JP6474693B2 - 焦点検出装置、焦点検出方法、および記録媒体 - Google Patents

焦点検出装置、焦点検出方法、および記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、夜景撮影時における点光源のような被写体に対しても正確に焦点検出を行うことができる焦点検出装置、焦点検出方法、および記憶媒体に関する。
撮像装置に備えられた撮影レンズの自動焦点検出の方式として、従来よりコントラストAF方式が使用されている。このコントラストAFは、撮影レンズによって形成された被写体像のコントラスト値を算出し、このコントラスト値がピーク値となるように撮影レンズの位置を制御する方式である。
しかし、コントラストAF方式は、夜景撮影時における点光源のような被写体に対して、正確に焦点検出を行うことが困難である。そこで、輝度評価値を閾値と比較し、コントラスト値が閾値より大きい場合には、コントラスト値を輝度評価値によって補正し、この補正されたコントラスト値に基づいて焦点検出を行うことが提案されている(特許文献1参照)。
特開2011−175119号公報
特許文献1に開示の焦点検出装置によれば、夜景撮影時等の点光源に対して、正確に合焦位置を検出することができる。しかし、低輝度の点光源でない被写体に対して、正確に合焦位置を検出することが困難である。この点について、図7A、7Bを用いて説明する。
図7Aは、被写体が点光源である場合において、フォーカスレンズを移動させながら(レンズスキャン)取得した画像データに基づいて検出されたAF評価値と輝度評価値を示す。図7A中のグラフ(a)において、横軸はフォーカスレンズ位置(LDP)を示し、縦軸にAF評価値(AFval)および輝度評価値を示す。すなわち、輝度評価値カーブLBV10はフォーカスレンズを移動させながら取得した輝度評価値の変化を示し、AF評価値カーブLAF10はフォーカスレンズを移動させながら取得したAF評価値の変化を示す。
AF評価値カーブLAF10のピークが閾値Th20よりも小さい場合には、図7A中のグラフ(b)に示すように、AF評価値に対して補正を行わない。この場合には、真の合焦位置は、位置P2である。しかし、グラフ(b)に示すように、AF評価値は、位置P1、P3の2か所でピーク値となり、この偽合焦位置に基づいて焦点検出することから、正確な合焦位置を検出することができない。
一方、AF評価値LAF10のピーク値が閾値Th10よりも大きい場合には、図7A中のグラフ(c)に示すように、AF評価値に対して補正を行う。この場合、補正を行うことにより、グラフ(c)に示すように、AF評価値は、位置P2でピーク値となり、正確な合焦位置を検出することができる。
このように、点光源被写体の場合には、特許文献1に開示のように、AF評価値を補正することにより、偽合焦を防止し、正確な合焦位置を検出することができる。なお、閾値Th10およびTh20は、本来は同一の値であり、AF評価値が変動する。しかし、図7Aにおいては作図の都合上、AF評価値を固定し、閾値を異ならせてある。後述する図7Bにおいても、同様に作図してある。
図7Bは、被写体が非点光源である場合のAF評価値と輝度評価値を示す。図7B中のグラフ(a)においても、横軸はフォーカスレンズ位置(LDP)を示し、縦軸にAF評価値(AFval)および輝度評価値を示す。すなわち、輝度評価値カーブLBV20はフォーカスレンズを移動させながら取得した輝度評価値の変化を示し、AF評価値カーブLAF20はフォーカスレンズを移動させながら取得したAF評価値の変化を示す。
AF評価値カーブLAF2のピークが閾値Th20よりも小さい場合には、図7B中のグラフ(b)に示すように、AF評価値に対して補正を行わない。この場合、補正を行わなくても、グラフ(b)に示すように、AF評価値は、位置P2でピークを有し、正確な合焦位置を検出することができる。
一方、AF評価値カーブLAF20のピーク値が閾値Th10よりも大きい場合には、図7B中のグラフ(c)に示すように、AF評価値に対して補正を行う。この場合、補正を行うことにより、グラフ(c)に示すように、補正されたAF評価値カーブLAF20Cは、ノイズの影響を受けて不規則に変化するカーブとなり、ピーク値を検出するのが困難であり、精度良く合焦位置を検出することができない。
このように、特許文献1に開示のAF評価値の補正は、点光源被写体に対しては精度良く合焦位置を検出することができるが、非点光源被写体に対しては精度よく合焦位置を検出することができない。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、被写体が点光源であるか非点光源にあるかに関わらず、適切な合焦位置にフォーカス可能な焦点検出装置、焦点検出方法、および記憶媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係る焦点検出装置は、画像データを取得する撮像部と、異なるフォーカス位置において輝度情報を取得し、輝度評価ピーク位置を検出する輝度情報取得部と、異なるフォーカス位置における画像データに基づいてコントラスト情報を算出し、このコントラスト情報から通常AF評価ピーク位置を検出する通常焦点検出情報取得部と、上記輝度情報取得部で取得した上記輝度情報および上記通常焦点検出情報取得部で算出した上記コントラスト情報に基づいて、異なるフォーカス位置における特殊AF評価ピーク位置を検出する特殊焦点検出情報取得部と、上記輝度情報と、少なくとも上記通常焦点検出情報取得部で検出した上記通常AF評価ピーク位置および上記特殊焦点検出情報取得部で検出した上記特殊AF評価ピーク位置の何れかに基づいて、焦点検出に用いる情報を判定する判定部と、上記判定部によって判定された上記焦点検出に用いる情報に基づいて、焦点検出位置を演算する焦点検出演算部と、を有し、上記判定部は、上記特殊AF評価値のピーク位置と、上記通常AF評価値のピーク位置、または輝度評価値のピーク位置が所定距離内にあるか否かを判定し、上記特殊AF評価値のピーク位置と上記通常AF評価値のピーク位置のいずれかを上記焦点検出に用いる情報として出力する。
第2の発明に係る焦点検出装置は、上記第1の発明において、上記判定部は、異なるフォーカス位置における上記輝度情報のうちのピーク位置と、上記通常AF評価値または上記特殊AF評価値のピーク位置とが所定距離内にあるか否かを判定する。
の発明に係る焦点検出装置は、上記第又はの発明において、上記焦点検出演算部は、上記判定部によって上記特殊AF評価値のピーク位置と上記通常AF評価値のピーク位置が所定距離内にない、かつ上記特殊AF評価値のピーク位置と上記輝度情報のうちのピーク位置が所定距離内にあると判定された場合は特殊AF評価値のピーク位置を焦点検出演算に用いる位置として選択し、上記判定部によって上記特殊AF評価値のピーク位置と上記通常AF評価値のピーク位置が所定距離内にあると判定された場合は通常AF評価値のピーク位置を焦点検出演算に用いる。
の発明に係る焦点検出装置は、上記第1の発明において、上記輝度情報取得部における上記輝度情報は、所定領域内の輝度値、飽和出力領域数、および分割領域の輝度差の有無の少なくともいずれか一つである。
の発明に係る焦点検出方法は、画像データを取得し、上記画像データに基づいて異なるフォーカス位置において輝度情報を取得し、輝度評価ピーク位置を検出し、異なるフォーカス位置における画像データに基づいてコントラスト情報を算出し、このコントラスト情報から通常AF評価ピーク位置を検出し、上記輝度情報および上記コントラスト情報に基づいて、異なるフォーカス位置における特殊AF評価ピーク位置を検出し、上記輝度情報と、少なくとも上記通常AF評価ピーク位置および上記特殊AF評価ピーク位置の何れかに基づいて、焦点検出に用いる情報を判定し、判定された上記焦点検出に用いる情報に基づいて、焦点検出位置を演算し、上記特殊AF評価値のピーク位置と、上記通常AF評価値のピーク位置、または輝度情報のうちのピーク位置が所定距離内にあるか否かを判定し、上記特殊AF評価値のピーク位置と上記通常AF評価値のピーク位置のいずれかを上記焦点検出に用いる情報とする。
の発明に係る記憶媒体は、画像データを取得し、上記画像データに基づいて異なるフォーカス位置において輝度情報を取得し、輝度評価ピーク位置を検出し、異なるフォーカス位置における画像データに基づいてコントラスト情報を算出し、このコントラスト情報から通常AF評価ピーク位置を検出し、上記輝度情報および上記コントラスト情報に基づいて、異なるフォーカス位置における特殊AF評価ピーク位置を検出し、上記輝度情報と、少なくとも上記通常AF評価ピーク位置および上記特殊AF評価ピーク位置の何れかに基づいて、焦点検出に用いる情報を判定し、判定された上記焦点検出に用いる情報に基づいて、焦点検出位置を演算し、上記特殊AF評価値のピーク位置と、上記通常AF評価値のピーク位置、または輝度情報のうちのピーク位置が所定距離内にあるか否かを判定し、上記特殊AF評価値のピーク位置と上記通常AF評価値のピーク位置のいずれかを上記焦点検出に用いる情報とする、ことを実現させるためのプログラムを記憶する。
本発明によれば、被写体が点光源であるか非点光源にあるかに関わらず、適切な合焦位置にフォーカス可能な焦点検出装置、焦点検出方法、および記憶媒体を提供することができる。
本発明の一実施形態に係わるカメラの主として電気的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るカメラの制御部の周辺の機能を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るカメラにおける焦点検出動作を説明するグラフである。 本発明の一実施形態に係るカメラのメイン動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるカメラのピーク検出から合焦位置駆動における動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るカメラにおいて、補助光を照射しない場合の焦点検出動作を説明するグラフである。 本発明の一実施形態に係るカメラにおいて、補助光を照射しない場合の焦点検出動作を説明するグラフである。 本発明の一実施形態に係るカメラにおいて、補助光を照射した場合の焦点検出動作を説明するグラフである。 従来の点光源対策を行った焦点検出装置における焦点検出動作を説明するグラフである。 従来の点光源対策を行った焦点検出装置における焦点検出動作を説明するグラフである。
以下、本発明の一実施形態としてデジタルカメラに適用した例について説明する。このデジタルカメラは、撮像部を有し、この撮像部によって被写体像を画像データに変換し、この変換された画像データに基づいて、被写体像を本体の背面に配置した表示部にライブビュー表示する。撮影者はライブビュー表示を観察することにより、構図やシャッタタイミングを決定する。レリーズ操作時には静止画の画像データが記録媒体に記録され、動画釦の操作時には動画の画像データが記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像データは、再生モードを選択すると、表示部に再生表示することができる。
また、画像データに基づいてコントラスト情報を算出し、このコントラスト情報から通常AF評価ピーク位置を検出し、輝度情報とコントラスト情報から点光源AF評価ピーク位置を検出する。そして、この検出された通常AF評価ピーク位置と点光源AF評価ピーク位置のいずれかを用いて、焦点位置を求め、フォーカスレンズを合焦位置に駆動する。なお、本実施形態において、ピーク値は評価値の凸部側の極値を示しているが、凹部側の極値であってもよく、ピーク位置は凹部側の極値の位置であってもよい。
図1は、本実施形態に係るカメラの主として電気的構成を示すブロック図である。このカメラの撮影レンズ1の光軸上に、撮像素子3が配置されている。撮像素子3の出力は撮像信号処理回路5に接続され、撮像信号処理回路5の出力は、AE評価値算出回路7、AF評価値算出回路9、および制御部11に接続されている。また、制御部11には、モータドライブ回路15、メモリ17、画像処理回路19、操作部21、表示回路23が接続されている。モータドライブ回路15には、レンズ駆動モータ13が接続されており、レンズ駆動モータ13は撮影レンズ1の位置を変化させる。
撮影レンズ1は、フォーカスレンズを含み、被写体光束を撮像素子3に集光させ、被写体像を結像させるための光学系である。この撮影レンズ1は、制御部11からの指示に応じて動作するモータドライブ回路15によって駆動されるレンズ駆動モータ13により光軸方向に移動され、焦点状態が変化する。フォーカスレンズの位置は、レンズ位置検出部(不図示)によって検出され、レンズ位置情報として制御部11に出力される。
撮像素子3は、前面に配置されたベイヤ―配列のカラーフィルタと、このカラーフィルタに対応して配列されたフォトダイオード等の光電変換素子から構成される。各カラーフィルタとこれに対応する各光電変換素子によって各画素が、また画素群によって撮像領域が構成される。撮像素子3は、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等であり、撮影レンズ1により集光された光を各画素で受光し光電流に変換し、この光電流をコンデンサ(フローティングディフュージョン)で蓄積し、アナログ電圧信号(画像信号)として撮像信号処理回路5に出力する。
撮像信号処理回路5は、撮像素子3から出力される画像信号を増幅し、アナログデジタル(AD)変換等の信号処理を行う。撮像素子3および撮像信号処理回路5は、画像データを取得する撮像部として機能する。
撮像信号処理回路5に接続されたAE評価値算出回路7は、撮像信号処理回路5から出力される画像データに基づいて、輝度評価値(AE評価値)を算出する。この輝度評価値は、コントラストAFによる焦点検出のための検出領域と略同じ領域の画像データに基づいて、輝度値の積算値または平均値等である。また、AE評価値算出回路7は、撮影レンズ1のフォーカスレンズを、レンズ駆動モータ13によって移動させながら、それぞれの位置で輝度評価値を取得する。
AF評価値算出回路9は、予め定められている焦点検出のための検出領域の画像データを入力し、この領域の画像のコントラストに相当する値(AF評価値)を算出する。コントラストの算出にあたっては、画像データの高周波成分を抽出すればよいことから、デジタルハイパスフィルタ等を用いて算出する。AF評価値算出回路9は、図2を用いて後述するように、点光源用のAF評価値と、通常用のAF評価値をそれぞれ演算する。
なお、AE評価値算出回路7およびAF評価値算出回路9は、本実施形態に示すようなハードウエア回路以外にも、制御部11によってソフトウエアによって同等の機能を実行するようにしても勿論かまわない。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)とASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で構成される周辺回路からなる。制御部11は、不揮発性の記憶部に記憶されたプログラムに従って、カメラ全体の各種シーケンスを統括的に制御する。また、制御部11は、AE評価値算出回路7およびAF評価値算出回路9等から情報を入力し、モータドライブ回路15、レンズ駆動モータ13を制御することにより、撮影レンズ1の合焦制御を行う。また、AF補助光回路16は、被写体が暗い場合に、測距の補助として、制御部11からの指示に応じて発光する。
制御部11に接続された画像処理回路19は、撮像信号処理回路によって出力された画像データに対して、ホワイトバランス補正処理、同時化処理、色変換処理等の画像処理を行う。また、画像処理回路19は、画像データに基づいて、画面中に人物の顔の部分が存在するか否かの顔検出を行う。さらに、画像処理回路19は、表示装置25にライブビュー表示する際にライブビュー表示用の画像処理を行い、メモリ17に記録する際に画像圧縮を行い、メモリ17から読み出した圧縮された画像データの伸張を行う。
制御部11に接続された操作部21は、電源釦、レリーズ釦、各種入力キー等の操作部材である。ユーザが操作部21のいずれかの操作部材を操作すると、制御部11は、ユーザの操作に応じた各種シーケンスを実行する。操作部21の内のレリーズ釦は、1stレリーズスイッチと2ndレリーズスイッチの2段スイッチを有している。レリーズ釦が半押しされると1stレリーズスイッチがオンとなり、半押しから更に押し込まれ全押しされると2ndレリーズスイッチがオンとなる。1stレリーズスイッチがオンとなると、制御部11は、AE処理やAF処理等撮影準備シーケンスを実行する。また2ndレリーズスイッチがオンとなると、制御部11は、撮影シーケンスを実行し、撮影を行う。
制御部11に接続されたメモリ17は、例えば、カメラ本体に着脱自在に記憶媒体であり、画像処理回路19において圧縮された画像データおよびその付随データが記録される。なお、画像データ等を記録するための記録媒体として、カメラ本体に着脱可能な外部メモリに限らず、カメラ本体に内蔵のハードディスク等の記録媒体であってもかまわない。
表示回路23は表示装置25に接続されており、表示装置25は、カメラ本体の背面等に設けられた液晶ディスプレイ(LCD)等や、カメラ本体に内蔵され、接眼部を介して観察可能な電子ビューファインダ等からなる。表示装置25には、撮像素子3および撮像信号処理回路5からの画像データに基づいて、被写体像をライブビュー表示し、またメモリ17に記録された画像データを読出し、再生表示を行い、またメニュー画面等の表示を行う。表示回路23は、表示装置25における表示を行う。
次に、図2を用いて、AE評価値算出回路7、AF評価値算出回路9、および制御部11における焦点検出を行うための機能について説明する。
輝度評価値演算部7aは、AE評価値演算回路7内にあり、撮像信号処理回路5から画像データを入力し、輝度評価値を算出する。撮影レンズ1のフォーカスレンズがレンズスキャン駆動によって所定量だけ移動されるたびに(1フレーム分の画像データが出力されるたびに)、輝度評価値が算出される。この算出された輝度評価値は、特殊AF評価値演算部9bに出力され、また輝度評価値カーブ(輝度カーブ)LBVとして制御部11内の輝度評価ピーク位置検出部11aに出力される。なお、この輝度評価値カーブは、図3を用いて後述する輝度評価値カーブLBVに相当する。
通常AF評価値演算部9aは、AF評価値演算回路9内にあり、撮像信号処理回路5からの画像データを入力し、通常AF評価値を算出する。この通常AF評価値は、検出領域の画像データの高周波成分を抽出する等によって算出された検出領域の画像コントラストを示す値である。
通常AF評価値演算部9aは、撮影レンズ1のフォーカスレンズがレンズスキャン駆動によって所定量だけ移動されるたびに(1フレーム分の画像データが出力されるたびに)、通常AF評価値を算出し、この算出した通常AF評価値を特殊AF評価値演算部9bに出力し、また通常AFカーブLAFとして制御部11内の通常AF評価値ピーク位置検出部11cに出力する。この通常AFカーブは、図3を用いて後述する通常AF評価値カーブLAFに相当する。
特殊AF評価値演算部9bは、AF評価値演算回路9内にあり、輝度評価値演算部7aから輝度評価値を入力し、また通常AF評価値演算部9aから通常AF評価値を入力する。そして、特殊AF評価値演算部9bは、特殊AF評価値(具体的には、点光源補正AF評価値)を算出する。この特殊AF評価値は、輝度評価値と通常AF評価値を用いて、検出領域内の点光源の合焦位置を検出するための評価値である。
特殊AF評価値演算部9bは、撮影レンズ1のフォーカスレンズがレンズスキャン駆動によって所定量だけ移動されるたびに(1フレーム分の画像データが出力されるたびに)、特殊AF評価値を算出し、点光源補正AF評価値カーブ(点AFカーブ)LAFCとして制御部11内の特殊AF評価値ピーク位置検出部11bに出力する。この点AFカーブは、図3を用いて後述する点光源補正AF評価値カーブLAFCに相当する。
輝度評価ピーク位置検出部11aは、制御部11内にあり、輝度評価値演算7aから輝度評価値(輝度カーブ)を入力し、輝度評価値のピーク位置(Xae)を検出する。輝度評価値演算部7aと輝度評価ピーク位置検出部11aは、異なるフォーカス位置において輝度情報を取得し、輝度評価ピーク位置を検出する輝度情報取得部として機能する。この輝度情報取得部における上述の輝度情報は、所定領域内の輝度値、飽和出力領域数、および分割領域の輝度差の有無の少なくともいずれか一つである。
特殊AF評価ピーク位置検出部11bは、制御部11内にあり、特殊AF評価値演算部9bから点光源補正AF評価値(点AFカーブ)を入力し、特殊AF評価ピーク位置(Xp)を検出する。特殊AF評価値演算部9bと特殊AF評価ピーク位置検出部11bは、輝度情報取得部で取得した輝度情報および通常焦点検出情報取得部で算出したコントラスト情報に基づいて、異なるフォーカス位置における特殊AF評価ピーク位置を検出する特殊焦点検出情報取得部として機能する。
通常AF評価ピーク位置検出部11cは、制御部11内にあり、通常AF評価値演算部9aから通常AF評価値(通常AFカーブ)を入力し、通常AF評価ピーク位置(Xaf)を検出する。通常AF評価値演算部9aと通常AF評価ピーク位置検出部11cは、異なるフォーカス位置における画像データに基づいてコントラスト情報を算出し、このコントラスト情報から通常AF評価ピーク位置を検出する通常焦点検出情報取得部として機能する。
ピーク位置判定部11dは、輝度評価ピーク位置検出部11aから輝度評価値ピーク位置Xaeとその近傍の情報を入力し、特殊AF評価値ピーク位置検出部11bから特殊AF評価値ピーク位置Xpとその近傍の情報を入力し、通常AF評価ピーク位置検出部11cから通常AF評価値ピーク位置Xafとその近傍の情報を入力する。そして、ピーク位置判定部11dは、3つのピーク位置(Xae、Xp、Xaf)を比較することにより、いずれの位置をAF位置として選択するかを判別する。この判別されたAF位置は、AF位置演算部11eに出力する。
ピーク位置判定部11dによって行われる判別については、図3を用いて後述する。ピーク位置判定部11dは、輝度情報と、少なくとも通常焦点検出情報取得部で検出した通常AF評価ピーク位置および特殊焦点検出情報取得部で検出した特殊AF評価ピーク位置の何れかに基づいて、焦点検出に用いる情報を判定する判定部として機能する。
このピーク位置判定部11dは、異なるフォーカス位置における輝度情報のうちのピーク位置と、通常AF評価値または特殊AF評価値のピーク位置とが所定距離内にあるか否かを判定する(例えば、図5のS31、S33参照)。また、ピーク位置判定部11dは、特殊AF評価値のピーク位置と、通常AF評価値のピーク位置、または輝度評価値のピーク位置が所定距離内にあるか否かを判定する(例えば、図5のS31、S33参照)。
AF位置演算部11eは、ピーク位置判定部11dから出力されたピーク位置に基づいてAF位置を演算する。このAF位置の演算は、例えば、ピーク位置に対応するフォーカス位置およびAF評価値と、ピーク位置の前後のフォーカス位置およびAF評価値を用いて、3点補間演算等によって行う。AF位置演算部11eは、判定部によって判定された上記焦点検出に用いる情報に基づいて、焦点検出位置を演算する焦点検出演算部として機能する。この焦点検出部は、判定部によって所定内にあると判定された場合は特殊AF評価値のピーク位置を焦点検出演算に用いる位置として選択し、判定部によって所定内にないと判定された場合は通常AF評価値のピーク位置を焦点検出演算に用いる(例えば、図5のS37、S39参照)。
次に、図3を用いて、ピーク位置判定部11dにおいて行われるピーク位置の判定について説明する。図3(a)〜(c)のグラフにおいて、LBVは輝度評価値演算部7aから出力される輝度評価値カーブ(輝度カーブ)を示し、LAFは通常AF評価値演算部9aから出力される通常AF評価値カーブ(通常AFカーブ)を示し、LAFCは特殊AF評価値演算部9bから出力される点光源補正AFカーブ(点AFカーブ)を示す。
図3(a)は、通常AF評価値カーブLAFのピーク位置Xafと、点光源補正AF評価カーブLAFCのピーク位置Xpが一致している場合を示す(XafとXpが所定の範囲内にあれば、一致とみなす)。この場合には、ピーク位置判定部11dは、通常AF評価値カーブのピーク位置Xafを、焦点検出用に選択し、このピーク位置XafをAF位置演算部11eに出力する。合焦位置の演算は、ピーク位置とその前後の位置におけるAF評価値を用いて、補間演算により算出するので、通常AFカーブのピーク位置Xpと点光源補正AF評価カーブのピーク位置が一致している場合であっても、3点のAF評価値が異なっている。また、通常AF評価値カーブと点光源補正AF評価カーブは連続的に算出されず、レンズスキャン駆動の際にとびとびの位置で算出されたAF評価値の中からピーク位置が検出される。このため、ピーク位置が一致しているように見えても実際のピーク位置はずれている可能性が高い。本実施形態においては、補正前の通常AF評価値カーブから検出されたピーク位置Xafの方が、より精度が高いことから、このピーク位置Xafを選択している。
図3(b)(c)は、通常AF評価値カーブLAFのピーク位置Xafと、点光源補正AF評価カーブLAFCのピーク位置Xpが不一致の場合を示す。不一致の場合には、輝度評価値カーブLBVのピーク位置と比較し、この比較結果に応じて、ピーク位置の選択を行う。
図3(b)は、通常AF評価値カーブLAFのピーク位置Xafと輝度評価値カーブLBVのピーク位置Xaeが一致(XafとXaeが所定の範囲内にあれば、一致とみなす)、または輝度評価値カーブLBVにピーク位置がない場合である。この場合には、通常AF評価値カーブLAFのピーク位置Xafを選択し、このピーク位置XafをAF位置演算部11eに出力する。輝度カーブLBVと通常AF評価値カーブLAFのピーク位置が一致する場合には、点光源であっても通常AF評価値カーブLAFのピークAF評価値が陥没しないケースである。この場合、通常AF評価値カーブLAFのピークのほうが点光源補正AF評価値カーブLAFCのピークより信頼性が高い。また、輝度カーブLBVにピーク位置が無い場合、被写体が非点光源と想定されるため、通常AF評価値カーブLAFの方が信頼性が高い。
図3(c)は、点光源補正AF評価カーブLAFCのピーク位置Xpと輝度評価値カーブLBVのピーク位置Xaeが一致している場合である(一致には、近傍である場合も含む)。この場合には、点光源補正AF評価カーブLAFCのピーク位置Xpを選択し、このピーク位置XpをAF位置演算部11eに出力する。輝度カーブLBVと点光源補正AF評価カーブLAFCのピーク位置が一致する場合には、被写体が点光源であり、点光源補正AF評価カーブのピーク位置方が通常AF評価値カーブのピーク位置より信頼性が高いからである。
次に、図4および図5に示すフローチャートを用いて、本実施形態におけるAF動作について説明する。この動作は、制御部11内のCPUが記憶部に記憶されたプログラムに従ってカメラの各部を制御することにより実行する。また、このフローチャートは、レリーズ釦の半押しがなされた際に行うコントラストAFによる自動焦点調節の動作を主に抽出して示している。自動焦点調節の動作以外は通常のカメラ制御であることから、図4に示すフローでは省略してある。
カメラの電源釦が操作され、電源がオンとなると、図4に示すフローチャートがスタートする。スタートすると、撮影待機状態となり、ライブビュー表示を行う(S1)。ここでは、撮像部1によって取得した画像データに基づいて、画像処理回路19がライブビュー表示用に画像処理を行い、表示回路23を介して表示装置25にライブビュー表示を行う。このライブビュー表示は、撮像素子3のフレームレートに相当する時間が経過する毎に、画像が更新される。
続いて、1stレリーズ入力か否かの判定を行う(S3)。ここでは、レリーズ釦が半押しされ、1stレリーズスイッチがオンとなったか否かを判定する。この判定の結果、1stレリーズ入力がない場合には、ライブビュー表示を行い、撮影待機状態を続行する。
ステップS3における判定の結果、1stレリーズ入力があった場合には、AF用露出の設定を行う(S5)。ここでは、撮像素子3からの画像データを取得するにあたって、AFの検出に最適になるように、絞り値やISO感度等の露出制御値の設定を行う。
AF用露出設定を行うと、次に、スキャン駆動を開始する(S7)。ここでは、制御部11はモータドライブ回路15およびレンズ駆動モータ13によってフォーカスレンズを移動させる。この移動の際に、所定量だけフォーカスレンズが移動し、1フレーム分の画像データが出力されるたびに、輝度評価値演算部7aが輝度評価値を取得し、通常AF評価値演算部9aが通常AF評価値を取得し、特殊AF評価値演算部が特殊AF評価値を取得する。
スキャン駆動を開始すると、次に、方向判断を行う(S9)。スキャン駆動によって所定量だけフォーカスレンズが移動すると、このとき得られた通常AF評価値とスキャン開始時に得られた通常AF評価値を比較する。そして、比較結果に基づいて、今回の通常AF評価値がスキャン開始時のAF評価値より所定以上増加・減少しているかを判定する。この判定の結果、増加の場合には駆動方向を維持し、減少の場合は駆動方向を反転する。
方向判断を行うと、次に、ピーク検出を行う(S11)。ここでは、輝度評価ピーク位置検出部11aが輝度評価ピーク位置Xaeを検出し、通常AF評価ピーク位置検出部11cが通常AF評価ピーク位置Xafを検出し、特殊AF評価ピーク位置検出部11bが特殊AF評価ピーク位置Xpを検出する。なお、ピーク位置を検出した際に、このピーク位置を記憶すると共にピーク値も検出し記憶する。
続いて、合焦位置算出を行う(S13)。ここでは、ステップS11において検出されたピーク位置に基づいて、ピーク位置判定部11dが、図3を用いて説明した判断に従って、ピーク位置を選択する。この選択されたピーク位置を用いて、AF位置演算部11eがAF位置を演算する。
合焦位置を算出すると、次に、合焦位置に駆動する(S15)。ここでは、制御部11が、ステップS13において算出された合焦位置にフォーカスレンズを移動させるように、モータドライブ回路15およびレンズ駆動モータ13の制御を行う。合焦位置に駆動すると、このフローを終了する。ステップS11〜S15における詳しい動作については、図5を用いて後述する。なお、合焦駆動が終了しても、電源がオンであれば、ステップS1に戻り、カメラの制御を行う。
次に、図5に示すフローチャートを用いて、ステップS11〜S15におけるピーク検出〜合焦位置駆動の動作について説明する。
図5に示すフローに入ると、撮像信号処理回路5から1フレーム分の画像データが出力されるたびに、焦点検出領域内の通常AF評価値と点光源補正AF評価値を取得する(S21)。ここでは、撮像信号処理回路5からの画像データを用いて、AF評価値算出回路9内の通常AF評価値演算部9aが通常AF評価値を取得し、特殊AF評価値演算部9bが点光源補正AF評価値を取得する。
通常AF評価値と点光源補正AF評価値を取得すると、次に、通常AF評価値ピーク検出を行う(S23)。ここでは、ステップS21において取得した通常AF評価値を用いて、制御部11内の通常AF評価値ピーク位置検出部11cが、通常AF評価値のピーク位置Xafの検出を行う。このピーク位置Xafの検出は、通常AF評価値演算部9aから出力される通常AF評価値の最大値を記憶しておき、今回の通常AF評価値が通常AF評価値の最大値から所定以上減少した際、ピーク検出を完了させる。このとき、ピーク位置Xafは先の比較に用いた通常AF評価値の最大値位置となる。
通常AF評価値ピーク検出を行うと、次に、点光源補正AF評価値ピーク検出を行う(S25)。ここでは、ステップS21において取得した点光源AF補正評価値を用いて、制御部11内の特殊AF評価値ピーク位置検出部11bが、点光源補正AF評価値のピーク位置Xpの検出を行う。このピーク位置Xpの検出は、特殊AF評価値演算部9bから出力される点光源補正AF評価値の最大値を記憶しておき、今回の点光源AF評価値が点光源AF評価値の最大値から所定以上減少した際、ピーク検出を完了させる。このとき、ピーク位置Xpは先の比較に用いた点光源AF評価値の最大値位置となる。
なお、点光源補正AF評価値AFvalは、下記式(1)より算出する。
AFval=(AEvalStd/AEval)*AFvalOrg ・・・(1)
ここで、AEvalStadは基準輝度評価値であり、輝度評価値AEvalが取り得る値の範囲よりも大きな値を予め設定しておく。また、輝度評価値AEvalは、AE評価値算出回路7によって算出された輝度評価値である。この輝度評価値は、前述したように、コントラストAFによる焦点検出のための検出領域と略同じ領域の画像データに基づいて算出された被写体輝度に相当する値である。また、AFvalOrgは、補正する前の通常AF評価値である。*は乗算を示し、nは設計値として適宜設定しておく。
点光源補正AF評価値ピークを検出すると、次に、輝度ピーク検出を行う(S27)。ここでは、輝度評価値演算部7aが算出した輝度評価値に基づいて、制御部11内の輝度評価ピーク位置検出部11aが、輝度評価値ピーク位置Xaeの検出を行う。このピーク位置Xaeの検出は、輝度評価値演算部7aから出力される輝度評価値の最小値を記憶しておき、今回の輝度評価値が輝度評価値の最小値から所定以上増加した際、極小値検出を完了させる。このとき、極小値位置Xaeは先の比較に用いた輝度評価値の最小値位置となる。
輝度ピークの検出を行うと、次に、点光源ピークの検出が完了したか否かについて判定する(S29)。ここでは、ステップS25において点光源補正AF評価値のピーク位置を検出してか否かを判定する。この判定の結果、点光源ピークの検出が完了していない場合には、ステップS21に戻り、前述の動作を繰り返す。
一方、ステップS29における判定の結果、点光源ピークの検出が完了した場合には、次に、通常AF評価値ピーク位置Xafと点光源補正AF評価値ピーク位置Xpが一致するか否かを判定する(S31)。ここでは、ステップS23において検出した通常AF評価値ピーク位置Xafと、ステップS25において検出した点光源補正AF評価値ピーク位置Xpが一致するか否かを判定する。
ステップS31における判定の結果、ピーク位置が一致しなかった場合には、点光源補正AFピーク位置と輝度最小値の位置が一致するか否かを判定する(S33)。ここでは、ステップS25において検出した点光源補正AF評価値ピーク位置XpとステップS27において検出した輝度評価値ピーク位置Xaeが一致するか否かを判定する。
ステップS33における判定の結果、ピーク位置が一致した場合には、合焦位置演算は、点光源補正のピーク近傍3点を使用して行う(S39)。ステップS31における判定がNoであり、ステップS33における判定がYesの場合は、図3(c)で説明した状況、すなわち、輝度評価値のピーク位置Xaeと点光源補正AF評価値のピーク位置Xpが一致している場合である。この場合には、点光源補正AF評価値に基づくピーク位置Xpの信頼性が高いことから、このピーク位置の近傍の3点のフォーカス位置を用いて、合焦位置の演算を行うことにする(演算はステップS41において行う)。
ステップS33における判定の結果、ピーク位置が一致しなかった場合には、通常AF評価値ピーク位置の検出が完了しているか否かを判定する(S35)。ここでは、ステップS23において通常AF評価値のピーク位置Xafを検出したか否かを判定する。この判定の結果、通常AF評価ピーク位置Xafの検出が完了していない場合には、ステップS21に戻り、前述の動作を繰り返す。
ステップS31における判定の結果、ピーク位置が一致している場合、またはステップS35における判定の結果、通常AF評価値ピーク位置の検出が完了していた場合には、合焦位置演算は通常のピーク近傍3点を使用する(S37)。ステップS31における判定がYesの場合は、図3(a)で説明した状況、すなわち、通常AF評価値ピーク位置Xafと点光源補正AF評価値ピーク位置Xpが一致している場合である。この場合には、通常AF評価値に基づくピーク位置Xafの信頼性が高いことから、このピーク位置Xafの近傍の3点のフォーカス位置を用いて、合焦位置の演算を行うことにする(演算はステップS41において行う)。
また、ステップS35における判定の結果がYesの場合は、図3(b)で説明した状況、すなわち、点光源補正AF評価値のピーク位置Xpと輝度評価値のピーク位置Xaeが一致しない場合(輝度評価値のピーク位置が検出できない場合を含む)である。この場合も、通常AF評価値に基づくピーク位置Xafの信頼性が高いことから、このピーク位置Xafの近傍の3点のフォーカス位置を用いて、合焦位置の演算を行うことにする(演算はステップS41において行う)。
ステップS37またはS39において、合焦位置演算で使用する3点のフォーカス位置を選択すると、次に、合焦位置演算を行う(S41)。ここでは、ステップS37またはS39において選択した3点のフォーカス位置を用いて、補間演算等により、合焦位置を演算する。
合焦位置を演算すると、次に、合焦位置駆動を行う(S43)。ここでは、ステップS41で演算した合焦位置(フォーカス位置)に向けて、制御部11は、モータドライブ回路15、レンズ駆動モータ13を介して、撮影レンズ1のフォーカスレンズの駆動制御を行う。
このように、図5のフローにおいては、輝度評価値ピーク位置と、通常AF評価値ピーク位置と、点光源補正AF評価値ピーク位置を比較し(S31、S33)、この比較結果に基づいて、通常AF評価値ピーク位置または点光源補正AF評価ピーク位置のいずれかを選択し(S37、S39)、この選択したピーク位置を用いて合焦位置を演算し(S41)、フォーカスレンズを合焦位置に駆動している(S43)。このため、被写体が点光源であるか非点光源にあるかに関わらず、適切な合焦位置にフォーカスレンズを駆動することができる。
次に、図6Aないし6Cを用いて、本実施形態におけるAF補助光照射時と非照射時の焦点検出を、特許文献1に開示されている焦点検出装置と対比して説明する。
図6Aは、被写界輝度が高輝度で、AF補助光が照射されない場合である。また、図6Bは、被写界輝度が低輝度で、AF補助光が照射されない場合である。図6A(a)、図6B(a)は、AF処理画像を示し、図中のTaは検出対象である。また、図6A(b)と図6B(b)は、AF補助光の非照射時にフォーカスレンズをスキャン駆動した際に得られた輝度評価値カーブLBV、点光源補正AF評価値カーブLAFC、通常AF評価値カーブLAF、閾値Thを示す。ここで、閾値Thは、図7A、7Bにおいて示した点光源判定用の閾値Th1、Th2に相当する。
図6A(c)、図6B(c)は、特許文献1に開示されている焦点検出装置で焦点検出した場合を示す。図6A(c)の場合には、被写界が高輝度であることから点光源補正AF評価値を求めることがない。また図6B(c)の場合には、通常AF評価値のピーク値が閾値Thよりも小さいことから、点光源AF評価値を求めることなく、通常AF評価値のピーク値とピーク位置を求め、これから合焦位置を演算する。
図6A(d)図6B(d)は、本実施形態における焦点検出を示す。この場合には、通常AF評価値のピーク位置と点光源補正AF評価値のピーク位置がほぼ同一であることから(図3(a)、図5のS31Yes、S37参照)、通常AF評価値のピーク値およびピーク位置に基づいて、合焦位置を演算する。
このように、図6Aおよび図6Bに示すようなAF補助光の非照射時には、特許文献1に開示される焦点検出装置および本実施形態のいずれも通常AF評価値に基づいて合焦位置を算出している。
図6Cは、被写界輝度が低輝度で、AF補助光が照射された場合である。図6C(a)は、AF処理画像を示し、図中のTaは検出対象であり、TbはAF補助光による照射範囲を示す。また、図6A(b)と図6B(b)は、AF補助光の非照射時にフォーカスレンズをスキャン駆動した際に得られた輝度評価値カーブLBV、点光源補正AF評価値カーブLAFC、通常AF評価値カーブLAF、閾値Thを示す。ここで、閾値Thは、図7A、7Bにおいて示した点光源判定用の閾値Th1、Th2に相当する。
図6C(c)は、特許文献1に開示されている焦点検出装置で焦点検出した場合を示す。図6A(c)の場合には、通常AF評価値のピーク値が閾値Thよりも大きいことから、点光源AF評価値を求め、この点光源補正AF評価値のピーク値とピーク位置を求め、これから合焦位置を演算する。この場合、点光源補正AF評価値のピーク値近傍R1における値は、変化が不規則であり、このため合焦精度が悪くなってしまう。
図6C(d)は、本実施形態における焦点検出を示す。この場合には、通常AF評価値のピーク位置と点光源補正AF評価値のピーク位置がほぼ同一であることから(図3(a)、図5のS31Yes、S37参照)、通常AF評価値のピーク値およびピーク位置に基づいて、合焦位置を演算する。通常AF評価値のピーク値近傍R2における値は滑らかに変化しているために、合焦精度が高い。
図6Cに示すようなAF補助光の照射時には、特許文献1に開示される焦点検出装置では、点光源補正AF評価値に基づいて合焦位置を算出しており、この場合には、合焦精度が悪くなってしまうが、本実施形態では、通常AF評価値に基づいて合焦位置を算出しており、合焦精度を良くすることができる。
以上説明したように、本発明の一実施形態においては、異なるフォーカス位置において、輝度評価値、通常AF評価値、特殊AF評価値を取得し、それぞれの評価値に対してピーク位置を取得している(図5のS21〜S27参照)。そして、輝度評価値のピーク位置、通常AF評価値のピーク位置、特殊AF評価値のピーク位置を比較し(図5のS31、S33参照)、この比較結果に基づいて焦点検出に用いる情報を選択し、この選択されたピーク位置とピーク値に基づいて焦点位置を求めている(図5のS37、S39、S41参照)。このため、被写体が点光源であるか非点光源にあるかに関わらず、適切な合焦位置にフォーカスすることができる。
なお、本発明の一実施形態においては、特殊AF評価値として、(1)式に示すような点光源補正AF評価値を使用していた。しかし、これに限らず、点光源の影響を補正する演算式であればよい。例えば、輝度情報、周波数の異なるコントラスト情報、色情報等、種々の情報を組み合わせることにより、AF評価値を補正するようにしてもよい。また、AF評価値のピーク値およびピーク位置は、これに限らず、AF評価値の極値および極値の位置であればよい。
また、本発明の各実施形態においては、AE評価値算出回路7、AF評価回路9を、制御11とは別体の構成としたが、各部の全部または一部をソフトウエアで構成し、制御部11内のCPUによって実行するようにしても勿論かまわない。
また、本実施形態においては、撮影のための機器として、デジタルカメラを用いて説明したが、カメラとしては、デジタル一眼レフカメラでもコンパクトデジタルカメラでもよく、ビデオカメラ、ムービーカメラのような動画用のカメラでもよく、さらに、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assist)、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット型コンピュータ、ゲーム機器等に内蔵されるカメラでも構わない。いずれにしても、コントラストAFによってフォーカスレンズの焦点調節を行う機器であれば、本発明を適用することができる。
また、本明細書において説明した技術のうち、主にフローチャートで説明した制御に関しては、プログラムで設定可能であることが多く、記録媒体や記録部に収められる場合もある。この記録媒体、記録部への記録の仕方は、製品出荷時に記録してもよく、配布された記録媒体を利用してもよく、インターネットを介してダウンロードしたものでもよい。
また、特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず」、「次に」等の順番を表現する言葉を用いて説明したとしても、特に説明していない箇所では、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1・・・撮影レンズ、3・・・撮像素子、5・・・撮像信号処理回路、7・・・AE評価値算出回路、7a・・・輝度評価値演算部、9・・・AF評価値算出回路、9a・・・通常AF評価値演算部、9b・・・特殊AF評価値演算部、11・・・制御部、11a・・・輝度評価ピーク位置検出部、11b・・・特殊AF評価ピーク位置検出部、11c・・・通常AF評価ピーク位置検出部、11d・・・ピーク位置判定部、11e・・・AF位置演算部、13・・・レンズ駆動モータ、15・・・モータドライブ回路、16・・・AF補助光回路、17・・・メモリ、19・・・画像処理回路、21・・・操作部、23・・・表示回路、25・・・表示装置

Claims (6)

  1. 画像データを取得する撮像部と、
    異なるフォーカス位置において輝度情報を取得し、輝度評価ピーク位置を検出する輝度情報取得部と、
    異なるフォーカス位置における画像データに基づいてコントラスト情報を算出し、このコントラスト情報から通常AF評価ピーク位置を検出する通常焦点検出情報取得部と、
    上記輝度情報取得部で取得した上記輝度情報および上記通常焦点検出情報取得部で算出した上記コントラスト情報に基づいて、異なるフォーカス位置における特殊AF評価ピーク位置を検出する特殊焦点検出情報取得部と、
    上記輝度情報と、少なくとも上記通常焦点検出情報取得部で検出した上記通常AF評価ピーク位置および上記特殊焦点検出情報取得部で検出した上記特殊AF評価ピーク位置の何れかに基づいて、焦点検出に用いる情報を判定する判定部と、
    上記判定部によって判定された上記焦点検出に用いる情報に基づいて、焦点検出位置を演算する焦点検出演算部と、
    を有し、
    上記判定部は、上記特殊AF評価値のピーク位置と、上記通常AF評価値のピーク位置、または輝度評価値のピーク位置が所定距離内にあるか否かを判定し、上記特殊AF評価値のピーク位置と上記通常AF評価値のピーク位置のいずれかを上記焦点検出に用いる情報として出力することを特徴とする焦点検出装置。
  2. 上記判定部は、異なるフォーカス位置における上記輝度情報のうちのピーク位置と、上記通常AF評価値または上記特殊AF評価値のピーク位置とが所定距離内にあるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。
  3. 上記焦点検出演算部は、上記判定部によって上記特殊AF評価値のピーク位置と上記通常AF評価値のピーク位置が所定距離内にない、かつ上記特殊AF評価値のピーク位置と上記輝度情報のうちのピーク位置が所定距離内にあると判定された場合は特殊AF評価値のピーク位置を焦点検出演算に用いる位置として選択し、上記判定部によって上記特殊AF評価値のピーク位置と上記通常AF評価値のピーク位置が所定距離内にあると判定された場合は通常AF評価値のピーク位置を焦点検出演算に用いることを特徴とする請求項又はに記載の焦点検出装置。
  4. 上記輝度情報取得部における上記輝度情報は、所定領域内の輝度値、飽和出力領域数、および分割領域の輝度差の有無の少なくともいずれか一つであることを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。
  5. 画像データを取得し、
    上記画像データに基づいて異なるフォーカス位置において輝度情報を取得し、輝度評価ピーク位置を検出し、
    異なるフォーカス位置における画像データに基づいてコントラスト情報を算出し、このコントラスト情報から通常AF評価ピーク位置を検出し、
    上記輝度情報および上記コントラスト情報に基づいて、異なるフォーカス位置における特殊AF評価ピーク位置を検出し、
    上記輝度情報と、少なくとも上記通常AF評価ピーク位置および上記特殊AF評価ピーク位置の何れかに基づいて、焦点検出に用いる情報を判定し、
    判定された上記焦点検出に用いる情報に基づいて、焦点検出位置を演算し、
    上記特殊AF評価値のピーク位置と、上記通常AF評価値のピーク位置、または輝度情報のうちのピーク位置が所定距離内にあるか否かを判定し、上記特殊AF評価値のピーク位置と上記通常AF評価値のピーク位置のいずれかを上記焦点検出に用いる情報とする、
    ことを特徴とする焦点検出方法。
  6. 画像データを取得し、
    上記画像データに基づいて異なるフォーカス位置において輝度情報を取得し、輝度評価ピーク位置を検出し、
    異なるフォーカス位置における画像データに基づいてコントラスト情報を算出し、このコントラスト情報から通常AF評価ピーク位置を検出し、
    上記輝度情報および上記コントラスト情報に基づいて、異なるフォーカス位置における特殊AF評価ピーク位置を検出し、
    上記輝度情報と、少なくとも上記通常AF評価ピーク位置および上記特殊AF評価ピーク位置の何れかに基づいて、焦点検出に用いる情報を判定し、
    判定された上記焦点検出に用いる情報に基づいて、焦点検出位置を演算し、
    上記特殊AF評価値のピーク位置と、上記通常AF評価値のピーク位置、または輝度情報のうちのピーク位置が所定距離内にあるか否かを判定し、上記特殊AF評価値のピーク位置と上記通常AF評価値のピーク位置のいずれかを上記焦点検出に用いる情報とする、
    ことを実現させるためのプログラムを記憶されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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