JP6463339B2 - 後続の多段洗浄ステップを伴うmocvd層成長方法 - Google Patents

後続の多段洗浄ステップを伴うmocvd層成長方法 Download PDF

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Description

本発明は、特にIII-V族、II-VI族又はIV族主体の元素からなる層を、CVD反応炉のプロセスチャンバ内に配置された1又は複数の基板上に堆積するための方法に関し、その方法では、少なくとも1つの堆積ステップにおいて少なくとも1つの炭素含有ガス状ソース材料が用いられる。その場合、1又は複数の基板上での層成長中に、プロセスチャンバの壁面上にも寄生コーティングが堆積される。寄生コーティングは、プロセスチャンバから1又は複数の基板が除去された後、洗浄プロセスにおいて、1又は複数の洗浄ガスを含むガスフローの導入と、プロセスチャンバを洗浄温度に加熱することにより反応して揮発性物質となる。揮発性物質は、ガスフローと共にプロセスチャンバから排出される。
MOCVD法においてIII族、IV族半導体層を堆積するための方法は、例えば、特許文献1に記載されている。この文献には、プロセスチャンバを備えたMOCVD反応炉が記載されており、プロセスチャンバはサセプタを有し、サセプタにより、実質的に回転対称な配置にて多数の基板が対称中心の周りに配置されている。対称中心上には、ガス入口本体があり、それを通り複数の互いに上下に重なり配置されたガス入口領域を通ってプロセスガスがプロセスチャンバに導入される。ガス入口本体のガス入口領域を通って、成長プロセス中、互いに異なるプロセスガスがプロセスチャンバに流入する。プロセスガス中には有機金属化合物が含まれ、それらはIII族半導体の元素と例えばNHである水素化物を含む。プロセスガスは、径方向内側にあるガス導入部品からプロセスチャンバを取り囲むガス出口まで流れ、ガス出口を通って再びプロセスチャンバから出る。
特許文献2は、層成長中に基板上に堆積するのみでなくプロセスチャンバの壁上にも堆積するコーティングを再び除去する方法を開示している。このために、例えばClであるエッチングガスがプロセスチャンバに導入される。このエッチングガスにより、サセプタの壁、プロセスチャンバ天井及びその他のプロセスチャンバ壁の上の寄生コーティングが除去される。エッチングガスは、Nとともにプロセスチャンバに導入される。これはガス入口本体のガス入口領域により行われるが、層成長中にはこれらを通って関連するプロセスガスがプロセスチャンバ内に導入される。それに続く幾つかのサブステップにおいてプロセスチャンバの様々な箇所を洗浄するために、洗浄ガスが、互いに異なる圧力条件下でプロセスチャンバの異なる場所に導入される。互いに異なる洗浄ステップは、互いに異なる全ガス圧又は平均流量において行われる。洗浄ガス、特にClのガス分圧も変更可能である。Clの導入により、GaNは、元素のGaまでもプロセスチャンバの壁から除去される。
層成長中、堆積される半導体層がGaNのみでなくドーパントとしてCも含むようにしばしば成長条件が調整される。いずれの場合においても、Cは、ガス状の開始物質の一つを形成する有機金属化合物中に含まれている。例えば、トリメチルガリウムはガリウムとメチルラジカルに分解し、メチルラジカルはさらに分解することができる。それにより生じた炭素又はそれにより生じた炭化水素含有化合物が、プロセスチャンバ壁の表面に付着することがある。
特許文献3に記載のように、洗浄工程後、煤状の膜がプロセスチャンバの壁上に残っていることが観察される。
特許文献4には、エッチングガスを用いて基板の表面を洗浄することが記載されている。エッチングガスとして、O、N、HO、NH、CF、C、CHF、C、C又はCHFが好適である。これらのエッチングガスにより、フォトレジストマスクを除去することもできる。窒素含有ガス及び酸素含有ガスも同時にプロセスチャンバに導入されるべきである。
特許文献5は、プロセスチャンバからGaClを除去するために洗浄ガスとして1000℃を超える温度のアンモニアを使用することを提示している。
特許文献6は、III族主体の元素を含むガス状開始物質が、N/H又はNH及びHClと反応させられるCVDプロセスを記載している。
特許文献7によれば、プロセスチャンバ壁に堆積したGaClを除去するためにアンモニアの存在下でプロセスチャンバを加熱することが知られている。
独国特許出願公開第102007009145号公報 独国特許第102012102661号公報 独国特許出願公開第102007009145号公報 米国特許出願公開第2003/0045098号公報 国際公開第WO 2010/129183号公報 米国特許出願公開第2013/0005118号公報 国際公開第WO 2010/129289号公報 独国特許第102004009130号公報 独国特許出願公開第102011054566号公報
本発明は、汎用的分解工程により残った煤状の残留物をプロセスチャンバから除去するための手段を提供することを目的とする。
この目的は、特許請求の範囲で特定された発明により達成される。本発明によれば、洗浄プロセスが幾つかのステップを含む。分解ステップにおいては、寄生コーティングが、第1の揮発性化合物の揮発性成分に分解される。それにより、炭素含有残留物が、壁面上に形成される。これらの壁面は、分解ステップに続くアンモニア洗浄ステップにおいて除去される。このために、アンモニアがプロセスチャンバに導入される。このアンモニアは、炭素含有残留物と反応して第2の揮発性化合物となり、それはガスフローと共にプロセスチャンバから排出される。
分解ステップにおいてはハロゲン含有エッチングガスがNHの無い状態で用いられる一方、アンモニア洗浄ステップにおいてはアンモニアが用いられ、すなわち好適には酸素含有ガス及び/又はハロゲン含有ガスの無い状態で用いられる。酸素含有ガス及び/又はハロゲン含有ガスの無い状態とは、これらの物質が気相中に1ppm未満の濃度で存在することを意味する。
炭素含有残留物は、炭素元素又は炭化水素化合物である。本発明の好適な実施形態では、アンモニアと不活性ガス、例えばH、N又は希ガスとの組合せのみが、アンモニア洗浄ステップにおいて用いられる。好適には、アンモニア洗浄ステップにおいて、混合物中にHが無いか又はHが0.1%未満で存在するガス混合物が用いられる。
アンモニア洗浄ステップは、好適には、1000〜1300℃のサセプタ温度で行われる。サセプタの上方に位置するプロセスチャンバ天井は、もし積極的に加熱されない場合は約200℃低い温度となる可能性がある。プロセスチャンバ内の全ガス圧は、よって100mbar未満である。原則的に、アンモニア洗浄ステップは5〜10分間行われれば十分である。
アンモニア洗浄ステップ中、プロセスチャンバに導入されるガスフローが体積の50%を超えるNHを含んでもよい。アンモニア洗浄ステップは、連続する複数の部分ステップにより行ってもよい。アンモニア及び付随するガス、例えばN又はHは、成長プロセスの際には成長プロセスガスがプロセスチャンバに導入されるガス入口本体を通ってプロセスチャンバ内に導入される。
ガス入口本体は、好適には複数のガス入口領域を有し、それらは互いに上下に重なり配置されており、実質的に回転対称であるMOCVD反応炉の中心に配置されている。プロセスチャンバ床はサセプタを形成し、その上に、コーティングされるべき基板がガス入口本体の周りに環状に配置されている。
成長プロセスの際、サセプタは下方から加熱される。サセプタに対し水平方向に平行に延在するプロセスチャンバ天井を上方から加熱することも可能である。しかしながら、一般的にはサセプタ、すなわちプロセスチャンバ床のみを加熱すれば十分である。これにより得られるプロセスチャンバ天井の間接的な加熱は、アンモニア洗浄ステップのために十分である。
プロセスチャンバに導入されるプロセスガス、例えばTMGa及びNHが、成長プロセス中に基板上で熱分解することにより、窒化ガリウムが形成され、基板上に結晶として成長する。結晶成長中、成長は基板の表面のみで起きるのではなく、Ga及びNを含む寄生コーティングも、基板に被覆されていないサセプタの表面上及びプロセスチャンバ天井上で形成される。これらのコーティングは、それぞれ炭素又は炭化水素含有化合物も含むことがある。
互いに異なる1又は複数の層が基板上に堆積する1回又は複数回のプロセスステップの後、プロセスチャンバを洗浄する必要がある。これは、基板の無い状態で行われる。好適な洗浄プロセスの場合、III/V族結晶堆積物を先に分解するために最初に水素のみが、高温にしたプロセスチャンバに導入される。これは、50〜900mbarの全圧で行われる。好適には、この高温の水素焼成ステップは、100mbarの全圧及び1000〜1300℃の温度で行われる。この前分解ステップは、約10〜60分間続く。前分解ステップ中、寄生コーティングに含まれるGaNが、以下の反応によりGaと揮発性のNHに分解する。

2GaN+3H → 2Ga+2NH
寄生コーティングに含まれる可能性のある酸化ガリウムも、前分解ステップ中に以下の反応により化学的にガリウム元素に変換される。

Ga+3H → 2Ga+3H
他の洗浄ステップと区別するために、前分解ステップに続く第2の洗浄ステップを、ここでは分解ステップを称することとする。この第2の洗浄ステップは、特許文献2に記載の方法に従って行われる。このCl焼成ステップにおいて、III族成分が除去される。ClとNの混合物が、900mbar未満、好適には約100mbarの全圧でプロセスチャンバに導入される。塩素成分は、ここでは1〜20体積%である。サセプタ温度は、800〜900℃の範囲である。このステップは約10〜60分間行われる。この分解ステップ中、ガリウムが、以下の反応により揮発性の塩化ガリウムとなる。

2Ga+3Cl → 2GaCl
この分解ステップにおいては、窒化ガリウムも、以下の反応により揮発性の塩化ガリウムとなる。

2GaN+3Cl → 2GaCl+N
寄生コーティングの大部分は、上述した分解ステップ中にプロセスチャンバの壁から除去されるが、煤状の、特に炭素含有残留物がしばしばプロセスチャンバの壁に残る。この炭素含有残留物は、本発明によるアンモニア洗浄ステップにおいて除去される。この洗浄ステップにおいては、実質的にアンモニアがプロセスチャンバに導入される。これは、1000〜1300℃の温度で行われる。アンモニア洗浄ステップは、全ガス圧100mbar未満で行われる。それにより炭素は、例えば以下の反応により、アンモニアを用いて揮発性のHCNへ変換される。

C+NH → HCN+H
この反応をサポートするために、アンモニアは、少なくとも1つの部分ステップにおいて水素を伴わずに導入される。以下のような競合する反応があるので、アンモニアは、窒素への分解を避けるために窒素と共にプロセスチャンバに導入されることが好適である。

2NH → N+3H
2NH+xyzCl → N+6HCl+xyz
同じ理由から、アンモニアの供給を、HCl、水、又は酸素の無い状態で行うことも好適である。xyzClは、ハロゲン又はハロゲン含有化合物を意味し、それらは、前の部分ステップ(アンモニア/水)において反応炉から完全には除去されなかったものである。
フラッシングステップは、それ自体は公知であるが、アンモニア洗浄ステップの後に行われるもので、プロセスチャンバに不活性ガス、例えば水素又は窒素又は希ガスを繰り返し大量に送り込み、そして吸い出すことにより、プロセスチャンバから残留ガスが排除される。複数回のアンモニア洗浄ステップを続けて行うことも可能である。その場合、各アンモニア洗浄ステップの合間に、フラッシング及び吸い出しによりプロセスチャンバが清浄化される。
アンモニアの供給は、互いに異なる複数のガス入口領域で行うことができる。プロセスチャンバにおける場所は互いに異なっており、特にそれぞれ連続した複数のステップで処理することができる。
この方法の別の好適例では、異なる洗浄ステップからなるシーケンスが連続して繰り返し行われる。個々のシーケンスを、例えば2回、3回又は数回繰り返すことができる。個々のステップをそれぞれ延長するよりも効率的である。このシーケンスは、水素のみがそれに応じてプロセスチャンバに導入される加熱ステップと、塩素がそれに応じて洗浄ガスとしてプロセスチャンバに導入される洗浄ステップと、アンモニアがそれに応じてプロセスチャンバに導入される洗浄ステップとを含む。アンモニア洗浄ステップは互いに異なる複数の洗浄ステップからなる。例えば、第1の部分ステップにおいて水素を伴うアンモニアを、第2の部分ステップにおいて窒素を伴うアンモニアを、第3の部分ステップにおいて水素を伴うアンモニアをプロセスチャンバに導入することができる。
図1は、図2のI−I線におけるプロセスチャンバの断面図を示し、Cl及びNがプロセスチャンバに導入される。 図2は、中心の周りに環状に配置された複数の基板7を具備するサセプタの平面図である。 図3は、図1と同様の図であり、ガス入口領域を通って塩素ではなくアンモニアがプロセスチャンバに導入される。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
本発明の方法は、外部に対して気密性をもって閉鎖された反応炉ハウジングのプロセスチャンバ6内で行われる。プロセスチャンバ6は、サセプタ4から形成されたプロセスチャンバ床8を有する。サセプタは、円形ディスク形状と中心を有し、その上には、互いに上下に重なり配置された3つのガス入口領域1、2、3を具備するガス入口本体が設けられている。ガス入口領域1、2、3は、上方からプロセスガスを供給される。しかしながら、プロセスガスの供給は、下方から行うこともできる。
サセプタ4の下方にはヒーターがあり、それによりサセプタ4を、コーティング温度又は洗浄温度に加熱することができる。サセプタ4の直径は、50cm〜1mの間であってもよい。
サセプタ4の上方には、プロセスチャンバ天井5がある。プロセスチャンバ天井5の上方には、別のヒーター10があり、それによりプロセスチャンバ天井5が加熱される。図示しないが、好適な実施例に相当する一実施例においては、ヒーター10が無い。なぜなら、プロセスチャンバ6内で行われるMOCVDプロセス中のプロセスチャンバ天井5の加熱は、一般的に不要だからである。ヒーター10は、洗浄ステップのためにのみ用いてもよい。
プロセスチャンバ6内には、ガス入口本体の周囲に環状に配置された基板7が置かれている。このために、ガス入口本体のガス入口領域1、2、3を通って水素雰囲気中にてトリメチルガリウム及びアンモニアがプロセスチャンバに導入される。しかしながら、トリメチルガリウムの替わりに別の有機金属化合物を、又は、アンモニアの替わりに別の窒化物を用いることができ、それに依存して結晶が基板上に堆積されることとなる。ドーピングは、炭素とともに搬送可能であり、このために有機金属化合物のメチル基の炭素も用いられる。
コーティングプロセスは、特許文献8又は特許文献9に記載されている。
コーティングにより、基板7に占有されていないサセプタ4の表面上に堆積した寄生コーティングを除去するために、プロセスチャンバ6から基板7を除去した後、洗浄プロセスが実行される。この洗浄プロセスにおいて、プロセスチャンバ床8及びプロセスチャンバ天井5のヒーター9及び10を用いて洗浄温度に加熱される。洗浄温度は、洗浄プロセスに依存する。ヒーター10が無いMOCVD反応炉内では、ヒーター9又はヒーター9により加熱されたサセプタ4からの輻射熱によりプロセスチャンバ天井が加熱される。以下に示す温度は、基板温度に対応する。プロセスチャンバ天井温度は、これより約200℃低い。
1000〜1300℃の間の高い洗浄温度で行われる第1の洗浄ステップにおいては、実質的に水素のみがプロセスチャンバに導入される。50〜900mbarの、好適には約100mbarの全圧の下で、10〜100slmのHが、約10〜60分間プロセスチャンバに導入される。それにより、プロセスチャンバ壁上に堆積したGaNがNHに変換される。おそらくは存在する表面酸化物層(Ga)を低減させることができる。
ここで分解ステップ又はエッチングステップと称される第2の洗浄ステップにおいては、特に多様なエッチングフロントによりIII族成分が表面から除去される。これらの実質的に圧力に依存しないステップは、低圧下で、すなわち全ガス圧が100mbar未満で生じる。分解ステップは、800〜900℃のサセプタ温度にて10〜60分間行われる。この間、Cl及びNがプロセスチャンバ内に導入される。このガス混合物の20%まで又はそれ以上がClで構成されている。この分解ステップにより、ガリウムだけでなく窒化ガリウムまでも、揮発性の塩化ガリウムに分解される。この場合も、炭素含有固体が形成されるか、又は、残留物としてプロセスチャンバ壁の表面に残る可能性がある。
この炭素含有残留物を壁面から、特にプロセスチャンバ床8及びプロセスチャンバ天井5から除去するために、ガス入口領域1、2、3を通してアンモニア(NH)が窒素と共にプロセスチャンバ内に導入される。図3に、 (NH )、Q (NH )、Q (NH で示される分圧は変更可能であり、すなわち、互いに異なるアンモニア洗浄ステップを順次続けて行うことができる。それにより、それぞれ上下に重なったガス入口領域1、2、3毎に異なるアンモニアのフローが、プロセスチャンバの異なる場所を次々に洗浄するために、プロセスチャンバ6内に導入される。
1又は複数のアンモニア洗浄ステップが、100mbar未満の全圧で行われる。特に、10slmのNHが、150slmのH、N又は希ガスとともにプロセスチャンバに流れる。しかしながら、例えばNより多いNHをプロセスチャンバに導入することも考慮される。別のプロセスにおいては、例えば、60slmのNHのフローを、15slmのNのフローと共にプロセスチャンバ内に導入することもできる。アンモニア洗浄ステップは、好適には、15分未満の時間内に行われる。温度は、好適には、1000〜1300℃である。このプロセス中、炭素とNHが、HCNとHに変換される。好適には、アンモニア洗浄ステップは、ハロゲンも水素も存在すること無く行われる。水素が無いことは、HCNとH2への望ましい反応を促進するとともに、窒素が存在することは、もしも先行するエッチングステップの塩素含有残留物がプロセスチャンバ内に存在する場合に、NHが、NとHになったりNとHClになったりする競合する分解反応を抑制する。
全ての反応ガスをプロセスチャンバから除去するために、続いて、数回の吸い出し−フラッシングサイクルが行われる。その場合、プロセスチャンバには、交互に、例えば窒素若しくは水素又は希ガスである不活性ガスを流され、そして50mbar未満の圧力で吸い出しされる。典型的なフラッシングフローは150slm程度である。吸い出し中、フラッシングフローも100slm未満に低減される。1回の吸い出し−フラッシングサイクルは、約5分間である。
複数回のアンモニア洗浄サイクルの各々を、吸い出し−フラッシングサイクルで区切ることも行われる。洗浄シーケンス全体を繰り返すことが有用な場合もある。なぜなら、一つのタイプのコーティングを標的とする洗浄ステップが、別の洗浄ステップで標的とされる別の種類のコーティングにより妨げられてしまうからである。
このように、全プロセスはおおよそ次のように実行される。
1.金属窒素化合物を前分解するための、水素雰囲気中におけるプロセスチャンバの加熱ステップ
2.任意:Cl加熱ステップの開始時におけるより高い温度とするためのプロセスチャンバ天井の加熱ステップ
3.異なるフロー条件下で次々に続けて行われる1回又は複数回のCl加熱ステップ
4.H/NH雰囲気中における約1290℃(サセプタ温度)への加熱ステップ
5.炭素残留物を除去するための、H/NH雰囲気中における約1200℃(サセプタ温度)への加熱ステップ
6.H/NH雰囲気中における約1290℃(サセプタ温度)への加熱ステップ
ステップ1〜6を含むこれらのステップのシーケンスは、数回続けて繰り返すことができる。
上述したことは、本願により全体的に把握されかつ少なくとも以下の特徴の組み合わせにより、各々独立して、従来技術をさらに進展させる本発明を説明するためのものである。
洗浄プロセスが分解ステップを含み、その分解ステップでは寄生コーティングが揮発性成分に分解されかつ炭素含有残留物が壁面(5,8)上に残り、その炭素含有残留物はアンモニア洗浄ステップでプロセスチャンバに導入されたアンモニアと反応して揮発性化合物となり、ガスフローと共にプロセスチャンバから排出されることを特徴とする方法である。
上記分解ステップにおいてNHの無い状態でハロゲン含有エッチングガスを用いることを特徴とする方法である。
上記アンモニア洗浄ステップが、酸素含有ガス及び/又はハロゲン含有ガスの無い状態で行われることを特徴とする方法である。
上記炭素含有残留物が炭化水素及び/又は炭素元素を含むことを特徴とする方法である。
上記アンモニア洗浄ステップにおいてNHとHのみ、又は、NHとNのみ、又は、NHと希ガスのみが、プロセスチャンバ6に導入されることを特徴とする方法である。
上記アンモニア洗浄ステップが、1000〜1300℃の間の温度で行われることを特徴とする方法である。
上記アンモニア洗浄ステップが、プロセスチャンバ6内の全ガス圧100mbar未満で行われ、かつ/又は、上記アンモニア洗浄ステップが、5〜10分間行われることを特徴とする方法である。
上記アンモニア洗浄ステップにおいて、プロセスチャンバ6に導入されるガスフローが体積の50%を超えるNHを含み、かつ/又は、連続する複数の部分ステップにおいて、互いに異なるガス質量フローQ(NH)が、プロセスチャンバ6に互いに異なる場所(1,2,3)にて導入されることを特徴とする方法である。
上記分解ステップが、互いに異なるガス質量フローQ(Cl)がプロセスチャンバ6に互いに異なる場所(1,2,3)にてそれぞれ導入される複数の部分ステップにおいて行われ、かつ/又は、上記分解ステップが800〜900℃のプロセス温度で行われ、かつ/又は、上記分解ステップがプロセスチャンバ6内の全ガス圧100mbar未満で行われ、かつ/又は、上記分解ステップ中に洗浄ガスとして体積で10%までのハロゲン、特にClがNと共にプロセスチャンバ6に導入され、かつ/又は、上記分解ステップが10〜60分間行われることを特徴とする方法である。
上記分解ステップに先行する前分解ステップにおいて、実質的にHのみが1000〜1300℃の温度でプロセスチャンバ6に導入され、かつ/又は、前分解ステップ中のプロセスチャンバ6内の全ガス圧が50〜900mbarであり、かつ/又は、前分解ステップが10〜60分間行われることを特徴とする方法である。
アンモニア洗浄ステップに続くフラッシングステップ中、プロセスチャンバが不活性ガス、特にH又はNにより周期的にフラッシングされかつ全ての反応ガスを除去するために50mbar未満の圧力で吸い出しされることを特徴とする方法である。
少なくとも1つの分解ステップとアンモニア洗浄ステップとを含む連続する複数の洗浄ステップのシーケンスが、続けて繰り返し行われることを特徴とする方法である。
開示された特徴の全て(単独でも互いの組み合わせでも)が本発明にとって重要である。対応する/包含された優先権書類(親出願の複写)の開示内容は、これらの書類からの特徴を本願のクレームに追加する目的のためにも、ここでその全体が本願の開示に含まれる。それらの特徴により、従属項は、特にこれらのクレームを基にした分割出願を行う目的のために、従来技術の更なる進歩的な進展を特徴付けている。

Claims (11)

  1. III-V族、II-VI族又はIV族主体の元素からなる層を、CVD反応炉のプロセスチャンバ(6)内に配置された1又は複数の基板(7)上に層を堆積させる方法であって、
    少なくとも1つの炭素含有ガス状ソース材料が少なくとも1つの堆積ステップで用いられ、
    寄生コーティングが1又は複数の基板上の層成長中にプロセスチャンバ(6)の壁面(5,8)上にも堆積し、
    1又は複数の基板(7)をプロセスチャンバから除去した後、洗浄プロセスにおいて寄生コーティングが、1又は複数の洗浄ガスを含むガスフローの導入とプロセスチャンバ(6)の洗浄温度への加熱により反応して揮発性物質となってガスフローと共にプロセスチャンバ(6)から排出される、該方法において、
    前記洗浄プロセスが、
    (i)前記洗浄プロセスの最初のステップとして第1の分解ステップを有し、
    (ii)前記第1の分解ステップに続く第2の分解ステップを有し、前記第1と第2の分解ステップにおいて寄生コーティングが揮発性成分に分解しかつ炭素含有残留物が壁面(5,8)に残留し、かつ、
    (iii)前記第2の分解ステップに続くアンモニア洗浄ステップを有しており、さらに、
    前記第1の分解ステップ中、H1000〜1300℃にてプロセスチャンバ(6)に導入され、
    前記第2の分解ステップ中、Cl及びN800〜900℃にてプロセスチャンバ(6)に導入され、
    前記アンモニア洗浄ステップ中、NHとHのみ、又は、NHとNのみ、又は、NHと希ガスのみが1000〜1300℃にてプロセスチャンバ(6)に導入され、前記アンモニア洗浄ステップ中、前記炭素含有残留物がプロセスチャンバに導入されたアンモニアと反応して揮発性化合物となり、ガスフローと共にプロセスチャンバ(6)から排出されることを特徴とする方法。
  2. 前記第2の分解ステップが、NHの無い状態で行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記アンモニア洗浄ステップが、酸素含有ガス及び/又はハロゲン含有ガスの無い状態で行われることを特徴とする請求項の1又は2に記載の方法。
  4. 前記炭素含有残留物が、炭化水素及び/又は炭素元素を含むことを特徴とする請求項の1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記アンモニア洗浄ステップが、1000〜1300℃の温度で行われることを特徴とする請求項の1〜のいずれかに記載の方法。
  6. 前記アンモニア洗浄ステップがプロセスチャンバ(6)内の全ガス圧100mbar未満で行われ、かつ/又は、前記アンモニア洗浄ステップが5〜10分間行われることを特徴とする請求項の1〜のいずれかに記載の方法。
  7. 前記アンモニア洗浄ステップにおいて、プロセスチャンバに導入されるガスフローが体積の50%を超えるNHを含み、かつ/又は、連続する複数の部分ステップにおいて、互いに異なるガス質量フローQn(NH)が、プロセスチャンバに互いに異なる場所(1,2,3)にて導入されることを特徴とする請求項の1〜のいずれかに記載の方法。
  8. 前記第2の分解ステップが、互いに異なるガス質量フローQn(Cl)がプロセスチャンバに互いに異なる場所(1,2,3)にてそれぞれ導入される複数の部分ステップにおいて行われ、かつ/又は、前記第2の分解ステップが800〜900℃の温度で行われ、かつ/又は、前記第2の分解ステップがプロセスチャンバ(6)内の全ガス圧100mbar未満で行われ、かつ/又は、前記第2の分解ステップ中に洗浄ガスとして体積で10%までのClである場合を含むハロゲンがNと共にプロセスチャンバ(6)に導入され、かつ/又は、前記第2の分解ステップが10〜60分間行われることを特徴とする請求項の1〜のいずれかに記載の方法。
  9. 前記第1の分解ステップにおいて、Hのみが1000〜1300℃の温度でプロセスチャンバに導入され、かつ/又は、前記第1の分解ステップ中のプロセスチャンバ(6)内の全ガス圧が50〜900mbarであり、かつ/又は、前記第1の分解ステップが10〜60分間行われることを特徴とする請求項の1〜のいずれかに記載の方法。
  10. 前記アンモニア洗浄ステップに続くフラッシングステップ中、プロセスチャンバが、H又はNである場合を含む不活性ガスにより周期的にフラッシングされかつ全ての反応ガスを除去するために50mbar未満の圧力で吸い出しされることを特徴とする請求項の1〜のいずれかに記載の方法。
  11. 前記第1の分解ステップと、前記第2の分解ステップと、前記アンモニア洗浄ステップとを含む連続する複数の洗浄ステップのシーケンスが、続けて繰り返し行われることを特徴とする請求項の1〜1のいずれかに記載の方法。
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