JP6468930B2 - ガイドレール及びガイドレールの設置方法 - Google Patents

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Description

本発明は、遮蔽部材が設けられる枠体に設けられるガイドレール及びガイドレールの設置方法に関する。
従来、遮蔽部材が設けられる枠体に設けられるガイドレールに関する技術が開示されている。例えば、特許文献1には、遮蔽部材(スラット)の両端にガイドローラを設けるとともに、枠体(額縁)にガイドローラが摺動自在に嵌合するガイドレールと遮蔽部材の両端部をのみ込む遮蔽部(スラットのみ込み部)とを有する縦フレームを設置した、ブラインド構造が開示されている。
実開平6−8694号公報
上記従来技術では、遮蔽部材により日射や視線等の遮蔽を行うときに、遮蔽部材と枠体との隙間を、遮蔽部により遮蔽することができるので、上記隙間からの日射や視線等を遮蔽することができる。
ところで、遮蔽部材を収納方向に動かして枠体内側を開放するときに、遮蔽部を、遮蔽を行わない状態となるように動かすことができれば、枠体内側の開放スペースをより大きくして日射を多く取り込むことができる。しかし、上記従来技術では、そのように遮蔽部を非遮蔽状態となるよう動かすことについては特に考慮されておらず、したがってそのような遮蔽部を動かす際の操作性や製作誤差への対応などについてまでは検討がなされていなかった。
本発明の目的は、操作性がよく、枠体内側の開放スペースをより大きくすることができるガイドレール及びガイドレールの設置方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願第1発明は、遮蔽部材が垂下する枠体に設けられるガイドレールであって、前記枠体へ設置されるガイドベースと、前記ガイドベースに対し回動し開閉可能に連結され、前記遮蔽部材と前記枠体の隙間を遮蔽するガイドプレートと、前記ガイドプレートが、その回動中心に対して落ち込む小径部位と、当該ガイドプレートが当接することで前記回動中心に対し乗り上げる大径部位とを備えた回動抑制部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、操作性がよく、枠体内側の開放スペースをより大きくすることができる。
本発明の一実施形態に係るガイドレールとロールスクリーンが設置された額縁の構成の概略を表す正面図である。 ガイドレールとロールスクリーンが設置された額縁の構成の概略を表す平面図である。 縦ガイド部の分解斜視図である。 非移動部の平面図である。 移動部の取り付け部の平面図である。 移動部の遮蔽部の平面図である。 縦ガイド部の斜視図であり、図7(a)は遮蔽部の閉状態に対応し、図7(b)は遮蔽部の開状態に対応する。 回動抑制部の拡大図斜視図である。 回動抑制部と遮蔽部の連結状態の平面図である。 遮蔽部の各回動位置を表す平面図であり、図10(a)は閉状態に対応し、図10(b)は遷移状態に対応し、図10(c)は開状態に対応する。 連結部の拡大図であり、図11(a)は正面図に対応し、図11(b)は平面図に対応し、図11(c)は右側方から見た側面図に対応する。 製作誤差が生じた場合の非移動部と連結部と移動部の連結状態を表す全体斜視図である。
ここで、本発明のガイドレールは、横型ブラインドや縦型ブラインド、ロールスクリーン、プリーツスクリーン、たくし上げカーテン等、様々なタイプの遮蔽装置に使用可能である。但し、以下では、本発明のガイドレールをロールスクリーンに使用した場合について説明する。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、図面中に注記された「前」「後」「左」「右」「上」「下」の方向は、本明細書中の説明において「前」「後」「左」「右」「上」「下」と記述される方向にそれぞれ対応する。但し、本実施形態に係るロールスクリーン及びガイドレールの各構成の位置関係は、「前」「後」「左」「右」「上」「下」の概念に限定されるものではない。
まず、図1、図2を参照しつつ、本実施形態に係るロールスクリーン及びガイドレールの構成の概略について説明する。図1は全体を正面から見た外観図であり、図2はその上方から見た平面図である。
図1、図2に示すように、窓ガラス10を備えたサッシ(図示せず)の室内側に設けられた四角枠状の額縁11(枠体)の内側には、ロールスクリーン1とガイドレール20とが設置されている。なお、図1においては、図示の便宜上、ロールスクリーン1の左側の一部を切り欠いて示している。また図2においては、額縁11の上辺を構成する上縁部11aの図示を省略している。
<ロールスクリーンの構成>
ロールスクリーン1は、額縁11の上辺を構成する上縁部11aの内面に対しブラケット51を介して取り付けられるヘッド部2を有する。ヘッド部2の内部には特に図示しない巻取軸が回転可能に収納されており、その一方側(図示する例の右側)の端部にスプロケット3が軸設されている。スプロケット3に係合した環状のチェーンコード4がヘッド部2から露出して垂下しており、前後に並ぶいずれかのチェーンコード4を引き下ろすことでスプロケット3及び巻取軸の前後回転を操作できる。また、適宜の遮光性を有した布地等からなるスクリーン5(遮蔽部材)の上端が巻取軸に固定されており、そこから垂下したスクリーン5の下端には適宜の重量を有する棒状のウェイトバー6が固定されている。以上の構成により、チェーンコード4を操作することで、巻取軸によるスクリーン5の巻き取りと巻き戻しを行い、すなわちスクリーン5とウェイトバー6を上下動させて額縁11の内側における遮光と開放を操作できる。
<ガイドレールの構成>
ガイドレール20は、上記ロールスクリーン1のウェイトバー6の端部をガイド可能なレールである。本実施形態では、ガイドレール20は、ウェイトバー6の左右方向端部をガイド可能な2つの縦ガイド部21,21により構成されている。一方の縦ガイド部21は、額縁11の左辺を構成する左縁部11bに設置され、ウェイトバー6の左端部をガイド可能となっており、他方の縦ガイド部21は、額縁11の右辺を構成する右縁部11cに設置され、ウェイトバー6の右端部をガイド可能となっている。
なお、左縁部11b及び右縁部11cのいずれか一方のみに対し縦ガイド部21を設置してもよい(この場合、左縁部11b及び右縁部11cのいずれか一方に設置した縦ガイド部21により、ガイドレールが構成される)。若しくは、縦ガイド部21を設置する代わりに、額縁11の下辺を構成する下縁部11dに対し特に図示しない横ガイド部を設置してもよい(この場合、横ガイド部によりガイドレールが構成される)。若しくは、縦ガイド部21を設置するのに加えて、下縁部11dに対し横ガイド部を設置してもよい(この場合、縦ガイド部21及び横ガイド部により、ガイドレールが構成される)。
以下においては、額縁11の右縁部11cに設置される縦ガイド部21を例に取り、その詳細な構成について説明する。なお、左縁部11bに設置される縦ガイド部21は左右対称の構造となっている。図3は縦ガイド部21の分解斜視図である。この図3に示すように、縦ガイド部21は、主に非移動部22、移動部23、連結部24、回動抑制部25、及び回動軸26を有しており、概略的には上端から所定長さ分が非移動部22により構成され、非移動部22の下方(非移動部以外の部分)が後述する連結部24と移動部23により構成されている。すなわち、非移動部22は、対応する縁部(図示する例の縦ガイド部21では右縁部11c)のうち上端から所定長さ分に配置され、移動部23は対応する縁部のうち非移動部22の下方に配置され、連結部24は非移動部22と移動部23の間に配置される。本実施形態では、上記所定長さ、つまり非移動部22の長さは、スクリーン5を上限位置まで引き上げて巻き取った状態にあるヘッド部2とウェイトバー6を併せた高さ方向寸法と略同等となっている。
図4は、非移動部22を上方から見た平面図(もしくは上下方向に対する直交断面図)である。この図4において、非移動部22は、それぞれ遮光性を備えた遮光材料(この例ではアルミニウム等の金属)からなるガイドベース31(第1ガイドベース)とガイドプレート32(第1ガイドプレート)とを一体に有している。ガイドベース31は、対応する縁部(この例の左縁部11b)の内面で非移動部22の上下方向全長に渡って取り付けられる略矩形状の部材である。ガイドプレート32は、ガイドベース31と同じ長さで、ヘッド部2の左右方向縁部とそれに対向する左縁部11bまたは右縁部11cとの隙間S1を遮蔽する略矩形薄板状の部材である。図示する本実施形態の例では、ガイドプレート32が、ガイドベース31に対してその後方側(ヘッド部2の室外側)の縁部に略直角な略L字状の配置で固定的(一体的)に設けられている(上記図2参照)。なお、特に図示しないが、ガイドベース31の前方側(ヘッド部2の室内側)の縁部にガイドプレート32を配置してもよいし、後方側と前方側の両方の縁部にそれぞれガイドプレート32を配置してもよい。
図5、図6は、移動部23を構成するガイドベース33とガイドプレート34をそれぞれ上方から見た平面図(もしくは上下方向に対する直交断面図)である。この図5、図6において、移動部23は、それぞれ遮光性を備えた遮光材料(この例ではアルミニウム等の金属)からなるガイドベース33(ガイドベース、第2ガイドベース)とガイドプレート34(ガイドプレート、第2ガイドプレート)とを互いに回動可能に連結して構成される(後述の図7、図10参照)。図5に示すガイドベース33は、対応する縁部の内面で移動部23の上下方向全長に渡って取り付けられる略矩形状の部材であり、その後方側の縁部には回動軸26を貫通させるヒンジ片33aが設けられている。図6に示すガイドプレート34は、ガイドベース33と同じ長さで、スクリーン5(及びウェイトバー6)の左右方向縁部とそれに対向する左縁部11bまたは右縁部11cとの隙間S2を遮蔽する略矩形薄板状の部材であり、その縁部には回動軸26を貫通させるヒンジ片34aが設けられている。図示する本実施形態の例では、移動部23のガイドプレート34が、ガイドベース33に対してその後方側(スクリーン5の室外側)の縁部でお互いにヒンジ片33a,34aを上下方向に重ね合わせ、針金状の金属細線からなる回動軸26を貫通させることで、ガイドプレート34がその回動軸26周りに回動可能に連結される。なお、特に図示しないが、ガイドベース33の前方側(スクリーン5の室内側)の縁部に回動軸26とガイドプレート34を配置してもよいし、後方側と前方側の両方の縁部にそれぞれ回動軸26とガイドプレート34を配置してもよい。
以上のような非移動部22と移動部23の間を連結部24を介して上下方向に連結することで、図7に示すような縦ガイド部21が構成され、そのうちの移動部22におけるガイドプレート34のみが開閉可能となる。つまり非移動部22においては、ガイドプレート32がガイドベース31に対して常に直立し、ヘッド部2の左右方向縁部とそれに対向する左縁部11bまたは右縁部11cとの隙間S1を常に遮蔽する。その一方で、移動部23においては、使用者が手作業でガイドプレート34を回動操作することにより、ガイドプレート34がガイドベース33に対して直立した閉状態(図7(a)参照)と、ガイドプレート34がガイドベース33と平行な開状態(図7(b))に切り替えることができる。
図7(a)に示す移動部23の閉状態では、ガイドプレート34がスクリーン5の左右方向縁部とそれに対向する左縁部11bまたは右縁部11cとの隙間S1を遮蔽する。図7(b)に示す移動部23の開状態では、ガイドプレート34が折り畳まれることでその水平方向の幅寸法分だけ額縁11の内部が広く開放されて室内側に外光を多く取り入れることができる。なお、この移動部23におけるガイドプレート34の回動操作は、スクリーン5が巻き取られて上限位置まで引き上げられた状態でのみ行える。
<回動抑制部の構成>
図8は、回動抑制部25を拡大して斜視した外観図である。この図8において、回動抑制部25は、全体がモールド成形が容易なプラスチックなどの樹脂からなり、その中央に上記回動軸26が貫通可能な軸穴41を有する平板部42と、全体が略直方体形状の保持部43とを一体に有している。保持部43は、その左右方向の幅が上記移動部23のガイドベース33の内部に挿入可能な寸法に設定されており、また図示する例では左右方向の側面に上下方向に沿った溝44が形成されている。平板部42は、保持部43の後方背面側でその上下方向の略中央位置に設けられている。
上記図3に示すように、回動抑制部25は、その保持部43を移動部23のガイドベース33に対しその後方背面側から挿入し、当該ガイドベース33の内部で左縁部11bまたは右縁部11cと挟まれて固定される。また平板部42は、移動部23におけるガイドベース33とガイドプレート34のそれぞれのヒンジ片33a,34aの間に上下方向で挟まれて回動軸26に貫通される。これにより、平板部42は上下方向の位置が固定されるとともに保持部43によって回動軸26周りの姿勢、配置が固定される。そして、当該平板部は、後述するようにその輪郭形状によってガイドプレート34の回動を抑制する。
図9は、回動抑制部25とガイドプレート34の連結状態を上方から見た平面図である。この図9において、回動抑制部25の平板部42にはその外周縁部に大径部位45が形成されている。この大径部位45は、回動軸26を中心としたガイドプレート34の最小回動半径R1(つまりヒンジ片34aを除くガイドプレート34の表面のうち最も回動軸26の中心に近い部分の回動軸26中心からの離間距離)よりも少しだけ大きい突出半径R2でガイドプレート34に当接可能に形成されている。そしてこの大径部位45は、ガイドプレート34の回動角範囲A(この例では約90°)の略中央に突出半径R2が位置するよう1つだけ備えられている。また、この大径部位45は回動軸26周方向の両端部にいわゆる丸み面取りで形成された小径部位45aが形成されており、上記突出半径R2より小さい半径となるこの小径部位45aが、回動角範囲Aの両端限界位置にあるガイドプレート34,34′にそれぞれ接触する。
<回動抑制部の機能>
以上の構成の回動抑制部25を備えていることで、本実施形態の縦ガイド部21における移動部23のガイドプレート34にどのような回動操作性が生じるか図10を参照しつつ説明する。まず、上述したように移動部23のガイドプレート34は、図10(a)に示すようなガイドベース33と直立した閉状態から、図10(c)に示すようなガイドベース33と平行な開状態までの約90°の回動角範囲Aで回動可能となっている。このうち回動角範囲Aの両端限界位置にある図10(a)の閉状態と図10(c)の開状態のそれぞれにおいては、ガイドプレート34が比較的半径の小さい小径部位45aと接触して回動軸26の中心に対して落ち込む配置となるため比較的安定した状態となっている。
しかし、それら閉状態と開状態との間を切り替える際の遷移状態、つまり図10(b)に示すような回動途中の状態では、ガイドプレート34がその最小回動半径R1よりも少し大きい突出半径R2に相当する大径部位45の外周先端部に当接される。このとき、最小回動半径R1と突出半径R2との差が適宜の寸法差であることで、金属細線である回動軸26がたわんでその寸法差分だけガイドプレート34を外周側に逃がして大径部位45に乗り上げることにより、ようやく回動させることができる。しかし、この間は回動軸26のたわみによる力を受けているため比較的不安定な状態となっている。
以上により、ガイドプレート34を閉状態から開状態へ切り替えるよう回動操作する際、または開状態から閉状態へ切り替えるよう回動操作する際には、ある程度の回動力が必要となる。この必要回動力は、最小回動半径R1と突出半径R2との寸法差や、回動抑制部25の平板部42の厚み寸法、回動抑制部25の設置数などにより調整可能であり、適宜の必要回動力とすることで適切なクリック感を伴う回動操作とすることができる。最小回動半径R1と突出半径R2との寸法差については、縦ガイド部21全体の大きさにもよるが、例えば0.2mm程度にするとよい。また、回動抑制部25の平板部42の厚み寸法、及び回動抑制部25の設置数のそれぞれに比例して必要回動力も増加する。
また、図10(b)の遷移状態に対して、図10(a)の閉状態と図10(c)の開状態のそれぞれにおいては、ガイドプレート34が回動軸26の中心に対して落ち込んで上記のたわみによる力を受けていない安定した状態であるため、回動操作しない限り(回動力を与えない限り)それぞれの回動位置を安定的に保持できる。
<連結部の構成>
図11は、連結部24を拡大して示す外観図であり、図11(a)は前方から見た正面図、図11(b)は上方から見た平面図、図11(c)は右側方から見た側面図である。この図11において、連結部24(第1連結部、第2連結部、第3連結部)は、全体がモールド成形が容易なプラスチックなどの樹脂からなり、ガイドベース35と、ガイドプレート36と、上方隙間ガイドプレート37と、下方隙間ガイドプレート38と、4つの挿入突起部39とを一体に有している。ガイドベース35は、対応する縁部(この例の左縁部11b)の内面で非移動部22と移動部23のそれぞれのガイドベース31,33の間に取り付けられる略矩形状の部材である。ガイドプレート36(第3ガイドプレート)は、非移動部22と移動部23のそれぞれのガイドプレート32,34の間に配置される略矩形薄板状の部材である。図示する本実施形態の例では、ガイドプレート36が、ガイドベース35に対してその後方側(スクリーン5の室外側)の縁部に略直角なL字状の配置で固定的(一体的)に設けられている。なお、特に図示しないが、非移動部22及び移動部23と併せてガイドベース35の前方側(スクリーン5の室内側)の縁部にガイドプレート36を配置してもよい。
上方隙間ガイドプレート(第4ガイドプレート)は、ガイドプレート36の上方に配置されて当該ガイドプレート36と非移動部22のガイドプレート32との隙間を遮蔽する略矩形薄板状の部材である。下方隙間ガイドプレート(第5ガイドプレート)は、ガイドプレート36の下方に配置されて当該ガイドプレート36と移動部23のガイドプレート34との隙間を遮蔽する略矩形薄板状の部材である。非移動部22と連結部24と移動部23のそれぞれのガイドプレート32,34,36(移動部23のガイドプレート34は閉状態の場合)は互いに表面が面一となるよう配置されているが、上方隙間ガイドプレート37及び下方隙間ガイドプレート38はそれぞれ上記3つのガイドプレート32,34,36の間の隙間を後方側から重なる配置で設けられている。
4つの挿入突起部39は、それぞれ非移動部22及び移動部23のガイドベース31,33の内部に挿入可能な寸法形状で形成されている。そのうち上方に配置される2つの挿入突起部39は、非移動部22のガイドベース31に対しその下方側から挿入し、当該ガイドベース31の内部で左縁部11bまたは右縁部11cと挟まれて固定される。また下方に配置される2つの挿入突起部39は、移動部23のガイドベース33に対しその上方側から挿入し、当該ガイドベース33の内部で左縁部11bまたは右縁部11cと挟まれて固定される。
<連結部の機能>
以上のような構成の連結部24は、図12に示すように、上方の非移動部22と下方の移動部23の間をそれぞれの長手方向に相対位置を変更可能に連結する。ここで、一般的に縦ガイド部21は額縁11の高さ寸法に合わせたオーダーメイドで作成される場合が多く、非移動部22及び移動部23のそれぞれの長さ寸法もロットごとに個別に設定される。このため、非移動部22及び移動部23のそれぞれの長さ寸法に製作誤差が生じる場合があるが、上述したように連結部24が非移動部22と移動部23の間でそれぞれの長手方向に相対位置を変更可能に連結するため、そのような長さ寸法の製作誤差(特に設計値より短い場合の誤差X)を吸収して縦ガイド部21全体の長さ寸法を調整できる。またこのように縦ガイド部21の全長を調整した場合でも、上方隙間ガイドプレート37と下方隙間ガイドプレート38がそれぞれ十分な高さ寸法を有していることで、3つのガイドプレート32,34,36の間の遮蔽を確保できる。
<縦ガイド部の設置工程について>
以上のような連結部24の機能を踏まえて、縦ガイド部21全体を右縁部11cに設置する際の工程について以下に説明する。なお、移動部23においては、あらかじめガイドベース33のヒンジ片33aにガイドプレート34のヒンジ片34a及び回動抑制部25を組み込んで回動軸26を貫通させ、当該移動部23の全体が組み上がっていることを前提とする(図3参照)。
まず、第1工程として、移動部23全体を右縁部11cの下方側に配置し、そのガイドベース33をビス等で留めることで移動部23全体を右縁部11cに固定する。
次に、第2工程として、連結部24の下方に配置される2つの挿入突起部39を移動部23のガイドベース33に対し上方側から挿入し、当該連結部24を移動部23に連結する(図3参照)。
次に、第3工程として、連結部24の上方に配置される2つの挿入突起部39に対して非移動部22のガイドベース31を上方側から挿入させ、当該非移動部22を連結部24に連結する(図3参照)。
次に、第4工程として、右縁部11cの高さに合わせて非移動部22の長手方向の高さ位置を調整する(図12参照)。この際、非移動部22と連結部24との連結状態を維持させたまま、非移動部22だけ右縁部11cの上方へ配置するよう移動させることができる。
次に、第5工程として、非移動部22のガイドベース31をビス等で留めることで非移動部22全体を右縁部11cに固定する。
以上の第1〜5工程を順に実行することで、製作誤差等により縦ガイド部21全体の長さが右縁部11cよりも短い場合でも、全体の連結状態を維持しつつ右縁部11cの高さ全体に渡って縦ガイド部21を設置することができる。
<本実施形態による効果>
以上説明したように、本実施形態では、ガイドプレート34が回動軸26の中心に対して落ち込む小径部位45aと、当該ガイドプレート34が当接することで回動軸26の中心に対し乗り上げる大径部位45とを、回動抑制部25が備えている。これにより、小径部位45aに接触して落ち込んだ状態のガイドプレート34に対し、回動操作して大径当接部45に当接させて乗り上げる際にはある程度の回動力が必要となる。この必要回動力を適宜調整することで、適切なクリック感を伴う回動操作とすることができる。
また、本実施形態では特に、回動抑制部25は、ガイドプレート34の回動角範囲Aの略中央に突出半径R2が位置するよう大径当接部45を1つだけ備えている。これにより、回動角範囲A中におけるガイドプレート34の回動保持位置を明確な2段階に区画できる。なお、回動角範囲A中に大径当接部45を複数設けてもよく、その場合にはガイドプレート34の回動保持位置を3段階以上に区画できる。
また、本実施形態では特に、ガイドプレート34は、回動角範囲Aの両端位置で小径部位45aに接触する。これにより、回動角範囲Aの両端限界位置(本実施形態の例の図10(a)の閉状態と図10(c)の開状態のそれぞれの回動位置)において、それぞれの回動位置をガタつきなく安定的に保持できる。
また、本実施形態では特に、回動抑制部25は、移動部23のガイドベース33と右縁部11cとの間で挟持される保持部43を備えている。これにより、ガイドプレート34の回動操作時に大径当接部45に当接した際でも、当該大径当接部45を有する平板部42がその回動軸26周りの姿勢、配置を保持部43により固定される。
なお、上述したように、ガイドベース33の前方側の縁部に回動軸26とガイドプレート34を配置してもよいし、後方側と前方側の両方の縁部にそれぞれ回動軸26とガイドプレート34を配置してもよい(特に図示せず)。これらの場合でも、それぞれの回動軸26の位置に対応して回動抑制部25を設置することにより、以上と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では特に、非移動部22のガイドベース31と移動部23のガイドベース33の間でそれぞれの長手方向で移動自在に連結する連結部24を有している。これにより、非移動部22と移動部23に長さ寸法の製作誤差が生じた場合でも、連結部24がその製作誤差を吸収して縦ガイド部21全体の長さ寸法を調整できる。
また、本実施形態では特に、連結部24は、当該連結部24に設けた挿入突起部39を、非移動部22のガイドベース31と移動部23のガイドベース33のそれぞれと左縁部11bまたは右縁部11cとの間に長手方向に挿入することで連結する。これにより、連結部24は、非移動部22のガイドベース31と移動部23のガイドベース33の間における連結を確保しつつ、それぞれの長手方向に対する相対的な位置の調整を実現できる。
また、本実施形態では特に、連結部24は、スクリーン5と右縁部11cとの隙間を遮蔽するガイドプレート36と、このガイドプレート36と非移動部22のガイドプレート32との隙間を遮蔽する上方隙間ガイドプレート37と、連結部24のガイドプレート36と移動部23のガイドプレート34との隙間を遮蔽する下方隙間ガイドプレート38と、を有している。これにより、縦ガイド部21の全長を調整した場合でも、上方隙間ガイドプレート37と下方隙間ガイドプレート38がそれぞれ十分な高さ寸法を有していることで、3つのガイドプレート32,34,36の間の遮蔽を確保できる。
また、本実施形態では特に、下方隙間ガイドプレートは、移動部23のガイドプレート34の回動範囲と逆側(本実施形態の例の後方側)で連結部24のガイドプレート36と移動部23のガイドプレート34との隙間と重なるように遮蔽する。これにより、移動部23のガイドプレート34は干渉を受けることなく自由に回動できる。また本実施形態のように、連結部24の全体がモールド成形が容易なプラスチックなどの樹脂で構成されていることで、このようなガイドプレート36と下方隙間ガイドプレート38(上方隙間ガイドプレート37)との間の複雑な段差形状を容易に形成できる。これは、非移動部22及び移動部23の各部がアルミニウム等の金属で構成されて上記のような複雑な形状を形成しにくい場合に対して特に好適である。
また、本実施形態では特に、上記第1〜5工程を順に実行して縦ガイド部21を右縁部11cに設置する。これにより、製作誤差等により縦ガイド部21全体の長さが右縁部11cよりも短い場合でも、全体の連結状態を維持しつつ右縁部11cの高さ全体に渡って縦ガイド部21を設置することができる。
なお、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用してもよい。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 ロールスクリーン
5 スクリーン(遮蔽部材)
6 ウェイトバー
11 額縁(枠体)
11c 右縁部
20 ガイドレール
21 縦ガイド部
22 非移動部
23 移動部
24 連結部(第1連結部、第2連結部、第3連結部)
25 回動抑制部
26 回動軸
31 非移動部のガイドベース(第1ガイドベース)
32 非移動部のガイドプレート(第1ガイドプレート)
33 移動部のガイドベース(ガイドベース、第2ガイドベース)
34 移動部のガイドプレート(ガイドプレート、第2ガイドプレート)
35 連結部のガイドベース
36 連結部のガイドプレート(第3ガイドプレート)
37 上方隙間ガイドプレート(第4ガイドプレート)
38 下方隙間ガイドプレート(第5ガイドプレート)
39 挿入突起部
42 平板部
43 保持部
45 大径部位
45a 小径部位

Claims (4)

  1. 遮蔽部材が垂下する枠体に設けられるガイドレールであって、
    前記枠体へ設置されるガイドベースと、
    前記ガイドベースに対し回動し開閉可能に連結され、前記遮蔽部材と前記枠体の隙間を遮蔽するガイドプレートと、
    前記ガイドプレートが、その回動中心に対して落ち込む小径部位と、当該ガイドプレートが当接することで前記回動中心に対し乗り上げる大径部位とを備えた回動抑制部と、
    を有することを特徴とするガイドレール。
  2. 前記回動抑制部は、
    前記ガイドプレートの回動角範囲の略中央に前記大径部位が位置するよう前記大径部位を1つだけ備えることを特徴とする請求項1記載のガイドレール。
  3. 前記ガイドプレートは、
    前記回動角範囲の両端位置で前記小径部位に接触することを特徴とする請求項2記載のガイドレール。
  4. 前記回動抑制部は、
    前記ガイドベースと前記枠体との間で挟持される保持部を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のガイドレール。
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