JP6507850B2 - 作像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に対して着脱可能な現像装置等の作像装置及び画像形成装置に関する。
従来から、プリンタ、複写機等として電子写真方式の画像形成装置が知られている。このような画像形成装置では、感光体ドラムの表面を帯電させ、帯電させた表面を露光して静電潜像を形成し、静電潜像に現像装置でトナーを付着させてトナー像が形成される。
感光体ドラム及び転写部に残留する余剰なトナーは、それぞれのクリーニング部から画像形成装置に回収される。また、トリクル方式を採用した現像装置の場合、トナーとキャリアが混合された現像剤において、廃現像剤と称す劣化したキャリアが、現像装置に設けた排出部から回収部に回収される。さて、現像装置等の作像装置は、保守点検のため、画像形成装置に着脱可能な構成となっている。このため、廃現像剤を排出する排出口を備えた排出部が、画像形成装置側の回収部に挿抜される構成となっている。
このような構成では、排出口から排出される廃現像剤が、排出部と回収部との隙間に入り込む可能性がある。排出部と回収部との隙間に入り込んだ廃現像剤が、排出部の封止部材の近傍まで漏れ出すと、現像装置を着脱する動作で廃現像剤が回収部から封止部材を超えて装置内へ漏れだす可能性がある。
そこで、現像装置において、廃現像剤の排出口を、排出部の上面に形成する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−18039号公報
しかし、廃現像剤の排出口が、排出部の上面に形成されていると、廃現像剤の排出効率が下がり、廃現像剤が詰まる要因となる。このため、排出口を拡大すると、装置が大型化し、また、廃現像剤の漏れを抑制することができない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、画像形成装置への着脱時における廃現像剤の漏れを抑制可能とした作像装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、現像剤が収容される収容部を有した本体部と、本体部が画像形成装置に着脱される動作での本体部の移動方向に沿って本体部から突出し、画像形成装置に設けられた回収部に挿抜される排出部と、排出部の側面に開口を設けて構成される排出口と、回転駆動される軸にらせん状の送り部を設けて構成され、送り部の回転で排出口へ廃現像剤を搬送する搬送部を備え、排出部は、回収部に挿入されると、本体部と排出口との間が封止部材で封止され、排出口は、搬送部で搬送される廃現像剤の搬送方向に対し上流側の辺部において、送り部の傾斜が先行する側と対向する部位を、送り部の傾斜に応じて廃現像剤の搬送方向の下流側に後退させ、封止部材から離間させた作像装置である。
請求項2に記載の発明は、排出口は、廃現像剤の搬送方向に対し上流側の辺部を、送り部の角度に合わせて傾斜させた請求項1に記載の作像装置である。
請求項3に記載の発明は、排出口は、廃現像剤の搬送方向に対し上流側の辺部を、送り部の角度に合わせて傾斜させた台形状で、廃現像剤の搬送方向に沿った一方の辺部である短辺部を他方の辺部である長辺部より下側に設けた請求項1に記載の作像装置である。
請求項4に記載の発明は、本体部が画像形成装置に着脱される動作での本体部の移動方向に沿って、排出部と同じ側の本体部の側方から突出し、回収部に対して排出部の位置合わせを行う位置合わせ部を備えた請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の作像装置である。
請求項5に記載の発明は、位置合わせ部は、本体部が画像形成装置に装着される動作で、排出部が回収部に挿入されるより前に、位置合わせ部が画像形成装置に設けられた位置合わせ孔部に入る長さを有する請求項4に記載の作像装置である。
請求項6に記載の発明は、作像装置を有し、用紙に画像を形成する画像形成手段と、画像形成手段で画像が形成された用紙に画像を定着させる定着手段とを備え、作像装置は、現像剤が収容される収容部を有した本体部と、本体部が画像形成装置に着脱される動作での本体部の移動方向に沿って本体部から突出し、画像形成装置に設けられた回収部に挿抜される排出部と、排出部の側面に開口を設けて構成される排出口と、回転駆動される軸にらせん状の送り部を設けて構成され、送り部の回転で排出口へ廃現像剤を搬送する搬送部を備え、排出部は、回収部に挿入されると、本体部と排出口との間が封止部材で封止され、排出口は、搬送部で搬送される廃現像剤の搬送方向に対し上流側の辺部において、送り部の傾斜が先行する側と対向する部位を、送り部の傾斜に応じて廃現像剤の搬送方向の下流側に後退させ、封止部材から離間させた画像形成装置である。
本発明では、現像装置等の作像装置が画像形成装置に装着されると、画像形成装置の回収部に挿入された現像装置の排出部は、本体部と排出口との間の位置が封止部材で封止される。
らせん状の送り部を回転させて、軸方向に沿ってトナー、キャリア等の粉体を搬送する装置において、送り部の側方に排出口が設けられる構成では、排出口に面した部位の送り部は、粉体の搬送方向に沿って一方の側が先行する方向に傾斜している。このため、排出口から排出される粉体の量は、送り部の傾斜が先行する側の方が多くなる。
本発明では、排出口は、廃現像剤の搬送方向に対し上流側の辺部において、送り部の傾斜が先行する側と対向する部位を、送り部の傾斜に応じて廃現像剤の搬送方向の下流側に後退させ、封止部材から離間させた形状である。
これにより、本発明では、排出口は、廃現像剤の搬送方向に対し上流側の辺部から封止部材までの距離が、廃現像剤が排出される量の大小に応じて異なり、排出口において、封止部材までの距離が長い側から多く廃現像剤が排出される。
本発明では、排出口において廃現像剤が多く排出される側は、封止部材からの距離を長くした。これにより、排出口から排出される廃現像剤が、排出部と回収部との隙間に入り込んだとしても、廃現像剤が封止部材の近傍まで漏れ出すことが抑制され、廃現像剤が回収部から封止部材を超えて装置内へ漏れだすことが抑制される。
また、本発明では、排出部の長さを延ばすことなく、排出口は、廃現像剤の搬送方向に対し上流側の辺部から封止部材までの距離を長くすることができ、装置の大型化を防ぐことができる。
本実施の形態の現像装置の一例を示す構成図である。 本実施の形態の現像装置の一例を示す構成図である。 現像装置が装着される画像形成装置の要部構成図である。 現像装置が装着される画像形成装置の要部構成図である。 現像装置が装着される画像形成装置の要部構成図である。 本実施の形態の画像形成装置の一例を示す構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の現像装置及び画像形成装置の実施の形態について説明する。
<本実施の形態の現像装置の構成例>
図1及び図2は、本実施の形態の現像装置の一例を示す構成図であり、図1は、現像装置の要部断面図、図2は、現像装置の全体構成図である。また、図3〜図5は、現像装置が装着される画像形成装置の要部構成図である。
本実施の形態の現像装置1Aは作像装置の一例で、画像形成装置100に着脱可能に装着され、ドラムユニットDuの感光体ドラムDにトナーを供給する。現像装置1Aは、トナーとキャリアが混合された現像剤が収容される本体部2と、廃現像剤を排出する排出部3と、現像剤及び廃現像剤を搬送する搬送部4と、搬送部4で搬送された廃現像剤が排出される排出口5を備える。
本体部2は、感光体ドラムDにトナーを供給する現像ローラ20と、現像剤が収容される収容部21と、収容された現像剤を攪拌する攪拌部22を備える。
現像装置1Aは、収容部21と攪拌部22で現像剤を循環させながら、図3に示すように、感光体ドラムDと対向配置された現像ローラ20により感光体ドラムDにトナーを供給する。また、現像装置1Aは、廃現像剤(キャリア)を画像形成装置100で回収するため、排出部3から廃現像剤を排出する。
現像装置1Aは、図4に示すように、画像形成装置100に設けられた装着部101に、本体部2を矢印A方向に移動させる動作で着脱される。廃現像剤の排出部3は、本体部2が装着部101に着脱される動作での本体部2の移動方向に沿って本体部2の側方から突出する。排出部3は、略円筒形状で、内部に収容部21と連通した空間が形成される。
現像装置1Aは、画像形成装置100の装着部101に本体部2が着脱される動作で、画像形成装置100に設けられた廃現像剤の回収部102の挿入口102aに排出部3が挿抜される。
回収部102の挿入口102aは、排出部3の形状に合わせた円柱状の凹部で構成され、内周面にO状の封止部材102bが設けられる。現像装置1Aは、排出部3が回収部102の挿入口102aに挿入されると、本体部2と排出口5との間が封止部材102bで封止される。
搬送部4は、回転駆動される軸40にらせん状の送り部41を設けて構成され、収容部21に設けられる。現像装置1Aは、軸40に駆動力が伝達されて送り部41が回転することにより、軸40の延在方向に沿って廃現像剤が排出口5へ搬送される。
搬送部4は、所謂正ネジと同じ向きで送り部41が設けられ、廃現像剤の搬送方向に対して下流側の軸方向から見て、時計方向に回転することで廃現像剤を矢印F方向に搬送する。なお、現像装置1Aは、攪拌部22に搬送部4と同等の構成を有した攪拌部42が設けられる。
排出口5は、排出部3の側面に開口を設けて構成される。現像装置1Aは、本体部2が画像形成装置100の装着部101に装着され、排出部3が回収部102の挿入口102aに挿入されると、挿入口102aに設けた図示しない回収口と排出口5が連通する。
排出口5は、搬送部4で搬送される矢印Fで示す廃現像剤の搬送方向に対して上流側の辺部50を、送り部41の角度に合わせて傾斜させた形状である。本例では、排出部3を側方から見ると、排出口5と対向する部位の送り部41と、辺部50を略平行とした。
また、排出口5は、廃現像剤の搬送方向に対し下流側の辺部51を、廃現像剤の搬送方向に対して略直交させた形状である。更に、排出口5は、廃現像剤の搬送方向に沿った2つの辺部を、それぞれ廃現像剤の搬送方向と略平行とした形状である。
このように、排出口5は、排出部3を側方から見ると、廃現像剤の搬送方向に対し上流側の辺部50が下流側の辺部51と平行ではなく、廃現像剤の搬送方向に沿った一方の辺部が短辺部52、他方の辺部が長辺部53となる略台形である。
これにより、排出口5は、廃現像剤の搬送方向上流側の辺部50において、送り部41の傾斜が先行する側と対向する部位が、送り部41の傾斜に応じて廃現像剤の搬送方向の下流側に後退した位置となり、封止部材102bから離間する。
従って、排出部3が回収部102の挿入口102aに挿入された状態で、排出口5は、廃現像剤の搬送方向に対し上流側の辺部50において、短辺部52側の辺部50から封止部材102bまでの距離Lが、長辺部53側の辺部50から封止部材102bまでの距離Lより長く構成される。
更に、排出口5は、現像装置1Aが画像形成装置100に装着された状態では、排出部3の横方向に設けられ、かつ、短辺部52が長辺部53の下側に位置する形状とした。
現像装置1Aは、排出口5を開閉するシャッタ30を備える。シャッタ30は、排出部3の突出方向に沿って移動可能に設けられ、排出部3が回収部102の挿入口102aに挿入される動作で排出口5を開く。また、排出部3が回収部102の挿入口102aから抜かれる動作で排出口5を閉じる。
現像装置1Aは、回収部102の挿入口102aに対して排出部3の位置合わせを行う位置合わせ部6を備える。位置合わせ部6は、本体部2が画像形成装置100の装着部101に着脱される動作での本体部2の移動方向に沿って、排出部3と同じ側の本体部2の側方から突出する。
現像装置1Aは、図5(a)に示すように、本体部2が装着部101に装着されると、画像形成装置100に設けた位置合わせ孔部104に位置合わせ部6が挿入されると共に、排出部3が回収部102の挿入口102aに挿入される。
ここで、位置合わせ部6の長さは、現像装置1Aが画像形成装置100に装着される動作では、排出部3が回収部102の挿入口102aに挿入されるより前に、位置合わせ部6が位置合わせ孔部104に入る長さとする。これにより、現像装置1Aが画像形成装置100から取り外される動作では、排出部3が回収部102の挿入口102aから抜けるより後に、位置合わせ部6が位置合わせ孔部104から抜ける。
現像装置1Aは、図3に示すように、ドラムユニットDuの感光体ドラムDに対して現像ローラ20が平行となるように位置決めされる必要がある。そこで、現像装置1Aは、ドラムユニットDuに設けられた位置合わせ部D20に、突き当て部10が突き当てられる構成である。
このため、排出部3が挿入される回収部102の挿入口102aにおいて、封止部材102bによる位置決め精度を高めると、突き当て部10を位置合わせ部D20に所定の状態で突き当てることができなくなり、現像ローラ20と感光体ドラムDの位置精度が狂う可能性がある。現像ローラ20と感光体ドラムDの位置精度が狂うと、画像濃度に傾きが生じ、画像の品質が低下する。
そこで、封止部座102cは、ブラシ状の部材で構成され、挿入口102a内での排出部3の移動を許容している。
<本実施の形態の画像形成装置の構成例>
図6は、本実施の形態の画像形成装置の一例を示す構成図である。画像形成装置100は、例えば複写機といった電子写真方式の画像形成装置であり、本例では、複数の感光体を一本の中間転写ベルトに対面させて縦方向に配列することによりフルカラーの画像を形成する、いわゆる、タンデム型カラー画像形成装置である。
画像形成装置100は、原稿読取部110と、画像形成部111と、用紙搬送部7と、定着部8を備える。
原稿読取部110は、走査露光装置の光学系により原稿の画像を走査露光し、その反射光をラインイメージセンサにより読み取り、これにより、画像信号を得る。なお、画像形成装置100は、原稿を給紙する図示しない自動原稿搬送装置が上部に備えられる構成でも良い。
画像形成部111は画像形成手段の一例で、イエロー(Y)の画像を形成する画像形成部111Yと、マゼンダ(M)の画像を形成する画像形成部111Mと、シアン(C)の画像を形成する画像形成部111Cと、ブラック(BK)の画像を形成する画像形成部111BKを備える。
画像形成部111Yは、ドラムユニットDuを構成する感光体ドラムD及びその周辺に配置された帯電部12Y、光書込部13Y、本実施の形態の現像装置1A及びドラムクリーナ15Yを備える。同様に、画像形成部111M,111C,111BKは、感光体ドラムD,D,DBK及びその周辺に配置された帯電部12M,12C,12BK、光書込部13M,13C,13BK、本実施の形態の現像装置1A,1A,1ABK及びドラムクリーナ15M,15C,15BKを備える。
感光体ドラムDは、帯電部12Yにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13Yによる走査露光により、感光体ドラムDには潜像が形成される。さらに、現像装置1Aは、トナーで現像することによって感光体ドラムD上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムD上には、イエローに対応する所定色の画像(トナー画像)が形成される。
同様に、感光体ドラムDは、帯電部12Mにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13Mによる走査露光により、感光体ドラムDには潜像が形成される。さらに、現像装置1Aは、トナーで現像することによって感光体ドラムD上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムD上には、マゼンダに対応する所定色のトナー画像が形成される。
感光体ドラムDは、帯電部12Cにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13Cによる走査露光により、感光体ドラムDには潜像が形成される。さらに、現像装置1Aは、トナーで現像することによって感光体ドラムD上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムD上には、シアンに対応する所定色のトナー画像が形成される。
感光体ドラムDBKは、帯電部12BKにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13BKによる走査露光により、感光体ドラムDBKには潜像が形成される。さらに、現像装置1ABKは、トナーで現像することによって感光体ドラムDBK上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムDBK上には、ブラックに対応する所定色のトナー画像が形成される。
感光体ドラムD,D,D、DBK上に形成された画像は、1次転写ローラ17Y,17M,17C,17BKにより、ベルト状の中間転写体である中間転写ベルト16上の所定位置へと逐次転写される。
中間転写ベルト16上に転写された各色よりなる画像は、用紙搬送部7により所定のタイミングで搬送される用紙Pに対して、2次転写部18で転写される。2次転写部18は、2次転写ローラ18aが中間転写ベルト16と圧接して配置されることにより転写ニップ部19を形成し、用紙Pを搬送しながら当該用紙Pに画像を転写する。
2次転写部18では、用紙Pにトナー像を転写させるため、2次転写ローラ18aで用紙Pの裏面側から電圧を印加する。
用紙搬送部7は、用紙Pが収納される本例では複数の給紙トレイ71と、給紙トレイ71に収納された用紙Pを繰り出す給紙部71aを備える。また、用紙搬送部7は、給紙トレイ71から繰り出された用紙Pが搬送される主搬送路73と、用紙Pの表裏を反転させる反転搬送路74を備える。
主搬送路73は、給紙トレイ71から排紙トレイ75までの間の搬送経路を構成する。手差しトレイと称す外部給紙トレイ72を開いて使用する場合、外部給紙トレイ72からの搬送経路は、主搬送路73と反転搬送路74との合流箇所より上流側で主搬送路73と合流する。
本実施の形態の現像装置1A、1A、1A、1ABKは、主搬送路73による用紙の搬送経路の上側に装着され、図4に示すように、現像装置1A、1A、1A、1ABKを着脱する動作では、排出部3が用紙の搬送経路上を通過する。
用紙搬送部7は、主搬送路73を搬送される用紙Pに対し、スキューと称す用紙Pの傾き、及び、搬送方向に直交した用紙Pの幅方向の位置の片寄りを補正するレジストローラ76を備える。また、用紙搬送部7は、レジストローラ76に用紙を突き当てるループローラ77を備える。
レジストローラ76は、主搬送路73を搬送される用紙Pを挟んで対向する一対のローラで構成され、用紙Pの搬送方向に対して直交する軸を備え、用紙Pの搬送方向に沿って回転する。
ループローラ77は、主搬送路73を搬送される用紙Pを挟んで対向する一対のローラで構成され、用紙Pの搬送方向に対してレジストローラ76の上流側に設けられる。ループローラ77は、用紙Pの搬送方向に対して直交する軸を備え、用紙Pの搬送方向に沿って回転することで、用紙Pを搬送する。
レジストローラ76を停止させた状態として、ループローラ77により用紙Pが搬送され、一対のローラの当接部で構成されるニップ部76aに用紙Pの先端が突き当てられて、ループと称す湾曲した状態となるまで用紙Pが搬送されることで、用紙Pの面に沿った方向の傾きが補正される。
用紙Pの傾きが補正された後、レジストローラ76が用紙Pの搬送方向に沿って回転駆動されることで、用紙Pが挟持されて搬送される。更に、レジストローラ76を用紙Pの搬送方向と直交する用紙Pの幅方向に移動させることで、用紙Pの幅方向の位置が補正される。上述したように、用紙Pを搬送しながら幅方向の位置の片寄りを補正する一連の用紙位置補正動作をレジスト揺動と称す。
反転搬送路74は、定着部8の下流側で主搬送路73から分岐し、主搬送路73と反転搬送路74の分岐箇所に切換ゲート73aを備える。反転搬送路74は、主搬送路73から分岐し、主搬送路73の下側で略水平方向に延在する第1の反転搬送路74aを備える。第1の反転搬送路74aでは、用紙Pの搬送方向が矢印D1方向から矢印D2方向に反転される。
反転搬送路74は、矢印D2で示す搬送方向に対して第1の反転搬送路74aから上方に分岐し、略U形状に曲がる第2の反転搬送路74bと、第2の反転搬送路74bから、第1の反転搬送路74aに沿って延在する第3の反転搬送路74cを備える。更に、反転搬送路74は、第3の反転搬送路74cから略U形状に曲がり、主搬送路73と合流する第4の反転搬送路74dを備える。
画像形成装置100では、主搬送路73を搬送され、転写ニップ部79及び定着部8を通過した用紙Pは、上側を向いた面に画像が形成される。用紙Pの両面に画像を形成する場合、上側を向いた一の面に画像が形成された用紙Pが主搬送路73から反転搬送路74の第1の反転搬送路74aに搬送されることで、画像形成面が下側を向く。
第1の反転搬送路74aへ搬送された用紙Pが、第2の反転搬送路74bから第3の反転搬送路74cへ搬送されることで、画像形成面が上側を向く。そして、第3の反転搬送路74cへ搬送された用紙Pが、第4の反転搬送路74dから主搬送路73へ搬送されることで、画像形成面が下側を向く。これにより、用紙Pが表裏反転され、上側を向いた他の面に画像を形成することが可能となる。
定着部8は定着手段の一例で、画像が転写された用紙Pに対して、画像を定着させる定着処理を行う。定着部8は、互いに圧接して配置される一対の定着部材として定着ローラ81と定着ローラ82を備え、定着ローラ81と定着ローラ82が圧接されることで定着ニップ部83が形成される。
また、定着部8は、定着部材を加熱する加熱手段として、定着ローラ81を加熱する定着ヒータ84を備える。定着ヒータ84は通電によって点灯し、例えばハロゲンランプを用いることができる。定着部8は、用紙Pを搬送するとともに、一対の定着ローラ81、82による圧力定着、定着ヒータ84による熱定着を行うことで、画像を用紙Pに定着させる。
<本実施の形態の現像装置の動作例>
次に、各図を参照して、本実施の形態の現像装置の動作例について説明する。現像装置1Aが画像形成装置100の装着部101に装着されると、画像形成装置100の位置合わせ孔部104に位置合わせ部6が挿入された後、排出部3が回収部102の挿入口102aに挿入される。回収部102の挿入口102aに挿入された排出部3は、本体部2と排出口5との間の位置が封止部材102bで封止される。
らせん状の送り部41を回転させて、軸方向に沿って廃現像剤を搬送する現像装置1Aにおいて、送り部41の側方に排出口5が設けられる構成では、排出口5に面した部位の送り部41は、廃現像剤の搬送方向に沿って一方の側が先行する方向に傾斜している。このため、排出口5から排出される廃現像剤の量は、送り部41の傾斜が先行する側の方が多くなる。
本実施の形態では、排出口5は、廃現像剤の搬送方向に対して上流側の辺部50を、送り部41の角度に合わせて傾斜させた略台形である。これにより、排出口5は、廃現像剤の搬送方向上流側の辺部50において、送り部41の傾斜が先行する側と対向する部位が、送り部41の傾斜に応じて廃現像剤の搬送方向の下流側に後退した位置となり、封止部材102bから離間する。
従って、排出口5において、送り部41の傾斜の向き、角度及び回転方向から、短辺部52側から排出される廃現像剤が多く、長辺部53側が排出される廃現像剤が少なくなり、かつ、排出口5において廃現像剤が多く排出される側は、封止部材102bからの距離を長くした。
更に、排出口5は、排出部3の横方向に設けられ、かつ、短辺部52が長辺部53の下側に位置する形状とした。
これにより、排出口5から排出される廃現像剤が、排出部3と回収部102の挿入口102aとの隙間に入り込んだとしても、廃現像剤が封止部材102bの近傍まで漏れ出すことが抑制され、封止部材102bが、ブラシ状の封止力の強くない構成であっても、廃現像剤が回収部102から封止部材102bを超えて装置内へ漏れだすことが抑制される。
図4に示すように、現像装置1Aを着脱する動作で、排出部3が用紙の搬送経路上を通過する構成では、回収部102から装置内に廃現像剤が漏れ出すと、用紙の搬送経路に廃現像剤が付着し、白斑点、黒斑点と称す画像不良が発生する可能性がある。また、廃現像剤に含まれる鉄粉により、電気部品が短絡する等による故障といった不具合が生じる。
本実施の形態では、廃現像剤が回収部102から封止部材102bを超えて装置内へ漏れだすことが抑制されるので、用紙の搬送経路に廃現像剤が付着することが抑制され、画像不良の発生及び電気部品の故障等の不具合の発生を抑制することができる。
また、排出口5の形状を台形としたことで、排出部3の長さを延ばすことなく、排出口5は、廃現像剤の搬送方向に対し上流側の辺部50から封止部材102bまでの距離を長くすることができ、装置の大型化を防ぐことができる。
更に、図5(b)に示すように、現像装置1Aが画像形成装置100から取り外される動作で、排出部3が回収部102の挿入口102aから抜けるより前に、位置合わせ部6が位置合わせ孔部104から抜ける構成では、排出部3が封止部材102bを抜けるより前に位置精度が悪化する。このため、廃現像剤が、排出部3と回収部102の挿入口102aとの隙間に入り込んだ場合、廃現像剤が挿入口102aから漏れ出す可能性がある。
これに対し、図5(a)に示すように、現像装置1Aが画像形成装置100から取り外される動作で、排出部3が回収部102の挿入口102aから抜けるより後に、位置合わせ部6が位置合わせ孔部104から抜ける構成では、排出部3が封止部材102bを抜けるより前に位置精度が悪化しない。このため、廃現像剤が、排出部3と回収部102の挿入口102aとの隙間に入り込んだ場合でも、廃現像剤が回収部102から封止部材102bを超えて装置内へ漏れだすことを抑制することができる。
<本実施の形態の現像装置の変形例>
本実施の形態の現像装置1Aでは、排出口5は、排出部3の横方向ではなく、下方向に設けても良い。この場合、短辺部52が最下端となる形状とすることが好ましい。また、排出口5は、廃現像剤の搬送方向上流側の辺部50が、送り部41と略平行でなくても、傾斜の方向が同じであれば、異なる角度でも良い。
更に、排出口5は、廃現像剤の搬送方向上流側の辺部50において、送り部41の傾斜が先行する側と対向する部位を、送り部の傾斜に応じて廃現像剤の搬送方向の下流側に後退させ、封止部材から離間させる形状であれば、楕円形状、半円形状等でも良い。なお、以上の例では、作像装置として現像装置を例に説明したが、廃キャリア、廃トナーを含む廃現像剤の排出部を持ち、画像形成装置100に着脱可能な他の作像装置でも、排出部に同様の排出口5を設けることとすれば、廃現像剤が装置内へ漏れだすことを抑制することができる。
本発明は、用紙にトナー像を転写させる画像形成装置に適用される。
1A・・・現像装置、2・・・本体部、3・・・排出部、4・・・搬送部、5・・・排出口、100・・・画像形成装置、101・・・装着部、102・・・回収部、102a・・・挿入口、102b・・・封止部材

Claims (6)

  1. 現像剤が収容される収容部を有した本体部と、
    前記本体部が画像形成装置に着脱される動作での前記本体部の移動方向に沿って前記本体部から突出し、前記画像形成装置に設けられた回収部に挿抜される排出部と、
    前記排出部の側面に開口を設けて構成される排出口と、
    回転駆動される軸にらせん状の送り部を設けて構成され、前記送り部の回転で前記排出口へ廃現像剤を搬送する搬送部を備え、
    前記排出部は、前記回収部に挿入されると、前記本体部と前記排出口との間が封止部材で封止され、
    前記排出口は、前記搬送部で搬送される廃現像剤の搬送方向に対し上流側の辺部において、前記送り部の傾斜が先行する側と対向する部位を、前記送り部の傾斜に応じて廃現像剤の搬送方向の下流側に後退させ、前記封止部材から離間させた
    ことを特徴とする作像装置。
  2. 前記排出口は、廃現像剤の搬送方向に対し上流側の辺部を、前記送り部の角度に合わせて傾斜させた
    ことを特徴とする請求項1に記載の作像装置。
  3. 前記排出口は、廃現像剤の搬送方向に対し上流側の辺部を、前記送り部の角度に合わせて傾斜させた台形状で、廃現像剤の搬送方向に沿った一方の辺部である短辺部を他方の辺部である長辺部より下側に設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の作像装置。
  4. 前記本体部が前記画像形成装置に着脱される動作での前記本体部の移動方向に沿って、前記排出部と同じ側の前記本体部の側方から突出し、前記回収部に対して前記排出部の位置合わせを行う位置合わせ部を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の作像装置。
  5. 前記位置合わせ部は、前記本体部が前記画像形成装置に装着される動作で、前記排出部が前記回収部に挿入されるより前に、前記位置合わせ部が前記画像形成装置に設けられた位置合わせ孔部に入る長さを有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の作像装置。
  6. 作像装置を有し、用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段で画像が形成された用紙に画像を定着させる定着手段とを備え、
    前記作像装置は、
    現像剤が収容される収容部を有した本体部と、
    前記本体部が画像形成装置に着脱される動作での前記本体部の移動方向に沿って前記本体部から突出し、前記画像形成装置に設けられた回収部に挿抜される排出部と、
    前記排出部の側面に開口を設けて構成される排出口と、
    回転駆動される軸にらせん状の送り部を設けて構成され、前記送り部の回転で前記排出口へ廃現像剤を搬送する搬送部を備え、
    前記排出部は、前記回収部に挿入されると、前記本体部と前記排出口との間が封止部材で封止され、
    前記排出口は、前記搬送部で搬送される廃現像剤の搬送方向に対し上流側の辺部において、前記送り部の傾斜が先行する側と対向する部位を、前記送り部の傾斜に応じて廃現像剤の搬送方向の下流側に後退させ、前記封止部材から離間させた
    ことを特徴とする画像形成装置。
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