JP6504071B2 - ハイブリッド車両 - Google Patents

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本発明は、動力源としてエンジンおよび回転電機を有したハイブリッド車両に関する。
従来から、動力源としてエンジンおよび回転電機を有したハイブリッド車両が広く知られている。かかるハイブリッド車両には、回転電機等に電力を供給するためのメインバッテリが搭載されている。回転電機は、電力供給を受けて動力を発生する電動機として機能するとともに、エンジンからの動力や回生トルクを受けて発電を行う発電機としても機能する。この回転電機で発電された電力がメインバッテリに送られることで、メインバッテリの充電が図られる。
ところで、こうしたハイブリッド車両では、シフトレンジがニュートラルレンジ(以下「Nレンジ」という)に設定されている場合には、駆動力が車輪に伝わることがあってはならないので、車輪を駆動可能な回転電機は電源が切られた状態にされている。回転電機の電源が切られた場合、当然ながら、回転電機によるメインバッテリの充電はできない。その一方で、車両に搭載された補機等を駆動するためには、電力が必要となる。そのため、Nレンジ選択中、メインバッテリは、充電されることなく、放電のみ行うことになる。結果として、停車中にNレンジが選択された状態が長く続くと、メインバッテリのSOCが低下し、場合によっては、SOCが枯渇することがある。
特開2008−094178号公報
特許文献1には、ハイブリッド車両において、停車中にNレンジを選択した状態で、メインバッテリのSOCが、規定の値以下まで低下すれば、ユーザに、シフトレンジの変更を促す警告を表示する技術が開示されている。かかる技術によれば、停車中にSOCが低下すれば、メインバッテリの充電が可能なシフトレンジ(例えばパーキングレンジや、ドライブレンジ)への変更が促されるため、SOCの枯渇を効果的に防止できる。
しかしながら、特許文献1の技術は、メインバッテリのSOCが低下したときにしかシフトレンジの変更を促さない。換言すれば、特許文献1の技術では、メインバッテリのSOCが高い状態では、Nレンジが選択されたまま停車していても、警告は表示されない。
そのため、ユーザは、停車中にNレンジを選択した際の問題を認識することができず、停車中にNレンジが多用されるおそれがある。この場合、停車中に、SOCが低い状態に推移しやすくなる。
そこで、本発明では、停車中に、メインバッテリがSOCの低い状態に推移しにくいハイブリッド車両を提供すること目的とする。
本発明のハイブリッド車両は、内燃機関と、電力を充放電するメインバッテリと、電動機として機能することで動力を発生するとともに発電機として機能することで前記メインバッテリを充電するための電力を発生する1以上の回転電機と、停車している状態でシフトレンジとしてニュートラルが選択されているニュートラル停車の間、前記回転電機をシャットダウンする制御装置と、を備え、前記制御装置は、ニュートラル停車の継続時間が予め規定された閾値時間以上となった場合に、前記シフトレンジの変更を促す警告をユーザに出力し、さらに、前記継続時間が前記閾値時間未満であっても、前記ニュートラル停車中の積算放電電流量が予め規定された閾値電流量以上となった場合にも、前記シフトレンジの変更を促す警告をユーザに出力する、ことを特徴とする。
本発明によれば、SOCの大きさに関わらず、ニュートラル停車の継続時間またはニュートラル期間中の積算放電電流量が大きい場合には、警告が出力される。その結果、メインバッテリがSOCの低い状態に推移しにくい。
本発明の実施形態であるハイブリッド車両の構成を示す図である。 警告の提示処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態であるハイブリッド車両10の構成を示す図である。ハイブリッド車両10は、駆動源としてエンジン12と、第一回転電機MG1と、第二回転電機MG2と、を含む。なお、以下の説明において、第一回転電機MG1と第二回転電機MG2とを区別する必要が無い場合は、単に「回転電機MG」と記載する。
エンジン12は、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関である。このエンジン12の動作状態は、エンジンECU38により制御される。エンジン12の運転制御を行うために、エンジンECU38には、図示しない各種センサで検知されたパラメータ、例えば、燃料質内の圧力値や、空燃比、吸入空気量等が入力される。
回転電機MGは、ハイブリッド車両10の走行状態に応じて、発電機として機能したり、電動機として機能したりする。この回転電機MGが発電機として機能する場合に回生制動が行なわれる。第一回転電機MG1は、主に、発電機として機能し、エンジン12からの動力により発電する。また、第一回転電機MG1は、エンジンを始動させる電動機(スタータモータ)としても機能する。第二回転電機MG2は、主に、電動機として機能し、車両の走行用の動力を出力する。また、第二回転電機MG2は、発電機としても機能し、車両の運動エネルギを電気エネルギに変換することで車両を減速させる、いわゆる、回生発電も行う。インバータ22は、メインバッテリ28と回転電機MGとの間で、電力を直流から交流に、または、交流から直流に変換しながら、電流制御を行なう。なお、後に詳説するように、シフトレンジとしてニュートラルレンジ(以下「Nレンジ」と呼ぶ)が選択された場合には、インバータ22のスイッチング素子はオフ状態となり、回転電機MGが停止状態(非駆動状態)となる。
エンジン12および回転電機MGで発生した動力は、ドライブシャフト18および変速機16を介して車輪20に伝達される。また、エンジン12で発生した動力は、動力分割機構14により、車輪20と第一回転電機MG1との2経路に分配される。動力分割機構14は、エンジン12の動力を、車輪20と第一回転電機MG1との両方に振り分けるために、プラネタリーキャリア、サンギヤおよびリングギヤを備えた遊星歯車機構である。エンジン12は、プラネタリーキャリアに接続され、第一回転電機MG1は、サンギヤに接続され、第二回転電機MG2は、リングギヤに接続される。これにより、エンジン12、第一回転電機MG1、第二回転電機MG2は、機械的に常時結合されている状態になる。また、車輪20は、変速機16を介して動力分割機構14および第二回転電機MG2に接続されている。ただし、この車輪20と、動力分割機構14および第二回転電機と、の機械的連結は、シフトレンジとしてNレンジが選択された場合には解除される。
エンジン12の回転力は、プラネタリーキャリアに入力され、それがサンギヤによって第一回転電機MG1に、リングギヤによって第二回転電機MG2および車輪20に伝えられる。回転中のエンジン12を停止させる時には、エンジン12の回転の運動エネルギを第一回転電機MG1で電気エネルギに変換して、エンジン12の回転数を低下させる。
メインバッテリ28は、ハイブリッドシステム全体に必要な電力を蓄電する二次電池で、例えば、リチウムイオン電池等で構成される。このメインバッテリ28は、回転電機MGや補機バッテリ34に電力を供給する。また、メインバッテリ28は、回転電機MGで発電された電力により充電される。
メインバッテリ28の充放電は、バッテリECU30により管理制御される。バッテリECU30には、メインバッテリ28に設けられた電圧センサ、電流センサ、温度センサ(いずれも図示せず)から、端子間電圧、充放電電流、電池温度などの情報が入力される。バッテリECU30は、これらの情報に基づいてメインバッテリ28のSOC(State Of Charge)を算出し、算出結果を表わす信号をハイブリッドECU40に送信する。
メインバッテリ28とインバータ22との間には、SMR26および変圧器24が設けられている。変圧器24は、メインバッテリ28からの電力を昇圧して回転電機MGに送るとともに、回転電機MGで発電された電力を降圧してメインバッテリ28に送る。SMR26は、バッテリと変圧器24との電気的に接続または接続解除する。SMR26がオンされると、メインバッテリ28の充放電が許容され、ハイブリッドシステムが作動可能な状態になる。以下では、このSMR26がオンされ、ハイブリッドシステムが作動可能な状態を「Ready On」と呼ぶ。一方、SMR26がオフされると、メインバッテリ28の充放電が遮断され、ハイブリッドシステム全体が停止状態になる。これにより、エンジン12も停止される。以下では、SMR26がオフされた状態を「Ready Off」と呼ぶ。
変圧器24とSMR26との間には、さらに、降圧コンバータ32も設けられている。降圧コンバータ32は、メインバッテリ28からの電力を降圧したうえで、補機バッテリ34や各種補機(例えば空調等)に送る。
ハイブリッドECU40は、ハイブリッド車両10の状態に応じて、エンジンECU38や、バッテリECU30、SMR26およびインバータ22等を制御して、ハイブリッド車両10が最も効率よく運行できるようにハイブリッドシステム全体を制御する制御装置である。また、ハイブリッドECU40は、必要に応じて、情報提示部42を介して、各種情報をユーザに提示する。情報提示部42は、例えば、各種画像を表示する表示画面や、音声を出力するスピーカ等で構成される。本実施形態では、後に詳説するように、この情報提示部42を介して、シフトレンジの変更を促す警告情報を提示する。
ハイブリッドECU40には、バッテリECU30で算出されたメインバッテリ28のSOCの他、車速センサ36で検出された車速Vやシフトレバーに設けられたポジションセンサ44で検出されたシフトレンジが入力される。なお、ユーザにより選択されるシフトレンジとしては、車両を走行させるときに選択されるDレンジ、車両を駐車させるときに選択されるPレンジ、車両をバックさせるときに選択されるRレンジ、および、エンジン12と車輪20を切り離すときに選択されるNレンジ等がある。
ハイブリッドECU40は、シフトレンジとしてD、R、Pレンジが選択された場合において、メインバッテリ28のSOCが低下すると、第一回転電機MG1を電動機として機能させてエンジン12を始動させた後、第一回転電機MG1を発電機として機能させるようにインバータ22を制御する。これにより、第一回転電機MG1がエンジン12の動力により発電し、得られた電力でメインバッテリ28が充電される。
また、ハイブリッドECU40は、シフトレンジとしてD、Rレンジが選択された状態で、回生電力を発生させてメインバッテリ28を充電する場合、第二回転電機MG2が発電機として機能するようにインバータ22を制御する。これにより、車両の運動エネルギは、第二回転電機MG2により電気エネルギに変換される。
シフトレンジとしてNレンジが選択された場合、駆動力が車輪20に伝わることがあってはならない。そのため、Nレンジ選択時には、エンジン12と車輪20との機械的連結が解除される。また、Nレンジ選択時には、車輪20を駆動可能な回転電機MGは、電源が切られた状態にされる。具体的には、ハイブリッドECU40は、Nレンジが選択された場合には、インバータ22のスイッチング素子をオフ状態として、回転電機MGを停止状態(非駆動状態)に制御する。
ここで、これまでの説明で明らかな通り、上述のハイブリッド車両10では、Nレンジを選択された際には、回転電機MGが停止状態となるため、回転電機MGによりメインバッテリ28を充電することができない。一方、Nレンジ選択中でも、各種補機の駆動のためには電力が必要となる。そのため、Nレンジ選択中でも、メインバッテリ28からの放電は、行われる。その結果、Nレンジが選択された状態が続くと、メインバッテリ28のSOCが徐々に低下する。
ここで、通常、メインバッテリ28は、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等の二次電池であるが、こうした二次電池は、SOCが低い状態で使用されると劣化しやすくなる。例えば、リチウムイオン電池では、低SOCの状態で通電されると、ハイレート劣化と呼ばれる内部抵抗上昇が促進される。ハイレート劣化は、SOCに対して比較的大きな電流(ハイレート電流)の通電を継続的に行うことで生じる劣化で、内部抵抗上昇を招く。メインバッテリ28の早期の劣化は、燃費の悪化や、メインバッテリ28の交換サイクルの短縮等の原因となる。そのため、停車している状態では、シフトレンジとしてNレンジは選択せず、Pレンジを選択することが望ましいと言える。なお、以下では、停車している状態でNレンジを選択している状態を「ニュートラル停車」と呼ぶ。
一部の従来技術では、こうした問題を避けるために、Nレンジ選択時に、SOCが規定の閾値以下となった場合には、Pレンジへの変更を促す警告を表示することが提案されている。かかる技術によれば、SOCがある程度低下した段階で、Pレンジへ変更され、回転電機MGによる発電が可能となる。そして、回転電機MGで発電された電力によりメインバッテリ28が充電されるため、SOCが過度に低下することが防止される。
しかしながら、従来の技術では、SOCがある程度、低下(SOCが閾値以下まで低下)してからでなければ、警告が表示されなかった。換言すれば、従来の技術では、Nレンジが選択されていても、SOCが高い状態では、警告は表示されないため、ユーザは、Nレンジ選択の状態を維持し続けていた。そのため、従来の技術では、短時間とはいえ、SOCが低下した状態に推移するため、メインバッテリ28の劣化を効果的に抑制できなかった。もちろん、警告を表示する基準となるSOCの閾値を上げることで、低SOC状態への推移を防止できる。しかし、その場合、警告が高頻度で出力されるという別の問題を招く。また、単にSOCの閾値を上げただけでは、停車時に、Nレンジの選択が望ましくないという意図がユーザに伝わらない。結果として、ユーザは、警告を避けるために何をしたらよいかが分かりにくい。
そこで、本実施形態では、ニュートラル停車中には、メインバッテリ28のSOCではなく、ニュートラル停車の継続時間Teまたはニュートラル停車中の積算放電電流量ΣIoutに基づいて、シフトレンジの変更を促す警告の要否を判断するようにしている。このとき、警告を通知した理由、すなわち、ニュートラル停車の継続時間Teが長い、または、ニュートラル期間中の積算放電電流量ΣIoutが大きいことも併せてユーザに通知することが望ましい。かかる構成とすることで、ユーザは、警告が発生した原因を明確に認識することができ、今後、警告発生を避けるために、行うべきことを認識できる。
次に、この警告の提示処理の流れを図2を参照して具体的に説明する。ハイブリッドECU40は、まず、警告提示するか否かの基準となる2種類のパラメータ、継続時間Teと積算放電電流量ΣIoutの値をゼロにし、リセットする(S10)。続いてハイブリッドECU40は、車両がReady On、すなわち、SMR26がオンされた走行可能な状態であるか否かを確認する(S12)。Ready Onされていない場合、ハイブリッドECU40は、ステップS10に戻る。また、このとき、既に、継続時間Teおよび積算放電電流量ΣIoutの計測、警告表示を開始していた場合には、これらを停止する(S24)。
一方、Ready Onとなっていれば、ハイブリッドECU40は、続いて、ニュートラル停車中か否かを確認する(S14)。具体的には、ハイブリッドECU40は、シフトレンジと車速とを確認する。確認の結果、ニュートラル停車中でない、すなわち、シフトレンジがNレンジ以外、あるいは、車速がゼロ超過である場合、ハイブリッドECU40は、ステップS10に戻る。このとき、既に、継続時間Teおよび積算放電電流量ΣIoutの計測、警告表示を開始していた場合には、これらを停止する(S24)。
一方、シフトレンジとしてNレンジが選択され、かつ、車速がゼロ(停車中)であるニュートラル停車状態あれば(S14でYes)、ハイブリッドECU40は、当該ニュートラル停車の継続時間Teと、ニュートラル停車期間中の放電電流量の積算値ΣIoutの計測を行う(S16)。そして、ハイブリッドECU40は、計測された継続時間Teを、予め規定された基準時間Tdefと比較する(S18)。基準時間Tdefは、任意に設定される値で、例えば、数分〜数十分とすることができる。また、基準時間Tdefは、固定値でもよいが、車両の状態や周辺環境に応じて変化する可変値としてもよい。例えば、基準時間Tdefは、車両での消費電力が高い程、小さくなるようにしてもよい。また、夜間や低温時には、車両の消費電力が増えやすくなるため、かかる場合には、基準時間Tdefを小さくするようにしてもよい。また、メインバッテリ28のSOCが低い程、基準時間Tdefを小さくするようにしてもよい。
継続時間Teと基準時間Tdefとの比較の結果、継続時間Teが基準時間Tdef未満であれば、ハイブリッドECU40は、続いて、計測された積算放電電流量ΣIoutを、予め規定された基準電流量Idefと比較する(S20)。基準電流量Idefも、任意に設定される値である。この基準電流量は、メインバッテリ28の容量等に応じて決定される。また、基準電流量Idefも、固定値でもよいが、車両の状態や周辺環境に応じて変化する可変値としてもよい。例えば、基準電流量Idefは、電池温度や環境温度が低い程小さくなるようにしてもよい。これは、電池温度が小さい場合には、ハイレート劣化が生じやすくなるためである。
継続時間Teが基準時間Tdef以上、または、積算放電電流量ΣIoutが基準電流量Idef以上となれば(ステップS18でYesまたはステップS20でYes)、ハイブリッドECU40は、情報提示部42を介して、警告をユーザに通知する(S22)。警告は、ユーザにシフトレンジの変更を促すものであれば特に限定されない。したがって、例えば、シフトレンジの変更を促すメッセージや図柄を、表示画面に表示してもよいし、シフトレンジの変更を促すメッセージを音声として出力してもよい。また、変更されるシフトレンジは、Nレンジ以外であれば、特に限定されず、Pレンジでも、Dレンジでもよい。また、シフトレンジの変更を促す警告だけでなく、当該警告通知の理由(Te≧TdefまたはΣIout≧Idef)も併せて通知するようにしてもよい。警告通知の理由を通知することで、ユーザは、今後、警告発生を避けるためには、ニュートラル停車を避けることが重要であることを認識できる。
警告を通知した後、あるいは、ステップS18,S20のいずれでもNoとなった場合、ハイブリッドECU40は、ステップS12に戻る。そして、以降は、Ready Offとなる(S12でNo)またはニュートラル停車が終了される(S14でNo)まで、ステップS12〜S22を繰り返す。制御の途中で、Ready Offとなる(S12でNo)またはニュートラル停車が終了(S14でNo)されれば、ハイブリッドECU40は、継続時間Teおよび積算放電電流量ΣIoutの計測、警告表示を停止(S24)したうえで、ステップS10に戻る。
以上、説明したように、本実施形態では、ニュートラル停車の継続時間Teが長い場合、または、積算放電電流量ΣIoutが大きい場合に、シフトレンジ変更を促す警告を出力する。かかる構成とすることで、メインバッテリ28のSOCの大きさに関わらず、シフトレンジの変更を促すことができる。結果として、メインバッテリ28のSOCが低く推移することを効果的に防止でき、ひいては、メインバッテリ28の劣化を効果的に防止できる。
なお、ここまで説明した構成は、一例であり、ニュートラル停車において、継続時間Teが長い、または、積算放電電流量ΣIoutが大きいときに、シフトレンジの変更を促す警告を出力するのであれば、その他の構成は適宜変更されてもよい。例えば、本実施形態では、ニュートラル停車の継続時間Teおよび積算放電電流量ΣIoutの両方を計測し、基準値と比較していたが、いずれか一方のみを計測する構成としてもよい。したがって、例えば、ニュートラル停車の継続時間Teのみを計測し、積算放電電流量ΣIoutは、計測しない構成としてもよい。また、継続時間Teおよび積算放電電流量ΣIoutに加えて、さらに、SOCも計測し、SOCが予め規定された基準値以下となった場合にも、シフトレンジの変更を促す警告を出力するようにしてもよい。
10 ハイブリッド車両、12 エンジン、14 動力分割機構、16 変速機、18 ドライブシャフト、20 車輪、22 インバータ、24 変圧器、28 メインバッテリ、30 バッテリECU、32 降圧コンバータ、34 補機バッテリ、36 車速センサ、38 エンジンECU、40 ハイブリッドECU、42 情報提示部、44 ポジションセンサ、MG1 第一回転電機、MG2 第二回転電機。

Claims (1)

  1. 内燃機関と、
    電力を充放電するメインバッテリと、
    電動機として機能することで動力を発生するとともに発電機として機能することで前記メインバッテリを充電するための電力を発生する1以上の回転電機と、
    停車している状態でシフトレンジとしてニュートラルが選択されているニュートラル停車の間、前記回転電機をシャットダウンする制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、ニュートラル停車の継続時間が予め規定された閾値時間以上となった場合に、前記シフトレンジの変更を促す警告をユーザに出力し、さらに、前記継続時間が前記閾値時間未満であっても、前記ニュートラル停車中の積算放電電流量が予め規定された閾値電流量以上となった場合にも、前記シフトレンジの変更を促す警告をユーザに出力する、
    ことを特徴とするハイブリッド車両。
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