JP6488585B2 - 車両用制御装置 - Google Patents

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本発明は、車載モータを制御する車両用制御装置に関する。
ヘッドランプの光軸調整用アクチュエータ又はシャッター等の動力源には主としてモータが用いられる。これらのモータが作動中に、ヘッドランプ又はシャッター等の被駆動部材が異物等に接触すると、動力源であるモータの動作が妨げられ、意図通りの制御が困難になる。また、モータが作動していない場合であっても、被駆動部材であるシャッターがこじ開けられた場合、又はヘッドランプの光軸が外力により曲げられた場合には、モータの出力軸の実際の位置と、モータを制御する指令信号が示す出力軸の位置とに差異が生じ、意図通りの制御が困難になる。
特許文献1には、モータの出力軸と同期して回転する巻軸にトルクセンサを設け、トルクセンサが検知した巻軸のトルクの変化から、シャッター等の被駆動部材に外力が作用していることを検知する開閉装置の発明が開示されている。
特開2004−232385号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の開閉装置は、巻軸のトルクの変化によって、シャッターに外力が作用したことを検知できるが、外力の作用で巻軸の実際の位置が、指令信号の位置とどの程度ずれたのかを明らかにすることができないという問題点があった。また、巻軸のトルクの変化に基づく判定では、シャッター等の被駆動部材に外力が作用した場合の巻軸のトルクの変化と、モータに何らかの異常が発生した場合の巻軸のトルクの変化とを明確に区別できないという問題点もあった。
一般に、出力軸の位置の遷移の検知には、ホールIC等の回転を検知するセンサが用いられる。例えば、ホールICが検知したモータの出力軸の実際の位置と、指令信号が示す出力軸の位置とを比較し、両者に差異が生じた場合に、何らかの異常が発生したと判定することができる。また、ホールICによって検知した出力軸の実際の位置と、指令信号が示す出力軸の位置との差を算出することで、モータの出力軸の実際の位置が、指令信号が示す出力軸の位置からどの程度ずれたのかを明らかにすることができる。
しかしながら、ホールICによって検知した出力軸の実際の位置と指令信号が示す出力軸の位置との差は、モータ自体の動作の異常によって生じたものなのか、モータの出力軸に外力が作用した結果生じたものなのかを区別できないという問題点があった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、モータの動作の異常又はモータの出力軸に外力が作用した場合の異常を各々判別して検知できる車両用制御装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1記載の車両用制御装置は、減速部を介した出力軸の回転により、被駆動部材を駆動するモータと、前記出力軸の端部に設けられたセンサマグネットの前記出力軸の回転に応じた磁界の変化から前記出力軸の回転角度を検知する回転角度検知部と、上位制御装置からの指令信号に基づいた制御により前記モータが回転を停止した際の前記回転角度検知部が検知した前記出力軸の回転角度を記憶する記憶部と、前記上位制御装置からの回転角度の指令信号に基づいて前記モータの回転角度を制御すると共に、前記モータの回転中に、前記回転角度の指令信号が示す位置と前記回転角度検知部が検知した回転角度との相違が所定範囲を超えた場合に前記モータの異常と判定し、前記モータが停止中に前記回転角度検知部が検知した現在の回転角度と前記記憶部に記憶された回転角度との相違が所定範囲を超えた場合に外力の作用による前記出力軸の異常と判定する制御部と、を含む。
この車両用制御装置によれば、制御部は、モータが作動中の場合は、指令信号が示す出力軸の回転角度と回転角度検知部が検知した出力軸の回転角度との相違が所定範囲を超えた場合にモータが異常と判定する。さらに、制御部は、モータが停止中の場合には、記憶部に記憶されている回転角度と回転角度検知部が検知した出力軸の回転角度との相違が所定範囲を超えた場合に外力の作用による出力軸の異常と判定する。その結果、モータの動作の異常又はモータの出力軸に外力が作用した場合の異常を各々判別して検知できる。
請求項2記載の車両用制御装置は、請求項1記載の車両用制御装置において、前記制御部は、判定した結果を前記上位制御装置に出力する。
この車両用制御装置によれば、モータの動作の異常又はモータの出力軸に外力が作用した場合の異常を各々判別して上位制御装置に出力することにより、当該モータを用いた製品の異常な動作の原因究明に資することができる。
請求項3記載の車両用制御装置は、請求項1又は2記載の車両用制御装置において、前記回転角度検知部はホール素子及びシュミットトリガを有するホールICであり、前記ホール素子は前記出力軸に設けられた永久磁石の前記出力軸の回転角度に応じて変化する磁界を検知し該磁界の変化に応じた信号を出力し、前記シュミットトリガを含む回路は前記ホール素子が出力したアナログ信号をデジタル信号に変換する。
この車両用制御装置によれば、モータの動作の異常又はモータの出力軸に外力が作用した場合の異常を各々判別するために検知する出力軸の回転角度を、汎用部品であるホールICを用いて検知することができる。
本発明の実施の形態に係る車両用制御装置の構成の一例を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係るモータのホールICの位置を示す概略図である。 図2に示されたA−A線に沿ってモータを切断した断面を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る車両用制御装置の回転角度検知部の回路構成の一例を示した概略図である。 本発明の実施の形態に係る車両用制御装置の回転角度検知部が出力したホールIC信号の一例を示したグラフである。 本発明の実施の形態に係る車両用制御装置の制御の一例を示したフローチャートである。
図1は、本実施の形態に係る車両用制御装置10の構成の一例を示す概略図である。車両用制御装置10は、被駆動部材50を出力軸36の回転力で駆動するモータ18を制御する装置である。図1に示した被駆動部材50は、一例として車両のヘッドランプであり、モータ18は、モータ制御回路20の制御に基づいて回転し、ヘッドランプの光軸を調整する。
本実施の形態に係る車両用制御装置10は、モータ18を制御するモータ制御回路20と、モータ18の出力軸36の回転角度を検知する回転角度検知部40とを含んでいる。モータ制御回路20は、車両の主ECU(Electronic Control Unit)等の上位ECUから受信した指令信号に基づいてモータ18が回転するように、ドライバ回路28を制御するマイクロコンピュータ26を含む。マイクロコンピュータ26には、電源である車載のバッテリの略12Vの電力を5Vに調整する5Vレギュレータ24が接続されており、マイクロコンピュータ26は、5Vレギュレータ24を介して供給された電力によって動作する。
ドライバ回路28は、モータ18を作動させるための電圧(電流)をPWM(Pulse Width Modulation)制御によって生成してモータ18に供給する。モータ18がブラシレスDCモータであれば、ドライバ回路28は、スイッチング素子に電界効果トランジスタ(MOSFET)を使用した三相インバータ回路を含み、マイクロコンピュータ26の制御によって、所定のデューティ比の電圧を出力する。
回転角度検知部40のホールIC42は、5Vレギュレータ24を介して供給された電力で動作して出力軸36と同軸に設けられたセンサマグネット68の磁界を検出し、検出した磁界の変化に応じた信号をマイクロコンピュータ26に出力する。マイクロコンピュータ26は、検出された磁界に基づいて出力軸36の回転角度を算出すると共に、算出した回転角度と、上位ECUから受信した指令信号の回転角度の指令値とを比較し、比較した結果を上位ECUに状態返信として送信する。
本実施の形態では、マイクロコンピュータ26は、前回のモータ18の作動時にホールIC42が出力した信号に基づいて算出した回転角度の値を記憶した前回値格納RAM(Random Access Memory)26Aを含む。前回値格納RAM26Aが記憶する回転角度の値は、例えば、上位ECUからの指令信号に基づいたマイクロコンピュータ26の制御により、前回のモータ18の作動時においてモータ18が作動を停止した時にホールIC42が検知した回転角度である。本実施の形態では、マイクロコンピュータ26は、モータ18が作動していない場合に、ホールIC42で検知した回転角度と、前回値格納RAM26Aに記憶されている回転角度と、を比較し、両者に差異がある場合に、被駆動部材50であるヘッドランプに何らかの外力が作用して、ヘッドランプの光軸が変化したと判定する。ホールIC42で検知した回転角度と、前回値格納RAM26Aに記憶されている回転角度とに差異がある場合とは、両者の相違が所定範囲を超えた場合である。また、ホールIC42で検知した回転角度と、前回値格納RAM26Aに記憶されている回転角度の相違は、前回値格納RAM26Aに記憶されている回転角度とホールIC42で検知した回転角度との差、又は比である。
なお、前回値格納RAM26Aは、モータ18が作動を停止した時にホールIC42が検知した出力軸36の回転角度を記憶する際に、以前に記憶した回転角度の情報を、新たな回転角度の情報で上書き保存してもよい。
図2は、本実施の形態に係るモータ18のホールIC42の位置を示す概略図である。図2に示したように、モータ18は、永久磁石で構成されたロータ88の周方向に回転磁界を発生させるコイル86が隣接している。ロータ88から延びるロータシャフト88Aの端部にはウォーム22Aが形成され、ウォーム22Aは、出力軸36と一体に形成されたウォームホイール22Bと噛み合っている。本実施の形態では、ウォーム22Aとウォームホイール22Bとで、減速機構22を構成する。出力軸36の一端にはセンサマグネット68が取り付けられており、センサマグネット68に対向してホールIC42が設けられている。
図3は、図2に示されたA−A線に沿ってモータ18を切断した断面を示す断面図である。ウォーム22Aは、ロータシャフト88Aの軸方向に沿って螺旋状に形成されている。また、ウォームホイール22Bは、円盤状に形成されていると共に、その周方向に沿って平歯状の歯溝が形成されている。ウォーム22Aの螺旋状の歯溝とウォームホイール22Bの歯溝とが噛み合うことによって、ロータ88の回転を所定の減速比で減速して出力軸36に伝達することが可能となっている。なお、出力軸36の端部に相当するウォームホイール22Bの底面中心にはセンサマグネット68が取り付けられている。
上部ハウジング78A内の減速機構22の直下には、本実施の形態に係る車両用制御装置10の基板76が設けられている。基板76は、下部ハウジング78Bによって覆われることにより保護され、基板76には、モータ制御回路20を構成する素子等が実装されている。また、基板76において、出力軸36の端部に設けられたセンサマグネット68に対向する部分には、出力軸36の回転に従って変化するセンサマグネット68の磁界を検知し、当該磁界の変化を示す信号を出力するホールIC42が実装されている。
図4は、本実施の形態に係る車両用制御装置10の回転角度検知部40の回路構成の一例を示した概略図である。本実施の形態に係る回転角度検知部40は、磁界の変化をホールIC42が検出したことによる回転角度検知部40の回路の電流Iの変化を、磁気検出の信号としている。回路全体の電流Iは、シャント抵抗R1と増幅器60とによって検出される。
ホールIC42は、シャント抵抗R1を介して図1に示した5Vレギュレータ24からの電源電圧(Vcc)が電源端子42Aに印加されると共に、接地端子42Dは接地されている。ホールIC42は、電源端子42Aに、電圧Vccが印加されているときに磁界を検出すると、いわゆるホール効果により、印加されている電圧Vcc及び磁界とは直交する方向に起電力が生じるホール素子を含んでいる。また、ホールIC42は、磁界の検出によってホール素子に生じた起電力の変化をシュミットトリガ等(図示せず)の回路によってデジタル信号化して、出力端子42Bと出力端子42Cとの間でハイレベル又はローレベルとして示される電位差として出力する。ホールIC42の出力段は、NPN型のバイポーラトランジスタになっており、当該バイポーラトランジスタのコレクタは前述の出力端子42Cであり、同ベースにはホール素子及びシュミットトリガを含む回路が接続され、同エミッタは接地されている。
ホールIC42の出力端子42Bには抵抗R2の一端が接続されている。そして、抵抗R2の他端は電源端子42Aに接続されている。また、コンデンサC1の一端は電源端子42Aに接続され、他端は接地されている。コンデンサC1は、Vccから過電圧が出力端子42Bに印加されるおそれがある場合に、過電圧を蓄えて接地領域に逃がすための素子である。回路の過電圧が問題にならない場合は、コンデンサC1を省略してもよい。
本実施の形態では、ホール素子が磁界を検出したことで出力端子42B,42Cの電位が変化すると、回転角度検知部40の回路全体の電流Iが変化する。例えば、出力端子42B,42Cの電位がローレベルの場合、Vccから電流がホールIC42の出力端子42Bに流れやすくなり、電流Iは大きくなる。また、出力端子42B,42Cの電位がハイレベルの場合、Vccから電流がホールIC42の出力端子42Bに流れにくくなり、電流Iは小さくなる。本実施の形態では、かかる電流Iの変化をシャント抵抗R1及び増幅器60で検出する。
図5は、本実施の形態に係る車両用制御装置10の回転角度検知部40が出力したホールIC信号の一例を示したグラフである。本実施の形態で用いたホールICは、前述のように、アナログ信号をデジタル信号に変換するシュミットトリガ等の回路を備えているので、回転角度検知部40が出力する信号は、横軸に示した出力軸の位置(回転角度)に応じてハイレベルとローレベルとに変化する矩形波となる。
なお、回転角度検知部40が、図4に示したように、回路の電流値の変化を出力するタイプであれば、図5に示したホールIC信号は、回転角度検知部40の回路の電流値の変化を示す矩形波である。本実施の形態では、回転角度検知部40を図4のような構成にせず、ホールIC42の出力端子42B,42Cから出力された信号をホールIC信号としてマイクロコンピュータ26に出力してもよい。かかる場合であれば、図5に示したホールIC信号は、ホールIC42の出力端子42B,42Cの電位差を示す矩形波である。
図6は、本実施の形態に係る車両用制御装置10の制御の一例を示したフローチャートである。ステップ600では、マイクロコンピュータ26は、車両用制御装置10の全異常をリセットする。
ステップ602では、上位ECUからモータ18を作動させる指令信号が入力されたか否かを判定する。ステップ602で肯定判定の場合には、ステップ604で回転角度検知部40から出力されたホールIC信号が示す出力軸の位置(回転角度)が、指令信号が示す位置と一致するか否かを判定する。ステップ604では、ホールIC信号が示す出力軸の位置と指令信号が示す位置を中心値との相違が所定範囲内の場合に両者が一致すると判定する。ホールIC信号が示す出力軸の位置と指令信号が示す位置との相違は、ホールIC信号が示す出力軸の位置と指令信号が示す位置との差又は比である。例えば、両者の差に基づいて判定するのであれば、ホールIC信号が示す出力軸の位置が指令信号が示す位置を中心値とした所定範囲内の場合に両者が一致すると判定する。所定範囲は、一例として、中心値に対して±10度である。また、両者の比に基づいて判定するのであれば、ホールIC信号が示す出力軸の位置の指令信号が示す位置に対する比(%)が所定範囲内の場合に両者が一致すると判定する。所定範囲は、一例として、指令信号が示す位置に対して±1〜2%である。
ステップ604で肯定判定の場合には、手順をステップ602に戻す。ステップ604で否定判定の場合は、モータ18に何らかの異常が生じ、出力軸36の位置が指令信号が示す位置と差異が生じているので、ステップ606で「モータ異常」の判定結果を上位ECUに出力して処理を終了する。
ステップ602で否定判定の場合、すなわち、モータ18を作動させる指令信号が入力されていない場合には、ステップ60で、ホールIC信号が示す出力軸の位置が、前回値格納RAM26Aに記憶されている出力軸の位置と一致するか否かを判定する。ステップ608では、ホールIC信号が示す出力軸の位置と前回値格納RAM26Aに記憶されている出力軸の位置との相違が所定範囲内の場合に両者が一致すると判定する。ホールIC信号が示す出力軸の位置と前回値格納RAM26Aに記憶されている出力軸の位置との相違は、ホールIC信号が示す出力軸の位置と前回値格納RAM26Aに記憶されている出力軸の位置との差又は比である。例えば、両者の差に基づいて判定するのであれば、ホールIC信号が示す出力軸の位置が前回値格納RAM26Aに記憶されている出力軸の位置を中心値とした所定範囲内の場合に両者が一致すると判定する。所定範囲は、一例として、中心値に対して±10度である。また、両者の比に基づいて判定するのであれば、ホールIC信号が示す出力軸の位置の前回値格納RAM26Aに記憶されている出力軸の位置に対する比(%)が所定範囲内の場合に両者が一致すると判定する。所定範囲は、一例として、前回値格納RAM26Aに記憶されている出力軸の位置に対して±1〜2%である。
ステップ608で肯定判定の場合には、手順をステップ602に戻す。ステップ608で否定判定の場合は、被駆動部材50に何らかの外力が加えられた場合なので、ステップ610で「外力異常」の判定結果を上位ECUに出力して処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態では、ホールIC信号が示す出力軸の位置が、モータ18が作動する場合には指令信号が示す出力軸の位置と一致するか否か、モータが作動しない場合には前回作動時の出力軸の位置と一致するか否か、各々判定する。かかる判定により、モータの動作の異常又はモータの出力軸に外力が作用した場合の異常を各々判別して検知できる。
さらに、モータ18の動作の異常又はモータ18の出力軸36に外力が作用した場合の異常を各々判別して上位ECUに出力することにより、モータ18を用いた製品の異常な動作の原因究明に資することができる。
10…車両用制御装置、18…モータ、20…モータ制御回路、22…減速機構、22A…ウォーム、22B…ウォームホイール、24…5Vレギュレータ、26…マイクロコンピュータ、26A…前回値格納RAM、28…ドライバ回路、36…出力軸、40…回転角度検知部、42…ホールIC、42A…電源端子、42B,42C…出力端子、42D…接地端子、50…被駆動部材、60…増幅器、68…センサマグネット、76…基板、78A…上部ハウジング、78B…下部ハウジング、86…コイル、88…ロータ、88A…ロータシャフト

Claims (3)

  1. 減速部を介した出力軸の回転により、被駆動部材を駆動するモータと、
    前記出力軸の端部に設けられたセンサマグネットの前記出力軸の回転に応じた磁界の変化から前記出力軸の回転角度を検知する回転角度検知部と、
    上位制御装置からの指令信号に基づいた制御により前記モータが回転を停止した際の前記回転角度検知部が検知した前記出力軸の回転角度を記憶する記憶部と、
    前記上位制御装置からの回転角度の指令信号に基づいて前記モータの回転角度を制御すると共に、前記モータの回転中に、前記回転角度の指令信号が示す位置と前記回転角度検知部が検知した回転角度との相違が所定範囲を超えた場合に前記モータの異常と判定し、前記モータが停止中に前記回転角度検知部が検知した現在の回転角度と前記記憶部に記憶された回転角度との相違が所定範囲を超えた場合に外力の作用による前記出力軸の異常と判定する制御部と、
    を含む車両用制御装置。
  2. 前記制御部は、判定した結果を前記上位制御装置に出力する請求項1記載の車両用制御装置。
  3. 前記回転角度検知部はホール素子及びシュミットトリガを有するホールICであり、前記ホール素子は前記出力軸に設けられた永久磁石の前記出力軸の回転角度に応じて変化する磁界を検知し該磁界の変化に応じた信号を出力し、前記シュミットトリガを含む回路は前記ホール素子が出力したアナログ信号をデジタル信号に変換する請求項1又は2記載の車両用制御装置。
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