JP6510194B2 - ロールスクリーン - Google Patents

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Description

本発明は、二重のスクリーンを上下方向に相対移動可能とするロールスクリーンに関する。
従来、二重に重ね合わせたスクリーンを上下方向に相対移動させて室内への採光量を調節可能としたロールスクリーンがある。
このようなロールスクリーンにおけるスクリーンは、光を一部透過させる透過部と、光を遮る遮光部とが例えば縞状に交互に形成され、このスクリーンが二重に重ね合わされた状態で吊下支持されている。そして、操作手段の操作により、前後のスクリーンを上下方向に相対移動させて、透過部と遮光部との重なり具合を調整することにより、採光量を調節可能としている。
例えば、スクリーンの長さの調整を容易とするために、巻き取りロッドに一端が固定されスクリーンを垂下し、錘部材で折り返して他端を固定部材に固定する際に、固定部材の内部にて当該スクリーンの長さを調整可能に収容する構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。尚、この構成では、二重のスクリーンの間隙が生じるように構成され、互いに密着することがない。
一方、巻取軸に一端が取着されスクリーンを垂下し、ウェイトバーで折り返して他端をサポートパイプに取着するロールスクリーンとして、二重のスクリーンを密着状態に維持しながらスクリーンを円滑に昇降可能とする構成が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−79430号公報 特許第3311994号明細書
前述した特許文献1に開示される技法では、二重のスクリーンの間隙が生じるように構成され、互いに密着しないことから、二重のスクリーンの透過部と遮光部の位置を調節して遮蔽状態としても外光に対する遮蔽効果を高くすることができない。
一方、特許文献2に開示される技法では、二重のスクリーンの間隙を密着させることができるため、二重のスクリーンの透過部と遮光部の位置を調節して遮蔽状態としたとき、特許文献1の技法よりも外光に対する遮蔽効果を高くすることができる。
しかしながら、前述した特許文献1,2に開示される技法では、スクリーンの一端を取着して巻取りや巻戻しを行う巻取手段(前述した巻き取りロッドや巻取軸等)と、スクリーンの他端を取着して吊下支持する固定手段(前述した固定部材やサポートパイプ等)との間の隙間から入射する外光を完全には遮蔽できないという問題がある。
例えば、巻取手段によりスクリーンを巻き戻した状態で二重のスクリーンにおける透過部と遮光部を遮蔽状態となるよう構成しても、当該巻取手段と固定手段との間で外光が入射可能な隙間が生じてしまう。
本発明の目的は、上述の問題を鑑みて、相対移動可能な二重のスクリーンを上下方向に相対移動させるロールスクリーンを提供することにある。
また、本発明のロールスクリーン二重のスクリーンを上下方向に相対移動可能とするロールスクリーンであって、スクリーンの一端を取着して巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、前記巻取手段から垂下され折り返された当該スクリーンの他端を取着して吊下支持する固定手段とを備え、前記巻取手段により前記スクリーンを巻き戻した状態で前記巻取手段と前記固定手段との間で生じる隙間を塞ぐことが可能な遮蔽部が、前記スクリーンに対して設けられ、前記遮蔽部は、当該スクリーンの他端が前記固定手段により折り返して取着され、前記固定手段から垂下されることにより形成されていることを特徴とする。
また、本発明のロールスクリーン二重のスクリーンを上下方向に相対移動可能とするロールスクリーンであって、スクリーンの一端を取着して巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、前記巻取手段から垂下され折り返された当該スクリーンの他端を取着して吊下支持する固定手段とを備え、前記巻取手段により前記スクリーンを巻き戻した状態で前記巻取手段と前記固定手段との間で生じる隙間を塞ぐことが可能な遮蔽部が、前記スクリーンに対して設けられ、前記遮蔽部は、当該スクリーンとは別の遮蔽生地からなることを特徴とする。

また、本発明のロールスクリーンにおいて、前記遮蔽生地は、前記スクリーンの取着に併せて共に取着するよう構成されていることを特徴とする。
また、本発明のロールスクリーンにおいて、前記遮蔽生地は、前記巻取手段に取着する当該スクリーンの一端側に設けられ、前記巻取手段による巻取り時には前記スクリーンの巻き取りと共に前記遮蔽生地が巻き取れ、前記巻取手段による巻戻し時には前記スクリーンの巻戻しと共に前記遮蔽生地が巻戻されるよう構成されていることを特徴とする。
また、本発明のロールスクリーンにおいて、前記遮蔽生地は、前記巻取手段の外周面と前記固定手段の外周面のそれぞれに接する接線のうち、前記巻取手段の長手方向に対して垂直な面上で前記巻取手段と前記固定手段との間で交差する2つの接線間で形成される隙間を塞ぐよう設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、巻取手段によりスクリーン(生地)を巻き戻した状態で、巻取手段と固定手段との間で生じる隙間からの外光を効果的に遮蔽し、相対移動可能な二重のスクリーンにおける透過部と遮光部とを一致させて遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。
本発明による第1実施形態のロールスクリーンの概略構成を示す正面図である。 本発明による第1実施形態のロールスクリーンの概略構成を示す側面透視図である。 本発明による第1実施形態のロールスクリーンにおける操作プレート周辺の概略構成を示す分解斜視図である。 (a),(b),(c)は、本発明による第1実施形態のロールスクリーンにおける操作プレートの動作説明図である。 本発明による第1実施形態のロールスクリーンにおける実施例1の遮蔽生地を例示する側面から見た拡大図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第1実施形態のロールスクリーンにおける実施例2,3の遮蔽生地を例示する側面から見た拡大図である。 本発明による第2実施形態のロールスクリーンの概略構成を示す側面透視図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第2実施形態のロールスクリーンにおける実施例1,2の遮蔽生地を例示する側面から見た拡大図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による他の実施形態のロールスクリーンにおける取付フレーム周辺の概略を示す側面から見た概略拡大図である。
以下、図面を参照して、本発明による各実施形態のロールスクリーン1を説明する。尚、本願明細書中、図1に示すロールスクリーン1の正面図に対して、図示上方及び図示下方をスクリーン4の吊り下げ方向に準じてそれぞれ上方向(又は上側)及び下方向(又は下側)と定義し、図示左方向をロールスクリーン1の左側、及び、図示右方向をロールスクリーン1の右側と定義して説明する。また、以下に説明する例では、図1に示すロールスクリーン1の正面図に対して、視認する側を前側(又は室内側)、その反対側を後側(又は室外側)とし、ロールスクリーン1の前後方向と称するときは、図1の正面図における図示面に対して垂直な方向を云う。
〔第1実施形態〕
(全体構成)
まず、図1乃至図4を参照して、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1の構成を説明する。図1は、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1の概略構成を示す正面図であり、図2は、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1の概略構成を示す側面透視図である。図3は、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1における操作プレート6周辺の概略構成を示す分解斜視図である。また、図4(a),(b),(c)は、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1における操作プレート6の動作説明図である。
図1及び図2に示すロールスクリーン1は、取付フレーム2の両端に支持部材2a,2bが固定され、その支持部材2a,2bから延びる固定軸11によって、支持部材2a,2b間に円筒状の巻取パイプ9が回転可能に支持される。
巻取パイプ9の右端部には操作プーリー10が設けられ、この操作プーリー10に掛回される無端状の操作コード3が垂下されている。そして、操作コード3の操作により巻取パイプ9を回転操作可能となるよう構成されており、操作コード3が掛回される操作プーリー10の表面は高摩擦性の表面形状を有する。尚、この操作コード3をボールチェーンで構成し、このボールチェーンが掛回される操作プーリー10の表面を、そのボールチェーンのボール部に適合する形状の凹凸を有するように構成することもできる。
支持部材2aと操作プーリー10との間には、操作プレート6が巻取パイプ9に対して相対回動可能に設けられている。また、支持部材2bと巻取パイプ9の左端部との間には、支持プレート8が巻取パイプ9に対して相対回動可能に設けられている。操作プレート6の下方には、操作プレート6及び支持プレート8間に延びる円筒状の固定パイプ7の一端が取着されている。尚、操作プレート6の具体的な構成及び動作については詳細に後述する。
支持プレート8の下方にて固定パイプ7の他端が取着されている。本実施形態の支持プレート8の形状は、後述するコード案内部12,13が設けられていない点を除き、操作プレート6の形状とほぼ同様となっている。ただし、支持プレート8の外形形状は、巻取パイプ9に対して相対回動可能とし、固定パイプ7の他端を取着する形態であれば、操作プレート6の外形形状とは異なる形状としてもよい。
巻取パイプ9は、スクリーン4の一端を取着して巻き取り可能に吊下支持しており、巻取パイプ9から垂下し、錘部材として機能するウェイトバー5を介して折り返されたスクリーン4の他端は固定パイプ7に取着されている。そして、巻取パイプ9と固定パイプ7との間で垂下されるスクリーン4の下端部には、ウェイトバー5の両端部で回転可能に支持されるローラー15が挿通されている。従って、スクリーン4はウェイトバー5の重量に基づいて張設される。
そして、操作コード3を操作して巻取パイプ9をスクリーン巻取り方向へ回転させるとウェイトバー5が上昇し、巻取パイプ9をスクリーン巻戻し方向へ回転させるとウェイトバー5が下降する。
また、巻取パイプ9内において、その左端側にはスクリーン4の巻上時の操作力を軽減するスプリングモーター、右端側にはスクリーン4の自重降下を防止するストッパ装置等が収容されている(図示せず)。
スクリーン4は、光を一部透過させる透過部4bと、光を遮る遮光部4aとが例えば縞状に交互に形成され、このスクリーン4が二重に重ね合わされた状態で吊下支持されているため、操作コード3の操作により、前後のスクリーン4を上下方向に相対移動させて、透過部4bと遮光部4aとの重なり具合を調整することにより、採光量が調節可能となっている。
次に、図3を参照して、操作プレート6及びその周辺の具体的な構成について説明する。操作プーリー10は、支持部材2aから延びる固定軸11を回転軸とするための透孔が設けられ、この固定軸11によって、操作プーリー10の回転に伴い巻取パイプ9が回転可能に支持される。このため、操作プーリー10の左端側には巻取パイプ9の右端内周面に嵌合する嵌合部25が設けられる。また、操作プーリー10の左端部は巻取パイプ9内に収容されるストッパ装置に連結するギア機構と噛合するようになっている(図示せず)。ギア部・ギア機構は増・減速不要であれば省略し巻取パイプ9と操作プーリー10を単に直結する構成でかまわない。
操作プーリー10の右端部には略円柱状の回動支持部24が設けられ、該回動支持部24よりも大きい径の長孔状の回動受部17が、操作プレート6に設けられている。従って、操作プレート6は、操作プーリー10及び巻取パイプ9に対して、相対回動可能に支持される。この長孔状の回動受部17は、後述の支軸16に対して相対回動可能とするとともに、一定角度以上、相対回動しないように規制するように形成されている。本実施形態の支持プレート8の形状は、本実施形態の操作プレート6の形状とほぼ同様となっており、本実施形態の操作プレート6と同様の長孔状の回動受部17(図示せず)が設けられている。
また、操作プレート6には、支持部材2aから延びる支軸16を回動軸として操作プレート6が振り子動作を行うよう、室外側上方に、支軸16を挿通する回動軸孔部23が設けられている。同様に、支持プレート8にも、支持部材2bから延びる支軸16を回動軸として支持プレート8が振り子動作を行うよう、室外側上方に、支軸16を挿通する回動軸孔部23が設けられている(図示せず)。尚、操作プレート6及び支持プレート8にそれぞれ支軸16を設け、支持部材2a,2bにそれぞれ回動軸孔部23を設ける構成としてもよい。
従って、本実施形態の操作プレート6及び支持プレート8は、支軸16を回動軸として、長孔状の回動受部23によって回動範囲が規制された状態で、操作プーリー10及び巻取パイプ9に対して相対回動可能となっている。
操作プレート6の上方には、コードカバー20を備える図示しない別部品が固定軸11上に設けられる。尚、コードカバー20は、支持部材2aに取着する形態とすることもできる。操作プレート6の下方には、固定パイプ7を支持可能な孔部22が設けられている。固定パイプ7はリベット等の保持部材21により固定パイプ7の一端を取着可能であり、支持部材2a,2b間に延びるよう保持される。固定パイプ7は、操作プレート6に対して回転可能に取着してもよいし、回転不能に取着してもよい。回転可能且つ回転位置で保持できるラチェット機構等を設ければスクリーン4の下限状態におけるウェイトバー5の高さを微調整することができる。
操作プレート6の前端側には、そのプレート面から突出した2本のコード案内部12,13が設けられる。操作プーリー10から垂下される無端状の操作コード3は、2本のコード案内部12,13間から垂下されるよう案内される(図4参照)。
このように構成された操作プレート6は、操作コード3の操作時には、相対移動可能な二重のスクリーン4の間隔が離れるよう振り子動作する。特に、操作プレート6は、巻取パイプ9と固定パイプ7との位置関係が、静止時と操作時との間で変化するように振り子動作する。そして、二重のスクリーン4の操作時の間隔が、静止時の間隔より大きくなるよう構成されている。
より具体的に、図4を参照して、操作プレート6の動作について説明する。まず、図4(a)を参照するに、操作プレート6は、操作プーリー10及び巻取パイプ9に対して相対回動可能に支持され、ウェイトバー5の下限位置、中間位置及び上限位置のそれぞれの静止時では、操作プレート6には自重(スクリーン4・ウェイトバー5・操作プレート6・支持プレート8・固定パイプ7の重量)で前後のスクリーン4が密着する方向、つまり手前側に(図4で時計回りに)トルクが働く。操作コード3は、コード案内部12,13を基準に垂下される。
この静止時では、ウェイトバー5が下限位置にあるとき、或いはウェイトバー5の中間位置及び上限位置で巻取パイプ9にスクリーン4が巻き取られている状態にあるとき、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させる位置(二重のスクリーン4の間隔d1)で安定化するようになっている。従って、二重のスクリーン4の透過部4bと遮光部4aとをずらして半透過状態とすることや、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態とすることができ、特に、遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。尚、本例では、ウェイトバー5の下限状態において遮光状態となるよう、スクリーン4の各端部が巻取パイプ9及び固定パイプ7にそれぞれ取着されている。
次に、図4(b)を参照するに、例えばウェイトバー5が下限位置や中間位置にある状態からウェイトバー5を上昇させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9にスクリーン4が巻き取られる。このとき、操作コード3によりコード案内部12を介して操作プレート6に時計回りのトルクが加わることにより操作プレート6が振り子動作し、二重のスクリーン4の操作時の間隔d2が、静止時の間隔d1より大きくなるよう構成されている。従って、上昇操作時に二重のスクリーン4が摩擦することなく、或いは摩擦はしても昇降中の一部分的か、又は摩擦力が低減されて相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無い。
同様に、図4(c)を参照するに、例えばウェイトバー5が中間位置や上限位置にある状態からウェイトバー5を下降させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9に巻き取られていたスクリーン4が下降する。このとき、操作コード3によりコード案内部12を介して操作プレート6に時計回りのトルクが加わることにより操作プレート6が振り子動作し、二重のスクリーン4の操作時の間隔d3が、静止時の間隔d1より大きくなるよう構成されている。従って、下降操作時においてもスクリーン4が摩擦することなく、或いは摩擦はしても昇降中の一部分的か、又は摩擦力が低減されて相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無い。尚、スクリーン4の生地が巻き太る上限付近の一部では摩擦が発生したとしても、摩擦力が低減される方向に作用する。
このように、静止時には、操作コード3にテンションが無くなり、操作プレート6がスクリーン4等の自重により二重のスクリーン4が近付く方向に回動するため、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させることができ、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。
加えて、本実施形態のロールスクリーン1では、巻取パイプ9によりスクリーン4を巻き戻した状態(下限状態)で、二重のスクリーン4における透過部4bと遮光部4aを遮蔽状態となるよう構成し、巻取パイプ9と固定パイプ7との間の隙間から入射する外光を完全に遮蔽できるよう、巻取パイプ9には、スクリーン4に重ねて、スクリーン4の左右幅と略同一で所定長の遮蔽生地18が取着されている。以下、各実施例の遮蔽生地18について詳細に説明する。
(実施例1の遮蔽生地)
図5は、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1における実施例1の遮蔽生地18を例示する側面から見た拡大図である。図5に示すように、実施例1の遮蔽生地18は、巻取パイプ9と固定パイプ7との間の隙間を塞ぐことが可能な長さで、巻取パイプ9に対して、スクリーン4に重ねてその一端が取着されている。従って、遮蔽生地18の他端はスクリーン4の垂下方向に倣って垂下される。尚、遮蔽生地18の他端をスクリーン4上に溶着等により固定させることもできるが、本例のように、単に、巻取パイプ9に対して、スクリーン4に重ねて遮蔽生地18の一端を共に取着させるのみとすることで、組立性を向上させることができる。
また、巻取パイプ9による巻取り時にはスクリーン4とともに遮蔽生地18を巻き取られ、巻取パイプ9による巻戻し時にはスクリーン4の巻戻しに倣って巻き戻される。このため、例えば操作プレート6と支持プレート8との間に遮蔽効果の有る外壁を設けるような構成と比較して、遮蔽生地18が振り子動作の操作性を阻害することが無く、且つ組立性及び美観を損ねることが無い。
尚、実施例1の遮蔽生地18は、巻取パイプ9と固定パイプ7との間の隙間を塞ぐことが可能な長さとすればよい。より具体的には、図5に示すように、巻取パイプ9の外周面と固定パイプ7の外周面のそれぞれに接する接線のうち、巻取パイプ9の長手方向に対して垂直な面上で巻取パイプ9と固定パイプ7との間で交差する2つの接線L1,L2間で形成される隙間SAを塞ぐのに十分な長さとするのが好適である。
(他の実施例の遮蔽生地)
巻取パイプ9と固定パイプ7との間の隙間を塞ぐことが可能な長さを有する遮蔽生地18として、他の実施例の形態でも構成することができる。図6(a),(b)は、それぞれ本発明による第1実施形態のロールスクリーン1における実施例2,3の遮蔽生地18を例示する側面から見た拡大図である。
例えば、図6(a)に示すように、実施例2の遮蔽生地18として、巻取パイプ9に取着されたスクリーン4の上端から所定位置18aにて遮蔽生地18の一端を溶着等により取着させるように構成することができる。従って、実施例2の遮蔽生地18の他端はスクリーン4の垂下方向に倣って垂下される。また、実施例2の遮蔽生地18の他端をスクリーン4上に溶着等により固定させることもできる。
或いは、図6(b)に示すように、実施例3の遮蔽生地18として、スクリーン4の上端位置18bにて、遮蔽生地18を継ぎ足すよう取着して構成することができる。尚、実施例2,3の場合には、スクリーン4と遮蔽生地18とを溶着等により固定させる組立工程が追加される点で、実施例1の遮蔽生地18の場合よりも組立性の観点で劣ることになるが、例えば操作プレート6と支持プレート8との間に遮蔽効果の有る外壁を設けるような構成と比較すれば、遮蔽生地18が振り子動作の操作性を阻害することが無く、且つ組立性及び美観を損ねることが無い。
このように、本実施形態の各実施例によれば、巻取パイプ9によりスクリーン4を巻き戻した状態で、巻取パイプ9と固定パイプ7との間で生じる隙間からの外光を効果的に遮蔽し、相対移動可能な二重のスクリーン4における透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。
〔第2実施形態〕
(全体構成)
次に、図7及び図8を参照して、本発明による第2実施形態のロールスクリーン101の構成を説明する。図7は、本発明による第2実施形態のロールスクリーン101の概略構成を示す正面図であり、図8(a),(b)は、それぞれ本発明による第2実施形態のロールスクリーン101における実施例1,2の遮蔽生地18を例示する側面から見た拡大図である。尚、第2実施形態において、第1実施形態と同様な構成要素には同一の参照番号を付している。
前述した第1実施形態のロールスクリーン1では、巻取パイプ9が固定軸11によって支持部材2a,2b間に回転可能に支持され、固定パイプ7が支軸16によって操作プレート6及び支持プレート8間に支持されて振り子動作させる例を説明したが、第2実施形態のロールスクリーン101は、特許文献2と同様に、巻取パイプ9及び固定パイプ7がそれぞれ支持部材2a,2b間に支持される例である。ここで、限定するものではないが、巻取パイプ9は支持部材2a,2b間に回転可能に支持され、固定パイプ7は支持部材2a,2b間に回転不能に支持される例を代表して説明する。
図7に示すロールスクリーン101は、取付フレーム2の両端に支持部材2a,2bが固定され、その支持部材2a,2bから延びる固定軸11によって、支持部材2a,2b間に円筒状の巻取パイプ9が回転可能に支持される。巻取パイプ9の右端部には操作プーリー10(図示せず)が設けられ、この操作プーリー10に掛回される無端状の操作コード3が垂下されている。そして、操作コード3の操作により巻取パイプ9を回転操作可能となるよう構成されており、操作コード3が掛回される操作プーリー10の表面は高摩擦性の表面形状を有する。尚、この操作コード3をボールチェーンで構成してもよい。
固定パイプ7は、巻取パイプ9に対して背面側上方にて、その両端が支持部材2a,2bに固定されている。巻取パイプ9は、スクリーン4の一端を取着して巻き取り可能に吊下支持しており、巻取パイプ9から垂下し、錘部材として機能するウェイトバー5を介して折り返されたスクリーン4の他端は固定パイプ7に取着されている。そして、巻取パイプ9と固定パイプ7との間で垂下されるスクリーン4の下端部には、ウェイトバー5の両端部で回転可能に支持されるローラー15が挿通されている。従って、スクリーン4はウェイトバー5の重量に基づいて張設される。
そして、操作コード3を操作して巻取パイプ9をスクリーン巻取り方向へ回転させるとウェイトバー5が上昇し、巻取パイプ9をスクリーン巻戻し方向へ回転させるとウェイトバー5が下降する。
また、巻取パイプ9内において、その左端側にはスクリーン4の巻上時の操作力を軽減するスプリングモーター、右端側にはスクリーン4の自重降下を防止するストッパ装置等が収容されている(図示せず)。
スクリーン4は、光を一部透過させる透過部4bと、光を遮る遮光部4aとが例えば縞状に交互に形成され、このスクリーン4が二重に重ね合わされた状態で吊下支持されているため、操作コード3の操作により、前後のスクリーン4を上下方向に相対移動させて、透過部4bと遮光部4aとの重なり具合を調整することにより、採光量が調節可能となっている。
このように、第2実施形態のロールスクリーン101においても、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させることができ、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。
加えて、本実施形態のロールスクリーン101では、巻取パイプ9によりスクリーン4を巻き戻した状態(下限状態)で、二重のスクリーン4における透過部4bと遮光部4aを遮蔽状態となるよう構成し、巻取パイプ9と固定パイプ7との間の隙間から入射する外光を完全に遮蔽できるよう、固定パイプ7には、スクリーン4に重ねて、スクリーン4の左右幅と略同一で所定長の遮蔽生地18が取着されている。以下、各実施例の遮蔽生地18について詳細に説明する。
(実施例1の遮蔽生地)
図8(a),(b)は、それぞれ本発明による第2実施形態のロールスクリーン101における実施例1,2の遮蔽生地18を例示する側面から見た拡大図である。図8(a),(b)に示す各実施例の遮蔽生地18は、巻取パイプ9と固定パイプ7との間の隙間を塞ぐことが可能な長さで、固定パイプ7に対してスクリーン4に倣って取着されている。
例えば、図8(a)に示すように、本実施形態の実施例1の遮蔽生地18として、面ファスナー等による取着手段30により取付フレーム2の背面側の壁部に対して遮蔽生地18の上端を取着し、固定パイプ7の外周面を部分的に覆うカバー31を利用して、遮蔽生地18をスクリーン4に倣って垂下させるよう構成することができる。従って、本実施例の遮蔽生地18の下端はスクリーン4の垂下方向に倣って垂下される。また、本実施例の遮蔽生地18の下端をスクリーン4上に溶着等により固定させることもできる。
或いは、図8(b)に示すように、本実施形態の実施例2の遮蔽生地18として、遮蔽生地18の上端を自由端とし、例えば固定パイプ7の外周面に係合可能な形態で固定パイプ7の外周面を部分的に覆うカバー32を構成し、このカバー32を利用して遮蔽生地18を固定パイプ7に取着し、スクリーン4に倣って垂下させるよう構成することができる。従って、本実施例の遮蔽生地18の下端はスクリーン4の垂下方向に倣って垂下される。また、これら各実施例の遮蔽生地18の下端をスクリーン4上に溶着等により固定させることもできるが、図8に示す例のように、単に、固定パイプ7に対して、スクリーン4に倣って遮蔽生地18を取着させるようにすることで、組立性を向上させることができる。
或いはまた、前述の第1実施形態に関する実施例2,3(図6参照)を応用して、巻取パイプ9と固定パイプ7との間の隙間を塞ぐことが可能な長さで、固定パイプ7に取着されたスクリーン4の上端から所定位置にて遮蔽生地18の一端を溶着等により取着させるように構成することや、固定パイプ7に取着するスクリーン4の上端部分に遮蔽生地18を継ぎ足すよう取着することで構成することができる。この場合には、スクリーン4と遮蔽生地18とを溶着等により固定させる組立工程が追加される点で、図8に示す各実施例の遮蔽生地18の場合よりも組立性の観点で劣ることになるが、例えば支持部材2a,2b間に遮蔽効果の有る外壁を設けるような構成と比較すれば、ロールスクリーン101の美観を損ねることが無い。
このように、本実施形態の各実施例によれば、巻取パイプ9によりスクリーン4を巻き戻した状態で、巻取パイプ9と固定パイプ7との間で生じる隙間からの外光を効果的に遮蔽し、相対移動可能な二重のスクリーン4における透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。
〔他の実施形態〕
次に、図9を参照して、本発明による他の実施形態のロールスクリーンの構成を説明する。図9(a),(b)は、それぞれ本発明による他の実施形態のロールスクリーンにおける取付フレーム2周辺の概略を示す側面から見た拡大図である。尚、図9に示す実施形態において、第1実施形態と同様な構成要素には同一の参照番号を付している。
図9(a),(b)に示すロールスクリーンは、第2実施形態のロールスクリーン101の更なる変形例であり、巻取パイプ9に一端が取着されたスクリーン4の他端が、第2実施形態のような固定パイプ7ではなく、取付フレーム2の室外側の側面に設けられた係合部51にて生地押さえ52を係合させて取着するようになっている。
したがって、図9(a),(b)に示すロールスクリーンにおいても、図示を省略するが、巻取パイプ9が支持部材2a,2b間に回転可能に支持され、巻取パイプ9の右端部には操作プーリー10が設けられ、この操作プーリー10に掛回される無端状の操作コード3が垂下されている。
そして、巻取パイプ9から垂下し、錘部材として機能するウェイトバー5を介して折り返されたスクリーン4の他端は取付フレーム2の係合部51に取着されている。巻取パイプ9と係合部51との間で垂下されるスクリーン4の下端部には、ウェイトバー5の両端部で回転可能に支持されるローラー15が挿通されている。従って、スクリーン4はウェイトバー5の重量に基づいて張設され、第2実施形態のロールスクリーン101と同様に動作する。
ここで、図9(a)に示すロールスクリーンでは、取付フレーム2の係合部51に係合する生地押さえ52には、スクリーン4の一端及び遮蔽生地18の一端が、係着位置53でホチキス等により係着されている。尚、図9(a)に示す例では、スクリーン4よりも室外側に遮蔽生地18が位置するよう係合部51に取着する例を示しているが、スクリーン4よりも室内側に遮蔽生地18が位置するよう係合部51に取着してもよい。ただし、スクリーン4よりも室外側に遮蔽生地18が位置するように構成することで、生地押さえ52を遮蔽生地18により外部から見えないようにできるため美観が保たれる点で好適である。
遮蔽生地18は、取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間から外光が入射するのを防止可能とする長さで、取付フレーム2の係合部51の位置から垂下される。このように、図9(a)に示す実施形態によれば、巻取パイプ9によりスクリーン4を巻き戻した状態で、取付フレーム2と巻取パイプ9との間で生じる隙間からの外光を効果的に遮蔽し、相対移動可能な二重のスクリーン4における透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。
一方、図9(b)に示すロールスクリーンでは、取付フレーム2の係合部51に係合する生地押さえ52には、スクリーン4の一端が折り返されて、係着位置53でホチキス等により係着されている。尚、図9(b)に示す例では、スクリーン4を室内側から室外側に向けて折り返す例を示しているが、室外側から室内側に向けて折り返すよう構成してもよい。
スクリーン4の一端が折り返されて生地押さえ52から垂下される長さは、スクリーン4における遮光部4aが、取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間から外光が入射するのを防止可能とする位置となるよう調整されている。このように、図9(b)に示す実施形態によれば、巻取パイプ9によりスクリーン4を巻き戻した状態で、取付フレーム2と巻取パイプ9との間で生じる隙間からの外光を効果的に遮蔽し、相対移動可能な二重のスクリーン4における透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。特に、図9(b)に示す実施形態によれば、遮蔽生地18を用いずに、スクリーン4における遮光部4aを利用して生地押さえ52からスクリーン4の一端を折り返して垂下するよう構成しているため、部品点数を削減して低コスト化及び高品質化を実現可能とするとともに、スクリーン4の生地で遮蔽効果を持たせるようにしたため異なる生地を利用した場合に生じうる美観の低下を防ぐこともできる。
また、遮蔽生地18を用いる場合やスクリーン4の一端を折り返して垂下するよう構成する場合においても、巻取パイプ9の外周面と取付フレーム2の外面のそれぞれに接する接線のうち、巻取パイプ9の長手方向に対して垂直な面上で巻取パイプ9と取付フレーム2との間で交差する2つの接線間で形成される隙間を塞ぐのに十分なように構成すればよい。
以上のように、各実施形態のロールスクリーンによれば、巻取パイプ9によりスクリーン4を巻き戻した状態で、巻取パイプ9と固定パイプ7との間、或いは巻取パイプ9と取付フレーム2との間で生じる隙間を塞ぐことが可能な遮蔽生地18を設けることにより、その隙間からの外光を効果的に遮蔽することができる。
また、各実施形態のロールスクリーンによれば、遮蔽生地18やスクリーン4の一端を折り返して垂下する遮蔽部が相対移動可能な二重のスクリーン4のいずれか一方の垂下に倣って設けられることにより、美観を損ねること無く外光を効果的に遮蔽することができる。
また、各実施形態のロールスクリーンによれば、二重のスクリーン4のいずれか一方の取着に併せて遮蔽生地18を共に取着するよう構成することで、組立性及び美観を損ねること無く外光を効果的に遮蔽することができる。
特に、第1実施形態の実施例1や第2実施形態の実施例2等に示すように遮蔽生地18を設ける場合には、スクリーン4の取着に併せて遮蔽生地18を共に取着するので、組立性や美観を損ねることも無い。
また、第1実施形態の実施例1に示すように巻取パイプ9側に遮蔽生地18を設ける場合には、巻取パイプ9による巻取り時にはスクリーン4の巻取りと共に遮蔽生地18が巻き取られ、巻取パイプ9による巻戻し時にはスクリーン4の巻戻しと共に遮蔽生地18が巻戻されるので、この遮蔽生地18が振り子動作の操作性を阻害することもない。
また、各実施形態のロールスクリーンによれば、巻取パイプ9と固定パイプ7との間、或いは巻取パイプ9と取付フレーム2との間の隙間を塞ぐことが可能な長さで設置するので、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aのパターンとは無関係に外光を効果的に遮蔽することができる。特に、巻取パイプ9の外周面と固定パイプ7の外周面(又は取付フレーム2の外面)のそれぞれに接する接線のうち、巻取パイプ9の長手方向に対して垂直な面上で巻取パイプ9と固定パイプ7(又は取付フレーム2)との間で交差する2つの接線L1,L2間で形成される隙間SAを塞ぐのに十分な長さであれば、これ以上の長さとすることを不要とできるので、巻取パイプ9の巻取り径、或いは透過部4bと遮光部4aによる採光量の調節に悪影響を及ぼすことはない。
以上、特定の実施形態の例を挙げて本発明を説明したが、本発明は前述の実施形態の例に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、各実施形態において、室内側と室内側を特定して説明したが、室内側と室内側を逆向きに設置してもよい。
また、前述した各実施形態の例では、1枚のスクリーンを折り返した二重のスクリーン4として、光を一部透過させる透過部4bと、光を遮る遮光部4aとが縞状に交互に形成されている例を説明したが、透過部4bと遮光部4aとを交互に形成した態様でなくとも、二重のスクリーン4を用いるロールスクリーンであれば適用可能である。
本発明に係るロールスクリーンによれば、巻取パイプによりスクリーン(生地)を巻き戻した状態で、巻取パイプと固定パイプ(又は取付フレーム)との間で生じる隙間からの外光を効果的に遮蔽し、相対移動可能な二重のスクリーンにおける透過部と遮光部とを一致させて遮光状態としたときの遮光性を向上させることができるので、二重のスクリーンを用いるロールスクリーンの用途に有用である。
1,101 ロールスクリーン
2 取付フレーム
2a,2b 支持部材
3 操作コード
4 スクリーン
4a スクリーンの遮光部
4b スクリーンの透過部
5 ウェイトバー
6 操作プレート
7 固定パイプ
8 支持プレート
9 巻取パイプ
10 操作プーリー
11 固定軸
12,13 コード案内部
15 ローラー
16 支軸
17 回動受部
23 回動軸孔部
30 取着手段(面ファスナー等)
31,32 固定パイプ用のカバー

Claims (5)

  1. 二重のスクリーンを上下方向に相対移動可能とするロールスクリーンであって、
    スクリーンの一端を取着して巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、
    前記巻取手段から垂下され折り返された当該スクリーンの他端を取着して吊下支持する固定手段とを備え、
    前記巻取手段により前記スクリーンを巻き戻した状態で前記巻取手段と前記固定手段との間で生じる隙間を塞ぐことが可能な遮蔽部が、前記スクリーンに対して設けられ、
    前記遮蔽部は、当該スクリーンの他端が前記固定手段により折り返して取着され、前記固定手段から垂下されることにより形成されていることを特徴とするロールスクリーン。
  2. 二重のスクリーンを上下方向に相対移動可能とするロールスクリーンであって、
    スクリーンの一端を取着して巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、
    前記巻取手段から垂下され折り返された当該スクリーンの他端を取着して吊下支持する固定手段とを備え、
    前記巻取手段により前記スクリーンを巻き戻した状態で前記巻取手段と前記固定手段との間で生じる隙間を塞ぐことが可能な遮蔽部が、前記スクリーンに対して設けられ、
    前記遮蔽部は、当該スクリーンとは別の遮蔽生地からなることを特徴とするロールスクリーン。
  3. 前記遮蔽生地は、前記スクリーンの取着に併せて共に取着するよう構成されていることを特徴とする、請求項に記載のロールスクリーン。
  4. 前記遮蔽生地は、前記巻取手段に取着する当該スクリーンの一端側に設けられ、
    前記巻取手段による巻取り時には前記スクリーンの巻き取りと共に前記遮蔽生地が巻き取れ、前記巻取手段による巻戻し時には前記スクリーンの巻戻しと共に前記遮蔽生地が巻戻されるよう構成されていることを特徴とする、請求項又はに記載のロールスクリーン。
  5. 前記遮蔽生地は、前記巻取手段の外周面と前記固定手段の外周面のそれぞれに接する接線のうち、前記巻取手段の長手方向に対して垂直な面上で前記巻取手段と前記固定手段との間で交差する2つの接線間で形成される隙間を塞ぐよう設けられていることを特徴とする、請求項からのいずれか一項に記載のロールスクリーン。
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