JPH0616642B2 - たばこ残幹ハ−ベスタ - Google Patents

たばこ残幹ハ−ベスタ

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JPH0616642B2
JPH0616642B2 JP61297538A JP29753886A JPH0616642B2 JP H0616642 B2 JPH0616642 B2 JP H0616642B2 JP 61297538 A JP61297538 A JP 61297538A JP 29753886 A JP29753886 A JP 29753886A JP H0616642 B2 JPH0616642 B2 JP H0616642B2
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JP
Japan
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tobacco
trunk
harvester
conveyor
residual trunk
Prior art date
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JP61297538A
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JPS63152901A (ja
Inventor
文明 板倉
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Bummei Noki KK
Original Assignee
Bummei Noki KK
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Publication date
Application filed by Bummei Noki KK filed Critical Bummei Noki KK
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  • Soil Working Implements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、たばこ残幹ハーベスタの改良に関するもの
である。
従来の技術 従来から、たばこ残幹の処理は実務上重要視されてきた
が、近年特に病気防止の観点から、たばこ残幹を作業場
に残さず、完全に除去することが強調されるようになっ
てきた。しかも、堆肥原料の不足が問題になることが多
くなってきたため、それらを別の場所に搬送して、そこ
で堆肥原料として再利用することが望まれるようになっ
てきた。そうすることにより、作業場の疲弊を防ぐとと
もに、廃材の有効利用をはかろうとするものである。
そこで、従来は、たばこ残幹のベース部分を切断して、
たばこ残幹の上部を作業場から取り除き、根の部分はそ
のまま放置していた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来のように、たばこ残幹の根の部分を
作業場に残してしまうと、その根の部分が作業場に悪影
響を及ぼすことが判明した。
発明の目的 そこで、この発明は前述の従来技術に鑑みて、たばこ残
幹の根の部分も含めて、たばこ残幹を全部一緒に除去
し、より完全にたばこ残幹の処理を行なうことのできる
たばこ残幹ハーベスタを提供することを目的としてい
る。
発明の要旨 本発明は、フレームの前方から後方に順にスクリュウ式
抜根器、コンベヤ、土落し器、送りローラ、カッター、
ガイド、ダンパーおよび複数の出口を配置し、土落し器
はコンベアと送りローラとの間でたばこ残幹に付着した
土を下方に落下させるように多数の棒材を所定間隔毎に
ドラム状に配置して回転時にたばこ残幹を叩く構成にし
てあり、さらに、ダンパーの切換えにより複数の出口の
うち任意の1つにカッターで切断された残幹切断物を送
る構成にしたことを特徴とするたばこ残幹ハーベスタを
要旨とする。
発明の作用・効果 フレームの前方にスクリュウ式抜根器を配置しているた
め、ハーベスタの運転作業が非常に楽に行なえる。ま
た、スクリュウ式抜根器を採用しているので、根切れ現
象が回避できる。これは作業場からたばこ残幹の根の部
分をより完全に除去する意味で極めて効果的である。
さらに、たばこ残幹を単に抜くだけでなく、フレームの
後方でカッターにより切断するため、そのまま堆肥の原
料として確保できる。
また、スクリュウ式抜根器を使用するため、作業場に少
々の雑草があっても、極めて効果的に抜根を行なうこと
ができる。
コンベアによって土落しを行うが、その量はコンベアの
構造的な制約から大きく制限される。とくに、たばこ残
幹の根元部には多量の土が付いているので、その部分は
コンベアだけでは土落しに限界がある。本発明によれ
ば、特殊構造の土落し器が効果的に作用して、残幹全体
(とくに根元部)の土を下方に落とすことができる。
十分に土落しを行ったあとにカッターによって残幹を切
断するので、土による悪影響を受けずに残幹の根元部も
確実に切断できる。
さらに、ダンパーと複数の出口との組合わせにより連続
作業が確保できる。たとえば、ダンパーにより所望方向
に進路が選択され、ダンパーによって開放された方の出
口にたばこ残幹切断物が案内されて、その出口に取りつ
けられた袋にたばこ残幹切断物が収容される。その袋に
収容された残幹切断物が所定量になったとき、ダンパー
を切り換えて、他方の出口に取りつけられた袋に入るよ
うにする。そして、その他方の袋にたばこ残幹切断物を
収容している間に、一杯になった方の袋を閉じて出口か
ら取り外し、再びそこに空の袋を装着する。このような
作業をハーベスタを走行させながら交互に行なっていく
ことができる。
実施例 フレーム1の前方部にスクリュウ式抜根器2を設ける。
このスクリュウ式抜根器2の上下位置は調節手段3によ
って上下方向に調節可能となっている。
そのスクリュウ式抜根器2に続いてコンベヤ4が少し傾
斜して配置されている。このコンベヤ4は、第2図に例
示さているように、両側にエンドレス式に1対のチェー
ン5、6が配置されており、それらのチェーン5、6の
間に多数の棒材7が所定間隔ごとに配置してある。ま
た、各チェーン5、6はスプロケットによって所定方向
に回転駆動されるようになっている。
コンベヤ4の上方に1対の押えローラ8、9が設けてあ
る。これらの押えローラ8、9は揺動アーム10の両端
にそれぞれ回転自在に配置されている。揺動アーム10
は支点11を中心として揺動可能となっている。
コンベヤ4の上端には土落し器12が配置してある。こ
の土落し器12は、例えば1対の円盤13、14間に多
数の棒材15を一定間隔にドラム状に配置して構成して
ある。そして、このような土落し器12を所定方向に回
転させると、それらの丸棒15がたばこ残幹の根の部分
を叩くことになり、その際、土を落すのである。
その土落し器12に続いて送りローラ17、18が配置
してある。下側の送りローラ17は所定位置に配置され
ていて、その位置で回転するようになっており、上方の
送りローラ18は回転するのみでなく、上下方向に移動
自在となっている。上方のローラ18は強制的に上下方
向に移動させるのではなく、その送りローラ18の自重
により下方に偏寄され、そこにたばこ残幹が到来したと
き、通過する残幹の厚さ分だけ送りローラ18の自重に
抗して上方にわずかに移動できるようになっている。
送りローラ17、18の直後にカッター20が配置され
ている。このカッター20は全体がドラム状のケーシン
グ21によって覆われており、そのケーシング21の内
部に回転軸22が配置されており、第4図によく示され
ているように、その回転軸22の両端部近くに回転板2
3、24がそれぞれ固定されており、それらの回転板2
3、24の両端にそれぞれ移動刃25が固定されてい
る。その移動刃25の隣りに掻き上げ羽根26が設けら
れている。また、移動刃25に対応して受刃として機能
する固定刃28がケーシング21に固定されている。そ
の固定刃28は前述の送りローラ17、18に隣接して
ケーシング21の斜め下方の入口に配置されている。
また、ケーシング21の斜め上方には排出路29が設け
てあり、掻き上げ羽根26によって掻き上げられた残幹
切断物がその排出路29内に掻き上げられるようになっ
ている。その排出路29の出口に接続してガイド30が
配置してある。このガイド30はほぼ箱の形をしてお
り、上方部が開放していて、そこが排出路29と接続さ
れており、排出路29から来る残幹切断物を受け入れる
ようになっている。
ガイド30の途中には、第5図に示すように、ダンパー
31が配置してあり、そのダンパー31の所から2つの
出口32、33が枝分れしている。このダンパー31は
下端部が回転軸36に固定されており、その回転軸36
の一端部はガイド30の外側に突き出ており、その回転
軸34の一端部にレバー(図示せず)が固定されてお
り、そのレバーを操作することによりダンパー31を任
意の方向に切換えできるようになっている。
他方、前述の2つの出口32、33にはそれぞれ袋34
を着脱自在に装着できるようになっている。これらの袋
34は網袋にして、内部に残幹切幹物がどの程度入って
いるかを確認できるようにするのが望ましい。
なお、エンジン、伝導機構、油圧モータ、油圧系統等は
従来のものを採用できるので説明を省略する。
前述のたばこ残幹ハーベスタの作用について説明する。
まず、作業地の状況をみて、スクリュウ式抜抜根器2を
所望の上下位置に調節する。しかるのち、ハーベスタの
エンジンを始動させて、スクリュウ式抜根器2、コンベ
ヤ4、土落し器12、送りローラ17、18、カッター
20を作動させる。つづいて、スクリュウ式抜根器2を
たばこ残幹のある畝にセットする。すると、ハーベスタ
は、残幹をまたいで畝の間を走行する。そのとき、スク
リュウ式抜根器2がたばこ残幹の土中の根元部をかみ込
む。たばこ残幹の根元部は、スクリュウ抜根器2の中に
かみ込まれてコンベヤ4の方に引き込まれる。それによ
り、たばこ残幹は倒れると同時に、強制的にコンベヤ4
によって斜め上方に搬送される。その際、押えローラ
8、9がたばこ残幹を押えるとともに、ある程度土落し
を行なう。
たばこ残幹はさらにコンベヤ4によって土落し器12の
方に勢いよく送り出される。そこで土落し器12がたば
こ残幹の特に根元部分の土を叩いて落す。その後、たば
こ残幹の根元部は送りローラ17、18によって後方に
送り込まれて、カッター20のところに到来する。する
と、たばこ残幹は移動刃25と固定刃28とによって所
定間隔ごとに切断される。例えば切断長さは7mm程度に
する。
このような切断(すなわちチョッピング)が行なわれ、
たばこ残幹切断物が発生する。
そのようなたばこ残幹切断物は掻き上げ羽根26によっ
て勢いよく上方に掻き上げられる。そして排出路29を
通ってガイド30の中に放出される。しかるのち、ダン
パー31により所望方向に進路が選択され、ダンパー3
1によって開放された方の出口33または32に案内さ
れて一方の袋34に収容される。
そのようにして袋34に収容されたたばこ残幹切断物が
所定量になったとき、ダンパー31を切り換えて、他方
の袋34に入るようにする。そして、その他方の袋34
にたばこ残幹切断物を収容している間に、一杯になった
方の袋34を閉じて出口32から取り外し、再びそこに
空の袋34を装着する。このような作業をハーベスタを
走行させながら交互に行なっていく。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるたばこ残幹ハーベスタの概略を
示す説明図、第2図は第1図のたばこ残幹ハーベスタの
コンベヤの一例を示す概略斜視図、第3図は第1図のた
ばこ残幹ハーベスタの土落し器の一例を示す概略斜視
図、第4図は第1図のたばこ残幹ハーベスタのカッター
の内部構造の一例を示す概略斜視図、第5図は第1図の
たばこ残幹ハーベスタのガイドとその中に設けたダンパ
ーと袋との関係を示す概略説明図、第6図は本発明のハ
ーベスタを示す概略斜視図である。 1……フレーム 2……スクリュウ式抜根器 4……コンベヤ 5、6……チェーン 7……棒材 8、9……押えローラ 10……揺動アーム 12……土落し器 13、14……円盤 15……棒材 17、18……送りローラ 20……カッター 21……ケーシング 22……回転軸 23、24……回転板 25……移動刃 26……掻き上げ羽根 28……固定刃 29……排出路 30……ガイド 31……ダンパー 32、33……出口 34……袋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームの前方から後方に順にスクリュウ
    式抜根器、コンベヤ、土落し器、送りローラ、カッタ
    ー、ガイド、ダンパーおよび複数の出口を配置し、土落
    し器はコンベアと送りローラとの間でたばこ残幹に付着
    した土を下方に落下させるように多数の棒材を所定間隔
    毎にドラム状に配置して回転時にたばこ残幹を叩く構成
    にしてあり、さらに、ダンパーの切換えにより複数の出
    口のうち任意の1つにカッターで切断された残幹切断物
    を送る構成にしたことを特徴とするたばこ残幹ハーベス
    タ。
JP61297538A 1986-12-16 1986-12-16 たばこ残幹ハ−ベスタ Expired - Lifetime JPH0616642B2 (ja)

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JP61297538A JPH0616642B2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16 たばこ残幹ハ−ベスタ

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JPS63152901A JPS63152901A (ja) 1988-06-25
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JP61297538A Expired - Lifetime JPH0616642B2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16 たばこ残幹ハ−ベスタ

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