JP6468730B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、メータにて計測された水道、ガスなどの使用量を無線網を利用してセンタ側の通信装置へ送信する無線通信システムに関する。
従来、ガス、水道等のメータ検針用に開発された無線テレメータシステムでは、ホストコンピュータおよびセンタ網制御装置を備えたセンタ側装置にPHS網、FOMA網などの広域無線網を介して無線親機が接続される。また、無線親機には、複数の無線子機が接続されており、無線子機の夫々には検針用のメータが接続されている。メータから得られる検針値などのデータは、無線子機から無線親機へ送信され、さらに無線親機からセンタ側装置へ送信される。
無線テレメータシステムにおける無線親機及び無線子機は、例えば特定小電力無線方式による狭域無線網を形成する。無線親機及び無線子機は、狭域無線網内において、自身が外部から送信されたデータを受信可能な状況にあるとき、送信すべきデータを有する機器を探索するためにビーコンを定期的に送信する。そして、送信すべきデータを有する無線親機及び無線子機がビーコンを受信した場合、そのビーコンの送信元に対してデータを送信する構成としている。
無線テレメータシステムでは、狭域無線網内の固有の識別子である無線機番号を各機器に割り当てるために、番号発行無線機が設置される。狭域無線網に接続する無線子機を新規設置する場合、当該無線子機は、番号発行無線機に接続された既存の無線子機を介して番号発行要求を番号発行無線機へ送信する。番号発行無線機は、要求元の無線子機に割り当てる無線機番号を含んだ発行応答を生成し、既存の無線子機を介して要求元の無線子機へ送信する。
特開2007−243290号公報 特開2012−244541号公報
従来の無線テレメータシステムでは、番号発行無線機に接続された既存の無線子機を介して番号発行要求及び番号発行応答を送受信する構成であるため、何らかの原因により、番号発行無線機に接続された既存の無線子機と番号発行無線機との間の通信が不能となった場合、新規設置する無線子機に対して無線機番号を発行することができない。
このため、例えば特許文献2では、番号発行無線機は、周辺無線機と通信してネットワーク状態が正常であるか否かを監視し、ネットワークに繋がる経路が1つとなったとき、その1つの経路を介して各無線子機が持つ経路数の情報を取得し、最も多くの経路数を持つ無線子機に対して番号発行に必要な情報を送信することにより、当該無線子機を番号発行無線機の代替機として指定する構成としていた。
しかしながら、特許文献2では、実際に番号発行を実行しようとしたときに、通信可能な経路が一つも存在しない状態となっていた場合、または、番号発行無線機自体が故障していた場合等において、番号発行無線機を代替させるタイミングがなく、新規設置される無線子機に対して無線機番号を付与することができないという問題点を有していた。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、番号発行無線機との通信が不能となった場合であっても、番号発行無線機の交換を行うことなく新規設置される無線子機に対して無線機番号を発行することができる無線通信システムを提供することを目的とする。
本願の無線通信システムは、無線通信網を介して通信する複数の無線通信装置と、該複数の無線通信装置の少なくとも1つに接続され、前記無線通信網内で各無線通信装置を識別する識別子を発行する識別子発行装置とを備え、該識別子発行装置は、自装置に接続された無線通信装置を通じて、他の無線通信装置からの識別子の発行要求を受信した場合、前記他の無線通信装置に付与すべき識別子を含む発行応答を送信する無線通信システムにおいて、前記識別子発行装置は、他の無線通信装置からの発行要求に応じて発行応答を送信する都度、前記他の無線通信装置について発行した識別子に係る情報を、前記識別子発行装置の代替機として予め選択してある前記無線通信網内の特定の無線通信装置へ送信する手段を備え、前記特定の無線通信装置は、前記識別子発行装置から送信された識別子に係る情報を受信する手段と、受信した識別子に係る情報を記憶する記憶手段とを備え、前記識別子発行装置に接続された無線通信装置は、前記識別子発行装置との通信の成否を判断する手段と、該手段が否と判断した場合であって、前記他の無線通信装置から送信された発行要求を受信したとき、該発行要求を前記特定の無線通信装置へ転送する手段とを備え、前記特定の無線通信装置は、前記識別子発行装置に接続された無線通信装置から転送された発行要求を受信する手段と、該手段にて前記発行要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された情報を参照して、前記他の無線通信装置に付与すべき識別子を決定する手段と、決定した識別子を含む発行応答を前記他の無線通信装置へ送信する手段とを更に備えることを特徴とする。
本願の無線通信システムは、前記特定の無線通信装置は、前記識別子発行装置との通信が復旧した場合に、前記記憶手段に記憶した識別子に係る情報を前記識別子発行装置へ送信するようにしてあることを特徴とする。
本願の無線通信システムは、前記特定の無線通信装置は、前記無線通信網とは異なる通信網に接続された外部通信装置と通信する手段と、前記識別子発行装置から受信した識別子に係る情報を前記外部通信装置へ送信する手段とを更に備えることを特徴とする。
本願によれば、何らかの原因により、番号発行無線機との通信が不能となった場合であっても、番号発行無線機の交換を行うことなく新規設置される無線子機に対して無線機番号を発行することができる。
無線テレメータシステムの全体構成を示すブロック図である。 無線親機の内部構成を示すブロック図である。 無線子機の内部構成を示すブロック図である。 番号発行無線機の内部構成を示すブロック図である。 無線機管理テーブルの一例を示す概念図である。 実施の形態1における番号発行処理の手順を説明するフローチャートである。 実施の形態2における番号発行処理の手順を説明するフローチャートである。 無線機管理テーブルの同期手順を説明するフローチャートである。 実施の形態4における番号発行処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は無線テレメータシステムの全体構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る無線テレメータシステムは、センタ側の構成として、ホストコンピュータ11及びセンタ側網制御装置12を備え、端末側の構成として、無線親機21、無線子機22,22,…,22及びメータ23,23,…,23、並びに番号発行無線機30を備える。メータ23は、例えば個人宅、会社、各種施設毎に設置され、ガス、水道、電気などの使用量を計測し、計測結果(検針値)を出力する計測器である。本実施の形態に係る無線テレメータシステムは、メータ23の検針値を示すデータ、無線親機21及び無線子機22の動作状態を示すデータなど端末側から出力される各種データを、無線通信を利用してセンタ側へ送信すると共に、無線親機21及び無線子機22の動作を制御するためのコマンド等を含んだ各種データをセンタ側から端末側へ送信することを特徴の1つとしている。
センタ側網制御装置12と端末側の無線親機21とは、例えばPHS網、FOMA網などの広域無線網N1に接続され、広域無線網N1を介して無線通信を行う。なお、図1に示す例では、広域無線網N1に接続されている無線親機21の数を1つとしたが、複数の無線親機21が接続されていてもよいことは勿論のことである。
センタ側網制御装置12は、例えば通信事業者の基地局に設けられ、広域無線網N1を介した端末側との通信を制御する機能を有する。センタ側網制御装置12は、ホストコンピュータ11から端末側へ送信すべきデータが入力された場合、広域無線網N1の通信規格に準拠した通信方式にて、端末側へデータを送信する。また、端末側から送信されたデータを広域無線網N1を介して受信した場合、受信したデータをホストコンピュータ11へ送信するように構成されている。
無線親機21は、広域無線網N1を介してセンタ側に接続されると共に、複数の無線子機22,22,…,22との間でメッシュ型の狭域無線網N2を形成する。無線親機21は、広域無線網N1を介してセンタ側のホストコンピュータ11と無線通信を行うと共に、狭域無線網N2を介して無線子機22,22,…,22と無線通信を行うように構成されている。
無線子機22は、自機に接続されたメータ23から検針値を取得した場合、検針値を示すデータを狭域無線網N2を介して無線親機21へ送信する。また、無線親機21は、無線子機22から送信されるデータを受信した場合、及び自機においてホストコンピュータ11へ通知すべきイベントが発生した場合等において、広域無線網N1を介してホストコンピュータ11と無線通信を行う。
番号発行無線機30は、狭域無線網N2に接続されており、無線親機21及び無線子機22の夫々に対して、狭域無線網N2内の固有の識別子である無線機番号を発行する。無線親機21及び各無線子機22は、番号発行無線機30から発行された一意の無線機番号を記憶しており、各機器を識別して通信するように構成されている。
なお、番号発行無線機30は、狭域無線網N2内の無線親機21及び無線子機22に対して無線機番号を発行する専用の端末であってもよく、無線子機22の1つとして機能するものであってもよい。また、図1の例では、番号発行無線機30は1つの無線子機22に接続された状態を示しているが、無線親機21に接続される構成であってもよく、複数の無線子機22,22,…に接続される構成であってもよい。
図2は無線親機21の内部構成を示すブロック図である。無線親機21は、制御部210、記憶部211、広域無線通信部212、狭域無線通信部213、表示部214、操作部215などを備える。無線親機21が備えるハードウェア各部は、電池219から供給される電力により動作するように構成されている。
制御部210は、例えば、CPU、ROM、RAMなどを備え、ROMに予め格納された制御プログラムをRAMに読み出し、CPUが前記制御プログラムを実行することにより、機器全体を本発明に係る無線通信装置として機能させる。
記憶部211は、例えば、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリにより構成されており、自機の動作に関する設定情報、番号発行無線機30から発行された自機の無線機番号等を記憶する。
広域無線通信部212は、アンテナ212aを通じて電波を発信または受信することによって、広域無線網N1を介した無線通信を行う。無線親機21は、例えば、無線子機22を通じてメータ23の検針値を取得した場合、検針値を示すデータをセンタ側のホストコンピュータ11へ送信する。広域無線通信部212は、制御部210を通じて送信すべきデータを取得した場合、アンテナ212aを駆動して電波を発信させることより、広域無線網N1の通信規格に準拠した形式にてデータを送信する処理を行う。
また、広域無線通信部212は、アンテナ212aにて電波を受信した場合、その電波の電波強度を検出すると共に、受信電波をデコードすることにより所定の形式のデータを取得する。アンテナ212aにて受信する受信電波には、例えば、ホストコンピュータ11からの起動指令などの各種制御コマンドが含まれる。広域無線通信部212は、受信電波をデコードして得られるデータを制御部210へ出力する。制御部210は、広域無線通信部212から出力されたデータを取得した場合、そのデータに基づいて各種の制御を行う。
狭域無線通信部213は、アンテナ213aを通じて電波を発信または受信することによって、複数の無線子機22,22,…,22と所定の無線通信方式にて通信を行う。無線通信方式としては、例えば特定小電力無線方式が採用される。無線親機21の狭域無線通信部213は、送信すべきデータを有する無線子機22を探索するための探索信号として、ビーコンを間欠的に送信する。また、狭域無線通信部213は、無線子機22から送信されるビーコンを受信した場合であって、自装置が送信すべきデータを有するとき、当該データをビーコンの送信元へ送信する。
表示部214は、LEDランプ、液晶表示パネル等により構成されており、制御部210から出力される制御信号に基づいて、保守作業を行う作業員等に通知すべき情報を表示する。
操作部215は、ディップスイッチ等の各種スイッチ、ボタンにより構成されており、例えば保守作業を行う作業員等による各種の設定操作を受付ける。制御部210は、操作部215から入力される設定内容を基に各種制御を行い、必要に応じて設定内容を記憶部211に記憶させる。
本実施の形態では、無線親機21がNCUの機能を有するものとして説明を行ったが、NCUの機能を有する網制御装置を個別の装置として用意し、無線親機21を網制御装置に接続する構成であってもよい。この場合、無線親機21は、網制御装置を接続する接続インタフェースを備え、接続インタフェースに接続された網制御装置を介してセンタ側と通信を行う構成とすればよい。
図3は無線子機22の内部構成を示すブロック図である。無線子機22は、制御部220、記憶部221、狭域無線通信部222、メータIF223、表示部224、操作部225などを備える。無線子機22が備えるハードウェア各部は、電池229から供給される電力により動作するように構成されている。
制御部220は、例えば、CPU、ROM、RAMなどを備え、ROMに予め格納された制御プログラムをRAMに読み出し、CPUが前記制御プログラムを実行することにより、機器全体を本発明に係る無線通信装置として機能させる。
記憶部221は、例えば、EEPROMなどの不揮発性メモリにより構成されており、自機の動作に関する設定情報、番号発行無線機30から発行された自機の無線機番号等を記憶する。
狭域無線通信部222は、アンテナ222aを通じて電波を発信または受信することによって、無線親機21及び他の無線子機22と所定の無線通信方式にて通信を行う。無線通信方式としては、例えば特定小電力無線方式が採用される。無線子機22の狭域無線通信部222は、送信すべきデータを有する無線親機21又は他の無線子機22を探索するための探索信号として、ビーコンを間欠的に送信する。また、狭域無線通信部222は、無線親機21又は他の無線子機22から送信されるビーコンを受信した場合であって、自装置が送信すべきデータを有するとき、当該データをビーコンの送信元へ送信する。
メータIF223は、ガス、水道などの使用量を計測するためのメータ23に接続される。メータIF223は、接続されたメータ23から検針値を取得した場合、検針値を示すデータを制御部220へ送出する。
表示部224は、LEDランプ、液晶表示パネル等により構成されており、制御部220から出力される制御信号に基づいて、保守作業を行う作業員等に通知すべき情報を表示する。
操作部225は、ディップスイッチ等の各種スイッチ、ボタンにより構成されており、例えば保守作業を行う作業員等による各種の設定操作を受付ける。制御部220は、操作部225から入力される設定内容を基に各種制御を行い、必要に応じて設定内容を記憶部221に記憶させる。
図4は番号発行無線機30の内部構成を示すブロック図である。番号発行無線機30は、制御部300、記憶部301、狭域無線通信部302、メータIF303、表示部304、操作部305などを備える。番号発行無線機30が備えるハードウェア各部は、電池309から供給される電力により動作するように構成されている。
制御部300は、例えば、CPU、ROM、RAMなどを備える。CPUは、ROMに予め格納された制御プログラムをRAMに読み出して実行することにより、機器全体を本発明に係る識別子発行装置として機能させる。
記憶部301は、例えば、EEPROMなどの不揮発性メモリにより構成されており、発行した無線機番号と発行先を示す情報とを関連付けて記憶する無線機管理テーブル等を有する。図5は無線機管理テーブルの一例を示す概念図である。無線機番号は、狭域無線網N2内に新たに設置される各機器に対して付与する狭域無線網N2内の固有の番号であり、例えば1〜N(Nは狭域無線網N2に接続する機器の最大数)の値により表される。また、発行先を示す情報は、無線親機21又は無線子機22の製造番号、シリアル番号等の各機器固有の情報(以下、無線機IDという)であり、例えば英数字からなる文字列により表される。
狭域無線通信部302は、アンテナ302aを通じて電波を発信または受信することによって、無線子機22と所定の無線通信方式にて通信を行う。無線通信方式としては、例えば特定小電力無線方式が採用される。
メータIF303は、メータ23を接続するためのインタフェースである。番号発行無線機30を無線子機22の1つとして機能させる場合、メータ23がメータIF303に接続される。メータ23が接続されている場合、メータIF303は、当該メータ23から出力される検針値を取得し、取得した検針値を示すデータを制御部300へ送出する。
表示部304は、LEDランプ、液晶表示パネル等により構成されており、制御部300から出力される制御信号に基づいて、保守作業を行う作業員等に通知すべき情報を表示する。操作部305は、ディップスイッチ等の各種スイッチ、ボタンにより構成されており、例えば保守作業を行う作業員等による各種の設定操作を受付ける。
以下、狭域無線網N2内に無線子機22を新規設置する場合の動作について説明する。新規設置される無線子機22を以下の説明では番号取得無線機と称する。番号取得無線機の内部構成は無線子機22と全く同様であるが、番号発行無線機30から発行される無線機番号を取得していないので、番号取得無線機の記憶部221には自機の無線機番号が記憶されていないものとする。
図6は実施の形態1における番号発行処理の手順を示すフローチャートである。番号取得無線機の制御部220は、番号発行モードに移行させるために所定の操作を受付けたか否かを判断する(ステップS101)。所定の操作を受付けていない場合(S101:NO)、制御部220は、所定の操作を受付けるまで待機する。
所定の操作を受付けたと判断した場合(S101:YES)、番号取得無線機は、例えば狭域無線網N2内の既存の無線子機22とペアリングを行い、ペアリングした既存の無線子機22に対して間接番号発行依頼を行うことにより、自機宛の無線機番号(識別子)の発行を要求する番号発行要求を番号発行無線機30へ送信する(ステップS102)。なお、ペアリング対象の無線子機22は、作業員等の手動操作によって指定されるものであってもよく、番号取得無線機にて他の無線子機22,22,…から送信される電波の電波強度を計測し、その計測結果に基づき番号取得無線機が指定するものであってもよい。
番号発行要求は、番号取得無線機とペアリングした無線子機22を含む1又は複数の無線子機22,22,…を経由して番号発行無線機30へ送信される。
番号発行無線機30の制御部300は、自機に接続された既存の無線子機22を介して送信される番号発行要求を狭域無線通信部302にて受信したか否かを判断する(ステップS103)。番号発行要求を受信していないと判断した場合(S103:NO)、制御部300は、番号発行要求を受信するまで待機する。
制御部300は、狭域無線通信部302にて番号発行要求を受信したと判断した場合(S103:YES)、記憶部301内の無線機管理テーブルを参照し、要求元の番号取得無線機に付与すべき無線機番号を決定する(ステップS104)。例えば、制御部300は、発行予定の無線機番号の中から発行済みの無線機番号を除いた無線機番号のうち、最も小さい無線機番号を要求元の番号取得無線機に付与すべき無線機番号として決定することができる。
次いで、制御部300は、ステップS104で決定した無線機番号を含む発行応答を生成し(ステップS105)、生成した発行応答を狭域無線通信部302を通じて番号取得無線機へ送信する(ステップS106)。発行応答は、番号取得無線機とペアリングした無線子機22を含む1又は複数の無線子機22,22,…を経由して番号取得無線機へ送信される。
番号取得無線機の制御部220は、番号発行要求を送信した後、番号発行無線機30から送信される発行応答を受信したか否かを判断する(ステップS107)。発行応答を受信していない場合(S107:NO)、制御部220は、発行応答を受信するまで待機する。発行応答を受信した場合(S107:YES)、制御部220は、発行応答に含まれる無線機番号を取得し、自機の記憶部221に記憶させる(ステップS108)。無線機番号が付与された番号取得無線機は、他の無線子機22と同様に無線機番号を用いて無線親機21又は他の無線子機22と無線通信を実行することが可能となる。
ステップS106で発行応答を送信した後、番号発行無線機30の制御部300は、記憶部301内の無線機管理テーブルを更新する(ステップS109)。すなわち、制御部300は、新たに発行した無線機番号と発行先の無線機IDとを関連付けて無線機管理テーブルに記憶させる処理を実行する。なお、番号発行無線機30は、適宜のタイミングで発行先の無線機IDを取得することができる。例えば、番号取得無線機が番号発行要求を送信する際に自機の無線機IDを添付する構成とし、番号発行無線機30が番号発行要求を受信した時点で、番号発行要求から発行先の無線機IDを取得するようにしてもよい。また、番号発行要求を受信してから無線機管理テーブルを更新するまでの適宜のタイミングで、番号取得無線機に対して無線機IDの送信要求を行い、当該送信要求に対する応答として無線機IDを取得する構成としてもよい。
次いで、制御部300は、新たに発行した無線機番号及び発行先の無線機IDを、狭域無線通信部302を通じて無線親機21へ送信する(ステップS110)。
無線親機21は、番号発行無線機30から送信される無線機番号及び発行先の無線機IDを受信した場合(ステップS111)、受信した無線機番号及び発行先の無線機IDを記憶部211に記憶し(ステップS112)、無線機番号及び発行先の無線機IDを受信した旨を番号発行無線機30に通知する(ステップS113)。
以上のように、本実施の形態では、新たに設置される無線子機22に対して番号発行無線機30が新たに無線機番号を発行する都度、発行した無線機番号及び発行先の無線機IDを、無線親機21へ送信するようにしている。
無線親機21は、番号発行無線機30から送信される発行済みの無線機番号及び発行先の無線機IDを記憶部211に逐次記憶することにより、番号発行無線機30と同様の無線機管理テーブルを記憶部211内に生成することができる。このため、番号発行無線機30が故障した場合、番号取得無線機から番号発行無線機30に至る通信経路がなくなった場合等において、無線親機21を番号発行無線機30の代替機として機能させることが可能となる。
なお、本実施の形態では、新たな無線機番号を発行する都度、無線機番号及び無線機IDを送信する構成としたが、番号発行に必要な最低限の情報として、新たに発行した無線機番号のみを無線親機21へ送信する構成としてもよい。無線親機21は、発行済みの無線機番号の情報を取得することができるので、自機が番号発行無線機30の代替機となる場合、発行済みの無線機番号の情報を参照し、新たな無線子機22に対して、発行済みの無線機番号と重複しないように無線機番号を割り当てることができる。
また、本実施の形態では、無線機番号の発行後、発行した無線機番号及び発行先の無線機IDを無線親機21へ送信する構成としたが、無線親機21へ送信する代わりに、予め定めた特定の無線子機22へ無線機番号及び発行先の無線機IDを送信する構成としてもよい。前記特定の無線子機22は、受信した発行済みの無線機番号及び発行先の無線機IDを逐次的に記憶部221に記憶することにより、記憶部221内に無線機管理テーブルを生成することができる。このため、番号発行無線機30から番号発行が行えない状況下では、前記特定の無線子機22を番号発行無線機30の代替機として機能させることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、番号発行無線機30から番号発行が行えない場合に、無線親機21から番号発行を行う構成について具体的に説明する。
なお、実施の形態2に係る無線テレメータシステム及び各機器の構成は、実施の形態1と全く同様であるため、その説明を省略することとする。
実施の形態2では、番号発行無線機30に直接的に通信可能に接続された無線子機22(すなわち、自機からみた番号発行無線機30のホップ数が1の無線子機22)は、番号取得無線機から送信される番号発行要求を受信した場合、番号発行無線機30との通信の成否を判断する。番号発行無線機30との通信が可能である場合、前記無線子機22は、番号取得無線機から受信した番号発行要求を番号発行無線機30へ送信する。一方、番号発行無線機30との通信が不能である場合、番号取得無線機宛の発行応答が得られないため、前記無線子機22は、番号取得無線機から受信した番号発行要求を無線親機21へ転送する。
図7は実施の形態2における番号発行処理の手順を説明するフローチャートである。番号発行無線機30に直接的に通信可能に接続された無線子機22は、番号取得無線機から送信される番号発行要求を狭域無線通信部222にて受信したか否かを判断する(ステップS201)。受信していないと判断した場合(S201:NO)、無線子機22は、番号発行要求を受信するまで待機する。
無線子機22が番号取得無線機から送信される番号発行要求を受信したと判断した場合(S201:YES)、当該無線子機22の制御部220は、番号発行無線機30との通信の成否を判断する(ステップS202)。無線子機22は、例えば番号発行無線機30に対して応答を要求する電文を送信し、その要求に対する応答が番号発行無線機30から得られた場合、通信が成功したと判断することができ、応答が得られなかった場合、通信が失敗したと判断することができる。
番号発行無線機30との通信が可能である場合(S203:YES)、無線子機22の制御部220は、番号発行要求の転送先を番号発行無線機30に決定し、番号取得無線機から受信した番号発行要求を番号発行無線機30へ転送する(ステップS204)。
一方、番号発行無線機30との通信が不能である場合(S203:NO)、無線子機22の制御部220は、番号発行要求の転送先を無線親機21に決定し、番号取得無線機から受信した番号発行要求を無線親機21へ転送する(ステップS205)。
番号発行無線機30の制御部300は、狭域無線通信部302を通じて番号発行要求を受信したか否かを定期的に判断する(ステップS206)。受信していない場合(S206:NO)、制御部300は、番号発行要求を受信するまで待機する。
番号発行要求を受信したと判断した場合(S206:YES)、制御部300は、自機の記憶部301に記憶されている無線機管理テーブルを参照し、要求元の番号取得無線機に付与すべき無線機番号を決定する(ステップS207)。制御部300は、要求元の番号取得無線機に付与すべき無線機番号を含む発行応答を生成し(ステップS208)、生成した発行応答を狭域無線通信部302を通じて番号取得無線機へ送信する(ステップS209)。番号発行無線機30から送信された発行応答は1又は複数の無線子機22を通じて要求元の番号取得無線機へ送信される。
番号発行無線機30は、実施の形態1と同様に、発行応答を送信した後、自機の無線機管理テーブルを更新すると共に、発行した無線機番号及び発行先の無線機IDを無線親機21に通知する。
無線親機21の制御部210は、番号発行無線機30と同様に、狭域無線通信部213を通じて番号発行要求を受信したか否かを判断する(ステップS210)。受信していない場合(S210:NO)、制御部210は、番号発行要求を受信するまで待機する。
番号発行要求を受信したと判断した場合(S210:YES)、制御部210は、自機が有する無線機管理テーブルを参照し、要求元の番号取得無線機に付与すべき無線機番号を決定する(ステップS211)。制御部210は、要求元の番号取得無線機に付与すべき無線機番号を含む発行応答を生成し(ステップS212)、生成した発行応答を狭域無線通信部213を通じて番号取得無線機へ送信する(ステップS213)。無線親機21から送信された発行応答は1又は複数の無線子機22を通じて要求元の番号取得無線機へ送信される。
無線親機21は、発行応答を送信した後、自機の記憶部211に記憶してある無線機管理テーブルを更新する。すなわち、無線親機21の制御部210は、新たに発行した無線機番号と発行先の無線機IDとを関連付けて無線機管理テーブルに記憶させる処理を実行する。
番号取得無線機は、1又は複数の無線子機22を通じて、番号発行無線機30又は無線親機21から送信される発行応答を受信した場合、発行応答に含まれる無線機番号を取得し、自機の記憶部221に記憶させる。無線機番号が付与された番号取得無線機は、他の無線子機22と同様に無線機番号を用いて無線親機21又は他の無線子機22と無線通信を実行することが可能となる。
以上のように、実施の形態2では、無線子機22が、番号発行無線機30と通信することができない状況下で番号取得無線機からの番号発行要求を受信した場合、当該番号発行要求を無線親機21へ転送する構成としている。このため、番号発行無線機30が故障した場合、番号取得無線機から番号発行無線機30に至る通信経路がなくなった場合等において、無線親機21は番号発行無線機30の代替機として機能し、番号取得無線機に対して新たな無線機番号を発行することが可能となる。
なお、実施の形態2では、番号取得無線機から送信される番号発行要求を受信したタイミングで、番号発行無線機30と直接的に通信可能に接続された無線子機22が番号発行無線機30との通信の成否を判断する構成としたが、番号発行無線機30との通信の成否を判断するタイミングは任意であり、番号取得無線機から番号発行要求を受信したか否かに関わらず、定期的なタイミングで通信の成否を判断し、その判断結果を記憶部221にて保持しておく構成としてもよい。
また、各無線子機22から番号発行無線機30に至る通信経路が1つも存在しない場合、その旨の情報を無線親機21及び各無線子機22の間で共有する構成であってもよい。この場合、番号取得無線機と最初にペアリングを行った無線子機にて、番号発行要求の転送先を無線親機21に設定する構成であってもよい。
(実施の形態3)
実施の形態3では、番号発行無線機30との通信が復旧した場合、無線親機21にて記憶している無線機番号及び無線機IDを番号発行無線機30へ送信し、番号発行無線機30と無線親機21との間で番号発行に必要な情報を同期させる構成について説明を行う。
なお、実施の形態3に係る無線テレメータシステム及び各機器の構成は、実施の形態1と全く同様であるため、その説明を省略することとする。
図8は無線機管理テーブルの同期手順を説明するフローチャートである。無線親機21は、例えば定期的なタイミングで番号発行無線機30との通信の成否を判断することにより、番号発行無線機30との通信が復旧したか否かを判断する(ステップS301)。無線親機21は、番号発行無線機30に対して応答を要求する電文を送信し、その要求に対する応答が番号発行無線機30から得られた場合、番号発行無線機30との通信が復旧したと判断することができる。また、前記電文の送信に対して応答が得られなかった場合、無線親機21は、番号発行無線機30との通信が復旧していないと判断することができる。
ステップS301で番号発行無線機30との通信が復旧していないと判断した場合(S301:NO)、無線親機21は、番号発行無線機30との通信が復旧するまで待機する。
ステップS301で番号発行無線機30との通信が復旧したと判断した場合(S301:YES)、無線親機21は、狭域無線通信部213を通じて、無線機管理テーブルに記憶されている無線機番号及び無線機IDを番号発行無線機30へ送信する(ステップS302)。なお、無線親機21は、無線機管理テーブルに記憶されている全ての無線機番号及び無線機IDを番号発行無線機30へ送信する必要はなく、番号発行無線機30に代えて無線親機21が発行した無線機番号及び発行先の無線機IDのみを番号発行無線機30へ送信する構成であってもよい。
番号発行無線機30は、無線親機21から送信される無線機番号及び無線機IDを受信した場合(ステップS303)、受信した無線機番号及び無線機IDに基づき、自機の無線機管理テーブルを更新する(ステップS304)。
以上のように、実施の形態3では、番号発行無線機30との通信が復旧した場合、無線親機21と番号発行無線機30との間で無線機管理テーブルに記憶してある情報を同期する構成としているので、復旧後には、番号発行無線機30は、無線親機21から引き継いで番号発行処理を実施することができる。
なお、実施の形態3では、無線親機21にて番号発行無線機30との通信が復旧したか否かを判断し、復旧したと判断した場合に、無線機管理テーブルに登録されている無線機番号及び発行先の無線機IDを番号発行無線機30へ送信する構成としたが、番号発行無線機30が復旧した際、番号発行無線機30から無線親機21へ要求することにより、無線親機21の無線機管理テーブルに登録されている無線機番号及び発行先の無線機IDを取得する構成としてもよい。
(実施の形態4)
実施の形態1では、番号発行無線機30が新たに無線機番号を発行する都度、発行した無線機番号及び発行先の無線機IDを無線親機21へ送信し、無線親機21において無線機番号及び発行先の無線機IDを逐次記憶する構成について説明したが、発行した無線機番号及び発行先の無線機IDの送信先は無線親機21に限定されるものではない。
実施の形態4では、番号発行無線機30が新たに無線機番号を発行する都度、発行した無線機番号及び発行先の無線機IDをセンタ側のホストコンピュータ11へ送信する構成について説明を行う。
図9は実施の形態4における番号発行処理の手順を示すフローチャートである。番号発行無線機30は、実施の形態1と同様の手順により、番号取得無線機からの番号発行要求に応じて番号発行処理を実行し、自機の無線機管理テーブルを更新する。
次いで、番号発行無線機30の制御部300は、センタ側のホストコンピュータ11を宛先として、新たに発行した無線機番号及び発行先の無線機IDを送信する(ステップS410)。番号発行無線機30からセンタ側のホストコンピュータ11へ送信される無線機番号及び発行先の無線機IDは、無線親機21を経由して、広域無線網N1を通じてホストコンピュータ11へ送信される。
ホストコンピュータ11は、番号発行無線機30から送信される無線機番号及び無線機IDを受信した場合(ステップS411)、受信した無線機番号及び発行先の無線機IDを自装置の記憶部(不図示)に記憶し(ステップS412)、無線機番号及び発行先の無線機IDを受信した旨の通知を、広域無線網N1を通じて、番号発行無線機30へ送信する(ステップS413)。
以上のように、本実施の形態では、新たに設置される無線子機22に対して番号発行無線機30が新たに無線機番号を発行する都度、発行した無線機番号及び発行先の無線機IDをセンタ側のホストコンピュータ11へ送信するようにしている。
ホストコンピュータ11は、番号発行無線機30から送信される発行済みの無線機番号及び発行先の無線機IDを逐次記憶することにより、番号発行無線機30と同様の無線機管理テーブルをホストコンピュータ11内に生成することができる。このため、番号発行無線機30が故障した場合、番号取得無線機から番号発行無線機30に至る通信経路がなくなった場合等において、ホストコンピュータ11を番号発行無線機30の代替機として機能させることができる。
なお、本実施の形態では、新たに発行した無線機番号と共に、発行先の無線機IDを送信する構成としたが、番号発行に必要な最低限の情報として、新たに発行した無線機番号のみをホストコンピュータ11へ送信する構成としてもよい。ホストコンピュータ11は、発行済みの無線機番号の情報を取得することができるので、自機が番号発行無線機30の代替機となる場合、発行済みの無線機番号の情報を参照し、新たな無線子機22に対して、発行済みの無線機番号と重複しないように無線機番号を割り当てることができる。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上の実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
本願の無線通信システムは、無線通信網(N2)を介して通信する複数の無線通信装置(21,22)と、該複数の無線通信装置(21,22)の少なくとも1つに接続され、前記無線通信網(N2)内で各無線通信装置(21,22)を識別する識別子を発行する識別子発行装置(30)とを備え、該識別子発行装置(30)は、自装置に接続された無線通信装置(22)を通じて、他の無線通信装置(22)からの識別子の発行要求を受信した場合、前記他の無線通信装置(22)に付与すべき識別子を含む発行応答を送信する無線通信システムにおいて、前記識別子発行装置(30)は、他の無線通信装置(22)からの発行要求に応じて発行応答を送信する都度、前記他の無線通信装置(22)について発行した識別子に係る情報を、前記無線通信網(N2)内の特定の無線通信装置(21)へ送信する手段(302)を備え、前記特定の無線通信装置(21)は、前記識別子発行装置(30)から送信された識別子に係る情報を受信する手段(213)と、受信した識別子に係る情報を記憶する記憶手段(211)とを備えることを特徴とする。
本願では、新たに設置される無線通信装置に対して識別子発行装置が識別子を発行する都度、発行した識別子に係る情報を特定の無線通信装置へ送信する。
前記特定の無線通信装置は、識別子発行装置から送信される識別子に係る情報を逐次記憶することにより、発行済みの識別子の情報を管理することができる。このため、識別子発行装置が故障した場合、新たな無線通信装置から識別子発行装置に至る通信経路がなくなった場合等において、前記特定の無線通信装置を識別子発行装置の代替機として機能させることが可能となる。
本願の無線通信システムは、前記識別子発行装置(30)に接続された無線通信装置(22)は、前記識別子発行装置(30)との通信の成否を判断する手段(220)と、該手段(220)が否と判断した場合であって、前記他の無線通信装置(22)から送信された発行要求を受信したとき、該発行要求を前記特定の無線通信装置(21)へ転送する手段(222)とを備え、前記特定の無線通信装置(21)は、前記識別子発行装置(30)に接続された無線通信装置(22)から転送された発行要求を受信する手段(213)と、該手段(213)にて前記発行要求を受信した場合、前記記憶手段(211)に記憶された情報を参照して、前記他の無線通信装置(22)に付与すべき識別子を決定する手段(210)と、決定した識別子を含む発行応答を前記他の無線通信装置(22)へ送信する手段(213)とを備えることを特徴とする。
本願では、無線通信装置が、識別子発行装置と通信することができない状況下で発行要求を受信した場合、当該発行要求を前記特定の無線通信装置へ転送する構成としている。このため、識別子発行装置が故障した場合、新たな無線通信装置から識別子発行装置に至る通信経路がなくなった場合等において、前記特定の無線子機を識別子発行装置の代替機として機能させ、新たに設置される無線通信装置に対して無線通信網内で使用する識別子を付与することができる。
本願の無線通信システムは、前記特定の無線通信装置(21)は、前記識別子発行装置(30)との通信が復旧した場合に、前記記憶手段(211)に記憶した識別子に係る情報を前記識別子発行装置(30)へ送信するようにしてあることを特徴とする。
本願では、識別子発行装置との通信が復旧した場合、前記特定の無線通信装置と識別子発行装置との間で識別子に係る情報を同期する構成としているので、復旧後には、識別子発行装置は、前記特定の無線通信装置から引き継いで識別子の発行処理を実施することができる。
本願の無線通信システムは、前記特定の無線通信装置(21)は、前記無線通信網(N2)とは異なる通信網(N1)に接続された外部通信装置(11)と通信する手段と、前記識別子発行装置(30)から受信した識別子に係る情報を前記外部通信装置(11)へ送信する手段(212)とを更に備えることを特徴とする。
本願では、新たに設置される無線通信装置に対して識別子発行装置が識別子を発行する都度、発行した識別子に係る情報を外部通信装置へ送信するようにしている。
外部通信装置は、識別子発行装置から送信される識別子に係る情報を逐次記憶することにより、発行済みの識別子の情報を管理することができる。このため、識別子発行装置が故障した場合、新たに設置される無線通信装置から識別子発行装置に至る通信経路がなくなった場合等において、外部通信装置を識別子発行装置の代替機として機能させることができる。
本願の識別子発行装置(30)は、無線通信網(N2)を介して通信する複数の無線通信装置(21,22)のうちの少なくとも1つに接続され、自装置に接続された無線通信装置(22)を通じて、他の無線通信装置(22)からの識別子の発行要求を受信した場合、前記他の無線通信装置(22)に付与すべき識別子を含む発行応答を送信する識別子発行装置(30)において、他の無線通信装置(22)からの発行要求に応じて発行応答を送信する都度、前記他の無線通信装置(22)について発行した識別子に係る情報を、前記無線通信網(N2)内の特定の無線通信装置(21)へ送信する手段(302)を備えることを特徴とする。
本願では、新たに設置される無線通信装置に対して識別子を発行する都度、発行した識別子に係る情報を特定の無線通信装置へ送信する。
前記特定の無線通信装置は、識別子発行装置から送信される識別子に係る情報を逐次記憶することにより、無線通信網内で発行済みの識別子の情報を管理することができる。このため、識別子発行装置が故障した場合、新たな無線子機から識別子発行装置に至る通信経路がなくなった場合等において、前記特定の無線子機を識別子発行装置の代替機として機能させることが可能となる。
11 ホストコンピュータ
12 センタ側網制御装置
21 無線親機
22 無線子機
23 メータ
30 番号発行無線機
210,220,300 制御部
211,221,301 記憶部
212 広域無線通信部
213,222,302 狭域無線通信部
214,224,304 表示部
215,225,305 操作部
219,229,309 電池
223,303 メータIF

Claims (3)

  1. 無線通信網を介して通信する複数の無線通信装置と、該複数の無線通信装置の少なくとも1つに接続され、前記無線通信網内で各無線通信装置を識別する識別子を発行する識別子発行装置とを備え、該識別子発行装置は、自装置に接続された無線通信装置を通じて、他の無線通信装置からの識別子の発行要求を受信した場合、前記他の無線通信装置に付与すべき識別子を含む発行応答を送信する無線通信システムにおいて、
    前記識別子発行装置は、
    他の無線通信装置からの発行要求に応じて発行応答を送信する都度、前記他の無線通信装置について発行した識別子に係る情報を、前記識別子発行装置の代替機として予め選択してある前記無線通信網内の特定の無線通信装置へ送信する手段
    を備え、
    前記特定の無線通信装置は、
    前記識別子発行装置から送信された識別子に係る情報を受信する手段と、
    受信した識別子に係る情報を記憶する記憶手段と
    を備え
    前記識別子発行装置に接続された無線通信装置は、
    前記識別子発行装置との通信の成否を判断する手段と、
    該手段が否と判断した場合であって、前記他の無線通信装置から送信された発行要求を受信したとき、該発行要求を前記特定の無線通信装置へ転送する手段と
    を備え、
    前記特定の無線通信装置は、
    前記識別子発行装置に接続された無線通信装置から転送された発行要求を受信する手段と、
    該手段にて前記発行要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶された情報を参照して、前記他の無線通信装置に付与すべき識別子を決定する手段と、
    決定した識別子を含む発行応答を前記他の無線通信装置へ送信する手段と
    を更に備えることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記特定の無線通信装置は、
    前記識別子発行装置との通信が復旧した場合に、前記記憶手段に記憶した識別子に係る情報を前記識別子発行装置へ送信するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記特定の無線通信装置は、
    前記無線通信網とは異なる通信網に接続された外部通信装置と通信する手段と、
    前記識別子発行装置から受信した識別子に係る情報を前記外部通信装置へ送信する手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
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