JP6479330B2 - 内燃機関システム - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関システムに関するもので、より具体的には内燃機関の内部を流れる冷却水の温度に基づいて内燃機関の空燃比を補正できる内燃機関システムに関する。
複数のシリンダが設けられたシリンダブロックと、複数のシリンダの配列方向に沿って設けられ、複数のシリンダのそれぞれに空気を供給する給気通路と、複数のシリンダの配列方向に沿って設けられ、複数のシリンダのまわりに冷却水を供給する冷却水通路と、給気通路の入口側に設けられ、給気通路を通る空気の温度を計測する給気温度センサと、給気通路の入口側に設けられ、給気通路を通る空気の圧力を計測する給気圧力センサと、シリンダに供給する混合気の目標空燃比を設定する空燃比設定部と、給気温度センサで計測された空気の温度及び給気圧力センサで計測された空気の圧力を用いて実空燃比を算出し、空燃比設定部で設定された目標空燃比に制御する制御装置と、を備えた内燃機関システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−262131号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された内燃機関システムは、複数のシリンダの配列方向に沿って設けられるために、図8に示すように、給気通路の末端に設けられたシリンダに供給される空気の温度(給気温度)は入口に設けられたシリンダの給気温度よりも高くなる。これにより、給気通路の入口側の給気温度と給気圧力とに基づいて空気密度または空気量を求めて内燃機関を制御しても、給気通路の末端に設けられたシリンダでは適正な範囲の空燃比で内燃機関が運転されるとは限らない。
さらに、図8に示すように、冷却水通路を流れる冷却水の温度が上がると、給気通路の入口に設けられたシリンダの給気温度に対する末端に設けられたシリンダの給気温度の温度差が広がり、給気通路の末端に設けられたシリンダでは適正な範囲の空燃比で内燃機関が運転されないことがある。
本発明は、上記実情を鑑みたものであり、冷却水通路を流れる冷却水の温度が変動しても適正な範囲の空燃比で内燃機関を運転できる内燃機関システムを提供することを目的とする。
本発明は、複数のシリンダが設けられたシリンダブロックを備えるエンジンと、前記エンジンにより駆動される発電機と、前記複数のシリンダの配列方向に沿って設けられ、前記複数のシリンダのそれぞれに空気を供給する給気通路と、前記複数のシリンダのそれぞれに燃料を供給するための燃料供給管であって、前記給気通路とは別体に構成された燃料供給管と、前記複数のシリンダの配列方向に沿って設けられ、前記複数のシリンダのまわりに冷却水を供給する冷却水通路と、前記給気通路の所定の一箇所に設けられ、前記給気通路を通る空気の温度を計測する給気温度センサと、前記所定の一箇所に設けられ、前記給気通路を通る空気の圧力を計測する給気圧力センサと、制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記発電機から要求される要求出力に基づいて、前記複数のシリンダに供給される燃料量を制御するように構成された回転制御装置と、前記シリンダ内部の混合気が前記複数のシリンダに対して要求される目標空燃比の適正範囲で燃焼するような目標空気量を前記燃料量に基づいて設定する空燃比設定部と、前記給気温度センサで計測された空気の温度及び前記給気圧力センサで計測された空気の圧力に基づいて、前記空燃比設定部で設定された目標空気量となるように前記給気通路への空気量を制御する空燃比コントローラと、を備え、前記冷却水通路を通る冷却水の温度を計測する冷却水温度センサをさらに備え、前記制御装置は、前記冷却水温度センサで計測された冷却水の温度に基づいて前記空燃比設定部で設定された目標空気量を補正する目標空燃比補正部を有することを特徴とする。
本発明によれば、冷却水温度センサで計測された冷却水の温度に基づいて空燃比設定部で設定された目標空燃比を補正するので、冷却水通路を流れる冷却水の温度が変動しても適正な範囲の空燃比で内燃機関を運転できる。
本発明の一態様では、前記目標空燃比補正部は、前記冷却水の温度と、前記空気量に基づいて定まる空燃比を補正するための空燃比補正係数との関係を記憶した空燃比補正係数記憶部と、前記冷却水温度センサで計測された冷却水の温度に基づいて前記空燃比補正係数記憶部に記憶された関係から空燃比補正係数を算出することで前記目標空気量を補正する空燃比補正係数算出部と、を含む。
このようにすれば、冷却水温度センサで計測された冷却水の温度に基づいて空燃比補正係数記憶部に記憶された関係から空燃比補正係数を算出するので、冷却水通路を流れる冷却水の温度が変動しても適正な範囲の空燃比で内燃機関を運転できる。
本発明の一態様では、前記シリンダに供給された混合気に点火する目標点火時期を設定する点火時期設定部をさらに備え、前記制御装置は、前記冷却水温度センサで計測された冷却水の温度に基づいて前記点火時期設定部で設定された目標点火時期を補正する目標点火時期補正部をさらに有する。
このようにすれば、冷却水温度センサで計測された冷却水の温度に基づいて点火時期設定部で設定された目標点火時期を補正するので、冷却水通路を流れる冷却水の温度が変動しても適正な範囲の点火時期で内燃機関を運転できる。
本発明の一態様では、前記目標点火時期補正部は、前記冷却水の温度と点火時期補正係数との関係を記憶した点火時期補正係数記憶部と、前記冷却水温度センサで計測された冷却水の温度に基づいて前記点火時期補正係数記憶部に記憶された関係から点火時期補正係数を算出する点火時期補正係数算出部と、を含む。
このようにすれば、冷却水温度センサで計測された冷却水の温度に基づいて点火時期補正係数記憶部に記憶された関係から点火時期補正係数を算出するので、冷却水通路を流れる冷却水の温度が変動しても適正な範囲の点火時期で内燃機関を運転できる。
本発明の一態様では、前記複数のシリンダの配列方向に沿って設けられ、前記複数のシリンダのそれぞれに燃料を供給する燃料供給管と、ウェイストゲートバルブを有する過給器と、を備え、前記空燃比コントローラは、前記ウェイストゲートバルブの開度により前記給気通路に供給する空気量を制御する。
このようにすれば、給気通路に供給する空気量で目標空燃比に制御されるので、燃料量で回転数が制御される内燃機関に適用できる。
本発明の一態様では、前記給気温度センサは、前記給気通路の入口側に設けられる。
このようにすれば、給気通路の入口側を流れる空気の温度を計測できる。
本発明の一態様では、前記冷却水温度センサは、前記冷却水通路の出口側に設けられる。
このようにすれば、冷却水通路の出口側を流れる冷却水の温度を計測できるので、冷却水通路を流れることによる冷却水の温度変動に対応できる。
本発明の一態様では、前記複数のシリンダは、前記複数のシリンダの配列方向における前記給気通路の最も入口側に設けられた入口側シリンダと、前記複数のシリンダの配列方向における前記給気通路の最も末端側に設けられた末端側シリンダと、を備え、前記目標空燃比補正部は、前記冷却水温度センサで計測された冷却水の温度に基づいて、前記末端側シリンダにおける空燃比が適正な範囲に収まるように、前記空燃比設定部で設定された目標空気量を補正するように構成される。
本発明の一態様では、前記給気通路は、前記複数のシリンダの配列方向に沿って前記シリンダブロックの内部に設けられているとともに、前記冷却水通路は、前記複数のシリンダの配列方向に沿って前記シリンダブロックの内部に設けられている。
本発明の一態様では、前記内燃機関システムは、前記エンジンにより駆動される発電機を備え、前記制御装置は、前記発電機から要求される出力に基づいて、前記複数のシリンダに供給される燃料量を制御するように構成されている。
以上説明したように、本発明によれば、冷却水通路を流れる冷却水の温度が変動しても適正な範囲の空燃比で内燃機関を運転できる。
本発明の実施の形態1に係るガスエンジンシステムの構成を示す図である。 図1に示したガスエンジンを示す図である。 図2に示したガスエンジンの断面模式図である。 空燃比補正係数記憶部に記憶された空燃比補正マップを示す図である。 点火時期補正係数記憶部に記憶された点火時期補正マップを示す図である。 図1に示したガスエンジンシステムの制御内容を示す概念図である。 本発明の実施の形態2に係るガスエンジンシステムの構成を示す図である。 ガスエンジンのシリンダ位置とシリンダの給気温度との関係を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る内燃機関システムに好適な実施の形態を詳細に説明する。ここでは、ガス燃料を燃料として発電機を稼働するガスエンジンシステムを例に説明するが、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係るガスエンジンシステムの構成を示す図である。図2は、図1に示したガスエンジンを示す図であり、図3は、図2に示したガスエンジンの断面模式図である。
本発明の実施の形態1に係るガスエンジンシステム1は、ガスエンジンの回転数をガス燃料の量で制御するもので、空燃比は、ガスエンジン2に供給する空気量で制御される。
図1に示すように、本発明の実施の形態1に係るガスエンジンシステム1は、ガスエンジン2とガスエンジン2を制御する制御装置3とにより構成される。
図2及び図3に示すように、本発明の実施の形態1に係るガスエンジン2は、多気筒のV型エンジンであって、図3に示すように、V字型のシリンダブロック4を備える。V字型のシリンダブロック4には、複数のシリンダ41(例えば、図2に示すように18気筒のシリンダ41)が左右交互に設けられ、左右二列のシリンダ列(バンク)が設けられる。シリンダ41は、円筒形に形成され、その内部にはシリンダライナ42が設けられる。そして、シリンダライナ42の内部には、ピストン43が斜め方向に往復運動可能に収容される。ピストン43は、頭部が閉塞された円筒形に形成され、その胴部にはピストン43を径方向に貫通するピン穴が設けられる。また、ピストン43の胴部には、コネクティングロッド45の一端(スモールエンド)が収容され、ピン穴を挿通するピストンピン44によりコネクティングロッド45の一端がピストン43に連結される。
また、複数のシリンダ41(例えば、図2に示すように18気筒のシリンダ41)の下方域には、これら複数のシリンダ41に共通する一つのクランクシャフト46が回転可能に支承される。クランクシャフト46は、コネクティングロッド45とともに、ピストン43の往復運動(下降運動)を回転運動に変換するためのもので、クランクシャフト46は、回転中心を通る軸線と平行にクランクピン461を有する。そして、クランクピン461には、コネクティングロッド45の他端(ラージエンド)が連結される。これにより、ピストン43の往復運動がクランクシャフト46の回転運動に変換される。
また、図3に示すように、シリンダブロック4の内部には、給気通路47が設けられる。給気通路47は、各シリンダ41に空気を供給するためのもので、一方のシリンダ列と他方のシリンダ列との間に設けられる。そして、図1に示すように、給気通路47に供給された空気は各シリンダ41に供給される。
また、図3に示すように、シリンダブロック4の内部には、冷却水通路48が設けられる。冷却水通路48は、シリンダ41のまわりに冷却水を供給するためのもので、各シリンダ列の外側に供給経路481を構成する冷却水通路48が設けられ、各シリンダ列の内側に回収経路482を構成する冷却水通路48が設けられる。そして、図1に示すように、冷却水通路48に供給された冷却水は供給経路481を構成する冷却水通路48及び回収経路482を構成する冷却水通路48を通り回収される。
また、図1に示すように、ガスエンジン2は、ガス供給管21を備える。ガス供給管21は、各シリンダ41にガス燃料を供給するためのもので、本発明の実施の形態1に係るガス供給管21は、一方のシリンダ列と他方のシリンダ列との間となる領域の上方域に設けられる。そして、ガス供給管21には開閉バルブ211が設けられる。開閉バルブ211は、ガス供給管21からシリンダ41に供給するガス燃料の量を制御する燃料バルブであり、制御装置3(回転制御装置8)からの指令に基づいて所定の開度となるように制御される。そして、開閉バルブ211を通ったガス燃料は各シリンダ41に供給される。
また、ガスエンジン2は、排気管22を備える。排気管22は、各シリンダ41から排出された排ガスを回収するためのもので、本発明の実施の形態に係る排気管22は、一方のシリンダ列と他方のシリンダ列との間となる領域の上方域に設けられる。そして、排ガスは、シリンダ列の一側(図1において右側)から他側(図1において左側)に向けて回収される。
また、本発明の実施の形態に係るガスエンジン2は、エアクリーナ5(図2参照)、ターボチャージャー6、インタークーラ7を備える。
エアクリーナ5は、ガスエンジン2の外部から導入した空気に含まれる粉塵等を分離し、清浄な空気とするためのもので、本発明の実施の形態に係るエアクリーナは5、給気通路47の上流に設けられる。
ターボチャージャー6は、ガスエンジン2の熱効率を高めるための過給器であって、排気管22から排出された排ガスの内部エネルギーを用いてタービン61を高速回転させ、その回転力でコンプレッサ62を駆動する。これにより、ターボチャージャー6は、コンプレッサ62で圧縮された空気をインタークーラ7に送り込む。また、ターボチャージャー6には、ウェイストゲートバルブ63が設けられる。ウェイストゲートバルブ63は、制御装置3(統括制御装置9)からの指令に基づいて所定の開度となるように制御される。これにより、排ガスの一部が分流され、ターボチャージャー6の回転数が制御される。
インタークーラ7は、ターボチャージャー6が空気を圧縮することにより温度が上がった空気を冷却するための熱交換機(冷却器)であり、インタークーラ7で冷却された空気は、給気通路47に供給される。
また、上述した給気通路47の入口側には、給気温度センサ471と給気圧力センサ472とが設けられる。給気温度センサ471は、給気通路47を通る空気の温度を計測するためのもので、給気通路47の入口側に設けられることにより、インタークーラ7で冷却された空気の温度が計測される。給気圧力センサ472は、給気温度センサ471で計測する空気の圧力を計測するためのもので、給気温度センサ471と略同じ位置に設けられることにより、インタークーラ7で冷却された空気の圧力が計測される。
また、上述した冷却水通路48の出口側には、冷却水温度センサ483が設けられる。冷却水温度センサ483は、冷却水通路48を通る冷却水の温度を計測するためのもので、冷却水通路48の出口側に設けられることにより、冷却水通路48を通った冷却水の温度が計測される。
制御装置3は、上述したガスエンジン2を制御するためのもので、回転制御装置8と統括制御装置9とを備えて構成される。回転制御装置8は、発電機Gからの要求に基づいてガスエンジン2の出力や回転数を制御するためのもので、ガス供給管21に設けられた開閉バルブ211に指令を与え、開閉バルブ211の開度を制御する。
統括制御装置9は、ガスエンジン2を統括的に制御するためのもので、本発明の実施の形態1に係る統括制御装置9は、少なくともガスエンジン2の空燃比と点火時期を制御する。本発明の実施の形態1に係る統括制御装置9は、空燃比設定部91、目標空燃比補正部92、空燃比コントローラ93、点火時期設定部94、目標点火時期補正部95、点火時期コントローラ96を備える。
空燃比設定部91は、目標空燃比を設定するためのもので、目標空燃比はガスエンジン2に求められる出力や回転数に基づいて設定される。具体的には、回転制御装置8が要求する空燃比に設定される。
目標空燃比補正部92は、空燃比設定部91で設定された目標空燃比を補正するためのもので、空燃比補正係数記憶部921と空燃比補正係数算出部922とを備えている。空燃比補正係数記憶部921は、冷却水の温度と空燃比補正係数との関係が記憶されたもので、具体的には、図4に示すように、空燃比補正マップが記憶されている。空燃比補正マップは、図4に示すように、冷却水温度が92.5°Cのときの空燃比補正係数を1とし、冷却水温度が120°Cのときの空燃比補正係数を1.2とする。空燃比補正係数算出部922は、空燃比補正係数を算出するためのもので、空燃比補正係数記憶部921に記憶された関係と冷却水温度センサ483で計測された温度とに基づいて空燃比補正係数を算出する。そして、目標空燃比補正部92は、空燃比補正係数算出部922で算出された空燃比補正係数に基づいて空燃比設定部91で設定された目標空燃比を補正する。
空燃比コントローラ93は、目標空燃比補正部92で補正された目標空燃比となるように、給気通路に供給する空気を制御するためのもので、本発明の実施の形態1に係る空燃比コントローラ93は、ウェイストゲートバルブ63の開度を制御することにより、給気通路47に供給する空気量を制御する。
点火時期設定部94は、目標点火時期を設定するためのもので、目標点火時期はガスエンジン2に求められる出力や回転数に基づいて設定される。具体的には、回転制御装置8が要求する点火時期に設定される。
目標点火時期補正部95は、点火時期設定部94で設定された目標点火時期を補正するためのもので、点火時期補正係数記憶部951と点火時期補正係数算出部952とを備えている。点火時期補正係数記憶部951は、冷却水と点火時期補正係数との関係が記憶されたもので、具体的には、図5に示すように、点火時期補正マップが記憶されている。点火時期補正マップは、図5に示すように、冷却水温度が92.5°Cのときに点火時期補正係数を1とし、冷却水温度が120°Cのときの点火時期補正係数を0.9とする。点火時期補正係数算出部952は、点火時期補正係数を算出するためのもので、点火時期補正係数記憶部951に記憶された関係と冷却水温度センサ483で計測された温度とに基づいて点火時期補正係数を算出する。そして、目標点火時期補正部95は、点火時期補正係数算出部952で算出された点火時期補正係数に基づいて点火時期設定部94で設定された目標点火時期を補正する。
点火時期コントローラ96は、目標点火時期補正部95で補正された目標点火時期となるように、点火時期を制御するためのもので、本発明の実施の形態1に係る点火時期コントローラ96は、点火装置(図示せず)を制御することにより、点火プラグの点火時期を制御する
図6は、図1に示したガスエンジンシステムの制御内容を示す概念図である。図6に示すように、本発明の実施の形態であるガスエンジンシステム1は、まず、回転制御装置8が発電機Gからの要求に基づいてガスエンジン2の出力や回転数を制御する。具体的には、ガス供給管21に設けられた開閉バルブ211に指令を与える一方、統括制御装置9の空燃比設定部91に目標空燃比を設定するとともに、点火時期設定部94に目標点火時期を設定する。
一方、統括制御装置9は、目標空燃比補正部92において空燃比補正係数算出部922が空燃比補正係数記憶部921に記憶された空燃比補正マップと冷却水温度センサ483で計測された冷却水の温度とに基づいて空燃比補正係数を算出する。つぎに、目標空燃比補正部92は空燃比補正係数算出部922で算出された空燃比補正係数に基づいて空燃比設定部91で設定された目標空燃比を補正する。そして、空燃比コントローラ93は、目標空燃比補正部92で補正された目標空燃比となるように、ウェイストゲートバルブ63の開度を制御する。
また、統括制御装置9は、目標点火時期補正部95において点火時期補正係数算出部952が点火時期補正係数記憶部951に記憶された点火時期補正マップと冷却水温度センサ483で計測された温度とに基づいて点火時期補正係数を算出する。つぎに、目標点火時期補正部95は点火時期補正係数算出部952で算出された点火時期補正係数に基づいて点火時期設定部94で設定された目標点火時期を補正する。そして、点火時期コントローラ96は、目標点火時期補正部95で補正された目標点火時期となるように、点火装置を制御する。
上述した本発明の実施の形態1に係るガスエンジンシステム1は、冷却水温度センサ483で計測された冷却水の温度に基づいて空燃比設定部91で設定された目標空燃比を補正するので、冷却水通路48を流れる冷却水の温度が変動しても適正な範囲の空燃比でガスエンジン2を運転できる。
また、冷却水温度センサ483で計測された冷却水の温度に基づいて空燃比補正係数記憶部921に記憶された関係から空燃比補正係数を算出するので、冷却水通路48を流れる冷却水の温度が変動しても適正な範囲の空燃比でガスエンジン2を運転できる。
また、冷却水温度センサ483で計測された冷却水の温度に基づいて点火時期設定部94で設定された目標点火時期を補正するので、冷却水通路48を流れる冷却水の温度が変動しても適正な範囲の点火時期でガスエンジン2を運転できる。
また、冷却水温度センサ483で計測された冷却水の温度に基づいて点火時期補正係数記憶部951に記憶された関係から点火時期補正係数を算出するので、冷却水通路48を流れる冷却水の温度が変動しても適正な範囲の点火時期でガスエンジン2を運転できる。
[実施の形態2]
つぎに、図7を参照し、本発明の実施の形態2であるエンジンシステムを説明する。尚、図7は、本発明の実施の形態2に係るエンジンシステムの構成を示す図である。尚、本発明の実施の形態2で説明するガスエンジン12は、空気とガス燃料が予混合された混合気をガスエンジン2に供給する点を除いて本発明の実施の形態1で説明したガスエンジンシステム1と構成が共通するので、共通の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の実施の形態2に係るガスエンジンシステム11は、ガスエンジン2の回転数を混合気量で制御するもので、空燃比は、ガスエンジン2に供給する混合気に含まれるガス燃料の量で制御される。
図7に示すように、本発明の実施の形態2に係るガスエンジンシステム11は、本発明の実施の形態1に係るガスエンジンシステム1と同様、ガスエンジン2とガスエンジン2を制御する制御装置13とにより構成される。
図7に示すように、本発明の実施の形態2に係るガスエンジン2は、ガス供給管121を備える。ガス供給管121は、給気通路47にガス燃料を供給するためのもので、本発明の実施の形態2に係るガス供給管121は、給気通路47の上流において給気通路47に合流するように設けられる。そして、ガス供給管121には開閉バルブ1211が設けられる。開閉バルブ1211は、給気通路47に供給するガス燃料の量を制御する燃料バルブであり、制御装置13(統括制御装置19)からの指令に基づいて所定の開度となるように制御される。そして、開閉バルブ1211を通ったガス燃料は給気通路47に供給され、給気通路47を通る空気と混合される(予混合)。
また、本発明の実施の形態2に係るガスエンジン2は、給気通路47の入口側に開閉バルブ1473を備える。開閉バルブ1473はシリンダ41に供給される混合気の量を調整するためのもので、開閉バルブ1473は、制御装置13(回転制御装置18)からの指令に基づいて所定の開度となるように制御される。そして、開閉バルブ1473を通った混合気は各シリンダ41に供給される。
制御装置13は、上述したガスエンジン2を制御するためのもので、回転制御装置18と統括制御装置19とを備えて構成される。回転制御装置18は、発電機Gからの要求に基づいてガスエンジン2の出力や回転数を制御するためのもので、給気通路47に設けられた開閉バルブ1473に指令を与え、開閉バルブ1473の開度を制御するとともに、ウェイストゲートバルブ63に指令を与え、ウェイストゲートバルブ63の開度を制御する。
統括制御装置19は、ガスエンジン2を統括的に制御するためのもので、本発明の実施の形態2に係る統括制御装置19は、少なくともガスエンジン2の空燃比と点火時期を制御する。本発明の実施の形態2に係る統括制御装置19は、空燃比設定部191、目標空燃比補正部192、空燃比コントローラ193、点火時期設定部194、目標点火時期補正部195、点火時期コントローラ196を備える。
空燃比設定部191は、目標空燃比を設定するためのもので、目標空燃比はガスエンジン2に求められる出力や回転数に基づいて設定される。具体的には、回転制御装置18が要求する空燃比に設定される。
目標空燃比補正部192は、空燃比設定部で設定された目標空燃比を補正するためのもので、空燃比補正係数記憶部1921と空燃比補正係数算出部1922を備えている。空燃比補正係数記憶部1921は、冷却水の温度と空燃比補正係数との関係が記憶されたもので、上述した実施の形態1と同様、空燃比補正マップが記憶されている。空燃比補正係数算出部1922は、空燃比補正係数を算出するためのもので、空燃比補正係数記憶部1921に記憶された関係と冷却水温度センサ483で計測された温度とに基づいて空燃比補正係数を算出する。そして、目標空燃比補正部192は、空燃比補正係数算出部1922で算出された空燃比補正係数に基づいて空燃比設定部191で設定された目標空燃比を補正する。
空燃比コントローラ193は、目標空燃比補正部192で補正された目標空燃比となるように、給気通路47に供給するガス燃料を制御するためのもので、本発明の実施の形態2に係る空燃比コントローラ193は、ガス供給管121に設けられた開閉バルブ1211の開度を制御することにより、給気通路47に供給するガス燃料を制御する。
点火時期設定部194は、目標点火時期を設定するためのもので、目標点火時期はガスエンジン2に求められる出力や回転数に基づいて設定される。具体的には、回転制御装置18が要求する点火時期に設定される。
目標点火時期補正部195は、点火時期設定部194で設定された目標点火時期を補正するためのもので、点火時期補正係数記憶部1951と点火時期補正係数算出部1952とを備えている。点火時期補正係数記憶部1951は、冷却水と点火時期補正係数との関係が記憶されたもので、上述した実施の形態1と同様、点火時期補正マップが記憶されている。点火時期補正係数算出部1952は、点火時期補正係数を算出するためのもので、点火時期補正係数記憶部1951に記憶された関係と冷却水温度センサ483で計測された温度とに基づいて点火時期補正係数を算出する。そして、目標点火時期補正部195は、点火時期補正係数算出部1952で算出された点火時期補正係数に基づいて点火時期設定部194で設定された目標点火時期を補正する。
点火時期コントローラ196は、目標点火時期補正部195で補正された目標点火時期となるように、点火時期を制御するためのもので、本発明の実施の形態2に係る点火時期コントローラ196は、点火装置(図示せず)を制御することにより、点火プラグの点火時期を制御する
本発明の実施の形態であるガスエンジンシステム11は、上述した実施形態1と同様、まず、回転制御装置18が発電機からの要求に基づいてガスエンジン2の出力や回転数を制御する。具体的には、給気通路47に設けられた開閉バルブ1473とウェイストゲートバルブ63とに指令を与える一方、統括制御装置19の空燃比設定部191に目標空燃比を設定するとともに、点火時期設定部194に目標点火時期を設定する。
一方、統括制御装置19は、目標空燃比補正部192において空燃比補正係数算出部1922が空燃比補正係数記憶部1921に記憶された空燃比補正マップと冷却水温度センサ483で計測された冷却水の温度とに基づいて空燃比補正係数を算出する。つぎに、目標空燃比補正部192は空燃比補正係数算出部1922で算出された空燃比補正係数に基づいて空燃比設定部191で設定された空燃比を補正する。そして、空燃比コントローラ193は、目標空燃比補正部192で補正された目標空燃比となるように、ガス供給管121に設けられた開閉バルブ1211の開度を制御する。
また、統括制御装置19は、目標点火時期補正部195において点火時期補正係数算出部1952が点火時期補正係数記憶部1951に記憶された点火時期補正マップと冷却水温度センサ483で計測された温度とに基づいて点火時期補正係数を算出する。つぎに、目標点火時期補正部195は点火時期補正係数算出部1952で算出された点火時期補正係数に基づいて点火時期設定部194で設定された目標点火時期を補正する。そして、点火時期コントローラ196は、目標点火時期補正部195で補正された目標点火時期となるように、点火装置を制御する。
上述した本発明の実施の形態2に係るガスエンジンシステム11は、冷却水温度センサ483で計測された冷却水の温度に基づいて空燃比設定部191で設定された空燃比を補正するので、冷却水通路48を流れる冷却水の温度が変動しても適正な範囲の空燃比でガスエンジン2を運転できる。
また、冷却水温度センサ483で計測された冷却水の温度に基づいて空燃比補正係数記憶部1921に記憶された関係から空燃比補正係数を算出するので、冷却水通路48を流れる冷却水の温度が変動しても適正な範囲の空燃比でガスエンジン2を運転できる。
また、冷却水温度センサ483で計測された冷却水の温度に基づいて点火時期設定部194で設定された目標点火時期を補正するので、冷却水通路48を流れる冷却水の温度が変動しても適正な範囲の点火時期でガスエンジン2を運転できる。
また、冷却水温度センサ483で計測された冷却水の温度に基づいて点火時期補正係数記憶部1951に記憶された関係から点火時期補正係数を算出するので、冷却水通路48を流れる冷却水の温度が変動しても適正な範囲の点火時期でガスエンジン2を運転できる。
以上説明したように、本発明に係る内燃機関システムは、冷却水通路を流れる冷却水の温度が変動しても適正な範囲の空燃比で内燃機関を運転できるので、複数のシリンダを有する多気筒のエンジンシステムに好適である。
1 ガスエンジンシステム
2 ガスエンジン
21 ガス供給管
211 開閉バルブ
22 排気管
3 制御装置
4 シリンダブロック
41 シリンダ
47 給気通路
471 給気温度センサ
472 給気圧力センサ
48 冷却水通路
483 冷却水温度センサ
6 ターボチャージャー(過給機)
61 タービン
62 コンプレッサ
63 ウェイストゲートバルブ
7 インタークーラ
8 回転制御装置
9 統括制御装置
91 空燃比設定部
92 目標空燃比補正部
921 空燃比補正係数記憶部
922 空燃比補正係数算出部
93 空燃比コントローラ
94 点火時期設定部
95 目標点火時期補正部
951 点火時期補正係数記憶部
952 点火時期補正係数算出部
96 点火時期コントローラ
G 発電機
11 ガスエンジンシステム
12 ガスエンジン
121 ガス供給管
1211 開閉バルブ(燃料バルブ)
13 制御装置
1473 開閉バルブ
18 回転制御装置
19 統括制御装置
191 空燃比設定部
192 目標空燃比補正部
1921 空燃比補正係数記憶部
1922 空燃比補正係数算出部
193 空燃比コントローラ
194 点火時期設定部
195 目標点火時期補正部
1951 点火時期補正係数記憶部
1952 点火時期補正係数算出部
196 点火時期コントローラ

Claims (9)

  1. 複数のシリンダが設けられたシリンダブロックを備えるエンジンと、
    前記エンジンにより駆動される発電機と、
    前記複数のシリンダの配列方向に沿って設けられ、前記複数のシリンダのそれぞれに空気を供給する給気通路と、
    前記複数のシリンダのそれぞれに燃料を供給するための燃料供給管であって、前記給気通路とは別体に構成された燃料供給管と、
    前記複数のシリンダの配列方向に沿って設けられ、前記複数のシリンダのまわりに冷却水を供給する冷却水通路と、
    前記給気通路の所定の一箇所に設けられ、前記給気通路を通る空気の温度を計測する給気温度センサと、
    前記所定の一箇所に設けられ、前記給気通路を通る空気の圧力を計測する給気圧力センサと、
    制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記発電機から要求される要求出力に基づいて、前記複数のシリンダに供給される燃料量を制御するように構成された回転制御装置と、
    前記シリンダ内部の混合気が前記複数のシリンダに対して要求される目標空燃比の適正範囲で燃焼するような目標空気量を前記燃料量に基づいて設定する空燃比設定部と、
    前記給気温度センサで計測された空気の温度及び前記給気圧力センサで計測された空気の圧力に基づいて、前記空燃比設定部で設定された目標空気量となるように前記給気通路への空気量を制御する空燃比コントローラと、を備え、
    前記冷却水通路を通る冷却水の温度を計測する冷却水温度センサをさらに備え、
    前記制御装置は、
    前記冷却水温度センサで計測された冷却水の温度に基づいて前記空燃比設定部で設定された目標空気量を補正する目標空燃比補正部を有することを特徴とする内燃機関システム。
  2. 前記目標空燃比補正部は、
    前記冷却水の温度と、前記空気量に基づいて定まる空燃比を補正するための空燃比補正係数と、の関係を記憶した空燃比補正係数記憶部と、
    前記冷却水温度センサで計測された冷却水の温度に基づいて前記空燃比補正係数記憶部に記憶された関係から空燃比補正係数を算出することで前記目標空気量を補正する空燃比補正係数算出部と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関システム。
  3. 前記シリンダに供給された混合気に点火する目標点火時期を設定する点火時期設定部をさらに備え、
    前記制御装置は、
    前記冷却水温度センサで計測された冷却水の温度に基づいて前記点火時期設定部で設定された目標点火時期を補正する目標点火時期補正部をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関システム。
  4. 前記目標点火時期補正部は、
    前記冷却水の温度と点火時期補正係数との関係を記憶した点火時期補正係数記憶部と、
    前記冷却水温度センサで計測された冷却水の温度に基づいて前記点火時期補正係数記憶部に記憶された関係から点火時期補正係数を算出する点火時期補正係数算出部と、
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の内燃機関システム。
  5. 前記複数のシリンダの配列方向に沿って設けられ、前記複数のシリンダのそれぞれに燃料を供給する燃料供給管と、
    ウェイストゲートバルブを有する過給器と、
    を備え、
    前記空燃比コントローラは、
    前記ウェイストゲートバルブの開度により前記給気通路に供給する空気量を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関システム。
  6. 前記給気温度センサは、前記給気通路の入口側に設けられたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の内燃機関システム。
  7. 前記冷却水温度センサは、前記冷却水通路の出口側に設けられたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の内燃機関システム。
  8. 前記複数のシリンダは、前記複数のシリンダの配列方向における前記給気通路の最も入口側に設けられた入口側シリンダと、前記複数のシリンダの配列方向における前記給気通路の最も末端側に設けられた末端側シリンダと、を備え、
    前記目標空燃比補正部は、
    前記冷却水温度センサで計測された冷却水の温度に基づいて、前記末端側シリンダにおける空燃比が適正な範囲に収まるように、前記空燃比設定部で設定された目標空気量を補正するように構成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の内燃機関システム。
  9. 前記給気通路は、前記複数のシリンダの配列方向に沿って前記シリンダブロックの内部に設けられているとともに、
    前記冷却水通路は、前記複数のシリンダの配列方向に沿って前記シリンダブロックの内部に設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の内燃機関システム。
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