JP6464198B2 - トレランスリング - Google Patents

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Description

本開示は、トレランスリングに関し、より具体的には、多角形トレランスリングに関する。
トレランスリングは、例えば、シャフト等の内側コンポーネントと、例えば、ハウジング内に形成されるボア等の外側コンポーネントとの間に形成される半径方向間隙内に配置され得る。トレランスリングは、トルクを内側コンポーネントと外側コンポーネントとの間に伝達することを可能にするようにフォースリミッタとして機能し得る。トレランスリングの使用は、内側コンポーネント及び外側コンポーネントの相互接続を維持しながら、内側コンポーネント及び外側コンポーネントの直径の差異に適応し得る。
典型的には、トレランスリングは、バンド状の弾性材料、例えば、環状リングを形成するように端が互いに向かって引き寄せられる、ばね鋼等の金属を含む。トレランスリングは、通常、リングの容易な形成を可能にするように、湾曲している帯状の弾性材料を含むが、トレランスリングはまた、環状バンドとしても製造され得る。
突起は、典型的には、バンド状の弾性材料内に型打ちされる。突起は、内側コンポーネントと外側コンポーネントと間の半径方向間隙に及び得、その間に力を伝達し得る。バンド状の弾性材料は、必要な滑り条件に適応するために、薄い帯状の材料から形成されることが多いため、型打ちされた突起は、典型的には、1.5mm未満延在する。したがって、従来のトレランスリングは、大きい半径方向間隙、例えば、2mmを超える、例えば、3mmを超える、4mmを超える、またはさらには5mmを超える半径方向間隙を用いる用途にはあまり適していない。
内側コンポーネントと外側コンポーネントとの間に大きい半径方向間隙を有する用途に使用されるように適合されるトレランスリングの必要性が引き続き存在する。
実施形態は、例として例示され、添付の図に限定されない。
実施形態に従うトレランスリングの上面図を含む。 実施形態に従うトレランスリングの側面図を含む。 実施形態に従うトレランスリングの側面図を含む。 図2の線A−Aに沿って見られるような、本明細書に記載される実施形態に従うトレランスリングの断面側面図を含む。 図2の線A−Aに沿って見られるような、本明細書に記載される実施形態に従うトレランスリングの断面側面図を含む。 実施形態に従うトレランスリングを含むアセンブリの上面図を含む。 実施形態に従うトレランスリングの上面図を含む。 実施形態に従うトレランスリングの上面図を含む。 実施形態に従うトレランスリングの上面図を含む。
当業者は、図中の要素が、簡潔性及び明確さのために例示され、必ずしも正確な縮尺で描かれていないことを理解する。例えば、図中の要素のうちのいくつかの寸法は、本発明の実施形態の理解を深めるのに役立つように、他の要素と比較して誇張され得る。
以下の発明を実施するための形態は、図と併せて、本明細書に開示される教示の理解を助けるために提供される。以下の議論は、教示の特定の実施及び実施形態に重点を置く。この重点は、教示を説明することを助けるために提供され、教示の範囲または適用範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。しかしながら、この適用において開示されるような教示に基づいて、他の実施形態を使用することができる。範囲への言及。
用語「備える」、「備えている」、「含む」、「含んでいる」、「有する」、「有している」、またはそれらの他の何らかの変形は、非排他的な包含を網羅するよう意図される。例えば、列挙された特徴を含む方法、物品、または装置は、必ずしもそれらの特徴のみに限定されないが、明示的に列挙されていない他の特徴、またはそのような方法、物品、もしくは装置に本来備わっている他の特徴を含み得る。さらに、明示的に反対のことが述べられていない限り、「または」は、包括的な「または」を指し、排他的な「または」を指さない。例えば、条件AまたはBは、以下のいずれか1つによって満たされる。Aが真であり(または存在し)かつBが偽である(または存在しない)、Aが偽であり(または存在しない)かつBが真である(または存在する)、及びAとBの両方が真である(または存在する)。
また、「1つの(a)」または「1つの(an)」は、本明細書に記載される要素及びコンポーネントを記載するために用いられる。これは、単に利便性の目的でなされ、本発明の範囲の一般的認識を与える。この記載は、1つまたは少なくとも1つを含むように読まれるべきであり、明らかに異なる意味でない限り、単数形は複数形も含むか、または複数形は単数形も含む。例えば、単一の項目が本明細書に記載される場合、単一の項目の代わりに、1つを超える項目が使用され得る。同様に、1つを超える項目が本明細書に記載される場合、単一の項目は、1つを超える項目に置き換えられ得る。
別途定義されない限り、本明細書において使用される全ての技術用語及び科学用語は、本発明が属する技術分野の当業者によって一般的に理解される意味と同一の意味を有する。材料、方法、及び例は、例示のみであり、限定するよう意図されない。本明細書に記載されていない範囲で、特定の材料及び行為の遂行に関する多くの詳細は、従来通りであり、トレランスリングの技術分野内の参照図書及び他の出典において見出され得る。
本明細書に記載される実施形態のうちの1つ以上に従うトレランスリングは、概して、複数の側壁セグメントを有する本体を含み得る。各側壁セグメントは、厚さ及び高さを画定し得る。ある実施形態において、側壁セグメントの高さ対側壁セグメントの厚さの比によって測定されるアスペクト比は、2:1以上であり得る。
本明細書に記載される実施形態のうちの1つ以上に従うアセンブリは、概して、ボアを画定する外側コンポーネント、外側コンポーネントのボア内に配置される内側コンポーネント、及び内側コンポーネントと外側コンポーネントとの間に配置されるトレランスリングを含み得る。トレランスリングは、それぞれがその一部に沿って内側コンポーネントと接触する複数の側壁セグメントを含み得る。
ここで図1を参照すると、本明細書に記載される実施形態のうちの1つ以上に従うトレランスリング2は、概して、複数の側壁セグメント6を有する本体4を含み得る。特定の実施形態において、側壁セグメント6のうちの少なくとも1つは、側壁セグメント6の大部分が平面に沿って位置するように、組み立てられていない状態で、すわなち、内側コンポーネントと外側コンポーネントとの間にトレランスリング2を設置する前は、平面であり得る。より具体的な実施形態において、側壁セグメント6の全てが、組み立てられていない状態で平面であり得る。この点において、各側壁セグメント6の少なくとも65%は、平面に沿って位置し得、例えば、各側壁セグメントの少なくとも70%、各側壁セグメントの少なくとも75%、各側壁セグメントの少なくとも80%、各側壁セグメントの少なくとも85%、各側壁セグメントの少なくとも90%、またはさらには各側壁セグメントの少なくとも95%は、平面に沿って位置し得る。
ある実施形態において、トレランスリング2は、少なくとも3つの側壁セグメント、例えば、少なくとも4つの側壁セグメント、少なくとも5つの側壁セグメント、少なくとも6つの側壁セグメント、少なくとも7つの側壁セグメント、少なくとも8つの側壁セグメント、少なくとも9つの側壁セグメント、少なくとも10個の側壁セグメント、少なくとも15個の側壁セグメント、またはさらには少なくとも20個の側壁セグメントを含み得る。さらなる実施形態において、トレランスリングは、75個以下の側壁セグメント、例えば、50個以下の側壁セグメント、またはさらには25個以下の側壁セグメントを含み得る。この点において、例えば、図1に例示されている上面図から見たとき、トレランスリング2は、例えば、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、十角形等の多角形を画定し得る。
本明細書を読んだ後、当業者は、トレランスリング2の本体4を画定する側壁セグメント6の数が、アセンブリの内側コンポーネントと外側コンポーネントとの間に形成される半径方向間隙の厚さに依存し得ることを理解するであろう。例えば、以下により詳細に説明されるように、大きい半径方向間隙を有するアセンブリは、より多い側壁セグメント6が必要とされ得る小さい半径方向間隙を有するアセンブリと比べて、より少ない側壁セグメント6を利用し得る。
非限定的な例として、トレランスリング2は、治具内に形作られ得る。この点において、帯状の弾性材料は、望ましい位置において治具上で屈曲して、屈曲部分を形成し得る。帯状の弾性材料は、例えば、ばね鋼等の金属を含み得る。非限定的な実施形態において、帯状の弾性材料は、付加的に、または代替的に、ポリマーまたはポリマー塗膜を含み得る。特定の実施形態において、ポリマー塗膜は、例えば、低摩擦材料または高摩擦材料等の摩擦変更材料を少なくとも部分的に含み得る。本明細書で使用されるとき、「低摩擦材料」は、0.5未満、例えば、0.4未満、0.3未満、またはさらには0.2未満の、鋼に対して測定される乾燥静摩擦係数を有する材料であり得る。「高摩擦材料」は、0.6を超える、例えば、0.7を超える、0.8を超える、0.9を超える、またはさらには1.0を超える、鋼に対して測定される乾燥静摩擦係数を有する材料であり得る。
特定の実施形態において、トレランスリング2は、トレランスリング2の外周端の間に配置される外周間隙10をさらに画定し得る。間隙10は、分割トレランスリングを形成するために、トレランスリング2の全軸長に延在し得る。ある用途において、間隙10は、トレランスリング2の外周端に沿って、1つ以上の位置において共に溶接され得る。溶接は、永久または一時的であり得る。一時的な溶接は、トレランスリングのもつれを防止するために、トレランスリング2の運搬時に利用され得る。代替的に、溶接は、閉鎖したトレランスリングを形成するために永久であり得る。
間隙10に隣接して配置されていない側壁セグメント6は、角度A(図1において8として例示)で交差し得る。特定の実施形態において、各角度8は、60°以上、例えば、90°以上、120°以上、またはさらには150°以上であり得る。さらなる実施形態において、各角度8は、180°未満、例えば、170°以下、160°以下、150°以下、140°以下、130°以下、120°以下、またはさらには110°以下であり得る。特定の実施形態において、角度8は全て、実質的に平行な方向に延在する直線に沿って位置し得る。本明細書で使用されるとき、「実質的に平行な方向」は、2つの線の測定された方向の間の5°以下、例えば、4°以下、3°以下、またはさらには2°以下の偏差を指す。より具体的な実施形態において、角度8は全て、平行に延在する線に沿って位置し得る。本明細書で使用されるとき、「平行に延在する」は、2つの線の測定された方向の間の0.5°以下の偏差を指す。この点において、側壁セグメント6は、平行な外周端線を有し得る。
特定の実施形態において、上面図から見たとき、トレランスリング2は、正多角形を含み得、すなわち、トレランスリング2は、等角及び等辺の両方である多角形であり得る。正多角形は、概して、その側壁の数と等しいいくつかの回転対称配向を有する、n倍の回転対称を有する。例えば、正三角形は、3点の回転対称を有し、正四角形は、4点の回転対称を有し、正五角形は、5点の回転対称を有する。特定の実施形態において、正多角形は、不均等な半径方向の荷重条件及び何らかの望ましくない偏心的な動作上の作用を回避するために、トレランスリング2の周りの荷重条件を均等に移動させ得る。
特定の実施形態において、各側壁セグメント6は、荷重条件によって、例えば、内側コンポーネントによって供給される半径方向に外向きの力の適用によって撓むように適合され得る。この点において、各側壁セグメント6は、梁として機能するように適合され得る。本明細書で使用されるとき、用語「梁」は、通常の荷重条件下で梁によって呈される荷重撓み特性を指す。従来のトレランスリングは、環状本体から延在する投射波の弾性または塑性変形による、嵌合コンポーネント間のトレランスの吸収を可能にし得る一方で、本明細書に記載されるような側壁セグメントは、嵌合コンポーネント間のトレランスを吸収するように屈曲し得る。このように、側壁セグメントは、荷重条件下において、梁のように屈曲または撓み得る。特定の実施形態において、少なくとも1つの側壁セグメント6の特定の屈曲特性を生成するために、少なくとも1つの補強材が使用され得る。本明細書で使用されるとき、「補強材」は、例えば、側壁セグメント6のうちの少なくとも1つの剛性プロファイルを変更することによって、トレランスリング2の剛性プロファイルを変更するように適合される特徴を指す。これは、各側壁セグメント6の剛性を調整し得、種々の異なる用途におけるトレランスリング2の使用を可能にし得る。
ある実施形態において、少なくとも1つの補強材12は、少なくとも1つの側壁セグメント6から半径方向に延在し得る。別の実施形態において、少なくとも1つの補強材12は、各側壁セグメント6から延在し得る。またさらなる実施形態において、複数の補強材12は、各側壁セグメント6から延在し得る。
各側壁セグメント6が、同一の数の補強材12、同一の形の補強材12を有する必要はなく、またはさらには全ての側壁セグメント6が、補強材12を有する必要はない。しかしながら、特定の実施形態において、各側壁セグメント6は、同一の数の補強材12を有し得る。またさらなる実施形態において、各側壁セグメント6は、側壁セグメント6に対して同一の方向に配向される、1つ以上の同一の形の補強材12を有し得る。
特定の実施形態において、補強材12はそれぞれ、側壁セグメント6から延在する突起を含み得る。より具体的な実施形態において、補強材12は、側壁セグメント6と一体化され得、例えば、押圧されるか、穿孔されるか、または他の方法で側壁セグメント6の連続した部分から変形され得る。別の実施形態において、補強材12のうちの少なくとも1つは、例えば、締結要素、例えば、ネジ付またはネジ無しの締め具等の締結技術によって、接着剤によって、例えば、圧着または屈曲等の機械的変形によって、溶接によって、またはそれらの任意の組み合わせによって、側壁セグメント6のうちの1つ以上に取り付けられる別々のコンポーネントであり得る。
特定の実施形態において、各補強材12は、トレランスリング2の中心軸14に向かって半径方向内向きに延在し得る。別の実施形態において、各補強材12は、トレランスリング2の中心軸14から離れて半径方向外向きに延在し得る。さらに別の実施形態において、少なくとも1つの補強材12は、トレランスリング2の中心軸14に向かって半径方向内向きに延在し得、少なくとも1つの補強材12は、トレランスリング2の中心軸14から離れて半径方向外向きに延在し得る。
組み立てられていない状態で、各側壁セグメント6は、変形されていない位置で、例えば、補強材12がない側壁セグメントの位置で、側壁セグメント6の半径方向内面と側壁セグメント6の半径方向外面との間の距離によって測定される、変形されていない厚さTSSを画定し得る。特定の実施形態において、各側壁セグメント6の変形されていない厚さTSSは、側壁セグメント6の半径方向内面によって形成される平面と各補強材12の半径方向最外端との間の距離によって測定される、補強材12において測定される側壁セグメント6の厚さT未満例えば、側壁セグメントの内面に垂直の方向で測定される、補強材12が、側壁セグメントの半径方向内面から延在する最大距離未満であり得る。特定の実施形態において、Tは、1.01TSS以上、例えば、1.05TSS以上、1.1TSS以上、1.15TSS以上、1.2TSS以上、1.25TSS以上、1.3TSS以上、1.35TSS以上、1.4TSS以上、またはさらには1.45TSS以上であり得る。別の実施形態において、Tは、2.0TSS以下、例えば、1.95TSS以下、1.9TSS以下、1.85TSS以下、1.8TSS以下、1.75TSS以下、1.7TSS以下、1.65TSS以下、1.6TSS以下、1.55TSS以下、またはさらには1.5TSS以下であり得る。当業者は、本明細書を読んだ後に、特定の実施形態において、異なる補強材12の間または異なる側壁セグメント6の間で測定される、T対TSSの比は異なり得ることを理解するであろう。
組み立てられていない状態で、トレランスリング2は、その最も内側の半径方向位置28と最も外側の半径方向位置30との間の最短距離によって測定される有効半径方向厚さRTをさらに画定し得る。図1に例示されるような非限定的な実施形態において、RTは、単一の位置において各側壁セグメント6と接触する最小の円28として表され得る。第2の同心円30は、その反対側の軸端で各側壁セグメント6と接触し得る。この点において、RTは、測定の位置に垂直な方向で、最小の円28と第2の同心円30との間の距離として画定され得る。
ここで図2を参照すると、側面図から見たとき、各側壁セグメント6は、組み立てられていない状態で測定されるとき、側壁セグメント6の高さ及び長さによって固定される、表面積SASWSを画定し得る。側壁セグメント6上に配置される補強材12は、側壁セグメントの変形されていない位置、例えば、補強材12がない位置に垂直な方向で見たときに、測定された側壁セグメント6上の補強材12の全てが占める全表面積によって測定される、表面積SAを画定し得る。SAは、側壁セグメント6の表面によって形成される平面に沿って位置しない側壁セグメント6によって固定される補強材12の任意の部分を含む。表面積SA及びSASWSは、変形されていない位置において側壁セグメント6に垂直な方向で見たときに測定されるべきである。計算の目的のために、SASWSは、SAを含み得ることが理解されるべきである。
特定の実施形態において、SASWSは、SA以上であり得る。例えば、さらなる実施形態において、SAは、0.99SASWS以下、例えば、0.90SASWS以下、0.85SASWS以下、0.80SASWS以下、0.75SASWS以下、0.70SASWS以下、0.65SASWS以下、0.60SASWS以下、0.55SASWS以下、0.50SASWS以下、0.45SASWS以下、0.40SASWS以下、0.35SASWS以下、0.30SASWS以下、またはさらには0.20SASWS以下であり得る。またさらなる実施形態において、SAは、0.01SASWS以上、例えば、0.05SASWS以上、0.10SASWS以上、またはさらには0.15SASWS以上であり得る。この点において、特定の実施形態において、補強材12は、各側壁セグメント6の通常の表面積の1%以上〜99%以下を占め得る。
特定の実施形態において、少なくとも1つの補強材12は、側壁セグメント6の高さHSS(図2において16として例示)と実質的に垂直に配向される線に沿って延在し得る。本明細書で使用されるとき、「実質的に垂直」は、2つの線の測定された方向の間の5°以下、例えば、4°以下、例えば、3°以下、またはさらには2°以下の偏差を指す。より具体的な実施形態において、少なくとも1つの補強材12は、側壁セグメント6の高さHSSに垂直に配向される線に沿って延在し得る。本明細書で使用されるとき、「垂直に配向」は、2つの比較される線間で測定される0.5°以下の偏差を指す。
さらに図2を参照すると、各側壁セグメントは、長さLSS(図2において20として例示)を画定し得、各補強材は、長さL(図2において18として例示)を画定し得る。特定の実施形態において、Lは、LSS未満であり得る。例えば、Lは、0.99LSS以下、例えば、0.95LSS以下、0.90LSS以下、0.85LSS以下、0.75LSS以下、またはさらには0.50LSS以下であり得る。さらに、Lは、0.1LSS以上、例えば、0.25LSS以上、またはさらには0.45LSS以上であり得る。
特定の実施形態において、少なくとも1つの補強材12は、第1の側壁セグメント22と接触し、第2の側壁セグメント24と接触する前に終端するために、トレランスリング2上に位置付けされ得る。この点において、少なくとも1つの補強材12は、1つの側壁セグメント6上のみに位置し得る。
別の実施形態において、少なくとも1つの補強材26は、隣接する側壁セグメント22と24との間に延在し得る。このように、補強材26は、隣接する側壁セグメント22と24との間に形成される接合部を横断し得、各隣接する側壁セグメント22及び24の少なくとも一部に沿って延在し得る。さらなる実施形態において、複数の補強材26は、隣接する側壁セグメント22と24との間の接合部を横断し得る。当業者は、本明細書全体を読んだ後に、各補強材12を、単一の側壁セグメント6上にのみ配置することが好適であり得ることを理解するであろう。以下に詳述されるように、本明細書に記載される実施形態のうちの1つ以上に従うトレランスリング2は、各側壁セグメント6の外周端で外側コンポーネントと接触し得る。この点において、側壁セグメント6の変形されていない部分、例えば、補強材がない各側壁セグメントの一部が、外側コンポーネントと接触することが所望され得る。このように、接触は、平面であり得、すなわち、各側壁セグメント6は、その全軸長に沿って外側コンポーネントと接触し得る。
例えば、図3に例示されるさらに別の実施形態において、少なくとも1つの補強材27は、側壁セグメント6の高さ16に平行して配向される線に沿って延在し得る。特定の実施形態において、補強材の長さLSS(図3において18として例示)は、側壁セグメントの高さHSS(図3において16として例示)未満であり得る。例えば、Lは、0.99HSS以下、例えば、0.95HSS以下、0.90HSS以下、0.85HSS以下、0.75HSS以下、またはさらには0.50HSS以下であり得る。さらに、Lは、0.1HSS以上、例えば、0.25HSS以上、またはさらには0.45HSS以上であり得る。
特定の実施形態において、補強材12、26、及び27は全て、互いに対して異なる方向に配向され得る。例えば、図3に例示されるように、中心補強材12は、側壁セグメント6の高さ16に垂直の方向に延在し得、一方で、1つ以上の外側補強材27は、側壁セグメント6の高さ16に平行の方向に延在し得る。さらに、本開示の範囲は、この例示的な実施形態によって限定されるよう意図されないことが理解されるべきである。当業者は、補強材が、本明細書に記載されるような種々の寸法、特性、配向、及び特徴を有する、種々の配置及び構成で、各側壁セグメント上に配置され得ることを理解するであろう。
ここで図4A及び4Bを参照すると、特定の実施形態において、少なくとも1つの補強材12の少なくとも一部は、横断面で見るときに、正確な輪郭を有し得る(図4A)。別の実施形態において、少なくとも1つの補強材13の少なくとも一部は、横断面で見るときに、多角形の輪郭を有し得る(図4B)。多角形の輪郭は、例えば、三角形の輪郭、(図4Bにおいて中心補強材13として例示されているような)四角形の輪郭、五角形の輪郭、六角形の輪郭、七角形の輪郭、またはさらには八角形の輪郭を含み得る。図4Bに例示されているように、特定の実施形態において、各側壁セグメント6上に配置される補強材12及び13は、横断面で見るときに、異なるまたは独自の輪郭を有し得る。さらに、各補強材12は、正確な輪郭部分及び多角形の輪郭部分を有し得る。このように、補強材12は、特定の用途によって異なり、変化し得る。
組み立て時及び組み立て後、補強材12のうちの少なくとも1つは、変形の弾性域内で動作し得、すなわち、少なくとも1つの補強材12は、力を適用すると変形し、力を除去後にその元の形に戻ることが可能であり得る。さらなる実施形態において、補強材12のうちの少なくとも1つは、変形の塑性域内で動作し得、すなわち、少なくとも1つの補強材12は、力を除去後にその元の形に完全に戻ることが不可能であり得る。単一の側壁セグメント6上で異なる変形特性の補強材を含めることによって、トレランスリング2の特性、例えば、剛性、摺動性、またはトレランス吸収を、その上さらに変化させることが可能であり得る。
本明細書に記載される実施形態のうちの1つ以上に従うトレランスリング2は、補強材がない同一のトレランスリングより少なくとも1%大きい、例えば、補強材がない同一のトレランスリングより少なくとも5%大きい、補強材がない同一のトレランスリングより少なくとも10%大きい、またはさらには補強材がない同一のトレランスリングと比べて少なくとも20%堅い、側壁セグメント剛性(荷重下の変形に対する側壁セグメントの抵抗性の指標)を有し得る。この点において、本明細書の実施形態に従うトレランスリング2が、トレランスリング2の半径方向の強度または滑り特性を実質的に変更することなく、内側コンポーネントと外側コンポーネントの間の大きい半径方向間隙に及ぶことが可能であり得る。本明細書で使用されるとき、「及ぶ」は、トレランスリング2と内側コンポーネント及び外側コンポーネント両方との間の接触を指す。より具体的には、「及ぶ」は、内側コンポーネントと外側コンポーネントとの間の力の伝達を可能にするある程度の接触を指し得る。
さらなる実施形態において、トレランスリングは、側壁セグメントのうちの少なくとも1つを通じて延在する少なくとも1つの開口部をさらに画定し得る。開口部は、側壁セグメントに沿って、その変形されていない部分に沿って、補強材のうちの1つ以上に沿って、またはそれらの組み合わせに沿って配置され得る。この点において、側壁セグメントの剛性は、特定の用途によってさらに変更及び調整され得る。例えば、中央開口部を有する側壁セグメントは、より低い剛性を有し得、トレランスを吸収し、かつ荷重条件下で歪むように、側壁セグメントを屈曲させる可能性がより高い。
ここで図5を参照すると、本明細書に記載される実施形態のうちの1つ以上に従うアセンブリ100は、概して、ボア104を画定する外側コンポーネント102と、外側コンポーネント102のボア104内に配置される内側コンポーネント106とを含み得る。トレランスリング2は、外側コンポーネント102と内側コンポーネント106との間に配置されて、それらの間に形成される半径方向間隙108に及び得る。
ある実施形態において、内側コンポーネント106の直径が、30mm未満のとき、トレランスリング2は、内側コンポーネントの直径の少なくとも10%、例えば、直径の少なくとも15%、直径の少なくとも20%、またはさらには直径の少なくとも25%の半径方向距離を有する半径方向間隙108に及び得る。本明細書で使用されるとき、「半径方向距離」は、同軸の内側コンポーネントと外側コンポーネントとの間の最短距離を指す。別の実施形態において、内側コンポーネント106の直径が、少なくとも30mmのとき、トレランスリング2は、少なくとも3mm、例えば、少なくとも4mm、少なくとも5mm、またはさらには少なくとも10mmの半径方向距離を有する半径方向間隙108に及び得る。さらなる実施形態において、トレランスリング106は、250mm以下、例えば、200mm以下、100mm以下、またはさらには50mm以下の半径方向距離を有する半径方向間隙108に及び得る。
本明細書に記載の実施形態に従って、トレランスリング2は、複数の側壁セグメント6を有し得る。各側壁セグメント6は、内側コンポーネント106との少なくとも1つの接点を形成するために、内側コンポーネント106の外面110と接触し得る。より具体的な実施形態において、トレランスリング2と内側コンポーネント106との間の接点は、各側壁セグメント6の中間部分114で生じ得る。特定の実施形態において、内側コンポーネント106と各側壁セグメント6の中間部分114との間の接点は、点接触または線接触、例えば、単一の点に沿って、または単一の線に沿って形成された接点であり得る。代替的に、接点は、面積接触、例えば、各側壁セグメント6の長さ及び高さの両方に平行な方向で測定される面積で形成された接点であり得る。
さらなる実施形態において、各側壁セグメント6は、外側コンポーネント102との少なくとも1つの接点を形成するために、外側コンポーネント102の内面112と接触し得る。より具体的な実施形態において、トレランスリング2と外側コンポーネント102との間の接点は、各側壁セグメント6の反対側の外周端116及び118で生じ得る。この点において、各側壁セグメント6が、内側コンポーネント106と外側コンポーネント102との間の3つの接点―外周端116及び118における2つの支持接点及び中間部分114における1つの荷重接点を形成することが可能であり得る。
半径方向間隙108は、内側コンポーネント106の外面110によって定義される内径IR及び外側コンポーネント102の内面112によって定義される外径ORを画定し得る。半径方向間隙108は、ORとIRとの間の差によって測定される、半径方向厚さTAGを有し得る。半径方向間隙アスペクト比は、IR/ORの比によって画定され得る。
当業者は、本明細書全体を読んだ後に、半径方向間隙108に及ぶために必要な側壁セグメント6の数が、例えば、半径方向間隙アスペクト比、側壁セグメント6の厚さTSS及びT、ならびに望ましい荷重力、例えば、滑り特性、最小及び最大許容半径方向力、ならびに各側壁セグメント6の容認可能な屈曲条件等のいくつかの可変要素に基づいて異なり得ることを理解するであろう。この点において、特定の半径方向間隙アスペクト比に対する側壁セグメント6の数を決定する第1のステップは、以下の式を使用して、側壁セグメントの理論的数を計算することを含む。
Figure 0006464198
式中、nは、トレランスリング2が、完全に、またはほぼ完全に、半径方向間隙108に適合するために必要な側壁セグメント6の理論的数を表し、式中、IR/ORは、半径方向間隙アスペクト比である。式1を使用して、荷重されていない、または屈曲していないトレランスリング構成において(図5に例示された構成等)、側壁セグメント6の適切な数を決定することが可能であり得る。例えば、式1を使用して、16mmの直径を有するボア104を有する外側コンポーネント102内に配置される、8mmの直径を有する内側コンポーネント106は、トレランスリング2のいずれの部分も変形することなく、3つの側壁セグメント6を有するトレランスリングを完全に、またはほぼ完全に適合し得る。同様に、14.142mmの直径を有するボア104を有する外側コンポーネント102内に配置される、10.0mmの直径を有する内側コンポーネント106は、トレランスリング2のいずれの部分も変形することなく、4つの側壁セグメント6を有するトレランスリングを完全に、またはほぼ完全に適合し得る。本明細書で使用されるとき、「完全に適合」は、1:1としての2つの物体の間のサイズ比を指す。より具体的には、本明細書で使用されるとき、「完全に適合」は、トレランスリングの有効半径方向厚さRT対TAGの1:1比を指し得る。言い換えると、完全に適合したトレランスリングは、トレランスリングが変形または荷重力を呈することなく、内側コンポーネントと外側コンポーネントとの間に配置され得、一方で、各側壁セグメントは、同時に、内側及び外側コンポーネントとの3つの接点−外側コンポーネントとの2つの接点及び内側コンポーネントとの1つの接点を形成し得る。本明細書で使用されるとき、「ほぼ完全に適合」は、5%未満、例えば、4%未満、3%未満、2%未満、またはさらには1%未満の、有効半径方向厚さとTAGとの間の1:1比からの偏差を指す。当業者は、式1を調整して、側壁セグメント6の厚さを考慮し得ることを理解するであろう。
nが整数でない用途において、例えば、26mmの直径を有するボア104を有する外側コンポーネント102内に配置される、20mmの直径を有する内側コンポーネント106が、4.533個の側壁セグメント6を有するトレランスリングの使用を必要とする用途において、いくつかの方法のうちの1つでトレランスリング2を調整する必要があり得る。
先の例で必要とされた側壁セグメント6の数は、4.0〜5.0のため、用途に応じて、4つまたは5つの側壁セグメントのいずれかを有するトレランスリング2を利用することが容認可能なであり得る。四捨五入して整数の側壁セグメントにすることによって、例えば、4つまたは5つ等辺側壁セグメントにすることによって、不均衡な半径方向荷重が回避され得る。特定の実施形態において、より少ない数の側壁セグメントを利用し、それによって、軸方向間隙10の外周サイズを増加させることが有利であり得る。
四捨五入してより低い整数の側壁セグメント6にすることに加えて、トレランスリング2に1つ以上の部分的側壁セグメント120をさらに含めることが有益であり得る。図6に例示されるように、これらの部分的側壁セグメント120は、隣接する側壁セグメント6及び6のうちのいくつかまたは全ての間に位置付けられ得る。部分的側壁セグメント120は、サイズ外の半径方向間隙アスペクト比を有する半径方向間隙に適応するように適切にサイズ決定され得る。代替的に、または加えて、例示されていない実施形態において、部分的側壁セグメントは、軸方向間隙に最も近い側壁セグメントの外周端に配置され得る。このように、部分的側壁セグメントは、軸方向間隙を閉鎖し得、トレランスリング2の周りの偏心荷重条件を低減し得る。
代替的に、特定の実施形態において、小数値の側壁セグメントにさらに適応し得る、任意の数のさらなる特徴が、トレランスリング2に追加され得る。例えば、図7を参照すると、クレードル部分122は、側壁セグメント6のうちの1つ以上に沿って配置され得る。クレードル部分122は、円筒状または略円筒状の内側コンポーネントを受容するように形付けられ得る。より具体的な実施形態において、クレードル部分122は、内側コンポーネントの半径と同様の湾曲の半径を有し得る。例えば、クレードル部分122の湾曲の半径は、内側コンポーネントの半径の10%以内、例えば、5%以内、4%以内、またはさらには3%以内であり得る。この点において、クレードル部分122は、内側コンポーネントの少なくとも一部に外周支持部を提供し得る。
ここで図8を参照すると、さらなる実施形態において、トレランスリング2は、パッド126をさらに含み得る。パッド126は、内側コンポーネント106と同一平面で位置するように適合され得る。パッド126は、内側コンポーネントと接触し得、内側コンポーネント106とトレランスリング2の内面との間に中間物を提供し得る。特定の実施形態において、パッド126は、クレードル部分122上に配置され得る。代替的に、図8に例示されるように、パッド126は、トレランスリングの側壁セグメント6上に直接配置され得る。さらなる実施形態において、トレランスリング2は、複数のパッド126を含み得る。またさらなる実施形態において、少なくとも2つのパッド126が、各側壁セグメント6上または各クレードル部分122に沿って配置され得る。パッド126は、トレランスリング2と内側コンポーネント106との間に個別の接点を提供し得る。
特定の実施形態において、パッド126は、金属、セラミック、またはそれらの任意の組み合わせを少なくとも部分的に含み得る。さらに、非限定的な実施形態において、パッド126は、ポリマーを少なくとも部分的に含み得る。例示的なポリマーは、ポリケトン、ポリアラミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルスルホン、ポリスルホン、ポリフェニレンスルホン、ポリアミドイミド、超高分子量ポリエチレン、フルオロポリマー、ポリアミド、ポリベンゾイミダゾール、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。
ある例において、ポリマーは、ポリケトン、ポリアラミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリアミドイミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリフェニレンスルホン、フルオロポリマー、ポリベンゾイミダゾール、それらの誘導体、またはそれらの組み合わせを含み得る。特定の例において、熱可塑性材料は、ポリマー、例えば、ポリケトン、熱可塑性ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルスルホン、ポリスルホン、ポリアミドイミド、それらの誘導体、またはそれらの組み合わせを含む。さらなる例において、ポリマーは、ポリケトン、例えば、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルケトン、ポリエーテルケトンケトン、ポリエーテルケトンエーテルケトン、それらの誘導体、またはそれらの組み合わせを含み得る。さらなる例において、ポリマーは、超高分子量ポリエチレンであり得る。
例示的なフルオロポリマーは、フッ化エチレンプロピレン(FEP)、PTFE、フッ化ポリビニリデン(PVDF)、ペルフルオロアルコキシ(PFA)、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、及びフッ化ビニリデン(THV)のターポリマー、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、エチレンテトラフルオロエチレンコポリマー(ETFE)、エチレンクロロトリフルオロエチレンコポリマー(ECTFE)、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。
またさらなる実施形態において、摺動用途において、潤滑剤が、パッド126内もしくはパッド126上、または側壁セグメント6のうちの少なくとも1つの表面に沿って配置され得る。例示的な潤滑剤は、二硫化モリブデン、二硫化タングステン、黒鉛、グラフェン、膨張黒鉛、窒化ホウ素、滑石、フッ化カルシウム、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。さらに、潤滑剤は、アルミナ、シリカ、二酸化チタン、フッ化カルシウム、窒化ホウ素、雲母、ウォラストナイト、炭化ケイ素、窒化ケイ素、ジルコニア、カーボンブラック、色素、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。
荷重されていない、例えば、変形されていないトレランスリングに必要な側壁セグメント6の数が、式1を使用して決定された後、トレランスリング2の側壁セグメント6、補強材12、及び何らかの他の特徴の数、形、及びサイズを調整することによって、半径方向剛性、滑り特性、荷重条件、及び他の用途に特有の修正がトレランスリング2に行われ得る。例えば、非限定的な実施形態において、
Figure 0006464198
の半径方向間隙アスペクト比を有する半径方向間隙108は、荷重特性なく、4つの側壁セグメント6、例えば、四角形のトレランスリングを完全に適合し得る。該半径方向間隙なく、3つの側壁セグメント6を有するトレランスリング2を配置することは、内側コンポーネント、トレランスリング、及び外側コンポーネント間の半径方向荷重を可能にし得、それによって、アセンブリの特性を変更し得る。
同様に、別の非限定的な実施形態において、約1.2361の半径方向間隙アスペクト比を有する半径方向間隙108は、荷重特性なく、5つの側壁セグメント6、例えば、五角形のトレランスリングを有するトレランスリング2をほぼ完全に適合し得る。五角形のトレランスリングの隣接する側壁セグメント6のそれぞれの間に部分的側壁セグメント120を配置することは、内側コンポーネント、トレランスリング、及び外側コンポーネントの間の半径方向荷重を可能にし得、それによって、アセンブリの特性を変更し得る。
さらなる特徴、例えば、クレードル122またはパッド126を調整することによって、側壁セグメント6及び補強材12の厚さを調整することによって、またはさらにはトレランスリング2にさらなる多角形構造を追加することによって、同様の修正が及ぼされ得る。
多くの異なる態様及び実施形態が可能である。それらの態様及び実施形態のいくつかは、以下に記載される。本明細書を読んだ後、当業者は、それらの態様及び実施形態が、例示のみであり、本発明の範囲を限定しないことを理解するであろう。実施形態は、以下に列挙される項目のうちのいずれか1つ以上に従い得る。
項目1.複数の側壁セグメントを含む本体であって、各側壁セグメントが厚さ及び高さを有する、本体を備え、
本体は、2:1以上の、側壁セグメントの高さ対側壁セグメントの厚さの比によって測定される、アスペクト比を有する、トレランスリング。
項目2.複数の側壁セグメントを含む本体であって、各側壁セグメントが厚さ及び高さを有する、本体と、
本体の側壁セグメント上に配置される補強材と、を備え、補強材は、側壁セグメントから延在する突起を備える、トレランスリング。
項目3.ボアを画定する外側コンポーネントと、
外側コンポーネントのボア内に配置される、内側コンポーネントと、
内側コンポーネントと外側コンポーネントとの間に配置されるトレランスリングであって、
複数の側壁セグメントを含む本体であって、各側壁セグメントが厚さ及び高さを有する、本体を備える、トランスリングと、を備え、
各側壁セグメントが、内側コンポーネントと接触する、アセンブリ。
項目4.内側コンポーネントと外側コンポーネントとの間の半径方向間隙内に配置されるように適合されるトレランスリングであって、内側コンポーネントは、直径を有し、半径方向間隙は、
(i)30mm未満の直径に対して内側コンポーネントの直径の少なくとも10%、または
(ii)少なくとも30mmの直径に対して少なくとも3mmの半径方向距離を有する、トレランスリング。
項目5.ボアを画定する外側コンポーネントと、
外側コンポーネントのボア内に配置され、内側コンポーネントと外側コンポーネントの間の半径方向間隙を画定する、内側コンポーネントであって、直径を有する、内側コンポーネントと、
半径方向間隙内に配置される、トレランスリングと、を備え、
半径方向間隙は、
(i)30mm未満の直径に対して内側コンポーネントの直径の少なくとも10%、または
(ii)少なくとも30mmの直径に対して少なくとも3mmの半径方向距離を有する、アセンブリ。
項目6.トレランスリングは、複数の側壁セグメントを含む本体であって、各側壁セグメントが厚さ及び高さを有する、本体をさらに備える、項目4及び5のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目7.各側壁セグメントは、側壁セグメントの変形されていない部分で測定される公称厚さを画定し、各側壁セグメントは、補強材で測定される有効厚さを画定する、項目1〜3及び6のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目8.本体は、2:1以上の、側壁セグメントの高さ対本体の厚さの比によって測定されるアスペクト比を有する、項目2、3、6、及び7のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目9.アスペクト比は、3:1以上、例えば、4:1以上、5:1以上、10:1以上、またはさらには20:1以上である、項目1及び8のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目10.アスペクト比は、200:1以下、例えば、100:1、またはさらには50:1以下である、項目1、8、及び9のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目11.トレランスリングは、内側コンポーネントと外側コンポーネントとの間の半径方向間隙内に配置されるように適合される、項目1〜3及び6〜10のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目12.トレランスリングは、半径方向間隙に及ぶように適合される、項目4、5、及び11のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目13.トレランスリングは、複数の側壁セグメントのうちのある側壁セグメント上に配置される補強材をさらに備える、項目1、3、及び6〜12のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目14.補強材は、側壁セグメントから延在する突起を備える、項目2及び13のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目15.補強材は、トレランスリングから半径方向外向きに延在する、項目2、13、及び14のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目16.補強材は、トレランスリングから半径方向内向きに延在する、項目2、13、及び14のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目17.補強材は、側壁セグメントの高さに垂直に配向される、項目2及び13〜16のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目18.補強材は、長さLSSを画定し、補強材は、長さLを画定し、Lは、LSS未満である、項目2及び13〜16のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目19.Lは、0.99LSS以下、例えば、0.95LSS以下、0.90LSS以下、0.85LSS以下、0.75LSS以下、またはさらには0.50LSS以下である、項目18に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目20.Lは、0.10LSS以上、例えば、0.25LSS以上、またはさらには0.45LSS以上である、項目18及び19のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目21.補強材は、複数の側壁セグメントのうちの第1の側壁セグメントに沿って延在し、複数の側壁セグメントのうちの第2の側壁セグメントと接触する前に終端する、項目2及び13〜20のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目22.補強材は、複数の側壁セグメントのうちの少なくとも2つの側壁セグメントに沿って延在する、項目2及び13〜20のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目23.補強材は、側壁セグメントの高さに平行に配向される、項目2及び13〜16のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目24.補強材は、長さLを有し、Lは、側壁セグメントの高さHSS未満である、項目2、13〜16、及び23のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目25.Lは、0.99HSS以下、例えば、0.95HSS以下、0.90HSS以下、0.85HSS以下、0.75HSS以下、またはさらには0.50HSS以下である、項目24に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目26.Lは、0.10HSS以上、例えば、0.25HSS以上、またはさらには0.45HSS以上である、項目24及び25のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目27.補強材は、側壁セグメントと一体化している、項目2及び13〜26のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目28.補強材は、締結要素、接着剤、機械的変形、またはそれらの任意の組み合わせによって、側壁セグメントと係合される、項目2及び13〜26のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目29.補強材の少なくとも一部は、正確な輪郭を有する、項目2及び13〜26のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目30.補強材の少なくとも一部は、多角形の輪郭を有する、項目2及び13〜29のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目31.補強材は、変形の弾性域内で動作するように適合される、項目2及び13〜30のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目32.トレランスリングは、複数の補強材を備える、項目2及び13〜31のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目33.複数の側壁セグメントの各側壁セグメントは、少なくとも1つの補強材を含む、項目32に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目34.複数の側壁セグメントのうちの少なくとも1つの側壁セグメントは、少なくとも2つの補強材を含む、項目32及び33のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目35.補強材のうちの少なくとも1つは、本体から半径方向外向きに延在する、項目32〜34のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目36.側壁セグメントは、補強材がない同一の側壁セグメントと比べて少なくとも1%堅い、例えば、補強材がない同一の側壁セグメントと比べて少なくとも5%堅い、補強材がない同一の側壁セグメントと比べて少なくとも10%堅い、またはさらには補強材がない同一の側壁セグメントと比べて少なくとも20%堅い剛性を有する、項目2及び13〜35のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目37.側面図から見たとき、各側壁セグメントは、表面積SASWSを有し、各補強材は、表面積SAを有し、SAは、0.90SASWS以下、例えば、0.75SASWS以下、0.50SASWS以下、またはさらには0.25SASWS以下である、項目2及び13〜36のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目38.本体は、少なくとも3つの側壁セグメント、例えば、少なくとも4つの側壁セグメント、少なくとも5つの側壁セグメント、少なくとも6つの側壁セグメント、少なくとも7つの側壁セグメント、少なくとも8つの側壁セグメント、少なくとも9つの側壁セグメント、少なくとも10個の側壁セグメント、少なくとも15個の側壁セグメント、またはさらには、少なくとも20個の側壁セグメントを備える、項目1〜3及び6〜37のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目39.本体は、75個以下の側壁セグメント、例えば、50個以下の側壁セグメント、またはさらには25個の側壁セグメントを備える、項目1〜3及び6〜38のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目40.第1の側壁セグメントは、角度Aで第2の側壁セグメントに対して配向され、Aは、60°以上、例えば、90°以上、120°以上、またはさらには150°以上である、項目1〜3及び6〜39のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目41.Aは、180°未満、例えば、170°以下、160°以下、150°以下、140°以下、130°以下、120°以下、またはさらには110°以下である、項目40に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目42.複数の側壁セグメントのうちの少なくとも1つの側壁セグメントは、内側コンポーネントと外側コンポーネントとの間の半径方向間隙内に配置されると撓むように適合される、項目1〜3及び6〜41のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目43.複数の側壁セグメントのうちの全ての側壁セグメントは、内側コンポーネントと外側コンポーネントとの間の半径方向間隙内に配置されると撓むように適合される、項目1〜3及び6〜42のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目44.複数の側壁セグメントのうちの少なくとも1つの側壁セグメントは、梁として機能するように適合される、項目1〜3及び6〜43のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目45.複数の側壁セグメントのうちの全ての側壁セグメントは、梁として機能するように適合される、項目1〜3及び6〜44のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目46.複数の側壁セグメントのうちの各側壁セグメントは、ばね定数を定義し、各側壁のばね定数は、同一である、項目1〜3及び6〜45のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目47.少なくとも2つの側壁セグメントは、同一の寸法を有する、項目1〜3及び6〜46のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目48.少なくとも2つの側壁セグメントは、異なる寸法を有する、項目1〜3及び6〜47のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目49.複数の側壁セグメントのうちの少なくとも1つの側壁セグメントは、内側コンポーネントとの少なくとも1つの接点を形成するように適合される、項目1〜3及び6〜48のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目50.少なくとも1つの接点は、少なくとも1つの側壁セグメントの中間部分に位置する、項目49に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目51.複数の側壁セグメントのうちの各側壁セグメントは、内側コンポーネントとの少なくとも1つの接点を形成するように適合される、項目1〜3及び6〜50のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目52.複数の側壁セグメントのうちの少なくとも1つの側壁セグメントは、外側コンポーネントとの少なくとも1つの接点を形成するように適合される、項目1〜3及び6〜51のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目53.複数の側壁セグメントのうちの各側壁セグメントは、外側コンポーネントとの2つの接点を形成するように適合される、項目1〜3及び6〜52のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目54.各側壁セグメントの大部分は、平面に沿って位置する、項目1〜3及び6〜53のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目55.各側壁セグメントは、組み立てられていない状態で略平面である、項目1〜3及び6〜54のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目56.トレランスリングは、内側コンポーネントと外側コンポーネントとの間の半径方向間隙内に設置されるように適合され、半径方向間隙は、
(i)30mm未満の直径に対して内側コンポーネントの直径の少なくとも10%、例えば、30mm未満の直径に対して直径の少なくとも15%、30mm未満の直径に対して直径の少なくとも20%、またはさらには30mm未満の直径に対して直径の少なくとも25%、または
(ii)少なくとも30mmの直径に対して少なくとも3mm、例えば、少なくとも30mmの直径に対して少なくとも4mm、少なくとも30mmの直径に対して少なくとも5mm、または少なくとも30mmの直径に対して少なくとも10mmの半径方向距離を有する、前述の項目のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目57.トレランスリングは、内側コンポーネントと外側コンポーネントとの間の半径方向間隙内に設置されるように適合され、半径方向間隙は、250mm以下、例えば、200mm以下、100mm以下、またはさらには50mm以下の半径方向距離を有する、前述の項目のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目58.トレランスリングは、金属を含む、前述の項目のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目59.トレランスリングは、ばね鋼を含む、前述の項目のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目60.トレランスリングは、ポリマーを含む、前述の項目のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目61.トレランスリングは、ポリマー塗膜をさらに含む、前述の項目のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目62.少なくとも1つの側壁セグメントは、側壁セグメントの第1の側壁から側壁セグメントの第2の側壁に延在する空孔を画定する、項目1〜3及び6〜61のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目63.各側壁セグメントは、側壁セグメントの第1の側壁から側壁セグメントの第2の側壁に延在する空孔を画定する、項目1〜3及び6〜62のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目64.少なくとも1つの側壁セグメントは、側壁セグメントの第1の側壁及び側壁セグメントの第2の側壁のうちの一方から、側壁セグメントの第1の側壁及び側壁セグメントの第2の側壁のうちの他方に向かって延在する薄い部分を画定する、項目1〜3及び6〜63のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目65.トレランスリングは、少なくとも1つの側壁セグメントの少なくとも一部に固定される低摩擦材料をさらに含む、前述の項目のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目66.トレランスリングは、少なくとも1つの側壁セグメントの少なくとも一部に固定される高摩擦材料をさらに含む、前述の項目のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目67.トレランスリングは、少なくとも1つの側壁セグメントに沿って配置される、少なくとも1つのクレードル部分をさらに含む、前述の項目のいずれか1項目に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目68.クレードル部分は、トレランスリング内に配置される内側コンポーネントの一部に外周支持部を提供するように適合される、項目67に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目69.クレードル部分は、内側コンポーネントと接触するように適合されるパッドをさらに備える、項目67及び68のいずれか1項に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
項目70.複数の側壁セグメントを有するトレランスリングであって、各側壁セグメントの少なくとも大部分は、平面に沿って位置し、トレランスリングは、少なくとも3つの回転対称配向を有する、トレランスリング。
項目71.各側壁セグメントの少なくとも75%は、平面に沿って位置し、例えば、各側壁セグメントの少なくとも80%は、平面に沿って位置し、各側壁セグメントの少なくとも85%は、平面に沿って位置し、各側壁セグメントの少なくとも90%は、平面に沿って位置し、またはさらには各側壁セグメントの少なくとも95%は、平面に沿って位置する、項目70に記載のトレランスリング。
上記の特徴の全ては必要とされず、特定の特徴の一部が必要され得ず、かつ記載されたものに加えて1つ以上の特徴が提供され得ることに留意されたい。その上さらに、特徴が記載される順序は、必ずしも特徴が設置される順序ではない。
明確さのために、別々の実施形態の文脈において本明細書に記載されるある特徴は、単一の実施形態において組み合わせても提供され得る。逆に、簡潔さのために、単一の実施形態の文脈において記載される種々の特徴は、別々にも提供され得るか、または部分的に組み合わせても提供され得る。
利益、他の利点、及び問題に対する解決策を、特定の実施形態に関して上述してきたが、しかしながら、利益、利点、問題に対する解決策、及び何らかの利益、利点、または解決策を想起し得るか、または顕在化させ得る何らかの特徴は、全ての特許請求の範囲の重大な、必要な、または不可欠な特徴として解釈されるべきではない。
本明細書に記載される実施形態の詳細及び例示は、種々の実施形態の構造の一般的な理解を提供するよう意図される。詳細及び例示は、本明細書に記載される構造または方法を使用する装置またはシステムの要素及び特徴の全ての網羅的及び包括的な記載としての役割を果たすよう意図されない。また、別々の実施形態が、単一の実施形態において組み合わせても提供され得、逆に、簡潔さのために、単一の実施形態の文脈において記載される種々の特徴は、別々にも提供され得るか、または部分的に組み合わせても提供され得る。さらに、範囲として述べられている値への言及は、その範囲内のあらゆる値を含む。他の多くの実施形態は、本明細書を読んだ後にのみ当業者に明らかになり得る。構造上の代替、論理上の代替、または何らかの変更が、本開示の範囲から逸脱することなく行われ得るように、他の実施形態が使用され得、かつ本開示から派生され得る。したがって、本開示は、限定的ではなく、例示的であると見なされるべきである。

Claims (13)

  1. トレランスリングであって
    複数の側壁セグメントを含む本体であって、各側壁セグメントが厚さ及び高さを有する、本体と、
    前記側壁セグメントの隣接する2つの側壁セグメントの間に設けられた間隙と、を備え、
    前記本体は、少なくとも2:1の、前記側壁セグメントの前記高さ対前記側壁セグメントの前記厚さの比によって測定される、アスペクト比を有し、前記トレランスリングは、
    前記複数の側壁セグメントのうちのある側壁セグメント上に配置される補強材をさらに備え、前記補強材は、前記側壁セグメントのそれぞれの側端に隣接し、前記側壁セグメントの高さに平行して配向された線に沿って長手方向に延びる少なくとも一つの側端補強材と、前記側壁セグメントの中央部に配置され、前記側壁セグメントの高さに垂直な方向に長手方向に延びる中心補強材と、を備える、トレランスリング。
  2. 複数の側壁セグメントを含む本体であって、各側壁セグメントが厚さ及び高さを有する、本体と、
    前記側壁セグメントの隣接する2つの側壁セグメントの間に設けられた間隙と、
    前記本体の前記複数の側壁セグメントのうちのある側壁セグメント上に配置される補強材と、を備え、前記補強材は、前記側壁セグメントから延在する突起を備え、前記補強材は、前記側壁セグメントのそれぞれの側端に隣接し、前記側壁セグメントの高さに平行して配向された線に沿って長手方向に延びる少なくとも一つの側端補強材と、前記側壁セグメントの中央部に配置され、前記側壁セグメントの高さに垂直な方向に長手方向に延びる中心補強材と、を備える、トレランスリング。
  3. ボアを画定する外側コンポーネントと、
    前記外側コンポーネントの前記ボア内に配置される、内側コンポーネントと、
    前記内側コンポーネントと前記外側コンポーネントとの間に配置されるトレランスリングであって、
    複数の側壁セグメントを含む本体であって、各側壁セグメントが厚さ及び高さを有する、本体と、
    前記側壁セグメントの隣接する2つの側壁セグメントの間に設けられた間隙と、を備える、トレランスリングと、を備え、
    各側壁セグメントが、前記内側コンポーネントと接触し、前記トレランスリングは、前記複数の側壁セグメントのうちのある側壁セグメント上に配置される補強材をさらに備え、前記補強材は、前記側壁セグメントのそれぞれの側端に隣接し、前記側壁セグメントの高さに平行して配向された線に沿って長手方向に延びる少なくとも一つの側端補強材と、前記側壁セグメントの中央部に配置され、前記側壁セグメントの高さに垂直な方向に長手方向に延びる中心補強材と、を備える、アセンブリ。
  4. 前記本体のアスペクト比は、少なくとも20:1である、請求項1、2、及び3のいずれか1項に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
  5. 前記補強材は、前記複数の側壁セグメントのうちの第1の側壁セグメントに沿って延在し、前記複数の側壁セグメントのうちの第2の側壁セグメントと接触する前に終端する、請求項1、2、および3のいずれか1項に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
  6. 前記補強材は、前記複数の側壁セグメントのうちの少なくとも2つの側壁セグメントに沿って延在する、請求項1、2、および3のいずれか1項に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
  7. 前記補強材は、前記側壁セグメントと一体化している、請求項1、2、および3のいずれか1項に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
  8. 前記複数の側壁セグメントの全ての側壁セグメントがそれぞれ、少なくとも1つの補強材を含む、請求項1〜のいずれか1項に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
  9. 前記本体は、少なくとも3つの側壁セグメントを備える、請求項1〜のいずれか1項に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
  10. 前記複数の側壁セグメントのうちの少なくとも1つの側壁セグメントは、内側コンポーネントとの1つの接点及び外側コンポーネントとの2つの接点を形成するように適合される、請求項1〜のいずれか1項に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
  11. 各側壁セグメントが、組み立てられていない状態で略平面である、請求項1〜1のいずれか1項に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
  12. 前記トレランスリングは、少なくとも1つの側壁セグメントの少なくとも一部に固定される低摩擦材料をさらに含む、請求項1〜1のいずれか1項に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
  13. 前記トレランスリングは、上面図から見るときに、少なくとも3つの回転対称配向を有する、請求項1〜1のいずれか1項に記載のトレランスリングまたはアセンブリ。
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