JP6468466B2 - リアクトル - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド自動車などの電動車両に搭載される車載用DC−DCコンバータや電力変換装置の構成部品などに利用されるリアクトルに関する。
リアクトルやモータといった磁性部品が種々の分野で利用されている。そのような磁性部品として、例えば特許文献1には、ハイブリッド自動車などの電動車両のコンバータに利用されるリアクトルが開示されている。
特許文献1には、一対の巻回部を有するコイル、および一部が巻回部の内部に配置される磁性コアを組み合わせた組合体と、リアクトルに関する物理量の情報を取得し、その情報を外部機器に出力するセンサ(代表的には、温度センサ)と、を備えるリアクトルが開示されている。センサは、物理量を検知するセンサ本体と、センサ本体から延びる配線部と、センサ本体を外部機器に電気的に接続するコネクタ部と、を備える。特許文献1のリアクトルでは、センサホルダによって一対の巻回部の間にセンサ本体を固定すると共に、組合体を収納するケースにコネクタ部を固定している。ケースにコネクタ部を固定することで、コネクタ部と外部機器との接続を行ない易くなる。
特開2013−128084号公報
近年の電動車両の開発に伴い、リアクトルのコンパクト化が求められている。例えばリアクトル専用のケースを省略し、スイッチング素子やインバータを収納するコンバータケースに組合体を収納する構成などが検討されている。また、コンバータケースに組合体を収納する構成に限らず、電動車両に備わる機器間の隙間に組合体を配置する構成も考えられる。このような構成では、組合体の側方(組合体を上面視したときの組合体の外方)にコネクタ部の設置スペースが殆ど無く、コネクタ部を固定することができない場合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、組合体の側方にセンサのコネクタ部の設置スペースが殆ど無い場合でも、コネクタ部を固定することができるリアクトルを提供することにある。
本発明の一態様に係るリアクトルは、並列される一対の巻回部を有するコイルと磁性コアとを有する組合体と、リアクトルに関する物理量の情報を取得してその情報を外部機器に出力するセンサと、前記組合体に前記センサを固定するセンサホルダと、を備えるリアクトルである。このリアクトルに備わる前記センサは、前記物理量を検知するセンサ本体と、前記センサ本体から延びる配線部と、前記配線部の端部に設けられるコネクタ部と、を備える。また、このリアクトルに備わる前記センサホルダは、ホルダ本体と、本体保持部と、コネクタ保持部と、を備える。前記ホルダ本体は、その一部が前記一対の巻回部の間に配置される。本体保持部は、前記ホルダ本体のうち、前記一対の巻回部の間に位置する部分に設けられ、前記センサ本体を保持する。コネクタ保持部は、前記ホルダ本体のうち、前記一対の巻回部の上方に位置する部分に設けられ、前記コネクタ部を保持する。
上記リアクトルは、組合体の側方にセンサのコネクタ部の設置スペースが殆ど無い場合でも、コネクタ部を固定することができる。
実施形態1に示すリアクトルの概略斜視図である。 実施形態1に示すリアクトルの分解斜視図である。 実施形態1に示すリアクトルの概略縦断面図である。 実施形態1に示すリアクトルに備わるセンサとセンサホルダの組付け状態を示す説明図である。 図4のセンサのコネクタ部とセンサホルダのコネクタ保持部の部分拡大図である。
・本発明の実施形態の説明
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
本発明者らは、上記課題を鋭意検討する過程で、組合体の上方には比較的設置スペースに余裕がある場合が多いことに着目した。そして、センサホルダに、センサ本体とコネクタ部の両方を固定する構成に想到し、実施形態に係るリアクトルを完成させた。以下に、実施形態に係るリアクトルを規定する。
<1>実施形態のリアクトルは、並列される一対の巻回部を有するコイルと磁性コアとを有する組合体と、リアクトルに関する物理量の情報を取得してその情報を外部機器に出力するセンサと、前記組合体に前記センサを固定するセンサホルダと、を備えるリアクトルである。このリアクトルに備わる前記センサは、前記物理量を検知するセンサ本体と、前記センサ本体から延びる配線部と、前記配線部の端部に設けられるコネクタ部と、を備える。また、このリアクトルに備わる前記センサホルダは、ホルダ本体と、本体保持部と、コネクタ保持部と、を備える。前記ホルダ本体は、その一部が前記一対の巻回部の間に配置される。本体保持部は、前記ホルダ本体のうち、前記一対の巻回部の間に位置する部分に設けられ、前記センサ本体を保持する。コネクタ保持部は、前記ホルダ本体のうち、前記一対の巻回部の上方に位置する部分に設けられ、前記コネクタ部を保持する。
実施形態のリアクトルでは、一対の巻回部の上方でコネクタ部を保持する構成であるため、組合体を上面視したときに、組合体の外周輪郭線の内側にコネクタ部を配置することができる。即ち、組合体を上面視したときにリアクトルの外方(組合体の側方)にコネクタ部の設置スペースが無くても、問題なくコネクタ部を組合体に固定することができる。
また、実施形態のリアクトルによれば、センサ本体とコネクタ部とを繋ぐ配線部を短くでき、しかも配線部が複雑に曲げられることを抑制できる。その結果、センサの測定ノイズを低減することができる。
<2>実施形態のリアクトルとして、前記センサは、温度センサである形態を挙げることができる。
リアクトルの組合体(特にコイル)はその使用時に高温となり易く、組合体が高温になり過ぎると組合体が損傷する虞がある。そこで、上記構成に示すように、一対の巻回部の間に温度センサを配置して組合体の温度を監視し、組合体が損傷しないように組合体への通電量を制御することが好ましい。
<3>実施形態のリアクトルとして、前記コネクタ保持部と前記コネクタ部はそれぞれ、互いに係合する係合構造を備える形態を挙げることができる。
互いに係合する一対の係合構造を設けることで、コネクタ保持部に取り付けたコネクタ部が外れることを効果的に防止できる。係合構造としては爪嵌合する構成を利用することができる。
<4>実施形態のリアクトルとして、前記ホルダ本体における前記一対の巻回部の間に位置する部分を、前記巻回部に接着させる接着部材を備える形態を挙げることができる。
接着部材を設けることで、一対の巻回部の間におけるセンサ本体の位置を固定することができる。また、接着部材を設けることで、巻回部とセンサ本体との間の距離を固定することができるので、センサによる測定結果が安定する。ここで、センサ本体は、巻回部に密着していても良いし、巻回部から若干離隔していても良い。
<5>実施形態のリアクトルとして、前記ホルダ本体における前記一対の巻回部の間に位置する部分に設けられ、前記組合体の一部に係合することで、前記組合体からの前記センサホルダの脱落を抑制する抜け止め部を備える形態を挙げることができる。
センサホルダのホルダ本体に抜け止め部を設けることで、センサホルダが一対の巻回部の間から外れることを抑制できる。抜け止め部は例えば爪状に形成することができる。その爪状の抜け止め部を、例えば組合体の磁性コアにおける外側樹脂モールド部(実施形態にて説明する)に設けられる段差部に係合させることで、組合体からのセンサホルダの脱落を抑制できる。
・本発明の実施形態の詳細
以下、本発明のリアクトルの実施形態を図面に基づいて説明する。図中の同一符号は同一名称物を示す。なお、本発明は実施形態に示される構成に限定されるわけではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内の全ての変更が含まれることを意図する。
<実施形態1>
≪全体構成≫
図1に示すリアクトル1は、コイル2と磁性コア3とを有する組合体10を、載置板9上に接合層8で固定した構成を備える。本例のリアクトル1はさらに、リアクトル1に関する物理量の情報を取得してその情報を外部機器に出力するセンサ4と、センサ4を組合体10に固定するセンサホルダ5と、を備える。本例のリアクトル1における従来のリアクトルとの主な相違点は、センサホルダ5の構成にある。以下、リアクトル1の各構成を詳細に説明する。
≪組合体≫
コイル2と磁性コア3とを機械的に組み合わせた組合体10の説明では主として図2の分解斜視図を参照する。
[コイル]
本実施形態におけるコイル2は、一対の巻回部2A,2Bと、両巻回部2A,2Bを連結する連結部2Rと、を備える。各巻回部2A,2Bは、互いに同一の巻数、同一の巻回方向で中空筒状に形成され、各軸方向が平行になるように並列されている。また、連結部2Rは、両巻回部2A,2Bを繋ぐU字状に屈曲された部分である。このコイル2は、接合部の無い一本の巻線を螺旋状に巻回して形成しても良いし、各巻回部2A,2Bを別々の巻線により作製し、各巻回部2A,2Bの巻線の端部同士を溶接や圧着などにより接合することで形成しても良い。
本実施形態の各巻回部2A,2Bは角筒状に形成されている。角筒状の巻回部2A,2Bとは、その端面形状が四角形状(正方形状を含む)の角を丸めた形状の巻回部のことである。もちろん、巻回部2A,2Bは円筒状に形成しても構わない。円筒状の巻回部とは、その端面形状が閉曲面形状(楕円形状や真円形状、レーストラック形状など)の巻回部のことである。
巻回部2A,2Bを含むコイル2は、銅やアルミニウム、マグネシウム、あるいはその合金といった導電性材料からなる平角線や丸線などの導体の外周に、絶縁性材料からなる絶縁被覆を備える被覆線によって構成することができる。本実施形態では、導体が銅製の平角線からなり、絶縁被覆がエナメル(代表的にはポリアミドイミド)からなる被覆平角線をエッジワイズ巻きにすることで、各巻回部2A,2Bを形成している。
コイル2の両端部2a,2bは、巻回部2A,2Bから引き延ばされて、図示しない端子部材に接続される。この端子部材を介して、コイル2に電力供給を行なう電源などの外部装置が接続される。
[磁性コア]
磁性コア3の構成は特に限定されない。本例における磁性コア3は、柱状に形成される一対の第一分割コア310と、これら第一分割コア310,310の端面310e,310eを繋ぐ一対の第二分割コア320,320と、で構成される。これら第一分割コア310,310と第二分割コア320,320とが環状に繋がることで、磁性コア3が形成されている。なお、磁性コア3の分割状態は、図2の状態に限定されるわけではなく、例えば、概略U字状の二つの分割コアを組み合わせて磁性コア3を構成することもできる。
[[第一分割コア]]
本例の第一分割コア310は、コイル2の巻回部2A(2B)の内部に配置される内側コア部31と、その外周を覆う樹脂モールド部310mと、を備える部材である。内側コア部31は、複数のコア片31mと、複数のギャップ材31gと、を交互に積層することで構成されている。コア片31mは、鉄などの鉄属金属やその合金(Fe−Si合金、Fe−Ni合金など)で構成される軟磁性粉末を含む原料粉末を加圧成形してなる圧粉成形体で構成することができる。つまり、第一分割コア310は、複数の圧粉成形体(コア片31m)を樹脂モールド部310mで一体化したコア部品である。ギャップ材31gは、内側コア部31の磁気特性を調整するための部材であって、例えばアルミナなどで構成することができる。
上記樹脂モールド部310mを構成する樹脂としては、例えば、ポリフェニレンサルフィド(PPS)樹脂、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂、液晶ポリマー(LCP)、ナイロン6、ナイロン66といったポリアミド(PA)樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂などの熱可塑性樹脂を利用することができる。その他、樹脂として、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂などの熱硬化性樹脂を利用することも可能である。これらの樹脂にアルミナやシリカなどのセラミックスフィラーを含有させて、樹脂モールド部310mの放熱性を向上させても良い。
ここで、第一分割コア310は、樹脂中に軟磁性粉末を分散させた複合材料で構成することもできる。複合材料の樹脂としては、上記樹脂モールド部310mに用いることができる樹脂と同様のものを利用することができる。
[[第二分割コア]]
本例の第二分割コア320は、巻回部2A,2Bの外側に配置される外側コア部32の外周を樹脂モールド部320mで覆った部材である。外側コア部32は、概略半円柱状の圧粉成形体であるコア片32mで構成されている。樹脂モールド部320mを構成する樹脂としては、第一分割コア310の樹脂モールド部310mと同様のものを利用することができる。
第二分割コア320も、複合材料で構成することができる。ここで、第一分割コア310および第二分割コア320の一方を複合材料、他方を樹脂モールドした圧粉成形体とすることもできる。
[[コア部品に関するその他の構成]]
本例における第一分割コア310と第二分割コア320とは、第一分割コア310の軸方向端部に形成される薄肉部311と、第二分割コア320に形成される枠部321と、の機械的な嵌め合いによって連結されている。薄肉部311は、他の部分よりも樹脂モールド部310mが薄くなることで形成される部分であり、枠部321は、樹脂モールド部320mが筒状に突出することで形成される部分である。枠部321の内側には、外側コア部32が樹脂モールド部320mに覆われることなく露出している。
第一分割コア310と第二分割コア320とを連結する本例の構成では、第一分割コア310の端面310eと、第二分割コア320の外側コア部32(コア片32m)の端面32eと、が接触する。端面310eと端面32eとの接合に接着剤を用いても構わない。ここで、端面310eは内側コア部31の端面を覆う樹脂モールド部310mで構成されている。そのため、本例では、樹脂モールド部310mが、内側コア部31の端面と外側コア部32の端面32eとの間でギャップ材として機能する。
また、本例の第二分割コア320には、一対の巻回部2A,2Bの間に配置される仕切り部323が形成されている。この仕切り部323により、両巻回部2A,2B間の絶縁を確保することができる。仕切り部323における中央やや上寄りの部分は他の部分よりも突出しており、その突出部と非突出部との間に段差部323bが形成されている。この段差部323bには、図3を参照して後述するように、センサホルダ5が係合する。
さらに、本例の第二分割コア320は、組合体10を図示しないコンバータケースなどに固定するための固定部324を備える。固定部324は、各第二分割コア320の幅方向(巻回部2A,2Bの並列方向)の一端側と他端側にそれぞれ一つずつ設けられている。本例では、高剛性の金属や樹脂で構成されるカラーを樹脂モールド部320mに埋設することで、固定部324が形成されている。
≪センサ≫
センサ4は、リアクトル1に関する物理量の情報を取得してその情報を外部機器に出力する部材である。物理量としては、例えば、通電に伴うリアクトル1の温度や、振動の度合いの指標となる加速度などを挙げることができる。本例のセンサ4は、温度センサである。
センサ4は、図4に示すように、実際に温度を検知する素子を有するセンサ本体40と、センサ本体40から伸びる配線部41と、配線部41の端部に設けられるコネクタ部42と、を備える。センサ4のセンサ本体40は、公知の構成であって、例えば素子を樹脂で覆ったものを利用することができる。
配線部41は、公知の構成であって、例えばセンサ本体40の測定結果を伝送する線材を樹脂で覆ったものを利用することができる。但し、本例の配線部41は、従来構成のリアクトルに用いられるセンサの配線部よりもかなり短い。その理由は、後述するようにセンサホルダ5にセンサ本体40とコネクタ部42の両方を固定するため、配線部41を長くする必要がないからである。
コネクタ部42は、センサ本体40を外部機器に電気的に接続する接続部材である。本例のコネクタ部42は、後述するセンサホルダ5のコネクタ保持部52と係合するコネクタ側係合構造420を備える。コネクタ側係合構造420の構成を図5に基づいて詳しく説明すると、コネクタ側係合構造420は、図5の左図に示すように、スライドレール部421と、爪部422と、を備える。スライドレール部421は、コネクタ部42のハウジングの両側面が下方に延伸し、その延伸部の端部が内側に屈曲することで形成される。このスライドレール部421の開口側端部(紙面手前側)の内側はテーパー状に形成されている。爪部422は、スライドレール部421の奥側から開口側に向って伸びる棒状体の端部が紙面上方側に張り出すことで形成される。
≪センサホルダ≫
センサホルダ5は、図4に示すように、PPS樹脂などの絶縁性材料で構成されるホルダ本体50を備える。センサホルダ5は、射出成形などで形成することができる。
ホルダ本体50の中間部には、厚みが局所的に薄くなることで形成された矩形状の凹みからなる本体保持部51が形成されている。本体保持部51には、センサ4のセンサ本体40が嵌め込まれる。本体保持部51の深さ、幅、および長さは、センサ本体40の紙面奥行き方向の厚み、紙面上下方向の幅、および長さにほぼ一致しており、本体保持部51にセンサ本体40がぴったり納まるようになっている。もちろん、センサ本体40の寸法と本体保持部51の寸法とがぴったり一致している必要はなく、例えばセンサ本体40の厚みが本体保持部51の深さよりも大きくなっていても良い。この構成であれば、ホルダ本体50からセンサ本体40が出っ張るので、センサ本体40を巻回部2B(図1など)に接触させることができる。
ホルダ本体50の上端部には、レール状に形成されたコネクタ保持部52が形成されている。コネクタ保持部52は、センサ4のコネクタ側係合構造420に係合するホルダ側係合構造520を備える。ホルダ側係合構造520の構成を図5に基づいて詳しく説明すると、図5の左図に示すように、ホルダ側係合構造520は、ホルダ本体50の厚み方向に張り出す張出部521と、コネクタ側係合構造420の爪部422が挿通される孔部522と、を備える。張出部521,521はコネクタ部42の嵌め込み側で連結片523に繋がれている。このような構成のコネクタ保持部52は、上面視した場合にコネクタ部42と反対側に開口する凹型の面と、コネクタ部42の嵌め込み側から見て孔部522を囲む枠型の面と、コネクタ部42の嵌め込み側と反対側から見て上方が開口する凹型の面とを備える。このコネクタ保持部52にコネクタ部42をスライドして嵌め込むと、図5の右図に示すように、スライドレール部421が張出部521に係合すると共に、爪部422が孔部522に挿入されて連結片523に係合する。その結果、コネクタ保持部52に取り付けたコネクタ部42が外れることを抑制できる。
図4に示すように、ホルダ本体50のうち、本体保持部51よりも下方の部分は、先端の幅が狭い板状に形成されており、その板状部の両側には抜け止め部53が形成されている。抜け止め部53は、ホルダ本体50の中央部から下方に延びる棒状体と、棒状体の先端部が板状部から離れる方向に張り出す爪状体と、で構成されている。抜け止め部53の爪状体は、図3の縦断面図に示すように、組合体10にセンサホルダ5を配置したときに第二分割コア320の仕切り部323の段差部323bに引っ掛かる。その結果、組合体10からのセンサホルダ5の脱落が抑制される。
ホルダ本体50の板状部には凹部54が形成されている。凹部54は、板状部のうち、紙面奥側に向いている面にも形成されている。これらの凹部54には、接着シート(接着部材)6が配置される。接着シート6は、巻回部2A,2B(図1など)にホルダ本体50を固定するためのものである。接着シート6を設けることで、巻回部2A,2Bとセンサ本体40との間の距離を固定することができるので、センサ4による測定結果を安定化させることができる。
接着シート6は、発泡性樹脂で構成することが好ましい。接着シート6の厚さは、凹部54の深さ+1mm以下程度とすることが好ましく、特に凹部54の深さ以下とすることが好ましい。接着シート6の厚さをこのような厚さとすることで、巻回部2A,2B間にホルダ本体50を挿入し易くなる。巻回部2A,2B間にホルダ本体50を挿入した後に、発泡性樹脂を発泡させれば、ホルダ本体50を巻回部2A,2Bに接着させることができる。
もちろん、接着シート6は、発泡性樹脂に限定されるわけではなく、単なる粘着性のシート材であっても良い。その場合、凹部54の深さよりも厚い接着シート6を凹部54に貼り付け、巻回部2A,2Bの間隔を拡げて、巻回部2A,2Bの間にホルダ本体50を挟み込んだ状態で巻回部2A,2Bの間隔を縮めると良い。その他、ホルダ本体50の板状部に凹部54を形成せず、板状部に粘着性のシート材を貼り付ける構成や、接着剤(接着部材)を塗布する構成としても構わない。この場合も、間隔を拡げた巻回部2A,2Bの間に、ホルダ本体50を挟み込むと良い。
≪その他の構成≫
本実施形態1のリアクトル1は、図1に示すように、載置板9や接合層8などを備える。
[載置板]
載置板9は、リアクトル1を冷却ベースなどの設置対象に固定する際の台座として機能する部材である。そのため、載置板9は、機械的強度に優れることが求められる。また、載置板9には、リアクトル1の使用時に組合体10で発生した熱を設置対象に逃がす役割が求められる。そのため、載置板9は、機械的強度に加えて、放熱性に優れることが求められる。このような要請に応えるため、載置板9は金属で構成する。例えば、載置板9の構成材料として、アルミニウムやその合金、マグネシウムやその合金を利用することができる。これらの金属(合金)は、機械的強度と熱伝導性に優れ、かつ軽量で非磁性であるという利点を有する。
[接合層]
上記載置板9と組合体10との間には、両者9,10を接合させる接合層8が形成されている。この接合層8は、リアクトル1の使用時に組合体10で発生した熱を載置板9に伝導する機能も持つ。
接合層8の構成材料は、絶縁性を有するものとする。例えば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、不飽和ポリエステルなどの熱硬化性樹脂や、PPS樹脂、LCPなどの熱可塑性樹脂が挙げられる。これら絶縁性樹脂に、上述したセラミックスフィラーなどを含有させることで、接合層8の放熱性を向上させても良い。接合層8の熱伝導率は、例えば0.1W/m・K以上が好ましく、更に1W/m・K以上、特に2W/m・K以上が好ましい。
接合層8は、載置板9上に絶縁性樹脂(セラミックスフィラー含有樹脂でも可)を塗布することによって形成しても良いし、載置板9上に絶縁性樹脂のシート材を貼り付けることで形成しても良い。接合層8としてシート状のものを用いると、載置板9上に接合層8を形成し易いため、好ましい。
≪リアクトルの効果≫
実施形態リアクトル1では、一対の巻回部2A,2Bの上方でセンサ4のコネクタ部42が保持されるため、組合体10を上面視したときに、組合体10の外周輪郭線の内側にコネクタ部42を配置することができる。即ち、組合体10を上面視したときにリアクトル1の外方(組合体10の側方)にコネクタ部42の設置スペースが無くても、問題なくコネクタ部42を組合体10に固定することができる。
また、実施形態のリアクトル1によれば、センサ本体40とコネクタ部42とを繋ぐ配線部41を短くでき、しかも配線部41が複雑に曲げられることを抑制できる。その結果、センサ4の測定ノイズを低減することができる。
<実施形態2>
実施形態1の説明で既に述べたように、リアクトルに備わる磁性コアの構成は、実施形態1の構成に限定されない。例えば、特許文献1のリアクトルのように、外周を樹脂モールド部で覆っていないコア片を組み合わせて磁性コアを構成することもできる。その場合、磁性コアとコイルとの間の絶縁を確保する絶縁介在部材を用いることが好ましい。
絶縁介在部材は、内部介在部材と端面介在部材とに分けられる。内部介在部材は、コイルの内周面と磁性コアとの間に介在され、コイルと磁性コアとの間を絶縁する。端面介在部材は、コイルの端面と、磁性コアの外側コア部との間に介在され、コイルと磁性コアとの間を絶縁する。
上述したコア片と絶縁介在部材を組み合わせた磁性コアを備える組合体にも、図4のセンサ4とセンサホルダ5の組物を配置することができる。この構成の場合、図2に示す仕切り部323と同様の仕切り部を端面介在部材に設けることが好ましい。端面介在部材に仕切り部を設けることで、組合体からセンサホルダ5が脱落することを抑制できる。
本発明のリアクトルは、ハイブリッド自動車や電気自動車、燃料電池自動車といった電動車両に搭載される双方向DC−DCコンバータなどの電力変換装置に利用することができる。
1 リアクトル 10 組合体
2 コイル
2A,2B 巻回部 2R 連結部 2a,2b 端部
3 磁性コア
310 第一分割コア 310m 樹脂モールド部 310e 端面
311 薄肉部
31 内側コア部 31m コア片 31g ギャップ材
320 第二分割コア 320m 樹脂モールド部
321 枠部 323 仕切り部 323b 段差部 324 固定部
32 外側コア部 32m コア片 32e 端面
4 センサ
40 センサ本体 41 配線部 42 コネクタ部
420 コネクタ側係合構造 421 スライドレール部 422 爪部
5 センサホルダ
50 ホルダ本体 51 本体保持部 52 コネクタ保持部
53 抜け止め部 54 凹部
520 ホルダ側係合構造 521 張出部 522 孔部 523 連結片
6 接着シート(接着部材)
8 接合層
9 載置板

Claims (5)

  1. 並列される一対の巻回部を有するコイルと磁性コアとを有する組合体と、リアクトルに関する物理量の情報を取得してその情報を外部機器に出力するセンサと、前記組合体に前記センサを固定するセンサホルダと、を備えるリアクトルであって、
    前記センサは、
    前記物理量を検知するセンサ本体と、
    前記センサ本体から延びる配線部と、
    前記配線部の端部に設けられるコネクタ部と、を備え、
    前記センサホルダは、前記組合体と別体であり、
    一部が前記一対の巻回部の間に配置されるホルダ本体と、
    前記ホルダ本体のうち、前記一対の巻回部の間に位置する部分に設けられ、前記センサ本体を保持する本体保持部と、
    前記ホルダ本体のうち、前記一対の巻回部の上方に位置する部分に設けられ、前記コネクタ部を保持するコネクタ保持部と、を備えるリアクトル。
  2. 前記センサは温度センサである請求項1に記載のリアクトル。
  3. 前記コネクタ保持部と前記コネクタ部はそれぞれ、互いに係合する係合構造を備える請求項1または請求項2に記載のリアクトル。
  4. 前記ホルダ本体における前記一対の巻回部の間に位置する部分を、前記巻回部に接着させる接着部材を備える請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のリアクトル。
  5. 前記ホルダ本体における前記一対の巻回部の間に位置する部分に設けられ、前記組合体の一部に係合することで、前記組合体からの前記センサホルダの脱落を抑制する抜け止め部を備える請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のリアクトル。
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