JP5491132B2 - 薄型ディスプレイの取付け装置 - Google Patents

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Description

本発明は液晶テレビ、プラズマテレビ、パソコン用ディスプレイ、電子看板などの薄型ディスプレイの取付け装置に関する。
従来より、液晶テレビなどの薄型テレビを家庭のリビングルームやホテルの客室などに取り付ける取付け装置が知られている。例えば、特許文献1は、床面に載置する略円盤状のスタンドベースと、このスタンドベースの略中央から上方に突出する中空部分を含む支柱と、この支柱の中空部分(挿入穴)に上方から回動自在に挿入される棒状の連結部と、薄型テレビの背面側が固定され且つ前記連結部と固定されている固定部とから成る床面設置型のスタンドを開示している(以上の構成により、棒状の連結部に固定されたテレビが前記支柱の中空部分(挿入穴)及びスタンドベースに対して回動自在に支持されている)。
また、例えば、特許文献2は、天井に配置された盤状のベース部と、このベース部に固定された状態で吊り下げられたパイプ部と、このパイプ部の下端に固定される薄型テレビを固定するための取付ブラケット部とから成る天井吊り下げ型の取付け装置を開示している。
特許第3665063号公報 特開2008−156892号公報
しかしながら、特許文献1に示すような従来の床面設置スタンド型の取付け装置においては、大型の薄型テレビを支持するために略円盤状のスタンドベースの面積を広くする必要があるため床面の有効活用が阻害されてしまう、テレビの配線を床面上に這わせるため見栄えが悪くなってしまう(配線を目立たせなくするためには配線を床下の内部に取り込むなどの煩雑な作業が必要になってしまう)、スタンドベースや支柱などの複数の部材が必要になるため製造コストが増大してしまう、などの問題があった。
また、特許文献2に示すような従来の天井吊り下げ型の取付け装置においては、天井にベース部を強固に(落下しないように)取り付ける必要があるため取付けのための部材や取付け作業のコストが増大してしまう、テレビの配線を天井に這わせるため見栄えが悪くなってしまう(配線を目立たせなくするためには配線を天井の内部に取り込むための煩雑な作業が必要になってしまう)、テレビの向きをユーザーが自在に変えることが容易にできない、などの問題があった。
本発明はこのような従来技術の問題点に着目してなされたものであって、従来のスタンド型取付け装置などにおいて必要とされていた略円盤状のスタンドベースを不要にして床面の有効活用を確保することができ、「自らの回動により薄型ディスプレイを回動可能に支持する中空パイプ」の床側躯体及び天井側躯体への取付け強度を極めて低コストで(すなわち特別な補強工事をすることなく)十分に確保することができ、薄型ディスプレイの支持用中空パイプへの取り付けを低コストに且つ容易に行なうことができ、薄型ディスプレイからの配線が「天井から室内までの空間」中に露出して見栄えが悪くなったり前記配線の取り回しが悪いために前記配線が破損してしまうことを避けることができる、薄型ディスプレイの取付け装置を提供することを目的とするものである。
以上のような課題を解決するための本発明による薄型ディスプレイの取付け装置は、建物の室内において上下方向に延びるように配置された、内部が空洞に形成されている中空パイプと、建物の天井側躯体に固定された上側支持ベースであって、前記中空パイプの上端部を左右方向に回動自在に支持する上側支持ベースと、建物の床側躯体に固定された下側支持ベースであって、前記中空パイプの下端部を左右方向に回動自在に支持する下側支持ベースと、前記中空パイプの上下方向の途中部分に固定される取付部材であって、薄型ディスプレイの背面側を自らに取り付けることにより前記薄型ディスプレイを前記中空パイプに取り付けるための取付部材と、前記中空パイプの上下方向の途中部分に形成された中央開口穴であって、前記薄型ディスプレイからの配線を前記中空パイプ内へ挿通させるための中央開口穴と、前記中空パイプ中の前記上側支持ベース又は下側支持ベースの近傍部分に形成されたベース側開口穴であって、前記薄型ディスプレイからの配線を前記中空パイプ内から挿通させるためのベース側開口穴と、前記取付部材の前記中央開口穴と対向する部分に形成された導入穴であって、前記薄型ディスプレイからの配線を前記中空パイプ内へ挿通させるための導入穴と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明による薄型ディスプレイの取付け装置においては、前記中空パイプは室内の内壁面から数〜十数cmだけ離れた位置に配置されており、これにより、ユーザーが前記薄型ディスプレイ又は前記中空パイプを左右方向に回動するとき、前記薄型ディスプレイの左右各端部が前記内壁面に当接してそれ以上の回動が阻止されることにより、前記薄型ディスプレイの回動可能範囲が所定角度内に制限されるようにしてもよい。
さらに、本発明による薄型ディスプレイの取付け装置においては、前記中空パイプの端部の一部に切り欠き部を形成すると共に、前記ベース側に前記切り欠き部の端部と当接可能な突出部から成るストッパを備えるようにし、これにより、ユーザーが前記薄型ディスプレイ又は前記中空パイプを左右方向に回動するとき、前記中空パイプが所定角度以上に回動すると、前記中空パイプの切り欠き部の端部が前記ストッパに当接してそれ以上の回動が阻止されることにより、前記薄型ディスプレイの回動可能範囲が所定角度内に制限されるようにしてもよい。
(1)本発明においては、前記中空パイプの上下方向の各端部が、それぞれ、前記天井側躯体に固定された上側支持ベースと前記床側躯体に固定された下側支持ベースとにより回動自在に支持されている。すなわち、本発明においては、天井から床までの上下方向に延びる中空パイプを、天井側躯体に固定された上側支持ベースと床側躯体に固定された下側支持ベースとにより回動自在に支持するようにしている。したがって、本発明によれば、「自らの回動により薄型ディスプレイを回動可能に支持する中空パイプ」の床側躯体及び天井側躯体への取付け強度を、極めて低コストで(すなわち特別な補強工事をすることなく)十分に確保することができる。よって、本発明によれば、従来例の「床面に設置される底面が広面積に渡るスタンドを使用して薄型ディスプレイを支持するタイプのディスプレイ設置装置」を使用する場合に生じていた「広い面積のスタンドベースを床面に載置するために床面の有効活用が妨げられてしまうという不都合」を無くすことができると共に、従来例の「天井から吊り下げられた支柱により薄型ディスプレイを支持するタイプのディスプレイ設置装置」を使用する場合に生じていた「前記吊下げられた支柱を天井の一点のみに強固に取り付けるための特別な部材を使用した高コストの作業」を無くすことができるので、薄型ディスプレイを室内において回動自在に取り付けることが極めて低コストで行えるようになる。
(2)また本発明においては、薄型ディスプレイの背面側を自らに取り付け可能な取付部材を介して、薄型ディスプレイを前記中空パイプに取り付けるようにしているので、薄型ディスプレイの支持用中空パイプへの取付けを低コストに且つ容易に行なうことができる。
(3)また、本発明においては、前記中空パイプの略中央部分に「前記薄型ディスプレイからの配線を挿通させるための中央開口穴」を形成し、前記中空パイプの前記上側支持ベース又は下側支持ベースの近傍部分に「前記薄型ディスプレイからの配線を挿通させるためのベース側開口穴」を形成し、前記取付部材に「前記中央開口穴と対向する導入穴であって、前記薄型ディスプレイからの配線を挿通させるための導入穴」を形成するようにしている。よって、本発明によれば、前記薄型ディスプレイからの配線を、「(i)前記取付部材の導入穴、(ii)前記中空パイプの略中央部分の中央開口穴、(iii)前記中空パイプの内部(空洞部)、及び(iv)前記中空パイプの上側支持ベース又は下側支持ベースの近傍部分のベース側開口穴」を介して、天井側又は床側に配置された電源などに接続することができるので、薄型ディスプレイからの配線が「天井までの空間又は床までの空間」中に露出して見栄えが悪くなったり前記配線の取り回しが悪いために前記配線が破損してしまうことを避けることができる。
(4)また、本発明において、前記中空パイプは室内の内壁面から数〜十数cmだけ離れた位置に配置するようにしたときは、ユーザーが前記薄型ディスプレイ又は前記中空パイプを左右方向に回動するとき、前記薄型ディスプレイの左右各端部が前記内壁面に当接してそれ以上の回動が阻止されることにより、前記薄型ディスプレイの回動可能範囲が所定角度内に制限されるようにすることができる。
(5)さらに、本発明において、前記中空パイプの端部の一部に切り欠き部を形成すると共に、前記ベース側に前記切り欠き部の端部と当接可能な突出部から成るストッパを備えるようにしたときは、ユーザーが前記薄型ディスプレイ又は前記中空パイプを左右方向に回動するとき、前記中空パイプが所定角度以上に回動すると、前記中空パイプの切り欠き部の端部が前記ストッパに当接してそれ以上の回動が阻止されることにより、前記薄型ディスプレイの回動可能範囲が所定角度内に制限されるようにすることができる。
本発明の実施例1による薄型ディスプレイの取付け装置(ポール回転型)を示す正面図である。 本実施例1の側面図である。 本実施例1に備えられた回転式ポールの動作を説明するための平面図である。 本実施例1に備えられた回転式ポールを回転可能に支持するための構成を説明するための斜視図である。 本実施例1の使用状態を説明するための斜視図である。 本実施例1の改良モデルを説明するための図である。 本発明の実施例2による薄型ディスプレイの取付け装置を示す正面図である。 本実施例2の側面図である。 本実施例2の使用状態を示す斜視図である。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例1について述べるような形態である。
図1は本発明の実施例1による薄型ディスプレイの取付け装置(ポール回転型)を示す正面図、図2はその側面図、図3はその回転式ポールの動作を説明するための平面図である。
図1−3において、1は建物の床下コンクリート、1aは床面(床仕上げライン)、2は建物の天井側コンクリート(躯体)、3は天井(天井仕上げライン)、4は床下コンクリートと前記天井側コンクリート2との間を貫くように配置された内部が空洞のパイプ状の回転式ポール(例えばステンレス製で直径5cm)、5は前記床下コンクリート1に埋設・固定され、前記回転式ポール4の下端部を回動自在に支持するための略円盤状の下ベース、6は前記床面1aの前記回転式ポール4と接続する部分に設置された下部飾りカバー(例えばステンレス製)、7は前記回転式ポール4の上端部を回動自在に支持する筒状部分7aとこれに固定され前記天井側コンクリート(躯体)2にアンカー固定された略円盤状部分7bとを含む上ベース、7eは前記筒状部分7aに形成された挿通穴(詳しくは後述するように薄型ディスプレイからの配線が挿通させるための穴)、8は前記天井3の前記回転式ポール4と接続する部分に設置された上部飾りカバー(例えばステンレス製)、である。
また、図1−3において、9は薄型テレビ取付け用の取付けパネルであって、前記回転式ポール4の途中部分(図示上下方向の略中央部分、例えば床面1aから約130cmの高さ位置)にその中央部分が固定(裏面の金物とのボルト連結で固定)されている取付けパネル(例えば内部芯材は堅木製で表面材はメラニン化粧板製)、10は前記取付けパネル9を前記回転式ポール4に固定するための取付金具、11は薄型テレビを前記取付けパネル9に取り付けるための金具、12は前記取付けパネル9に取り付けられた薄型テレビを仮想的に示す枠である。
また、図2において、13は前記取付けパネル9を前記取付金具10と共に前記回転式ポール4に固定するための背面カバープレート、14は部屋の内壁面(壁面仕上げライン)、である。本実施例1においては、図2に示すように、前記回転式ポール4は、内壁面14よりも数〜十数cmだけ離れた位置に配置されている。これにより、本実施例1では、薄型テレビ12からの音声や音響が隣の部屋に内壁を介して直接に伝導してしまうことが防止されている。なお、以上の説明においては、前記取付けパネル9、前記取付金具10、及び前記金具11をそれぞれ別個の部品として記載したが、本実施例1においては、前記取付けパネル9、前記取付金具10、及び前記金具11は、例えばスチールなどにより互いに一体的に形成されていてもよい。
次に、図4は前記回転式ポール4をユーザーから見て左右方向に回転自在に支持するための構成を説明するための斜視図である。本実施例1においては、前記回転式ポール4の下端部4aが、前記下ベース5から(前記下部飾りカバー6を介して)上方に突出する円筒状の突出部5aの外周面に回動自在に嵌め込まれている。また、前記回転式ポール4の上端部4bが、前記上ベース7から(前記上部飾りカバー8を介して)下方に突出する円筒状の突出部7cの外周面に回動自在に嵌め込まれている。以上の構成により、前記回転式ポール4は、前記2つの突出部5a,7cにより回動自在に支持されるようになっている。
したがって、本実施例1においては、ユーザーは、図3に示すように、例えば前記回転式ポール4又は薄型テレビ12を手で掴んで回動させることにより、前記取付けパネル9に取り付けられた薄型テレビ12の画面の角度を、自らの位置に合わせて自由に調整することができる。なお、この場合、前記テレビ12の角度の調整範囲は、前述のように、前記回転式ポール4が前記内壁面14よりも数〜十数cmだけ離れた位置に配置されている(図2参照)ことから、例えば左右にそれぞれ約30度を超えて回動させようとすると、前記テレビ12の端部が前記内壁面14に当接してしまいそれ以上の回動が阻止されてしまうという形で、約30度程度に制限されている(図3参照)。
なお、図5はこのようにして薄型テレビ12を前記回転式ポール4に取り付けた状態を示す斜視図である。図5に示すように、ユーザーは前記回転式ポール4又は薄型テレビ12を図示左右方向(矢印α方向)に回動させることにより、薄型テレビ12の角度を自由に調整することができるようになっている。
なお、図1−5では図示を省略しているが、本実施例1においては、前記回転式ポール4の略中央部分(薄型テレビが対向する部分)の一部に薄型テレビなどの電気機器の配線を前記回転式ポール4内に導入できる導入穴(図示せず)を形成している。そして、本実施例1では、前記導入穴を介して薄型テレビなどの配線を前記回転式ポール4内に導入し、前記回転式ポール4の中を通すようにしている(薄型テレビ12からの配線は、前記取付けパネル9に形成された挿通穴9a(図1参照)と前記導入穴を介して、前記回転式ポール4内に導入される)。そして、この前記回転式ポール4内を通る配線は、前記回転式ポール4の上方の前記筒状部分7aに形成された挿通穴7dを介して、前記天井3と天井側コンクリート2の間の空間に配設された電源(図示せず)に接続されている(なお、前記配線は、前述のように前記天井3の上の空間ではなく、前記床面1aか内壁面14などに設置された電源に接続するようにしてもよい)。
また、図6は本実施例1の改良モデルを説明するための図である。この改良モデルにおいては、前記回転式ポール4の上端部4bの一部に、図示のような切り欠き部4cを形成している。また、前記上ベース7の突出部7cの前記切り欠き部4cと対向する部分に2つのストッパ(突出ピン)7eを形成している。このような改良モデルにおいては、ユーザーが前記回転式ポール4を回動するとき、前記回転式ポール4を所定角度以上に回動させると、前記回転式ポール4の切り欠き部4cが前記2つのストッパ7eに当接し、それ以上の回動が阻止される。よって、この改良モデルにおいては、前記2つのストッパ7eと前記切り欠き部4cにより、前記回転式ポール4の回動範囲を適切な範囲内(例えば左右に約30度の範囲内)に止めることができる。
次に本発明の実施例2による薄型テレビの取付け装置を説明する。図7は本発明の実施例2による薄型ディスプレイの取付け装置を示す正面図、図8はその側面図である。なお、図7及び図8において、図1−3と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図7及び図8において、24は床面1aと前記天井側コンクリート2との間を貫くように配置された内部が空洞のパイプ状のポール(例えばステンレス製で直径5cm)、である。前記ポール24は、前記床面1aのコンクリートに固定された例えば略円盤状の下ベース(図示せず)と後述する上ベース27とにより、固定されている。
また、図7及び図8において、26は前記ポール24が前記床面1aと接する部分に設置された下部飾りカバー(例えばステンレス製)、27は前記ポール24の上端部24aを固定するための前記天井コンクリート(躯体)2にアンカー固定された略円盤状の上ベース、24bは前記ポール24の上端部24aに形成された挿通穴(後述のように電気機器の配線を挿通するための穴)、28は前記ポール24が前記天井3と接する部分に設置された上部飾りカバー(例えばステンレス製)、29は薄型テレビ(例えば液晶テレビ)取付け用の取付けパネルであって、前記ポール24の図示上下方向の略中央部分(例えば床面1aから約130cmの高さ位置)にその中央部分が固定される取付けパネル(例えば内部芯材は堅木製で表面材はメラニン化粧板製)、29aは薄型テレビからの配線を通過させるために前記取付けパネル29に形成された挿通穴、30は前記取付けパネル29を前記ポール24に対して回動自在に取り付けるための取付金具、31は前記ポール24に薄型テレビ12と類似の方法で取り付けられたセットトップボックス(有料放送番組などを受信するための機器)、である。
本実施例2においては、前記実施例1と異なって、前記ポール24それ自体は床下コンクリート及び天井側コンクリート2の固定側に固定されているので回動できないが、前記取付けパネル29が前記ポール24に対して所定の角度の範囲内で回動できるように前記ポール24に設置されている。すなわち、本実施例2では、図8に示すように、前記取付けパネル29を前記ポール24に回動自在に取り付けるための取付金具30が備えられている。この取付金具30は、例えば、前記ポール24の外周面に当接する略円筒状の部材により構成され、この略円筒状の取付金具30が前記ポール24の外周面を摺動しながら回動することにより、前記取付けパネル29及びそれに取り付けられた薄型テレビの画面の向きがユーザーの位置や好みにより任意の角度に調整できるようになっている。なお、前記ポール24には、前記取付金具30が下方に降下しないようにするための公知のストッパが備えられている。また、前記ポール24及び取付金具30には、前記取付金具30の回動角度が所定角度以上になるとそれ以上の回動を阻止するための公知のストッパ機構が備えられている。なお、前記の回動機構やストッパ機構は従来より公知であるので詳細な説明は省略する(例えば特許文献1や特開2006−243270号公報などを参照)。
図9は以上のようにして薄型テレビ12を前記ポール24に取り付けた状態を示す斜視図である。この図9に示すように、ユーザーは、例えば前記薄型テレビ12を手で掴んで回動させることなどにより、前記取付金具30及び取付けパネル29を回動させて、薄型テレビ12の画面の角度を、自らの位置や好みに合わせて所定角度の範囲内で任意に調整することができる。
また、本実施例2においては、前記ポール24の略中央部分(薄型テレビが対向する部分)に薄型テレビなどの電気機器の配線を前記ポール24内に導入するための導入穴24c(図8参照)が形成されている。したがって、本実施例2では、薄型テレビ12の配線32(図8参照)を、前記取付けパネルの挿通穴29a(図7参照)と前記ポール24の導入穴24cを介して、前記ポール24内に導入して、前記ポール24の中を通せるようにしている。そして、この前記ポール24内を通る配線32は、前記ポール24の上端部24aに形成された挿通穴24b(図7参照)を介して、前記天井3と天井側コンクリート2の間の空間に配設された電源(図示せず)に接続されている(なお、前記配線32は、前記天井3の上の空間ではなく、前記床面1aや前記内壁面14などに設置された電源に接続するようにしてもよい)。また、本実施例2では、薄型テレビ12からの配線だけでなく、その下方の位置で前記ポール24に取り付けられているセットトップボックス31からの配線33(図8参照)をも、前記ポール24内に通すことができるようにしている。この場合、前記セットトップボックス31からの配線33も、前記ポール24に形成された所定の導入穴(図示せず)から前記ポール24内に導入される。
また、本実施例2においては、図8に示すように、前記実施例1と同様に、前記ポール24は、部屋の内壁面14よりも数〜十数cmだけ離れた位置に配置されている。これにより、本実施例2でも、薄型テレビ12からの音声や音響が隣の部屋に内壁を介して直接に伝導してしまうことが防止されている。
以上、本発明の各実施例について説明したが、本発明は前記の各実施例として述べたものに限定されるものではなく、様々な修正及び変更が可能である。例えば、前記実施例1においては、図4を参照して説明したような構成(固定側の突出部5a,7cに回転式ポール4の両端部をそれぞれ嵌めこむ構成)により回転式ポール4を回動自在に支持するようにしているが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、前記回転式ポール4の回動をよりスムーズにするために固定側との間にベアリングを介設するようにしてもよい。また、前記実施例2において、前記ポール24に対して取付けパネル29を回動自在に取付け支持するための方式は前述したものに限らず従来より公知の様々な方式が採用できるることはもちろんである。
1 床下コンクリート
1a 床面
2 天井側コンクリート
3 天井
4 回転式ポール
4a 回転式ポールの下端部
4b 回転式ポールの上端部
4c 回転式ポールの上端部
5 下ベース
5a,7c 突出部
6 下部飾りカバー
7 上ベース
7a 上ベースの筒状部分
7b 上ベースの略円盤状部分
7d,9a,24b,29a 挿通穴
7e ストッパ
8 上部飾りカバー
9,29 取付けパネル
10,30 取付金具
12 薄型テレビ
14 内壁面
24 ポール
24a ポールの上端部
24c 導入穴
31 セットトップボックス
32,33 配線

Claims (3)

  1. 建物の室内において上下方向に延びるように配置された、内部が空洞に形成されている中空パイプと、
    建物の天井側躯体に固定された上側支持ベースであって、前記中空パイプの上端部を左右方向に回動自在に支持する上側支持ベースと、
    建物の床側躯体に固定された下側支持ベースであって、前記中空パイプの下端部を左右方向に回動自在に支持する下側支持ベースと、
    前記中空パイプの上下方向の途中部分に固定される取付部材であって、薄型ディスプレイの背面側を自らに取り付けることにより前記薄型ディスプレイを前記中空パイプに取り付けるための取付部材と、
    前記中空パイプの上下方向の途中部分に形成された中央開口穴であって、前記薄型ディスプレイからの配線を前記中空パイプ内へ挿通させるための中央開口穴と、
    前記中空パイプ中の前記上側支持ベース又は下側支持ベースの近傍部分に形成されたベース側開口穴であって、前記薄型ディスプレイからの配線を前記中空パイプ内から挿通させるためのベース側開口穴と、
    前記取付部材の前記中央開口穴と対向する部分に形成された導入穴であって、前記薄型ディスプレイからの配線を前記中空パイプ内へ挿通させるための導入穴と、
    を備えたことを特徴とする、薄型ディスプレイの取付け装置。
  2. 請求項1において、前記中空パイプは室内の内壁面から数〜十数cmだけ離れた位置に配置されており、これにより、ユーザーが前記薄型ディスプレイ又は前記中空パイプを左右方向に回動するとき、前記薄型ディスプレイの左右各端部が前記内壁面に当接してそれ以上の回動が阻止されることにより、前記薄型ディスプレイの回動可能範囲が所定角度内に制限されるようになっている、ことを特徴とする薄型ディスプレイの取付け装置。
  3. 請求項1において、前記中空パイプの端部の一部に切り欠き部を形成すると共に、前記ベース側に前記切り欠き部の端部と当接可能な突出部から成るストッパを備えるようにし、これにより、ユーザーが前記薄型ディスプレイ又は前記中空パイプを左右方向に回動するとき、前記中空パイプが所定角度以上に回動すると、前記中空パイプの切り欠き部の端部が前記ストッパに当接してそれ以上の回動が阻止されることにより、前記薄型ディスプレイの回動可能範囲が所定角度内に制限されるようになっている、ことを特徴とする薄型ディスプレイの取付け装置。
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