JP6492592B2 - 電子レンジ用包装袋 - Google Patents

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Description

本発明は、電子レンジ用包装袋に関する。
従来、フィルム製の電子レンジ用包装袋において、加熱による内部の蒸気圧上昇により、自動的にフィルムを部分的に剥離させて蒸気を抜く技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図6(a)は、特許文献1の従来の蒸気抜きシール部を模式的に示す平面図、(b)は(a)のC部拡大図、(c)は(b)に示される蒸気抜きシール部が剥離した状態を示す図である。なお、図6において、ドット模様は密封された状態(熱溶着されている状態)を示す。
図6(a)に示される蒸気抜きシール部100は、包装袋本体(図示省略)に形成したフラップ101に設けられる。図6(b)に示すように、蒸気抜きシール部100の外側輪郭線102は、一対の傾斜部102aと、一対の傾斜部102aの先端を結ぶ直線部102bとにより構成される。蒸気抜きシール部100の内側輪郭線103は、一対の傾斜部103aと、一対の傾斜部103aの先端を結ぶ直線部103bとにより構成される。
包装袋本体に収容された内容物が電子レンジで加熱されて蒸気圧が上昇すると、内側輪郭線103の直線部103bに力が集中的に加わるため、内側輪郭線103の直線部103bからシールの剥離が始まり、この剥離は、外側輪郭線102の直線部102bを超えたときに停止する。その結果、外側輪郭線102の直線部102bの長さL4に応じた幅の蒸気口105(図6(c)参照)が開口し、この蒸気口105を介して蒸気が外部に抜ける。
ところで、電子レンジ用包装袋には、沸点が100℃以上(例えば、120〜130℃)のあんかけなどの食品を内容物として用いる場合がある。この場合、加熱時に蒸気圧が高まりにくいため、従来の蒸気口105の開口幅では十分に蒸気を排出することが困難であり、当該内容物の温度が高温のままで利用者が開封することとなる。
国際公開第2013/100060号
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、内容物の沸点が高い場合であっても、蒸気を良好に排出可能な電子レンジ用包装袋を提供することにある。
このような目的を達成するため、本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明は、電子レンジ用包装袋であって、1以上のフィルムの周縁部同士を熱溶着して袋状に形成された本体と、前記本体の第1方向の中央部よりも外側に偏った位置に前記本体の第2方向の幅にわたって設けられ、前記1以上のフィルムの一部によって合掌状に形成されたフラップと、を備え、前記フラップがその内部に所定の幅をもつシール部を有し、前記シール部が、蒸気抜きシール部と、前記蒸気抜きシール部から前記本体の前記第2方向の両端部まで延在する帯状シール部とを含み、前記蒸気抜きシール部が、前記本体の前記中央部側に突出するように設けられ、前記帯状シール部から連続し先端部が切欠けられた第1のV字部と、前記第1のV字部の両斜辺から異なる角度で連続する第2のV字部とから構成される異形V字形状に形成されたことを特徴とする。
(2)本発明は、上記(1)の構成において、前記第1のV字部が鋭角の仮想先端部を有し、かつ、前記第2のV字部が鈍角の先端部を有することを特徴とする。
(3)本発明は、上記(1)又は(2)の構成において、前記第2のV字部が、鈍角平角の内側輪郭線を有し、前記第1のV字部と連続する位置において、他の部位よりも狭い幅を有することを特徴とする。
(4)本発明は、上記(3)の構成において、前記第2のV字部が、前記内側輪郭線の直線部と平行な平角の外側輪郭線を有し、前記外側輪郭線が、前記内側輪郭線の直線部よりも長く形成されることを特徴とする。
本発明によれば、内容物の沸点が高い場合であっても、蒸気を良好に排出可能な電子レンジ用包装袋を提供することができる。
本発明の実施形態に係る電子レンジ用包装袋の斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 (a)は実施形態に係る蒸気抜きシール部を模式的に示す平面図、(b)は(a)のB部拡大図、(c)は(b)に示される蒸気抜きシール部が剥離した状態を示す図である。 電子レンジ用包装袋の作用説明図である。 電子レンジ用包装袋の他の例を説明する図であり、図2に対応して描いた図である。 (a)は従来の蒸気抜きシール部を模式的に示す平面図、(b)は(a)のC部拡大図、(c)は(b)に示される蒸気抜きシール部が剥離した状態を示す図である。
(実施形態)
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する。)について詳細に説明する。実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(電子レンジ用包装袋の全体構成)
まず、実施形態に係る電子レンジ用包装袋10の全体構成を図1、図2に基づいて説明する。
図1に示すように、電子レンジ用包装袋10は、1以上のフィルム(この例では、矩形の表側の第1フィルム11及び矩形の裏側の第2フィルム12)の周縁部同士を熱溶着して袋状に形成した本体20を備える。
第1フィルム11及び第2フィルム12の構成材料としては、フィルム同士が熱溶着可能な材料であれば、任意であり、例えば、通常の包装袋に用いられるヒートシ一ル性を有するプラスチックフィルムが適用可能である。プラスチックフィルムとしては、例えば、ヒートシール性を有する熱可塑性樹脂からなる単層のフィルムや、シート類、ヒートシール性を有する熱可塑性樹脂を他の熱可塑性樹脂等と積層した多層フィルムなどが挙げられる。また、ヒートシール性の良好な材料としては、例えば、公知の低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレン一エチレン共重合体、エチレン一酢酸ビニル共重合体、エチレン系不飽和カルボン酸あるいはその無水物でグラフト変性されたオレフィン樹脂等のオレフィン系樹脂、比較的低融点あるいは低軟化点のポリアミドあるいはコポリアミド樹脂、ポリエステルあるいはコポリエステル樹脂、ポリカーボネイト樹脂などが挙げられる。また、積層する他のプラスチック材料としては、各種バリアフイルムを使用することができる。なお、積層フィルムを用いる場合は、融点の低い樹脂などヒートシ一ル性の良好な熱可塑性樹脂層同士を内面側にして熱溶着することが好ましい。
本体20は、内容物の充填時に底部となるエンドシール部13と、内容物の充填時に上方側に向く熱溶着されていない開口部15と、第1フィルム11及び第2フィルム12の側辺部同士を熱溶着してなる左右のサイドシール部16と、を備える。また、電子レンジ用包装袋10は、第1フィルム11及び第2フィルム12の間に形成され左右のサイドシール部16及びエンドシール部13に囲われる空間であって内容物を収容可能な収容部17を備える。電子レンジ用包装袋10では、開口部15を上方側に向けた状態で、内容物を開口部15から収容部17に充填した後、開口部15を熱溶着して密閉する。なお、第1フィルム11及び第2フィルム12には、商品に関する画像や文字などを表示した各種の表示部21を印刷することができる。
図2に示すように、2枚のフィルムのうち一方のフィルム(ここでは、第1フィルム11)は、左右のサイドシール部16の間に形成されるフラップ18を有する。
このフラップ18は、サイドシール部16の延在方向(本発明にいう「第1方向」に相当)の中央部よりも外側(エンドシール部13側)に偏った位置に、エンドシール部13の延在方向(本発明にいう「第2方向」に相当)の全幅にわたって設けられる。フラップ18は、1以上のフィルムの一部(ここでは、第1フィルム11の一部)によって合掌状に形成されており、折り重なる一対の平面部18aと、一対の平面部18aの上辺部同士を連結する折り返し部18bと、一対の平面部18aの下辺部に形成され収容部17に連通する連通部18cとを有する。フラップ18の長さh(折り返し部18bから連通部18cまでの距離に相当)は、適宜設定可能である。
図1に戻る。図1に示すように、フラップ18は、その内部に所定の幅をもつシール部を有する。このシール部は、一対の平面部18aの左右の側辺部同士を熱溶着してなる左右の側辺シール部18dと、電子レンジ用包装袋10が加熱されたときに剥離可能な蒸気抜きシール部18eと、蒸気抜きシール部18eから左右の側辺シール部18dまで延在する帯状シール部18fとを含む。さらに、フラップ18は、蒸気抜きシール部18eと折り返し部18bの間に設けられ、収容部17における蒸気圧の上昇より蒸気抜きシール部18eが剥離したときに蒸気抜きシール部18eからの蒸気をフラップ18の内部から外部に逃がす切り込み18gを有する。図1では、切り込み18gの一例として、蒸気抜きシール部18eに沿って形成される半円状の切り込み18gを示している。そして、平面部18aの左右の側辺部に位置する折り返し部18bの左右両端部には、平面部18aの側辺部同士が熱溶着されない部分であって、収容部17からの蒸気をフラップ18の内部から外部に逃がす未シール部23aが形成される。
(帯状シール部18f、蒸気抜きシール部18eの構成)
次に、帯状シール部18f及び蒸気抜きシール部18eの構成を図3に基づいて説明する。図3(a)は帯状シール部18f及び蒸気抜きシール部18eを模式的に示す平面図、(b)は(a)のB部拡大図、(c)は(b)に示される蒸気抜きシール部が剥離した状態を示す図である。なお、ドット模様は、一対の平面部18aが熱溶着されている状態を示す。
図3(a)に示すように、帯状シール部18fは、テーパ状に形成されており、蒸気抜きシール部18eの開始点P1からフラップ18の左右の端部に向かってシール幅が徐々に広がるように形成される(シール幅r1<シール幅r2)。蒸気抜きシール部18eは、本体20の中央部側に突出するように設けられており、第1のV字部30及び第2のV字部40によって構成される異形V字形状に形成される。
図3(b)に示すように、第1のV字部30は、帯状シール部18fから連続し先端部が切欠けられた形状に形成され、一対の斜辺31と、両斜辺31の内側輪郭線32を延長した鋭角の仮想先端部35とを有する。
第2のV字部40は、第1のV字部30の一対の斜辺31から異なる角度で連続する部分であり、鈍角平角の内側輪郭線41及び平角の外側輪郭線42を有する。第2のV字部40の内側輪郭線41は、一対の斜辺31の内側輪郭線32と連なる一対の傾斜部41aと、一対の傾斜部41aの先端同士を結ぶ直線部41bとからなり、第2のV字部40は、一対の傾斜部41aを延長した鈍角の仮想先端部43(本発明にいう「鈍角の先端部」の一例)を有する。第2のV字部40の外側輪郭線42は、直線部41bと平行に形成される直線部42aからなる。この直線部42aは、一対の斜辺31の外側輪郭線33の先端同士を結ぶ。
さらに、第2のV字部40は、第1のV字部30と連続する位置(以下、「連続する位置P2」と称する)において、他の部位よりも狭いシール幅r4を有する。
帯状シール部18f、蒸気抜きシール部18eの各部の寸法を例示する。例えば、蒸気抜きシール部18eと帯状シール部18fを合わせたシール部の長さL1は、50mm以上400mm以下に設定される。この場合、第1のV字部30の開き角θ1は60°以上150°以下、第2のV字部40の開き角θ2は90°以上170°以下が好適である。また、帯状シール部18fのシール幅r1は、フラップ18の長さhや後述するシール幅r6を考慮し、5mm以上に設定される。シール幅r2は10mm以上20mm以下が好適である。また、第1のV字部30のシール幅r3は2mm以上5mm以下、連続する位置P2におけるシール幅r4は、蒸気口形成や開封に対し直接力が加わる部分ではないが、設計上最低減の厚みは持たせる必要があり、0.5mm以上が好適である。また、直線部41bにおける第2のV字部40のシール幅r5は、シール幅r3と同等レベルであり、2mm以上5mm以下が好適である。また、蒸気口先端高さr6は、シール幅r2よりも小さく設定することが好適である。
第2のV字部40の内側輪郭線41の直線部41bの長さL2は、1mm以上6mm以下が好適である。また、第2のV字部40の外側輪郭線42(直線部42a)の長さL3は、直線部41bの長さL2よりも大きく設定される。また、この外側輪郭線42の長さL3は、従来の直線部102bの一般的な長さL4(図6(b)参照)が3mm程度であるのに対し、5mm以上20mm以下に設定される。
次に、蒸気抜きシール部18eの好適なシール強度について述べる。外側輪郭線42の長さL3が大きいほど、蒸気抜きシール部18eを剥離(破壊)させるために必要な蒸気圧も高くなる。このため、蒸気抜きシール部18eにおけるヒートシール強度は、外側輪郭線42の長さL3に応じて適切な大きさに設定する必要がある。本実施形態では、外側輪郭線42の長さL3を比較的長く設定することから、蒸気抜きシール部18eにおけるヒートシール強度(JIS Z0238に準拠)を通常よりも低く(例えば、5(N/15mm幅)以上40(N/15mm幅)以下)に設定して、蒸気抜きシール部18eを蒸気圧によって円滑に剥離させる。
(電子レンジ用包装袋の作用)
電子レンジ用包装袋10の作用を図3(c)、図4に基づいて説明する。電子レンジ用包装袋10では、電子レンジで内容物の水分が加熱されて収容部17の蒸気圧が上昇すると、収容部17が膨張する。
これにより、図3(c)に示すように、第2のV字部40における内側輪郭線41の直線部41bに力が集中的に加わるため、内側輪郭線41の直線部41bから蒸気抜きシール部18eの剥離が始まり、内側輪郭線41から外側輪郭線42に向かって第2のV字部40が剥離する。この蒸気抜きシール部18eにおける剥離が外側輪郭線42を超えると、蒸気が抜けるが、連続する位置P2付近から残圧でさらに左右に開いていく。そして、シール幅が急激に広くなりつつ、収容部17の内圧とのバランスがとれた位置において剥離が停止する。すなわち、蒸気抜きシール部18eでは、第1のV字部30は、ほとんど剥離されず(残存し)、蒸気口51を開口させるための補助部分として機能し、第2のV字部40は、完全に剥離され、蒸気口51を形成する部分として機能する。その結果、外側輪郭線42の長さL3に応じて広く開口した蒸気口51が得られる。
そして、図4に示すように、収容部17から蒸気口51を通じて抜けた蒸気は、切り込み18g及び未シール部23aを介してフラップ18の内部から外部に排出される。
(実施形態の効果)
以上、説明した実施形態の効果について述べる。本実施形態によれば、内容物の沸点が高く、蒸気圧が高まりにくい場合であっても、蒸気抜きシール部18eを円滑に剥離させ、広く開口した蒸気口51から蒸気を良好に排出可能な電子レンジ用包装袋10を提供することができる。
(電子レンジ用包装袋の他の例)
次に、電子レンジ用包装袋の他の例を図5に基づいて説明する。前述した電子レンジ用包装袋10(図1参照)では、第1フィルム11の一部を合掌状に折り曲げて形成したフラップ18(図1参照)を例示したが、フラップの構成は任意に変更可能である。
例えば、図5に示すように、電子レンジ用包装袋60では、複数(この例では、2枚)のフィルム61,62で第1フィルム11(図1参照)に相当する表側のフィルムを構成し、これら2枚のフィルム61,62を部分的に重ねて合掌状に貼り合させることにより、フラップ63を形成する。そして、このようなフラップ63に異形V字形状の蒸気抜きシール部18e(図3参照)を設ける。この場合、未シール部23a(図4参照)及び切り込み18g(図4参照)は必ずしも必要なく、蒸気口51(図3参照)からの蒸気は、フラップ63における2枚のフィルム61,62の開放した端部65を介してフラップ63の内部から外部に排出することができる。
このように構成される電子レンジ用包装袋60においても、前述した電子レンジ用包装袋10(図2参照)と同様に、内容物の沸点が高く、蒸気圧が高まりにくい場合であっても、蒸気抜きシール部18eを円滑に剥離させ、広く開口した蒸気口51から蒸気を良好に排出することができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 電子レンジ用包装袋
11 第1フィルム
12 第2フィルム
18 フラップ
20 本体
30 第1のV字部
31 斜辺
32 斜辺の内側輪郭線
33 斜辺の外側輪郭線
35 仮想先端部
40 第2のV字部
41 内側輪郭線
41a 傾斜部
41b 直線部
42 外側輪郭線
42a 直線部
43 仮想先端部
51 蒸気口
60 電子レンジ用包装袋
61 フィルム
62 フィルム
63 フラップ
P2 連続する位置
L2 内側輪郭線の直線部の長さ
L3 外側輪郭線の長さ

Claims (4)

  1. 電子レンジ用包装袋であって、
    1以上のフィルムの周縁部同士を熱溶着して袋状に形成された本体と、
    前記本体の第2方向の幅にわたって設けられ、前記1以上のフィルムの一部によって合掌状に形成されたフラップと、を備え、
    前記フラップがその内部に所定の幅をもつシール部を有し、
    前記シール部が、蒸気抜きシール部と、前記蒸気抜きシール部から前記本体の前記第2方向の両端部まで延在する帯状シール部とを含み、
    前記蒸気抜きシール部が、前記本体の中央部側に突出するように設けられ、前記帯状シール部から連続し先端部が切欠けられた第1のV字部と、前記第1のV字部の両斜辺から異なる角度で連続する第2のV字部とから構成される異形V字形状に形成され
    前記第1のV字部の開き角が前記第2のV字部の開き角より小さいことを特徴とする電子レンジ用包装袋。
  2. 前記第1のV字部が鋭角の仮想先端部を有し、かつ、前記第2のV字部が鈍角の仮想先端部を有することを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ用包装袋。
  3. 前記第2のV字部が、前記第2のV字部の開き角を規定する一対の傾斜部と前記一対の傾斜部の先端同士を結ぶ直線部とからなる内側輪郭線を有し、前記一対の傾斜部と前記第1のV字部の両斜辺とが交差する位置において、他の部位よりも狭い幅を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子レンジ用包装袋。
  4. 前記第2のV字部が、前記内側輪郭線の直線部と平行な平角の外側輪郭線を有し、
    前記外側輪郭線が、前記内側輪郭線の直線部よりも長く形成されることを特徴とする請求項3に記載の電子レンジ用包装袋。
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