JP6497151B2 - 組電池の制御装置 - Google Patents

組電池の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6497151B2
JP6497151B2 JP2015055699A JP2015055699A JP6497151B2 JP 6497151 B2 JP6497151 B2 JP 6497151B2 JP 2015055699 A JP2015055699 A JP 2015055699A JP 2015055699 A JP2015055699 A JP 2015055699A JP 6497151 B2 JP6497151 B2 JP 6497151B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
input
terminal
unit
cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015055699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016178748A (ja
Inventor
義之 中川
義之 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2015055699A priority Critical patent/JP6497151B2/ja
Publication of JP2016178748A publication Critical patent/JP2016178748A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6497151B2 publication Critical patent/JP6497151B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

本発明は、組電池の制御装置に関するものである。
従来より複数のセル電池(単電池)を直列に接続して構成された組電池の故障を判定する組電池の電池故障検出装置が知られている。この電池故障検出装置では、組電池電圧を測定し、セル電池個数で除して平均セル電圧を演算し、各セル電池の両端電圧と各セル電池の平均セル電圧との差が所定値以上のセル電池に対して、バイバス回路のリレー接点を所定時間閉路する(特許文献1)。
特開2007−85916号公報
しかしながら、上記の電池故障検出装置は、平均セル電圧を演算する際に用いるセル電池の個数を、予め設定した個数にしているため、組電池に含まれるセル電池の個数毎に、電池故障検出装置の仕様を変更しなければならず、コストアップの要因となっていた。
本発明が解決しようとする課題は、制御装置の仕様を変更しなくても、単電池の個数に応じた制御を実行できる制御装置を提供することである。
本発明は、任意の自然数であるN個未満の各単電池が、N+1個未満の入力端子の間にそれぞれ接続される場合には、少なくとも1個の単電池の端子電圧を複数の入力端子にそれぞれ入力し、N+1個の入力端子間に入力される端子間電圧と所定の電圧閾値とをそれぞれ比較することで、所定の電圧閾値以上の端子間電圧が入力されている入力端子を、特定入力端子として特定し、特定入力端子に接続されている単電池の個数に基づいて組電池を制御することによって上記課題を解決する。
本発明によれば、所定の電圧閾値以上の端子間電圧が入力された入力端子間には単電池が接続されていると認識することで、接続された単電池の個数を把握することができるため、制御装置の仕様を変更しなくても、単電池の個数に応じた制御を実行できる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施形態に係る組電池の制御装置のブロック図である。 図2は、組電池が8個の単電池を備えている場合の、組電池の制御装置のブロック図である。 図3は、組電池のブロック図である。 図4は、バッテリマネジメントシステムの制御フローを示すフローチャートである。 図5は、本発明の他の実施形態に係る組電池の制御装置のブロック図である。 図6は、バッテリマネジメントシステムの制御フローを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
《第1実施形態》
図1及び図2は、本発明の実施形態に係る組電池の制御装置のブロック図である。図1は、10個の単電池Bを有する組電池10と接続する場合の制御装置のブロック図である。また、図2は、8個の単電池Bを有する組電池10と接続する場合の制御装置のブロック図である。
組電池の制御装置は、コネクタ20及びバッテリマネジメントシステム60を備えている。組電池の制御装置は、コネクタ20を組電池10側のコネクタ(図示しない)に差し込むことで、組電池10と電気的に接続される。
組電池10は、複数の単電池Bを電気的に直列接続することで構成される電池である。組電池10は、例えば車両の駆動用電源として用いられ、インバータを介してモータに接続されている。単電池Bは、リチウムイオン電池又はニッケル水素電池等の二次電池である。図1の例では、組電池10は10個の単電池B1〜B10を有している。そして、組電池10は、5個の単電池を1つのモジュールとしており、2つのモジュールを有している。なお、以下では組電池10は車両の駆動用電源として用いられるものとして説明するが、組電池10は例えば家庭の電力機器に電力を供給する蓄電池等の他の用途に用いられるものであってもよく、適用されるシステムは車両に限定されない。
図2の例では、組電池10は8個の単電池B1〜B4、B6〜B9を有している。そして、組電池10は、4個の単電池Bを1つのモジュールとしており、2つのモジュールを有している。単電池Bの個数は、組電池10の製品出荷の段階で予め決まっている。
ここで、組電池10の詳細な構成を、図3を用いて説明する。図3は、組電池1のブロック図である。組電池1は、内蔵されたリレー11a、11bを切り替えることで、複数の単電池B1〜B3から一部の単電池B1〜B3を切り離した上で、負荷と接続できる機能を有している。
図3に示すように、組電池10は、単電池B1〜B3、切り換え回路11、メインリレー12a、12b、及びバッテリコントローラ13を有している。単電池B1〜B3は直列に接続されている。また、単電池B1と単電池B3との間には、単電池B2を介して単電池B1と単電池B3とを接続する経路、及び、単電池B2を介さずに単電池B1と単電池B3を接続する経路が形成されている。
切り換え回路11は、リレー11aと11bを有している。切り換え回路11は、組電池1内の電力の出力経路から、単電池B2を切り離すか否かを、切り替える回路である。リレー11aは、単電池B1の負極と単電池B2の正極との間に接続されている。リレー11bは、単電池B1の負極と単電池B3の正極との間に接続されている。そして、リレー11aがオン状態であり、リレー11bがオフ状態である場合には、単電池B1〜B3が直列に接続される。リレー11aがオフ状態であり、リレー11bがオン状態である場合には、単電池B1及び単電池B3が直列に接続され、単電池B2は単電池B1及び単電池B3と電気的に接続されない。
メインリレー12a及びメインリレー12bは、組電池1から負荷への電力の出力を切り替えるためのスイッチである。単電池B1の正極が、メインリレー12aを介して負荷に接続される。また、単電池B3の負極がメインリレー12bを介して負荷に接続される。
バッテリコントローラ13は、リレー11a及びリレー11bのオン、オフを制御するためのコントローラである。バッテリコントローラ13は、後述するバッテリマネジメントシステム60と通信を行う。例えば、単電池B2が過放電の状態である場合には、バッテリコントローラ13は、リレー11aをオフ状態にして、リレー11bをオン状態にする。これにより、単電池B2が保護され、組電池10は、単電池B1及び単電池B3の電力を出力可能な状態となる。
なお、図3では、組電池10が、3つの単電池B1〜B3を有するときのブロック図を示しているが、単電池Bの数は一例に過ぎず、単電池の数は、2個又は4個以上であってもよい。また、組電池10は、図3のように単電池B2のみを切り離すわけではなく、単電池B1又は単電池B3を切り離すことができるように、構成されていてもよい。
コネクタ20は、組電池10とバッテリマネジメントシステム60との間を接続する端子である。コネクタ20は、車両側とバッテリマネジメントシステム60側の両方に設けられている。コネクタ20は、組電池10内のモジュールに対応して区分けされている。図1の例では、組電池10は2つのモジュールを有しているため、コネクタ20は、モジュールの数に合わせて、2つに区分けされている。またコネクタ20は、入力端子In1〜In12を有している。入力端子In1〜In12は、単電池B1〜B10の端子電圧が入力される端子である。例えば、入力端子In1には、単電池B1の正極の端子電圧が入力される。例えば、入力端子In2には、単電池B1の負極の端子電圧及び単電池B2の正極の端子電圧が入力される。
2つのコネクタのうち、高電位側のコネクタ20は、入力端子In1〜In6を有している。また、低電位側のコネクタ20は、入力端子In7〜In12を有している。すなわち、高電位側のコネクタ20は、5個の単電池B1〜B6に接続されるため、単電池B1〜B5の端子間電圧が入力されるように、6個の入力端子In1〜In6を有している。また、低電位側のコネクタ20は、5個の単電池B6〜B10に接続されるため、単電池B6〜B10の端子間電圧が入力されるように、6個の入力端子In7〜In12を有している。
図1に示すように、10個の単電池B1〜B10を有する組電池10がコネクタ20に接続される場合には、5個の単電池B1〜B5に対して、6個の入力端子In1〜In6が接続されている。そして、入力端子In1〜In6の隣り合う端子間の電位差は、単電池B1〜B5の各端子間電圧となる。そのため、入力端子In1〜In6の端子間の電圧を検出することで、入力端子In1〜In6の端子間に、それぞれ単電池Bが接続され、5個の単電池B1〜B5がコネクタ20に接続されていることを判定できる。5個の単電池B6〜B10についても同様に、入力端子In7〜In12の端子間の電圧を検出することで、入力端子In7〜In12の端子間に、それぞれ単電池が接続され、5個の単電池B6〜B10がコネクタ20に接続されていることを判定できる。
一方、図2に示すように、組電池10が8個の単電池B1〜B4、B6〜B9を備えている場合には、単電池B5と車両側のコネクタ20との間の配線が、二つに分岐している。すなわち、この配線は、単電池B4の負極から、車両側コネクタ20の2つの出力端子に分岐するような分岐配線になっている。また、単電池B9と車両側のコネクタ20との間の配線も、同様に、二つに分岐している。そして、8個の単電池B1〜B10を有する組電池10がコネクタ20に接続される場合には、4個の単電池B1〜B4に対して、5個の入力端子In1〜In5が接続されており、入力端子In6は単電池B4の負極に接続されている。そして、入力端子In1〜In5の隣り合う端子間の電位差は、単電池B1〜B4の各端子間電圧となるが、入力端子In5と入力端子In6との間の端子間電圧は、ゼロ若しくはゼロに近い値になる。そのため、入力端子In1〜In5の端子間の電圧を検出することで、入力端子In1〜In5の端子間に、それぞれ単電池が接続され、4個の単電池B1〜B4がコネクタ20に接続されていることを判定できる。また、入力端子In5と入力端子In6との間の端子間電圧を検出することで、入力端子In5、In6の端子間に、単電池Bが接続されていないことを判定できる。4個の単電池B6〜B9についても同様に、入力端子In7〜In11の端子間の電圧を検出することで、入力端子In7〜In11の端子間に、それぞれ単電池が接続され、4個の単電池B6〜B9がコネクタ20に接続されていることを判定できる。また、入力端子In11と入力端子In12との間の端子間電圧を検出することで、入力端子In11、In12の端子間に、単電池Bが接続されていないことを判定できる。
また、単電池Bの数をN個(Nは任意の自然数)とすることで、単電池Bの個数を一般化した場合には、組電池10とバッテリマネジメントシステム60との間の接続形態は以下のように説明できる。本実施形態に係る組電池10の制御装置は、最大N個の単電池Bを有した組電池10を制御するために、少なくともN+1個の入力端子In1〜InN+1を備えている。そして、N個未満の単電池Bが、N+1個未満の入力端子Inの間にそれぞれ接続された場合に、単電池Bの正極端子電圧又は負極端子電圧のいずれか一方の端子電圧が複数の入力端子にそれぞれ入力される。
インターフェイス回路(I/F回路)30は、入力端子In1〜In12に入力された端子電圧を、セル電圧監視部40により認識可能なデータ方式に変換するための回路である。I/F回路30の数は、入力端子In1〜In12の数と対応しており、各I/F回路30は、入力端子In1〜In12とセル電圧監視部40の間に接続されている。
セル電圧監視部40は、各入力端子In1〜In12に入力された、単電池Bの正極端子電圧と単電池Bの負極端子電圧とから、各単電池B1〜B10の端子間電圧を検出することで、各単電池Bを監視する回路である。端子間電圧は、単電池Bの正極電圧と負極電圧との間の電位差である。
セル電圧監視部40は、各入力端子In1〜In12に入力された各単電池Bの正極端子電圧及び負極端子電圧を検出する。セル電圧監視部40は、各単電池Bの正極端子電圧と負極端子電圧との偏差を算出する。そして、この偏差が、各単電池Bの端子間電圧に相当する。これにより、セル電圧監視部40は、各単電池Bの端子間電圧を検出している。
CPU50は、単電池の個数に応じたソフトウェアを予め記憶している。ソフトウェアは、単電池Bの数に応じて単電池Bを監視するためのプログラムである。また、ソフトウェアは、入力端子In1〜In12間に接続された単電池Bの配置パターンに応じて記憶されている。配置パターンは、単電池の個数と、入力端子In1〜In12のうち、どの端子間に単電池Bが接続されているかを示している。例えば、10個の単電池Bが接続された場合の監視用プグラムとして、10個用のソフトウェアがCPU50に記録されている。また、8個の単電池Bが接続された場合の監視用プグラムとして、8個用のソフトウェアがCPU50に記録されている。なお、配置パターンは入力端子In1〜In12のうち、どの端子間に単電池Bが接続されているかを表すもののみであってもよい。すなわちこれは単電池の個数と配置位置を表すものであり、単電池の個数を含む情報であることには変わりがない。
バッテリマネジメントシステム(BMS)60は、接続されている単電池Bの数を判定しつつ、接続された単電池Bの個数に基づいて組電池10を制御するシステムである。単電池Bの個数に基づく組電池10の制御の一例として、バッテリマネジメントシステム60は、組電池10の総電圧から組電池10の個数を割ることで、単電池Bの平均端子間電圧を算出する。バッテリマネジメントシステム60は、セル電圧監視部40で監視されている各単電池Bの端子間電圧と、平均端子間電圧とをそれぞれ比較する。そして、バッテリマネジメントシステム60は、端子間電圧と平均端子間電圧との電圧差が所定の電圧閾値より大きい単電池を、容量調整の対象電池として特定する。バッテリマネジメントシステム60は、対象電池の容量を調整するために、対象電池となる単電池の放電又は充電を行う。なお、容量調整の際には、バッテリマネジメントシステム60は、システム内に設けられている容量調整用の回路(図1、図2では図示しない)を用いればよい。これにより、バッテリマネジメントシステム60は、単電池の個数に基づいて組電池10を制御する。なお、バッテリマネジメントシステム60による組電池10の制御の一例として、容量調整を挙げたが、組電池10の制御は、容量調整に限らず、他の制御でもよい。
次に、図4を用いて、バッテリマネジメントシステム60の制御を説明する。図4は、バッテリマネジメントシステム60の制御フローを示すフローチャートである。
ステップS1にて、例えば車両のイグニッションスイッチがオンされる等により、バッテリマネジメントシステムの電源がオンになる。ステップS2にて、セル電圧監視部40及びCPU50が初期起動であるか否かを判定する。セル電圧監視部40及びCPU50が初期起動である場合には、ステップS3にて、バッテリマネジメントシステム60は、CPU50が起動させて、CPU50の自己診断を行う。ステップS4にて、バッテリマネジメントシステム60は、セル電圧監視部40を起動させて、セル電圧監視部40の自己診断を行う。
一方、セル電圧監視部40及びCPU50が既に起動している場合には、ステップS5にて、バッテリマネジメントシステム60は、CPU50の自己診断を行う。ステップS6にて、バッテリマネジメントシステム60は、セル電圧監視部40の自己診断を行う。
ステップS7にて、セル電圧監視部40は、入力端子In1〜In12に入力される単電池Bの端子電圧に基づいて、各単電池Bの端子間電圧を検出する。ステップS8にて、バッテリマネジメントシステム60は、セル電圧監視部40により検出した各端子間電圧と、接続電圧閾値とをそれぞれ比較する。接続電圧閾値は、予め設定された電圧の閾値であって、単電池Bが入力端子In1〜In12に接続されているか否かを判定するための電圧閾値である。接続電圧閾値は、単電池Bの過放電を示す端子間電圧と同値、もしくはそれよりも低い電圧に設定されている。
ステップS9にて、バッテリマネジメントシステム60は、接続電圧閾値以上の端子間電圧が入力されている入力端子In1〜In12を、特定入力端子として、特定する。
例えば、図1の例では、入力端子In1〜In6の各端子間には、単電池B1〜B5の各端子間電圧が入力され、入力端子In7〜In12の各端子間には、単電池B6〜B10の各端子間電圧が入力される。そのため、セル電圧監視部40により検出された各端子間電圧は接続電圧閾値以上となり、バッテリマネジメントシステム60は、入力端子In1〜In12を特定入力端子として特定する。
図2の例では、入力端子In1〜In5の各端子間には、単電池B1〜B4の各端子間電圧が入力され、入力端子In7〜In11の各端子間には、単電池B6〜B9の各端子間電圧が入力される。一方、入力端子In5と入力端子In6との間には、単電池Bが電気的に接続されていないため、入力端子In5と入力端子In6との間の端子間電圧は、接続電圧閾値未満となる。また、入力端子In11と入力端子In12との間には、単電池Bが電気的に接続されていないため、入力端子In11と入力端子In12との間の端子間電圧は、接続電圧閾値未満となる。そのため、バッテリマネジメントシステム60は、入力端子In1〜In5及びIn7〜In11を特定入力端子として特定しつつ、入力端子In6及びIn12を特定入力端子として特定しない。
ステップS10にて、バッテリマネジメントシステム60は、接続電圧閾値未満の端子間電圧が入力されている入力端子が存在するか否かを判定する。言い替えると、バッテリマネジメントシステム60は、入力端子In1〜In12のうち、特定入力端子として特定していない端子があるか否かを判定する。
接続電圧閾値未満の端子間電圧が入力されている入力端子が存在する場合、言い替えると、入力端子In1〜In12のうち、特定入力端子として特定していない端子が少なくとも1つある場合には、ステップS11にて、バッテリマネジメントシステム60は、接続電圧閾値未満の端子間電圧が入力されている入力端子間には、単電池Bが接続されていない、と判定する。
一方、接続電圧閾値未満の端子間電圧が入力されている入力端子が存在しない場合、言い替えると、入力端子In1〜In12の全ての端子が、特定入力端子として特定された場合には、バッテリマネジメントシステム60は、全ての端子間に、単電池Bが接続されている、と判定する。
ステップS12にて、バッテリマネジメントシステム60は、特定入力端子に接続されている単電池の個数を判定する。具体的には、バッテリマネジメントシステム60は、特定入力端子のうち、隣り合う端子には単電池Bが接続されていると判定し、特定入力端子の数を算出することで、単電池Bの個数を算出する。例えば、図2の例では、入力端子In1〜In6のうち、5個の入力端子In1〜In5が特定入力端子として特定されている。そして、5個の入力端子In1〜In5のうち、隣り合う端子間には、4個の単電池B1〜B4が接続されることになる。これにより、バッテリマネジメントシステム60は、特定入力端子に4個の単電池が接続されていると判定する。
また、バッテリマネジメントシステム60は、入力端子In1〜In12間の端子間電圧に応じて、入力端子In1〜In12のうち、どの端子間に単電池Bが接続されているかを判定する。そして、バッテリマネジメントシステム60は、接続された単電池Bの個数、及び、単電池Bが接続された入力端子In1〜In6を判定することで、配置パターンを特定する。
ステップS13にて、バッテリマネジメントシステム60は、CPU50に予め記憶されている複数の配置パターンと、特定した配置パターンとをそれぞれ比較する。
CPU50に記憶された配置パターンに、特定した配置パターンと一致するパターンが有る場合には、ステップS14にて、バッテリマネジメントシステム60は、一致するパターンで単電池が接続されており且つ、接続された単電池Bが正常である、と判定する。ステップS15にて、バッテリマネジメントシステム60は、接続された単電池Bの個数に応じて、組電池10を制御する。
一方、CPU50に記憶された配置パターンに、特定した配置パターンと一致するパターンが存在しない場合には、ステップS16にて、バッテリマネジメントシステム60は、接続された単電池Bのうち、一部の単電池Bが過放電であると判定する。接続された単電池の個数と、CPU50に記憶された配置パターンの単電池の個数との差分が、過放電として判定される単電池の個数である。
例えば、バッテリマネジメントシステム60が、9個の単電池が接続されていると判定し、CPU50には、8個用のソフトウェアと10個用のソフトウェアが、配置パターンとして記憶されていたと、仮定する。この場合に、バッテリマネジメントシステム60は、記憶された単電池個数のうち、判定した個数の単電池(ここでは9個)よりも多く、且つ、最も単電池個数が近い個数(ここでは10個)の配置パターンを正しい配置パターンとして特定する。そして、10個用のソフトウェアで示される単電池Bの個数(10個)から、接続された単電池Bの個数(9個)を差し引くことで、1個の単電池Bが過放電の状態である、と判定する。そして、バッテリマネジメントシステム60は、10個用のソフトウェアで示される単電池Bの配置パターンと、接続されていると判定された9個の単電池の配置とから過放電の単電池を特定する。すなわち、10個用のソフトウェアで示される配置パターンの単電池Bに対し、接続されていると判定された9個の単電池に含まれない単電池を過放電の単電池として特定する。
なおここで通常、1つのモジュールを構成する単電池の数は同一であるため、例えばCPU50に記憶された配置パターンに、特定した配置パターンと一致するパターンが存在しない場合には、特定した配置パターンにおいて各モジュール毎の単電池の個数や配列を検出し、各モジュール毎に単電池の個数や配列を比較することで、過放電の単電池を検出しても良い。
ステップS17にて、バッテリマネジメントシステム60は、組電池10内で、過放電の単電池Bを他の単電池Bから切り離すための制御信号を、バッテリコントローラ13に送信する。バッテリコントローラ13は、この制御信号を受信すると、リレー11a、11bを切り替えて、過放電の単電池Bを他の単電池Bから切り離す。そして、過放電の単電池Bが他の単電池Bから切り離された後、バッテリマネジメントシステム60は、フェールセーフで組電池10を制御する。
ステップS18にて、バッテリマネジメントシステム60は、組電池10の状態を示す状態信号を、上位ユニットに送信する。組電池10の状態信号は、単電池Bが正常であるか否かを示す信号である。上位ユニットは、車両全体を制御するためのユニットである。
ステップS19にて、上位ユニットは、強電接続が可能な状態であるか否かを判定する。強電接続は、組電池10を、モータ等の車両の負荷に接続することである。上位ユニットは、バッテリマネジメントシステム60との通信により、組電池10の状態を管理している。そして、例えば、過放電の単電池Bが組電池10内に多く含まれるような状態(過放電の単電池Bの個数が予め定めた個数以上の状態)になった場合には、バッテリマネジメントシステム60は、強電接続不可である、と判定する。
強電接続が可能な場合には、ステップS20にて、上位ユニットは、車両の走行又は組電池10の充電を継続する。一方、強電接続が不可能な場合には、ステップS21にて、上位ユニットは、車両の走行を停止又は組電池10の充電を停止するように、組電池10を制御する。そして、上位ユニットは、車両の走行又は組電池10の充電が停止した時に、バッテリマネジメントシステム60の電源をオフ状態にする。
ステップS22にて、上位ユニットは、バッテリマネジメントシステム60がオフ状態になっているか否かを判定する。バッテリマネジメントシステム60がオン状態である場合には、上位ユニットは、ステップS5以下の制御フローを繰り返し実行する。一方、バッテリマネジメントシステム60がオン状態である場合には、上位ユニットは、制御フローを中止する。
上記のように、本実施形態では、N個未満の各単電池Bが、N+1個未満の入力端子In1〜InN+1の間にそれぞれ接続される場合には、単電池Bの正極端子電圧又は負極端子電圧のいずれか一方の端子電圧が、複数の入力端子にそれぞれ入力される。N+1個の入力端子間に入力され端子間電圧と接続電圧閾値とをそれぞれ比較することで、接続電圧閾値以上の端子間電圧が入力された入力端子を、特定入力端子として特定し、かつ、当該特定入力端子に単電池Bが接続されていると判定する。そして、当該特定入力端子に接続された単電池Bの個数に基づいて組電池10を制御する。
これにより、所定の電圧閾値以上の端子間電圧が入力された入力端子間には単電池Bが接続されていると認識することで、接続された単電池の個数を把握することができる。そのため、バッテリマネジメントシステム60は、単電池Bの個数に応じて、ソフトウェア制御を切り替えて、単電池Bの状態を管理することができる。その結果として、単電池Bの数が異なる組電池10が接続されたとしても、バッテリマネジメントシステム60の仕様を変更しなくてもよいため、コストを抑制できる。
また本実施形態では、単電池Bの個数を、CPU50に複数記憶し、CPU50に記憶された複数の個数と、特定入力端子に接続された単電池Bの個数が一致する場合に、特定入力端子に接続された単電池Bの個数に基づいて、組電池10を制御する。これにより、接続された単電池の個数を把握することができるため、制御装置の仕様を変更しなくても、単電池の個数に応じた制御を実行できる。
なお、本実施形態において、図2に示すように、組電池10が8個の単電池を備えている場合に、単電池Bとコネクタ20との間の分岐配線は、例えば、単電池B3の正極から分岐して、車両側コネクタ20の複数の出力端子に接続するような配線であってもよい。また、配線の分岐数は、単電池の個数に応じて適宜、変更すればよい。
本発明の変形例として、バッテリマネジメントシステム60は、セル電圧監視部40により検出された端子間電圧と、過放電電圧閾値とを比較し、その比較結果に応じて、単電池Bの過放電状態を判定しつつ、上記のように単電池Bの接続状態を判定してもよい。このとき、接続判定閾値は、過放電電圧閾値未満の値(過放電電圧閾値よりも充分小さな値であって、例えば0に電圧検出誤差を加えた値)に設定されている。そして、検出された端子間電圧が、過放電閾値より高い場合には、バッテリマネジメントシステム60は、端子間電圧が入力された入力端子In間に、正常な単電池Bが接続されていると判定する。また、検出された端子間電圧が、過放電閾値以下で接続電圧閾値より高い場合には、バッテリマネジメントシステム60は、端子間電圧が入力された入力端子In間に、過放電状態の単電池Bが接続されていると判定する。また、検出された端子間電圧が、接続電圧閾値以下である場合には、バッテリマネジメントシステム60は、端子間電圧が入力された入力端子In間に、単電池Bが接続されていないと判定する。
すなわち検出された端子間電圧が、接続判定閾値以下であれば単電池Bが接続されていないと判定し、過放電閾値以下で接続電圧閾値より高い場合には過放電状態の単電池Bが接続されていると判定し、過放電閾値より高い場合には正常な単電池Bが接続されていると判定する。これにより、予め記憶した単電池の配置や個数と比較することなく単電池の接続個数や配置を判定することができる。また、もちろん、このように接続判定閾値と過放電閾値の両閾値を用いて接続されている単電池Bの個数や配列を検出すると共に、検出した単電池Bの個数や配列と予め記憶した単電池の配置や個数とを比較することによって検出精度を向上してもよい。
上記のセル電圧監視部40が本発明の「検出手段」に相当し、バッテリマネジメントシステム60が本発明の「制御手段」に相当し、CPU50が本発明の「記憶手段」に相当する。
《第2実施形態》
図5は、発明の他の実施形態に係る組電池の制御装置のブロック図である。本実施形態では、第1実施形態に対して、容量調整回路70を備えている点、及び、バッテリマネジメントシステム60の制御の一部が異なる。これ以外の構成及び制御は上述した第1実施形態と同じであり、その記載を援用する。
図5に示すように、バッテリマネジメントシステム60は、I/F回路30等に加えて、容量調整回路70を備えている。容量調整回路70は、単電池B1〜B4、B6〜B9の容量のバラツキを調整するための回路であり、放電用の抵抗71とスイッチ72との直列回路により構成されている。複数の容量調整回路70は、入力端子In1〜In12の端子間に接続されている。スイッチ72は、端子In1〜In12の端子間を電気的に接続する接続状態と、端子In1〜In12の端子間を電気的に遮断する遮断状態とを切り替えるスイッチである。スイッチ72は、バッテリマネジメントシステム60により制御される。例えば、単電池B1の容量が、他の単電池B2〜B4、B6〜B9の容量よりも高く、電池間の容量のバラツキが大きい場合には、バッテリマネジメントシステム60は、入力端子In1と入力端子In2との間に接続された容量調整回路70のスイッチ72をオン状態にして、単電池B1を放電させる。これにより、単電池B1の容量が低くなり、容量のバラツキが抑制される。
次に、図6を用いて、バッテリマネジメントシステム60の制御を説明する。図6は、バッテリマネジメントシステム60の制御フローを示すフローチャートである。
ステップS31からステップS37までの制御フローは、第1実施形態に係るステップS1からステップS7までの制御フローと同様であるため、説明を省略する。
ステップS38にて、バッテリマネジメントシステム60は、セル電圧監視部40により検出した各端子間電圧と、過放電電圧閾値とをそれぞれ比較する。過放電電圧閾値は、単電池Bの性質等に応じて予め設定された電圧の閾値である。
ステップS39にて、バッテリマネジメントシステム60は、各入力端子In1〜In12の端子間の全ての端子間電圧が過放電電圧閾値より高いか否かを判定する。各入力端子In1〜In12の各端子間電圧のうち、少なくとも1つの端子間電圧が過放電電圧閾値以下である場合には、ステップS40にて、バッテリマネジメントシステム60は、容量調整回路70のスイッチ72のオン、オフを切り替える。オン、オフを切り替えるスイッチ72は、入力端子In1〜In12の端子間に接続されたスイッチ72のうち、過放電電圧閾値以下の端子間電圧が入力されている入力端子In間のスイッチ72である。
ステップS41にて、バッテリマネジメントシステム60は、スイッチ72をオン、オフを切り替えることで、端子間電圧に変化があるか否かを判定する。端子間電圧の変化は、スイッチ72がオン状態のときの端子間電圧(以下、第1端子間電圧とも称す)と、スイッチがオフ状態のときの端子間電圧(以下、第2端子間電圧とも称す)との偏差から、検出する。具体的には、バッテリマネジメントシステム60は、スイッチ72のオン状態及びオフ状態で、第1端子間電圧と第2端子間電圧とをそれぞれ検出し、第1端子間電圧と第2端子間電圧との差分を算出することで、偏差を検出する。そして、バッテリマネジメントシステム60は、偏差と、所定の偏差閾値とを比較し、検出された偏差が偏差閾値以上である場合には、端子間電圧に変化有り、と判定する。一方、検出された偏差が偏差閾値未満である場合には、バッテリマネジメントシステム60は、端子間電圧に変化無し、と判定する。
端子間電圧に変化が無い場合は、ステップS42にて、バッテリマネジメントシステム60は、端子間電圧に変化の無い入力端子間には、単電池Bが接続されていない、と判定する。ステップS43にて、バッテリマネジメントシステム60は、過放電電圧閾値以上の端子間電圧が入力されている入力端子In1〜In12を、特定入力端子として、特定する。
ステップS44にて、バッテリマネジメントシステム60は、特定入力端子に接続されている単電池の個数を判定する。ステップS45にて、バッテリマネジメントシステム60は、接続された単電池Bが正常である、と判定する。ステップS46にて、バッテリマネジメントシステム60は、接続された単電池Bの個数に応じて、組電池10を制御する。
ステップS41の制御フローにおいて、端子間電圧に変化がある場合には、ステップS47にて、バッテリマネジメントシステム60は、端子間電圧に変化の有る入力端子間に接続されている単電池Bが過放電状態である、と判定する。ステップS48にて、バッテリマネジメントシステム60は、組電池10内で、過放電の単電池Bを他の単電池Bから切り離すための制御信号を、バッテリコントローラ13に送信する。過放電の単電池Bが他の単電池Bから切り離された後、バッテリマネジメントシステム60は、フェールセーフで組電池10を制御する。
ステップS49からステップS53までの制御フローは、第1実施形態に係るステップS18からステップS22までの制御フローと同様であるため、説明を省略する。
上記のように、本実施形態では、入力端子間に入力され端子間電圧と過放電電圧閾値とをそれぞれ比較することで、過放電電圧閾値以上の端子間電圧が入力された入力端子を、特定入力端子として特定し、かつ、当該特定入力端子に単電池Bが接続されていると判定する。そして、当該特定入力端子に接続された単電池Bの個数に基づいて組電池10を制御する。これにより、単電池Bの数が異なる組電池10が接続されたとしても、バッテリマネジメントシステム60の仕様を変更しなくてもよいため、コストを抑制できる。
また本実施形態では、過放電閾値と端子間電圧とを比較し、端子間電圧が過放電閾値以下である場合には、端子間電圧に対応する電池を過放電電池として特定する。これにより、単電池の接続の有無に加えて、単電池の状態も把握できる。
また本実施形態では、第1端子間電圧と第2端子間電圧との偏差を検出し、当該偏差が所定の偏差閾値未満である場合には、第1端子間電圧が入力された複数の入力端子Inに、単電池が接続されていないと判定する。これにより、容量調整回路を利用しつつ、単電池Bの接続の有無を判定できる。
上記の容量調整回路70が本発明の「断接回路」に相当する。
10…組電池
11…切替回路
11a、11b…リレー
12a、12b…メインリレー
13…バッテリコントローラ
20…コネクタ
30…インターフェイス回路(I/F回路)
40…セル電圧監視部
60…バッテリマネジメントシステム
70…容量調整回路
71…抵抗
72…スイッチ
B、B1〜B10…バッテリ
In、In1〜In12…入力端子

Claims (4)

  1. 任意の自然数であるN個の単電池を電気的に直列接続した組電池の制御装置であって、
    前記N個の単電池の各正負極端子の端子電圧が入力されるN+1個の入力端子と、
    前記入力端子に入力された前記単電池の正極端子電圧、及び、前記入力端子に入力された前記単電池の負極端子電圧から、前記単電池の端子間電圧を検出する検出手段と、
    前記端子間電圧に基づいて前記組電池を制御する制御手段と
    前記単電池の個数に応じた前記単電池の配置パターンを記憶した記憶手段とを備え、
    N個未満の各単電池が、N+1個未満の前記入力端子の間にそれぞれ接続される場合には、前記入力端子に接続された前記単電池の前記正極端子電圧又は前記負極端子電圧のいずれか一方の端子電圧が、前記単電池が接続されていない前記入力端子に入力され、
    前記制御手段は、
    前記N+1個の入力端子間に入力される前記端子間電圧と所定の電圧閾値とをそれぞれ比較することで、前記所定の電圧閾値以上の端子間電圧が入力された前記入力端子を、特定入力端子として、特定し、
    前記特定入力端子に前記単電池が接続されていると判定し
    前記特定入力端子に接続されている前記単電池の配置パターンと前記記憶手段に記憶された前記個数に応じた前記単電池の配置パターンとを比較し、比較結果に基づいて前記組電池を制御する
    ことを特徴とする組電池の制御装置。
  2. 請求項1記載の組電池の制御装置であって、
    前記制御手段は、
    前記単電池の過放電を判定するための前記所定の電圧閾値より大きい電圧値である過放電閾値と前記端子間電圧とを比較し、
    前記端子間電圧が前記所定の電圧閾値以上で且つ前記過放電閾値以下である場合には、前記端子間電圧に対応する前記単電池を過放電電池として特定する
    ことを特徴とする組電池の制御装置。
  3. 請求項1又は2のいずれか一項に記載の組電池の制御装置であって、
    前記記憶手段は、前記単電池の個数に応じた複数の前記単電池の配置パターンを記憶し、
    前記制御手段は、
    前記特定入力端子に接続されている前記単電池の数及び配置パターンが、前記記憶手段に記憶された前記個数に応じた複数の前記単電池の配置パターンの1つと一致する場合に、前記特定入力端子に接続されている前記一致した単電池の配置パターンに基づいて前記組電池を制御することを特徴とする組電池の制御装置。
  4. 請求項1記載の組電池の制御装置であって、
    前記記憶手段は、前記単電池の個数に応じた複数の前記単電池の配置パターンを記憶し、
    前記所定の電圧閾値は、前記単電池の過放電を判定するための過放電電圧と同値であって、
    前記制御手段は、
    前記特定入力端子に接続されている前記単電池の数及び配置パターンが、前記記憶手段に記憶された前記個数に応じた複数の前記単電池の配置パターンの1つと一致する場合に、前記特定入力端子に接続されている前記一致した単電池の配置パターンに基づいて前記組電池を制御することを特徴とする組電池の制御装置。
JP2015055699A 2015-03-19 2015-03-19 組電池の制御装置 Active JP6497151B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015055699A JP6497151B2 (ja) 2015-03-19 2015-03-19 組電池の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015055699A JP6497151B2 (ja) 2015-03-19 2015-03-19 組電池の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016178748A JP2016178748A (ja) 2016-10-06
JP6497151B2 true JP6497151B2 (ja) 2019-04-10

Family

ID=57069354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015055699A Active JP6497151B2 (ja) 2015-03-19 2015-03-19 組電池の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6497151B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7099339B2 (ja) * 2019-01-18 2022-07-12 株式会社デンソー 電池システム
JP7167878B2 (ja) * 2019-08-06 2022-11-09 株式会社デンソー 電池監視システム
JP7393746B2 (ja) 2022-03-23 2023-12-07 いすゞ自動車株式会社 車両のバッテリ制御システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6339686U (ja) * 1986-08-30 1988-03-15
JP5593553B2 (ja) * 2009-02-27 2014-09-24 株式会社日立製作所 電池監視装置
JP5415117B2 (ja) * 2009-03-27 2014-02-12 Tdkラムダ株式会社 セル数判定方法、セル数判定装置、電源装置およびプログラム
CN102313873B (zh) * 2010-07-08 2014-07-09 凹凸电子(武汉)有限公司 电池节数检测电路及方法和监测***
JP2014072975A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Hitachi Koki Co Ltd 充電装置
JP2016144273A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 カルソニックカンセイ株式会社 電池監視装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016178748A (ja) 2016-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11169210B2 (en) Apparatus and method for diagnosing negative electrode contactor of battery pack
US8836340B2 (en) Assembled battery system and failure detection method of assembled battery system
US11385298B2 (en) Apparatus and method for diagnosing positive electrode contactor of battery pack
US11177669B2 (en) Apparatus and method for battery module equalization
US9373973B2 (en) Apparatus, system, and method of preventing battery rack damage by measuring current
CN109649216B (zh) 驱动电池的自动连接
US20130063154A1 (en) Power supply apparatus
JP5974849B2 (ja) 電池監視装置
JP2013094032A (ja) 電池システム監視装置およびこれを備えた蓄電装置
JP7007681B2 (ja) 制御装置、バランス補正システム、蓄電システム、及び、装置
CN102315669A (zh) 车辆用的电源装置
KR102365552B1 (ko) 다수의 병렬 연결된 고전압 배터리 제어 장치 및 그 방법
JP6087675B2 (ja) 電池モジュール
JP6497151B2 (ja) 組電池の制御装置
JP2002010501A (ja) 蓄電装置の容量均等化装置
JP6251136B2 (ja) 電池システム監視装置およびこれを備えた蓄電装置
US20170315181A1 (en) Integrated circuit with built-in status monitoring unit and power supply device provided with said integrated circuit
JP2016207646A (ja) 二次電池装置及び二次電池装置における制御方法
JP6811019B2 (ja) 二次電池システム
KR20180035080A (ko) 배터리 셀 밸런싱 회로
JP5661414B2 (ja) 電源装置
JP5978143B2 (ja) 蓄電池システム
JP2016134962A (ja) 蓄電システム
CN112083342A (zh) 监视电池的方法和装置
US20150061595A1 (en) Battery protection system and battery protection method using the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190225

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6497151

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151