JP6507064B2 - 支持支柱 - Google Patents

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Description

本発明は支持支柱に関するものである。
テレビパネル等の連結体を連結するための支持支柱としては、特許文献1に記載のものが知られている。
この従来例において、支持支柱は長手方向所定間隔に長孔を開設した長孔列を有して上下端を天井面および床面間に架設して設置され、連結体となる薄型テレビは、上記長孔に嵌合、係止する引掛け式係止金具を備えたテレビ取付金具を介して支持支柱に連結される。
特開2006-60754号公報
しかし、上述した従来例において、テレビ取付金具は、支持支柱の長孔に引掛け式係止金具を係止させて行われることから、長孔が開設されている位置にしか設置することができないために、設置位置の自由度が極めて低いという問題がある。
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、連結体の取り付け位置を無段階に調整可能な支持支柱の提供を目的とする。
また、本発明の他の目的は、上記支持支柱を使用した支持支柱構造体、および薄型テレビ支持装置の提供にある。
本発明によれば上記目的は、
中空の金属製支柱1と、
金属製支柱1の中空部内に挿入、固定される木製柱状体2とを有し、
前記金属製支柱1には、長手方向所定長にわたって中空部に比して幅狭で側縁にリップ部3を残した連結開口4が開設され、
前記連結開口4から露出する木製柱状体2にねじ込まれる止着子5により連結体6を連結可能な支持支柱(A)を提供することにより達成される。
支持支柱(A)は所定長にわたって連結開口4が開設された中空状の金属製支柱1の中空部に木製柱状体2を挿入、固定して形成される。
止着子5のねじ込みが可能な木製柱状体2を所定長にわたって連結開口4から外部に露出させる本発明において、連結体6の固定位置は、木製柱状体2への止着子5のねじ込み位置を変更することによって無段階で調整することが可能になる。
また、連結開口4は、正面視において側縁にリップ部3が残るように、すなわち、金属製支柱1が、例えば中空矩形断面で形成される場合、連結開口4形成部がコ字状断面ではなくCチャンネル状に形成されることにより、金属製支柱1からの木製柱状体2の脱落を防止するとともに、閉断面形状に近い断面二次モーメントを得ることができ、中空部に木製柱状体2が配置されることも加わって、曲げ荷重、座屈荷重に対する十分な強度が発揮される。
さらに、リップ部3は木製柱状体2の軸線に対して直交方向への移動量を規制することにより、該木製柱状体2の座屈荷重、あるいは曲げ荷重に対する強度を向上させ、結果、支持支柱(A)全体の強度を向上させる。
木製柱状体2は、予め金属製支柱1の全長にわたって挿入可能な長さに形成しておくことも可能であるが、
前記金属製支柱1の一端部側壁には、中空部への追加用木製柱状体7の挿入を可能にする補充開口8が開設される支持支柱(A)を構成した場合には、必要に応じて随時追加用木製柱状体7を追加して連結体6の連結位置の自由度が確保することが可能になるために、予め長尺の木製柱状体2を用意しておく必要がなく、コスト低減を図ることが可能になる。
また、補充開口8は金属製支柱1の側壁部に開設されているために、金属製支柱1の両端が閉塞された状態、すなわち、所定位置に設置した状態においても追加用木製柱状体7を金属製支柱1内に挿入して連結体6の連結位置を変更することが可能になる。
支持支柱(A)は両端を対向する壁面に固定して横向き架設したり、あるいは床面13と天井面12との間に縦向きに設置することが可能であるが、縦向きに設置する場合には、
多数の三角形状の突起9を切り起こした薄板鋼材に焼入れを施した有刺プレート10を備えた有刺頭部11を一端に有し、
該有刺頭部11の突起9を天井面12に圧接させて床面13上に立設可能な支持支柱(A)を構成することができる。
本発明において、支持支柱(A)を床面13上に立設した状態で有刺頭部11の突起9は天井面12に押し付けられることから、各突起9の尖頭先端が天井面12に刺さり、あるいは微小な凹凸部の間に入り込み、さらには圧接して天井面12との各接触点に大きな摩擦力を発生させる。この結果、上端部の横ずれを確実に防止することができるために、支持支柱(A)の倒伏を効果的に防止することが可能になる。
さらに、上記目的を達成するための本発明の他の態様として、
前記有刺頭部11は上方に付勢されて前記金属製支柱1の上端に上下方向移動自在に装着されるとともに、
前記木製柱状体2は、金属製支柱1の下端から進退自在に突出して床面13上に支承され、
かつ、金属製支柱1には、木製柱状体2にねじ込まれる止着子5の雌ねじ部14が形成される支持支柱(A)を構成することができる。
木製柱状体2の下端は金属製支柱1の下端から突出して支持支柱(A)の脚部を構成し、金属製支柱1の雌ねじ部14に保持される止着子5を木製柱状体2にねじ込むことにより支持支柱(A)の全長を無段階に調整することが可能になるために、有刺頭部11における天井面12への圧接力を高く設定することが可能になる。
すなわち、無段階の長さ調整が不可能で、上端がスプリングにより伸長方向に付勢された支持支柱(A)を床面13と天井面12との間に架設させる場合には、予め支持支柱(A)の全長を室内の高さ寸法に比して長く調整した状態でスプリングを撓ませて下端を所定位置に移動させ、さらに、スプリングの撓みを解消させることにより下端を床面13上に圧接させる必要がある。
この結果、天井面12への圧接力を発生させるためのスプリングの有効撓み量は、設置作業初期における撓み量に比して少なくなる。この設置作業のために費消されるスプリングの最大撓み量は支持支柱(A)の設定位置間の間隔が大きくなるにつれて大きくなるために、設置完了時のスプリングの撓み量が過少となって所定の圧接力が確保できない虞が発生する。
この問題は、長さの調整刻みを小さくしたり、あるいはスプリングのバネ定数を小さくすることにより対処可能であるが、前者による場合には、多数のねじ止め箇所を設ける必要が生じ、構造が複雑で、かつ、コスト上昇を招くという問題がある。
また、後者の場合であっても、スプリングの巻き数を多くし、あるいはコイル径を大きくした上で、撓み量を大きくする必要があるために、スプリングを大型化する必要が生じ、コスト上昇、あるいは組立作業性の劣化を招来する。
これに対し、全長の無段階調整が可能な本発明における支持支柱(A)は、付勢力に抗して有刺頭部11が天井部に所定の圧接力で圧接するまでスプリング等を撓ませた状態で下端が床面13に達するまで木製柱状体2を引き出して止着子5により突出寸法を決定して設置することができる。この結果、設置作業時と設置完了時の寸法変化に対するスプリングによる吸収を見込む必要がなくなるために、スプリングの設計が容易で、かつ、安価に製造することが可能になる。
さらに、上記支持支柱(A)を利用することにより、
上記支持支柱(A)と、
支持支柱(A)に支柱連結部15を介して連結される連結体6とを有し、
前記支柱連結部15は、金属製支柱1の連結開口4形成面に対応する連結片16と、連結開口4形成面に対する対向面に対応する支承片17とを有するとともに、
前記連結片16に形成した雌ねじ部14に螺合される自由端が平坦なボルト状の止着子5を木製柱状体2に押し込んで支持支柱(A)に固定される支柱支持構造体を構成することができる。
本発明において、支柱支持構造体は、用途に応じて支持支柱(A)に棚板、棚受け等の連結体6を固定して形成され、連結体6の支持支柱(A)への固定は連結体6に一体に、あるいは連結体6に対して別体に形成され、適宜手段で連結体6に連結されるブラケットとして構成される支柱連結部15を介して行われる。
支柱連結部15は、金属製支柱1の連結開口4が形成される壁面とそれに対向する壁面との間の間隔にほぼ等しい間隔で対向配置される連結片16と支承片17とを有しており、連結片16にはナットを溶接し、あるいはバーリング加工を施す等して雌ねじ部14が形成される。
連結体6の支持支柱(A)への連結は、挟持片を金属製支柱1の連結開口4に向けた状態で雌ねじ部14に保持される止着子5を木製柱状体2に押し込んで行われ、連結体6に雌ねじ部14を形成することにより、先端が鋭利なタッピングスクリュー、あるいは木ねじを使用することなく自由端が平坦なボルト状の止着子5を連結手段として利用することができる。
雌ねじ部14において推進力を得たボルト状の止着子5は、木製柱状体2を押し潰しながら所定深さまで進入するために、尖端が楔として機能する木ねじ等を使用する場合に比して、木製柱状体2の割れ等を防止することができる上に、水平面に対する投影面積が大きなために、剪断抵抗も高くなり、固定強度を向上させることが可能になる。
また、上記支持支柱(A)を使用することにより、
支持支柱(A)と、
止着子5により支持支柱(A)の木製柱状体2に固定されるテレビ連結装置18とを有し、
前記テレビ連結装置18は、支持支柱(A)に連結される固定側ベース19の下端に薄型テレビ20固定用の可動側ベース21を回転自在に連結するとともに、固定側ベース19と可動側ベース21間を、一端がいずれか一方に固定され、他端が他方に貼着位置可変に貼着する帯状面ファスナ22により連結し、
帯状面ファスナ22の固定用面ファスナへの貼着位置の調整により薄型テレビ20の俯角を調整可能な薄型テレビ支持装置を構成することができる。
本発明において、テレビ連結装置18は支柱支持体と可動側ベース21とを回転自在に連結しただけの簡単な構造を有するために製造コストを低減させることができ、かつ、帯状面ファスナ22の貼着位置を調整するだけで薄型テレビ20の画面の俯角を調整することができるために、使い勝手も良好になる。
本発明によれば、薄型テレビ等の連結体の取り付け位置を無段階に調整することができる。
本発明を示す背面図である。 図1の側面図である。 支持支柱を示す図で、(a)は分解図、(b)は(a)の3B-3B線断面図である。 支持支柱の断面図で、(a)は図2の4A-4A線断面図、(b)は図4(a)の4B方向から見た止着子の正面図、(c)は図1の4C-4C線断面図である。 有刺プレートを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は要部斜視図である。 テレビ連結装置を示す図で、図1の6A-6A線断面図である。 支柱連結部を示す図で、(a)は図6の7A部拡大図、(b)は図7(a)の7B-7B線断面図である。 テレビ連結装置を示す図6の8A方向矢視図である。 棚板を示す図で、(a)は断面図、(b)は(a)の9B方向矢視図である。
図1以下に支持支柱(A)を使用して薄型テレビ支持装置を形成した実施の形態を示す。
支持支柱(A)は、室内の床面13と天井面12との間に架設され、矩形断面形状の金属製支柱1と、金属製支柱1の中空部内に挿入される木製柱状体2とを有する。
図1、3に示すように、金属製支柱1の一側壁にはほぼ全長にわたって連結開口4が開設されており、この連結開口4の上端部には、連結開口4を拡幅することにより補充開口8が形成される。
図3(b)に示すように、補充開口8の開口幅は金属製支柱1の内壁間の間隔より狭く形成されており、補充開口8、および連結開口4の側辺部には後述する木製柱状体2、および追加用木製柱状体7を側縁部を押さえるためのリップ部3が形成される。
さらに、金属製支柱1にはナットが溶接されて雌ねじ部14が形成される。雌ねじ部14は、連結開口4が形成される壁面に隣接する壁面に形成され、後述する有刺頭部11を天井面12に押し付けた状態で雌ねじ部14に装着された止着子5へのねじ込み操作がしやすい位置に配置される。図1に示すように、本例においては、金属製支柱1の下端と、そのやや上方の2箇所に設けられる。
一方、木製柱状体2は、少なくとも上記連結開口4の幅方向寸法に比して大きな幅寸法の木製角柱で、本例においては、強度、および止着子5のねじ込み操作性を考慮して栂材が使用される。
図1、3および図4(a)に示すように、この木製柱状体2は、下端部を金属製支柱1の下端から突出させた状態で該金属製支柱1内に挿入、固定され、木製柱状体2の下端に支持プレート25を固定することにより支持支柱(A)の脚部とされる。
支持プレート25は金属板材により形成されて木ねじ25aにより木製柱状体2の下端面に固定され、支持プレート25の裏面にすべり止め用のゴム板25b等が貼り付けられる。
また、支持プレート25と木製柱状体2の下端面との間にはエラストマーにより形成される適宜厚のパッキン26が介装され、床面13に対する立設角度の調整代が確保される。
図1に示すように、木製柱状体2は金属製支柱1の中間部までの長さに形成されており、該木製柱状体2の配設領域以外に連結体6を連結する場合には、追加用木製柱状体7が挿入される。追加用木製柱状体7は、上記補充開口8から挿入可能な木製角柱で、連結開口4の幅寸法に比して大寸の太さに形成される。
さらに、上記金属製支柱1の上端には有刺頭部11が装着される。図3、4に示すように、有刺頭部11は、木製角柱等により形成されて金属製支柱1の中空部に摺動自在に挿入されるスライド杆11aと、スライド杆11aの上端に配置される金属製の支持プレート11bと、支持プレート11b上に配置される有刺プレート10を有する。
支持プレート11bと有刺プレート10とは円形に形成されており、中心開設された取付孔27を挿通する木ねじ11cによりスライド杆11aに共締めされる。
さらに、図4(b)に示すように、有刺頭部11と金属製支柱1の上端面との間には、スライド杆11aに巻装される圧縮スプリング28が介装されており、有刺頭部11を上方に付勢する。有刺頭部11の上方ストローク終端を決定するために、スライド杆11aには上方ストローク位置において補充開口8の上端に干渉するストローク規制ピン29が打ち込まれる。
また、支持プレート25とスライド杆11aの上端との間には、下端部と同様に、エラストマーにより形成される適宜厚のパッキン30が介装され、天井面12に対する交差角度の調整代が確保される。
図5に示すように、有刺プレート10は、円板状の高炭素鋼薄板材に多数の三角形状の突起9を切り起こした後、焼き入れ処理を施して形成される。突起9は、複数の同心円上に等間隔に配置され、同心円に対する接線方向に折曲縁が配置される。
この結果、突起9がプラスターボード等に突き刺さった状態で側面視における突起9の総投影面積は投影方向が変わっても一定となるために、ズレ方向の移動に対して全方向にわたって均等、かつ大きな抵抗力を発揮させることができる。
したがってこの実施の形態において、支持支柱(A)の設置は、木製柱状体2を金属製支柱1内に所定寸法挿入させて全長を短くした状態で、支持支柱(A)の中間部を持って有刺頭部11を圧縮スプリング28の付勢力に抗して天井面12に押し付けて行われる。有刺頭部11の有刺プレート10はスライド杆11a、すなわち金属製支柱1に対して揺動方向に自由度を有しているために、有刺頭部11を天井面12に押し付けた状態で金属製支柱1の直立性を調整することができる。
一方、木製柱状体2は有刺頭部11の装着作業時に自重により降下して下端が床面13に当接した状態となっているために、圧縮スプリング28が十分に撓んでいることを確認して金属製支柱1の雌ねじ部14に予め装着しておいた止着子5を木製柱状体2にねじ込んで設置作業が終了する。
本例において、図4(a)に示すように、止着子5には先端面が平坦なボルトが使用され、締結操作とともに、ボルト軸部は木製柱状体2を圧潰しつつ内部に進入する。また、止着子5の頭部は締結終了時の意匠性を考慮し、球面状に形成される。
さらに、図4(b)に示すように、止着子5の頭部には大きな締め込みトルクを得ることのできるL型六角レンチを締結具として使用するために六角穴5aが設けられる。止着子5への締め込みトルクを大きくすることにより、止着子5の連結操作性が向上するために、圧縮スプリング28を撓ませた状態を保持しながら木製柱状体2の金属製支柱1への固定操作も簡単になり、組立作業が簡単になる。
以上のようにして所定位置に立設された支持支柱(A)には、連結体6としての薄型テレビ20がテレビ連結装置18を介して固定される。
図6に示すように、テレビ連結装置18は固定側ベース19と、固定側ベース19の下端にヒンジ18aを使用して回転自在に連結される可動側ベース21とを有し、固定側ベース19に設けられた支柱連結部15を介して支持支柱(A)に固定される。支柱連結部15は固定側ベース19に一体に形成することも可能であるが、本例においては、ベース本体19aから分離可能なブラケットとして形成される。
ブラケット15と着脱自在に保持するために、ベース本体19aには固定ブロック部19bが、ブラケット15には固定ブロック部19bを上下から挟み込む固定片15aが形成され、両者は固定ブロック部19bと固定片15aを貫通する連結ピン31を介して水平回転自在に連結される。
上記ブラケット15は、図7(b)に示すように、中間片15bを介して連結される連結片16と支承片17とを有し、連結片16にはナットが溶接されて雌ねじ部14が形成される。また、連結片16の上下端は折り返されて上述した固定片が形成される。
以上のように形成されるブラケット15の支持支柱(A)への固定は、連結片16を連結開口4に向けた姿勢で当該連結片16、中間片15b、および支承片17により金属製支柱1を囲むようして所定高さに保持した後、予め雌ねじ部14に装着しておいた止着子5をねじ込んで行われる。
止着子5は、上述した木製柱状体2下端の金属製支柱1の固定に使用するものと同一のもの、すなわち、自由端が平坦で、球面状の頭部にL型六角レンチ用の六角穴が形成されたものが使用される。
また、ブラケット15の設置高さまで木製柱状体2が達していない場合、連結可能領域を補充開口8から追加用の木製柱状体2を挿入することにより拡張することができる。
さらに、テレビ連結装置18の固定側ベース19と可動側ベース21の上端同士は帯状面ファスナ22とストッパベルト32により連結され、固定側ベース19には、帯状面ファスナ22を貼着するための固定用面ファスナ33が固定される(図1参照)。帯状面ファスナ22は、薄型テレビ20を固定した後でも操作できるように、固定側ベース19の両側縁近傍に配置される。
帯状面ファスナ22は、一端が可動側ベース21に固定されており、自由端部を固定用面ファスナ33に貼着することにより可動側ベース21と固定側ベース19との角度を所定角度に保持することができる。
一方、ストッパベルト32は固定側ベース19と可動側ベース21間の最大開き角を制御するために設けられるもので、一端が固定側ベース19の連結ピン31に、他端が可動側ベース21に固定される。
さらに、上記固定側ベース19のベース本体19aと可動側ベース21とは木製の板材により形成されており、可動側ベース21には取付孔23が、連結体6本体部には貫通孔24が開設される。
取付孔23は、VESA(Video Electronics Standards Association)規格による複数種の薄型テレビ20の取り付け位置に一致する位置に配置されるとともに、貫通孔24は可動側ベース21を固定側ベース19に重ねたとき(開き角度0)、取付孔23に合致する位置に開設される。
したがってこの実施の形態において、薄型テレビ20の設置は、支持支柱(A)を室内の所定位置に立設した後、支持支柱(A)にテレビ連結装置18を装着してテレビ支持装置を組み立てることにより行われる。
テレビ連結装置18の固定に際し、まず、ブラケット15を支持支柱(A)の適宜高さに連結し、次いで、予め薄型テレビ20を固定したテレビ連結装置18の残部をブラケット15に連結する。薄型テレビ20の固定は、帯状面ファスナ22を使用して固定側ベース19のベース本体19aと可動側ベース21とを重ね合わせ状態とした後、薄型テレビ20の裏面に積層し、さらに、図6に示すように、貫通孔24、および取付孔23から見える薄型テレビ20のネジ孔に取り付けネジ34をねじ込むことにより簡単に行うことができる。
このようにしてテレビ連結装置18に薄型テレビ20を固定した後、図7に示すように、ベース本体19aの固定ブロック部19bの下端をブラケット15の下方の固定片15a上に載せるようにして保持し、次いで、連結ピン31を固定片15a、および固定ブロック部19bに貫通することにより設置作業が完了し、設置後、帯状面ファスナ22の貼着位置を調整することにより薄型テレビ20の画面の俯角を調整することができる。
さらに、本例において、上記テレビ支持装置に棚板35を追加して支柱支持構造体が構成される。
図9に示すように、棚板35は、上記ブラケット15を介して支持支柱(A)に連結される棚押え35aにより支持される。棚押え35aは、側面視台形状で金属製支柱1の幅寸法に比してやや小寸の厚さを有する木製板材により形成される。
棚板35と棚押え35aにはピン貫通孔35cが開設されており、棚板35の固定は、図9に示すように、棚板35と棚押え35aをブラケット15の固定片15aの間に挟み込んだ後、連結ピン31を装着するだけで簡単に行うことができる。
なお、以上において、テレビ支持装置、あるいは支柱支持構造体は、1本の支持支柱(A)に連結体6を固定することにより形成される場合を示したが、これに限られるものではなく、2本の支持支柱(A)間に連結体6を固定したり、あるいは3本以上の支持支柱(A)間を適宜の連結杆で連結してより安定性を向上させることが可能である。
1 金属製支柱
2 木製柱状体
3 リップ部
4 連結開口
5 止着子
6 連結体
7 追加用木製柱状体
8 補充開口
9 突起
10 有刺プレート
11 有刺頭部
12 天井面
13 床面
14 雌ねじ部
15 支柱連結部
16 連結片
17 支承片
18 テレビ連結装置
19 固定側ベース
20 薄型テレビ
21 可動側ベース
22 帯状面ファスナ
23 取付孔
24 貫通孔
A 支持支柱

Claims (7)

  1. 中空の金属製支柱と、
    金属製支柱の中空部内に挿入、固定される木製柱状体とを有し、
    前記金属製支柱には、長手方向所定長にわたって中空部に比して幅狭で側縁にリップ部を残した連結開口が開設され、
    前記連結開口から露出する木製柱状体にねじ込まれる止着子により連結体を連結可能な支持支柱。
  2. 前記金属製支柱の一端部側壁には、中空部への追加用木製柱状体の挿入を可能にする補充開口が開設される請求項1記載の支持支柱。
  3. 多数の三角形状の突起を切り起こした薄板鋼材に焼入れを施した有刺プレートを備えた有刺頭部を一端に有し、
    該有刺頭部の突起を天井面に圧接させて床面上に立設可能な請求項1または2記載の支持支柱。
  4. 前記有刺頭部は上方に付勢されて前記金属製支柱の上端に上下方向移動自在に装着されるとともに、
    前記木製柱状体は、金属製支柱の下端から進退自在に突出して床面上に支承され、
    かつ、金属製支柱には、木製柱状体にねじ込まれる止着子の雌ねじ部が形成される請求項3記載の支持支柱。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の支持支柱と、
    支持支柱に支柱連結部を介して連結される連結体とを有し、
    前記支柱連結部は、金属製支柱の連結開口形成面に対応する連結片と、連結開口形成面に対する対向面に対応する支承片とを有するとともに、
    前記連結片に形成した雌ねじ部に螺合される自由端が平坦なボルト状の止着子を木製柱状体に押し込んで支持支柱に固定される支柱支持構造体。
  6. 請求項1から4に記載の支持支柱と、
    止着子により支持支柱の木製柱状体に固定されるテレビ連結装置とを有し、
    前記テレビ連結装置は、支持支柱に連結される固定側ベースの下端に薄型テレビ固定用の可動側ベースを回転自在に連結するとともに、固定側ベースと可動側ベース間を、一端がいずれか一方に固定され、他端が他方に貼着位置可変に貼着する帯状面ファスナにより連結し、
    前記帯状面ファスナの貼着位置の調整により薄型テレビの俯角を調整可能な薄型テレビ支持装置。
  7. 前記可動側ベース、および固定側ベースは板状に形成されるとともに、
    可動側ベースには複数種の薄型テレビの装着用ネジ孔に合致する取付孔が、固定側ベースには、可動側ベースに重ね合わせた状態で前記取付孔に重合する位置に貫通孔が設けられる請求項6記載の薄型テレビ支持装置。
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