JP6514981B2 - アキュームレータ - Google Patents

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Description

本発明は、カーエアコン、ルームエアコン、冷凍機等のヒートポンプ式冷凍サイクル(以下、ヒートポンプシステムと称する)に使用されるアキュームレータ(気液分離器)に関する。
一般に、カーエアコン等を構成するヒートポンプシステム200は、図7に例示される如くに、圧縮機210、室外熱交換器220、室内熱交換器230、膨張弁260、四方切換弁240等に加えて、アキュームレータ250を備えている。
かかるシステム200においては、冷房運転と暖房運転の切り換え(流路切換)を四方切換弁240で行うようにされ、冷房運転時には、図7(A)に示される如くのサイクルで冷媒が循環され、このときは室外熱交換器220が凝縮器として働くとともに、室内熱交換器230が蒸発器として働く。一方、暖房運転時には、図7(B)に示される如くのサイクルで冷媒が循環され、このときは室外熱交換器220が蒸発器として働くとともに、室内熱交換器230が凝縮器として働く。どちらの運転時にも、アキュームレータ250には、蒸発器(室内熱交換器230又は室外熱交換器220)から低温低圧の気液混成状態の冷媒が四方切換弁240を介して導入される。
アキュームレータ250としては、例えば特許文献1等に所載のように、流入口及び流出口が設けられた蓋部材によりその上面開口が気密的に閉塞された有底円筒状のタンク、このタンクの内径より小径の笠状ないし逆立薄鉢状の気液分離体、上端部が流出口に連結されて垂下されたインナーパイプとアウターパイプからなる二重管構造の流出管、この流出管(のアウターパイプ)の底部付近に設けられた、液相冷媒及びそれに混入されたオイル(冷凍機油)に含まれる異物を捕捉・除去するためのストレーナ等を有するものが知られている。
このアキュームレータ250に導入された冷媒は、前記気液分離体に衝突して放射状に拡散されて液相冷媒と気相冷媒とに分離され、液相冷媒(オイルを含む)はタンク内周面を伝うように流下してタンク下部に溜まるとともに、気相冷媒は流出管におけるインナーパイプとアウターパイプとの間に形成される空間(気相冷媒下送流路)を下降し、インナーパイプ内空間を上昇して圧縮機210の吸入側に吸入されて循環せしめられる。
また、液相冷媒と共にタンク下部に溜まるオイルは、液相冷媒との性状の相違や、それに加えてオイルの比重が液相冷媒の比重よりも大きい場合にはその比重等の要因も相俟って、タンク底部側に移動していき、流出管を介して圧縮機吸入側に吸入される気相冷媒に吸引されて、ストレーナ(の網目フィルタ)→流出管(アウターパイプ)の底部に形成されたオイル戻し孔→流出管のインナーパイプ内空間を通って気相冷媒と共に圧縮機吸入側に戻されて循環せしめられる。網目フィルタを通る際にはスラッジ等の異物が捕捉され、異物は、循環する冷媒(オイルを含む)から除去される。なお、液相冷媒及びオイルの流れは、オイルの比重が液相冷媒の比重よりも小さい場合においてもほぼ上記と同様である。
また、上記した如くのアキュームレータにおいては、例えば特許文献2に所載のように、タンク内に冷媒中の水分を吸収除去するための乾燥剤入りのバッグを配在したものが知られている。
特開2014−70869号公報 特開2014−202440号公報
ところで、前記特許文献2に所載のアキュームレータにおいては、乾燥剤入りバッグのタンク内での回転や移動を防止するため、該バッグをアウターパイプの外周に巻き付ける等してその外周に結束バンド等を巻き回して固定するという方策が採られている。しかしながら、かかる方策は、手間がかかり面倒であるとともに、部品コストや組立コストが高くなるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、乾燥剤入りバッグを簡単容易に固定することができ、もって、部品コストや組立コストを削減することのできるアキュームレータを提供することにある。
前記の目的を達成すべく、本発明に係るアキュームレータは、基本的には、流入口及び流出口が設けられた蓋部材により閉塞されるタンクと、前記流出口に連結されて前記タンク内に垂下されたインナーパイプ及び該インナーパイプの外周に配在されたアウターパイプからなる二重管構造の流出管と、冷媒中の水分を吸収除去するための乾燥剤入りバッグと、を備え、前記アウターパイプの外側部に、前記乾燥剤入りバッグが内挿されるバッグ内挿用筒状部が設けられ、前記アウターパイプと前記バッグ内挿用筒状部とは、それらの一部が共通の周壁部となるように一体に成形されていることを特徴としている。
前記乾燥剤入りバッグは、好ましくは、前記バッグ内挿用筒状部に圧入気味に内挿される。
前記バッグ内挿用筒状部に、好ましくは、上下方向にスリット状切欠部が形成される。
好ましい態様では、前記乾燥剤入りバッグの上端部及び/又は下端部が、前記バッグ内挿用筒状部から露出する。
他の好ましい形態では、前記アウターパイプの上側に気液分離体が設けられ、前記乾燥剤入りバッグは、前記気液分離体と前記タンクの底部との間で突っ張るようにして配置される。
本発明に係るアキュームレータでは、アウターパイプの外側部に、乾燥剤入りバッグが圧入気味に内挿されるバッグ内挿用筒状部が設けられるので、従来のように、バッグをアウターパイプの外周に巻き付ける等してその外周に結束バンド等を巻き回して固定する場合に比べて、乾燥剤入りバッグを簡単容易にしかもしっかりと固定することができ、部品コストや組立コストを削減することができる。
また、バッグ内挿用筒状部に内挿される乾燥剤入りバッグが、アウターパイプの上側に設けられた気液分離体とタンクの底部との間で突っ張るようにして配置され、この結果、乾燥剤の粉砕や粉化、ひいては乾燥剤が当該乾燥剤入りバッグの微小な隙間を介して当該乾燥剤入りバッグから漏出することを防止することもできる。
本発明に係るアキュームレータの第1実施形態を示す部分切欠正面図。 図1のU−U矢視線に従う拡大断面図。 第1実施形態のアキュームレータにおけるストレーナ周りを示す要部拡大半断面図。 図3のV−V矢視線に従う断面図。 本発明に係るアキュームレータの第2実施形態を示す部分切欠正面図。 図5のU−U矢視線に従う拡大断面図。 ヒートポンプシステムの一例を示し、(A)は冷房運転時の冷媒流れ(サイクル)を示す概略構成図、(B)は暖房運転時の冷媒流れ(サイクル)を示す概略構成図。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明に係るアキュームレータの第1実施形態を示す部分切欠正面図、図2は、図1のU−U矢視線に従う拡大断面図である。
図示第1実施形態のアキュームレータ1は、前述した図7に示される如くの、例えば電気自動車用カーエアコンを構成するヒートポンプシステム200におけるアキュームレータ250として用いられるもので、ステンレスあるいはアルミ合金等の金属製の有底円筒状のタンク10を有し、このタンク10の上面開口は、同じ金属製の蓋部材12により気密的に閉塞されている。なお、本実施形態のアキュームレータ1は、例えば、図示のように縦置き、つまり、蓋部材12を上(天)側、タンク10の底部を下(地)側にして設置される。
蓋部材12には、流入口15と段付きの流出口16とが並設されており、蓋部材12の下側に、タンク10の内径より小径の笠状ないし逆立薄鉢状の気液分離体18が配在され、前記流出口16の下部に流出管30の上端部が連結されている。
前記流出管30は、その上端部が流出口16の下部にかしめや圧入等により連結されてタンク10内に垂下された金属製のインナーパイプ31と、該インナーパイプ31の外周に配在された合成樹脂製の有底のアウターパイプ32とからなる二重管構造とされ、アウターパイプ32の外側部には、後述するように、乾燥剤M入りバッグ50を内挿固定するためのバッグ内挿用筒状部37が一体に成形されている。
アウターパイプ32の下端部は、後述するストレーナ40のケース42における内周段差付き上部42aに圧入等により内嵌固定されている。インナーパイプ31の下端は、アウターパイプ32の底部32bより多少上側に位置せしめられ、アウターパイプ32の上端は蓋部材12より多少下側に位置せしめられている。アウターパイプ32の底部32bの中央には、オイル戻し孔35が形成されている。オイル戻し孔35の孔径は例えば1mm前後に設定されている。
アウターパイプ32の内部には、長手方向(上下方向)に沿い、かつ、図2にその断面が示されているように、等角度間隔で3枚の板状リブ36が半径方向内方に向けて突設されており、この3枚の板状リブ36の内周側にインナーパイプ31が圧入気味に内挿固定されている。
インナーパイプ31の上端近くには、バルジ成形等により圧縮曲成された鍔状部31fが設けられている。蓋部材12に気液分離体18及びインナーパイプ31を組み付けるにあたっては、インナーパイプ31の上端部を、気液分離体18に設けられた通し穴19に通すと共に流出口16に下側から圧入又は拡管固定する。これにより、アウターパイプ32の上側で前記気液分離体18が鍔状部31fと蓋部材12の下端面とに挟持されるようにして保持固定される。
なお、インナーパイプ31、アウターパイプ32、及び板状リブ36を、アルミ等の金属や合成樹脂材料を用いて一体的に成型してもよい。この成型には、例えば押出し成型の技術を採用することができる。
前記ストレーナ40は、タンク10の底部に載せ置かれて固定されており、図3、図4を参照すればよくわかるように、合成樹脂製の有底円筒状のケース42と該ケース42にインサート成形により一体化された円筒状の網目フィルタ45とからなっている。網目フィルタ45は、例えば、金網や合成樹脂製のメッシュ材等から作製される。なお、図3、図4には、後述する乾燥剤M入りバッグ50やバッグ内挿用筒状部37は示されていない。
ストレーナ40のケース42は、前記アウターパイプ32の下端部が内嵌固定された内周段差付き上部42aと、底板部42cと、この底板部42cの外周に等角度間隔で立設された4本の柱状部42bと、この柱状部42bの上端部と下端部とを含む、所定の肉厚及び帯幅を有する円環帯状の網端埋込部42d、42dと、を有している。この上下の網端埋込部42d、42dに、網目フィルタ45の上下の端部がインサート成形時に一体化されて封止され、また、網目フィルタ45における柱状部42b部分もインサート成形時に当該柱状部42bに一体化されて封止されている。言い換えれば、4本の柱状部42bと上下の網端埋込部42d、42dとにより側面視矩形の4つの窓44が画成され、この各窓44部分に網目フィルタ45が張られていることになる。なお、4本の柱状部42bには型抜き用の勾配が付けられているが、4本の柱状部42bと上下の金網埋込部42d、42dの半径方向の幅は略等しくされている。
このような構成を有するアキュームレータ1においては、従来のものと同様に、蒸発器からの低温低圧の気液混在状態の冷媒が流入口15を介してタンク10内に導入され、導入された冷媒は、気液分離体18に衝突して放射状に拡散されて液相冷媒と気相冷媒とに分離され、液相冷媒(オイルを含む)はタンク10の内周面を伝うように流下してタンク10の下部空間に溜まるとともに、気相冷媒は流出管30におけるインナーパイプ31とアウターパイプ32との間に形成される空間(気相冷媒下送流路)→インナーパイプ31の内空間を介して圧縮機210の吸入側に吸入されて循環せしめられる。
また、液相冷媒と共にタンク10の下部空間に溜まるオイルは、液相冷媒との比重や性状の相違等によりタンク10の底部13側に移動していき、流出管30を介して圧縮機吸入側に吸入される気相冷媒に吸引されて、ストレーナ40の網目フィルタ45→オイル戻し孔35→インナーパイプ31の内空間を通って気相冷媒と共に圧縮機吸入側に戻されて循環せしめられる。網目フィルタ45を通る際にはスラッジ等の異物が捕捉され、異物は、循環する冷媒(オイルを含む)から取り除かれる。
上記構成に加えて、本実施形態のアキュームレータ1では、アウターパイプ32の外側部に、乾燥剤M入りバッグ50を圧入気味に内挿して固定するための、上下が開口したバッグ内挿用筒状部37が押出成形により当該アウターパイプ32と一体に成形されている。
詳細には、バッグ内挿用筒状部37は、断面三日月ないし半月状とされ、アウターパイプ32とバッグ内挿用筒状部37とは、それらの一部が共通の周壁部となる、言い換えれば、アウターパイプ32の半分(タンク10の中央部側に位置する断面半円形部分)がバッグ内挿用筒状部37の内壁部37aとなっており、バッグ内挿用筒状部37の外壁部37bは、前記内壁部37aと同じ断面半円形部分を含む断面小判半体外形となっている。
また、バッグ内挿用筒状部37は、タンク10の略中央に位置しており、その上端はアウターパイプ32の上端と同位置に位置し、その下端はアウターパイプ32の下端より若干上側に位置している。
一方、前記バッグ内挿用筒状部37に収容されたバッグ50は、通気性・通水性並びに所要の形状保持性を有するフェルト等の布状体で作製され、その中に粒状の乾燥剤Mが略満杯に充填されている。この乾燥剤M入りバッグ50を固定するには、該乾燥剤M入りバッグ50をバッグ内挿用筒状部37内に押し込めばよい。すなわち、乾燥剤M入りバッグ50をバッグ内挿用筒状部37に押し込むと、断面三角形状の上下の端部を除くその大部分が、バッグ内挿用筒状部37の内周面の略全域に圧接するように圧入気味に内挿されてしっかりと固定される。
また、本実施形態では、乾燥剤M入りバッグ50をバッグ内挿用筒状部37に内挿固定した状態において、乾燥剤M入りバッグ50の上下の端部がバッグ内挿用筒状部37から露出し、かつ、安定性及び耐振動性を高めるべく、その上端が気液分離体18の天井面に圧接するとともに、その下端がタンク底部13に圧接するように、言い換えれば、乾燥剤M入りバッグ50を気液分離体18とタンク底部13との間で突っ張らせるように、各部の寸法形状が設定されている。これにより、タンク10内での乾燥剤M入りバッグ50の振動を防止でき、この結果、乾燥剤Mの粉砕や粉化を効果的に防止でき、ひいては乾燥剤Mがバッグ50の微小な隙間を介して当該バッグ50から漏出することを防止できる。
さらに、本実施形態のアキュームレータ1では、圧縮機の停止時においてタンク10内に溜まる、液相冷媒とオイルとからなる液状部分の最高液面高さ位置Hmaxは、バッグ内挿用筒状部37に内挿固定された乾燥剤M入りバッグ50の下から1/2ないし3/5程度の高さ位置となっており、乾燥剤M入りバッグ50の上部は、前記最高液面高さ位置Hmaxよりも上方に位置している。
上記のように、本実施形態のアキュームレータ1では、アウターパイプ32の外側部に、乾燥剤M入りバッグ50が圧入気味に内挿されるバッグ内挿用筒状部37が当該アウターパイプ32と一体に成形されているので、従来のように、バッグをアウターパイプの外周に巻き付ける等してその外周に結束バンド等を巻き回して固定する場合に比べて、乾燥剤M入りバッグ50を簡単容易にしかもしっかりと固定することができ、部品コストや組立コストを削減することができる。
[第2実施形態]
図5は、本発明に係るアキュームレータの第2実施形態を示す部分切欠正面図、図6は、図5のU−U矢視線に従う拡大断面図である。
図示第2実施形態のアキュームレータ2は、第1実施形態のアキュームレータ1に対し、バッグ内挿用筒状部37の外壁部37bの中央部に、上下方向(アウターパイプ32の軸線方向)にスリット状切欠部38が形成されている構成のみが異なり、他の構成は同じである。なお、本第2実施形態のアキュームレータ2を示す図5、図6には、第1実施形態のアキュームレータ1の各部に対応する部分に共通の符号が付されている。
上記のように、バッグ内挿用筒状部37にスリット状切欠部38が形成されていることにより、乾燥剤M入りバッグ50を当該バッグ内挿用筒状部37に圧入気味に内挿する際に、バッグ内挿用筒状部37が弾性変形(拡開)しやすくなるので、乾燥剤M入りバッグ50を内挿しやすくなるとともに、乾燥剤M入りバッグ50の露出面積が増えるので冷媒中の水分の吸収が促進されるという効果が得られる。
なお、上記実施形態では、バッグ内挿用筒状部37とアウターパイプ32とは、それらの一部が共通の周壁部となるように一体に成形されているが、かかる構成に限定されることはなく、バッグ内挿用筒状部37とアウターパイプ32とがそれぞれ独立して(別体として)形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、乾燥剤M入りバッグ50をバッグ内挿用筒状部37に圧入気味に内挿してしっかりと固定するようにされているが、乾燥剤M入りバッグ50を、動かないように単に内挿するだけでもよいことは当然である。
さらに、上記実施形態によるアキュームレータ1、2は、冷媒としてHFO1234yfあるいはHFC134aを、オイルとしてPOEオイル(前述の冷媒よりも比重が小さい)を用いた冷凍サイクルに適用することができるが、もちろん上記以外の冷媒やオイルを用いた冷凍サイクルにも用いることができ、また、冷媒とオイルの比重の関係も上記と逆であっても構わないことは言うまでも無い。
1 アキュームレータ(第1実施形態)
2 アキュームレータ(第2実施形態)
10 タンク
12 蓋部材
15 流入口
16 流出口
18 気液分離体
30 流出管
31 インナーパイプ
32 アウターパイプ
37 バッグ固定用筒状部
38 スリット状切欠部
40 ストレーナ
50 乾燥剤入りバッグ
M 乾燥剤

Claims (5)

  1. 流入口及び流出口が設けられた蓋部材により閉塞されるタンクと、前記流出口に連結されて前記タンク内に垂下されたインナーパイプ及び該インナーパイプの外周に配在されたアウターパイプからなる二重管構造の流出管と、冷媒中の水分を吸収除去するための乾燥剤入りバッグと、を備え、
    前記アウターパイプの外側部に、前記乾燥剤入りバッグが内挿されるバッグ内挿用筒状部が設けられ
    前記アウターパイプと前記バッグ内挿用筒状部とは、それらの一部が共通の周壁部となるように一体に成形されていることを特徴とするアキュームレータ。
  2. 前記乾燥剤入りバッグは、前記バッグ内挿用筒状部に圧入気味に内挿されていることを特徴とする請求項に記載のアキュームレータ。
  3. 前記バッグ内挿用筒状部に、上下方向にスリット状切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアキュームレータ。
  4. 前記乾燥剤入りバッグの上端部及び/又は下端部が、前記バッグ内挿用筒状部から露出していることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のアキュームレータ。
  5. 前記アウターパイプの上側に気液分離体が設けられ、
    前記乾燥剤入りバッグは、前記気液分離体と前記タンクの底部との間で突っ張るようにして配置されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のアキュームレータ。
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