JP6465117B2 - 光学フィルムの製造方法 - Google Patents
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Description
前記二酸化バナジウム含有微粒子の一次粒子及び二次粒子を含めた全粒子の数平均粒径が、200nm以下となるように調整し、
前記二酸化バナジウム含有微粒子が、水系合成法により調製した二酸化バナジウム含有微粒子を含む水系分散液として調製した後、当該水系分散液を、前記二酸化バナジウム含有微粒子が乾燥状態を経ることなく、溶媒置換工程により二酸化バナジウム含有微粒子を含む溶媒分散液として調製することを特徴とする光学フィルムの製造方法。
2.前記疎水性バインダー樹脂が、疎水性ポリマー又は疎水性バインダー樹脂の単量体を用い、硬化処理工程でポリマー化した樹脂であることを特徴とする第1項に記載の光学フィルムの製造方法。
本発明に係る光学フィルムは、少なくとも二酸化バナジウム含有微粒子と疎水性バインダー樹脂を含有する光学機能層を有し、光学機能層中における前記二酸化バナジウム含有微粒子の一次粒子及び二次粒子を含めた全粒子の数平均粒径が200nm以下であることが好ましい。
本発明の光学フィルムは、少なくとも二酸化バナジウム含有微粒子と疎水性バインダー樹脂を含有する光学機能層を有し、光学機能層中における二酸化バナジウム含有微粒子の一次粒子及び二次粒子を含めた全粒子の数平均粒子径が、200nm以下であることを特徴とする。
本発明に係る光学機能層は、少なくとも一次粒子及び二次粒子を含めた全粒子の数平均粒子径が、200nm以下である二酸化バナジウム含有微粒子とともに、疎水性バインダー樹脂を含有していることを特徴とする。
本発明に係る光学機能層においては、疎水性バインダー樹脂中に一次粒子及び二次粒子を含めた全粒子の数平均粒子径が200nm以下である二酸化バナジウム含有微粒子が分散されて存在していることを特徴とする。
一般に、二酸化バナジウム含有微粒子の製造方法は、固相法により合成されたVO2焼結体を粉砕する方法と、五酸化二バナジウム(V2O5)やバナジン酸アンモニウムなどのバナジウム化合物を原料として、液相でVO2を合成しながら粒子成長させる水系合成法が挙げられる。
バナジウム(V)を含む物質(I)と、ヒドラジン(N2H4)又はその水和物(N2H4・nH2O)と、水とを混ぜて原料溶液(A)を調製する。この原料溶液(A)は、バナジウム(V)を含む物質(I)が水中に溶解した水溶液であっても、あるいはバナジウム(V)を含む物質(I)が水中に分散した懸濁液の状態であっても良い。
次に、調製した原料溶液(A)を用いて、水熱反応処理を行う。ここで、「水熱反応」とは、温度と圧力が、水の臨界点(374℃、22MPa)よりも低い熱水(亜臨界水)中において生じる化学反応を意味する。水熱反応処理は、例えば、オートクレーブ装置内で行われる。水熱反応処理により、二酸化バナジウム(VO2)含有の単結晶微粒子を得ることができる。
必要に応じて、得られた二酸化バナジウム含有微粒子の表面に対し、樹脂によるコーティング処理や表面改質処理を施しても良い。これらの処理により、二酸化バナジウム含有微粒子の表面が保護され、表面改質された単結晶微粒子を得ることができる。本発明では、その中でも、二酸化バナジウム含有微粒子の表面を水系バインダー樹脂と同じ又は同種の樹脂により被覆されていることが好ましい態様である。なお、本発明でいう「被覆」とは、二酸化バナジウム含有微粒子に対し、当該樹脂により粒子全面が完全に覆われている状態であっても、あるいは、粒子表面の一部が樹脂により覆われている状態であってもよい。
上記水系合成法により調製された二酸化バナジウム含有微粒子の分散液中には、合成過程での生じた残渣などの不純物が含まれており、光学機能層を形成する際に、二次凝集粒子発生のきっかけとなり、光学機能層の長期保存時の劣化要因となることがあり、予め分散液の段階で不純物を除去することが好ましい。
本発明においては、上記水系合成法により二酸化バナジウム含有微粒子を含む水系分散液を調製した後、水系分散液を、二酸化バナジウム含有微粒子が乾燥過程を経ることなく、溶媒置換工程により二酸化バナジウム含有微粒子を含む溶媒分散液を調製することが好ましい。
調製釜11に、上記に記載した方法で調製した二酸化バナジウム含有微粒子を含む分散液12を貯留して、循環ポンプ14により分散液12を循環させながら、限外濾過部15で、分散液中の水分を排出口16より排出して、所定の濃度まで濃縮する。濃縮の目安としては、初期体積を100体積%としたとき、20体積%まで濃縮する。これ以上の過度の濃縮を行うと、粒子密度の上昇に伴う粒子凝集が生じるため、避けることが好ましい。また、この濃縮操作においては、分散液を乾燥させないことが重要である。
次いで、20体積%まで濃縮した分散液12に対し、溶媒ストック釜17より溶媒供給ライン19を経由して、溶媒18を80質量%相当添加し、十分に撹拌混合して、第一次の溶媒置換した分散液12を調製する。
次いで、上記工程(A)と同様にして、循環ポンプPにより循環させながら、限外濾過部15で、分散液中の媒体(水+溶媒)を系外に排出口16より排出して、再び20体積%の濃度まで濃縮する。
次いで、上記工程(B)と同様にして、濃縮した分散液に対し、溶媒ストック釜17より溶媒供給ライン19を経由して、溶媒18を80質量%相当添加し、十分に撹拌混合して、第二次の溶媒置換した分散液12を調製する。
最終的には、工程(A)及び工程(B)による濃縮及び溶媒希釈操作を、少なくとも2回繰り返して、水分含有量を0.1〜5.0質量%の範囲内に調整した二酸化バナジウム含有微粒子を含有する溶媒分散液を調製する。なお、水分含有量は、例えば、カールフィッシャー法等により測定して求めることができる。
本発明に係る光学機能層においては、二酸化バナジウム含有微粒子を保持するバインダーとして、疎水性バインダー樹脂を適用することを特徴とする。
本発明に係る光学機能層においては、本発明の目的とする効果を損なわない範囲で、各種の添加剤を添加することができる。例えば、特開昭57−74193号公報、特開昭57−87988号公報、及び特開昭62−261476号公報に記載の紫外線吸収剤、特開昭57−74192号公報、特開昭57−87989号公報、特開昭60−72785号公報、特開昭61−146591号公報、特開平1−95091号公報、及び特開平3−13376号公報等に記載されている退色防止剤、アニオン、カチオン又はノニオンの各種界面活性剤、特開昭59−42993号公報、特開昭59−52689号公報、特開昭62−280069号公報、特開昭61−242871号公報、及び特開平4−219266号公報等に記載されている蛍光増白剤、硫酸、リン酸、酢酸、クエン酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム等のpH調整剤、消泡剤、ジエチレングリコール等の潤滑剤、防腐剤、防黴剤、帯電防止剤、マット剤、熱安定剤、酸化防止剤、難燃剤、結晶核剤、無機粒子、有機粒子、減粘剤、滑剤、赤外線吸収剤、色素、顔料等の公知の各種添加剤などが挙げられる。
本発明に係る光学機能層の形成方法としては、特に制限はないが、第1の実施態様である光学機能層3の形成方法としては、水系合成法より二酸化バナジウム含有微粒子を調製し、乾燥させる工程を経ることがなく、溶媒置換工程により二酸化バナジウム含有微粒子を含む溶媒分散液を調製した後、疎水性ンバインダー樹脂等と混合、溶解して、非水系の光学機能層形成用塗布液を調製し、この非水系の光学機能層形成用塗布液を湿式塗布方式により、透明基材上に塗布、乾燥して第1の実施態様である光学機能層3を形成する方法が好ましい形成方法のひとつであるである。
本発明に適用可能な透明基材としては、透明であれば特に制限はなく、ガラス、石英、透明樹脂フィルム等を挙げることができるが、フレキシブル性の付与及び生産適性(製造工程適性、ロール・ツー・ロール適性等)の観点からは、透明樹脂フィルムであることが好ましい。本発明でいう「透明」とは、可視光領域における平均光線透過率が20%以上であることをいい、好ましくは30%以上、より好ましくは50%以上、特に好ましくは70%以上である。
本発明の光学フィルにおいては、光学機能層に加え、700〜1000nmの光波長範囲内の少なくとも一部を遮蔽する機能を有する近赤外光遮蔽層を設ける構成とすることもできる。
本発明の光学フィルムの用途としては、ガラスに後貼りする構成とすることができ、このフィルムを貼合したガラスは、自動車、鉄道車両、航空機、船舶及び建築物等に使用できる。フィルムを貼合したガラスは、これらの用途以外にも使用できる。上記フィルムを貼合したガラスは、建築用又は車両に用いることが好ましい。上記フィルムを貼合したガラスは、自動車のフロントガラス、サイドガラス、リアガラス又はルーフガラス等に使用できる。
〔光学フィルム101の作製〕
(二酸化バナジウム含有微粒子分散液1の調製:粒子乾燥工程なし)
純水10mLに、バナジン酸アンモニウム(NH4VO3、和光純薬社製、特級)0.433gを混合し、更に、ヒドラジン水和物(N2H4・H2O、和光純薬社製、特級)の5質量%水溶液をゆっくり滴下し、pH値が9.2の溶液1を調製した。調製した溶液1を、市販の水熱反応処理用オートクレーブ(三愛科学社製 HU−25型、SUS製本体に25ml容積のテフロン(登録商標)製内筒を備える構成。)内に入れ、100℃で8時間、引き続き270℃で24時間、水熱反応処理を施して、二酸化バナジウム含有微粒子が3.0質量%の濃度で分散されている水系の二酸化バナジウム含有微粒子分散液1を調製した。
上記調製した二酸化バナジウム含有微粒子分散液1を20℃に保った状態で、系内循環させる形で接続したポリエーテルスルホン製で分画分子量が30万の濾過膜を有する限外濾過装置(日本ミリポア株式会社製 ペリコン2カセット)を具備した図4に記載の溶媒置換処理装置を用いて濃縮操作を行い、初期の二酸化バナジウム含有微粒子分散液1の体積を100%とした時、20体積%まで濃縮した後、エチルアルコールを添加して、100体積%とした。次いで、この分散液を再度20体積%まで濃縮した後、溶媒としてメチルエチルケトンを添加して100体積%として、2回の溶媒置換処理を施し、粒子濃度が3質量%の溶媒系の二酸化バナジウム含有微粒子分散液2を調製した。
下記の各構成材料を順次添加、混合及び溶解して、溶媒系の光学機能層形成用塗布液1を調製した。
5質量%の疎水性バインダー樹脂(溶媒:メチルエチルケントン、溶質:バイロン200(非晶性ポリエステル樹脂、東洋紡社製)) 60質量部
(光学機能層の形成)
厚さが50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡製A4300、両面易接着層)の透明基材上に、押出コーターを用いて、上記調製した光学機能層形成用塗布液1を、乾燥後の層厚が1.5μmとなる条件で湿式塗布を行い、次いで110℃の温風を2分間吹きつけて乾燥させて、光学機能層を形成して、図1に記載の構成の光学フィルム101を作製した。
(二酸化バナジウム含有微粒子分散液3の調製)
上記二酸化バナジウム含有微粒子分散液2の調製において、更に、同様の溶媒置換処理装置を用いて、当該分散液2を20体積%まで濃縮した後、メチルエチルケトンを添加して100体積%として、溶媒置換処理を3回行い、粒子濃度が3質量%の溶媒系の二酸化バナジウム含有微粒子分散液3を調製した。
上記光学フィルム101の作製において、二酸化バナジウム含有微粒子分散液2に代えて、上記調製した二酸化バナジウム含有微粒子分散液3を用いて、光学機能層形成用塗布液の調製及び光学機能層の形成を行った以外は同様にして、光学フィルム102を作製した。
(二酸化バナジウム含有微粒子分散液4の調製)
上記二酸化バナジウム含有微粒子分散液3の調製において、更に、同様の溶媒置換処理装置を用いて、当該分散液3を20体積%まで濃縮した後、メチルエチルケトンを添加して100体積%として、溶媒置換処理を4回行い、粒子濃度が3質量%の溶媒系の二酸化バナジウム含有微粒子分散液4を調製した。
上記光学フィルム101の作製において、二酸化バナジウム含有微粒子分散液2に代えて、上記調製した二酸化バナジウム含有微粒子分散液4を用いて、光学機能層形成用塗布液の調製及び光学機能層の形成を行った以外は同様にして、光学フィルム103を作製した。
(二酸化バナジウム含有微粒子分散液5の調製)
上記二酸化バナジウム含有微粒子分散液4の調製において、更に、同様の溶媒置換処理装置を用いて、当該分散液4を20体積%まで濃縮した後、メチルエチルケトンを添加して100体積%として、溶媒置換処理を5回行い、粒子濃度が3質量%の溶媒系の二酸化バナジウム含有微粒子分散液5を調製した。
上記光学フィルム101の作製において、二酸化バナジウム含有微粒子分散液2に代えて、上記調製した二酸化バナジウム含有微粒子分散液5を用いて、光学機能層形成用塗布液の調製及び光学機能層の形成を行った以外は同様にして、光学フィルム104を作製した。
(二酸化バナジウム含有微粒子分散液6の調製)
上記調製した二酸化バナジウム含有微粒子分散液1を20℃に保った状態で、前記と同様の図4に記載の溶媒置換処理装置を用いて濃縮操作を行い、初期の二酸化バナジウム含有微粒子分散液1の体積を100%とした時、30体積%まで濃縮した後、エチルアルコールを添加して、100体積%とした。次いで、この分散液を再度30体積%まで濃縮した後、溶媒としてメチルエチルケトンを添加して100体積%として、2回の溶媒置換処理を施し、粒子濃度が3質量%の溶媒系の二酸化バナジウム含有微粒子分散液6を調製した。
上記光学フィルム101の作製において、二酸化バナジウム含有微粒子分散液2に代えて、上記調製した二酸化バナジウム含有微粒子分散液6を用いて、光学機能層形成用塗布液の調製及び光学機能層の形成を行った以外は同様にして、光学フィルム105を作製した。
(二酸化バナジウム含有微粒子分散液7の調製)
上記調製した二酸化バナジウム含有微粒子分散液1を20℃に保った状態で、前記と同様の図4に記載の溶媒置換処理装置を用いて濃縮操作を行い、初期の二酸化バナジウム含有微粒子分散液1の体積を100%とした時、28体積%まで濃縮した後、エチルアルコールを添加して、100体積%として、1回の溶媒置換処理を施し、粒子濃度が3質量%の溶媒系の二酸化バナジウム含有微粒子分散液7を調製した。
上記光学フィルム101の作製において、二酸化バナジウム含有微粒子分散液2に代えて、上記調製した二酸化バナジウム含有微粒子分散液7を用いて、光学機能層形成用塗布液の調製及び光学機能層の形成を行った以外は同様にして、光学フィルム106を作製した。
(二酸化バナジウム含有微粒子分散液8の調製)
上記調製した二酸化バナジウム含有微粒子分散液1を20℃に保った状態で、前記と同様の図4に記載の溶媒置換処理装置を用いて濃縮操作を行い、初期の二酸化バナジウム含有微粒子分散液1の体積を100%とした時、50体積%まで濃縮した後、エチルアルコールを添加して、100体積%として、1回の溶媒置換処理を施し、粒子濃度が3質量%の溶媒系の二酸化バナジウム含有微粒子分散液8を調製した。
上記光学フィルム101の作製において、二酸化バナジウム含有微粒子分散液2に代えて、上記調製した二酸化バナジウム含有微粒子分散液8を用いて、光学機能層形成用塗布液の調製及び光学機能層の形成を行った以外は同様にして、光学フィルム107を作製した。
上記光学フィルム102の作製において、光学機能層形成用塗布液2の調製に用いた疎水性バインダー樹脂である非晶性ポリエステル樹脂(バイロン200)に代えて、同量のポリビニルブチラール樹脂(略称:PVB)を用いて調製した光学機能層形成用塗布液9により光学機能層を形成した以外は同様にして、光学フィルム108を作製した。
下記の各構成材料を順次添加、混合及び溶解して、溶媒系の光学機能層形成用塗布液8を調製した。
5質量%の疎水性バインダー樹脂(溶媒:メチルエチルケントン/トルエン=1/1、溶質:ポリビニルブチラール樹脂(エスレックBX−1、積水化学工業社製)) 60質量部
〔光学フィルム109の作製〕
上記光学フィルム102の作製において、光学機能層形成用塗布液2の調製に用いた疎水性バインダー樹脂である非晶性ポリエステル樹脂(バイロン200)に代えて、同量のジアセチルセルロース(略称:DAC)を用いて調製した光学機能層形成用塗布液9により光学機能層を形成した以外は同様にして、光学フィルム109を作製した。
下記の各構成材料を順次添加、混合及び溶解して、溶媒系の光学機能層形成用塗布液9を調製した。
5質量%の疎水性バインダー樹脂(溶媒:メチルエチルケントン、溶質:ジアセチルセルロース、酢化度=55%、重量平均分子量=18万)
60質量部
〔光学フィルム110の作製〕
上記光学フィルム102の作製に用いた二酸化バナジウム含有微粒子分散液3の調製において、溶媒置換処理を、図4に記載した限外濾過装置を用いた方法に代えて、エバポレーターによる減圧蒸留法で行った以外は同様にして、二酸化バナジウム含有微粒子分散液9を調製し、これを用いた以外は同様にして、光学フィルム110を作製した。
上記光学フィルム102の作製において、光学機能層形成用塗布液2に代えて、下記光学機能層形成用塗布液11を用いて、光学機能層を形成した以外は同様にして、光学フィルム111を作製した。
下記の各構成材料を順次添加、混合及び溶解して、溶媒系の光学機能層形成用塗布液11を調製した。
5質量%の紫外線硬化型疎水性バインダー樹脂(溶媒:MEK、商品名V−7600B(日本合成化学工業社製、多官能ウレタンアクリレート、略称:UA) 60質量部
光重合開始剤:イルガキュア184(BASFジャパン製)
0.15質量部
(光学機能層の形成)
厚さが50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡製A4300、両面易接着層)の透明基材上に、上記調製した光学機能層形成用塗布液11を、乾燥後の層厚が1.5μmとなる条件でワイヤーバーを用いて塗布した後、空気雰囲気下で、アイグラフィックス社製のUV硬化装置(高圧水銀ランプ使用)を用い、硬化条件として、照度として400mJ/cm2の条件で硬化を行い、その後、80℃で、3分間の乾燥を行い、光学フィルム111を作製した。
上記光学フィルム102の作製に用いた二酸化バナジウム含有微粒子分散液3に代えて、下記の方法で調製した二酸化バナジウム含有微粒子分散液10を用いた以外は同様にして、光学フィルム112を作製した。
二酸化バナジウム含有微粒子分散液3の調製に用いたバナジウム原子の供給源であるバナジン酸アンモニウム(NH4VO3、和光純薬社製、特級)に代えて、五酸化二バナジウム(V2O5)を用いた以外は同様にして、公知の合成方法に従って、二酸化バナジウム含有微粒子を含む二酸化バナジウム含有微粒子分散液10を調製した。
(二酸化バナジウム含有微粒子分散液11の調製)
前記調製した水系の二酸化バナジウム含有微粒子分散液1を20℃に保った状態で、前記図4に記載したのと同様の構成の溶媒置換処理装置を用いて濃縮操作を行い、初期の二酸化バナジウム含有微粒子分散液1の体積を100%とした時、20体積%まで濃縮した後、エチルアルコールを添加して、100体積%とした。次いで、この分散液を再度20体積%まで濃縮した後、溶媒としてメチレンクロライド(略称:MC)を添加して100体積%として、更に、この分散液を20体積%まで濃縮した後、溶媒としてメチレンクロライドを添加して100体積%として、3回の溶媒置換処理を施し、粒子濃度が3質量%の溶媒系の二酸化バナジウム含有微粒子分散液11を調製し、日本精線(株)製のファインメットNFで濾過した。
はじめに、加圧溶解タンクに下記に示すメチレンクロライドとエタノールを添加した。有機溶媒の入った加圧溶解タンクに、トリアセチルセルロース(略称:TAC)及び上記調製した二酸化バナジウム含有微粒子分散液11を攪拌しながら投入した。これを加熱し、攪拌しながら、トリアセチルセルロースを溶解し、これを安積濾紙(株)製の安積濾紙No.244を使用して濾過し、ドープを調製した。
メチレンクロライド 487質量部
エタノール 45質量部
疎水性ポリマー樹脂:トリアセチルセルロース(リンター綿から合成されトリアセチルセルロース、アセチル基置換度=2.88、Mn=15万、Mw=30万) 100質量部
3質量%の二酸化バナジウム含有微粒子分散液11 33質量部
(製膜)
上記調製したドープを用い、特開2014−095729号公報及び特開2014−159082号公報に記載されている溶液流延製膜法に従って、ハイブリッド光機能層である光学フィルム113を作製した。
(ドープの調製)
加圧溶解タンクに下記に示すメチレンクロライドを添加した。有機溶媒の入った加圧溶解タンクに、シクロオレフィンポリマー(略称:COP)及び上記調製した二酸化バナジウム含有微粒子分散液11を攪拌しながら投入した。これを加熱し、攪拌しながら、シクロオレフィンポリマーを溶解し、これを安積濾紙(株)製の安積濾紙No.244を使用して濾過し、ドープを調製した。
メチレンクロライド 192質量部
疎水性ポリマー樹脂:シクロオレフィンポリマー(商品名:アートン、JSR(株)製) 76.9質量部
3質量%の二酸化バナジウム含有微粒子分散液11 12.0質量部
(製膜)
上記調製したドープを用い、特開2014−095729号公報及び特開2014−159082号公報に記載されている溶液流延製膜法に従って、ハイブリッド光機能層である光学フィルム114を作製した。
(ドープの調製)
加圧溶解タンクに下記に示すメチレンクロライドを添加した。有機溶媒の入った加圧溶解タンクに、アクリル樹脂としてポリメタクリル酸メチル(略称:PMMA)及び上記調製した二酸化バナジウム含有微粒子分散液11を攪拌しながら投入した。これを加熱し、攪拌しながら、ポリメタクリル酸メチルを溶解し、これを安積濾紙(株)製の安積濾紙No.244を使用して濾過し、ドープを調製した。
メチレンクロライド 192質量部
疎水性ポリマー樹脂:アクリル樹脂(ポリメタクリル酸メチル、商品名:VB−7103、三菱レイヨン(株)製) 76.9質量部
3質量%の二酸化バナジウム含有微粒子分散液11 25.6質量部
(製膜)
上記調製したドープを用い、特開2014−095729号公報及び特開2014−159082号公報に記載されている溶液流延製膜法に従って、ハイブリッド光機能層である光学フィルム115を作製した。
上記光学フィルム101の作製において、二酸化バナジウム含有微粒子分散液2に代えて、下記二酸化バナジウム含有微粒子分散液12を用いた以外は同様にして、光学フィルム116を作製した。
純水10mlに、バナジン酸アンモニウム(NH4VO3、和光純薬社製、特級)0.433gを混合し、更に、ヒドラジン水和物(N2H4・H2O、和光純薬社製、特級)の5質量%水溶液をゆっくり滴下し、23℃、55%RHにけるpH値が9.2の溶液1を調製した。調製した溶液1を、市販の水熱反応処理用オートクレーブ(三愛科学社製 HU−25型、SUS製本体に25ml容積のテフロン(登録商標)製内筒を備える構成。)内に入れ、100℃で8時間、引き続き270℃で24時間、水熱反応処理を施した。
上記光学フィルム101の作製において、二酸化バナジウム含有微粒子分散液2に代えて、下記二酸化バナジウム含有微粒子分散液13を用いた以外は同様にして、光学フィルム117を作製した。
バナジルトリイソプロポキシドの13.7gを、イソプロパノール500mLに溶解した。この溶液にイオン交換水15mLを添加し、室温で72時間攪拌した後、溶媒(イソプロパノール)を除去した。残渣を解砕し、400℃で2時間焼成し、引き続き水素気流中で、450℃、2時間焼成することにより、焼成法による二酸化バナジウム含有微粒子を得た。
(二酸化バナジウム含有微粒子分散液14の調製:粒子乾燥工程あり)
純水10mlに、バナジン酸アンモニウム(NH4VO3、和光純薬社製、特級)0.433gを混合し、更に、ヒドラジン水和物(N2H4・H2O、和光純薬社製、特級)の5質量%水溶液をゆっくり滴下し、23℃、55%RHにけるpH値が9.2の溶液1を調製した。調製した溶液1を、市販の水熱反応処理用オートクレーブ(三愛科学社製 HU−25型、SUS製本体に25ml容積のテフロン(登録商標)製内筒を備える構成。)内に入れ、100℃で8時間、引き続き270℃で24時間、水熱反応処理を施した。
下記の各構成材料を順次添加、混合及び溶解して水系の光学機能層形成用塗布液17を調製した。
3質量%のホウ酸水溶液 10質量部
5質量%のポリビニルアルコール(5質量%水溶液、PVA−124;重合度:2400、ケン化度:98〜99mol%;クラレ株式会社製)
60質量部
5質量%の界面活性剤水溶液(ソフタゾリンLSB−R、川研ファインケミカル株式会社製) 2質量部
なお、ポリビニルアルコールであるPVA−124は、ヒドロキシ基含有の繰り返し単位の比率が50モル%以上の親水性ポリマーである。
厚さが50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡製A4300、両面易接着層)の透明基材上に、押出コーターを用いて、上記調製した光学機能層形成用塗布液17を、乾燥後の層厚が1.5μmとなる条件で湿式塗布を行い、次いで110℃の温風を2分間吹きつけて乾燥させて、光学機能層を形成して、光学フィルム118を作製した。
上記作製した各光学フィルムについて、下記の方法に従って、光学機能層中の二酸化バナジウム含有微粒子の数平均粒径及び一次粒子比率を測定した。
PET:ポリエチレンテレフタレート
(溶媒種類)
MEK:メチルエチルケトン
MC:メチレンクロライド
(疎水性バインダー樹脂)
PVB:ポリビニルブチラール
DAC:ジアセチルセルロース
UA:紫外線硬化型疎水性バインダー樹脂(多官能ウレタンアクリレート)
TAC:トリアセチルセルロース
COP:シクロオレフィンポリマー
PMMA:アクリル樹脂(ポリメタクリル酸メチル)
(親水性樹脂)
PVA:ポリビニルアルコール
《光学フィルムの評価》
次いで、上記作製した各光学フィルムについて、下記の各評価を行った。
上記作製した各光学フィルムについて、室温(25℃)で、ヘイズメータ−(日本電色工業社製、NDH2000)を用いて、ヘイズ(%)を測定し、下記の基準に従ってヘイズの評価を行った。
○:ヘイズが、2.0%以上、3.0%未満である
○△:ヘイズが、3.0%以上、5.0%未満である
△:5.0%以上、8.0%未満である
×:8.0%以上である
(可視光透過率の測定)
上記ヘイズ測定と同時に可視光透過率を測定した結果、本発明及び比較例は、いずれも50%以上の可視光透過率であった。後述の変化率は透過率が低い場合、大きく見積もられる傾向が出るが、本発明、比較いずれのサンプルもこの影響は小さい。
上記作製した各光学フィルムについて、25℃・55%RHの環境下及び80℃・50%RHでの環境下における、それぞれの分光透過率を日本分光社製の分光透過率計V−570を用い、赤外領域である1500nmにおける各透過率を測定し、下式に従って、分光透過率の変化率を測定し、下記の基準に従って、分光透過率の温度依存性を評価した。変化率が大きいほど、夏場での遮熱効果と、冬場での光透過性を発現し、高い温度依存性を有しており、好ましいと判定した。
◎:分光透過率の変化率が、50%以上である
○:分光透過率の変化率が、45%以上、50%未満である
○△:分光透過率の変化率が、40%以上、45%未満である
△:分光透過率の変化率が、30%以上、40%未満である
△×:分光透過率の変化率が、20%以上、30%未満である
×:分光透過率の20%未満である
(強制劣化処理後の温度依存性の評価)
上記作製した各光学フィルムについて、55℃・80%RHの高温高湿環境下で3日間の強制劣化処理を行った後、上記分光透過率の温度依存性の評価と同様に、25℃・55%RHの環境下及び80℃・50%RHでの環境下における、それぞれの分光透過率を日本分光社製の分光透過率計V−570を用い、赤外領域である1500nmにおける各透過率を測定し、変化率を求め、上記同様の評価基準に従って、強制劣化処理後の温度依存性を評価した。
2 透明基材
3 光学機能層
2+3 ハイブリッド光学機能層
4 近赤外光遮蔽層
10 溶媒置換処理装置
11 調製釜
12 二酸化バナジウム含有微粒子を含む分散液
13 循環ライン
14 循環ポンプ
15 限外濾過部
16 排出口
17 溶媒ストック釜
18 溶媒
19 溶媒供給ライン
B1、B2 疎水性バインダー樹脂
L 光線入射側
VOS 二酸化バナジウム含有微粒子の一次粒子
VOM 二酸化バナジウム含有微粒子の二次粒子
Claims (8)
- 少なくとも二酸化バナジウム含有微粒子と疎水性バインダー樹脂を含有する光学機能層を形成する工程を有する光学フィルムの製造方法であって、
前記二酸化バナジウム含有微粒子の一次粒子及び二次粒子を含めた全粒子の数平均粒径が、200nm以下となるように調整し、
前記二酸化バナジウム含有微粒子が、水系合成法により調製した二酸化バナジウム含有微粒子を含む水系分散液として調製した後、当該水系分散液を、前記二酸化バナジウム含有微粒子が乾燥状態を経ることなく、溶媒置換工程により二酸化バナジウム含有微粒子を含む溶媒分散液として調製することを特徴とする光学フィルムの製造方法。 - 前記疎水性バインダー樹脂が、疎水性ポリマー又は疎水性バインダー樹脂の単量体を用い、硬化処理工程でポリマー化した樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の光学フィルムの製造方法。
- 前記溶媒置換工程が、二酸化バナジウム含有微粒子を含む分散液の濃縮工程と、前記濃縮工程で得られた濃縮液に溶媒を添加する溶媒希釈工程より構成され、前記濃縮工程及び溶媒希釈工程における処理操作を2回以上繰り返して、二酸化バナジウム含有微粒子を含む溶媒分散液を調製する工程であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光学フィルムの製造方法。
- 前記二酸化バナジウム含有微粒子を含む分散液の濃縮工程で用いる濃縮手段が、限外濾過方法であることを特徴とする請求項3に記載の光学フィルムの製造方法。
- 前記溶媒置換工程により調製した二酸化バナジウム含有微粒子を含む溶媒分散液が、水を0.01〜30質量%の範囲内で含有していることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の光学フィルムの製造方法。
- 前記溶媒置換工程により調製した二酸化バナジウム含有微粒子を含有する溶媒分散液と疎水性バインダーを含む光学機能層形成用塗布液を調製し、当該光学機能層形成用塗布液を、透明基材上に塗布、乾燥して光学機能層を形成することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の光学フィルムの製造方法。
- 前記溶媒置換工程により調製した二酸化バナジウム含有微粒子を含有する溶媒分散液と疎水性バインダーを含む光学機能層形成用ドープを調製し、当該光学機能層形成用ドープを、溶液流延法により光学機能層を形成することを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の光学フィルムの製造方法。
- 前記光学機能層に加え、700〜1000nmの光波長範囲内の少なくとも一部を遮蔽する機能を有する近赤外光遮蔽層を形成することを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の光学フィルムの製造方法。
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