JP6494896B1 - エンコーダ及びサーボモータ - Google Patents

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Abstract

エンコーダは、基板固定部(3)と、基板固定部(3)の角部(31)から軸方向に伸びる突起(3c)とを備える。エンコーダは、基板外周部(1c)から基板固定部(3)の径方向の内側に向かって窪んで突起(3c)が嵌る窪み(1d)を有する基板(1)と、突起(3c)と窪み(1d)との間に形成される隙間に設けられる接着剤(11)とを備える。窪み(1d)を形作る壁面(10)は、基板固定部(3)の周方向における突起(3c)の第1端面(3c1)と、第1端面(3c1)とは逆側の第2端面(3c2)との何れか一方に接して、基板(1)の周方向の位置を決める第1位置決め面(1d1)と、径方向における突起(3c)の内側面(3c3)に接して、基板(1)の径方向の位置を決める第2位置決め面(1d2)とを備えることを特徴とする。

Description

本発明は、ロータの回転位置を検出するエンコーダ及びサーボモータに関する。
特許文献1には、接着剤を利用してエンコーダ基板をハウジングへ固定する技術が開示されている。特許文献1に開示されるエンコーダ基板には、接着剤を充填するための複数の貫通孔が互いに離れて環状に配列され、エンコーダ基板が設置されるハウジングには、これらの貫通孔に対応する位置に複数の穴が形成されている。またハウジングには、ハウジングに設けられる基板の位置合わせのために、複数の位置決め用突起が互いに離れて配列される。このように構成されるエンコーダでは、貫通孔及び穴が互いに軸方向に連通するようにしてエンコーダ基板がハウジングに設置されると、エンコーダ基板が複数の位置決め用突起によって保持される。そして、エンコーダ基板がハウジングに設置された後に、貫通孔及び穴に接着剤が充填されることによって、エンコーダ基板がハウジングへ固定される。
特開2008−309675号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるエンコーダでは、エンコーダ基板のハウジングへの接着のためにハウジングに複数の穴を設ける必要があり、さらに、貫通孔を設けることで失われた基板面を補うために基板を大きくする必要がある。従って、エンコーダの小型化を図るためにハウジングと基板の直径を小さくすることには限界があり、エンコーダ全体の更なる小型化を図ることができないという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、位置決めがなされた状態の基板がハウジングへ固定される場合でも小型化できるエンコーダを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のエンコーダは、円筒形状の基板固定部と、基板固定部の軸方向の端部と基板固定部の外周部とが成す角部に設けられ、角部から軸方向に伸びる突起とを備える。エンコーダは、端部に接する基板面と、基板面を取り囲む基板外周部に形成され、基板外周部から基板固定部の径方向の内側に向かって窪んで前記突起が嵌まる窪みとを有する基板と、突起と窪みとの間に形成される隙間に設けられる固定部材とを備える。窪みを形作る壁面は、基板固定部の周方向における突起の第1端面と、第1端面とは逆側の第2端面との何れか一方に接して、基板の周方向の位置を決める第1位置決め面と、径方向における突起の内側面に接して、基板の径方向の位置を決める第2位置決め面とを備えることを特徴とする。
本発明に係るエンコーダは、位置決めがなされた状態の基板がハウジングへ固定される場合でも小型化できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係るエンコーダの斜視図 図1に示す窪み及び突起の拡大図 実施の形態1の第1変形例に係るエンコーダに設けられる基板を示す図 図3に示すIV−IV矢視断面図 実施の形態1の第2変形例に係るエンコーダに設けられる基板を示す図 実施の形態1の第3変形例に係るエンコーダに設けられる突起を示す図 実施の形態1の第4変形例に係るエンコーダに設けられる突起を示す図 図2に示す基板と3つの突起との嵌め合い構造の変形例を示す図 図2に示す突起の変形例を示す図 実施の形態2に係るサーボモータの外観図
以下に、本発明の実施の形態に係るエンコーダ及びサーボモータを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るエンコーダの斜視図である。図2は図1に示す窪み及び突起の拡大図である。実施の形態1に係るエンコーダ100は、第1基板面1aと第1基板面1a側とは逆側の第2基板面1bとを有する基板1と、第2基板面1bに設けられる電子部品2と、第1基板面1aが接する端部3aを有し、端部3aに基板1が固定される円筒形状の基板固定部3とを備える。またエンコーダ100は、電子部品2と向き合う底部5aと、基板固定部3の外周部3bに回転可能に嵌め込まれる円筒部5bとを有する有底円筒状のカバー5とを備える。
第1基板面1aは、基板固定部3と向き合う基板1の端面である。第2基板面1bは、カバー5の底部5aと向き合う基板1の端面である。カバー5は、エンコーダ100内部への塵埃、金属片などの浸入による絶縁性能の低下を抑制するための部品である。
基板固定部3の径方向中心を通る中心軸AXが伸びる軸方向は、図1において符号D1で示される方向に等しい。基板固定部3の周方向は、図1において符号D2で示される方向に等しい。基板固定部3の径方向は、図2において符号D3で示される。
電子部品2は、例えば、ロータの回転位置を示す信号を生成する信号生成回路、当該信号を不図示のエンコーダリード線に出力する信号出力回路などを構成する部品でもよいし、エンコーダ100の外部に設けられるサーボアンプから供給される電力を位置検出部などへ供給する電源回路を構成する部品でもよい。電子部品2は、例えばIC(Integrated Circuit)、抵抗器、コイル、コンデンサなどである。電子部品2は1つでもよいし複数でもよい。図1及び図2では説明を簡単化するため、円筒状の構造体で電子部品2を模擬している。
基板固定部3は、ねじ7を用いてブラケット8へ着脱可能に固定される。ブラケット8は、不図示のモータケースの軸方向端部を閉塞する部材である。基板固定部3は、絶縁性の材料を用いてブラケット8とは別に製造された後にブラケット8へ取り付けられるが、絶縁性の材料を用いてブラケット8と一体形成で製造したものでもよい。絶縁性の材料は、例えば、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンサルファイド、液晶ポリマーなどである。絶縁性の樹脂を用いてダイカストにより基板固定部3を製造することによって、複雑な形状の基板固定部3を安価に製造することができる。
基板固定部3には3つの突起3cが形成される。突起3cは、基板固定部3の軸方向の端部3aと基板固定部3の外周部3bとが成す角部31に設けられ、角部31から軸方向に伸びる突形状の部材である。基板固定部3の端部3aは、基板固定部3のブラケット8側とは逆側の端部である。3つの突起3cは、周方向に互いに離れて配列される。突起3cは、基板1に形成される窪み1dに嵌め込まれる。窪み1dは、第1基板面1a及び第2基板面1bを取り囲む基板外周部1cに形成される。窪み1dは、基板外周部1cから径方向内側に向かって窪む凹部である。複数の窪み1dのそれぞれは、複数の突起3cのそれぞれに対応して設けられる。図1では、3つの窪み1dが基板1に設けられている。突起3cが3つの場合、例えば突起3cが2つの場合に比べて、基板1が安定して固定されるため、突起3cの周方向の幅を短くすることができる。突起3cの幅が短くなる分、窪み1dの周方向の幅を短くすることができるため、基板1の部品実装面積を広げることができる。
図2の上側には、中心軸AXが伸びる軸方向から見た窪み1d及び突起3cが示される。図2の下側には、基板1の基板外周部1c側から見た突起3cが示される。窪み1dを形作る壁面10は、第1位置決め面1d1と、第2位置決め面1d2とを備える。
第1位置決め面1d1は、周方向における突起3cの第1端面3c1に接することによって、基板1の周方向の位置を決める位置決め面である。第1位置決め面1d1に突起3cの第1端面3c1が接することにより、基板1の周方向の移動が抑制される。なお、図2では、突起3cの第1端面3c1が窪み1dの第1位置決め面1d1に接しているが、窪み1dを形作る壁面10に、突起3cの第1端面3c1と第2端面3c2との何れか一方が接していれば、基板1の周方向の移動を抑制することができる。従って、窪み1dを形作る壁面10の内、周方向における第1位置決め面1d1とは逆側の端面に、突起3cの第2端面3c2が接するようにしてもよい。第2端面3c2は、突起3cの第1端面3c1とは逆側の端面である。
第2位置決め面1d2は、径方向における突起3cの内側面3c3に接することによって、基板1の径方向の位置を決める位置決め面である。第2位置決め面1d2に突起3cの内側面3c3が接することにより、基板1の径方向の移動が抑制される。
窪み1dを形作る壁面10の内、突起3cの第2端面3c2と向き合う面10Aと、突起3cの第2端面3c2との間の隙間aには、固定部材である接着剤11が設けられる。隙間aは、接着剤11を設けるため、窪み1dを形作る壁面10と突起3cの第2端面3c2との間に形成される空間である。隙間aに接着剤11が設けられることによって、基板1が、接着剤11を介して、突起3cの第2端面3c2に接続される。従って、位置決めがなされた状態の基板1が基板固定部3に固定される。
また、実施の形態1に係るエンコーダ100によれば、突起3cと基板1とが嵌合する嵌合部分に、接着剤11を設けるための隙間aが形成されるため、接着剤11を充填するための複数の貫通孔を基板1に設ける必要がない。また基板固定部3に接着剤11を充填するための複数の穴を設ける必要がない。従って、基板1に複数の貫通孔が形成される場合に比べて、基板1の部品実装面積が広くなり、また基板1上のパターン配線の実装面積を広げることができる。また、接着剤11を充填するための複数の穴を基板固定部3に設ける必要がない分、基板固定部3の直径を小さくすることができ、エンコーダ100全体の小型化を図ることができる。
なお、接着剤11に低粘性のものを用いることによって、接着剤11の充填の際、基板1の電子部品2に接着剤11が垂れることを防止できる。また電子部品2への接着剤11の垂れを抑制するため、UV(UltraViolet)硬化型接着剤を用いてもよい。UV硬化型接着剤とは、紫外線照射により硬化する樹脂で形成された接着剤である。
なお突起3cは、軸方向における高さHが、基板1の軸方向の厚みTと等しくなるように構成してもよいし、軸方向における高さHが、基板1の軸方向の厚みTよりも高くなるように構成してもよい。突起3cの軸方向における高さHは、基板固定部3の端部3aから突起3cの先端部3c4までの軸方向の幅に等しい。基板1の軸方向の厚みTは、基板1の第1基板面1aから第2基板面1bまでの軸方向の幅に等しい。突起3cの軸方向における高さHが、基板1の軸方向の厚みTよりも高くなるように構成された場合、図2に示すように、突起3cの第2端面3c2の内、基板1の第2基板面1bから突き出る部分にも接着剤11を塗布することが望ましい。このように接着剤11を塗布することによって、突起3cの軸方向における高さHが、基板1の軸方向の厚みTと等しい場合に比べて、突起3cへ接着剤11が塗布される面積が増加する。従って、基板固定部3に対して基板1をより一層強固に固定できる。
また、基板固定部3の端部3aと基板1との間にも接着剤11を設けてもよい。基板固定部3の端部3aと基板1との間に接着剤11を設けることにより、基板固定部3の端部3aと基板1との間に接着剤11を設けない場合に比べて、基板固定部3に対して基板1をより一層強固に固定できる。
また、実施の形態1に係るエンコーダ100では、図2に示される突起3cと基板1の窪み1dとの嵌合構造が3つ用いられているが、エンコーダ100の構成例はこれに限定されない。例えば、3つの嵌合構造の内、2つの嵌合構造を、突起3cの第1端面3c1が窪み1dの周方向の一端に接し、突起3cの第2端面3c2が窪み1dの周方向の他端に接する嵌合構造に置き換えてもよい。このように構成した場合、図2に示される嵌合構造が3つ用いられている場合に比べて、基板1の部品実装面積が広くなり、また基板1上のパターン配線の実装面積を広げることができる。
図3は実施の形態1の第1変形例に係るエンコーダに設けられる基板を示す図である。図4は図3に示すIV−IV矢視断面図である。図3及び図4に示される基板1Aには、窪み1dの代わりに窪み1dAが設けられる。窪み1dAは、窪み1dAを形作る壁面10の周方向における幅が、径方向の内側に向かって段階的に狭くなる形状である。突起3cの第1端面3c1は、窪み1dAの第1位置決め面1d1に接する。突起3cの内側面3c3の一部は、窪み1dAの第2位置決め面1d2に接する。
接着剤11は、面10Aと第2端面3c2との間の隙間a1に設けられ、さらに面10Bと非接触面3c3Aとの間の隙間a2に設けられる。面10Aは、窪み1dAを形作る壁面10の内、突起3cの第2端面3c2と向き合う面である。非接触面3c3Aは、突起3cの内側面3c3の内、窪み1dAの第2位置決め面1d2と接していない面である。面10Bは、窪み1dAを形作る壁面10の内、非接触面3c3Aと向き合う面である。
図3及び図4に示される基板1Aを用いることにより、窪み1dAを形作る壁面10の面積が、図2に示す窪み1dを形作る壁面10の面積よりも広くなるため、基板1Aへの接着剤11の塗布面積が増加して、接着剤11が基板1Aから剥離され難くなる。また、突起3cの内側面3c3の一部にも接着剤11が接触するため、接着剤11が突起3cから剥離され難くなる。従って、基板固定部3に対して基板1Aを、より一層強固に固定できる。
図5は実施の形態1の第2変形例に係るエンコーダに設けられる基板を示す図である。図5に示される基板1Bには窪み1dBが形成される。窪み1dBは、窪み1dBを形作る壁面10の周方向における幅が、径方向の内側に向かって段階的に狭くなる形状である。窪み1dBには、第2位置決め面1d2の周方向の中央に凹部40が形成される。凹部40は、径方向の内側に向かって窪む窪みである。突起3cの第1端面3c1は、窪み1dBの第1位置決め面1d1に接する。突起3cの内側面3c3の一部は、窪み1dBの第2位置決め面1d2に接する。突起3cの第2端面3c2は、第3位置決め面1d3に接する。第3位置決め面1d3は、窪み1dBを形作る壁面10の内、周方向における第1位置決め面1d1とは逆側の面である。接着剤11は、凹部40を形作る壁面40Aと、内側面3c3との間の隙間aに設けられる。
図5に示される基板1Bを用いることにより、窪み1dBの第3位置決め面1d3が、突起3cの第2端面3c2に接するため、基板固定部3に基板1Bが取り付けられた際、基板1Bの時計回り方向及び反時計回り方向への移動が抑制された状態で、凹部40への充填作業を実施できる。従って、基板1Bの周方向への位置ずれを気にすることなく、接着剤11の充填が可能になり、エンコーダ100の組立作業時間が短縮される。
図6は実施の形態1の第3変形例に係るエンコーダに設けられる突起を示す図である。図6に示す突起3cAには、突起3cAの内側面3c3の周方向の中央に、凹部50が形成される。凹部50は、径方向の外側に向かって窪む窪みである。第1端面3c1は、第1位置決め面1d1に接する。突起3cAの内側面3c3は、第2位置決め面1d2に接する。突起3cAの第2端面3c2は、窪み1dの第3位置決め面1d3に接する。接着剤11は、凹部50を形作る壁面50Aと、第2位置決め面1d2との間の隙間aに設けられる。
図6に示される突起3cAを用いることにより、窪み1dの第3位置決め面1d3が、突起3cAの第2端面3c2に接するため、基板固定部3に基板1が取り付けられた際、基板1の時計回り方向及び反時計回り方向への移動が抑制された状態で、凹部50への充填作業を実施できる。従って、基板1の周方向への位置ずれを気にすることなく、接着剤11の充填が可能になり、エンコーダ100の組立作業時間が短縮される。
図7は実施の形態1の第4変形例に係るエンコーダに設けられる突起を示す図である。図7に示す突起3cBは、周方向における幅が、径方向の内側に向かって段階的に狭くなる形状である。突起3cBの第1端面3c1は、窪み1dの第1位置決め面1d1に接する。突起3cBの内側面3c3の一部は、窪み1dの第2位置決め面1d2に接する。
接着剤11は、面10Aと第2端面3c2との間の隙間a1に設けられ、さらに面10Bと非接触面3c3Aとの間の隙間a2に設けられる。面10Aは、窪み1dを形作る壁面10の内、突起3cBの第2端面3c2と向き合う面である。非接触面3c3Aは、突起3cBの内側面3c3の内、窪み1dの第2位置決め面1d2と接していない面である。面10Bは、窪み1dを形作る壁面10の内、非接触面3c3Aと向き合う面である。
図7に示される突起3cBを用いることにより、突起3cBへの接着剤11の接触面積が、図2に示す突起3cへの接着剤11の接触面積よりも広くなるため、接着剤11が突起3cBから剥離され難くなる。従って、基板固定部3に対して基板1を、より一層強固に固定できる。
図8は図2に示す基板と3つの突起との嵌め合い構造の変形例を示す図である。図8に示されるエンコーダ100では、3つの突起の内の第1突起3c−1の第1端面3c1は、3つの窪みの内、第1突起3c−1に対応する第1窪み1d−1の第1位置決め面1d1に接する。また図8に示されるエンコーダ100では、3つの突起の内の第2突起3c−2の第2端面3c2は、3つの窪みの内、第2突起3c−2に対応する第2窪み1d−2の第3位置決め面1d3に接する。また図8に示されるエンコーダ100では、3つの突起の内の第3突起3c−3の第1端面3c1及び第2端面3c2のそれぞれと向き合う位置に接着剤11が設けられる。
図8に示されるエンコーダ100によれば、第1突起3c−1及び第2突起3c−2によって、基板1の時計回り方向及び反時計回り方向への移動が抑制された状態で、接着剤11の充填作業を実施できる。従って、基板1の周方向への位置ずれを気にすることなく、接着剤11の充填が可能になり、エンコーダ100の組立作業時間が短縮される。
図9は図2に示す突起の変形例を示す図である。図9に示す突起300には、軸方向の先端部に傾斜面70が形成されている。傾斜面70は、基板1の基板外周部1cを基板固定部3の径方向中心に向けて案内する機能を有する。傾斜面70を設けることによって、3つの突起3cで囲まれる空間に基板1が挿入されるとき、突起3cの先端部に基板1が引っ掛かり難くなり、エンコーダ100の組立作業が容易化される。
実施の形態2.
図10は実施の形態2に係るサーボモータの外観図である。図10に示すサーボモータ200は、例えばマシニングセンタ、NC旋盤、レ−ザ加工機、放電加工機などの工作機械に用いられるモータである。サーボモータ200は、モータ150と実施の形態1に係るエンコーダ100とを備える。モータ150は、ケース301と、ケース301の端部に設けられるブラケット8と、ケース301の内部に設けられ不図示のロータと、ロータに設けられるシャフト302とを備える。サーボモータ200では、実施の形態1のエンコーダ100が用いられるため、基板固定部3及び基板1の直径が小さくなり、それに伴ってカバー5の直径が小さくなるため、サーボモータ200全体の更なる小型化を図ることができる。
なお、本実施の形態では、基板1への突起3cの固定部材として接着剤11が利用されているが、固定部材は、基板1に突起3cを固定できる部材であれば、接着剤11に限定されず、例えば熱によって粘性が大きく変化する半田でもよいし、外力が加わると形状が変化するばね、ゴムなどの弾性体でもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1A,1B 基板、1a 第1基板面、1b 第2基板面、1c 基板外周部、1d,1dA,1dB 窪み、1d1 第1位置決め面、1d2 第2位置決め面、1d3 第3位置決め面、2 電子部品、3 基板固定部、3a 端部、3b 外周部、3c,3cA,3cB,300 突起、3c−1 第1突起、3c−2 第2突起、3c−3 第3突起、3c1 第1端面、3c2 第2端面、3c3 内側面、3c3A 非接触面、3c4 先端部、5 カバー、5a 底部、5b 円筒部、7 ねじ、8 ブラケット、10,40A,50A 壁面、10A 面、11 接着剤、31 角部、40,50 凹部、70 傾斜面、100 エンコーダ、150,200 サーボモータ、301 ケース、302 シャフト、a,a1,a2 隙間。

Claims (11)

  1. 円筒形状の基板固定部と、
    前記基板固定部の軸方向の端部と前記基板固定部の外周部とが成す角部に設けられ、前記角部から前記軸方向に伸びる突起と、
    前記端部に接する基板面と、前記基板面を取り囲む基板外周部に形成され、前記基板外周部から前記基板固定部の径方向の内側に向かって窪んで前記突起が嵌まる窪みとを有する基板と、
    前記突起と前記窪みとの間に形成される隙間に設けられる固定部材と、
    を備え、
    前記窪みを形作る壁面は、
    前記基板固定部の周方向における前記突起の第1端面と、前記第1端面とは逆側の第2端面との何れか一方に接して、前記基板の前記周方向の位置を決める第1位置決め面と、
    前記径方向における前記突起の内側面に接して、前記基板の前記径方向の位置を決める第2位置決め面と、
    を備えることを特徴とするエンコーダ。
  2. 前記第1端面は、前記第1位置決め面に接し、
    前記隙間は、前記第2端面と、前記窪みを形作る壁面の内、前記第2端面と向き合う面との間に形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンコーダ。
  3. 前記窪みは、前記窪みを形作る壁面の前記周方向における幅が、前記径方向の内側に向かって段階的に狭くなる形状であり、
    前記隙間は、
    前記第2端面と、前記窪みを形作る壁面の内、前記第2端面と向き合う面との間に形成されると共に、
    前記内側面の内、前記第2位置決め面と接していない非接触面と、前記窪みを形作る壁面の内、前記非接触面と向き合う面との間に形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンコーダ。
  4. 前記第2位置決め面には、前記径方向の内側に向かって窪む凹部が形成され、
    前記第2端面は、前記窪みを形作る壁面の内、前記周方向における前記第1位置決め面とは逆側に設けられる第3位置決め面に接し、
    前記隙間は、前記凹部を形作る壁面と、前記内側面との間に形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンコーダ。
  5. 前記内側面には、前記径方向の外側に向かって窪む凹部が形成され、
    前記第2端面は、前記窪みを形作る壁面の内、前記周方向における前記第1位置決め面とは逆側に設けられる第3位置決め面に接し、
    前記隙間は、前記凹部を形作る壁面と、前記第2位置決め面との間に形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンコーダ。
  6. 前記突起は、前記周方向における幅が、前記径方向の内側に向かって段階的に狭くなる形状であり、
    前記隙間は、
    前記第2端面と、前記窪みを形作る壁面の内、前記第2端面と向き合う面との間に形成されると共に、
    前記内側面の内、前記第2位置決め面と接していない非接触面と、前記窪みを形作る壁面の内、前記非接触面と向き合う面との間に形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンコーダ。
  7. 前記基板固定部には、前記突起が3つ設けられ、
    3つの前記突起は、前記周方向に互いに離れて配列され、
    前記基板には、3つの前記突起に対応する前記窪みが3つ設けられ、
    3つの前記窪みは、前記周方向に互いに離れて配列される
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載のエンコーダ。
  8. 3つの前記突起の内の第1突起の前記第1端面は、
    3つの前記窪みの内、前記第1突起に対応する第1窪みの前記第1位置決め面に接し、
    3つの前記突起の内の第2突起の前記第2端面は、
    3つの前記窪みの内、前記第2突起に対応する第2窪みの前記第1位置決め面とは逆側に設けられる第3位置決め面に接する
    ことを特徴とする請求項7に記載のエンコーダ。
  9. 前記突起の前記軸方向の先端部には、前記基板の外周部を前記基板固定部の径方向中心に向けて案内する傾斜面が形成されることを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載のエンコーダ。
  10. 円筒形状の基板固定部と、
    前記基板固定部の軸方向の端部と前記基板固定部の外周部とが成す角部に設けられ、前記角部から前記軸方向に伸びる突起と、
    前記端部に接する基板面と、前記基板面を取り囲む基板外周部に形成され、前記基板外周部から前記基板固定部の径方向の内側に向かって窪んで前記突起が嵌まる窪みとを有する基板と、
    前記突起と前記窪みとの間に形成される隙間に設けられる固定部材と、
    を備え、
    前記窪みを形作る壁面は、
    前記基板固定部の周方向における前記突起の第1端面と、前記第1端面とは逆側の第2端面との何れか一方に接する第1位置決め面と、
    前記径方向における前記突起の内側面に接する第2位置決め面と、
    を備えることを特徴とするエンコーダ。
  11. 請求項1から10の何れか一項に記載のエンコーダと、モータとを備えることを特徴とするサーボモータ。
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