JP6470865B1 - 理美容用鋏の製造方法 - Google Patents

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【課題】手のひらを使用者自身の方に向けた状態で理美容用鋏を持つ場合において、使用者の疲労を軽減できる理美容用鋏及びその製造方法を提供する。【解決手段】鋏10は、先端側に第1の刃が形成され、基端側に第1の指掛け環24が形成された第1の鋏片20と、先端側に第2の刃が形成され、基端側に第2の指掛け環34が形成された第2の鋏片30と、各鋏片20,30を連結する要50とを備えている。鋏10は、第1の刃と第2の刃とが開閉して、第1の刃と第2の刃とによるせん断力によって毛髪を切断する。第1の指掛け環24と第2の指掛け環34とは、これらの環状部分の開口部が同じ方向に向けられた状態で同一の所定平面上にあり、第1の刃と第2の刃とによるせん断力が作用する方向に対して、各鋏片20,30の長手方向にみて所定平面が所定角度だけ傾斜している。【選択図】 図3

Description

本発明は、理美容用鋏の製造方法に関するものである。
一般に、理美容用鋏は、第1の鋏片、第2の鋏片及び連結軸部を備えている。第1の鋏片は、長尺形状をなし、先端側に第1の刃が形成され、基端側に第1の指掛け環が形成されている部材である。第2の鋏片は、長尺形状をなし、先端側に第2の刃が形成され、基端側に第2の指掛け環が形成されている部材である。連結軸部は、第1の鋏片における第1の刃及び第1の指掛け環の間と、第2の鋏片における第2の刃及び第2の指掛け環の間とを連結する。第1の指掛け環と第2の指掛け環とを連結軸部を中心に開閉することにより、第1の刃と第2の刃とが開閉する。
理容師や美容師等の鋏の使用者は、例えば、第1の指掛け環に親指を掛け、第2の指掛け環に薬指を掛けた状態で、第1の指掛け環及び第2の指掛け環同士を近づけたり、第2の指掛け環に対して第1の指掛け環を離したりするように親指を動かす。これにより、第1の刃と第2の刃とが開閉して、第1の刃と第2の刃とによるせん断力によって毛髪が切断(カット)される。
毛髪をカットする場合における理美容用鋏の持ち方として様々なものがあり、持ち方に合わせて使い勝手を良くした理美容用鋏がある。例えば特許文献1,2には、第1の指掛け環と第2の指掛け環との位置関係が持ち方に合うように調整された理美容用鋏が開示されている。
特許第4889701号公報 実公昭50−43026号公報
毛髪をカットする場合における理美容用鋏の持ち方として、第1の指掛け環に親指を掛け、第2の指掛け環に薬指を掛け、手のひらを使用者自身の方に向けた状態で理美容用鋏を持つ方法がある(図6参照)。この持ち方においては、手のひらを使用者自身の方に向けるために、鋏を持つ手の手首を大きくひねる必要がある。その結果、理美容用鋏の使用者の疲労が増す懸念がある。
本発明は、手のひらを使用者自身の方に向けた状態で理美容用鋏を持つ場合において、使用者の疲労を軽減できる理美容用鋏の製造方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、長尺形状をなし、先端側に第1の刃が形成され、基端側に第1の指掛け環が形成された第1の鋏片と、長尺形状をなし、先端側に第2の刃が形成され、基端側に第2の指掛け環が形成された第2の鋏片と、前記第1の鋏片における前記第1の刃及び前記第1の指掛け環の間と、前記第2の鋏片における前記第2の刃及び前記第2の指掛け環の間とを連結する連結軸部と、を備え、前記第1の指掛け環と前記第2の指掛け環とを前記連結軸部を中心に開閉することにより、前記第1の刃と前記第2の刃とが開閉して、前記第1の刃と前記第2の刃とによるせん断力によって毛髪を切断する理美容用鋏において、前記第1の指掛け環と前記第2の指掛け環とは、これらの環状部分の開口部が同じ方向に向けられた状態で同一の所定平面上にあり、前記第1の刃と前記第2の刃とによるせん断力が作用する方向に対して、前記各鋏片の長手方向にみて前記所定平面が所定角度だけ傾斜していることを特徴とする。
第1の発明では、第1の指掛け環と第2の指掛け環とが、これらの環状部分の開口部が同じ方向に向けられた状態で同一の所定平面上にある。その所定平面は、第1の刃と第2の刃とによるせん断力が作用する方向に対して、各鋏片の長手方向にみて所定角度だけ傾斜している。
この構成によれば、理美容用鋏の使用者が手のひらを自分の方に向けるために手首をひねる場合において、そのひねり量を少なくすることができる。これにより、理美容用鋏の使用者の疲労を軽減することができる。
第1の発明は、第2の発明のように具体化することができる。第2の発明では、前記各鋏片は、前記連結軸部と前記各指掛け環との間に柄部がそれぞれ形成されており、前記各柄部が前記長手方向における途中位置において曲げられた曲げ部を備えていることにより、前記所定角度だけ傾斜している。
第3の発明は、前記各鋏片の前記長手方向における途中位置において、それより先端側とそれより基端側とを一体化するために溶接されてなる溶接部を備え、前記曲げ部は前記溶接部において形成されている。
第3の発明は、各鋏片の上記長手方向における途中位置において、それより先端側とそれより基端側とを一体化するために溶接されてなる溶接部を備え、この溶接部において、上記曲げ部が形成されている。これにより、使用者の疲労を軽減すべく所定平面を所定角度だけ傾斜させる構成を、理美容用鋏を製造するための溶接工程を利用して実現することができる。
理美容用鋏の正面図。 理美容用鋏の平面図。 理美容用鋏の側面図。 第1,第2の鋏片の正面図。 第1,第2の刃形成部材及び第1,第2の把持部材の正面図。 理美容用鋏で毛髪をカットする様子の一例を示す図。
以下、本発明の理美容用鋏を具体化した一実施形態について、図1〜図6を参照しつつ説明する。本実施形態では、使用者の利き手が右手である場合に対応した理美容用鋏を例にして説明する。
鋏10は、第1の鋏片20と、第2の鋏片30とを備えている。各鋏片20,30は、長尺形状をなしている。第1の鋏片20の先端側は、第1の刃21が形成されて刃先端部とされている。第1の鋏片20のうちその刃先端部以外の部分は、刃先端部側から順に、第1の連結部22、第1の柄部23、第1の指掛け環24及び第1の小指掛け部25とされている。
第2の鋏片30の先端側は、第2の刃31が形成されて刃先端部とされている。第2の鋏片30のうちその刃先端部以外の部分は、刃先端部側から順に、第2の連結部32、第2の柄部33、第2の指掛け環34及び第2の小指掛け部35とされている。本実施形態において、第2の刃31及び第1の刃21のそれぞれは、同一の平面上に形成された笹刃である。
本実施形態では、以降、第1の指掛け環24に使用者の親指が掛けられ、第2の指掛け環34に使用者の薬指が掛けられる場合について説明する。このため、第1の鋏片20は動刃体に相当し、第1の刃21は動刃に相当する。また、第2の鋏片30は静刃体に相当し、第2の刃31は静刃に相当する。
第1の小指掛け部25は、第1の指掛け環24のうち第1の柄部23との接続部分とは反対側に設けられている。第2の小指掛け部35は、第2の指掛け環34のうち第2の柄部33との接続部分とは反対側に設けられている。なお、2つの小指掛け部が設けられているのは、第1の指掛け環24に親指が掛けられ、第2の指掛け環34に薬指が掛けられる場合と、第2の指掛け環34に親指が掛けられ、第1の指掛け環24に薬指が掛けられる場合とに対応するためである。第1の指掛け環24に親指が掛けられ、第2の指掛け環34に薬指が掛けられる場合、第1の小指掛け部25は必須ではない。
鋏10は、ヒットポイント40を備えている。ヒットポイント40は、第1の鋏片20に設けられている。
第1の鋏片20において、第1の連結部22には、第1の貫通孔26が形成されている。第2の鋏片30において、第2の連結部32には、第2の貫通孔36が形成されている。鋏10は、連結軸部としての要50を備えている。要50は、ピボット及びナット等から構成されている。第1の貫通孔26及び第2の貫通孔36にピボットが挿入された状態で、ピボットの先端部にナットが取り付けられている。これにより、要50の軸心を中心して第2の刃31に対して第1の刃21が回転可能とされている。
第1の鋏片20のうち、長手方向において刃先から第1の貫通孔26の形成箇所近傍までの領域には、第1の裏すき27が形成されている。第2の鋏片30のうち、長手方向において刃先から第2の貫通孔36の形成箇所近傍までの領域には、第2の裏すき37が形成されている。
第1の指掛け環24及び第2の指掛け環34は円環状をなしている。このため、第1の指掛け環24及び第2の指掛け環34それぞれには、輪郭が円形の開口面が形成されている。図2に示すように、第2の指掛け環34がヒットポイント40に当接して鋏10が閉じられた状態において、第1の指掛け環24の環状部分によって形成された開口面と、第2の指掛け環34の環状部分によって形成された開口面とは、同じ方向に向けられた状態で同一の所定平面Poの上にある。
図2に示すように、第1の刃21と第2の刃31とによるせん断力が作用する方向Pcに対して、各鋏片20,30の長手方向にみて所定平面Poが所定角度θだけ傾斜している。具体的には、第1の柄部23が長手方向における途中位置において曲げられた第1曲げ部23aを備え、第2の柄部33が長手方向における途中位置において曲げられた第2曲げ部33aを備えていることにより、せん断力が作用する方向Pcに対して所定平面Poが所定角度θだけ傾斜している。ここで、所定角度θは、5〜60度であり、好ましくは35〜50度であり、より好ましくは40〜45度である。
なお、本実施形態では、要50の軸心を中心して第2の刃31に対して第1の刃21が回転する場合に第1の刃21が描く軌跡が平面となる。その平面と、せん断力が作用する方向Pcに延びる直線とは平行である。
続いて、図6を用いて、本実施形態に係る鋏10の使用方法について説明する。図6には、使用者が右手RHで鋏10を持ち、ヘアカット対象者の毛髪HRを左手LHの人差し指及び中指で挟んでいる状態を示す。
第1の指掛け環24に親指を掛け、第2の指掛け環34に薬指を掛け、第2の小指掛け部35に小指を掛け、人差し指及び中指を第2の柄部33に沿える。この状態で、第1の指掛け環24及び第2の指掛け環34を近づけたり離したりするように親指を動かすことにより、要50の軸心を中心して第1の刃21と第2の刃31とが開閉される。その結果、第1の刃21と第2の刃31とに挟まれた毛髪がカットされる。
次に、図5を用いて、本実施形態に係る鋏10の製造方法について説明する。本実施形態に係る鋏10は、図5(a)に示す第1の刃形成部材60及び第1の把持部材61と、図5(b)に示す第2の刃形成部材70及び第2の把持部材71とを用いて製造される。
第1の刃形成部材60は、長尺形状をなし、第1の連結部22を含む部材である。第1の把持部材61は、第1の指掛け環24、第1の指掛け環24と一体化されている第1の柄部23及び第1の小指掛け部25からなる部材である。第2の把持部材71は、長尺形状をなし、第2の連結部32を含む部材である。第2の把持部材71は、第2の指掛け環34、第2の指掛け環34と一体化されている第2の柄部33及び第2の小指掛け部35からなる部材である。
なお、各刃形成部材60,70と各把持部材61,71とが別部材とされているのは、例えば、刃形成部材と把持部材とで材質が異なるためである。例えば、刃形成部材の材質は、マルテンサイト系ステンレス鋼であり、柄部の材質は、オーステナイト系ステンレス鋼である。
鋏10の製造工程について説明すると、第1の刃形成部材60をその刃先側とは反対側から見た場合において、第1の刃形成部材60の第1の裏すき27が形成される面に対して、上記所定角度θだけ反時計回り方向に第1の指掛け環24が傾斜した状態となるように、第1の刃形成部材60と第1の柄部23とを溶接する。これにより、第1の鋏片20を製造する。第1の刃形成部材60と第1の柄部23との溶接部分が、第1の鋏片20の長手方向における途中位置において、それより先端側とそれより基端側とを一体化するために溶接されてなる溶接部となる。この溶接部において、第1曲げ部23aは形成されている。
第2の刃形成部材70をその刃先側とは反対側から見た場合において、第2の刃形成部材70の第2の裏すき37が形成される面に対して、所定角度θだけ反時計回り方向に第2の指掛け環34が傾斜した状態となるように、第2の刃形成部材70と第2の柄部33とを溶接する。これにより、第2の鋏片30を製造する。第2の刃形成部材70と第2の柄部33との溶接部分が、第2の鋏片30の長手方向における途中位置において、それより先端側とそれより基端側とを一体化するために溶接されてなる溶接部となる。この溶接部において、第2曲げ部33aは形成されている。
製造した第1の鋏片20に、例えば研磨加工により、第1の刃21及び第1の裏すき27を形成する。製造された第2の鋏片30に、例えば研磨加工により、第2の刃31及び第2の裏すき37を形成する。
第1の指掛け環24と第2の指掛け環34とが、これらの環状部分の開口部が同じ方向に向けられた状態で同一の所定平面Poの上にあるように、第1の連結部22と第2の連結部32とを要50により連結する。上述した工程を含む鋏10の製造工程により、第1の刃21と第2の刃31とによるせん断力が作用する方向Pcに対して、各鋏片20,30の長手方向にみて所定平面Poが所定角度θだけ傾斜する構成が実現される。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
第1の指掛け環24と第2の指掛け環34とは、これらの環状部分の開口部が同じ方向に向けられた状態で同一の所定平面Poの上にある。その同一の所定平面Poは、第1の刃21と第2の刃31とによるせん断力が作用する方向Pcに対して、各鋏片20,30の長手方向にみて所定角度θだけ傾斜している。この傾斜している構成によれば、鋏10の使用者が手のひらを自分の方に向けるために手首をひねる場合において、そのひねり量を、上記所定角度θに応じた分だけ少なくすることができる。これにより、鋏10の使用者の疲労を軽減することができる。
鋏10の製造工程において、第1の刃形成部材60の第1の裏すき27が形成される面に対して、所定角度θだけ第1の指掛け環24の開口面が傾斜した状態となるように、第1の刃形成部材60を第1の柄部23に溶接する。また、第2の刃形成部材70の第2の裏すき37が形成される面に対して、所定角度θだけ第2の指掛け環34の開口面が傾斜した状態となるように、第2の刃形成部材70を第2の柄部33に溶接する。
このような溶接工程の後、第1の鋏片20と第2の鋏片30とを要50により連結すると、第1の指掛け環24と第2の指掛け環34とは、これらの環状部分の開口部が同じ方向に向けられた状態で同一の所定平面Poの上にある。その同一の所定平面Poは、第1の刃21と第2の刃31とによるせん断力が作用する方向Pcに対して、各鋏片20,30の長手方向にみて所定角度θだけ傾斜することとなる。このように、本実施形態によれば、第1の鋏片20及び第2の鋏片30を製造するための溶接工程を利用して、使用者の疲労を軽減できる鋏10を製造することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・鋏10の製造工程において、第1の刃形成部材及び第1の把持部材が一体化された部材と、第2の刃形成部材及び第2の把持部材が一体化された部材とを用いてもよい。この場合、第1の鋏片を例にして説明すると、せん断力が作用する方向Pcに対して、各鋏片20,30の長手方向にみて所定角度θだけ所定平面Poを傾斜させるために、第1の刃形成部材及び第1の把持部材が一体化された部材を曲げ工程により曲げる。この曲げ部分が、第1の柄部が長手方向における途中位置において曲げられた第1の曲げ部となる。
・第1,第2の刃としては、笹刃に限らず、例えば直刃であってもよい。
・理美容用鋏としては、例えば、セニングシザーや、要の軸心方向に刃先部分が湾曲したカーブシザーであってもよい。
10…鋏、20…第1の鋏片、21…第1の刃、23…第1の柄部、24…第1の指掛け環、30…第2の鋏片、31…第2の刃、33…第2の柄部、34…第2の指掛け環。

Claims (1)

  1. 長尺形状をなし、先端側に第1の刃が形成され、基端側に第1の指掛け環が形成された第1の鋏片と、
    長尺形状をなし、先端側に第2の刃が形成され、基端側に第2の指掛け環が形成された第2の鋏片と、
    前記第1の鋏片における前記第1の刃及び前記第1の指掛け環の間と、前記第2の鋏片における前記第2の刃及び前記第2の指掛け環の間とを連結する連結軸部と、
    を備え、
    前記第1の鋏片において、前記連結軸部と前記第1の指掛け環との間に第1の柄部が形成されており、
    前記第2の鋏片において、前記連結軸部と前記第2の指掛け環との間に第2の柄部が形成されており、
    前記第1の指掛け環と前記第2の指掛け環とは、これらの環状部分の開口部が同じ方向に向けられた状態で同一の所定平面上にあり、
    前記第1の指掛け環と前記第2の指掛け環とを前記連結軸部を中心に開閉することにより、前記第1の刃と前記第2の刃とが開閉して、前記第1の刃と前記第2の刃とによるせん断力によって毛髪を切断し、
    前記各柄部が前記各鋏片の長手方向における途中位置において曲げられた曲げ部を備えていることにより、前記第1の刃と前記第2の刃とによるせん断力が作用する方向に対して、前記各鋏片の長手方向にみて前記所定平面が所定角度だけ傾斜している理美容用鋏の製造方法において、
    第1の刃形成部材のうち第1の裏すき面が形成される面に対して前記第1の指掛け環を前記所定角度だけ傾斜させた状態で、前記第1の柄部と前記第1の刃形成部材とを溶接することにより、前記第1の刃形成部材と前記第1の柄部との溶接部分において前記曲げ部が形成された前記第1の鋏片を製造する工程と、
    第2の刃形成部材のうち第2の裏すき面が形成される面に対して前記第2の指掛け環を前記所定角度だけ傾斜させた状態で、前記第2の柄部と前記第2の刃形成部材とを溶接することにより、前記第2の刃形成部材と前記第2の柄部との溶接部分において前記曲げ部が形成された前記第2の鋏片を製造する工程と、
    前記第1の指掛け環と前記第2の指掛け環とが、これらの環状部分の開口部が同じ方向に向けられた状態で前記所定平面上にあるように、前記第1の鋏片と前記第2の鋏片とを前記連結軸部により連結する工程と、
    を備えることを特徴とする理美容用鋏の製造方法
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