバーを車両上部側から一体に覆い、前記主ケース内への浸水を抑制する浸水防止体を有することが好ましい。
上記車両用ドアロック装置において、前記伝達手段は、前記連結部材を収納する副ケースを有し、前記浸水防止体は、更に、前記副ケースを覆い、前記副ケース内への浸水を抑制することが好ましい。
上記車両用ドアロック装置において、前記伝達手段は、前記連結部材を収納する副ケースを有し、前記副ケースは、車両上下方向における前記主ケースに対する相対位置を調整可能な調整手段を有することが好ましい。
上記車両用ドアロック装置において、前記伝達手段は、前記連結部材を収納する副ケースを有し、前記浸水防止体は、前記主ケースおよび前記カバーを車両上部側から一体に覆う第一浸水防止体と、前記副ケースを覆う第二浸水防止体とを有し、前記副ケースおよび前記第二浸水防止体は、車両上下方向における前記主ケースに対する相対位置を調整可能な調整手段を有することが好ましい。
上記車両用ドアロック装置において、前記伝達手段は、前記連結部材を収納する副ケースを有し、前記副ケースは、取り外し不能な固定手段によって前記主ケースに対して固定されることが好ましい。
本発明に係る車両用ドアロック装置は、施解錠機構を含む施解錠ユニットと、キーによる施解錠操作を施解錠ユニットに伝達する伝達手段と、を備える。施解錠ユニットの入力部材は、主ケースを貫通する回転軸を有し、主ケース内において施解錠機構と連結され、かつ主ケースの外に外部連結部を有する。外部連結部は、主ケースがドアに取り付けられた状態で主ケースから車両外側方向に突出している。本発明に係る車両用ドアロック装置によれば、外部連結部に対して複数形態の連結部材を適用可能であり、専用部品の部品数を低減できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る車両用ドアロック装置の正面図である。 図2は、実施形態に係る車両用ドアロック装置の車両前側の側面図である。 図3は、実施形態に係る車両用ドアロック装置の車両後側の側面図である。 図4は、実施形態に係るラッチ機構を示す図である。 図5は、実施形態に係る伝達手段の内部を示す正面図である。 図6は、実施形態に係る副ケースの斜視図である。 図7は、実施形態に係る主ケースの斜視図である。 図8は、実施形態に係る施解錠ユニットの内部を示す斜視図である。 図9は、実施形態に係る施解錠ユニットの内部を示す背面図である。 図10は、実施形態に係る入力部材の斜視図である。 図11は、実施形態に係る第一浸水防止体の斜視図である。 図12は、実施形態に係る第二浸水防止体の斜視図である。 図13は、実施形態に係る車両用ドアロック装置の背面図である。 図14は、第二浸水防止体の位置調整を説明する正面図である。 図15は、副ケースの位置調整を説明する正面図である。 図16は、ロッドによる連結を示す正面図である。 図17は、ロッドによる連結を示す側面図である。 図18は、実施形態の変形例に係る車両用ドアロック装置の斜視図である。 図19は、実施形態の変形例に係る車両用ドアロック装置の正面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る車両用ドアロック装置につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図17を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、車両用ドアロック装置に関する。図1は、実施形態に係る車両用ドアロック装置の正面図、図2は、実施形態に係る車両用ドアロック装置の前側側面図、図3は、実施形態に係る車両用ドアロック装置の後側側面図である。図2は、図1のII方向から見た側面図であり、図3は、図1のIII方向から見た側面図である。なお、各図に示す方向は、車両用ドアロック装置1が車両用ドアに取り付けられた状態における方向である。
車両用ドアロック装置1は、車両用ドア、例えば車体の側面に形成された開口部を開閉するドアに適用される。図1に示すように、実施形態に係る車両用ドアロック装置1は、施解錠ユニット7および伝達手段3を有する。施解錠ユニット7は、主ケース2、図2等に示すカバー4、図3等に示すラッチ装置5、図5等に示す入力部材6、および図8等に示す施解錠機構70を有する。
主ケース2は、後述する施解錠機構70を収納し、かつラッチ機構53を支持するケースである。施解錠機構70は、図3を参照して説明するラッチ機構53に、ドアに対する開扉操作を伝達するか否かを切り替える。カバー4は、主ケース2の開口部を閉塞し、主ケース2と共に施解錠機構70を収納する収納部を形成する。図3に示すように、主ケース2の車両後側には、ラッチ装置5が配置されている。ラッチ装置5は、ボディ51、カバープレート52、およびラッチ機構53を有する。カバープレート52は、車両のボディに設けられたストライカが進入する進入溝52aを有する。図4に示すように、ラッチ機構53は、ラッチ54およびラチェット55を有する。ラッチ54およびラチェット55は、それぞれ軸54aおよび軸55aによって回転自在に支持されている。ラッチ54は、スプリングによって図4の時計回り方向(開放方向)に付勢されている。ラチェット55は、スプリングによって図4の反時計回り方向に付勢されている。
図4には、ラッチ機構53のアンラッチ状態が示されている。ドアが閉じられる際に、ストライカが図3に示す進入溝52aに進入すると、ストライカがラッチ54の当接部54bに当接してラッチ54を反時計回り方向(係合方向)に回転させる。これにより、ラッチ54の係合溝54cがストライカと係合してストライカを保持する。ラチェット55は、ストライカと係合した状態のラッチ54に当接してラッチ54の開放方向への回転を規制する。ラチェット55は、ラッチ54の第一突起部54dに当接することによりラッチ54をハーフラッチ位置で停止させ、第二突起部54eに当接することによりラッチ54をフルラッチ位置で停止させる。
伝達手段3は、キーによるユーザーの施解錠操作を施解錠ユニット7に伝達する。伝達手段3は、図1に示す副ケース31および被回動部材34を有する。副ケース31は、ネジ32および熱かしめによって形成された熱かしめ部33によって主ケース2に固定されている。熱かしめ部33は、例えば、主ケース2の表面から突出する突起を調整孔36bに挿入した後に加熱変形させた抜け止め部である。副ケース31は、熱かしめによって主ケース2に対して取り外し不能に固定されている。被回動部材34は、車両用ドアのキーシリンダーのロータと連結される部材である。被回動部材34は、キーシリンダーのロータとの連結部材が差し込まれてキーシリンダーのロータと一体回転する。副ケース31は、被回動部材34を回転自在に支持する支持部31aを有する。支持部31aは、副ケース31における車両外側を向く外側壁部31bから突出する断面円形の筒状部である。被回動部材34は、支持部31aの内周面によって回転自在に支持される。
副ケース31は、図6に示すように、外側壁部31bに加えて、側壁部31c,31d、および上側壁部31eを有する。側壁部31c,31dは、車両前後方向において互いに対向する壁部であり、外側壁部31bの両端部のそれぞれと一体に成型されている。上側壁部31eは、車両上方向の壁部であり、外側壁部31bおよび側壁部31c,31dの上端部とそれぞれ一体に成型されている。
伝達手段3は、図5に示す第一連結部材35および第二連結部材38を有する。第一連結部材35および第二連結部材38は、被回動部材34と入力部材6の外部連結部6bとを連結する。第一連結部材35は、板状の部材であり、被回動部材34に連結されている。第二連結部材38は、外部連結部6bに相対回転不能に連結されており、第一連結部材35と入力部材6とを連結している。第一連結部材35および第二連結部材38は、キーシリンダーのロータの回転動作を被回動部材34から入力部材6に伝達する。入力部材6は、主ケース2を貫通する回転軸6aを有し、後述するように主ケース2内において施解錠機構70と連結されている。図7に示すように、主ケース2は、入力部材6を支持する支持部21を有する。支持部21は、主ケース2における車両外側の壁部に設けられており、かつ主ケース2における車両上下方向の上部に配置されている。支持部21は、円筒形状であり、貫通孔21aを有する。貫通孔21aは、主ケース2を車両内外方向に貫通しており、主ケース2の内部空間と主ケース2よりも車両外側の空間とを連通している。入力部材6の回転軸6aは、貫通孔21aに挿入されており、支持部21によって回転自在に支持されている。
図5に戻り、第二連結部材38は、円筒形状の本体38aおよび連結部38bを有する。本体38aには、係合孔38dが設けられている。係合孔38dは、本体38aをその中心軸線の方向に貫通している。入力部材6の外部連結部6bは、係合孔38dに係合している。連結部38bは、本体38aから本体38aの中心軸線と直交する方向に突出する板状部である。連結部38bには、連結孔38cが設けられている。第一連結部材35の一端は、連結孔38cにおいて連結部38bに相対回転自在に連結されている。被回動部材34は、連結部34aを有する。連結部34aは、被回動部材34の外周面から被回動部材34の中心軸線と直交する方向に突出する板状部である。第一連結部材35の他端は、連結部34aの先端部に設けられた連結孔において連結部34aに相対回転自在に連結されている。
図8および図9を参照して、施解錠機構70について説明する。図8は、主ケース2の内部を車両外側から見た斜視図であり、図9は、主ケース2の内部を示す背面図、すなわち主ケース2の内部を車両内側から見た図である。図8に示すように、施解錠機構70は、レバーロック71およびオープンリンク72を有する。図8および図9には、アンロック位置にあるレバーロック71およびオープンリンク72が示されている。レバーロック71は、軸孔71aを有する。軸孔71aには、図9に示すように、主ケース2の支持軸22が挿入されている。レバーロック71は、支持軸22によって回転自在に支持されている。図9に示すように、レバーロック71は係合壁部71bを有する。係合壁部71bは、車両内側に向けて突出する壁部であり、車両上下方向に延在している。
オープンリンク72は、板状の部材であって、連結孔72aおよび係合突起72bを有する。係合突起72bは、車両外側に向けて突出しており、レバーロック71の係合壁部71bと当接する。連結孔72aには、補助レバー81の連結突起81aが挿入されている。補助レバー81は、図1乃至図4に示すアウトサイドレバー82を介してケーブル83と連結されている。ケーブル83は、ドアのアウターハンドルに連結されている。アウターハンドルに対する開扉操作がなされると、この開扉操作がケーブル83を介してアウトサイドレバー82に伝達され、アウトサイドレバー82および補助レバー81を回動させる。補助レバー81の連結突起81aは、開扉操作に応じて車両上側に向けて移動し、オープンリンク72を車両上側に移動させる。
図8に示すように、オープンリンク72は、当接部72cを有する。オープンリンク72がアンロック位置にある場合、図8に示すように、当接部72cは解除レバー55bと車両の上下方向において対向している。解除レバー55bは、ラチェット55と接続されており、ラチェット55と一体回転するレバーである。アウターハンドルに対する開扉操作によってオープンリンク72が車両上側に向けて移動すると、当接部72cが解除レバー55bに当接して解除レバー55bを回転させる。これにより、ラチェット55が図4の時計回り方向に回転し、ラッチ機構53がアンラッチ状態に切り替わる。
オープンリンク72は、連結突起81aを回転中心として、所定の角度の範囲内で回転可能である。オープンリンク72の回転位置は、レバーロック71によってアンロック位置およびロック位置に切り替えられる。レバーロック71が図9に示すアンロック位置から施錠方向に回転すると、係合壁部71bが係合突起72bを押圧してオープンリンク72を図9の反時計回り方向に回転させる。これにより、オープンリンク72の回転位置がアンロック位置からロック位置に切り替わる。オープンリンク72がロック位置にある場合、当接部72cの位置は解除レバー55bに当接しない待避位置となる。これにより、オープンリンク72が車両上側に向けて移動しても、当接部72cが解除レバー55bと当接せず、開扉操作がラッチ機構53に伝達されない。
以下に説明するように、レバーロック71の回転位置は、ロックノブやキーによるユーザーの施解錠操作、およびモータ73の動力によってアンロック位置およびロック位置に切り替えられる。図8および図10に示すように、入力部材6は、外部連結部6bおよび内部連結部6cを有する。外部連結部6bは、回転軸6aにおける車両外側の端部に設けられている。外部連結部6bは、車両外側に向けて突出する突出部であり、かつ係合突起6eを有する。外部連結部6bは、第二連結部材38の係合孔38dに挿入されて係合孔38dと係合する。外部連結部6bの係合突起6eは、係合孔38dに形成された係合凹部に係合する。
内部連結部6cは、回転軸6aにおける外部連結部6b側とは反対側の端部に接続されている。内部連結部6cは、回転軸6aの半径方向外側へ向かうに従って幅が広くなる板状部である。内部連結部6cは、連結孔6dを有する。連結孔6dは、内部連結部6cを板厚方向に貫通する貫通孔である。連結孔6dにはレバーロック71の連結突起71cが挿入されている。連結突起71cは、レバーロック71における車両外側の面に設けられており、車両外側に向けて突出している。ユーザーのキー操作によって、キーシリンダーのロータと共に被回動部材34が回転すると、この回転動作が第一連結部材35および第二連結部材38を介して入力部材6の外部連結部6bに伝達され、入力部材6を回転させる。入力部材6の回転により、レバーロック71がロック位置からアンロック位置に、またはアンロック位置からロック位置に回転する。
また、レバーロック71は、ドアに設けられたロックノブに対するユーザーの操作によって位置が切り替わる。図9に示すように、レバーロック71は、ノブレバー74およびケーブル75を介してドアの車両内側に設けられたロックノブと連結されている。ノブレバー74は、板状の部材であって、軸孔74aを有する。ノブレバー74は、軸孔74aを中心として回転自在なようにカバー4によって支持されている。ケーブル75は、ノブレバー74とロックノブとを接続する。ノブレバー74は、連結孔74bを有する。連結孔74bは、ノブレバー74を板厚方向に貫通する貫通孔である。レバーロック71は、車両内側に向けて突出する連結突起71dを有する。連結突起71dは、ノブレバー74の連結孔74bに挿入されている。ロックノブに対する施錠操作がなされると、ケーブル75がノブレバー74を介してレバーロック71を回転させ、レバーロック71の回転位置をロック位置に切り替える。一方、ロックノブに対する解錠操作がなされると、ケーブル75がレバーロック71をロック位置からアンロック位置に回転させる。
図8に示すモータ73は、ウォームホイール76を介してレバーロック71と接続されている。ウォームホイール76は、軸76aによって回転自在に支持されている。軸76aは、主ケース2およびカバー4によって支持される。ウォームホイール76の外周面には、はす歯のネジ溝が形成されており、このネジ溝がモータ73のウォーム73aと噛み合っている。図9に示すように、ウォームホイール76は、噛み合い歯76bを有する。この噛み合い歯76bは、レバーロック71の噛み合い歯71eと噛み合っている。モータ73の回転は、ウォームホイール76を介してレバーロック71に伝達されてレバーロック71を解錠方向および施錠方向に回転させる。
インサイドレバー84は、軸孔84aを有する。インサイドレバー84は、軸孔84aを中心として回転自在なようにカバー4によって支持されている。インサイドレバー84には、ケーブル85が接続されている。ケーブル85は、ドアに設けられたインナーハンドルに接続される。インナーハンドルに対する開扉操作がなされると、ケーブル85がインサイドレバー84を回動させる。これにより、インサイドレバー84の当接部84bが解除レバー55bに当接して解除レバー55bを回転させ、ラッチ機構53をアンラッチ状態に切り替える。
図1等に示すように、本実施形態の車両用ドアロック装置1は、主ケース2内への浸水を抑制する浸水防止体9を有する。浸水防止体9は、例えば、樹脂製である。実施形態の浸水防止体9は、第一浸水防止体91および第二浸水防止体92を有する。第一浸水防止体91は、主ケース2およびカバー4を車両上部側から一体に覆う防水カバーである。図11に示すように、第一浸水防止体91は、上側カバー部91aおよび前側カバー部91bを有する。上側カバー部91aと前側カバー部91bとは一体にかつ連続的に形成されている。上側カバー部91aは、主ケース2とカバー4との合わせ面、主ケース2の上部、およびカバー4の上部を一体に覆う。前側カバー部91bは、主ケース2とカバー4との合わせ面、主ケース2の前部、およびカバー4の前部を一体に覆う。第一浸水防止体91は、主ケース2とカバー4との合わせ面などからの主ケース2内への浸水を抑制することができる。
第二浸水防止体92は、副ケース31を閉塞し、副ケース31と共に第一連結部材35を収納する収納部を形成する。図12に示すように、第二浸水防止体92は、内側壁部92a、側壁部92b,92c、上側壁部92d、外側壁部92e、係合部93、および調整孔(調整手段)94を有する。側壁部92b,92cは、車両前後方向において互いに対向する壁部であり、内側壁部92aの両端部にそれぞれ一体に成型されている。上側壁部92dは、車両上方向の壁部であり、内側壁部92aおよび側壁部92b,92cの上端部とそれぞれ一体に成型されている。内側壁部92aは、副ケース31の車両内側の開口部を閉塞する。側壁部92b,92cは、副ケース31の側壁部31c,31dを側方から覆う。上側壁部92dは、副ケース31の上側壁部31eを車両上側から覆う。外側壁部92eは、副ケース31の外側壁部31bの車両上部側を車両外側から覆う。第二浸水防止体92は、副ケース31の開口部を覆い、副ケース31内への浸水を抑制する。よって、第二浸水防止体92は、第一連結部材35を介した主ケース2内への浸水を抑制することができる。係合部93は、図2に示すように、副ケース31の側壁部31dに設けられた突起31fと係合することにより、副ケース31に対して第二浸水防止体92を固定する。
本実施形態の副ケース31および第二浸水防止体92は、第一連結部材35の長さに応じて主ケース2に対する車両上下方向の相対位置を調節可能な調整手段を有する。これにより、本実施形態の副ケース31および第二浸水防止体92は、高さ位置が異なる様々なキーシリンダーに対応可能である。
図1に示すように、副ケース31は、第一調整手段36および第二調整手段37を有する。第一調整手段36は、第一固定部36aおよび調整孔36bを有する。第一固定部36aは、外側壁部31bと一体に形成された板状部である。第一固定部36aは、外側壁部31bの下端から車両下側に向けて突出している。調整孔36bは、第一固定部36aに設けられ、第一固定部36aを板厚方向に貫通している。調整孔36bは、車両上下方向に所定の長さで形成された長孔である。第一固定部36aは、熱かしめ部33によって主ケース2に対して固定される。調整孔36bは、熱かしめによって第一固定部36aが固定される際の主ケース2に対する副ケース31の相対位置を車両上下方向に調整可能としている。
第二調整手段37は、第二固定部37aおよび調整孔37bを有する。第二固定部37aは、車両前側の側壁部31dと一体に形成された板状部である。第二固定部37aは、側壁部31dから車両前側に向けて突出している。調整孔37bは、第二固定部37aに設けられ、第二固定部37aを板厚方向に貫通している。調整孔37bは、車両上下方向に所定の長さで形成された長孔である。第二固定部37aは、ネジ32によって主ケース2に対して固定される。調整孔37bは、ネジ32によって第二固定部37aを固定する際の主ケース2に対する副ケース31の相対位置を車両上下方向に調整可能としている。調整孔36b,37bによる車両上下方向における相対位置の調整幅は同じである。本実施形態の副ケース31は、調整孔36b,37bによって許容される範囲で主ケース2に対する車両上下方向の相対位置が調整可能である。
図12に示すように、第二浸水防止体92の調整手段は、内側壁部92aに形成されたスリット状の調整孔94である。調整孔94は、内側壁部92aを板厚方向に貫通している。調整孔94は、車両上下方向に所定の長さで形成されている長孔である。第二浸水防止体92は、図11に示す支持部95に対して固定される。支持部95は、第一浸水防止体91に接続されている。より詳しくは、支持部95は、上側カバー部91aから車両外側に向けて突出する基部95aと、基部95aから車両上側に向けて突出する板状部95bとを有する。板状部95bには、断面円形の孔部95cが設けられている。孔部95cの内面には、ネジ溝が形成されている。第二浸水防止体92の内側壁部92aは、板状部95bと上側カバー部91aとの間に差し込まれて、図13に示すようにネジ96によって板状部95bに固定される。ネジ96は、第二浸水防止体92の調整孔94に挿入されてから孔部95cにねじ込まれる。調整孔94は、主ケース2に対する第二浸水防止体92の位置調整を可能とする。
本実施形態の車両用ドアロック装置1は、様々な高さ位置に配置されたキーシリンダーに対応可能である。キーシリンダーは、操作のし易さや車両デザインから位置が決定される。一方、ラッチ機構53は有効にドアを保持できるように位置が定められる。従って、キーシリンダーとラッチ機構53との相対位置は、車体やドアの形態により車種ごとに異なる。本実施形態の車両用ドアロック装置1では、施解錠機構70とキーシリンダーとの相対位置に応じて異なる長さの第一連結部材35が用いられる。例えば、図14に示すように、図5の第一連結部材35よりも長い第一連結部材35Lを使用可能である。第一連結部材35Lを用いる場合、図15に示すように、第一調整手段36および第二調整手段37によって、主ケース2に対する副ケース31の車両上下方向の相対位置が調整される。図15の副ケース31の位置は、調整可能な範囲で最も車両上側の位置である。また、第一連結部材35,35Lの長さに応じて、主ケース2に対する第二浸水防止体92の相対位置が調整される。図14に示すように、調整手段としての調整孔94によって、車両上下方向における主ケース2に対する第二浸水防止体92の相対位置が調整される。図14の第二浸水防止体92の位置は、調整可能な範囲で最も車両上側の位置である。
また、本実施形態の車両用ドアロック装置1では、キーシリンダーのロータと施解錠ユニット7とを連結する手段によらず、共通の施解錠ユニット7を用いることができる。本実施形態の第一連結部材35,35Lに代えて、キーシリンダーのロータと施解錠ユニット7の入力部材6とが図16に示すようなロッド86によって連結されてもよい。例えば、図16に示すように、ロッド86の一端が第二連結部材38を介して入力部材6の外部連結部6bに連結される。ロッド86の他端は、キーシリンダーのロータに連結される。このように連結する部材によらずに共通の施解錠ユニット7を用いることができるのは、例えば、入力部材6の外部連結部6bが主ケース2よりも車両外側に位置していることによる。図17に示すように、外部連結部6bは、主ケース2から車両外側に向けて突出している。このため、キーシリンダーのロータと外部連結部6bとが車両上下方向に直線状に延在するロッド86によって接続される場合に、ロッド86が主ケース2と干渉しない。従って、本実施形態に係る施解錠ユニット7は、車両グレードや嗜好に応じて様々な部材によってキーシリンダーのロータと連結可能である。外部連結部6bは、連結部材が主ケース2と干渉しないように、主ケース2における車両上側の位置に配置されることが好ましい。
以上説明したように、本実施形態に係る車両用ドアロック装置1は、主ケース2、入力部材6、施解錠機構70、およびカバー4を有する施解錠ユニット7と、伝達手段3と、を有する。入力部材6の外部連結部6bは、主ケース2がドアに取り付けられた状態で主ケース2から車両外側方向に突出している。従って、施解錠ユニット7は、複数種類の連結手段に共通して用いることが可能である。本実施形態の車両用ドアロック装置1では、共通の施解錠ユニット7に伝達手段3を追加するだけで、共通の施解錠ユニット7に対して様々な形態の連結部材を適用できるため、専用部品の数を削減してコスト低減を図ることができる。
また、本実施形態に係る車両用ドアロック装置1は、主ケース2およびカバー4を車両上側から一体に覆い、主ケース2内への浸水を抑制する浸水防止体9を有する。浸水防止体9は、主ケース2とカバー4との合わせ面などからの主ケース2内への浸水を抑制することができる。
本実施形態に係る伝達手段3は、第一連結部材35,35Lおよび第二連結部材38を収納する副ケース31を有する。浸水防止体9は、副ケース31を覆い、副ケース31内への浸水を抑制している。よって、本実施形態の車両用ドアロック装置1は、入力部材6を介した主ケース2内への浸水を抑制することができる。
本実施形態に係る副ケース31は、車両上下方向における主ケース2に対する相対位置を調節可能な第一調整手段36および第二調整手段37を有する。従って、本実施形態に係る伝達手段3では、キーシリンダーの高さ位置に応じて副ケース31の位置調整を行うことができる。その結果、車種や仕様が異なるドアに対して共通の副ケース31を取り付けることが可能となり、部品種類の増加を抑制することができる。また、キーシリンダーの高さ位置に応じて異なる長さの第一連結部材35を用いる場合に、共通の副ケース31を用いることができる。
本実施形態の浸水防止体9は、主ケース2およびカバー4を車両上部側から一体に覆う第一浸水防止体91と、副ケース31を覆う第二浸水防止体92とを有する。副ケース31および第二浸水防止体92は、車両上下方向における主ケース2に対する相対位置を調整可能な調整手段を有する。副ケース31は、第一調整手段36および第二調整手段37を有しており、第二浸水防止体92は、調整孔94を有する。よって、異なる車種や仕様のドアに対して共通の副ケース31および第二浸水防止体92を適用することができる。
本実施形態の副ケース31は、取り外し不能な固定手段によって主ケース2に対して固定されている。取り外し不能な固定手段の一例として、本実施形態では熱かしめによる固定がなされている。ただし、固定手段は熱かしめに限定されるものではない。「取り外し不能な固定手段」とは、固定部材や固定部分を不可逆的に変形させ、あるいは破壊しなければ副ケース31を主ケース2から取り外すことができない固定手段である。
[実施形態の変形例]
図18および図19を参照して、実施形態の変形例に係る車両用ドアロック装置1について説明する。図18は、実施形態の変形例に係る車両用ドアロック装置の斜視図、図19は、実施形態の変形例に係る車両用ドアロック装置の正面図である。変形例の車両用ドアロック装置1において、上記実施形態の車両用ドアロック装置1と異なる点は、浸水防止体10において、主ケース2およびカバー4を覆う部分と副ケース31を覆う部分とが一体となっている点である。
図18に示すように、変形例の浸水防止体10は、第一構成部11および第二構成部12を有する。第一構成部11は、上記実施形態の第一浸水防止体91と同様に主ケース2およびカバー4を車両上側から一体に覆う。第二構成部12は、上記実施形態の第二浸水防止体92と同様に副ケース31を覆う。第一構成部11と第二構成部12は一体に形成されている。
図19に示すように、第一構成部11における車両外側の壁部には、係合孔11aが設けられている。第二構成部12における車両前側の壁部には、上記実施形態の係合部93と同様の係合部12aが設けられている。図18に示すように、係合孔11aには、主ケース2の突起23が係合している。係合孔11aと突起23との係合により浸水防止体10が主ケース2に固定される。係合部12aには、副ケース31の突起31fが係合している。係合部12aと突起31fとの係合により、副ケース31に対して浸水防止体10が固定される。
副ケース31は、上記実施形態と同様の第一調整手段36および第二調整手段37を有する。従って、副ケース31は、車両上下方向における主ケース2に対する相対位置を調整可能である。一方、変形例の浸水防止体10は、主ケース2に対する相対位置を調整する機能を有していない。従って、変形例の車両用ドアロック装置1では、主ケース2に対する副ケース31の相対位置に応じて異なる形状の浸水防止体10が採用されることが好ましい。
上記の実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 車両用ドアロック装置
2 主ケース
3 伝達手段
4 カバー
5 ラッチ装置
6 入力部材
6a 回転軸
6b 外部連結部
6c 内部連結部
6d 連結孔
6e 係合突起
7 施解錠ユニット
9,10 浸水防止体
11 第一構成部
11a 係合孔
12 第二構成部
21 支持部
21a 貫通孔
22 支持軸
31 副ケース
31a 支持部
31b 外側壁部
31c,31d 側壁部
31e 上側壁部
31f 突起
32 ネジ
33 熱かしめ部
34 被回動部材
35,35L 第一連結部材
36 第一調整手段
36b 調整孔
37 第二調整手段
38 第二連結部材
38a 本体
38b 連結部
38c 連結孔
38d 係合孔
51 ボディ
52 カバープレート
53 ラッチ機構
54 ラッチ
54a 軸
54b 当接部
54c 係合溝
54d 第一突起部
54e 第二突起部
55 ラチェット
55a 軸
55b 解除レバー
70 施解錠機構
71 レバーロック
71a 軸孔
71b 係合壁部
71c 連結突起
71d 連結突起
71e 噛み合い歯
72 オープンリンク
72a 連結孔
72b 係合突起
72c 当接部
73 モータ
74 ノブレバー
74a 軸孔
74b 連結孔
75 ケーブル
76 ウォームホイール
76a 軸
76b 噛み合い歯
81 補助レバー
82 アウトサイドレバー
83 ケーブル
84 インサイドレバー
85 ケーブル
86 ロッド
91 第一浸水防止体
91a 上側カバー部
91b 前側カバー部
92 第二浸水防止体
92a 内側壁部
92b,92c 側壁部
92d 上側壁部
92e 外側壁部
93 係合部
94 調整孔(調整手段)
95 支持部
96 ネジ

Claims (5)

  1. ドアに対する開扉操作をラッチ機構に伝達するか否かを切り替える施解錠機構を含む施解錠ユニットと、
    キーによる施解錠操作を前記施解錠ユニットに伝達する伝達手段と、を備え、
    前記施解錠ユニットは、前記施解錠機構を収納し、かつ前記ラッチ機構を支持する主ケースと、
    前記主ケースを貫通する回転軸を有し、前記主ケース内において前記施解錠機構と連結され、かつ前記主ケースの外に外部連結部を有する入力部材と、
    前記主ケースの開口部を閉塞するカバーと、を有し、
    前記伝達手段は、キーシリンダーのロータと一体回転する被回動部材と前記外部連結部とを連結する連結部材を有するとともに、前記連結部材を収納する副ケースを有し、
    前記副ケースは、車両上下方向における前記主ケースに対する相対位置を調整可能な調整手段を有し、
    前記外部連結部は、前記主ケースが前記ドアに取り付けられた状態で前記主ケースから車両外側方向に突出している
    ことを特徴とする車両用ドアロック装置。
  2. 前記主ケースおよび前記カバーを車両上部側から一体に覆い、前記主ケース内への浸水を抑制する浸水防止体を有する
    請求項1に記載の車両用ドアロック装置。
  3. 前記伝達手段は、前記連結部材を収納する副ケースを有し、
    前記浸水防止体は、更に、前記副ケースを覆い、前記副ケース内への浸水を抑制する
    請求項2に記載の車両用ドアロック装置。
  4. 前記伝達手段は、前記連結部材を収納する副ケースを有し、
    前記浸水防止体は、前記主ケースおよび前記カバーを車両上部側から一体に覆う第一浸水防止体と、前記副ケースを覆う第二浸水防止体とを有し、
    前記副ケースおよび前記第二浸水防止体は、車両上下方向における前記主ケースに対する相対位置を調整可能な調整手段を有する
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用ドアロック装置。
  5. 前記伝達手段は、前記連結部材を収納する副ケースを有し、
    前記副ケースは、取り外し不能な固定手段によって前記主ケースに対して固定される
    請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の車両用ドアロック装置。
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