JP6468143B2 - 内燃機関用の点火コイル - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関用の点火コイルに関する。
内燃機関用の点火コイルとして、一次コイルと二次コイルと、一次コイル及び二次コイルの内周側に配置された中心コアと、一次コイル及び二次コイルの外周側に配置された外周コアと、一次コイルへの通電及び通電の遮断を行うイグナイタを有するものがある(特許文献1)。上記一次コイル、二次コイル、中心コア、外周コア、イグナイタは、ケース内に収容されている。ケースには、外部に接続されるコネクタ部が突出形成されている。コネクタ部内には、イグナイタへスイッチング信号を伝送するための信号端子部材、イグナイタを接地するための接地端子部材等が配されている。
上記点火コイルにおいて、上記外周コアは、導電部材を介して、コネクタ部の接地端子部材に接続されている。これにより、外周コアを接地(アース)することができ、外周コアを接地することにより、例えば外周コアから発生するノイズを防止できる。
特に、近年の、環境対応エンジンにおいては、点火コイルの出力電圧の高電圧化が図られている。それに伴って、中心コア及び外周コアの帯電電圧も高くなってきている。そのため、イグナイタを内蔵する点火コイルにおいては、中心コア及び外周コアの帯電電圧によるイグナイタへの影響を少なくするために、外周コアの電位を接地できる構成とすることが一層望まれている。そして、中心コア及び外周コアの電位の接地は、容易かつ安価で行えることが望ましい。
特開2009−299614号公報
しかしながら、上記点火コイルにおいて、導電部材は、その両端において接地端子部材及び外周コアから引き出された端子と、溶接によって接続されるため、製造効率を向上させにくい。すなわち、導電部材は、両端が、接続端子部材、及び外周コアから引き出された端子に溶接等されるため、導電部材と接続端子部材及び外周コアとの接続部の位置決めを厳密に行う必要がある。それゆえ、導電部材と接続端子部材及び外周コアとを接続し難く、点火コイルの製造効率を向上させ難い。
また、導電部材が配される領域は、コネクタ部内に配された信号端子部材、接地端子部材等や、これらの接続される電子部品及びその端子等が密集している。それゆえ、導電部材と、接地端子部材及び外周コアから引き出された端子とを接続する作業スペースが小さくなりやすく、かつ、このような小さい作業スペースにて、溶接によってこれらの接続を行っているため、製造効率を一層向上させ難い。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、外周コアを接地しやすくすることにより、製造効率を向上することができる内燃機関用の点火コイルを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、一次スプールに巻回された一次コイルと、
該一次コイルの外周側に配された二次スプールに巻回された二次コイルと、
上記一次コイル及び上記二次コイルの内周側に配置された中心コアと、
上記一次コイル及び上記二次コイルの外周側に配置された外周コアと、
上記一次コイル及び上記二次コイルの巻回軸の方向であるコイル軸方向における上記中心コアの前方側に配されたイグナイタと、
上記一次コイル、上記二次コイル、上記中心コア、上記外周コア、及び上記イグナイタを収容するケースと、
上記イグナイタへスイッチング信号を伝送するための信号端子部材と、上記イグナイタを接地するための接地端子部材と、を少なくとも備え、上記ケースの前端部に組み付けられたコネクタ部と、
上記外周コアと上記接地端子部材とを電気的に接続する中継部材と、を有し、
上記コネクタ部は、上記ケースに係合され、上記イグナイタの上記コイル軸方向の前方から上記イグナイタに対向する係合壁を有し、
上記信号端子部材は、上記係合壁を貫通していると共に、上記ケース内に突出した信号内側端子を有し、
上記接地端子部材は、上記係合壁を貫通していると共に、上記ケース内に突出した接地内側端子を有し、
上記中継部材は、上記係合壁の後面に沿って配される基部と、該基部から後方へ立設された立設部と、該立設部の後端から、後方に凸となるように湾曲しつつ上記コイル軸方向に直交する縦方向に延設された湾曲部とを有し、
上記基部は、上記縦方向の一端において、上記接地内側端子に接触しており、
上記立設部は、上記コイル軸方向と上記縦方向との双方に直交する横方向において上記イグナイタよりも外側に配されており、
上記湾曲部は、弾性変形しつつ上記外周コアの前面に圧接している、内燃機関用の点火コイルにある。
上記内燃機関用の点火コイルにおいて、湾曲部は、弾性変形しつつ上記外周コアの前面に圧接している。それゆえ、中継部材の湾曲部を外周コアの前面のいずれかの部位に接触させることにより、中継部材と外周コアとの接続を行うことができる。そのため、中継部材と外周コアとの位置関係を厳密に決めなくても、中継部材と外周コアとの接続を行うことができる。それゆえ、点火コイルの製造効率の向上を図ることができる。
また、中継部材は、基部が接地内側端子に接触しており、湾曲部が、弾性変形しつつ外周コアの前面に圧接している。それゆえ、中継部材と、接地内側端子及び外周コアとを、溶接しなくても接続することができる。それゆえ、これらの組付作業を容易にすることができ、点火コイルの製造効率の向上を図ることができる。
また、基部は、係合壁の後面に沿って配されており、立設部は、横方向においてイグナイタよりも外側に配されている。これにより、中心コアの前方側にイグナイタを配置する際に、イグナイタと中継部材とが干渉することを防止することができる。それゆえ、点火コイルの製造効率の向上を図ることができる。
以上のごとく、上記態様によれば、製造効率を向上することができる内燃機関用の点火コイルを提供することができる。
実施形態1における、内燃機関用の点火コイルの断面図。 実施形態1における、コネクタモジュール、中心コア、外周コア、及びイグナイタを先端側から見た図。 図2の、III−III線矢視断面図。 実施形態1における、コネクタモジュール、及び中継部材の一部拡大斜視図。 実施形態1における、コネクタ部を先端側から見た図。 実施形態1における、第三壁部及び中継部材の正面図。 実施形態1における、コネクタモジュールに中継部材を組み付けた様子を示す図面。 実施形態1における、中継部材が組み付けられたコネクタモジュールに、外周コアを組み付ける様子を示す図面。 実施形態1における、コネクタモジュールに、中継部材及び外周コアが組み付いた様子を示す図面。 実施形態2における、コネクタ部を先端側から見た図。 実施形態2における、接地端子部材及び中継部材の斜視図。 実施形態3における、コネクタ部を先端側から見た図。 実施形態3における、接地端子部材及び中継部材の斜視図。 実施形態4における、コネクタモジュール、及び中継部材の一部拡大斜視図。 実施形態5における、コネクタモジュール、及び中継部材の一部拡大斜視図。
(実施形態1)
内燃機関用の点火コイルにかかる実施形態について、図1〜図9を参照して説明する。
本実施形態の内燃機関用の点火コイル1は、図1に示すごとく、一次コイル11と二次コイル12と中心コア13と外周コア2とイグナイタ3とケース4とコネクタ部5と中継部材6とを有する。一次コイル11は、一次スプール14に巻回されている。二次コイル12は、一次コイル11の外周側に配された二次スプール15に巻回されている。中心コア13は、一次コイル11及び二次コイル12の内周側に配置されている。外周コア2は、一次コイル11及び二次コイル12の外周側に配置されている。
イグナイタ3は、一次コイル11及び二次コイル12の巻回軸の方向であるコイル軸方向Xにおける中心コア13の前方側に配されている。ケース4は、一次コイル11、二次コイル12、中心コア13、外周コア2、及びイグナイタ3を収容している。図4に示すごとく、コネクタ部5は、イグナイタ3へスイッチング信号を伝送するための信号端子部材51と、イグナイタ3を接地するための接地端子部材52と、を少なくとも備える。そして、図1に示すごとく、コネクタ部5は、ケース4の前端部に組み付けられている。
中継部材6は、外周コア2と接地端子部材52とを電気的に接続する。図1、図5に示すごとく、コネクタ部5は、ケース4に係合され、イグナイタ3のコイル軸方向Xの前方からイグナイタ3に対向する係合壁50を有する。図4に示すごとく、信号端子部材51は、係合壁50を貫通していると共に、ケース4内に突出した信号内側端子511を有する。接地端子部材52は、係合壁50を貫通していると共に、ケース4内に突出した接地内側端子521を有する。
図3、図4に示すごとく、中継部材6は、係合壁50の後面に沿って配される基部61と、基部61から後方へ立設された立設部62と、立設部62の後端から、後方に凸となるように湾曲しつつコイル軸方向Xに直交する縦方向Zに延設された湾曲部63とを有する。図4に示すごとく、基部61は、縦方向Zの一端において、接地内側端子521に接触している。図2に示すごとく、立設部62は、コイル軸方向Xと縦方向Zとの双方に直交する横方向Yにおいてイグナイタ3よりも外側に配されている。図1、図3に示すごとく、湾曲部63は、弾性変形しつつ外周コア2の前面211に圧接している。
上記内燃機関用の点火コイル1は、例えば、自動車、コージェネレーション等の内燃機関に接地されるスパークプラグ(図示略)に接続され、スパークプラグに高電圧を印加する手段として用いられる。
また、本明細書において、コイル軸方向Xの一方を前方とし、その反対側を後方という。また、縦方向Zの一方を先端側、その反対側を基端側という。
図1に示すごとく、一次コイル11及び二次コイル12は、同心状に内外周に重なって配置されている。一次コイル11を巻回する一次スプール14と、二次コイル12を巻回する二次スプール15とは、樹脂製である。
一次コイル11及び二次コイル12の内側に配された中心コア13、及び、一次コイル11及び二次コイル12の外側に配された外周コア2は、プレス打ち抜きされた電磁鋼板を積層してなる。中心コア13及び外周コア2を構成する各電磁鋼板は、厚み方向を縦方向Zにして、厚み方向に積層されている。中心コア13及び外周コア2を構成する各電磁鋼板は、積層方向(縦方向Z)の両端面が図示しない絶縁材によってコーティングされている。一方、中心コア13及び外周コア2を構成する各電磁鋼板は、積層方向に直交する方向の端縁が絶縁材から露出している。そして、外周コア2の前面211における、電磁鋼板が絶縁材から露出した部分の少なくとも一部に、中継部材6の湾曲部63が当接することにより、外周コア2と中継部材6とが導通している。
積層された複数の電磁鋼板は、互いに固定されて一体化され、中心コア13、外周コア2のそれぞれを構成している。積層された複数の電磁鋼板の一体化の方法としては、例えば、積層された複数の電磁鋼板を、リベットによって縦方向Zに締め付ける方法がある。他にも、各電磁鋼板に、プレス加工等によって縦方向Zの一方側に突出したダボを形成し、各電磁鋼板のダボを、縦方向Zに隣接する電磁鋼板のダボの裏側の凹みに嵌合することにより、積層された複数の電磁鋼板を固定する、いわゆるダボカシメの方法もある。あるいは、積層された複数の電磁鋼板を、溶接によって固定してもよい。また、積層された複数の電磁鋼板は、互いに縦方向Zに隣接する電磁鋼板と導通している。
図2に示すごとく、中心コア13は、コイル軸方向Xに長尺な略矩形柱状を呈している。外周コア2は、中心コア13に対してそれぞれ、前方から対向する前対向辺部21、後方から対向する後対向辺部22を有する。さらに、外周コア2は、前対向辺部21及び後対向辺部22の端部同士を連結し、コイル軸方向Xに沿って形成された一対の連結辺部23を備える。すなわち、外周コア2は、略矩形枠体形状を呈している。
図1、図2に示すごとく、前対向辺部21の前端面に対向するように、前対向辺部21の前方にイグナイタ3が配置されている。イグナイタ3は、一次コイル11への通電及び通電の遮断を行う。イグナイタ3は、本体部31から基端側に向って突出した複数のイグナイタ端子32を有する。
図1に示すごとく、一次コイル11、二次コイル12、中心コア13、外周コア2、イグナイタ3等、点火コイル1の構成部品は、ケース4内に収容されている。ケース4は、縦方向Zに直交する平面上に形成された底壁部41と、底壁部41の端縁から基端側に立設した側壁部42とを有する。ケース4は、基端側に向って開口している。
図1〜図5に示すごとく、側壁部42におけるイグナイタ3の前方に、コネクタ部5の係合壁50が係合している。コネクタ部5の係合壁50の端縁には、ケース4の側壁部42に係合される溝が形成されている。コネクタ部5は、係合壁50から前方に向って突出形成された筒状の突出部54を有する。
図4に示すごとく、コネクタ部5は、係合壁50をコイル軸方向Xに貫通した、信号端子部材51及び接地端子部材52を有する。さらに、コネクタ部5は、係合壁50をコイル軸方向Xに貫通した電源端子部材53を有する。電源端子部材53は、外部電源と一次コイル11とを接続する。電源端子部材53は、ケース4内に突出した部位に、電源内側端子531を有する。
図2に示すごとく、信号内側端子511、接地内側端子521、及び電源内側端子531は、それぞれ別のイグナイタ端子32に接続されている。
図4、図5に示すごとく、接地端子部材52は、後端部位がその前方部位から横方向Yに3本に分岐している。そして、接地端子部材52は、当該分岐した部位がケース4内に突出している。つまり、接地内側端子521は、3本、横方向Yに並んで配されている。
図1〜図3に示すごとく、中継部材6は、コイル軸方向Xにおける、コネクタ部5の係合壁50と外周コア2の前対向辺部21との間に配されている。中継部材6は、金属板を曲げ加工等することによって形成されている。
図4に示すごとく、中継部材6の基部61は、厚み方向がコイル軸方向Xとなるように配設されている。基部61は、その前面を、係合壁50の後面に当接させている。基部61は、縦方向Zに沿って形成された第一基部611と、第一基部611における先端部から横方向Yに延設された第二基部612と、第二基部612における第一基部611と反対側の端部から基端側に延設された第三基部613とを有する。つまり、基部61は、厚み方向から見た形状が、基端側に向って開口したU字状を呈している。図4、図6に示すごとく、第一基部611は、コイル軸方向Xから見た形状が矩形状の矩形部611aと、矩形部611aから基端側に向って突出した挿嵌部611bとを有する。挿嵌部611bは、横方向Yにおける矩形部611aの中央から基端側に向って延設されている。第三基部613における第二基部612と反対側の端部から、立設部62が立設している。
図4に示すごとく、隣り合う接地内側端子521の間に、基部61の一部である挿嵌部611bが挿嵌されている。これにより、接地端子部材52と中継部材6とが電気的に接続されている。挿嵌部611bは、3つの接地内側端子521のうち、横方向Yに隣り合う2つの接地内側端子521によって挟まれている。図4、図5に示すごとく、基部61を挟持している2つの接地内側端子521は、コイル軸方向Xにおける基部61の後方の部位に、互いに近付く向きに延設された対向部522を有する。図4に示すごとく、対向部522の先端縁は、基部61の後面に対向している。これにより、対向部522は、コイル軸方向Xにおける基部61の位置ずれを防止している。なお、図2に示すごとく、基部61が挿嵌されていない接地内側端子521は、イグナイタ3のイグナイタ端子32に接続されている。
図2に示すごとく、立設部62は、イグナイタ端子32を含むイグナイタ3における、横方向Yの外側を通るように延設されている。立設部62は、厚み方向を縦方向Zとしている。
図3、図4、図6に示すごとく、湾曲部63は、立設部62における基部61と反対側の端部から、基端側に延設されている。湾曲部63は、厚み方向をコイル軸方向Xと略同等にしている。図3に示すごとく、湾曲部63は、横方向Yに直交する断面が曲線状の後面において、外周コア2の前対向辺部21の前面211に圧接している。これにより、外周コア2と中継部材6とが電気的に接続されており、外周コア2と接地端子部材52とが、中継部材6を介して接続されている。
図2に示すごとく、一次スプール14とコネクタ部5とは、一体的に形成されることによりコネクタモジュール7を構成している。なお、図5は、コネクタモジュール7のうち、コネクタ部5のみを抜き出して図示したものであり、また、信号端子部材、電源端子部材の図示を省略している。
図1〜図3に示すごとく、コネクタモジュール7は、一次スプール14の前方であって中心コア13の前端面に沿う位置に、外周コア2の前対向辺部21を嵌入するための嵌入凹部70を有する。図3に示すごとく、嵌入凹部70は、先端側に向って開口している。図2、図3に示すごとく、嵌入凹部70は、前対向辺部21の内周面に対向する第一壁部71と、前対向辺部21の基端面に対向する第二壁部72と、前対向辺部21の外周面に対向する第三壁部73及び第四壁部74と、によって形成されている。
図2、図3に示すごとく、第一壁部71は、一次スプール14の前端部によって構成されている。第一壁部71の先端部には、外周コア2の前対向辺部21の前面211が当接している。図3に示すごとく、第一壁部71は前方に向って開口している。当該開口部から中心コア13の先端面が露出している。
図2に示すごとく、第三壁部73及び第四壁部74は、横方向Yにおけるイグナイタ3の両側に、それぞれ形成されている。換言すれば、イグナイタ3は、横方向Yにおける第三壁部73と第四壁部74との間に配されている。
図4、図6に示すごとく、コネクタモジュール7は、中継部材6の立設部62を横方向Yの両側から位置決めする位置決め部731を有する。本実施形態において、図4、図6に示すごとく、第三壁部73には、先端側に向って開口したスリット部730が形成されている。スリット部730内に、中継部材6の立設部62が配置されている。そして、横方向Yにおけるスリット部730の寸法は、立設部62における横方向Yの寸法と同等である。これにより、立設部62は、横方向Yに位置決めされている。すなわち、本実施形態においては、第三壁部73におけるスリット部730に横方向Yに隣接する部位が位置決め部731を構成している。
図3、図4に示すごとく、コネクタモジュール7は、中継部材6の湾曲部63における立設部62と反対側の端部を前方から支承する支承部732を有する。本実施形態において、湾曲部63における立設部62と反対側の端部は、第三壁部73におけるスリット部730の基端側の部位に当接して、第三壁部73に支承されている。すなわち、本実施形態において、第三壁部73におけるスリット部730の基端側の部位が支承部732を構成している。
図2に示すごとく、コネクタモジュール7は、コネクタ部5と第三壁部73及び第4壁部74とを連結する一対の連結部75を有する。一対の連結部75は、コネクタ部5の係合壁50の後面における、横方向Yの両端部から、第三壁部73及び第四壁部74に向ってコイル軸方向Xに沿って形成されている。図2〜図4に示すごとく、第三壁部73に連結された側の連結部75には、中継部材6の立設部62が載置されている。これにより、中継部材6は、コネクタモジュール7に対する縦方向Zの位置決めがなされている。また、一対の連結部75には、一次コイル11の端部を接続する結線端子16が埋設されている。一対の結線端子16は、横方向Yにおいて、連結部75の外側に向って突出している。立設部62は、横方向Yにおける一対の結線端子16の内側に配されている。
図1に示すごとく、ケース4の底壁部41には、先端側に向って、縦方向Zに貫通した筒状の高圧タワー部43が形成されている。高圧タワー部43の基端部は、金属製の高圧出力端子17が嵌入されている。これにより、高圧タワー部43の基端部は、閉塞されている。そして、一次コイル11、二次コイル12、中心コア13、外周コア2、イグナイタ3等の点火コイル1の構成部品は、ケース4内の閉塞された領域に充填された充填樹脂18によって封止されている。
次に、コネクタモジュール7に対する中継部材6及び外周コア2の組付方法の一例につき、図7〜図9を用いて説明する。本実施形態においては、コネクタモジュール7に対して、中継部材6、外周コア2の順に組み付ける。
まず、コネクタモジュール7に対する中継部材6の組み付け方について説明する。
図7に示すごとく、中継部材6は、コネクタモジュール7に対してコネクタモジュール7の先端側から組み付ける。このとき、図6に示すごとく、立設部62を、第三壁部73のスリット部730内に挿入させる。これにより、中継部材6は、コネクタモジュール7に対して横方向Yに位置決めされる。そして、図7に示すごとく、基部61の前面を係合壁50の後面に当接させる。これにより、中継部材6は、コネクタモジュール7に対してコイル軸方向Xに位置決めされる。この状態で、中継部材6を、コネクタモジュール7に対して基端側に近づけ、立設部62を、連結部75に載置する。これにより、中継部材6は、コネクタモジュール7に対して縦方向Zに位置決めされる。以上により、図7に示すごとく、中継部材6を、コネクタモジュール7に対して全方向に位置決めした状態で、コネクタモジュール7に組み付けることができる。
次に、中継部材6が組み付けられたコネクタモジュール7に対する外周コア2の組み付け方について説明する。
図8、図9に示すごとく、外周コア2は、コネクタモジュール7に対してコネクタモジュール7の先端側から組み付ける。このとき、外周コア2の前対向辺部21を、コネクタモジュール7の嵌入凹部70に嵌入させる。そして、図8に示すごとく、前対向辺部21を、中継部材6の湾曲部63の後面に接触させると共に、第一壁部71の前面に当接させる。そこから、図9に示すごとく、外周コア2を、コネクタモジュール7に対してさらに基端側に押し込む。これにより、外周コア2の前対向辺部21が、湾曲部63をコイル軸方向Xに押圧した状態となる。湾曲部63は、コイル軸方向Xに弾性圧縮され、前対向辺部21に圧接される。さらに、外周コア2は、前対向辺部21の後面が第一壁部71によって支承され、コネクタモジュール7に対して軸方向Xに位置決めされる。また、外周コア2の基端面が、コネクタモジュール7の第二壁部72の先端面に当接するまで、外周コア2をコネクタモジュール7に対して基端側に押し込む。これにより、外周コア2は、コネクタモジュール7に対して縦方向Zに位置決めされる。
以上により、コネクタモジュール7に対して、中継部材6及び外周コア2を組み付けることができる。
次に、本実施形態の作用効果につき説明する。
内燃機関用の点火コイル1において、湾曲部63は、弾性変形しつつ外周コア2の前面211に圧接している。それゆえ、中継部材6の湾曲部63を外周コア2の前面211のいずれかの部位に接触させることにより、中継部材6と外周コア2との接続を行うことができる。そのため、中継部材6と外周コア2との位置関係を厳密に決めなくても、中継部材6と外周コア2との接続を行うことができる。それゆえ、点火コイル1の製造効率の向上を図ることができる。
また、中継部材6は、基部61が接地内側端子521に接触しており、湾曲部63が、弾性変形しつつ外周コア2の前面211に圧接している。それゆえ、中継部材6と、接地内側端子521及び外周コア2とを、溶接しなくても接続することができる。それゆえ、これらの組付作業を容易にすることができ、点火コイル1の製造効率の向上を図ることができる。
また、基部61は、係合壁50の後面に沿って配されており、立設部62は、横方向Yにおいてイグナイタ3よりも外側に配されている。これにより、中心コア13の前方側にイグナイタ3を配置する際に、イグナイタ3と中継部材6とが干渉することを防止することができる。それゆえ、点火コイル1の製造効率の向上を図ることができる。
また、接地内側端子521は、複数本、横方向Yに並んで配されており、隣り合う接地内側端子521の間に、基部61の一部が挿嵌されている。それゆえ、中継部材6と接地内側端子521とを接続するにあたり、これらを溶接する必要がない。そのため、中継部材6と接地内側端子521との接続を容易にすることができる結果、点火コイル1の製造効率を一層向上させることができる。
また、本実施形態においては、外周コア2を、中継部材6及び接地端子部材52を介して接地(アース)しているため、外周コア2を安定した接地電位にすることができる。それゆえ、イグナイタ3と外周コア2との間の電圧が高くなることを抑制できる。これにより、イグナイタ3を外周コア2の近傍に配置できる。このように、本実施形態においては、点火コイル1の信頼性を確保することができると共に、点火コイルの小型化を図ることができる。
また、一次スプール14とコネクタ部5とは、一体的に形成されることによりコネクタモジュール7を構成している。それゆえ、部品点数の削減を図ることができる。これに伴い、点火コイル1の製造効率を向上させることができる。
また、コネクタモジュール7は、湾曲部63における立設部62と反対側の端部を前方から支承する支承部732を有する。このように、湾曲部63の端部を支承部732に支承させることにより、湾曲部63の端部を自由端ではなく固定端とすることができ、外周コア2の前対向辺部21の前面211に対して確実に圧接させることができる。そのため、外周コア2と中継部材6との接続信頼性を向上させることができる。
また、コネクタモジュール7は、立設部62を横方向Yの両側から位置決めする位置決め部731を有する。それゆえ、湾曲部63が外周コア2の前対向辺部21に押圧されることにより、中継部材6が回転してしまうことを防止することができる。これにより、点火コイル1の製造効率を一層向上させることができる。
また、第一基部611は、矩形部611aと、矩形部611aから基端側に向って突出した挿嵌部611bとを有する。それゆえ、矩形部611aにおいて基部61の強度を確保しつつ、挿嵌部611bにおいて、基部61を容易に接地内側端子521に挿嵌させることができる。
以上のごとく、本実施態様によれば、製造効率を向上することができる内燃機関用の点火コイルを提供することができる。
(実施形態2)
本実施形態は、図10、図11に示すごとく、接地内側端子521が、縦方向Zに貫通した貫通孔523を有し、貫通孔523に基部61が挿嵌されている実施形態である。本実施形態において、接地内側端子521は、2本、横方向Yに並んで配されている。そして、2本の接地内側端子521のうち、一方の接地内側端子521に、貫通孔523が形成されている。貫通孔523は、係合壁50に接する位置に形成されている。そして、貫通孔523に、中継部材6の挿嵌部611bが挿嵌されている。
その他は、実施形態1と同様である。なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
本実施形態においても、実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。
(実施形態3)
本実施形態は、図12、図13に示すごとく、実施形態1に対して、中継部材6の形状及び接地内側端子521の形状を変更した例である。図13に示すごとく、中継部材6の基部61は、第一基部611が、矩形部611aと、横方向Yにおける矩形部611aの両端から基端側に向って突出した、縦方向Zに長尺な一対の嵌合部611cとからなる。
図12、図13に示すごとく、中継端子6と接触する接地内側端子521は、横方向Yの両端が横方向Yの内側に向って凹んだ一対の被嵌合凹部524が形成されている。被嵌合凹部524は、係合壁50に接する位置に形成されている。そして、一対の被嵌合凹部524に、一対の嵌合部611cが嵌合されている。すなわち、基部61は、接地内側端子521を挟むようにして、接地内側端子521に嵌合している。これにより、中継部材6と接地端子部材52とが電気的に接続されている。
その他は、実施形態1と同様であり、本実施形態においても、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態4)
本実施形態は、図14に示すごとく、中継部材6が、一対の立設部62及び一対の湾曲部63を有する実施形態である。一対の立設部62は、横方向Yにおけるイグナイタ3の両側にそれぞれ配されている。そして、一対の湾曲部63は、それぞれが外周コア2の前面211に圧接している。
本実施形態においては、第四壁部74にもスリット部740が形成されている。そして、立設部62の一方は第三壁部73のスリット部730に配されており、他方の立設部62は第四壁部74のスリット部740に配されている。すなわち、本実施形態において、第三壁部73と第四壁部74との双方が位置決め部731、741を有する。
一対の立設部62は、一対の連結部75に載置されている。また、第四壁部74のスリット部740に配された立設部62から延設された湾曲部63は、立設部6と反対側の端部が第四壁部74におけるスリット部740の基端側の部位に当接して支承されている。すなわち、本実施形態においては、第三壁部73及び第四壁部74のそれぞれが支承部732、742を有する。
基部61は、一対の立設部62における湾曲部63と反対側の端部同士を連結している。本実施形態において、基部61は、第二基部612と第三基部613とを、それぞれ2つずつ備えている。一対の第二基部612、及び一対の第三基部613は、それぞれ、第一基部611を挟んで横方向Yの反対側に形成されている。
その他は、実施形態1と同様である。
本実施形態においては、一対の湾曲部63のそれぞれが、外周コア2の前面211に圧接しているため、中継部材6と外周コア2との接続信頼性を向上させることができる。これにより、確実に外周コア2と接地端子部材52とを電気的に接続することができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態5)
本実施形態は、図15に示すごとく、実施形態4の変形形態であり、実施形態4における、中継部材6を、線材によって構成した実施形態である。本実施形態において、基部61の第一基部611は、横方向Yにおける一対の立設部62の間において、基端側に向って凸となったU字状のU字状部616となっている。そして、U字状部616の基端部を、隣り合う接地内側端子521の間に嵌入することにより、中継部材6と接地端子部材52とが電気的に接続されている。
その他は、実施形態4と同様である。
本実施形態においては、中継部材6が線材によって構成されているため、材料歩留りを高くすることができる。また、本実施形態においても、実施形態4と同様、基部61を横方向Yにおける、一対の立設部62及び湾曲部63の間に形成している。それゆえ、中継部材6を線材によって構成しても、湾曲部63が外周コア2によって基端側に押されて中継部材6が回転してしまうことを防止することができる。
その他、実施形態4と同様の作用効果を有する。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。一例として、実施形態5と実施形態1〜実施形態3とを組み合わせることもできる。また、上記実施形態においては、中心コア及び外周コアを構成する電磁鋼板の表面が絶縁材によってコーティングされている形態を示したが、これに限られず、表面が絶縁材によってコーティングされていない電磁鋼板によって中心コア、及び、外周コアを構成してもよい。
1 内燃機関用の点火コイル
2 外周コア
211 外周コアの前面
3 イグナイタ
5 コネクタ部
52 接地端子部材
521 接地内側端子
6 中継部材
61 基部
62 立設部
63 湾曲部

Claims (9)

  1. 一次スプール(14)に巻回された一次コイル(11)と、
    該一次コイル(11)の外周側に配された二次スプール(15)に巻回された二次コイル(12)と、
    上記一次コイル(11)及び上記二次コイル(12)の内周側に配置された中心コア(13)と、
    上記一次コイル(11)及び上記二次コイル(12)の外周側に配置された外周コア(2)と、
    上記一次コイル(11)及び上記二次コイル(12)の巻回軸の方向であるコイル軸方向(X)における上記中心コア(13)の前方側に配されたイグナイタ(3)と、
    上記一次コイル(11)、上記二次コイル(12)、上記中心コア(13)、上記外周コア(2)、及び上記イグナイタ(3)を収容するケース(4)と、
    上記イグナイタ(3)へスイッチング信号を伝送するための信号端子部材(51)と、上記イグナイタ(3)を接地するための接地端子部材(52)と、を少なくとも備え、上記ケース(4)の前端部に組み付けられたコネクタ部(5)と、
    上記外周コア(2)と上記接地端子部材(52)とを電気的に接続する中継部材(6)と、を有し、
    上記コネクタ部(5)は、上記ケース(4)に係合され、上記イグナイタ(3)の上記コイル軸方向(X)の前方から上記イグナイタ(3)に対向する係合壁(50)を有し、
    上記信号端子部材(51)は、上記係合壁(50)を貫通していると共に、上記ケース(4)内に突出した信号内側端子(511)を有し、
    上記接地端子部材(52)は、上記係合壁(50)を貫通していると共に、上記ケース(4)内に突出した接地内側端子(521)を有し、
    上記中継部材(6)は、上記係合壁(50)の後面に沿って配される基部(61)と、該基部(61)から後方へ立設された立設部(62)と、該立設部(62)の後端から、後方に凸となるように湾曲しつつ上記コイル軸方向(X)に直交する縦方向(Z)に延設された湾曲部(63)とを有し、
    上記基部(61)は、上記縦方向(Z)の一端において、上記接地内側端子(521)に接触しており、
    上記立設部(62)は、上記コイル軸方向(X)と上記縦方向(Z)との双方に直交する横方向(Y)において上記イグナイタ(3)よりも外側に配されており、
    上記湾曲部(63)は、弾性変形しつつ上記外周コア(2)の前面(211)に圧接している、内燃機関用の点火コイル(1)。
  2. 上記接地内側端子(521)は、複数本、上記横方向(Y)に並んで配されており、隣り合う上記接地内側端子(521)の間に、上記基部(61)の一部が挿嵌されている、請求項1に記載の内燃機関用の点火コイル(1)。
  3. 上記接地内側端子(521)は、上記縦方向(Z)に貫通した貫通孔(523)を有し、該貫通孔(523)に上記基部(61)が挿嵌されている、請求項1に記載の内燃機関用の点火コイル(1)。
  4. 上記一次スプール(14)と上記コネクタ部(5)とは、一体的に形成されることによりコネクタモジュール(7)を構成している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関用の点火コイル(1)。
  5. 上記コネクタモジュール(7)は、上記湾曲部(63)における上記立設部(62)と反対側の端部を前方から支承する支承部(732)を有する、請求項4に記載の内燃機関用の点火コイル(1)。
  6. 上記コネクタモジュール(7)は、上記立設部(62)を上記横方向(Y)の両側から位置決めする位置決め部(731)を有する、請求項4又は5に記載の内燃機関用の点火コイル(1)。
  7. 上記中継部材(6)は、一対の上記立設部(62)及び一対の上記湾曲部(63)を有し、一対の上記立設部(62)は、上記横方向(Y)における上記イグナイタ(3)の両側にそれぞれ配されており、一対の上記湾曲部(63)は、それぞれが上記外周コア(2)の前面(211)に圧接している、請求項1〜6のいずれか一項に記載の内燃機関用の点火コイル(1)。
  8. 上記中継部材(6)は、線材によって構成されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の内燃機関用の点火コイル(1)。
  9. 上記基部(61)は、上記縦方向(Z)に沿って形成された第一基部(611)と、該第一基部(611)における上記縦方向(Z)の一方側である先端側の端部から横方向(Y)に延設された第二基部(612)と、該第二基部(612)における上記第一基部(611)と反対側の端部から、上記縦方向(Z)における先端側と反対側である基端側に延設された第三基部(613)とを有し、上記第一基部(611)は、上記コイル軸方向(X)から見た形状が矩形状の矩形部(611a)と、該矩形部(611a)から基端側に向って突出した挿嵌部(611b)とを有し、上記第三基部(613)における上記第二基部(612)と反対側の端部から、上記立設部(62)が立設しており、上記湾曲部(63)は、上記立設部(62)における上記基部(61)と反対側の端部から、基端側に延設されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の内燃機関用の点火コイル(1)。
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