JP6506944B2 - 車両用前照灯システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両用前照灯システムに関する。
従来より、カメラによって撮像された車両前方の画像に基づいて先行車や対向車(以下、これらを適宜「前方車」と称する)の存否を検出し、その検出結果に基づいて配光パターンを変化させる構成とした車両用前照灯システムが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。このような車両用前照灯システムでは、検出された前方車の存在する領域を遮光するとともに他の領域をハイビームで照射することで、前方車にグレアを与えることなく、運転者の視認性の向上を図ることができる。このようなシステムは、ADB(Adaptive Driving Beam)システムとも呼ばれる。
特開2008−94127号公報 特開2008−37240号公報
上記のようなADBシステムにおいて、カメラは例えば車内のインナーミラーに設置される。カメラと灯具ユニットとが離れた位置に設置されることになるため、カメラと灯具ユニットが正規の位置からずれて取り付けられる可能性がある。カメラと灯具ユニットの取付位置が正規の位置からずれている場合、実際の遮光位置と前方車位置との間にずれが生じ、前方車にグレアを与えてしまうおそれがある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、前方車にグレアを与え難くすることのできる車両用前照灯システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の車両用前照灯システムは、車両前方への光の照射範囲を制御可能な灯具ユニットと、自車前方を走査するレーダと、を灯室内に備える車両用前照灯と、車両用前照灯の灯室外に設けられた、自車前方を撮像するカメラと、カメラによって取得された情報と、レーダによって取得された情報とに基づいて、灯具ユニットの照射範囲を制御する制御部と、を備える。
制御部は、カメラにより撮像された画像に基づき、前方車位置を検出する前方車検出部と、前方車検出部によって検出された第1前方車位置情報に基づいて、前方車への光の照射が抑制されるよう灯具ユニットの照射範囲を決定する照射範囲決定部と、レーダによって取得された第2前方車位置情報に基づいて、照射範囲決定部により決定された照射範囲を補正する照射範囲補正部と、を備えてもよい。
照射範囲補正部は、自車から前方車までの距離が所定時間変化しないとき、照射範囲の補正を行ってもよい。また、照射範囲補正部は、自車が走行時に照射範囲の補正を行ってもよい。
制御部は、自車から前方車までの距離が所定値以下のとき、カメラと灯具ユニットの車両への設置位置が異なることに起因する灯具ユニットの照射方向のずれを補正する視差補正部をさらに備えてもよい。
本発明によれば、前方車にグレアを与え難くすることのできる車両用前照灯システムを提供できる。
本発明の実施の形態に係る車両用前照灯システムにおいて用いられる車両用前照灯の水平断面図である。 ハイビーム用灯具ユニットの構成を模式的に示した上面図である。 図3(a)〜図3(e)は、本実施の形態に係る灯具ユニットにおいて回転リフレクタの回転角に応じたブレードの様子を示す斜視図である。図3(f)〜図3(j)は、図3(a)〜図3(e)の状態に対応して光源からの光を反射する方向が変化する点を説明するための図である。 図4(a)は、本実施の形態に係る車両用前照灯を用いて光軸に対して左右±5度の範囲を走査した場合の配光パターンを示す図、図4(b)は、図4(a)に示す配光パターンの光度分布を示す図、図4(c)は、本実施の形態に係る車両用前照灯を用いて配光パターンのうち一箇所を遮光した状態を示す図、図4(d)は、図4(c)に示す配光パターンの光度分布を示す図、図4(e)は、本実施の形態に係る車両用前照灯を用いて配光パターンのうち複数箇所を遮光した状態を示す図、図4(f)は、図4(e)に示す配光パターンの光度分布を示す図である。 本実施の形態に係る車両用前照灯システムを説明するための機能ブロック図である。 本実施の形態に係る車両用前照灯システムによって形成される配光パターンを説明するための図である。 本実施の形態に係る車両用前照灯システムにおける照射範囲の補正を説明するための図である。 視差補正の必要性を説明するための図である。 本実施の形態に係る車両用前照灯システムにおける視差補正方法を説明するための図である。 本実施の形態に係る車両用前照灯の鉛直断面図である。
以下、本発明を実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述される全ての特徴やその組合せは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両用前照灯システムにおいて用いられる車両用前照灯の水平断面図である。車両用前照灯10は、自動車の前端部の右側に搭載される右側前照灯であり、左側に搭載される前照灯と左右対称である以外は同じ構造である。そのため、以下では、右側の車両用前照灯10について詳述し、左側の車両用前照灯については説明を省略する。
図1に示すように、車両用前照灯10は、前方に向かって開口した凹部を有するランプボディ12を備えている。ランプボディ12は、その前面開口が透明な前面カバー14によって覆われて灯室16が形成されている。灯室16は、2つの灯具ユニット(ロービーム用灯具ユニット18、ハイビーム用灯具ユニット20)が車幅方向に並んで配置された状態で収容される空間として機能する。
これら灯具ユニットのうち外側、すなわち、右側の車両用前照灯10にあっては図1に示す上側に配置されたハイビーム用灯具ユニット20は、レンズを備えた灯具ユニットであり、可変ハイビームを照射するように構成されている。一方、これら灯具ユニットのうち内側、すなわち、右側の車両用前照灯10にあっては図1に示す下側に配置されたロービーム用灯具ユニット18は、ロービームを照射するように構成されている。
ロービーム用灯具ユニット18は、リフレクタ22とリフレクタ22に支持された光源バルブ(白熱バルブ)24と、不図示のシェードとを有し、リフレクタ22は図示しない既知の手段、例えば、エイミングスクリューとナットを使用した手段によりランプボディ12に対して傾動自在に支持されている。なお、本実施の形態では、ロービーム用灯具ユニット18の光源としてバルブを用いたが、ロービーム用灯具ユニット18の光源は特に限定されず、HID、LED、LDなどであってもよい。
本実施の形態において、ハイビーム用灯具ユニット20は、車両前方への光の照射範囲を制御可能に構成される。ハイビーム用灯具ユニット20は、図1に示すように、回転リフレクタ26と、LED28と、回転リフレクタ26の前方に配置された投影レンズとしての凸レンズ30と、を備える。なお、LED28の代わりにEL素子やLD素子などの半導体発光素子を光源として用いることも可能である。特に後述する配光パターンの一部を遮光するための制御には、点消灯が短時間に精度よく行える光源が好ましい。凸レンズ30の形状は、要求される配光パターンや照度分布などの配光特性に応じて適宜選択すればよいが、非球面レンズや自由曲面レンズが用いられる。本実施の形態では、凸レンズ30として非球面レンズを用いている。
回転リフレクタ26は、不図示のモータなどの駆動源により回転軸Rを中心に一方向に回転する。また、回転リフレクタ26は、LED28から出射した光を回転しながら反射し、所望の配光パターンを形成するように構成された反射面を備えている。
ハイビーム用灯具ユニット20において、LED28、回転リフレクタ26および凸レンズ30は、灯具ハウジング(図示せず)内に収容されている。この灯具ハウジングは、ランプボディ12に取り付けられる。
さらに、車両用前照灯10は、自車前方を走査するためのレーザレーダ120を備える。このレーザレーダ120は、本実施の形態に係る車両用前照灯システムにおけるADB制御において用いられる。このレーザレーダ120は、灯室16内に設けられる。なお、本実施の形態では、灯室16内に設けられるレーダとしてレーザレーダを例示したが、灯室16内に設けられるレーダはレーザレーダに限定されず、例えばミリ波レーダ等であってもよい。
図2は、ハイビーム用灯具ユニット20の構成を模式的に示した上面図である。
回転リフレクタ26は、反射面として機能する、形状の同じ3枚のブレード26aが筒状の回転部26bの周囲に設けられている。回転リフレクタ26の回転軸Rは、光軸Axに対して斜めになっており、光軸AxとLED28とを含む平面内に設けられている。換言すると、回転軸Rは、回転によって左右方向に走査するLED28の光(照射ビーム)の走査平面に略平行に設けられている。これにより、光学ユニットの薄型化が図られる。ここで、走査平面とは、例えば、走査光であるLED28の光の軌跡を連続的につなげることで形成される扇形の平面ととらえることができる。
ブレード26aは、回転軸Rを中心とする周方向に向かうにつれて、光軸Axと反射面とが成す角が変化するように捩られた形状を有している。これにより、図2に示すようにLED28の光を用いた走査が可能となる。この点について更に詳述する。
図3(a)〜図3(e)は、本実施の形態に係る灯具ユニットにおいて回転リフレクタ26の回転角に応じたブレードの様子を示す斜視図である。図3(f)〜図3(j)は、図3(a)〜図3(e)の状態に対応して光源からの光を反射する方向が変化する点を説明するための図である。
図3(a)は、LED28が2つのブレード26a1,26a2の境界領域を照射するように配置されている状態を示している。この状態では、図3(f)に示すように、LED28の光は、ブレード26a1の反射面Sで光軸Axに対して斜めの方向に反射される。その結果、配光パターンが形成される車両前方の領域のうち、左右両端部の一方の端部領域が照射される。その後、回転リフレクタ26が回転し、図3(b)に示す状態になると、ブレード26a1が捩れているため、LED28の光を反射するブレード26a1の反射面S(反射角)が変化する。その結果、図3(g)に示すように、LED28の光は、図3(f)に示す反射方向よりも光軸Axに近い方向に反射される。
続いて、回転リフレクタ26が図3(c)、図3(d)、図3(e)に示すように回転すると、LED28の光の反射方向は、配光パターンが形成される車両前方の領域のうち、左右両端部の他方の端部に向かって変化することになる。本実施の形態に係る回転リフレクタ26は、120度回転することで、LED28の光によって前方を一方向(水平方向)に1回走査できるように構成されている。換言すると、1枚のブレード26aがLED28の前を通過することで、車両前方の所望の領域がLED28の光によって1回走査されることになる。
ブレード26aの数や形状、回転リフレクタ26の回転速度は、必要とされる配光パターンの特性や走査される像のちらつきを考慮して実験やシミュレーションの結果に基づいて適宜設定される。また、種々の配光制御に応じて回転速度を変えられる駆動部としてモータが好ましい。これにより、走査するタイミングを簡便に変えることができる。このようなモータとしては、モータ自身から回転タイミング情報を得られるものが好ましい。具体的には、DCブラシレスモータが挙げられる。DCブラシレスモータを用いた場合、モータ自身から回転タイミング情報を得られるため、エンコーダなどの機器を省略することができる。
図4(a)は、本実施の形態に係る車両用前照灯を用いて光軸に対して左右±5度の範囲を走査した場合の配光パターンを示す図、図4(b)は、図4(a)に示す配光パターンの光度分布を示す図、図4(c)は、本実施の形態に係る車両用前照灯を用いて配光パターンのうち一箇所を遮光した状態を示す図、図4(d)は、図4(c)に示す配光パターンの光度分布を示す図、図4(e)は、本実施の形態に係る車両用前照灯を用いて配光パターンのうち複数箇所を遮光した状態を示す図、図4(f)は、図4(e)に示す配光パターンの光度分布を示す図である。
図4(a)に示すように、本実施の形態に係る車両用前照灯10は、LED28の光を回転リフレクタ26で反射させ、反射した光で前方を走査することで実質的に水平方向に横長形状のハイビーム配光パターンを形成することができる。このように、回転リフレクタ26の一方向の回転により所望の配光パターンを形成することができるため、共振ミラーのような特殊な機構による駆動が必要なく、また、共振ミラーのように反射面の大きさに対する制約が少ない。
また、本実施の形態に係る光学ユニットを備えた車両用前照灯10は、LED28の点消灯のタイミングや発光度の変化を回転リフレクタ26の回転と同期させることで、図4(c)、図4(e)に示すように任意の領域が遮光されたハイビーム配光パターンを形成することができる。また、回転リフレクタ26の回転に同期させてLED28の発光光度を変化(点消灯)させてハイビーム配光パターンを形成する場合、光度変化の位相をずらすことで配光パターン自体をスイブルするような制御も可能である。
上述のように、本実施の形態に係る車両用前照灯は、LEDの光を走査することで配光パターンを形成するとともに、発光光度の変化を制御することで配光パターンの一部に任意に遮光部を形成することができる。そのため、複数のLEDの一部を消灯して遮光部を形成する場合と比較して、少ない数のLEDで所望の領域を精度よく遮光することができる。また、車両用前照灯10は、複数の遮光部を形成することができるため、前方に複数の車両が存在する場合であっても、個々の車両に対応する領域を遮光することが可能となる。
また、車両用前照灯10は、基本となる配光パターンを動かさずに遮光制御することが可能なため、遮光制御時にドライバに与える違和感を低減できる。また、ハイビーム用灯具ユニット20を動かさずに配光パターンをスイブルすることができるため、ハイビーム用灯具ユニット20の機構を簡略化することができる。そのため、車両用前照灯10は、配光可変制御のための駆動部としては回転リフレクタ26の回転に必要なモータを有していればよく、構成の簡略化と低コスト化、小型化が図られている。
図5は、本実施の形態に係る車両用前照灯システム100を説明するための機能ブロック図である。車両用前照灯システム100は、上述した車両用前照灯10と、車両用前照灯10を制御するための制御部104と、カメラ102と、ステアリングセンサ106と、車速センサ108とを備える。
本実施の形態に係る車両用前照灯システム100は、先行車や対向車などの前方車の位置を検知し、この前方車の存在する領域を遮光し、他の領域をハイビームで照射する配光可変ヘッドランプ(ADB)システムである。前方車の位置に合わせて遮光する領域が自動的に調整されるため、前方車にグレアを与えることを防止しつつ、自車の運転者は常にハイビーム照射時に近い視界を得ることができる。
カメラ102は、自車前方を撮像する。カメラ102は、例えばステレオカメラであってよい。カメラ102は、車両用前照灯10の灯室外に設置される。カメラ102は、例えば車内のインナーミラーの裏面側(車両前方側)に設置されてよい。インナーミラーは、車内の前両席間中央前上方に配置されている。カメラ102にて撮像された画像データは、制御部104に送信される。
本実施の形態に係る車両用前照灯システム100は、前方車を検知するための手段として、カメラ102の他にレーザレーダ120を備える。このレーザレーダ120は、レーザ光を用いて自車前方を走査し、レーザ光が前方車に反射して返ってくるまでの時間から、前方車の位置を検出するものである。レーザレーダ120は、1軸(横方向)走査方式の比較的安価なものであってもよいし、2軸(縦および横方向)走査方式の高精度な位置検出が可能なものであってもよい。
上述したように、レーザレーダ120は灯室16内に設けられる。この場合、レーザレーダ120とハイビーム用灯具ユニット20の取付位置を合わせやすくなるため、レーザレーダ120とハイビーム用灯具ユニット20の位置ずれを生じ難くすることができる。レーザレーダ120とハイビーム用灯具ユニット20は、同一の構造体(例えば固定用フレーム(図示せず)やランプボディ12)に取付固定されてもよい。レーザレーダ120とハイビーム用灯具ユニット20を同一の構造体に取付固定することで、レーザレーダ120とハイビーム用灯具ユニット20の位置ずれをより生じ難くすることができる。
制御部104は、カメラ102によって取得された情報と、レーザレーダ120によって取得された情報とに基づいて、ハイビーム用灯具ユニット20の照射範囲を制御する。制御部104は、前方車検出部110と、照射範囲決定部112と、照射範囲補正部114と、照射制御部118とを備える。
前方車検出部110は、カメラ102により撮像された画像に基づき、撮像範囲内における前方車の位置を検出する。例えばステレオカメラを用いた前方車の検知技術は公知であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
照射範囲決定部112は、前方車検出部110によって検出された第1前方車位置情報に基づいて、前方車への光の照射が抑制されるようハイビーム用灯具ユニット20の照射範囲(配光パターン)を決定する。すなわち、照射範囲決定部112は、前方車が位置する領域を遮光領域とするとともに、他の領域をハイビームで照射するようハイビーム用灯具ユニット20の照射範囲を決定する。
照射範囲補正部114は、レーザレーダ120によって取得された第2前方車位置情報に基づいて、照射範囲決定部112により決定された照射範囲を補正する。本実施の形態では、レーザレーダ120を灯室16内に設けているため、レーザレーダ120とハイビーム用灯具ユニット20の位置ずれは、灯室16外のカメラ102とハイビーム用灯具ユニット20の位置ずれよりも生じ難い。従って、カメラ102の画像に基づいて決定された照射範囲をレーザレーダ120の検出結果に基づいて補正することで、より高い精度で前方車の存在領域を遮光することが可能となる。照射範囲の補正の精度を高めるために、照射範囲補正部114による補正は、所定の条件下で行われる。この所定の条件については後述する。
照射制御部118は、照射範囲決定部112で決定された照射範囲または照射範囲補正部114で補正された照射範囲が灯具前方に形成されるよう、ハイビーム用灯具ユニット20のLED28および回転リフレクタ26を制御する。すなわち、照射制御部118は、LED28の点消灯のタイミングや発光度の変化を回転リフレクタ26の回転と同期させることで、前方車の存在領域が遮光されたハイビーム配光パターンを灯具前方に形成する。
照射制御部118は、基本的には照射範囲決定部112で決定された照射範囲を形成するよう制御を行うが、所定の条件下で照射範囲補正部114によって照射範囲の補正が行われた場合には、補正された照射範囲を形成するよう制御を行う。補正された照射範囲を灯具前方に形成することで、より前方車にグレアを与え難くすることができる。
図6は、本実施の形態に係る車両用前照灯システム100によって形成される配光パターンを説明するための図である。図6は、車両が片側1車線(両側2車線)の直線舗装道路を走行している場合において、自車前方を透視的に見て示す図に、車両用前照灯10から照射される光により車両前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成されるロービーム配光パターンPLおよび可変ハイビーム配光パターンPHを重ねて示す図である。図6には、センターラインCL、自車線側ラインMRL、対向車線側ラインORLが図示されている。自車線側ラインMRLは、透視図の消失点である水平線H−H線と鉛直線V−V線との交点(H−V点と呼ばれる)から左下方向に延びており、センタラインCLおよび対向車線側ラインORLは、H−V点から右下方向に延びている。
ロービーム配光パターンPLは、図1に示すロービーム用灯具ユニット18からの照射光により形成される。図6に示すロービーム配光パターンPLは、交通法規が左側通行の地域において、市街地走行などの走行で対向車や歩行者にグレアを与えないように配慮された配光パターンであって、その上端縁に左右段違いのカットオフラインCL1、CL2、CL3を有している。カットオフラインCL1は、車両用前照灯10のV−V線よりも右側に、対向車線側カットオフラインとして水平方向に延びるようにして形成されている。カットオフラインCL2は、V−V線よりも左側に、自車線側カットオフラインとしてカットオフラインCL1よりも高い位置で水平方向に延びるようにして形成されている。そして、カットオフラインCL3は、カットオフラインCL2におけるV−V線側の端部とカットオフラインCL1のV−V線側の端部とをつなぐ斜めカットオフラインとして形成されている。カットオフラインCL3は、カットオフラインCL1とV−V線との交点から左斜め上方へ45°の傾斜角で延びている。
ハイビーム配光パターンPHは、ハイビーム用灯具20Hからの照射光により形成される。このハイビーム配光パターンPHは、ロービーム配光パターンPLに対して、付加的に形成されるようになっている。ハイビーム配光パターンPHは、主に水平線HHよりも上方の領域を覆っている。本実施の形態に係る車両用前照灯システム100においては、ハイビーム配光パターンPHは、前方車FVの存在する領域LSが遮光される。これにより、前方車FVの運転者に与えるグレアを抑制しつつ、自車の運転者は完全なハイビーム配光パターン照射時に近い視界を得ることができる。ハイビーム配光パターンPHは、「スプリット配光パターン」とも呼ばれる。
図7は、本実施の形態に係る車両用前照灯システム100における照射範囲の補正を説明するための図である。図7に示すように、カメラ102により検出された前方車FVの第1前方車位置を「A°−A’°」とする。また、第1前方車位置A°−A’°に基づいて照射範囲決定部112により決定された遮光位置を「C°−C’°」とする。ここでは、カメラ102とハイビーム用灯具ユニット20の取付位置がずれていることに起因して、第1前方車位置A°−A’°と遮光位置C°−C’°がずれているとする。このままの遮光位置C°−C’°でハイビーム用灯具ユニット20を照射させると、前方車FVにグレアを与えてしまう。従って、照射範囲(すなわち遮光位置)の補正が必要である。
レーザレーダ120により検出された前方車FVの第2前方車位置を「B°−B’°」とする。このとき、レーザレーダ120とハイビーム用灯具ユニット20の位置のずれが無いとすると、遮光位置C°−C’°とカメラに基づく第1前方車位置A°−A’°のズレ量α°は、C°−B°またはC’°−B’°と等しい。従って、このズレ量α°だけ遮光位置C°−C’°を補正することで、前方車FVを精度よく遮光することができる。
以下、照射範囲の補正を行う条件を説明する。
(1)自車から前方車までの距離が所定時間変化しないとき
照射範囲補正部114は、自車から前方車までの距離が所定時間変化しないとき、照射範囲の補正を行う。例えば先行車と同じ速度で走っているときや、自車および前方車がいずれも停車しているときである。自車から前方車までの距離は、カメラ102により撮像された画像に基づき検出することができる。所定時間は、例えば1秒以上に設定される。
(2)自車が走行時
照射範囲補正部114は、自車が走行時に照射範囲の補正を行う。より好適には、照射範囲補正部114は、自車が直線走行時に照射範囲の補正を行う。自車が走行時か否かは、車速センサ108からの情報に基づいて判定できる。また、自車が直線走行時か否かは、車速センサ108からの情報と、ステアリングセンサ106からの情報に基づいて判定できる。例えば、ステアリング角度が予め設定した角度範囲内(例えば±5°以内)に収まっているとき、自車が直線走行時と判定する。
(3)自車から前方車までの距離が所定距離以下のとき
照射範囲補正部114は、自車から前方車までの距離が所定距離以下のとき、照射範囲の補正を行う。所定距離は、例えば50m以下に設定される。照射範囲補正部114は、自車の走行速度に応じて、この所定距離を変化させてもよい。例えば、走行速度が速いほど、所定距離を長くする。
カメラ102でのデータ取得タイミングと、レーザレーダ120でのデータ取得タイミングのずれにより、ズレ量α°の誤差が大きくなる可能性がある。従って、取得データは、一定期間の平均値を用いることが好ましい。
本実施の形態に係る車両用前照灯システム100において、制御部104は、視差補正部116をさらに備えてもよい。この視差補正部116は、自車から前方車までの距離が所定値以下のとき、カメラ102とハイビーム用灯具ユニット20の車両への設置位置が異なることに起因するハイビーム用灯具ユニット20の照射方向のずれ(これを「視差」と呼ぶ)を補正する。
図8は、視差補正の必要性を説明するための図である。図8に示すように、自車50の前部中心に、前方車FVを撮像するカメラ102が設けられ、左右端にそれぞれ左側車両用前照灯10Lと右側車両用前照灯10Rが設けられている。
ここでは、自車50(車幅W1)の前方距離Lに前方車FV(車幅W2)が存在し、左側車両用前照灯10Lで前方車FVに対してスプリット配光パターンを形成する場合の視差補正を考える。カメラ102の位置Cとその前方の点Oを結ぶ線分OCと、カメラ102の位置Cと前方車FVの中央部Mとを結ぶ線分CMとがなす角をαとする。また、線分CMと、カメラ102の位置Cと前方車FVの左端部FLとを結ぶ線分とがなす角をθ1とする。また、線分CMと、カメラ102の位置Cと前方車FVの右端部FRとを結ぶ線分とがなす角をθ2とする。左側車両用前照灯10Lは、カメラ102の位置CからW1/2だけ左に位置している。
カメラ102により撮像された画像に基づいて検出された前方車の位置情報では、自車50の正面から角度αの方向を基準として、そこから角度θ1、θ2の各々の方向に前方車FVの左端部FL、右端部FLが存在すると認識されている。この情報をそのまま用いてスプリット配光パターンを形成した場合、適切な配光パターンを形成できず、前方車FVにグレアを与えるおそれがある。つまり、左側車両用前照灯10Lとその前方の点O’を結ぶ線分から角度αをなす方向を基準方向として、そこから角度θ1、θ2の方向にスプリット配光パターンの左側照射部PL、右側照射部PRの境界が位置するようにスプリット配光パターンを形成した場合、図8に示すように、左側照射部PLの境界は前方車FVの左端部FLより角度θ1程度左外側に位置し、右側照射部PRの境界は前方車FVの左端部FLより角度θ2程度右外側(すなわち前方車FVの中央付近)に位置することとなる。図8から分かるように、この状態では右側照射部PRが前方車FVにグレアを与えているとともに、左側照射部PLと前方車FVとの間に非照射領域が存在しており、前方車FVの周囲を好適に照らすことができていない。このような事象は、カメラ102と左側車両用前照灯10Lの設置位置が異なることに起因する。
図9は、本実施の形態に係る車両用前照灯システムにおける視差補正方法を説明するための図である。まず、左側照射部PLの視差補正について説明する。自車50と前方車FVの車両幅が同じ(すなわち、W1=W2=W)と近似すると、幾何的に以下の関係式(1)が導かれる。
θ1=α−tan−1{tanα−(W/2L)} (1)
仮にαが無視できるとすると(すなわち自車50と前方車FVが一直線)、以下の関係式(2)のようになる。
θ1=tan−1(W/2L) (2)
視差補正部116は、上記の関係式(1)または(2)により角度θ1を算出する。視差補正部116により算出された角度θ1は、照射制御部118に与えられる。照射制御部118は、照射範囲決定部112で決定されたハイビーム用灯具ユニットの照射範囲における左側照射部PLまたは照射範囲補正部114で補正された照射範囲における左側照射部PLを、角度θ1だけ右側に移動させる。これにより、図9に示すように、左側照射部PLの境界を前方車FVの左端部FLに位置させることができる。
次に、右側照射部PRの視差補正について説明する。右側照射部PRの境界を前方車FVの右端部FRに位置させるのに必要な右側照射部PRの移動角度をΔθとする。自車50と前方車FVの車両幅が同じ(すなわち、W1=W2=W)と近似すると、幾何的に以下の関係式(3)が導かれる。
Δθ=tan−1{tanα+(W/L)}−(α+θ2) (3)
仮にαが無視できるとすると(すなわち自車50と前方車FVが一直線)、以下の関係式(4)のようになる。
Δθ=tan−1(W/L)−θ2 (4)
視差補正部116は、上記の関係式(3)または(4)により角度Δθを算出する。視差補正部116により算出された角度Δθは、照射制御部118に与えられる。照射制御部118は、照射範囲決定部112で決定されたハイビーム用灯具ユニットの照射範囲における右側照射部PRまたは照射範囲補正部114で補正された照射範囲における右側照射部PRを、角度Δθだけ右側に移動させる。これにより、図9に示すように、右側照射部PRの境界を前方車FVの右端部FRに位置させることができる。このようにして、前方車FVにグレアを与えることなく、前方車FVの周囲を好適に照らすことができる。
(1)式または(2)式から分かるように、角度θ1,Δθは、自車50と前方車FVとの間の車間距離Lが小さいほど大きくなる。従って、自車50と前方車FVとの間の車間距離Lが所定値以下のときに上記の視差補正を行うことが好ましい。
図10は、本発明の実施形態に係る車両用前照灯の鉛直断面図である。上述したように、車両用前照灯10の灯室16内には、ハイビーム用灯具ユニット20と、レーザレーダ120とが設けられている。ハイビーム用灯具ユニット20とレーザレーダ120は、同一の固定用フレーム122に取付固定されている。固定用フレーム122は、エイミングスクリュー124を介してランプボディ12に取り付けられている。固定用フレーム122は、ハイビーム用灯具ユニット20をランプボディ12に対して傾動可能に支持している。上述したように、レーザレーダ120とハイビーム用灯具ユニット20を同一の固定用フレーム122に取付固定することで、レーザレーダ120とハイビーム用灯具ユニット20の位置ずれをより生じ難くすることができる。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。これらの実施形態は例示であり、各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、上述の実施形態では、ブレードを用いたブレード方式のADBシステムを例示したが、ADBシステムは特にブレード方式に限定されず、例えば、アレイ状に実装された多数のLEDを個別に点消灯して配光を形成するLEDアレイ方式や、回転シェードを用いたシェード方式であってもよい。
10 車両用前照灯、 12 ランプボディ、 16 灯室、 18 ロービーム用灯具ユニット、 20 ハイビーム用灯具ユニット、 26 回転リフレクタ、 28 LED、 30 凸レンズ、 100 車両用前照灯システム、 102 カメラ、 104 制御部、 106 ステアリングセンサ、 108 車速センサ、 110 前方車検出部、 112 照射範囲決定部、 114 照射範囲補正部、 116 視差補正部、 118 照射制御部、 120 レーザレーダ、 122 固定用フレーム。

Claims (4)

  1. 車両前方への光の照射範囲を制御可能な灯具ユニットと、自車前方を走査するレーダと、を灯室内に備える車両用前照灯と、
    前記車両用前照灯の灯室外に設けられた、自車前方を撮像するカメラと、
    前記カメラによって取得された情報と、前記レーダによって取得された情報とに基づいて、前記灯具ユニットの照射範囲を制御する制御部と、
    を備え
    前記制御部は、
    前記カメラにより撮像された画像に基づき、前方車位置を検出する前方車検出部と、
    前記前方車検出部によって検出された第1前方車位置情報に基づいて、前方車への光の照射が抑制されるよう前記灯具ユニットの照射範囲を決定する照射範囲決定部と、
    前記レーダによって取得された第2前方車位置情報に基づいて、前記カメラと前記灯具ユニットの車両への取付位置が正規の取付位置からずれていることに起因する第1前方車位置と前記照射範囲決定部により決定された照射範囲とのずれを補正する照射範囲補正部と、
    を備えることを特徴とする車両用前照灯システム。
  2. 前記照射範囲補正部は、自車から前方車までの距離が所定時間変化しないとき、照射範囲の補正を行うことを特徴とする請求項に記載の車両用前照灯システム。
  3. 前記照射範囲補正部は、自車が走行時に照射範囲の補正を行うことを特徴とする請求項に記載の車両用前照灯システム。
  4. 前記制御部は、自車から前方車までの距離が所定値以下のとき、前記カメラと前記灯具ユニットの車両への設置位置が異なることに起因する前記灯具ユニットの照射方向のずれを補正する視差補正部をさらに備えることを特徴とする請求項からのいずれかに記載の車両用前照灯システム。
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