JP6514271B2 - 回転テーブル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クランプ機構及びロータリジョイントを備えた回転テーブル装置に関する。
回転テーブル装置は、回転可能な主軸を有し、主軸の面板にワークや治具等を固定して割出し等を行う。一般に、回転テーブル装置は、割出し位置を保持するため、主軸を回転不能にするクランプ機構を備えている。また、主軸の面板に治具が取り付けられる場合、回転テーブル装置は、治具を作動させる作動流体(油圧又は空圧)を送り込むためのロータリジョイントを備える場合がある。
従来、ロータリジョイントを備える回転テーブル装置として図6に示す回転テーブル装置100がある。この回転テーブル装置100において、200は主軸、300はクランプ機構、400はロータリジョイントである。なお、この回転テーブル装置100において「前端」は、ワークや治具等が装着される面板側の端(図6における右端)をいい、「後端」は、その反対側の端(図6における左端)をいう。
クランプ機構300は、主軸200の後端側に配置され、シリンダユニット310と、ブレーキディスク320と、ディスクホルダ330と、クランプ部材340とを有している。ブレーキディスク320は、ディスクホルダ330によって、主軸200に対して回転不能に固定されている。
ロータリジョイント400は、ロータリシャフト410とディストリビュータ420からなる。ロータリシャフト410は、後端部に取付けフランジ部411を有し、主軸200の軸孔210に後端側から挿入され、取付けフランジ部411によってディスクホルダ330の後端面330bに、ボルト413によって固定されている。ディストリビュータ420は、ロータリシャフト410のシャフト孔412に挿入されている。
特開2003−71667号公報 特開2007−144579号公報 特開2014−161995号公報
ところで、クランプ機構を備えた回転テーブル装置は、クランプ機構自体やその内側に取り付けられているセンサ関係部品の保守を行う必要がある。この保守のため、クランプ機構の構成部品は取り外され、保守後に再度取り付けられる。
ここで、回転テーブル装置100におけるクランプ機構300の構成部品の取り外し作業及び取り付け作業について、図7、図8を用いて説明する。
まず、取り外し作業において、ディストリビュータ420がロータリシャフト410から取り外される。次いで、ロータリシャフト410がディスクホルダ330から取り外され、主軸200の軸孔210から後方に引き抜かれる。その後、シリンダユニット340、ディスクホルダ330、ブレーキディスク320がそれぞれ取り外される。
一方、取り付け作業において、まず、ロータリシャフト410を取り付ける前に、主軸200に対してブレーキディスク320及びディスクホルダ330の取り付けが行われる。ロータリシャフト410はフランジ部411によってディスクホルダ330に固定されるからである。ブレーキディスク320及びディスクホルダ330は、周囲のシール材等の損傷を防ぐためにも、偏心することなく主軸200と同軸状に取り付けられる必要がある。しかし、ロータリシャフト410が取り付けられる前の主軸200は中空であるため、図8に示すように、主軸200の軸孔210に円柱状の芯出し用治具500を装着して、ブレーキディスク320及びディスクホルダ330の芯出しを行う必要がある。
芯出し用治具500を用いた芯出し作業後、ブレーキディスク320及びディスクホルダ330は主軸200に固定される。そして、芯出し用治具500の除去後、図7に示すように、主軸200の軸孔210に、主軸200の後端側からロータリシャフト410が挿入される。ロータリシャフト410は芯出し調整された後、取付けフランジ部411がボルト413によってディスクホルダ330に固定される。その後、シリンダユニット340及びディストリビュータ420が取り付けられる。なお、芯出し作業には、芯出し用治具500の代わりにダイヤルゲージが用いられる場合もある。
このように従来の回転テーブル装置は、クランプ機構の保守の度にロータリシャフトを取り外さなくてはならない。また、保守後、ロータリシャフトを取り付ける度にロータリシャフトの芯出し調整が必要となる。加えて、クランプ機構の取り付け時に、芯出し用治具等を用いたブレーキディスク及びディスクホルダ等の構成部品の芯出し作業も必要である。従って、従来の回転テーブル装置は、クランプ機構の保守を短時間で容易に行えるようにする観点で改善の余地があった。
そこで、本発明は、クランプ機構の保守を容易に行うことができ、作業時間の短縮が可能な回転テーブル装置を提供することを目的とする。
(1) 本発明に係る回転テーブル装置(例えば、後述の回転テーブル装置1)は、ケース(例えば、後述のケース2)と、前記ケース内に回転可能に設けられ、中心部の軸方向に沿って貫通する軸孔(例えば、後述の軸孔31)を有する主軸(例えば、後述の主軸3)と、前記主軸の前記軸孔に回転不能に取り付けられるロータリシャフト(例えば、後述のロータリシャフト6)を有するロータリジョイント(例えば、後述のロータリジョイント5)と、前記ケースの後端側に配置され、前記主軸に対して回転不能に取り付けられる構成部品を有するクランプ機構(例えば、後述のクランプ機構4)と、を備える回転テーブル装置であって、前記ロータリシャフトは、前端部(例えば、後述の前端部6a)に前記主軸との取付けフランジ部(例えば、後述の取付けフランジ部62)を有し、前記主軸の前端側から前記軸孔に挿入されて前記取付けフランジ部によって前記主軸に取り付けられていると共に、前記ロータリシャフトの後端部(例えば、後述の後端部6b)は、前記主軸の後端面から突出し、前記クランプ機構の前記構成部品は、前記主軸の後端面から突出した前記ロータリシャフトの後端部に後端側から外装着され、前記後端部の外周面に接触して外嵌合している。
(2) (1)に記載の回転テーブル装置において、前記クランプ機構の前記構成部品は、ブレーキディスク(例えば、後述のブレーキディスク42)と、前記ブレーキディスクを前記主軸に固定するディスクホルダ(例えば、後述のディスクホルダ43)とを含むものであってよい。
(3) (1)又は(2)に記載の回転テーブル装置において、前記主軸の後端面から突出した前記ロータリシャフトの後端部の外周面は、前記クランプ機構の前記構成部品が外嵌合される領域内に、前記構成部品の内周面と接触する嵌合部(例えば、後述の嵌合部65)を有し、前記ロータリシャフトの前記嵌合部よりも後端側は、前記構成部品の内周面と非接触となる逃げ部(例えば、後述の逃げ部66)であってもよい。
本発明によれば、クランプ機構の保守を容易に行うことができ、作業時間の短縮が可能な回転テーブル装置を提供することができる。
本発明に係る回転テーブル装置の一例を示す断面図である。 図1に示す回転テーブル装置を前端面側から見た正面図である。 図1中の四角で囲まれたA部の拡大図である。 図1に示す回転テーブル装置のクランプ機構を取り外す様子を説明する断面図である。 保守後の回転テーブル装置のロータリシャフトにブレーキディスク及びディスクホルダを取り付けた状態を示す断面図である。 従来の回転テーブル装置を示す断面図である。 図6に示す従来の回転テーブル装置のクランプ機構を取り外す様子を説明する断面図である。 図6に示す従来の回転テーブル装置にブレーキディスク及びディスクホルダを取り付ける様子を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る回転テーブル装置の一例を示す断面図、図2は、図1に示す回転テーブル装置を前端面側から見た正面図、図3は、図1中の四角で囲まれたA部の拡大図である。
図1において、1は回転テーブル装置、2はケース、3は主軸、4はクランプ機構、5はロータリジョイントである。なお、この回転テーブル装置1において、「前端」はワークや治具等が装着される主軸3の面板側の端(図1における右端)をいい、「後端」は面板とは反対側の端(図1における左端)をいう。
主軸3は、主軸受21を介してケース2内に回転可能に支持されている。主軸3の前端面3aは、ワークや治具等が取り付けられる面板を構成している。主軸3の中心部に、軸方向に沿って貫通する断面円形状の軸孔31が形成されている。主軸3は、前端側から順に、円筒状の主軸本体32と、主軸本体32よりも径方向に張り出したロータ部33と、後板部34とが一体に組み付けられることによって構成されている。ロータ部33にはロータ35が固定されている。ケース2の内側にはロータ35の周囲を取り囲むようにステータ22が固定されている。
クランプ機構4は、主軸3の後端側に配置され、クランプ部材41と、ブレーキディスク42と、ディスクホルダ43と、シリンダユニット44とによって構成されている。
クランプ部材41は、リング状の部材からなり、主軸3の後端部に外嵌合するように配置されている。クランプ部材41は、ケース2の後端面2bに、ケース2に対して回転不能且つ主軸3と同軸状に固定されている。
ブレーキディスク42は、クランプ部材41とほぼ同じ外径を有するリング状の板部材からなる。ブレーキディスク42は、クランプ部材41よりも小さな外径を有するリング状のディスクホルダ43によって、主軸3の後端面3bに、主軸3に対して回転不能且つ主軸3と同軸状に固定されている。これらブレーキディスク42及びディスクホルダ43は、本発明における「主軸に対して回転不能に取り付けられる構成部品」の一例である。
シリンダユニット44は、リング状のユニットであり、ケース2の後端面2bに、ケース2に対して回転不能且つ主軸3と同軸状に取り付けられている。シリンダユニット44は、オイルシール48を介してディスクホルダ43に対して外嵌合し、クランプ部材41及びブレーキディスク42の全体を覆っている。
シリンダユニット44は、油圧又は空圧の作動流体によって移動可能なピストン45を備えている。ピストン45は、クランプ部材41との間でブレーキディスク42を挟むように配置され、クランプ部材41側に移動した時、クランプ部材41との間でブレーキディスク42をクランプし、主軸3を回転不能な静止状態にする。一方、ピストン45は、クランプ部材41と反対側に移動した時、ブレーキディスク42をアンクランプし、主軸3を回転可能にする。
ロータリジョイント5は、ロータリシャフト6とディストリビュータ7によって構成されている。ロータリジョイント5は、ディストリビュータ7に形成された複数の流体通路71を通してロータリシャフト6内に油圧又は空圧の作動流体を流入させ、更にロータリシャフト6に形成された複数の流体通路61を通して主軸3の前端面3a側に作動流体を流出させるように構成されている。
ロータリシャフト6は、前端部6aに主軸3に対する一対の取付けフランジ部62を有している。一対の取付けフランジ部62は、ロータリシャフト6の前端部6aの対角位置に、ロータリシャフト6の径方向に張り出すように設けられている。このロータリシャフト6の後端部6bは、円柱状のまま延びており、中央部にディストリビュータ7が挿入されるシャフト孔63を有している。
ロータリシャフト6は、主軸3の前端面3a側から軸孔31内に挿入されている。主軸3の前端面3aには、軸孔31の対角位置に2つの溝部36が形成されている。ロータリシャフト6の取付けフランジ部62は溝部36内に収容され、主軸3の前端面3a側からボルト64によって主軸3に取付けられている。これにより、ロータリシャフト6は、主軸3に対して回転不能且つ同軸状に固定されている。なお、ボルト64の頭部も溝部36内に収容されているので、ロータリシャフト6の前端部6aは主軸3の前端面3aから突出していない。
ロータリシャフト6は、主軸3の軸方向の長さよりも長い。このため、ロータリシャフト6の後端部6bは主軸3の後端面3bから突出している。ロータリシャフト6の後端部6bは、クランプ機構4のブレーキディスク42及びディスクホルダ43を、ロータリシャフト6の後端側から装着させて外嵌合させる部位であり、ブレーキディスク42及びディスクホルダ43を貫通している。そして、ブレーキディスク42及びディスクホルダ43は、ロータリシャフト6の後端部6bの外周面と接触して外嵌合している。
主軸3の後端面3bから突出したロータリシャフト6の後端部6bは、図3に示すように、ブレーキディスク42とディスクホルダ43が外嵌合される領域X内に、ブレーキディスク42とディスクホルダ43の内周面と接触する嵌合部65を有している。
嵌合部65は、ロータリシャフト6の後端部6bにおいて、部分的に僅かに大径に形成された部位であり、主軸3の後端面3bに隣接して配置されている。但し、嵌合部65の外径は、軸孔31の内径と同一又は僅かに小径である。嵌合部65の軸方向の長さは、ブレーキディスク42の軸方向の長さ(厚み)よりも長く、ブレーキディスク42とディスクホルダ43の軸方向の長さを足し合わせた長さよりも十分に短い。嵌合部65の外径は、ブレーキディスク42及びディスクホルダ43の内径と略同一となるように形成されている。このため、ロータリシャフト6の後端部6bにロータリシャフト6の後端側から装着されたブレーキディスク42の内周面全面とディスクホルダ43の内周面の前端側は、嵌合部65の外周面と接触する。従って、ブレーキディスク42及びディスクホルダ43は、ロータリシャフト6の後端部6bに外嵌合することによって、嵌合部65と接触して径方向の位置決めがなされ、主軸3と同軸状に取り付けられている。
一方、ロータリシャフト6における嵌合部65よりも後端側は、ブレーキディスク42及びディスクホルダ43の内周面と非接触となる逃げ部66となっている。逃げ部66は、嵌合部65よりも僅かに小径に形成された部位である。このため、嵌合部65よりも後端側のディスクホルダ43とロータリシャフト6との間には、僅かに隙間が形成されている。このため、ブレーキディスク42及びディスクホルダ43をロータリシャフト6の後端部6bに外嵌合させる際の抵抗が少なくて済み、嵌合作業を楽に行うことができる。
なお、本実施形態に示すロータリシャフト6の嵌合部65よりも前端側は、嵌合部65よりも僅かに小径な逃げ部67を有している。このため、ロータリシャフト6を主軸3の前端面3a側から軸孔31内に挿入する際の抵抗も少なくて済み、挿入作業を楽に行うことができるようになっている。
ディストリビュータ7は、ロータリシャフト6のシャフト孔63に挿入され、図示しないボルトによってシリンダユニット44に固定されている。これにより、ディストリビュータ7は、シリンダユニット44を介してケース2に対して回転不能に取り付けられている。
次に、この回転テーブル装置1おけるクランプ機構4の各構成部品の取り外し作業及び取り付け作業について、図4、図5を参照して説明する。図4は、図1に示す回転テーブル装置1のクランプ機構4を取り外す様子を説明する断面図、図5は、保守後の回転テーブル装置1のロータリシャフト6にブレーキディスク42及びディスクホルダ43を取り付けた状態を示す断面図である。
まず、取り外し作業において、ディストリビュータ7がシリンダユニット44から取り外され、ロータリシャフト6のシャフト孔63から後方に引き抜かれる。その後、シリンダユニット44がケース2から取り外される。そして、ロータリシャフト6に外嵌合しているディスクホルダ43及びブレーキディスク42が順次取り外される。これにより、保守に必要なクランプ機構4の構成部品が取り外される。このとき、ロータリシャフト6は主軸3に固定されたままであり、取り外しの必要はない。
一方、取り付け作業において、ブレーキディスク42及びディスクホルダ43が、主軸3の後端面3bから突出しているロータリシャフト6の後端部6bに対して、ロータリシャフト6の後端側から装着されて外嵌合される。このとき、ブレーキディスク42及びディスクホルダ43の内周面は、ロータリシャフト6の後端部6bの外周面、具体的には嵌合部65の外周面に接触する。ロータリシャフト6は、既に主軸3の軸孔31内に位置決めされた状態で固定されているため、このロータリシャフト6の後端部6bにブレーキディスク42及びディスクホルダ43を外嵌合させるだけで、ブレーキディスク42及びディスクホルダ43は位置決めされる。
このように、ブレーキディスク42及びディスクホルダ43の取り付けは、ロータリシャフト6を芯出し用治具の代わりとして利用することによって行われる。従って、ブレーキディスク42及びディスクホルダ43は、ロータリシャフト6の後端部6bに外嵌合するだけで芯出しされる。外嵌合の後、ブレーキディスク42及びディスクホルダ43は、ボルト47によって、主軸3に対して回転不能且つ同軸状に固定される。このブレーキディスク42及びディスクホルダ43の取り付けの際、従来のような芯出し用治具やダイヤルゲージ等を用いた芯出し作業は全く必要ない。その後、シリンダユニット44及びディストリビュータ7が取り付けられる。
このように、本発明に係る回転テーブル装置1によれば、主軸3からロータリシャフト6を取り外す必要なく、クランプ機構4の構成部品の取り外し及び取り付けを行うことができる。従って、クランプ機構4の保守の際、ロータリシャフト6の取り外し、取り付けのための面倒な作業が不要となり、保守作業を容易に行うことができるようになる。ブレーキディスク42及びディスクホルダ43の取り付けの際、芯出し用治具等を用いた芯出し作業は不要であり、保守の度にロータリシャフトを芯出しする必要もなくなるので、保守にかかる作業時間も大幅に短縮可能である。
1 回転テーブル装置
2 ケース
3 主軸
3b 後端面
31 軸孔
4 クランプ機構
42 ブレーキディスク
43 ディスクホルダ
5 ロータリジョイント
6 ロータリシャフト
6a 前端部
6b 後端部
62 取付けフランジ部

Claims (1)

  1. ケースと、
    前記ケース内に回転可能に設けられ、中心部の軸方向に沿って貫通する軸孔を有する主軸と、
    前記主軸の前記軸孔に回転不能に取り付けられるロータリシャフトを有するロータリジョイントと、
    前記ケースの後端側に配置され、前記主軸に対して回転不能に取り付けられる構成部品を有するクランプ機構と、を備える回転テーブル装置であって、
    前記ロータリシャフトは、前記ロータリジョイントから流入する作動流体を前記主軸の前端側に流出させる流体通路を内部に有し、前端部に前記主軸との取付けフランジ部を有し、前記主軸の前端側から前記軸孔に挿入されて前記取付けフランジ部によって前記主軸に取り付けられていると共に、前記ロータリシャフトの後端部は、前記主軸の後端面から突出し、
    前記クランプ機構の前記構成部品は、前記主軸の後端面から突出した前記ロータリシャフトの後端部に後端側から装着され、前記後端部の外周面に接触して外嵌合しており、
    前記クランプ機構の前記構成部品は、ブレーキディスクと、前記ブレーキディスクを前記主軸に固定するディスクホルダとを含み、
    前記主軸の後端面から突出した前記ロータリシャフトの後端部の外周面は、前記クランプ機構の前記構成部品が外嵌合される領域内に、前記構成部品の内周面と接触する嵌合部を有し、
    前記ロータリシャフトの前記嵌合部よりも後端側は、前記構成部品の内周面と非接触となる逃げ部であり、
    前記嵌合部は、前記主軸の後端面に隣接して配置されると共に、前記嵌合部の軸方向の長さは、前記ブレーキディスクの軸方向の長さよりも長く、前記ブレーキディスクと前記ディスクホルダの軸方向の長さを足し合わせた長さよりも短い、回転テーブル装置。
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