JP6505073B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、吸気を過給する過給機と、過給機のタービンをバイパスするバイパス通路に設けられ、過給機による過給圧を調整するためのウェイストゲート弁とを有する内燃機関の制御装置に関する。
従来、この種の内燃機関の制御装置として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この内燃機関は車両に搭載されており、ウェイストゲート弁は、バイパス通路を開閉する弁体と、弁体を駆動する電動のアクチュエータで構成されている。この制御装置では、所定の停止条件が成立したときに内燃機関を自動停止させるアイドルストップ中に、ウェイストゲート弁の全閉位置学習が実行される。具体的には、アクチュエータを作動させ、弁体をバイパスの内壁に複数回、当接させる動作を繰り返したときのアクチュエータの電流値の変化から、弁体がバイパス通路の内壁に実際に当接する位置を検出し、その検出結果に基づいて、ウェイストゲート弁の閉弁位置が学習される。
特開2015−45297号公報
上述した構成と異なる従来のウェイストゲート弁として、電動のアクチュエータと弁体を複数のリンク材から成るリンク機構で連結したタイプのものがある。この構成は、アクチュエータを構成する電子部品などを高温の排気から熱保護するためのものであり、アクチュエータは、排気が流入するバイパス通路から離れた位置に配置される。また、このタイプのウェイストゲート弁では、リンク機構が高温時に熱膨張によって突っ張らないようにするために、通常、リンク機構の複数のリンク材間の連結部に、熱膨張を吸収するための遊びがあらかじめ設定されている。
このようなウェイストゲート弁を全閉状態から開弁する際、アクチュエータを開弁方向に作動させると、その当初は、アクチュエータの動きがリンク機構の遊びを埋めるのに費やされ、遊びがなくなった時点で初めて弁体が駆動されるため、開弁動作が遅れることは避けられず、良好な開弁応答性を得ることができない。その結果、上昇した過給圧を速やかに低下させることができず、特に低速側において十分な加速性能を得ることができない。また、このウェイストゲート弁を対象として、上述した従来の学習装置によって全閉位置の学習を行ったとしても、リンク機構の温度依存誤差や摩耗による経年的誤差などの様々な要因による誤差を反映した全閉位置が学習されるにすぎず、リンク機構の遊び量は把握されないため、開弁応答性の向上に役立てることができない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、電動のアクチュエータとウェイストゲート弁の間に連結されたリンク機構の遊び量を学習するとともに、ウェイストゲート弁の開弁応答性を向上させることができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本願の請求項1に係る発明は、吸気を過給する過給機(実施形態における(以下、本項において同じ)ターボチャージャ12)と、過給機のタービン121をバイパスするバイパス通路11に設けられるとともに、電動のアクチュエータ(モータ31)を含む駆動装置(モータ31、ロッド32)にリンク機構34を介して連結され、過給機による過給圧Pbstを調整するためのウェイストゲート弁14とを有する内燃機関の制御装置であって、駆動装置(ロッド32)の作動位置を介してウェイストゲート弁14の開度(検出開度WGA)を検出する開度検出手段(弁開度センサ23)と、過給圧Pbstを検出する過給圧検出手段(過給圧センサ27)と、アクチュエータを制御することにより、ウェイストゲート弁14の開度(弁開度WGO)を制御する制御手段(ECU20、図5)と、ウェイストゲート弁14の全閉状態からアクチュエータが開弁方向に駆動されている状態で、検出された過給圧Pbstが低下し始めたときに開度検出手段により検出された検出開度WGAを、リンク機構34の遊び量に相当する遊び量相当開度WGPとして学習する学習手段(ECU20、図5のステップ5、6)と、を備え、制御手段は、遊び量相当開度WGPの学習が終了した後、ウェイストゲート弁14を全閉状態に復帰させるために、検出開度WGAが遊び量相当開度WGPよりも閉弁側の所定の全閉時目標開度WGRTNになるように、アクチュエータを制御すること(図5のステップ7、10〜12、15、16)を特徴とする。
この内燃機関のウェイストゲート弁は、電動のアクチュエータを含む駆動装置によりリンク機構を介して駆動され、それらの動作は制御手段によって制御される。また、ウェイストゲート弁の開度が駆動装置の作動位置を介して検出されるとともに、過給機による過給圧が検出される。
前述したように、上記のようなウェイストゲート弁の構成では通常、リンク機構に遊び(以下「リンク遊び」という)が存在する。本発明によれば、このリンク遊び量の学習が以下のようにして行われる。まず、ウェイストゲート弁の全閉状態からアクチュエータを開弁方向に駆動する。そして、その駆動状態で検出された過給圧が低下し始めたときに検出されたウェイストゲート弁の検出開度を、リンク遊び量に相当する遊び量相当開度として学習する。
リンク遊びが存在する場合、ウェイストゲート弁の全閉状態からアクチュエータを含む駆動装置が開弁方向に駆動されると、駆動装置の作動位置を介して検出されるウェイストゲート弁の検出開度は、アクチュエータの作動量に応じて変化するのに対し、ウェイストゲート弁は、リンク遊びがなくなるまで駆動されず、全閉状態のままである。その後、リンク遊びがなくなった時点で、ウェイストゲート弁が開き始め、それに伴ってバイパス通路から排気が逃げることによって、過給圧が低下する。したがって、上記の構成により、過給圧が低下し始めたときに検出されたウェイストゲート弁の開度を、リンク遊び量に相当する遊び量相当開度として適切に学習することができる。
また、遊び量相当開度は、リンク遊びがなくなり、ウェイストゲート弁が実際に開弁し始める開度に相当する。したがって、学習された遊び量相当開度に基づき、ウェイストゲート弁の開弁動作を制御することによって、ウェイストゲート弁の開弁応答性を向上させることができる。
さらに、遊び量相当開度の学習が前述したように行われるため、学習の終了時には、ウェイストゲート弁が若干、開いていて、バイパス通路に流入した排気がウェイストゲート弁から漏れる状態になっている。この構成によれば、遊び量相当開度の学習が終了した後、検出開度が遊び量相当開度よりも閉弁側の所定の全閉時目標開度になるように、アクチュエータを制御することによって、ウェイストゲート弁を全閉状態に復帰させる。これにより、ウェイストゲート弁の開弁動作が実行されるまでの過給運転を、バイパス通路からの排気漏れがない状態で、安定して行うことができる。
請求項に係る発明は、請求項1に記載の内燃機関の制御装置において、学習された遊び量相当開度WGPを記憶する記憶手段(ECU20)をさらに備え、制御手段は、ウェイストゲート弁14を全閉状態とする過給運転中、ウェイストゲート弁14を全閉状態に維持するために、検出開度WGAが記憶された遊び量相当開度WGPよりも閉弁側の所定の全閉時目標開度WGRTNになるように、アクチュエータを制御することを特徴とする。
この構成によれば、学習された遊び量相当開度が記憶手段に記憶され、その後のウェイストゲート弁を全閉状態とする過給運転中、検出開度が記憶された遊び量相当開度よりも閉弁側の所定の全閉時目標開度になるように、アクチュエータを制御することによって、ウェイストゲート弁が全閉状態に維持される。これにより、例えば過給圧の条件や学習頻度の条件などから、遊び量相当開度の学習が長期間行われない場合や完了しなかった場合においても、過給運転中、すでに学習された遊び量相当開度に基づいてウェイストゲート弁を全閉状態に維持でき、したがって、ウェイストゲート弁の開弁動作が実行されるまでの過給運転を、バイパス通路からの排気漏れがない状態で、安定して行うことができる。
請求項に係る発明は、請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置において、所定の全閉時目標開度WGRTNは、遊び量相当開度WGPの近傍の閉弁側に設定されることを特徴とする。
この構成によれば、所定の全閉時目標開度が遊び量相当開度の近傍の閉弁側に設定されることにより、ウェイストゲート弁は、開弁方向のリンク遊びがほとんどない又は小さい全閉状態になる。したがって、そのような全閉状態からウェイストゲート弁の開弁動作を開始することができ、それにより良好な開弁応答性を得ることができる。
本発明を適用した内燃機関を含む車両の駆動装置の構成を模式的に示す図である。 内燃機関の構成を模式的に示す図である。 ウェイストゲート弁及びその駆動機構を模式的に示す図である。 内燃機関の制御装置の構成を示すブロック図である。 ウェイストゲート弁のリンク遊びを学習するとともに開弁動作を制御する遊び学習制御処理を示すフローチャートである。 図5の処理によって得られる動作例を示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1に示すように、車両Vは、駆動源としての内燃機関(以下「エンジン」という)1と、駆動源及び発電機として機能する電動機(以下「モータ」という)61を有するハイブリッド車両であり、エンジン1及び/又はモータ61の駆動力を変速する変速機52を備えている。
モータ61は、パワードライブユニット(以下「PDU」という)62に接続され、PDU62は高圧バッテリ63に接続されている。モータ61を正の駆動トルクで駆動するとき、すなわち高圧バッテリ63から出力される電力でモータ61を駆動するときには、高圧バッテリ63から出力される電力は、PDU62を介してモータ61に供給される。また、モータ61を負の駆動トルクで駆動するとき、すなわちモータ61を回生動作させるときには、モータ61で発電される電力がPDU62を介して高圧バッテリ63に供給され、充電される。
PDU62は、電子制御ユニット(以下「ECU」という)20に接続されており、ECU20による制御の下、モータ61の動作を制御するとともに、高圧バッテリ63の充電及び放電を制御する。
変速機52は、いわゆるデュアルクラッチ式のものであり、奇数段用クラッチ及び偶数段用クラッチ(いずれも図示せず)を介してエンジン1のクランク軸51に連結され、エンジン1から伝達された駆動力を奇数変速段又は偶数変速段によって変速する。変速された駆動力は、変速機52の出力軸53、差動ギヤ機構54及び駆動軸55を介して、駆動輪56に伝達され、それにより車両Vが駆動される。
以上の構成により、車両Vは、駆動モードとして、エンジン1のみによって駆動されるエンジン駆動モード、変速機52の上記2つのクラッチを遮断した状態で、モータ61のみによって駆動されるモータ駆動モード、エンジン1及びモータ61の両方によって駆動されるハイブリッド駆動モードを有する。
図2に示すように、エンジン1は、例えば直列の4つの気筒6を有するとともに、気筒6の燃焼室(図示せず)内に燃料を直接、噴射する直噴エンジンである。各気筒6には、燃料噴射弁7、点火プラグ8、吸気弁及び排気弁(いずれも図示せず)が設けられている。
また、エンジン1は、吸気通路2、排気通路10、及び過給機としてのターボチャージャ12を備えている。吸気通路2はサージタンク4に接続され、サージタンク4は、吸気マニホルド5を介して各気筒6の燃焼室に接続されている。吸気通路2には、上流側から順に、ターボチャージャ12の後述するコンプレッサ123、ターボチャージャ12で加圧された空気を冷却するためのインタークーラ3、及びスロットル弁13が設けられている。スロットル弁13は、スロットル(TH)アクチュエータ13aによって駆動される。
サージタンク4には、吸気圧PBを検出する吸気圧センサ21が設けられ、吸気通路2のコンプレッサ123よりも上流側には、吸入空気量GAIRを検出する吸入空気量センサ22が設けられている。
ターボチャージャ12は、排気通路10に設けられ、排気の運転エネルギにより回転駆動されるタービン121と、吸気通路2に設けられ、シャフト122を介してタービン121に連結されたコンプレッサ123を備えている。コンプレッサ123は、エンジン1に吸入される空気(吸気)を加圧し、過給を行う。吸気通路2には、コンプレッサ123をバイパスするバイパス通路16が接続されており、バイパス通路16には、バイパス通路16を通過する空気の流量を調整するためのエアバイパス弁(以下「AB弁」という)17が設けられている。吸気通路2のコンプレッサ123及びAB弁17のすぐ下流側には、過給圧Pbstを検出する過給圧センサ27が設けられている。
排気通路10は、排気マニホルド9を介して各気筒6の燃焼室に接続されている。排気通路10には、タービン121をバイパスするバイパス通路11が接続されており、バイパス通路11の下流側の接続部には、バイパス通路11を通過する排気の流量を調整することで、過給圧を調整するためのウェイストゲート弁(以下「WG弁」という)14が設けられている。
図3に示すように、WG弁14を駆動する駆動機構は、アクチュエータとしてのモータ31及びロッド32を有する駆動装置30と、ロッド32に遮熱部材33を介して連結されるとともにWG弁14の弁体15に連結されたリンク機構34を備えている。モータ31は例えばDCモータで構成されており、ECU20による制御の下、通電の向きに応じてモータ31の正転/逆転が切り替えられ、通電のための駆動パルスのデューティ比(以下「通電デューティ比」という)Idutyに応じて、モータ31のトルクが制御される。
また、図示しないが、モータ31のロータには雌ねじが形成され、ロッド32にはこの雌ねじに螺合する雄ねじが形成されている。この構成により、モータ31の回転がロッド32の直進運動に変換され、ロッド32は、モータ31の回転方向に応じて図3の右方又は左方に移動する。
リンク機構34は、遮熱部材33を介してロッド32に連結された連結部材34aと、連結部材34aに回動自在に連結された第1リンク材34bと、第1リンク材34bに回動自在に連結された第2リンク材34cを備えており、第2リンク材34cは、回転軸35に回動自在に連結・支持されている。第2リンク材34cには保持部材36が一体に設けられ、この保持部材36にWG弁14の弁体15が一体に保持されている(図3(b)参照)。
また、リンク機構34が高温時に熱膨張によって突っ張らないようにするために、リンク機構34の各連結部、具体的には、連結部材34aと第1リンク材34bの連結部、第1リンク材34bと第2リンク材34cの連結部、及び第2リンク材34cと回転軸35の連結部にはそれぞれ、所定量の遊びがあらかじめ設定されている。
図3(a)は、WG弁14の閉弁状態、すなわちWG弁14がバイパス通路11を閉鎖している状態を示す。この閉弁状態から、モータ31に所定の向きの電流が通電されると、それに応じてモータ31が所定の方向に回転駆動され、そのロータに螺合するロッド32が図3の矢印B方向に移動する。これに伴い、リンク機構34の第2リンク材34cとそれと一体の保持部材36及び弁体15が、回転軸35を中心として矢印C方向に回動することによって、WG弁14が開弁する。
この開弁状態から、モータ31に上記と逆向きの電流が通電されると、モータ31が逆方向に回転駆動され、ロッド32が矢印Bと反対方向に移動し、それに伴い、リンク機構34が上記と逆方向に動作し、第2リンク材34c、保持部材36及び弁体15が、矢印Cと反対方向に回動することによって、WG弁14は閉弁状態に復帰する。以下、上記のようにWG弁14を開弁側に駆動するときの通電デューティ比Idutyを「正」とし、WG弁14を閉弁側に駆動するときの通電デューティ比Idutyを「負」と定義する。
したがって、通電デューティ比Idutyが負の場合には、WG弁14が全閉位置に向かって駆動されるとともに、その絶対値が大きいほど、閉弁時に弁体15を弁座(図示せず)に押し付ける力はより大きくなる。また、モータ31のロータがロッド32に螺合しているため、通電デューティ比Idutyが0になり、モータ31の回転が停止されると、WG弁14は停止時の開度に保たれる。
また、ロッド32の弁体15と反対側の端部には、弁開度センサ23が設けられている。弁開度センサ23は、ロッド32の軸線方向(矢印B方向)の位置を検出することによって、WG弁14の開度(以下「検出開度」という)WGAを検出する。AB弁17の駆動機構(図示せず)も同様に構成されており、この駆動機構は、AB弁17を開閉駆動するためのモータや、AB弁17の開度を検出するための弁開度センサを備えている。
なお、弁開度センサ23の検出開度WGAは、上記のようにロッド32の位置を介して間接的に取得されるため、弁体15とロッド32の間に存在するリンク機構34の構成部材の摩耗などによる経年的誤差や、温度に依存する温度依存誤差などを含む。このような誤差を補償するために、WG弁14の全閉位置学習が適宜、行われる。
具体的には、イグニッションスイッチがオンされた直後やエンジン1の運転中において、WG弁14が全閉位置に位置し又は到達したときの検出開度WGAを、全閉開度学習値WGFCとして学習・記憶する。そして、その後に得られた検出開度WGAから全閉開度学習値WGFCを減算した値が、そのときのWG弁14の開度(以下「弁開度」という)WGOとして算出される。後述するWG弁14の開度制御では、以上のように学習補正された弁開度WGOが用いられる。
図4は、エンジン1の制御装置の構成を示す。ECU20には、前述した吸気圧センサ21、吸入空気量センサ22、弁開度センサ23及び過給圧センサ27の他、エンジン1の回転数(以下「エンジン回転数」という)NEを検出する回転数センサ24や、車両Vのアクセルペダルの操作量(以下「アクセル開度」という)APを検出するアクセル開度センサ25、エンジン1の冷却水の温度(以下「エンジン水温」という)TWを検出する水温センサ26などが接続されており、それらの検出信号が入力される。ECU20の出力側には、燃料噴射弁7、点火プラグ8、THアクチュエータ13a、WG弁14(モータ31)、及びAB弁17(モータ)が接続されている。
ECU20は、CPU、RAM、ROM及び入力インターフェース(いずれも図示せず)などから成るマイクロコンピュータで構成されており、上述した各種のセンサ21〜27の検出信号などに応じて、車両Vの駆動モードを決定するとともに、決定した駆動モードに応じてエンジン1及びモータ61を制御する。
また、ECU20は、上記のエンジン1の制御として、エンジン1の運転状態(主としてエンジン回転数NE及び要求トルクTRQD)に応じて、燃料噴射弁7による燃料噴射制御、点火プラグ8による点火制御、スロットル弁13による吸入空気量制御、及びWG弁14による過給圧制御などを行う。要求トルクTRQDは、主としてアクセル開度APに応じ、アクセル開度APが増加するほど、より大きくなるように算出される。
本実施形態では特に、ECU20は、WG弁14のリンク機構34の遊び量(リンク遊び量)を学習するとともに、学習したリンク遊び量に基づいてWG弁14の開弁動作を制御する遊び学習制御処理を実行する。実施形態では、ECU20が制御手段、学習手段及び記憶手段に相当する。
図5は、この遊び学習制御処理のフローチャートである。本処理は、所定時間ごとに繰り返し実行される。本処理では、まずステップ1(「S1」と図示。以下同じ)において、学習制御フラグF_LRN/CNTが「1」であるか否かを判別する。この学習制御フラグF_LRN/CNTは、遊び学習制御の実行条件が成立しているとき、例えば、エンジン1の運転中、WG弁14が全閉状態に制御され、かつ検出された過給圧Pbstが比較的安定した低い状態にあるときに、「1」にセットされる。このステップ1の答えがNOで、実行条件が成立していないときには、そのまま本処理を終了する。
ステップ1の答えがYESのときには、遊び学習制御を実行するために、ステップ2に進み、遊び学習完了フラグF_LRNPDNが「1」であるか否かを判別する。この答えがNOで、遊び学習(リンク遊び量の学習)が完了していないときには、モータ31の通電デューティ比Idutyを遊び学習用の所定値IdLRNPに設定する(ステップ3)。この場合の通電は、遊び学習のためにモータ31及びロッド32を開弁方向に徐々に駆動するためのものである。このため、所定値IdLRNPは比較的小さい正値(例えば+10%)に設定されている。
次に、検出された過給圧の前回値Pbstzと今回値Pbstとの差(=Pbstz−Pbst)を、過給圧低下量ΔPbstとして算出する(ステップ4)とともに、算出した過給圧低下量ΔPbstが、値0に近い所定のしきい値ΔPREF以上であるか否かを判別する(ステップ5)。その答えがNOのときには、そのまま本処理を終了する。
一方、ステップ5の答えがYESで、ΔPbst≧ΔPREFが成立したときには、リンク遊びがなくなり、WG弁14が実際に開弁したことに伴い、過給圧Pbstが低下し始めたとして、このときの弁開度センサ23の検出開度WGAを、リンク遊び量に相当する遊び量相当開度WGPとして算出する(ステップ6)。
次に、遊び量相当開度WGPから所定の開度量ΔWGRTNを減算することによって、全閉時目標開度WGRTNを算出する(ステップ7)。後述するように、この開度量ΔWGRTNは、上記のように開弁したWG弁14を全閉状態に復帰させることが可能な開度量のうちの最小値に相当し、すなわちWG弁14が遊びがほとんどない全閉状態(以下「遊びなし全閉状態」という)になる開度量に相当するものであり、実験結果などに基づいてあらかじめ設定される。次いで、遊び学習が完了したことを表すために、遊び学習完了フラグF_LRNPDNを「1」にセットし(ステップ8)、本処理を終了する。
このように遊び学習が完了した後には、前記ステップ2の答えがYESになるので、その場合には、ステップ9に進み、復帰制御完了フラグF_WGRTNDNが「1」であるか否かを判別する。この答えがNOで、WG弁14を全閉状態に復帰させる復帰制御が完了していないときには、通電デューティ比Idutyを、比較的小さい負値である復帰制御用の所定値IdRTN(例えば−10%)に設定する(ステップ10)。これにより、WG弁14は、開弁状態から閉弁側に徐々に戻される。
次に、検出開度WGAが前記ステップ7で設定された全閉時目標開度WGRTN以下になったか否かを判別し(ステップ11)、その答えがNOのときには、そのまま本処理を終了する。一方、ステップ11の答えがYESで、検出開度WGAが全閉時目標開度WGRTNに達したときには、WG弁14が遊びなし全閉状態になり、復帰制御が完了したとして、復帰制御完了フラグF_WGRTNDNを「1」にセットし(ステップ12)、本処理を終了する。
このように復帰制御が完了した後には、前記ステップ9の答えがYESになるので、その場合には、ステップ13に進み、開弁指示フラグF_CMDOPNが「1」であるか否かを判別する。この答えがNOで、WG弁14の開弁が指示されていないときには、通電デューティ比Idutyを0に設定し(ステップ14)、本処理を終了する。これにより、WG弁14は遊びなし全閉状態に維持される。
一方、前記ステップ13の答えがYESで、WG弁14の開弁が指示されたときには、開弁用デューティ比IdOPNをそのときの目標開度WGCMDに応じて算出する(ステップ15)とともに、通電デューティ比Idutyを開弁用デューティ比IdOPNに設定し(ステップ16)、本処理を終了する。これにより、WG弁14の開弁動作が遊びなし全閉状態から開始される。
次に、図6を参照しながら、上述した遊び学習処理などによって得られる動作例について説明する。図6(a)〜(c)にはそれぞれ、過給圧Pbst、モータ31の通電デューティ比Iduty、弁開度センサ23の検出開度WGAの推移が示されている。
時刻t1までは、WG弁14を全閉状態とする過給運転が行われており、時刻t1において、過給圧を低下させるために、通電デューティ比Idutyが正値に設定され、WG弁14の開弁動作が開始される。時刻t2において、WG弁14の開度(弁開度WGO)が目標開度WGCMDに達すると、通電デューティ比Idutyが0に設定されることによって、WG弁14の開度が一定に維持される。
その後、エンジン1の運転状態に応じて目標開度WGCMDが低下するのに伴い、時刻t3から、通電デューティ比Idutyが負値側に制御され、それに伴ってWG弁14が閉弁側に制御され、時刻t4において全閉状態に達する。このタイミングではリンク遊び量はほぼ0である。その後、モータ31が引き続き閉弁方向に駆動されることで、リンク遊び量が増加し、時刻t5において最大値に達する。例えばこのタイミングにおいて、WG弁14の全閉位置学習が行われる。
その後は、通電デューティ比Idutyが0に設定され、WG弁14は全閉状態に維持される。時刻t6において過給圧Pbstがほぼ一定になると、遊び学習制御の実行条件が成立したとして、通電デューティ比Idutyが遊び学習用の所定値IdLRNP(正値)に設定される(図5のステップ3)。これにより、モータ31及びロッド32が開弁方向に駆動され、検出開度WGAが開弁側に変化するのに対し、WG弁14は、リンク遊び量が0になるまで駆動されず、全閉状態に維持される。
時刻t7において、リンク遊び量が0になり、WG弁14が実際に開弁するのに伴って過給圧Pbstが低下し始めると、ステップ5の答えがYESになり、そのときの検出開度WGAが遊び量相当開度WGPとして算出されるとともに、遊び量相当開度WGPから開度量ΔWGRTNを減算した値が、全閉時目標開度WGRTNとして算出される(ステップ6、7)。
その直後の時刻t8において、通電デューティ比Idutyが復帰制御用の所定値IdRTN(負値)に設定され、復帰制御が開始される(ステップ10)。時刻t9において、検出開度WGAが全閉時目標開度WGRTNに達すると、ステップ11の答えがYESになり、WG弁14が遊びなし全閉状態になったとして、復帰制御が終了される。
その後は、通電デューティ比Idutyが0に設定されることで、WG弁14の全閉状態で過給運転が実行される。時刻t10において、WG弁14の開弁が指示されると、通電デューティ比Idutyが開弁用デューティ比IdOPNに設定され(ステップ16)、WG弁14の開弁動作が遊びなし全閉状態から開始される。その後の動作は、前述した時刻t1〜t5などにおける動作と同様である。
以上のように、本実施形態によれば、WG弁14の全閉状態からモータ31及びロッド32を開弁方向に駆動するとともに、その駆動状態において検出された過給圧Pbstが低下し始めたときに検出されたWG弁14の検出開度WGAを、リンク遊び量に相当する遊び量相当開度WGPとして学習するので、リンク遊び量の学習を適切に行うことができる。
また、この遊び学習が終了した後、検出開度WGAが遊び量相当開度WGPから所定の開度量ΔWGRTNを減算した全閉時目標開度WGRTNになるように復帰制御を行い、WG弁14を全閉状態に復帰させるので、WG弁14の開弁動作が実行されるまでの過給運転を安定して行うことができる。
また、この開度量ΔWGRTNが、WG弁14を全閉状態に復帰させることが可能な開度量のうちの最小値に設定されることで、全閉時目標開度WGRTNが遊び量相当開度WGPの近傍に設定されるので、復帰制御により、WG弁14は遊びなし全閉状態に制御される。したがって、この遊びなし全閉状態からWG弁14の開弁動作が行われることによって、WG弁14の最良の開弁応答性を得ることができる。その結果、上昇した過給圧を可能な限り速やかに低下させることができ、特に変速機52の低速段側において十分な加速性能を得ることができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、遊び学習が終了した直後に復帰制御を実行することによって、検出開度WGAを全閉時目標開度WGRTNに制御し、WG弁14を全閉状態に復帰させるようにしているが、本発明は、これに限らず実施できる。
例えば、学習された遊び量相当開度WGPをECU20に記憶するとともに、WG弁14を全閉状態とする過給運転中、記憶された遊び量相当開度WGPに基づいて全閉時目標開度WGRTNを設定するとともに、検出開度WGAを全閉時目標開度WGRTNに制御することによって、WG弁14を全閉状態に維持するようにしてもよい。これにより、例えば過給圧の条件や学習頻度の条件などから、遊び量相当開度WGPの学習が長期間行われない場合や完了しなかった場合においても、過給運転中、すでに学習された遊び量相当開度WGPに基づいてWG弁14を全閉状態に維持でき、ウェイストゲート弁の開弁動作が実行されるまでの過給運転を安定して行うことができる。
また、実施形態では、復帰制御などによって、WG弁14を遊びのほとんどない遊びなし全閉状態に制御しているが、遊びに多少の余裕をもたせてもよく、それによりWG弁14を全閉状態により確実に制御できる。
さらに、遊び学習後の復帰制御を、検出開度WGAを全閉時目標開度WGRTNに制御することによって行っているが、これに限らず、例えば、遊び学習の終了後にモータ31を閉弁方向に駆動するとともに、その状態において、低下した過給圧Pbstが遊び学習前の圧力に戻ったことが確認された時点で、モータ31を停止させることによって行ってもよい。
また、実施形態では、復帰制御により、遊び学習が終了した直後から、WG弁14を遊びなし全閉状態に制御しているが、これに限らず、例えば、遊び学習の終了後に、WG弁14をリンク遊び量がより大きい全閉状態に一旦、制御するようにしてもよい。これにより、WG弁14が閉弁位置に強く押し付けられ、より安定した全閉状態が得られるので、WG弁14の開弁動作が実行されるまでの過給運転をさらに安定して行うことができる。また、この場合には例えば、過給圧Pbstの推移などからWG弁14の開弁動作の実行タイミングを予測し、予測された実行タイミングに先立ち、WG弁14を遊びなし全閉状態に制御することによって、WG弁14の開弁応答性を確保することができる。
さらに、実施形態では、WG弁14を駆動する駆動機構が、アクチュエータとしてのモータ31及びモータ31の回転が直進運動に変換されるロッド32から成る駆動装置30と、ロッド32と弁体15を連結するリンク機構34などで構成されている。これらの構成は、ウェイストゲート弁を電気的にかつリンク機構を介して駆動するとともに、駆動装置の作動位置を介してウェイストゲート弁の開度を検出するものである限り、任意である。例えば、WG弁14の開度の検出を、実施形態におけるロッド32の軸線方向の位置に代えて、モータ31の回転角を介して行ってもよい。また、アクチュエータとして、実施形態の回転型モータに代えて、直動型モータや電磁アクチュエータなどを用いてもよい。
さらに、実施形態は、ハイブリッド車両に電動機とともに搭載されたエンジンの例であるが、本発明は、これに限らず、電動機を有しない車両用のエンジンに適用してもよく、また、車両用以外のエンジン、例えば、クランク軸を鉛直に配置した船外機などのような船舶推進機用エンジンにも適用可能である。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
1 エンジン(内燃機関)
11 バイパス通路
12 ターボチャージャ(過給機)
121 タービン
14 WG弁(ウェイストゲート弁)
20 ECU(制御手段、学習手段)
23 弁開度センサ(開度検出手段)
27 過給圧センサ(過給圧検出手段)
30 駆動装置
31 モータ(アクチュエータ、駆動装置)
32 ロッド(駆動装置)
34 リンク機構
WGA 検出開度(開度検出手段により検出された開度)
Pbst 過給圧
WGO 弁開度(ウェイストゲート弁の開度)
WGP 遊び量相当開度
WGRTN 全閉時目標開度

Claims (3)

  1. 吸気を過給する過給機と、当該過給機のタービンをバイパスするバイパス通路に設けられるとともに、電動のアクチュエータを含む駆動装置にリンク機構を介して連結され、前記過給機による過給圧を調整するためのウェイストゲート弁とを有する内燃機関の制御装置であって、
    前記駆動装置の作動位置を介して前記ウェイストゲート弁の開度を検出する開度検出手段と、
    前記過給圧を検出する過給圧検出手段と、
    前記アクチュエータを制御することにより、前記ウェイストゲート弁の開度を制御する制御手段と、
    前記ウェイストゲート弁の全閉状態から前記アクチュエータが開弁方向に駆動されている状態で、前記検出された過給圧が低下し始めたときに前記開度検出手段により検出された検出開度を、前記リンク機構の遊び量に相当する遊び量相当開度として学習する学習手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記遊び量相当開度の学習が終了した後、前記ウェイストゲート弁を全閉状態に復帰させるために、前記検出開度が前記遊び量相当開度よりも閉弁側の所定の全閉時目標開度になるように、前記アクチュエータを制御することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記学習された遊び量相当開度を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記ウェイストゲート弁を全閉状態とする過給運転中、当該ウェイストゲート弁を全閉状態に維持するために、前記検出開度が前記記憶された遊び量相当開度よりも閉弁側の所定の全閉時目標開度になるように、前記アクチュエータを制御することを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記所定の全閉時目標開度は、前記遊び量相当開度の近傍の閉弁側に設定されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置。
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