JP7233973B2 - ブラインド用フレーム及びブラインド - Google Patents

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Description

本発明は、ブラインド用フレーム及びブラインドに関する。
従来から、断面が六角形の複数の筒状のセルが連結されて畳み込み及び展開が可能に形成されたハニカムスクリーンと呼ばれるブラインドが存在する。
下記特許文献1には、第1の面と第2の面とがスペーサ手段によって連結された六角形ハニカム断面のスクリーンによって開口部を遮蔽可能とし、開口部を形成する枠板とスクリーンの少なくとも一方の側縁との間の隙間を通過する光を遮蔽するために、縦方向のフレームであるキー手段を枠板に取付け、スクリーン側縁からスペーサ手段の内側に向かってスロットを形成し、キー手段をスロットに係合させることが開示されている。
これによって、スクリーンを下降させて開口部を覆うことで、スクリーンと開口部との間から光や熱エネルギーが通過することを防止できるという特徴を有する。
欧州特許出願公開第2395194号明細書
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術においては、キー手段は、枠板への取付部となるフランジと、フランジに対して略直交する方向に係止片(ウエブ)と、からなり、開口部の枠板の垂直部に対してネジ又は釘によって取付けられるが、取付部であるフランジがスクリーンの側部に露出しており、意匠性を損なうという課題があった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、意匠性を向上させることが可能なブラインド用フレーム及び当該ブラインド用フレームを有するブラインドを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るブラインド用フレームは、建物の開口部に設置されたブラインドの側部に設けられるフレームであって、ベース部と第1遮蔽片を有する。上記ブラインドは、支持部材と、当該支持部材に一端が支持され当該支持部材から昇降可能に垂下する遮蔽材と、当該遮蔽材の他端に設けられたボトムレールとを有する。上記ベース部は、上記開口部に固定される。上記第1遮蔽片は、上記ベース部から上記遮蔽材に向かって突出し、その一部が上記支持部材の長手方向において上記ボトムレールと重複して上記ボトムレールを挿通する。そしてベース部は、上記第1遮蔽片よりも上記ブラインドの前後方向における中心よりも後方側に形成される。
この構成により、ベース部が第1遮蔽片の後方側に設けられることで正面側に露出しないため、意匠性が向上する。ベース部と第1遮蔽片は一体的に形成されてもよいし別部材として形成されてもよい。
上記第1遮蔽片は、その一部が上記支持部材の長手方向において上記遮蔽材と重複し、上記遮蔽材を挿通することで上記開口部と上記遮蔽材との隙間を塞いでもよい。
これにより断熱性能を向上させることができる。
上記ブラインド用フレームは、上記ベース部との間で当該ブラインド用フレームの全長に亘って空間部を形成し、かつ、上記ベース部を上記開口部に固定するための固定部材を覆うように当該ベース部に着脱可能なカバー部材をさらに有してもよい。
これにより、ベース部とカバー部材によって空間部を形成することで、フレーム自体の断熱性能を向上させるとともに、ベース部を固定するための固定部材(ネジ等)をカバー部材によって隠蔽できる。
上記カバー部材は、上記支持部材の長手方向における上記遮蔽材の端部と当接して当該カバー部材と上記遮蔽材との隙間を塞ぐ隙間防止材を有してもよい。
これにより、第1遮蔽片よりも後方側のカバー部材と遮蔽材間の隙間も塞ぐことで、断熱性能を更に向上させることができる。隙間防止材は例えばモヘア等であるがこれに限られない。
上記カバー部材は、当該カバー部材から上記遮蔽材に向かって突出し上記開口部と上記遮蔽材との隙間を塞ぐ第2遮蔽片を有してもよい。
これにより、カバー部材にも遮蔽片を形成することで断熱性能を向上させることができる。
上記支持部材の長手方向における上記第1遮蔽材の端部は、当該長手方向において上記ベース部と重複してもよい。
これにより、遮蔽材をより開口部枠に近づけることができるようになり、断熱性を向上できる。
上記遮蔽材は、当該遮蔽材の前後方向における前側に位置し上記支持部材の長手方向において第1の長さを有する前側遮蔽部と、当該遮蔽材の前後方向における後側に位置し上記支持部材の長手方向において上記第1の長さよりも短い第2の長さを有する後側遮蔽部とを有してもよい。上記支持部材の長手方向における上記前側遮蔽部の端部は、当該長手方向において上記ベース部と重複し、上記長手方向における上記後側遮蔽部の端部は、当該長手方向において上記ベース部と重複せず対向してもよい。
これにより、フレームの前後方向の幅を小さくしながら、遮蔽材をより開口部枠に近づけることができるようになり、断熱性を向上できる。
以上説明したように、本発明によれば、意匠性を向上させることができる。しかし、当該効果は本発明を限定するものではない。
本発明の一実施形態に係るブラインドの平面図である。 図1のブラインドの正面図である。 上記ブラインドの右側面(YZ面)断面図である。 上記ブラインドの下端部付近の部分断面斜視図である。 上記ブラインドのフレームの部分断面斜視図である。 上記フレームのフレーム本体の平面図である。 上記ブラインドのボトムレール端部付近の平面(XZ面)断面図である。 図7の平面断面図から遮蔽材を一部省略した図である。 本発明の他の実施形態に係るブラインドのボトムレール端部付近の平面(XZ面)断面図である。 本発明の他の実施形態に係るブラインドのボトムレール端部付近の平面(XZ面)断面図である。 本発明の他の実施形態に係るブラインドのボトムレール端部付近の平面(XZ面)断面図である。 本発明の他の実施形態に係るブラインドのボトムレール端部付近の平面(XZ面)断面図である。 本発明の他の実施形態に係るブラインドのボトムレール端部付近の平面(XZ面)断面図である。 本発明の他の実施形態に係るブラインドのボトムレール端部付近の平面(XZ面)断面図である。 本発明の他の実施形態に係るブラインドのボトムレール端部付近の平面(XZ面)断面図である。 本発明の他の実施形態に係るブラインドのボトムレール端部付近の平面(XZ面)断面図である。 本発明の他の実施形態に係るブラインドのボトムレール端部付近の平面(XZ面)断面図である。 本発明の他の実施形態に係るブラインドのボトムレール端部付近の平面(XZ面)断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[ブラインドの構成]
図1は、本実施形態に係るブラインドの平面図であり、図2は当該ブラインドの正面図である。また図3は、当該ブラインドの右側面(YZ面)断面図であり、図4は、当該ブラインドの下端部付近の部分断面斜視図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係るブラインド100は、支持部材としてのヘッドボックス1と、遮蔽材としてのスクリーン2と、ボトムレール3とを有する。当該ブラインド100の両側部には、ブラインド100の上下方向(Y方向)に長尺のフレーム4がそれぞれ設けられる。
ヘッドボックス1は、建物の窓枠等の開口部Oに設置される。スクリーン2は、当該ヘッドボックス1によってその上端が支持され昇降可能に垂下される。ボトムレール3は、当該スクリーン2の下端に設けられる。フレーム4は、当該ブラインド100の側部と開口部Oとの隙間を塞ぐように設けられている。
図1乃至図3に示すように、ヘッドボックス1は、横長直方体形状を有し、ブラケット5を介して開口部Oにネジ等により固定される。ヘッドボックス1の上面と開口部Oとの間には、両者の隙間を塞ぐための例えばモヘヤ等の上部隙間防止材8が設けられている。
図3に示すように、ヘッドボックス1の内部には、巻取ドラム11が設けられている。巻取ドラム11には回転軸10が貫通しており、これにより巻取ドラム11と回転軸10は一体に回転可能に支持される。図示しないが、ヘッドボックス1にはこのほか、回転軸の巻解き方向の回転を許容する状態と規制する状態とに切替えるストッパ等も設けられる。
図3及び図4に示すように、スクリーン2は、同図Y方向に断面6角形の複数の筒状のセルが連結されて畳み込み及び展開可能に形成されたハニカムスクリーンである。当該スクリーン2の畳み込まれたときの前後幅(Z方向の長さ)は例えば25mmである。当該スクリーン2の生地は、例えば光を透過しない素材で形成されているが、シースルー状の素材で形成されていてもよい。
スクリーン2内部には昇降コード挿通孔(図示せず)が形成されており、当該昇降コード挿通孔には、上記ヘッドボックス1から垂下された昇降コード(図示せず)が挿通されている。当該昇降コードの上端は、ヘッドボックス1内で巻取ドラム11に巻取り及び巻解き可能に連結されており、昇降コードの他端は、ボトムレール3に連結されている。
ヘッドボックス1の右側端部には、回転軸10と一体回転可能なプーリ等を有する操作ユニット6が設けられており、プーリには操作コード7が巻き掛けられて導出されている。ユーザが当該操作コード7を操作することにより、昇降コードが昇降しボトムレール3が昇降することでスクリーン2を伸縮させることができる。
ボトムレール3の長手方向の両端部は、組立時に上記スクリーン2の下端を挿入可能とするために開口しており、当該開口には、ボトムレールキャップ31が着脱可能に設けられている。
ボトムレール3の底面には、開口部Oとボトムレール3の下端との隙間を塞ぐための例えばゴムパッキン等の下部隙間防止材9が設けられている。
[フレームの詳細]
次に、上記フレーム4の詳細について、スクリーン2及びボトムレール3の関連箇所と併せて説明する。図5はフレーム4の部分断面斜視図であり、図6はフレーム4のフレーム本体の平面図である。また図7は、ボトムレール3の端部付近の平面(XZ面)断面図であり、図8は図7の平面断面図からスクリーン2を一部省略した図である。
図3、図4、図7及び図8に示すように、スクリーン2及びボトムレール3は、ボトムレール3の長手方向(X方向)の端部に、X方向の矩形状の切欠部21及び切欠部32を有する。ボトムレール3の切欠部32は、図8に示すように、ボトムレール3本体の切欠部を当該切欠部に沿った形状を有するボトムレールキャップ31が被うことで形成されている。
図3乃至図8に示すように、フレーム4は、ベース部41と遮蔽片42とカバー部材43とを有する。また図5に示すように、フレーム4の上端には、ヘッドボックス1の左右端部との干渉を防ぐための切欠部である干渉防止部44が形成されている。
図7及び図8に示すように、ベース部41の底面は、開口部Oにネジ等により固定される。遮蔽片42は、ベース部41の前後方向(Z方向)の前側端部からスクリーン2(及びボトムレール3)に向かって突出している。
遮蔽片42は、その一部(例えば5分の4程度)が、ヘッドボックス1の長手方向(Z方向)においてスクリーン2及びボトムレール3と重複しており、スクリーン2の切欠部21及びボトムレール3の切欠部32を挿通している。これにより遮蔽片42は、開口部Oとスクリーン2との隙間を塞いでおり、空気の流入を防止して断熱性を向上させている。
切欠部21及び32がブラインド100(スクリーン2)の前後方向(Z方向)におけるほぼ中心に形成されており、切欠部21及び32を挿通する遮蔽片42がベース部41の前後方向(Z方向)の前側端部に設けられることで、ベース部41は、遮蔽片42よりも、ブラインド100(スクリーン2)のZ方向における中心よりも後方側に位置することになる。これにより、ベース部41がブラインド100の正面側に露出しないため、意匠性が向上する。
カバー部材43は、ベース部41を開口部Oに固定するためのネジ等の固定部材を覆うように当該ベース部41に着脱可能であり、ベース部41との間でフレーム4の全長に亘って空間部Sを形成している。本実施形態では、カバー部材43は断面凸形状を有し、ベース部41の内側側面の凹部に挿入され係合することで固定されている。
当該カバー部材43によって空間部Sを形成することで、フレーム4自体の断熱性能を向上できるとともに、ベース部41の固定部材(ネジ等)を隠蔽して意匠性を向上することができる。
図6乃至図8に示すように、遮蔽片42の前面42aのX方向端部には、Z方向へ突出する凸部45が形成されている。当該凸部45は、遮蔽片42を、ボトムレール3の切欠部32の前後方向(Z方向)の内壁面33と平面視で点接触させることが可能である。
これにより、固定状態にある遮蔽片42に対して、昇降する側となるボトムレール3の切欠部32の内壁面33は接触したとしても昇降方向では線接触となるため、昇降時におけるボトムレール3と遮蔽片42との間の抵抗が軽減され、安定した昇降動作が可能となると共に、面接触による遮蔽片42への傷の発生を抑えることができる。
[ブラインドの動作]
次に、以上のように構成されたブラインド100の動作について説明する。
まず、図1のようにスクリーン2が展開した状態から畳み込む場合、ヘッドボックス1から導出されている操作コード7を操作して昇降コードの巻取方向に回転させると、回転軸10と巻取ドラム11が一体に回転して巻取ドラム11が昇降コードを巻取り、ボトムレール3が上昇してスクリーン2が最下端のセルから上端のセルに向かって順次畳み込まれる。この後、操作コード7の操作を終了すると、回転軸10の回転がストッパによって拘束され、スクリーン2の畳み込まれた状態が維持される。
次に、スクリーン2が畳み込まれた状態から展開させる場合、操作コード7を操作してストッパを解除する。これによりボトムレール3及びスクリーン2が自重により下降し、スクリーン2が展開する。
このような昇降動作の間、ボトムレール3及びスクリーン2の切欠部32及び切欠部21は遮蔽片42に案内され、遮蔽片42の前面側では、遮蔽片42の凸部45が切欠部32及び切欠部21と昇降方向において線接触することで、安定した昇降動作が可能となると共に、遮蔽片42に傷が付くのを防ぐことができる。
[まとめ]
以上説明したように、本実施形態によれば、フレーム4のベース部41が遮蔽片42の後方側(室外側)に設けられることで前面側(室内側)に露出せず、前面側にはフラットな遮蔽片42のみが露出するため、断熱性能を向上させながら意匠性も向上させることがえきる。
[変形例]
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
上述の実施形態では、スクリーン2の畳み込まれたときの前後幅(Z方向の長さ)が25mmのものが示されたが、当該幅はこれに限られない。図9は、当該スクリーン2の幅が45mmである場合のブラインド100のボトムレール3の端部付近の平面(XZ面)断面図である。このように当該幅が大きくなった場合でも上述の実施形態と同様のフレーム4を使用することで同様の効果が得られる。
上述の実施形態においては、遮蔽片42によってボトムレール3の端部と開口部Oとの隙間は塞がれるものの、ベース部41の厚みの分だけ、ボトムレール3及びスクリーン2の前方部分の端部と開口部Oとの間には空間が形成されていた。しかし、図10に示すように、この空間も形成されないように、ボトムレール3及びスクリーン2を前方部分のみ長手方向により長く形成してもよい。
すなわち、図10に示すように、スクリーン2及びボトムレール3を、X方向において第1の長さを有する前側スクリーン2a及び前側ボトムレール3aと、第1の長さよりも短い第2の長さを有する後側スクリーン2b及び後側ボトムレール3bとで構成してもよい。この場合、前側スクリーン2a及び前側ボトムレール3aのX方向における端部は、当該X方向においてベース部41と重複するが、後側スクリーン2b及び後側ボトムレール3bのX方向における端部は、当該X方向においてベース部41と重複せず対向している。これにより、フレーム4の前後方向の幅を小さくしながら、スクリーン2及びボトムレール3をより開口部Oに近づけることができるようになり、断熱性をより向上できる。
また、図11に示すように、ベース部41をボトムレール3よりもZ方向の後方に形成してもよい。すなわち、X方向におけるボトムレール3及びスクリーン2の端部が、当該X方向においてベース部41と重複してもよい。この場合、ベース部41の底板部がネジ等による固定部から前方に延在し、その延在端部からX方向に遮蔽片42が突出している。このような構成によっても、スクリーン2及びボトムレール3をより開口部Oに近づけることができるようになり、断熱性をより向上できる。
また、図12に示すように、図10のようにスクリーン2及びボトムレール3を、前後で長さの異なる前側スクリーン2a及び前側ボトムレール3aと後側スクリーン2b及び後側ボトムレール3bとで構成するとともに、遮蔽片42の突出長さを短く形成することで、前側スクリーン2a及び前側ボトムレール3aの後面と、後側スクリーン2b及び後側ボトムレール3bのX方向の端面とで形成される切欠部32に、フレーム4全体が挿通するようにしてもよい。
上述の実施形態では、前側スクリーン2a及び前側ボトムレール3aの後面と、後側スクリーン2b及び後側ボトムレール3bのX方向の端面とで形成される切欠部32に、フレーム4全体が挿通するようにしたが、図13のように上述の実施形態と比べて短片状の遮蔽片42及び上述の実施形態と同様のベース部41が平面視L字状の切欠部32を挿通し、長片状の遮蔽片47(第2遮蔽片)をスクリーン2及びボトムレール3の背面に沿うようにベース部41に別途形成してもよい。このような構成によっても、スクリーン2及びボトムレール3をより開口部Oに近づけることができるとともに、遮蔽片42よりも後方側のカバー部材43とスクリーン2との隙間への空気の流入も防ぐことができ、断熱性をより向上できる。
上述の実施形態では、フレーム4にはカバー部材43が設けられていたが、図14に示すように、フレーム4にカバー部材を設けずに、平板面からなるベース部41と当該ベース部41から同図X方向に突出する遮蔽片42のみからなる断面L字状に形成してもよい。この場合も、図11の場合と同様にスクリーン2及びボトムレール3をより開口部Oに近づけることで、断熱性をより向上できる。
上述の実施形態では、遮蔽片42はベース部41と一体的に設けられた。しかし、図15に示すように、遮蔽片42はカバー部材43と一体的に設けられてもよい。すなわち、カバー部材43が、当該カバー部材43からスクリーン2及びボトムレール3へ向かって突出しそれらと開口部Oと間の隙間を塞ぐ遮蔽片42を有していてもよい。
また、上述の実施形態において、図16に示すように、カバー部材43は、同図X方向におけるスクリーン2の端部と当接して当該カバー部材43とスクリーン2との隙間を塞ぐ隙間防止材46を有してもよい。これにより、遮蔽片42よりも後方側のカバー部材43とスクリーン2との隙間への空気の流入も防ぎ、断熱性能を更に向上させることができる。隙間防止材は例えばモヘア等であるがこれに限られない。
また、上述の実施形態において、図17に示すように、ベース部41と一体的に形成された遮蔽片42(第1遮蔽片)に加えて、カバー部材43からスクリーン2及びボトムレール3に向かって突出し上記開口部Oとスクリーン2及びボトムレール3との隙間を塞ぐ遮蔽片47(第2遮蔽片)を有してもよい。当該遮蔽片47は、例えば同図に示すようにスクリーン2及びボトムレール3の背面に沿うように、遮蔽片42と同じ幅に形成される。これにより、カバー部材43とスクリーン2との隙間への空気の流入も防ぎ、断熱性能を更に向上させることができる。
上述の実施形態では、遮蔽材としてハニカムスクリーンを用いた例が示された。しかし、遮蔽材はこれに限られない。図18は、遮蔽材としてロールスクリーンを用いたブラインドのボトムレール(ウエイトバー)端部付近の平面(XZ面)断面図である。
同図に示すように、この場合、遮蔽片42はウエイトバー103のX方向の両端部に形成された切欠部32を挿通しており、スクリーン102には切欠部は設けられず、そのX方向の幅は遮蔽片42と干渉しない幅に設計される。
これにより、X方向におけるスクリーン102の両端部と各遮蔽片42の端部との間に隙間が生じるが、ウエイトバー103が遮蔽片42に係止されることで、フレーム4は、ロールスクリーンの昇降時のガイド材としてのみならず、スクリーン102が風により煽られるのを防止する煽り止めとして機能する。
1………ヘッドボックス
2………(ハニカム)スクリーン
3………ボトムレール
4………フレーム
5………ブラケット
6………操作ユニット
7………操作コード
8………上部隙間防止材
9………下部隙間防止材
10……回転軸
11……巻取ドラム
21……(スクリーン)切欠部
31……ボトムレールキャップ
32……(ボトムレール)切欠部
41……ベース部
42……(第1)遮蔽片
42a…前面
43……カバー部材
44……干渉防止部
45……凸部
46……モヘア
47……(第2)遮蔽片
100…ブラインド
102…(ロール)スクリーン
103…ウエイトバー
O………開口部
S………空間

Claims (6)

  1. 建物の開口部に設置されたブラインドの側部に設けられるブラインド用フレームであって、
    前記ブラインドは、ヘッドボックスと、当該ヘッドボックスに一端が支持され当該ヘッドボックスから昇降可能に垂下する遮蔽材と、当該遮蔽材の他端に設けられたボトムレールとを有し、
    当該ブラインド用フレームは、
    前記開口部に固定されるベース部と、
    前記ベース部から前記遮蔽材に向かって突出し、その一部が前記ヘッドボックスの長手方向において前記ボトムレールと重複して前記ボトムレールを挿通する第1遮蔽片と、
    を具備し、
    前記ベース部は、前記第1遮蔽片よりも前記ブラインドの前後方向における中心よりも後方側に形成され
    前記第1遮蔽片は、その一部が前記長手方向において前記遮蔽材と重複し、前記遮蔽材を挿通することで前記開口部と前記遮蔽材との隙間を塞いでおり、
    当該ブラインド用フレームは、その上端に、前記ヘッドボックスの前記長手方向における端部との干渉を防ぐための干渉防止部を更に具備する
    ブラインド用フレーム。
  2. 請求項に記載のブラインド用フレームであって、
    前記ベース部との間で当該ブラインド用フレームの全長に亘って空間部を形成し、かつ、前記ベース部を前記開口部に固定するための固定部材を覆うように当該ベース部に着脱可能なカバー部材をさらに具備する
    ブラインド用フレーム。
  3. 請求項に記載のブラインド用フレームであって、
    前記カバー部材は、前記長手方向における前記遮蔽材の端部と当接して当該カバー部材と前記遮蔽材との隙間を塞ぐ隙間防止材を有する
    ブラインド用フレーム。
  4. 請求項に記載のブラインド用フレームであって、
    前記カバー部材は、当該カバー部材から前記遮蔽材に向かって突出し前記開口部と前記遮蔽材との隙間を塞ぐ第2遮蔽片を有する
    ブラインド用フレーム。
  5. 請求項乃至のいずれかに記載のブラインド用フレームを有するブラインドであって、
    前記長手方向における前記遮蔽材の端部は、当該長手方向において前記ベース部と重複する
    ブラインド。
  6. 請求項乃至のいずれかに記載のブラインド用フレームを有するブラインドであって、
    前記遮蔽材は、当該遮蔽材の前後方向における前側に位置し前記長手方向において第1の長さを有する前側遮蔽部と、当該遮蔽材の前後方向における後側に位置し前記長手方向において前記第1の長さよりも短い第2の長さを有する後側遮蔽部とを有し、
    前記長手方向における前記前側遮蔽部の端部は、当該長手方向において前記ベース部と重複し、
    前記長手方向における前記後側遮蔽部の端部は、当該長手方向において前記ベース部と重複せず対向する
    ブラインド。
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