JP6486229B2 - 重量検査装置 - Google Patents

重量検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6486229B2
JP6486229B2 JP2015144590A JP2015144590A JP6486229B2 JP 6486229 B2 JP6486229 B2 JP 6486229B2 JP 2015144590 A JP2015144590 A JP 2015144590A JP 2015144590 A JP2015144590 A JP 2015144590A JP 6486229 B2 JP6486229 B2 JP 6486229B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
weight inspection
conveyor
inspection
tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015144590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017026436A (ja
Inventor
薫 島田
薫 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Scale Co Ltd
Original Assignee
Yamato Scale Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamato Scale Co Ltd filed Critical Yamato Scale Co Ltd
Priority to JP2015144590A priority Critical patent/JP6486229B2/ja
Publication of JP2017026436A publication Critical patent/JP2017026436A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6486229B2 publication Critical patent/JP6486229B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)

Description

本発明は、被検査物を搬送しながらその重量検査を行う重量検査装置に関する。
被検査物をコンベアで搬送しながら重量を計量し、その重量が所定の許容範囲内であるか否かを判別したり、重量に応じた重量ランクに被検査物を選別する重量選別機等の重量検査装置が知られている。この重量検査装置は、生産ラインの後段に設けられることが多い。
このような重量検査装置において、処理能力を向上させるために、コンベアが並列に複数配置された複数の検査ラインを有する構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−39845号公報
重量検査装置には、操作者によってその運転の開始及び停止等の操作が行われたり、検査結果等の情報を画面に表示するための操作表示器が設けられており、検査ラインが単一の場合には、操作表示器等の構成部品が検査ラインのコンベアの側方に配置されることが多い。
一方、コンベアが並列に複数配置された複数の検査ラインを有する重量検査装置の場合、例えば、検査ラインのコンベアの合計幅が広くなるので、操作表示器等の構成部品が検査ラインのコンベアの上方に配置されるようにして、操作者が操作を行いやすくなるとともに、画面の表示情報を見やすくなるようにしている。しかしながら、被検査物が、例えばトレー等の容器に入れられた食品であって、容器に蓋がされていない場合には、経年変化や振動等によって、検査ラインのコンベアの上方に配置された操作表示器等の構成部品のねじ等が緩んで、そのねじ等の異物が容器内へ落下し、被検査物に混入する虞がある。
また、検査ラインが単一の場合でも、工場によっては、操作表示器等の構成部品を検査ラインのコンベアの側方に配置できず、同コンベアの上方に配置する場合があり、この場合にも同様の問題がある。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、上方から落下する異物の被検査物への混入を防止できる重量検査装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある形態に係る重量検査装置は、搬送装置を有し、被検査物を前記搬送装置に載せて搬送しながら重量検査を行う重量検査部を備えるとともに、前記搬送装置の上方に配置される前記搬送装置以外の前記重量検査部の部品である上部部品と、前記搬送装置との間に配置され、上方から落下する異物を収容するための受け皿を備えている。
この構成によれば、搬送装置よりも上方に配置されている上部部品と、搬送装置との間に、受け皿を備えている。すなわち、上部部品に備えられているねじ、あるいは上部部品を固定するためのねじ等が、経年変化や振動等によって緩んで異物となって落下したとしても、受け皿で受けとめられるので、その下方の搬送装置で搬送される被検査物への異物の混入を防止できる。
また、前記上部部品は、前記重量検査部の運転操作が行われるとともに前記重量検査部の検査結果を含む情報を画面に表示する操作表示器であり、前記操作表示器を支持するとともに、前記操作表示器の下方に配置される前記受け皿を支持する支持部材が設けられていてもよい。
この構成によれば、操作表示器が搬送装置の上方に配置されることで、操作者と操作表示器との距離を短くし、操作者が操作表示器の操作を行いやすくなるとともに、操作表示器の画面に表示される情報を見やすくなる。
また、前記支持部材は、前記搬送装置の側方の所定部に、水平方向に回動可能に取り付けられていてもよい。
この構成によれば、操作表示器及び受け皿を支持する支持部材を水平方向に回動させることにより、操作表示器の位置を所望する位置に変更することができるとともに、操作表示器の位置の変更にともなって受け皿の位置も変更することができる。
また、前記支持部材は、前記受け皿とは異なる受け皿を介して取り付けられていてもよい。
また、前記重量検査部は、前記搬送装置として、被検査物を搬送しながらその重量を計量する計量コンベアと、前記計量コンベアの前段に配置され、被検査物を搬送して前記計量コンベアへ送り込む送込みコンベアとを備え、さらに、前記計量コンベアにて計量され前記重量検査に用いる被検査物の重量を取得するタイミングを決めるために、前記送込みコンベアから前記計量コンベアへ乗り移るときの被検査物を検出する物品検出センサを有し、前記上部部品は、前記送込みコンベア及び前記計量コンベアの搬送面よりも上方に配置される前記物品検出センサの構成部品であってもよい。
また、前記物品検出センサは、光電センサで構成され、前記受け皿の少なくとも一部が、前記光電センサの出射光を通過可能な部材で構成されていてもよい。
本発明は、以上に説明した構成を有し、重量検査装置において、上方から落下する異物の被検査物への混入を防止できるという効果を奏する。
図1(A)は、本実施形態の重量検査装置を上方から視た概略平面図であり、図1(B)は、同重量検査装置を正面から視た概略正面図である。 図2は、本実施形態の重量検査装置を側方から視た概略側面図である。 図3(A)は、同重量検査装置の操作表示器等の下方に配置される受け皿の正面図であり、図3(B)は、同受け皿を上方から視た平面図であり、図3(C)は、同受け皿の側面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
(実施形態)
図1(A)は、本実施形態の重量検査装置を上方から視た概略平面図であり、図1(B)は、同重量検査装置を正面から視た概略正面図である。また、図2は、同重量検査装置を側方から視た概略側面図であり、図1(B)において矢印S1方向から視た概略図である。また、図3(A)は、同重量検査装置の操作表示器等の下方に配置される受け皿(20)の正面図であり、図3(B)は、同受け皿を上方から視た平面図であり、図3(C)は、同受け皿の側面図である。
本実施形態の重量検査装置50は、基台11上に2つの重量検査部50A,50Bを備えている。基台11は、例えば、ステンレス製の複数のパイプ部材を曲折したり接合したりして枠構造に組み立てられている。
各々の重量検査部50A,50Bは、送込みコンベア1A,1Bと、計量コンベア2A,2Bと、送出しコンベア3A,3Bと、操作表示器4A,4Bと、プリンタ5A,5Bと、図2に示す投光器6A,6B及び受光器7A,7Bからなる光電センサ(物品検出センサ)8A,8Bと、制御装置9A,9Bとを備えている。2つの重量検査部50A,50Bは同様の構成であり、符号の末尾にAが記載されている要素は重量検査部50Aの構成要素であり、符号の末尾にBが記載されている要素は重量検査部50Bの構成要素である。
送込みコンベア1A,1Bと、計量コンベア2A,2Bと、送出しコンベア3A,3Bとは、搬送装置であり、基台11に固定されている。
送込みコンベア1A,1Bは、ベルトコンベアで構成されており、例えば前段のコンベア(図示せず)から順次搬送されてくる被検査物を受け取り、矢印S2方向へ搬送し、計量コンベア2A,2Bへ移送する。計量コンベア2A,2Bは、送込みコンベア1A,1Bによって搬送されてくる被検査物を受け取り、矢印S2方向へ搬送し、送出しコンベア3A,3Bへ移送する。送出しコンベア3A,3Bは、ベルトコンベアで構成されており、計量コンベア2A,2Bによって搬送されてくる被検査物を受け取り、矢印S2方向へ搬送し、例えば後段のコンベア(図示せず)へ移送する。
計量コンベア2A,2Bは、ベルトコンベアがロードセル等からなる重量センサによって支持された構成であり、重量センサによってベルトコンベア上の被検査物の重量が計量され、その計量信号が各々の制御装置9A,9Bへ出力される。2つの計量コンベア2A,2Bの各重量センサは、基台11に固定された各々の重量センサ収納ボックス30(図1(B))に内蔵されている。
図1(A)に示されるように、重量検査部50Aのコンベア1A,2A,3Aと、重量検査部50Bのコンベア1B,2B,3Bとは、互いに幅方向(搬送方向と直交する方向)に平行に並んで隣り合うように配置されている。
操作表示器4A,4Bは、例えばタッチパネルディスプレイ等を用いて構成され、操作者が重量検査部50A,50Bの運転の開始及び停止等の操作および重量検査部50A,50Bの運転条件の設定値の入力操作等を行うための入力部と、被検査物の重量の計量値を含む検査結果等の情報をディスプレイ画面に表示する表示部とを備えている。操作表示器4A,4Bは、図1(B)における正面にディスプレイ画面4As,4Bsが配置されており、そのディスプレイ画面4As,4Bsの表面にタッチパネル(入力部)が設けられている。なお、この操作表示器4A,4Bでは、入力部と表示部とが一体的に構成されているが、別々に設けられてあってもよい。
プリンタ5A,5Bは、例えば操作表示器4A,4Bに印字操作が行われることによって重量検査部50A,50Bの検査結果等のデータを印字するための印字装置である。
また、基台11には、電装品収納ボックス12が取り付けられている。この電装品収納ボックス12は、重量検査装置50に備えられているコンベア群(1A〜3A,1B〜3B)の側方に配置され、その内部に制御装置9A,9B等の電装品やその配線が収納されている。
制御装置9A,9Bは、それぞれ、例えばマイクロコントローラ等によって構成され、CPUと、RAM及びROM等からなるメモリとを有している。各制御装置9A,9Bは、それぞれのCPUがメモリに記憶されたCPUの実行プログラムを実行することにより、各重量検査部50A,50Bの全体の制御を行う。
例えば、重量検査部50Aの制御装置9Aは、コンベア1A〜3A及び光電センサ8Aを制御し、計量コンベア2Aの重量センサからの計量信号に基づいて、計量コンベア2Aで搬送される被検査物の重量検査を行う。また、制御装置9Aは、操作表示器4A(入力部)からの信号を入力するとともに、操作表示器4A(表示部)へ表示するデータ等の信号を出力する。また、制御装置9Aは、例えば操作表示器4Aに印字操作が行われたときにプリンタ5Aへ印字するデータを出力する。重量検査部50Bの制御装置9Bについても同様である。なお、制御装置9A,9Bは、それぞれ、集中制御する単独の制御装置によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御装置によって構成されていてもよい。
電装品収納ボックス12の上部には、共通支持アーム17が取り付けられ、共通支持アーム17の先端には個別支持アーム18A,18Bが取り付けられている。一方の個別支持アーム18Aに操作表示器4A及びプリンタ5Aが取り付けられ、他方の個別支持アーム18Bに操作表示器4B及びプリンタ5Bが取り付けられている。よって、操作表示器4A,4B及びプリンタ5A,5Bは、共通支持アーム17及び個別支持アーム18A,18Bからなる支持部材によって支持されている。
共通支持アーム17の取付部分及びその近傍部分を、図2の円40内に拡大して示している。電装品収納ボックス12の天板部12a上に、受け皿13を介して筒状のアーム取付部15が例えば4本のボルト16で固定されている。受け皿13は、トレー状(上蓋が無い箱状)であり、電装品収納ボックス12の天板部12a上に例えば8本のボルト14(図1(A))で固定されている。
共通支持アーム17は、立上り部17a及び水平部17bを有するL字状のパイプで構成され、立上り部17aの下端がアーム取付部15に挿通し、側方から締付けボルト19で締め付けられることにより共通支持アーム17がアーム取付部15に固定されている。そして、共通支持アーム17の水平部17bの先端に個別支持アーム18A,18Bが取り付けられている。ここで、操作者が共通支持アーム17の締付けボルト19を緩めることにより、共通支持アーム17を、図1(A)の矢印S3で示すように、立上り部17aの中心軸(鉛直軸)P1を中心にして水平方向に回動させることができる。そして、操作表示器4A,4B及びプリンタ5A,5Bが所望位置となるように共通支持アーム17を回動させた後、締付けボルト19を締め付けて共通支持アーム17を固定すれば、操作表示器4A,4B及びプリンタ5A,5Bの位置を所望位置に変更できる。
また、共通支持アーム17の水平部17bには、2つのUボルト21とナット22で受け皿20が固定されている。
受け皿20は、図3に示すように、トレー状(上蓋が無い箱状)の皿本体部20aに、取付部20bが溶接等によって取り付けられている。取付部20bの上面部分20buには、2つのUボルト21のねじ部分が挿通する4つの穴20cが設けられている。この取付部20bの上面部分20buを共通支持アーム17の下方から共通支持アーム17に接するようにした状態で、2つのUボルト21を穴20cに通し、ナット22で締め付けることにより、受け皿20が共通支持アーム17に固定されている。
この受け皿20は、操作表示器4A,4B及びプリンタ5A,5Bの下方に配置されるように取り付けられており、例えば、これらを共通支持アーム17に取り付けているボルト等が緩んで落下した場合の受け皿になる。また、受け皿20自体を取り付けている例えば1つのナット22が緩んで落下した場合の受け皿にもなる。すなわち、受け皿20は、平面視において、操作表示器4A,4B、プリンタ5A,5B、2つのUボルト21及びそれに螺合する4つのナット22の配置領域の全体を包含する領域に配置されている。
また、重量検査部50Aは、送込みコンベア1Aから計量コンベア2Aへ乗り移るときの被検査物を検出するために、投光器6A及び受光器7Aからなる光電センサ8Aを備えている。投光器6Aは、コンベア1A,2Aの搬送面よりも上方の位置で、支持棒31に取り付けられている。受光器7Aは、コンベア1A,2Aの搬送面よりも下方の位置で、支持棒34Aに取り付けられている。よって、光電センサ8Aは、その光軸HA(投光器6A及び受光器7Aの光軸)が、送込みコンベア1Aと計量コンベア2Aとの間の隙間を、コンベア1A,2Aの搬送面の上方から下方へ斜めに横切るように配置されている。
同様に、重量検査部50Bは、送込みコンベア1Bから計量コンベア2Bへ搬送される被検査物を検出するために、投光器6B及び受光器7Bからなる光電センサ8Bを備えている。投光器6Bは、コンベア1B,2Bの搬送面よりも上方の位置で、支持棒31に取り付けられている。受光器7Bは、コンベア1B,2Bの搬送面よりも下方の位置で、支持棒34Bに取り付けられている。よって、光電センサ8Bは、その光軸HB(投光器6B及び受光器7Bの光軸)が、送込みコンベア1Bと計量コンベア2Bとの間の隙間を、コンベア1B,2Bの搬送面の上方から下方へ斜めに横切るように配置されている。
上記のように光電センサ8A,8Bを配置することにより、被検査物の厚みが薄い場合でも、確実に被検査物を検出することが可能になる。
なお、2つの重量検査部50A,50Bの投光器6A,6Bが取り付けられる支持棒31は、2つの送込みコンベア1A,1Bの間で、それらの搬出端の近傍に配置されるようにして、基台11に固定されている。また、一方の重量検査部50Aの受光器7Aが取付けられる支持棒34Aは、送込みコンベア1Aの搬出端の近傍で、送込みコンベア1Aを挟んで支持棒31と対向する位置に配置され、基台11に固定されている。他方の重量検査部50Bの受光器7Bが取付けられる支持棒34Bは、送込みコンベア1Bの搬出端の近傍で、送込みコンベア1Bを挟んで支持棒31と対向する位置に配置され、基台11に固定されている。
そして、支持棒31には、小さなトレー状の受け皿32が溶接等によって固定され、この受け皿32の内側に2つの投光器6A,6Bが取り付けられている。受け皿32は、例えばステンレスで形成され、投光器6A,6Bからの出射光を通過させるための2つの穴33が設けられ、その穴33は上記出射光が通過可能な透光性の樹脂板で塞がれている。すなわち、受け皿32の少なくとも一部を上記出射光が通過可能な部材で構成している。
投光器6A及び受光器7Aは制御装置9Aに接続されており、制御装置9Aが投光器6Aの動作を制御し、受光器7Aの出力信号が制御装置9Aへ入力される。同様に、投光器6B及び受光器7Bは制御装置9Bに接続されており、制御装置9Bが投光器6Bの動作を制御し、受光器7Bの出力信号が制御装置9Bへ入力される。
2つの重量検査部50A,50Bの各々の動作は同様であるので、ここでは、重量検査部50Aの動作の一例について説明する。重量検査部50Aの動作は、その制御装置9Aの処理によって実現される。
操作者によって操作表示器4Aに重量検査部50Aの運転の開始操作が行われると、制御装置9Aは、各コンベア1A,2A,3Aに矢印S2方向への搬送動作を開始させ、投光器6Aに光を出射させる。この状態で、前段装置(図示せず)から被検査物が順次送込みコンベア1Aへ搬送されてくる。そして、被検査物が送込みコンベア1Aから計量コンベア2Aへ乗り移るときには、投光器6Aから発した光が被検査物によって遮られ、受光器7Aで受光されない。このときの受光器7Aの出力信号を、制御装置9Aは被検査物の検出信号として入力し、被検査物の重量検査を行う。
この重量検査では、制御装置9Aは、被検査物の検出信号を入力してから所定時間(予め設定された時間t1)後の、計量コンベア2Aの重量センサによって計量される被検査物の重量に基づいて被検査物の重量判定処理を行う。この重量判定処理の一例としては、被検査物の重量が、予め設定された所定重量範囲内であれば被検査物は良品であると判定し、所定重量範囲外であれば被検査物は不良品であると判定する。そして、この判定結果(すなわち検査結果)に基づいて、例えば、送出しコンベア3Aから送出された被検査物が、後段装置(図示せず)によって良品と不良品とに区分される。なお、上記の重量判定処理は、操作者が操作表示器4Aを操作することによって種々変更することが可能である。例えば、3つ以上の重量ランクの各重量範囲を設定し、被検査物がどの重量ランクであるかを判定するようにしてもよい。
本実施形態では、操作者は、重量検査装置50が備えるコンベア群(コンベア1A〜3A、1B〜3B)を挟んで、操作表示器4A,4B等を支持するための共通支持アーム17が取り付けられた電装品収納ボックス12とは反対側の領域に立って、操作表示器4A,4Bを操作したり、そのディスプレイ画面4As,4Bsに表示される情報を見たりする。そして、共通支持アーム17等によって支持される操作表示器4A,4B及びプリンタ5A,5Bは、コンベア群(コンベア1A〜3A、1B〜3B)の配置領域R1(図1(A)に示すように平面視において矩形の領域)の直上に配置されているため、操作表示器4A,4B及びプリンタ5A,5Bが例えば電装品収納ボックス12の配置領域上に配置される場合に比べて、操作者と操作表示器4A,4B及びプリンタ5A,5Bとの距離を短くでき、操作者が操作表示器4A,4Bの操作を行いやすくなるとともに、操作表示器4A,4Bのディスプレイ画面4As,4Bsに表示される情報を見やすくなる。また、プリンタ5A,5Bから出力される印刷用紙もとりやすくなる。
また、本実施形態では、重量検査装置50のコンベア1A〜3A,1B〜3Bの搬送面よりも上方に配置されている、重量検査部50A,50Bを構成する部品(例えば操作表示器4A,4B及びプリンタ5A,5B)と、コンベア1A〜3A,1B〜3Bとの間に、受け皿20を設けている。すなわち、操作表示器4A,4B及びプリンタ5A,5Bに備えられているねじ、あるいはそれらを固定するためのねじ等が、経年変化や振動等によって緩んで異物となって落下したとしても、受け皿20で受けとめられるので、それらの下方のコンベア1A〜3A,1B〜3B上を搬送される被検査物へ混入するのを防止できる。また、この受け皿20は、受け皿20自体を固定しているナット22が緩んで落下した場合にも受けとめることができ、被検査物へ混入するのを防止できる。
また、コンベア1A〜3A,1B〜3Bの搬送面よりも上方に配置されている、光電センサ8A,8Bの投光器6A,6Bに対しても、受け皿32を設けているので、投光器6A,6Bを支持棒31に取り付けるためのねじ等が経年変化や振動等によって緩んで異物となって落下したとしても、受け皿32で受けとめられ、下方のコンベア1A〜3A,1B〜3B上を搬送される被検査物へ混入するのを防止できる。
また、共通支持アーム17のアーム取付部15が固定される電装品収納ボックス12上にも受け皿13を設けているので、アーム取付部15を固定しているボルト16や、共通支持アーム17を固定するための締付けボルト19等が、経年変化や振動等によって緩んで異物となって落下したとしても、受け皿13で受けとめられ、下方のコンベア1A〜3A,1B〜3B上を搬送される被検査物へ混入するのを防止できる。また、この受け皿13は、受け皿13自体を固定しているボルト14が緩んで外れた場合にも受けとめることができ、被検査物へ混入するのを防止できる。
また、本実施形態では、操作表示器4A,4B及びプリンタ5A,5Bの位置及び向きを変更したい場合には、操作者が共通支持アーム17の締付けボルト19を緩めて、所望位置まで共通支持アーム17を水平方向に回動させ、締付けボルト19を締め付けることにより操作表示器4A,4B及びプリンタ5A,5Bの位置及び向きを変更することができる。このとき、受け皿20も共通支持アーム17に固定されているので、受け皿20も操作表示器4A,4B及びプリンタ5A,5Bとともに位置を変更することができる。なお、プリンタ5A,5Bを備えていない構成でもよく、この場合、受け皿20を小さくすることができる。
また、本実施形態の重量検査装置50は、2つの重量検査部50A,50Bを備えた構成としたが、3つ以上の重量検査部を備えた構成としてもよい。また、単一の重量検査部(単一の検査ライン)を備えた構成であってもよい。また、送出しコンベア(3A,3B等)は重量検査装置とは別個の装置として設けられてあってもよい。
本発明は、上方から落下する異物の被検査物への混入を防止できる重量検査装置等として有用である。
1A,1B 送込みコンベア
2A,2B 計量コンベア
3A,3B 送出しコンベア
4A,4B 操作表示器
5A,5B プリンタ
8A,8B 光電センサ
13,20,32 受け皿
15 アーム取付部
17 共通支持アーム
18A,18B 個別支持アーム
19 締付けボルト
50 重量検査装置
50A,50B 重量検査部

Claims (6)

  1. 搬送装置を有し、被検査物を前記搬送装置に載せて搬送しながら重量検査を行う重量検査部を備えるとともに、
    前記搬送装置の上方に配置される前記搬送装置以外の前記重量検査部の部品である上部部品と、前記搬送装置との間に配置され、上方から落下する異物を収容するための受け皿を備えた、重量検査装置。
  2. 前記上部部品は、前記重量検査部の運転操作が行われるとともに前記重量検査部の検査結果を含む情報を画面に表示する操作表示器であり、
    前記操作表示器を支持するとともに、前記操作表示器の下方に配置される前記受け皿を支持する支持部材が設けられた、
    請求項1に記載の重量検査装置。
  3. 前記支持部材は、前記搬送装置の側方の所定部に、水平方向に回動可能に取り付けられた、
    請求項2に記載の重量検査装置。
  4. 前記支持部材は、前記受け皿とは異なる受け皿を介して取り付けられた、
    請求項2または3に記載の重量検査装置。
  5. 前記重量検査部は、
    前記搬送装置として、被検査物を搬送しながらその重量を計量する計量コンベアと、
    前記計量コンベアの前段に配置され、被検査物を搬送して前記計量コンベアへ送り込む送込みコンベアとを備え、
    さらに、前記計量コンベアにて計量され前記重量検査に用いる被検査物の重量を取得するタイミングを決めるために、前記送込みコンベアから前記計量コンベアへ乗り移るときの被検査物を検出する物品検出センサを有し、
    前記上部部品は、前記送込みコンベア及び前記計量コンベアの搬送面よりも上方に配置される前記物品検出センサの構成部品である、
    請求項1〜4のいずれかに記載の重量検査装置。
  6. 前記物品検出センサは、光電センサで構成され、
    前記受け皿の少なくとも一部が、前記光電センサの出射光を通過可能な部材で構成されている、
    請求項5に記載の重量検査装置。
JP2015144590A 2015-07-22 2015-07-22 重量検査装置 Active JP6486229B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015144590A JP6486229B2 (ja) 2015-07-22 2015-07-22 重量検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015144590A JP6486229B2 (ja) 2015-07-22 2015-07-22 重量検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017026436A JP2017026436A (ja) 2017-02-02
JP6486229B2 true JP6486229B2 (ja) 2019-03-20

Family

ID=57949630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015144590A Active JP6486229B2 (ja) 2015-07-22 2015-07-22 重量検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6486229B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108311406B (zh) * 2018-01-08 2019-11-01 市下控股有限公司 一种采用电气自动化控制的产品重量筛选装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001097525A (ja) * 1999-09-30 2001-04-10 Ishida Co Ltd 商品処理装置
JP2001253412A (ja) * 2000-03-09 2001-09-18 Shikoku Kakoki Co Ltd 容器供給装置
JP2002284106A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Ishida Co Ltd 包装装置、計量コンベヤおよびラベル貼付機
DE102011051254C5 (de) * 2011-06-22 2016-06-16 Schröder Maschinenbau KG Verfahren zur Massenverwiegung an einer Fördereinrichtung und Vorrichtung zur Behandlung von Lebensmittelprodukten
EP2650660A1 (de) * 2012-04-13 2013-10-16 Mettler-Toledo Garvens GmbH Metallmelderband mit integrierter Wägezelle
JP5901408B2 (ja) * 2012-04-23 2016-04-06 大和製衡株式会社 計量装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017026436A (ja) 2017-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8134090B2 (en) Method for weighing with a number of weighing cells
JP6721241B2 (ja) 物品振分システム
WO2012101685A1 (ja) 組合せ秤
JP6486229B2 (ja) 重量検査装置
JP2011031200A (ja) 検査選別システム
JP5628536B2 (ja) 選別装置
JP5284744B2 (ja) 重量選別機
JP5064973B2 (ja) 重量検査装置
JP7061796B2 (ja) 組合せ計量装置
CN104826810A (zh) 一种双列式称重分级机
JP5080939B2 (ja) 品質検査装置
JP6332727B2 (ja) 透過式内部検査装置の被検査物搬送方法
KR101084063B1 (ko) 조립품의 검사장치
JP5615524B2 (ja) 重量検査装置
JP5449740B2 (ja) 検査振分装置
JP2010237019A (ja) 計量装置
JP6449116B2 (ja) 重量選別機
JP2006208283A (ja) 高速計量装置用計量データ処理装置
JP2018140366A (ja) 物品検査システム
JP2004132839A (ja) 重量計測コンベアおよび、それを使用した検品システムおよび物品仕分システム
JP7398798B2 (ja) 計量装置
JP7025849B2 (ja) 物品検査装置
JP4912062B2 (ja) バケット式選別装置
JP4787478B2 (ja) 検査振分装置
JP2006081972A (ja) 検査振分装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6486229

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250