JP6479949B1 - エレベータドアの異常診断システム及び異常診断方法 - Google Patents

エレベータドアの異常診断システム及び異常診断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】現場に保守点検員が出向かなくてもエレベータのドアの戸開閉速度設定値を遠隔制御することで、保守点検前に事前に機器の状態を判断することを可能とし、機器不具合及び故障の発生を未然に防ぎ、利用者に対するサービス低下を防止する。【解決手段】エレベータドア8の戸開閉速度設定値を、通常運転時とは異なる値に変更した戸開閉速度設定値を出力する遠隔制御部21と、変更された戸開閉速度設定値を入力してエレベータドア8の戸開閉速度を制御する戸開閉速度制御部(ドア制御部15)と、エレベータドア8の戸開閉速度を計測する速度センサ10と、変更された戸開閉速度設定値と、速度センサ10の速度計測値とを比較することによってエレベータドア8の異常有無を判別する異常診断部(ドア制御部15)とを具備する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、エレベータドアの異常診断システム及び異常診断方法に関する。
エレベータのかごドア及び乗場ドア(以下、これらのドアを「エレベータドア」と称する)は、各階で停止する都度、戸開閉を繰り返しており、長時間の使用によりドア部品が消耗し、劣化する。エレベータの運転中に戸開閉に異常が発生すると、エレベータの運転そのものが出来なくなるので、定期的な保守点検は不可欠である。また、エレベータの設置場所や使用頻度によっても、消耗や劣化の度合が異なってくる。
従来、ドアの負荷トルクとドア開閉位置からセーフティシュの不動作故障を検出する技術やドアの戸開閉速度設定値とドアの開閉動作時間から、ドア故障を予測するシステムがある。
特開2008−120471号公報 特開2016−179901号公報
従来のエレベータドアの故障診断では、あらかじめ設定されているドアの戸開閉速度設定値によりエレベータドアを戸開閉させて、その動作状態からドア機器の異常の有無を診断する。このため、ドア機器の状態確認のためには保守点検員が現場へ赴く必要があり、点検のタイミングによっては機器故障判断が遅れることがあり、機器交換が間に合わない可能性があった。また、ドア機器に不具合があった際、不具合の詳細な状況を把握することが難しく、現場にて確認を行うまで不具合原因個所の特定を行うことが困難であり、機器故障に対応する時間が多くかかっている。
本発明は、上記事情に鑑み、現場に保守点検員が出向かなくてもエレベータのドアの戸開閉速度設定値を遠隔制御することで、保守点検前に事前に機器の状態を判断することを可能とし、機器不具合及び故障の発生を未然に防ぎ、利用者に対するサービス低下を防止することを目的とする。
上記目的を達成するための態様は、エレベータドアの戸開閉速度設定値を、通常運転時とは異なる値に変更した戸開閉速度設定値を出力する遠隔制御部と、変更された戸開閉速度設定値を入力して前記エレベータドアの戸開閉速度を制御する戸開閉速度制御部と、前記エレベータドアの戸開閉速度を計測する速度センサと、前記変更された戸開閉速度設定値と、前記速度センサの速度計測値とを比較することによって前記エレベータドアの異常有無を判別する異常診断部とを具備する。
実施形態に係るエレベータドアの異常診断システムの全体構成図。 実施形態に係るエレベータドアの異常診断システムの機能構成を示すブロック図。 第1実施形態の処理手順を示すフローチャート。 第2実施形態の処理手順を示すフローチャート。 第3実施形態の処理手順を示すフローチャート。 第4実施形態の処理手順を示すフローチャート。 第5実施形態の処理手順を示すフローチャート。 第6実施形態の処理手順を示すフローチャート。
<第1実施形態>
図1は実施形態に係るエレベータドアの異常診断システムの全体構成図、図2は実施形態に係るエレベータドアの異常診断システムの機能構成を示すブロック図である。
図1に示すように、エレベータドアの異常診断システム100は、エレベータ制御装置(制御盤)1と、エレベータ制御装置1と通信回線で接続された保守センター2とを備えている。エレベータ制御装置1は昇降路3内に設置された乗りかご4の運転を制御する。乗りかご4は、つり合いおもり5とロープによって接続され、巻上機6及びそらせシーブ7を介して昇降路3内を上下動する。
乗りかご4には、異常診断対象となるエレベータドア8と、エレベータドア8の開閉駆動を行うドアモータ9と、エレベータドア8の開閉速度を測定する速度センサ10と、シルセンサ11と、荷重センサ12と、かご内カメラ13とが設置されている。
エレベータドア8は、かごドア及びかごドアと連動して開閉する乗場ドアから構成される。速度センサ10は、かごドア及び乗場ドアの速度を検出するもので、例えば、ドアに光を当てて反射波の周波数変化で速度を測定するもの、或いは、ドアハンガーのハンガーローラの回転数を検出するもの等で構成できる。
シルセンサ11は、かごドア及び乗場ドアの各シルにごみや異物等が存在しないか否かを検出してシルセンサ情報を生成する。シルセンサとしては、例えば、投光器及び受光器と反射板とを備え、投光器から投光された光が反射板で反射されその反射光を受光器で受光することでごみや異物の存在を検出する。
荷重センサ12は、乗りかご4内に利用者が居るか否かを測定して荷重センサ情報を生成するものであり、乗りかご4の底面やかご枠等に設置されている。
かご内カメラ13は、乗りかご4内の監視カメラ及びかごドアの直上に設置されたドアカメラの双方を含んでいる。監視カメラはかごドアを含むかご内全体を監視する機能を有している。また、ドアカメラはドア付近に居る利用者を中心に利用者の乗り降りの挙動を監視する機能を有している。
各階の乗場には、乗場カメラ14が設置されている。乗場カメラ14は、乗場からドア付近を撮像してドア付近に利用者が居るか否か、ドアは正常に開閉しているか否かを乗場カメラ画像情報として取り込む。
速度センサ10の速度センサ情報、シルセンサ11のシルセンサ情報、荷重センサ12の荷重センサ情報、かご内カメラ13のかご内カメラ画像情報、及び乗場カメラ14の乗場カメラ画像情報はエレベータ制御装置1に出力されている。
図2に示すように、エレベータ制御装置1は、ドア制御部15と、入出力部16と、戸開閉数記憶部17とを備えている。
ドア制御部15は、戸開閉速度設定値に基づきドアモータ9を駆動してエレベータドア8の戸開閉を制御する。また、変更された戸開閉速度設定値による戸開閉実行時における速度センサの速度計測値から戸開閉時間を算出し、基準となる戸開閉速度設定値による戸開閉時間と、算出された戸開閉時間との差分からエレベータドアの異常有無を判別する異常診断機能を有する。このドア制御部15は戸開閉速度制御部及び異常診断部を構成する。
入出力部16は、速度センサ10からの速度センサ情報、シルセンサ11からのシルセンサ情報、荷重センサ12からの荷重センサ情報、かご内カメラ13からのかご内カメラ画像情報、及び乗場カメラ14からの乗場カメラ画像情報を入力する。また、入力された各種の情報をドア制御部15に出力する。
戸開閉数記憶部17は、エレベータ運行中における戸開閉数を記憶する。記憶された戸開閉数はドア部品の余寿命等の診断に利用される。
保守センター2は、遠隔制御部21と、エレベータ状態確認部22とを備えている。
遠隔制御部21は、ドアの異常診断時において、ドアの戸開閉速度設定値を変更し、戸開閉速度変更値としてエレベータ制御装置1のドア制御部15に出力する。
エレベータ状態確認部22は、戸開閉速度設定値可変前後のエレベータドアの戸開閉速度の情報や各種データ、異常診断結果等を保存する機能を有する。また、異常診断結果をモニタ画面に表示する機能等を有する。
≪第1実施形態の処理手順≫
図3は第1実施形態の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートで示す制御プログラムはエレベータ制御装置1にて実装される。
エレベータドア8の遠隔診断を実行するに当たっては、先ず、保守センター2の遠隔制御部21は、通常の戸開閉速度設定値を変更する。変更された戸開閉速度設定値(「速度指令変更値」とも称する)は通信回線を介してエレベータ制御装置1のドア制御部15に入力される(ステップS1,S2)。ドア制御部15は入力された速度指令変更値によってドアモータ9の戸開閉を実行する(ステップS3)。例えば、通常の戸開閉速度設定値よりも速度を遅く設定した速度指令変更値によって、戸開閉を実行し、戸開閉が滑らかに実行されるか否かを診断する。
速度指令変更値による実際の戸開閉速度は、速度センサ10によって測定される。その測定結果は入出力部16を介してドア制御部15に送信される。ドア制御部15は、測定された戸開閉速度が速度指令変更値を追従するものか否かを判定する。
ドア制御部15にて戸開閉速度を確認した結果、戸開閉速度が速度指令変更値を追従するものである場合、すなわち、戸開閉速度が遅くなっていなかった場合には、エレベータ状態確認部22に戸開閉速度設定値を元に戻す復帰指令を保守センター2へ送信する(S11)。保守センター2の遠隔制御部21は、戸開閉速度設定値を元の値に変更し、元の戸開閉速度設定値(「速度指令基準値」とも称する)がドア制御部15に送信される。ドア制御部15から入出力部16に戸開閉速度変更値が送信され、戸開閉速度変更値がドアモータ9に送信されドア戸開閉速度が変更される。戸開閉速度変更値から元の速度指令基準値に復帰後、ドア制御部15から遠隔制御部21に復帰完了信号が送信され、遠隔制御部21を介してエレベータ状態確認部22に復帰完了信号が送信され、エレベータは通常運転モードに戻って異常診断処理を終了する(ステップS13,S14,S15)。
一方、戸開閉速度が遅くなっていた場合(ステップS4YES)は、ドア制御部15において、遠隔制御部21にて変更したドアの戸開閉速度設定値と速度センサ10によって測定された戸開閉時間と正常時の戸開閉時間との比較を行い、機器の異常有無を判断する(ステップS5)。異常が検出された場合(ステップS6YES)、機器異常有りの判定結果がドア制御部15から遠隔制御部21を介してエレベータ状態確認部22に送信され(ステップS8)、ドアの戸開閉速度設定値とドア戸開閉速度、ドア機器異常有りの判定結果が保持される(S10)。異常が検出されなかった場合、機器異常無しの判定結果がドア制御部15から遠隔制御部21を介してエレベータ状態確認部22に送信され、そのときの戸開閉速度設定値とドア戸開閉速度、及びドア機器異常無しの判定結果が保持される(ステップS7)。
次いで、ドア制御部15から遠隔制御部21に復帰指令が送信され、この復帰指令はエレベータ状態確認部22に保持される(ステップS11)。
復帰指定に応答して、遠隔制御部21からドア制御部15に速度指令基準値が送信されると(ステップS13)、ドア制御部15にて入力された速度指令基準値が初期設定値に戻ったか判断が行われ、初期値と同値でなければエレベータ状態確認部22に復帰指令を送信し続ける(ステップS13NO)。ドア制御部15にて戸開閉速度設定値が初期値と判断された場合、ドア制御部15からドアモータ9に戸開閉速度変更値が送信され、速度センサ10にてドア戸開閉動作に異常がないと判断した場合通常運転に移行する(ステップS14,S15)。
以上のように、第1実施形態によれば、エレベータのドアの戸開閉速度設定値を変更し、エレベータの戸開閉速度を測定し、正常時のエレベータ戸開閉速度と比較を行うことで、エレベータドア周辺機器の異常有無を判断することが可能となる。
その結果、現場に保守点検員が出向かなくてもエレベータドアの戸開閉速度設定値を遠隔制御することで、保守点検前に事前に機器の状態を判断することを可能とし、機器不具合及び故障の発生を未然に防ぎ、利用者に対するサービス低下を防止すること。
<第2実施形態>
第2実施形態に係るエレベータドアの異常診断システムの全体構成図及び機能構成図は図1及び図2と同じであるため、これらを援用して説明する。
第2実施形態では、かご内カメラ13及び乗場カメラ14からのカメラ画像情報によってエレベータドア8のドア戸開閉動作の状態監視を行い、カメラ画像情報によってエレベータドアの異常診断を行っている。かご内カメラ13及び乗場カメラ14にて撮影されたカメラ画像情報は入出力部16を介してドア制御部15に送信され、ドア制御部15から遠隔制御部21を介してエレベータ状態確認部22に送信され、カメラ画像情報として保持される。
≪第2実施形態の処理手順≫
図4は第2実施形態の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートで示す制御プログラムはエレベータ制御装置1にて実装される。なお、図3に示したフローチャートと同一処理には同一ステップ番号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態では、速度指令変更値による実際の戸開閉速度が遅くなっていた場合(ステップS4YES)は、先ず、撮像されたカメラ画像情報入力して正常時のカメラ画像情報と比較する(ステップS21)。次いで、ドア制御部15において、遠隔制御部21にて変更したドアの戸開閉速度設定値と速度センサ10によって測定された戸開閉時間と正常時の戸開閉時間との比較を行い、機器の異常有無を判断する(ステップS5)。カメラ画像情報と戸開閉時間の両者で異常が検出された場合(ステップS6YES)、機器異常有りの判定結果がドア制御部15から遠隔制御部21を介してエレベータ状態確認部22に送信され(ステップS8)、カメラ画像情報、ドアの戸開閉速度設定値、ドア戸開閉速度、及びドア機器異常有りの判定結果が保持される(S10)。異常が検出されなかった場合、機器異常無しの判定結果がドア制御部15から遠隔制御部21を介してエレベータ状態確認部22に送信され、そのときのカメラ画像情報、戸開閉速度設定値、ドア戸開閉速度、及びドア機器異常無しの判定結果が保持される(ステップS7)。以下の処理は、図3のフローチャートと同じである。
以上のように、第2実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、ドア周辺に設置した監視カメラにより、戸開閉速度変更後のドア動作状態と、正常時のドア動作状態を映像処理して比較することで、ドア戸開閉速度に影響を及ぼすドア異常個所を遠方から検討することが可能となり、現場において故障個所を検出する時間を短縮することが可能となる。
<第3実施形態>
第3実施形態に係るエレベータドアの異常診断システムの全体構成図及び機能構成図は図1及び図2と同じであるため、これらを援用して説明する。
第2実施形態では、カメラ画像情報に基づいてエレベータドア8の異常診断を行うようにしたが、第3実施形態では、シルセンサ11からのシルごみ情報に基づいて、エレベータドアの異常診断を行うことを特徴としている。
≪第3実施形態の処理手順≫
図5は第3実施形態に係るエレベータ制御内容のフローチャートである。このフローチャートで示す制御プログラムはエレベータ制御装置1にて実装される。図5に示すフローチャートを参照して動作を説明する。なお、図3に示したフローチャートと同一処理には同一ステップ番号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態では、速度指令変更値による実際の戸開閉速度が遅くなっていた場合(ステップS4YES)は、先ず、シルセンサ11からのシルごみ情報を入力してごみの有無を判別する(ステップS22)。次いで、ドア制御部15において、遠隔制御部21にて変更したドアの戸開閉速度設定値と速度センサ10によって測定された戸開閉時間と正常時の戸開閉時間との比較を行い、機器の異常有無を判断する(ステップS5)。シルごみ情報と戸開閉時間の両者で異常が検出された場合(ステップS6YES)、機器異常有りの判定結果がドア制御部15から遠隔制御部21を介してエレベータ状態確認部22に送信され(ステップS8)、シルごみ情報、ドアの戸開閉速度設定値、ドア戸開閉速度、及びドア機器異常有りの判定結果が保持される(S10)。異常が検出されなかった場合、機器異常無しの判定結果がドア制御部15から遠隔制御部21を介してエレベータ状態確認部22に送信され、そのときのシルごみ情報、戸開閉速度設定値、ドア戸開閉速度、及びドア機器異常無しの判定結果が保存される(ステップS7)。以下の処理は、図3のフローチャートと同じである。
以上のように、第3実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、シルに設置したシルセンサ11から、シルに挟まった物体の有無を判断し、戸開閉速度変更後の速度と正常時の戸開閉速度の比較を行うことで、ドア戸開閉速度に影響を及ぼすドア異常個所を遠方から検討することが可能となり、現場において故障個所を検出する時間を短縮することが可能となる。
<第4実施形態>
第4実施形態に係るエレベータドアの異常診断システムの全体構成図及び機能構成図は図1及び図2と同じであるため、これらを援用して説明する。
第4実施形態では、シルセンサ11からのシルごみセンサ情報と、かご内カメラ13及び乗場カメラからのカメラ画像情報とからエレベータドア8の異常診断を行うようにしている。
≪第4実施形態の処理手順≫
図6は第4実施形態に係るエレベータ制御内容のフローチャートである。このフローチャートで示す制御プログラムはエレベータ制御装置1にて実装される。なお、図3に示したフローチャートと同一処理には同一ステップ番号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態では、速度指令変更値による実際の戸開閉速度が遅くなっていた場合(ステップS4YES)は、先ず、撮像されたカメラ画像情報入力して正常時のカメラ画像情報と比較する(ステップS21)。次に、シルセンサ11からのシルごみ情報を入力してごみの有無を判別する(ステップS22)。次いで、ドア制御部15において、遠隔制御部21にて変更したドアの戸開閉速度設定値と速度センサ10によって測定された戸開閉時間と正常時の戸開閉時間との比較を行い、機器の異常有無を判断する(ステップS5)。シルごみ情報、カメラ画像情報及び戸開閉時間の三者で異常が検出された場合(ステップS6YES)、機器異常有りの判定結果がドア制御部15から遠隔制御部21を介してエレベータ状態確認部22に送信され(ステップS8)、シルごみ情報、カメラ画像情報、ドアの戸開閉速度設定値、ドア戸開閉速度、及びドア機器異常有りの判定結果が保持される(S10)。異常が検出されなかった場合、機器異常無しの判定結果がドア制御部15から遠隔制御部21を介してエレベータ状態確認部22に送信され、そのときのシルごみ情報、カメラ画像情報、戸開閉速度設定値、ドア戸開閉速度、及びドア機器異常無しの判定結果が保持される(ステップS7)。以下の処理は、図3のフローチャートと同じである。
以上のように、第4実施形態によれば、第2実施形態の効果に加え、シルセンサ11からシルに挟まった物体の有無を判断するとともに、カメラ画像情報を加味し、更に、戸開閉速度変更後の速度と正常時の戸開閉速度の比較を行うことで、ドア戸開閉速度に影響を及ぼすドア異常個所を遠方から検討することが可能となり、現場において故障個所を検出する時間を短縮することが可能となる。
<第5実施形態>
第5実施形態に係るエレベータドアの異常診断システムの全体構成図及び機能構成図は図1及び図2と同じであるため、これらを援用して説明する。
第5実施形態では、荷重センサ12によりかごの積載の測定を行うことで、人がかごに乗っているか否かを判定する。また、乗場カメラ14にてドア戸開閉動作の状態の監視を行っている。乗場カメラ14にて撮影されたカメラ画像情報は入出力部16を介してドア制御部15に送信され、ドア制御部15から遠隔制御部21を介して状態表示部8に送信され、映像(カメラ画像情報)が表示される。また、エレベータ制御装置1にはドアの戸開閉数を検知する戸開閉数記憶部17を有している。
≪第5実施形態の処理手順≫
図7は、第5実施形態に係るエレベータ制御内容のフローチャートである。このフローチャートで示す制御プログラムはエレベータ制御装置1にて実装される。
まず、ステップ212において、戸開閉数記憶部17からドア制御部15に戸開閉数カウント信号が送信される。戸開閉数(リオープン回数)が一定値以下の場合は通常運転を継続する(ステップ31)。戸開閉数が複数回繰り返され、一定数以上の場合(ステップS32)、荷重センサ12からかご積載情報が入出力部16に送信され、ドア制御部15にてかご積載の有無が判断される(ステップS33)、積載がある場合は、リオープンの原因は人が乗っている(人的要素である)と判断して通常運転となる(ステップS35,S39)。かご積載がないと判断した場合、乗場カメラ14から出力されるカメラ画像情報が入出力部16を介してドア制御部15に送信され、ドア制御部15にてドア付近の利用者有無の判断が行われる。ドア付近に利用者がいると判断した場合(ステップS35YES)、リオープンの原因は人がドア付近にいる(人的要素である)と判断して通常運転となる(ステップS35,S39)。ドア付近に利用者がいない場合(ステップS35NO)、ドアリオープンの原因がドア機器不具合にあると判断し(ステップS36)、ドア制御部15からドアモータ9にかご強制戸閉信号が送信され、戸開閉速度設定値が変更される(ステップS37)。戸開閉速度設定値が変更後、ドアが戸閉すると、ドア制御部15からドアモータ9に戸開閉速度変更値が送信され、戸開閉速度設定値が初期値(基準値)に戻され通常運転に戻り、動作を終了する(ステップS39)。
以上のように、第5実施形態によれば、ドアの戸開閉回数と荷重センサ12の荷重情報と乗場カメラ14のカメラ画像情報とから、ドアリオープンの原因が人挟まれによるものではないと判断した場合に、ドアの戸開閉速度設定値を変更し、ドア戸閉を行うことで、ドア故障によるエレベータ運行制御への影響を低減することが可能となる。
<第6実施形態>
第6実施形態に係るエレベータドアの異常診断システムの全体構成図及び機能構成図は図1及び図2と同じであるため、これらを援用して説明する。
第6実施形態では、ドア余寿命を診断するものであり、エレベータ状態確認部22にドア余寿命診断結果が保持されるようにしている。
エレベータドアを構成するドア部品としては、ドアモータ9の他に、ドアハンガー、ハンガーレール、電動プーリ、電動ロープ等がある。これらの寿命(耐用年数)はそれぞれのドア部品毎に予め定められている。これらのドア部品の余寿命は、戸開閉数や使用年数、使用状態によって変化する。
そこで、第6実施形態では、エレベータドアを構成するドア部品毎の寿命と使用時間(経年時間、戸開閉数)と使用時間から算出される計算上の余寿命とをリスト化して保守センター2のエレベータ状態確認部22に更新可能に保存しておく。計算上の余寿命が少なくなったとき、例えば、戸開閉数が予め設定された回数以上となった時点から余寿命診断を開始する。具体的には、保守センター2の遠隔制御部21から戸開閉設定値を順次、段階的に変更し、速度指令変更値として順次ドア制御部15に送信して戸開閉を実行する。そして、速度センサ10からの速度情報、戸開閉時間を基準値による場合と順次比較することで余寿命を判定する。
また、ドア部品は、使用状態によっても変化する。例えば、頻繁に戸開閉が繰り返される1階(基準階)の方が他の階のドアよりも消耗が激しい。また、風が強い階の方がドアにかかる負担が重い。これらの諸条件を考慮し、号機によって寿命診断周期を変更するようにしてもよい。また、1階の異常診断の周期を他の階の診断周期よりも早くするようにしてもよい。エレベータドア個別に余寿命を判別し異常診断を実行することで異常発生を未然に防止できる。
≪第6実施形態の処理手順≫
図8は第6実施形態の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートで示す制御プログラムはエレベータ制御装置1にて実装される。なお、図3に示したフローチャートと同一処理には同一ステップ番号を付し、その説明は省略する。
まず、ステップ219において遠隔制御部21から戸開閉速度設定値が順次変更され、変更された戸開閉速度設定値(速度指令変更値)が送信され、ドア制御部15に送信される(ステップS41,S42)。ドア制御部15に送信された速度指令変更値はドアモータ9に順次、送信され、速度指令変更値による戸開閉動作が順次行われる(ステップS43)。ドア制御部15において、遠隔制御部21にて変更したドアの戸開閉速度設定値と速度センサ10によって測定された戸開閉時間と正常時の戸開閉時間の比較と余寿命の分析を行う(ステップS45)。その分析結果はドア制御部15から遠隔制御部21を介してエレベータ状態確認部22に送信され、保存される(ステップS46,S47,S48)。以下の処理は、図3のフローチャートと同じである。
以上のように、第6実施形態によれば、遠隔制御部21にてドア戸開閉速度設定値を順次変更する場合、変更された戸開閉速度設定値ごとに機器状態の診断を行うことで、ドア機器の余寿命を判断することが可能となる。
なお、以上の各実施形態では、変更された戸開閉速度設定値は戸開閉速度を遅くするようにしたが、戸開閉速度を速めるようにしてもよい。シルのごみや異物は、戸開閉速度を速めることで排除可能になる場合もある。また、ドア部品の余寿命も戸開閉速度を速くすることで診断可能な場合もある。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…エレベータ制御装置(制御盤)、2…保守センター、3…昇降路、4…乗りかご、5…つり合いおもり、6…巻上機、7…そらせシーブ、8…エレベータドア、9…ドアモータ、10…速度センサ、11…シルセンサ、12…荷重センサ、13…かご内カメラ、14…乗場カメラ、15…ドア制御部(戸開閉速度制御部、異常診断部)、16…入出力部、17…戸開閉数記憶部、21…遠隔制御部、22…エレベータ状態確認部、100…エレベータドアの異常診断システム。

Claims (6)

  1. 保守センターに設けられ、エレベータドアの戸開閉速度設定値を、通常運転時とは異なる値に変更した戸開閉速度設定値を出力する遠隔制御部と、
    変更された戸開閉速度設定値を入力して前記エレベータドアの戸開閉速度を制御する戸開閉速度制御部と、
    前記エレベータドアの戸開閉速度を計測する速度センサと、
    前記変更された戸開閉速度設定値と、前記速度センサの速度計測値とを比較することによって前記エレベータドアの異常有無を判別する異常診断部と、
    を具備することを特徴とするエレベータドアの異常診断システム。
  2. 前記エレベータドアの動作を確認可能なカメラからのカメラ画像情報を入力し、
    前記異常診断部は、基準となる戸開閉速度設定値による戸開閉のカメラ画像情報と、前記変更された戸開閉速度設定値による戸開閉のカメラ画像情報とを比較し、ドア異常個所を検知する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータドアの異常診断システム。
  3. エレベータのドアシルの状態を検出するシルセンサを有し、
    前記異常診断部は、ドア正常時におけるシルセンサの検出情報と、変更後のドア戸開閉速度設定値による前記シルセンサの検出情報とを比較し、比較結果に基づきドアの異常有無を判定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータドアの異常診断システム。
  4. かご内の荷重を検出する荷重センサと、
    ドアの戸開閉数を計数する戸開閉数を検出して記憶する戸開閉数記憶部と、
    前記戸開閉速度制御部は、計数された戸開閉数と、前記カメラからのカメラ画像情報と、荷重センサによる荷重情報とから、人のドア挟まれ有無を判断し、人がドアに挟まれていないときにはドアの戸開閉速度設定値を変更して、ドアを強制的に戸閉させる
    ことを特徴とする請求項2に記載のエレベータドアの異常診断システム。
  5. 前記遠隔制御部は、順次変更された戸開閉速度設定値を出力し、
    前記戸開閉速度制御部は、前記遠隔制御部から順次変更された戸開閉速度設定値を入力して前記エレベータドアの戸開閉速度を順次制御し、
    順次変更された戸開閉速度設定値ごとに基準となる戸開閉時間と測定した戸開閉時間の比較を行い、ドア機器の余寿命を判断する機能を有する
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のエレベータドアの異常診断システム。
  6. 遠隔地の保守センターから通信回線を介してエレベータ制御装置に対して変更された戸開閉速度設定値を送信し、
    前記エレベータ制御装置では、変更された戸開閉速度設定値を入力してエレベータドアの戸開閉速度を制御し、
    基準となる戸開閉速度設定値による戸開閉時間と、前記変更された戸開閉速度設定値による戸開閉実行時における速度センサの速度計測値から算出される戸開閉時間との差分からエレベータドアの異常有無を判別する
    ことを特徴とするエレベータドアの異常診断方法。
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