JP6501541B2 - 作物細断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トウモロコシなどの背丈の高い作物を収穫して細断する作物細断装置に関するものである。
従来より、トウモロコシなどの作物を収穫して細断する装置として、下記の特許文献に示されるような装置が提案されている。このような装置の一般的な構造を図9を用いて説明する。
図9において、符号81は刈取部であって、圃場のトウモロコシなどの作物を刈り取って収穫するものである。また、符号82は、この刈取部81によって刈り取られた作物を細断部84側に供給する搬送部82である。この搬送部82は、第一搬送ローラ部82aと第二搬送ローラ部82bを設けて構成されており、作物の幅に応じて、第一搬送ローラ部82aや第二搬送ローラ部82bの可動ローラ83a、83bを上方に退避させられるようになっている。一方、符号84は細断部であって、搬送部82から供給された作物を一定長に細断できるようにしたものである。この細断部84は、回転可能なシリンダの外周部分に複数の回転刃を設け、これと固定刃との間に作物を挟み込むことで一定長さに作物を細断させるようになっている。また、符号85は排出部であり、細断された作物を、そのシリンダの軸方向端部に設けられた開口部から排出して、風圧でシューター側に排出させるようにしている。
特開2005−185244号公報
ところで、このような装置を用いて、束ね幅の太い作物を搬送部を用いて搬送させる場合、次のような問題を生ずる。
すなわち、このような搬送部のうち、第一搬送ローラ部82aは、刈り取られた作物を取り込めるようにするために、外周部分に間欠的に突起を設けるようにしている一方、第二搬送ローラ部82bについては、その下流側の細断部84との隙間をなくして作物の漏れを少なくするために、外周部分を滑らかな状態にすることが好ましい。しかるに、このような構成で束ね幅の太い作物を搬送させる場合、第一搬送ローラ部82aでは可動ローラ83aが上方に退避して作物を搬送させることができるものの、これを第二搬送ローラ部82bに受け渡す際、突起のない第二搬送ローラ部82bの入口部分で滑りを生じて、安定して作物を細断部84に供給することができなくなる。一方、この第二搬送ローラ部82bに突起を設けるようにすると、今度は細断部84との間(矢印の方向)に隙間を生じてしまい、その隙間に作物が入り込んで、細断部84に供給されなくなってしまう。
そこで、本発明は上記課題を解決するために、刈り取られた作物を複数の搬送ローラを用いて細断部に搬送する際、安定してその作物を搬送させることができるようにした作物細断装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は上記課題を解決するために、
作物を刈り取る刈取部と、当該刈取部で刈り取られた作物を搬送する搬送部と、当該搬送部で搬送された作物を細断する細断部と、を備えてなる作物細断装置において、前記搬送部を、作物の太さに応じて搬送隙間幅を離間させる固定ローラと可変ローラを備えた第一搬送ローラ部と、当該第一搬送ローラ部の下流側に設けられ、作物の太さに応じて搬送隙間幅を離間させる固定ローラと可変ローラを備えた第二搬送ローラ部と、前記第一搬送ローラ部の搬送隙間幅を離間させた際に、前記第二搬送ローラ部の搬送隙間幅を連動させて離間させる連動機構と、を設け、当該連動機構を、第二搬送ローラ部における固定ローラを中心として第一搬送ローラ部の可変ローラを回動させる第一連結部材と、第一搬送ローラ部における固定ローラを中心として第二搬送ローラ部の可変ローラを回動させる第二連結部材と、前記第一連結部材と第二連結部材を連結するリンク部材とを備え、前記第一連結部材によって第一搬送ローラ部の可変ローラを離間方向に回動させた場合に、前記リンク部材によって、第二連結部材によって第二搬送ローラ部の可変ローラを離間方向に変位させるようにしたものである。
また、このような発明において、第二搬送ローラ部の搬送隙間幅が大きくなっている状態で、第一搬送ローラ部の搬送隙間幅を小さくさせるように、リンク部材と第一連結部材もしくは第二連結部材との連結部分に長穴を設けてリンク部材を連結させるようにする。
本発明によれば、第一搬送ローラ部から第二搬送ローラ部に束ね幅の太い作物を受け渡す場合であっても、スムーズに作物を受け渡すことができ、細断部側に安定して作物を供給することができるようになる。
本発明の一実施の形態を示す作物細断装置の概略図 同形態における刈取部の平面図 同形態における搬送部と細断部を示す図 同形態における搬送部の連動機構を示す図 同形態における搬送部の第一搬送ローラ部のみを下降させる状態図 同形態における搬送部の動力を示す図 他の形態における搬送部の連動機構を示す図 他の形態における搬送部の連動機構を示す図 従来例を示す図
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。
この実施の形態における作物細断装置1は、図1に示すように、トウモロコシなどの作物の株元を刈り取る刈取部2と、この刈取部2で刈り取られた作物を水平状態にして下流側に搬送する搬送部3(図3参照)と、この搬送部3で搬送された作物を株元から細断する細断部4などを備えて構成されている。そして、特徴的に、図3に示すように、刈取部2で刈り取られた作物の束ね幅に応じて、搬送部3における第一搬送ローラ部31の搬送隙間幅が大きくなった場合に、これに連動させて下流側の第二搬送ローラ部32の搬送隙間幅を大きくさせ、一方、第二搬送ローラ部32にその作物が受け渡された場合に、第一搬送ローラ部31の搬送隙間幅を小さくして、次の作物の挟み込みを行えるようにしたものである。以下、本実施の形態について詳細に説明する。
まず、刈取部2は、図1や図2に示すように、車体の前方側に設けられるものであって、左右一対のドラム21によって構成されている。これらのドラム21は互いに内向きに回転するようになっており、それぞれのドラム21の外周部分の下端に設けられた複数の刃22によって作物を刈り取り、その刈り取った作物を内側に引き込めるようにしている。このドラム21の刃22の外周部分上側には、間欠的な作物保持用の爪23が設けられており、これに作物の株元付近を挟み込んで内側に引き込めるようにしている。このように作物が内側に引き込まれると、ドラム21の上側(図1参照)に設けられたバー24に作物が当たり、作物が水平な状態で株元から内側に引き込まれていく。
搬送部3は、この刈取部2で刈り取られた作物を水平な状態にして下流側の細断部4まで搬送するものであって、図3などに示すように、ここでは第一搬送ローラ部31と第二搬送ローラ部32を設けて構成されている。
このうち、第一搬送ローラ部31は、下側の固定ローラ31bと上側の可変ローラ31aを設けて構成されており、これら固定ローラ31bと可変ローラ31aの間である搬送隙間幅に作物を挟み込んで搬送させるようにしている。これらの固定ローラ31bと可変ローラ31aには、刈取部2で刈り取られた作物を確実に取り込めるように、間欠的な突起が外周面の軸方向に設けられている。
一方、第二搬送ローラ部32は、第一搬送ローラ部31と同様に、上側の固定ローラ32bと下側の可変ローラ32aを設けて構成されており、こられ固定ローラ32bと可変ローラ32aの間である搬送隙間幅に作物を挟み込むことで、第一搬送ローラ部31に挟まれた作物を水平な状態で搬送させるようにしている。ここで、この第二搬送ローラ部32のうち、後述する細断部4の回転方向下流側に位置する固定ローラ32bには、外周面に凹凸を有さないような滑らかな状態としている。すなわち、細断部4の回転方向の下流側に位置する固定ローラ32bに凹凸を設けると、その凹凸を退避するための隙間ができてしまい、細断部4との間に作物が入り込んでしまう。そこで、ここでは細断部4の回転方向下流側に設けられた固定ローラ32bを滑らかな状態にしておき、細断部4との間の隙間を小さくすることで確実に作物を細断部4に搬送できるようにしている。
細断部4は、図3に示すように、この搬送部3によって水平な状態で搬送された作物を一定幅刻みで細断するように構成される。この細断部4は、シリンダ42の外周部分に設けられた複数の回転刃43と、第二搬送ローラ部32の近傍に設けられた固定刃41との間に作物を挟み込んで細断できるようにしている。また、このシリンダ42には、細断された作物を吹き上げるための複数の羽根44が設けられており、シリンダ42を回転させることによって細断された作物を上方に吹き上げるようになっている。
排出部5は、このシリンダ42によって吹き上げられた作物を車体後方に向けて排出する。この排出部5は、シリンダ42の羽根44の回転による吹き上げによって、細断部4の固定刃41の上方に設けられた入口部51から作物を取り入れ、そこから作物を排出するように構成されている。このように排出された作物は、車体後方に設けられたロール成形室6(図1参照)に排出される。なお、ここでは車体後方をロール成形室6で構成するようにしているが、車体後方を荷台にしておき、そこに細断された作物を積み込むようにしてもよい。
このような構成において、この実施の形態では、刈り取られた作物の束ね幅の大きさに応じて、搬送部3における第一搬送ローラ部31の搬送隙間幅が大きくなった場合に、第二搬送ローラ部32の搬送隙間幅を大きくして容易に受け渡しできるようにするとともに、その作物が第二搬送ローラ部32に移動した際に、第一搬送ローラ部31の搬送隙間幅を小さくして次の作物を挟み込めるようにした連動機構7を設けるようにしている。以下に、図4から図5を用いて、この連動機構7の構成と動作を説明する。
まず、第一搬送ローラ部31や第二搬送ローラ部32は、一方側を固定ローラ31b、32bとし、これに対向する側を可変ローラ31a、32aとして構成している。これらの可変ローラ31aのうち、第一搬送ローラ部31側の可変ローラ31aは、その搬送方向の下流側に設けられている第二搬送ローラ部32の固定ローラ32bを中心として回動する第一連結部材71に支持されており、これを軸として上方に退避させられるようになっている。また、第二搬送ローラ部32の下側の可変ローラ32aは、逆に、その搬送方向の上流側に隣接する第一搬送ローラ部31の固定ローラ31bに連結された第二連結部材72に支持されており、これを軸として下方に可変ローラ32aを退避させられるようになっている。これらの第一連結部材71や第二連結部材72は、バネ71a、72aを介してそれぞれの搬送隙間幅が小さくなるような力が付与されており、これによってバネ71a、72aの力によって常に作物を固定ローラ31bと可変ローラ31aとの間に挟み込めるようにしている。また、この第一連結部材71と第二連結部材72との間には、リンク部材73が設けられる。このリンク部材73の上端側は、第一連結部材71の回転軸と可変ローラ31aとの間に連結されており、下端側は、長穴74やピン75を介して、第二連結部材72の回転軸の前方側に連結されている。この長穴74は、第一搬送ローラ部31の搬送隙間幅が最小となっている状態で第二連結部材72とのピン75が下縁に当たるようになっており、これによって第一連結部材71が上方に持ち上げられた際に、長穴74の下縁部分と第二連結部材72のピン75とを当接させて第二連結部材72を回動させる。
これらの第一搬送ローラ部31の固定ローラ31bおよび可変ローラ31a、第二搬送ローラ部32の固定ローラ32bおよび可変ローラは、図6のような駆動源によって駆動される。この駆動機構は、各ローラ31a、31b、32a、32bの他端側にはスプロケット310a、310b、320a、320bが取り付けられており、これにチェーン310、311、312を掛け渡して回転できるようになっている。このように各ローラ31a、31b、32a、32bを回転させる場合、駆動スプロケット300と各固定ローラ31b、32bのスプロケット310b、320bとの間にチェーン310を掛け渡し、駆動スプロケット300を回転させることで固定ローラ31b、32bを駆動させる。また、固定ローラ31b、32bのスプロケット310b、320bと隣接する可変ローラ31a、32aのスプロケット310a、320aとの間にもチェーン311、312を掛け渡し、これによって可変ローラ31a、32aを退避させた状態で駆動させられるようにしている。
このように構成された搬送部3と連動機構7の作用について、図4から図5を用いて説明する。
まず、図4に示すように、第一搬送ローラ部31の間に作物が挟み込まれると(図4(b))、バネ71aの力に抗して第一搬送ローラ部31の可変ローラ31aが上側に移動する。このとき、この可変ローラ31aの移動に伴って第一連結部材71が第二搬送ローラ部32の固定ローラ31bを中心として上方に持ち上げられ、これに伴って、リンク部材73が上方に持ち上げられる。そして、このようにリンク部材73が持ち上げられると、長穴74の下縁に当接するピン75によって第二連結部材72が左方向に回動するようになる。そして、この回動に伴って、第二連結部材72の先端側に取り付けられている第二搬送ローラ部32の可変ローラ32aが下方へと移動する。すなわち、第一搬送ローラ部31の可変ローラ31aが上方に持ち上げられることに連動して、第二搬送ローラ部32の可変ローラ32aが下方に移動して搬送隙間幅が大きくなり、スムーズに作物を第二搬送ローラ部32の搬送隙間幅内に受け渡すことができる。
この状態で作物が第二搬送ローラ部32に搬送されてくると(図5の状態)、第一搬送ローラ部31の可変ローラ31aがバネ71aに引っ張られて下側に移動しようとする。このとき、第一連結部材71に連結されたリンク部材73の長穴74は、下方への移動が許容されているため、バネ71aの力によってリンク部材73および第一連結部材71を下側に移動させることができるようになる。これによって、第一搬送ローラ部31の搬送隙間幅のみを小さくすることができ、次の作物を挟み込むことができるようになる。
なお、ここではリンク部材73の長穴74を下端側に設けて第二連結部材72と連結させるようにしているが、この長穴74については上側に設けて第一連結部材71と連結させるようにしてもよい。
すなわち、図7に示すように、第一搬送ローラ部31の可変ローラ31aと第二搬送ローラ部32の固定ローラ32bを第一連結部材71で連結し、第二搬送ローラ部32の固定ローラ32bを中心として回動できるようにしておく。また、これと同様に、第二搬送ローラ部32の可変ローラ32aと第一搬送ローラ部31の固定ローラ31bとを第二連結部材72で連結し、第一搬送ローラ部31の固定ローラ31bを中心として回動できるようにしておく。そして、この状態で、第一連結部材71と第二連結部材72をリンク部材73で連結する。このとき、第一連結部材71とリンク部材73との連結部分については、ピン75aを介して長穴74aで連結するようにしておき、第一搬送ローラ部31の搬送隙間幅が小さくなっている状態で長穴74aの上縁にピン75aが当たるようにしておく(図7(a))。一方、第二連結部材72との連結部分については、図4の場合と同様に、第二連結部材72の回転軸と反対側(可変ローラ32a側と反対側)に連結するようにしておく。
このような状態で、第一搬送ローラ部31の可変ローラ31aが上側に移動すると、これに伴って第一連結部材71が持ち上げられる。このとき、リンク部材73は、長穴74aの上縁にピン75aが当たるように連結されているため、上側に持ち上げられるようになる。そして、このリンク部材73の持ち上げに伴って、第二連結部材72が第一搬送ローラ部31の固定ローラ31bを中心に下側に回動し、第二搬送ローラ部32の搬送隙間幅を大きくするようになる。
一方、作物が第二搬送ローラ部32に移動してきた場合(図7(b))、第一搬送ローラ部31の可変ローラ31aはバネ71aの力によって下側に移動しようとする。このとき、可変ローラ31aに連結された第一連結部材71は、リンク部材73の長穴74aの範囲内で下方への移動が許容され、これによって第一搬送ローラ部31の可変ローラ31aのみを下側に移動させることができる。
そして、このように第二搬送ローラ部32によって水平な状態で搬送されてきた作物は、細断部4(図3参照)まで搬送され、そこで下から回転してきた回転刃43と固定刃41との間に挟まれて細断される。このとき、細断部4のシリンダ42は高速で回転するようになっているため、そのシリンダ42に設けられた羽根44によって上昇気流が発生し、細断された作物が排出部5に排出される。そして、このように排出された作物をロール成形室6に排出して、そこで円筒状のロールベールを成形する。
このように上記実施の形態によれば、
作物を刈り取る刈取部2と、当該刈取部2で刈り取られた作物を搬送する搬送部3と、当該搬送部3で搬送された作物を細断する細断部4とを備えてなる作物細断装置1において、前記搬送部3を、作物の太さに応じて搬送隙間幅を離間させる固定ローラ31bと可変ローラ31aを備えた第一搬送ローラ部31と、当該第一搬送ローラ部31の下流側に設けられ、作物の太さに応じて搬送隙間幅を離間させる固定ローラ32bと可変ローラ32aを備えた第二搬送ローラ部32と、前記第一搬送ローラ部31の搬送隙間幅を離間させた際に、前記第二搬送ローラ部32の搬送隙間幅を連動させて離間させる連動機構7と、を設け、当該連動機構7を、第二搬送ローラ部32における固定ローラ32bを中心として第一搬送ローラ部31の可変ローラ31aを回動させる第一連結部材71と、第一搬送ローラ部31における固定ローラ31bを中心として第二搬送ローラ部32の可変ローラ32aを回動させる第二連結部材72と、前記第一連結部材71と第二連結部材72を連結するリンク部材73とを備え、前記第一連結部材71によって第一搬送ローラ部31の可変ローラ31aを離間方向に回動させた場合に、前記リンク部材73によって、第二連結部材72によって第二搬送ローラ部32の可変ローラ32aを離間方向に変位させるようにしたので、第一搬送ローラ部31から第二搬送ローラ部32に束ね幅の太い作物を受け渡す場合であっても、スムーズに作物を受け渡すことができ、細断部4に安定して作物を供給することができるようになる。
また、第二搬送ローラ部32の搬送隙間幅が大きくなっている状態で、第一搬送ローラ部31の搬送隙間幅を小さくさせるように、リンク部材73と第一連結部材71もしくは第二連結部材72との連結部分に長穴74を設けてリンク部材73を連結させるようにしたので、長穴74によって第一搬送ローラ部31の搬送隙間幅を小さくさせることができ、簡単な構成で第一搬送ローラ部31の可変ローラ31aのみを移動させることができるようになる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、上記実施の形態では、第一連結部材71や第二連結部材72、リンク部材73などを用いて連動機構7を構成するようにしたが、これ以外の構成でそれぞれの可変ローラ31a、32aを退避させるようにしてもよい。このような退避の方法としては、例えば、図8に示すように、それぞれの可変ローラ31a、32aを同一方向に設けてT字状の連結部材91で連結しておき、この連結部材91を上方向に移動できるようにしておく。そして、一方の上流側の可変ローラ31aが退避した場合に、T字状の連結部材91を構成する縦部材92を壁面93に沿って上方に移動させ、これによって、下流側の可変ローラ31aも上方に退避させる。一方、作物が下流側に移動してきた場合(図8(b)、T字状の連結部材91を構成する縦部材92を壁面93の前方空間94内で前方に傾倒させるようにし、これによって上流側の可変ローラ31aを下方に移動させるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、鉛直軸に沿って回転するドラム21によって作物を刈り取るようにしているが、これ以外の方法で作物を刈り取って搬送部3に搬送させるようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態では、細断部4としてシリンダ42に羽根44を設けて吹き上げを行うようにしているが、これ以外の方法で吹き上げを行うようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、搬送部3の一方を可変ローラ31a(32a)、他方を固定ローラ31b(32b)としたが、両方可変ローラとしてもよい。
1・・・作物細断装置
2・・・刈取部
21・・・ドラム
22・・・刃
23・・・爪
24・・・バー
3・・・搬送部
31・・・第一搬送ローラ部
31a・・・可変ローラ
31b・・・固定ローラ
32・・・第二搬送ローラ部
32a・・・可変ローラ
32b・・・固定ローラ
4・・・細断部
41・・・固定刃
42・・・シリンダ
43・・・回転刃
44・・・羽根
5・・・排出部
51・・・入口部
6・・・荷台
7・・・連動機構
71・・・第一連結部材
71a・・・バネ
72・・・第二連結部材
72a・・・バネ
73・・・リンク部材
74・・・長穴
75・・・ピン

Claims (2)

  1. 作物を刈り取る刈取部と、
    当該刈取部で刈り取られた作物を搬送する搬送部と、
    当該搬送部で搬送された作物を細断する細断部と、を備えてなる作物細断装置において、
    前記搬送部を、
    作物の太さに応じて搬送隙間幅を離間させる固定ローラと可変ローラを備えた第一搬送ローラ部と、
    当該第一搬送ローラ部の下流側に設けられ、作物の太さに応じて搬送隙間幅を離間させる固定ローラと可変ローラを備えた第二搬送ローラ部と、
    前記第一搬送ローラ部の搬送隙間幅を離間させた際に、前記第二搬送ローラ部の搬送隙間幅を連動させて離間させる連動機構と、を設け
    当該連動機構を、
    第二搬送ローラ部における固定ローラを中心として第一搬送ローラ部の可変ローラを回動させる第一連結部材と、
    第一搬送ローラ部における固定ローラを中心として第二搬送ローラ部の可変ローラを回動させる第二連結部材と、
    前記第一連結部材と第二連結部材を連結するリンク部材と、
    を備え、前記第一連結部材によって第一搬送ローラ部の可変ローラを離間方向に回動させた場合に、前記リンク部材によって、第二連結部材によって第二搬送ローラ部の可変ローラを離間方向に変位させるようにした作物細断装置。
  2. 前記第二搬送ローラ部の搬送隙間幅が大きくなっている状態で、第一搬送ローラ部の搬送隙間幅を小さくさせるように、リンク部材と第一連結部材もしくは第二連結部材との連結部分に長穴を設けてリンク部材を連結させるようにした請求項1に記載の作物細断装置。
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