JP6463309B2 - 加熱アスファルト混合物の敷均し装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱アスファルト混合物の敷均し装置に関し、特に、ダンプトラックの荷台部に投下された加熱アスファルト混合物を自動的に敷均すことを可能にする加熱アスファルト混合物の敷均し装置に関する。
例えば道路のアスファルト舗装を行うときに用いられる加熱アスファルト混合物は、アスファルト混合プラントで製造され、高温状態でダンプトラックの荷台部に積載されて、舗設現場まで搬送される。また、アスファルト舗装の品質は、加熱アスファルト混合物を舗設する際の温度と密接に関連しており、アスファルトプラントで製造された加熱アスファルト混合物の温度低下をいかにして小さく抑えて、舗設に供するかが最も重要な注意点となる。
このため、運搬中に加熱アスファルト混合物の温度が低下するのを抑制するための方法や構造が種々採用されており、一般的な方法として、荷台部に積載された加熱アスファルト混合物の表面に、断熱性に優れたシートを被せて保温する方法が知られている他、断熱性材料で形成された荷台部に加熱アスファルト混合物を積み込んで運搬する方法も開発されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、ダンプトラックの荷台部に積み込まれた加熱アスファルト混合物の当該荷台部における温度低下のメカニズムに着目すると、積み込まれた加熱アスファルト混合物による積荷の中央部の厚みのある部分では、加熱アスファルト混合物の温度低下は殆ど見られないが、積荷の周縁部の厚みの少ない部分では、同じようにシートを被せた場合でも、極端に温度が低下することが解明されている(例えば、非特許文献1参照)。
このようなことから、非特許文献1では、加熱アスファルト混合物による積荷を平坦に敷均して、積荷の厚さをできるだけ均等にすることで、荷台部における積荷の周縁部での厚さを確保して、積荷の周縁部の加熱アスファルト混合物の極端な温度の低下を回避できるようにする装置を開示している。
特開2003−336210号公報
平成27年5月、一般社団法人日本アスファルト合材協会発行、「設立30周年記念応募論文集」、P72〜76、「アスファルト合材平積み装置の考案について」
非特許文献1の装置は、アスファルト混合プラントにおいて、加熱アスファルト混合物を投下するミキサーゲート部が設けられた、ダンプトラックへの積込み領域に、ガイドレールに沿って上下に昇降する敷均し用のブレード部材を設けておき、ダンプトラックの荷台部にミキサーゲート部から数バッチ分の加熱アスファルト混合物が投下された後に、ウィンチ等を用いて敷均し用のブレード部材を、荷台部のアオリの上端部に近接する所定の高さ位置まで手動によって降下させた状態で、ダンプトラックを前進又は後退させて、荷台部に積み込まれた加熱アスファルト混合物による積荷をブレード部材によって平坦に敷均すようになっている。
非特許文献1の平積み装置を用いて、加熱アスファルト混合物による積荷を、ダンプトラックの荷台部に平坦に敷均した状態で積み込むことにより、荷台部の周縁部での積荷の厚さを十分に確保して、荷台部の周縁部における加熱アスファルト混合物の極端な温度の低下を、効果的に回避できることが検証されているが、荷台部の周囲を仕切って立設するアオリの高さや、後方アオリの形状等は、ダンプトラックの車種によって異なるため、ダンプトラックの車種に応じて、敷均し用のブレード部材が所定の高さ位置に配置されるように、手動によって操作する作業に多くの手間を要すると共に、熟練を要することになる。このようなことから、敷均し用のブレード部材が、ダンプトラックの車種に応じて所定の高さ位置に配置されるように自動制御して、荷台部に積み込まれた加熱アスファルト混合物による積荷を、効率良く敷均すことができるようにする装置の開発が望まれている。
本発明は、ダンプトラックの車種に応じて、敷均し用のブレード部材が所定の高さ位置に配置されるように自動制御して、荷台部に積み込まれた加熱アスファルト混合物による積荷を、効率良く敷均すことのできる加熱アスファルト混合物の敷均し装置を提供することを目的とする。
本発明は、アスファルト混合プラントにおいて、加熱アスファルト混合物を投下するミキサーゲート部が設けられた領域に配置されて、ダンプトラックの荷台部に投下された加熱アスファルト混合物を自動的に敷均すことを可能にする加熱アスファルト混合物の敷均し装置であって、前記ミキサーゲート部の直下部分に前記荷台部を配置した状態で、ダンプトラックが前進又は後退するダンプトラック進退路と、該ダンプトラック進退路を挟んだ少なくとも一方に配置されて、ダンプトラックの位置を検知するダンプ位置確認センサーと、前記ダンプトラック進退路を挟んだ少なくとも一方に配置されて、ダンプトラックのアオリの高さ位置を検知するアオリ高さセンサーと、前記ダンプトラック進退路で進退するダンプトラックの前記荷台部の直上部分に、昇降可能に配置される敷均しブレード部と、前記ダンプトラック進退路を挟んだ少なくとも一方に配置されて、前記敷均しブレード部の高さ位置を検知するブレード高さ位置決めセンサーと、前記ダンプトラック進退路を挟んだ少なくとも一方に配置されて、ダンプトラックの前記荷台部が通過したことを検知する荷台部通過センサーとを含んで構成される加熱アスファルト混合物の敷均し装置を提供することにより、上記目的を達成したものである。
そして、本発明の加熱アスファルト混合物の敷均し装置は、前記アオリ高さセンサーが、前記ダンプトラック進退路を挟んだ一方に、高さ方向に間隔をおいて配置された複数の投光部と、前記ダンプトラック進退路を挟んだ他方に、高さ方向に間隔をおいて配置された複数の受光部とを含んで構成されることが好ましい。
また、本発明の加熱アスファルト混合物の敷均し装置は、前記ブレード高さ位置決めセンサーが、前記アオリ高さセンサーによって検知されたアオリの高さ位置の上方又は下方の所定の位置に前記敷均しブレード部の下端が配置される、前記敷均しブレード部の所定の高さ位置を検知するように配置されていることが好ましい。
さらに、本発明の加熱アスファルト混合物の敷均し装置は、前記敷均しブレード部が、上下方向に延設して設けられた昇降案内レールに沿って昇降する、支持フレーム部に支持されて取り付けられていることにより、昇降可能に配置されていることが好ましい。
さらにまた、本発明の加熱アスファルト混合物の敷均し装置は、前記ダンプ位置確認センサーが、タイヤの位置を検知することによって、ダンプトラックの位置を検知するようになっていることが好ましい。
また、本発明の加熱アスファルト混合物の敷均し装置は、前記敷均しブレード部が昇降するエリア内の障害物を感知する、安全確認用のエリアセンサを備えていることが好ましい。
さらに、本発明の加熱アスファルト混合物の敷均し装置は、前記敷均しブレード部が、敷均し方向の前方側に向けて中央部分が凸となった、V字状の平面形状を有していることが好ましい。
本発明の加熱アスファルト混合物の敷均し装置によれば、ダンプトラックの車種に応じて、敷均し用のブレード部材が所定の高さ位置に配置されるように自動制御して、荷台部に積み込まれた加熱アスファルト混合物による積荷を、効率良く敷均すことができる。
本発明の好ましい一実施形態に係る加熱アスファルト混合物の敷均し装置の構成を説明する、ダンプトラックの進行方向前方側の斜め上方から見た略示斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る加熱アスファルト混合物の敷均し装置の構成を説明する、ダンプトラックの進行方向後方側の斜め上方から見た略示斜視図である。 (a)、(b)は、本発明の好ましい一実施形態に係る加熱アスファルト混合物の敷均し装置によって、荷台部に投下された加熱アスファルト混合物を敷均す状況を説明する、加熱アスファルト混合物による積荷を省略して示す略示斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る加熱アスファルト混合物の敷均し装置によって、荷台部に投下された加熱アスファルト混合物を敷均す工程を説明する略示側面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る加熱アスファルト混合物の敷均し装置によって、荷台部に投下された加熱アスファルト混合物を敷均す工程を説明する略示側面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る加熱アスファルト混合物の敷均し装置によって、荷台部に投下された加熱アスファルト混合物を敷均す工程を説明する略示側面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る加熱アスファルト混合物の敷均し装置によって、荷台部に投下された加熱アスファルト混合物を敷均す工程を説明する略示側面図である。
図1及び図2に示す本発明の好ましい一実施形態に係る加熱アスファルト混合物の敷均し装置10は、アスファルト混合プラントに設けられて、ミキサーゲート部20からダンプトラック30の荷台部31(図3(a)、(b)参照)に投下された加熱アスファルト混合物40(図4〜図7参照)による積荷の上端部分を、敷均しブレード部11によって平坦に敷均すことで、荷台部31の全域に相当の厚さで加熱アスファルト混合物40を行き渡らせ、荷台部31の周囲のアオリ32(図3(a)、(b)参照)に近接する周縁部においても、加熱アスファルト混合物40による積荷の厚さを十分に確保できるようにして、積荷の周縁部の加熱アスファルト混合物40の温度が、舗設現場に搬送されるまでの間に極端に低下して、品質の良い舗装体が得られなくなるのを、効果的に回避できるようにするものである。本実施形態の加熱アスファルト混合物の敷均し装置10は、各種のセンサーを用いることにより、ダンプトラック30の車種に応じて、敷均しブレード部11が所定の高さ位置に配置されるように自動制御して、荷台部31に積み込まれた加熱アスファルト混合物40による積荷を、効率良く敷均すことができるようにする機能を備えている。
そして、本実施形態の加熱アスファルト混合物の敷均し装置10は、図1及び図2に示すように、アスファルト混合プラントにおいて、加熱アスファルト混合物40(図4〜図7参照)を投下するミキサーゲート部20が設けられた領域に配置されて、ダンプトラック30の荷台部31に投下された加熱アスファルト混合物40を自動的に敷均すことを可能にする装置であって、図3(a)、(b)にも示すように、ミキサーゲート部20の直下部分に荷台部31を配置した状態で、ダンプトラック30が前進又は後退するダンプトラック進退路12と、ダンプトラック進退路12を挟んだ少なくとも一方に配置されて、ダンプトラック30の位置を検知するダンプ位置確認センサー13と、ダンプトラック進退路12を挟んだ少なくとも一方に配置されて、ダンプトラック30のアオリ32の高さ位置を検知するアオリ高さセンサー14と、ダンプトラック進退路12で進退するダンプトラック30の荷台部31の直上部分に、昇降可能に配置される敷均しブレード部11と、ダンプトラック進退路12を挟んだ少なくとも一方に配置されて、敷均しブレード部11の高さ位置を検知するブレード高さ位置決めセンサー15と、ダンプトラック進退路12を挟んだ少なくとも一方に配置されて、ダンプトラック30の荷台部31が通過したことを検知する荷台部通過センサー16とを含んで構成されている。
また、本実施形態の加熱アスファルト混合物の敷均し装置10では、アオリ高さセンサー14は、ダンプトラック進退路12を挟んだ一方に、高さ方向に間隔をおいて配置された複数の投光部14aと、ダンプトラック進退路を挟んだ他方に、高さ方向に間隔をおいて配置された複数の受光部14bとを含んで構成されている。
さらに、本実施形態の加熱アスファルト混合物の敷均し装置10では、ブレード高さ位置決めセンサー15は、アオリ高さセンサー14によって検知されたアオリ32の高さ位置の上方又は下方の所定の位置(本実施形態では上方の所定の位置)に敷均しブレード部11の下端が配置される、敷均しブレード部11の所定の高さ位置を検知するように配置されている。本実施形態では、ブレード高さ位置決めセンサー15は、アオリ32の上端部の高さ位置の上方の所定の位置として、例えばアオリ32の上端部の高さ位置よりも例えば0〜200mm高い位置に敷均しブレード部11の下端が配置される、敷均しブレード部11の所定の高さ位置を検知するように配置されている。
敷均し装置10を構成するダンプトラック進退路12は、アスファルト混合プラントに設置されている、混合された加熱アスファルト混合物を投下するミキサーゲート部20の直下部分に、荷台部31を配置させた状態で、ダンプトラック30を、前進させたり後退させたりする誘導路となる部分である。本実施形態では、ダンプトラック進退路12は、例えばコの字平面形状を有するように形成された鉄筋コンクリート製の段差構造体17によって周囲を囲まれた、これの内側領域に形成されている。ダンプトラック30は、例えば段差構造体17のコの字平面形状の開放辺側から、後退しながらダンプトラック進退路12に進入することにより、荷台部31を、ミキサーゲート部20の直下部分に配置できるようになっている。また、ダンプトラック進退路12の最奥部までダンプトラック30を進入させた状態から、ダンプトラック30を徐々に前進させることにより、ダンプトラック30の荷台部31を、最前部から後端部まで、ミキサーゲート部20の直下部分に順次配置させることができるようになっている。
なお、ダンプトラック進退路12は、コの字平面形状を有するように形成された鉄筋コンクリート製の段差構造体17により囲まれて形成されている必要は必ずしもなく、例えばアスファルト混合プラントにおけるミキサーゲート部20が設けられた領域の床部分に、ペイント等を施したり、レーザ光等を照射したりすることによって、ダンプトラック30を、ミキサーゲート部20の直下部分に荷台部31を配置させた状態で、前進させたり後退させたりする領域を運転者に明示することによって、ダンプトラック進退路12とすることもできる。
本実施形態では、内側領域にダンプトラック進退路12を形成する段差構造体17の、ダンプトラック進退路12を挟んだ両側の一対の側部構造体17aから各々立設して、一対の前方支柱部18及び一対の後方支柱部19が、ミキサーゲート部20を挟んだ前方及び後方に各々設けられている。本実施形態では、一対の前方支柱部18に支持させて、敷均しブレード部11が、昇降可能に設けられており、一方の前方支柱部18に、敷均しブレード部11の高さ位置を検知するブレード高さ位置決めセンサー15が設けられている。また、一方の前方支柱部18から後方に張り出して設けられたセンサー支持ロッド21に取り付けられて、荷台部通過センサー16が、間隔をおいて一対取り付けられている。
さらに、一対の後方支柱部19には、複数の投光部14aと複数の受光部14bとからなるアオリ高さセンサー14が取り付けられている。さらにまた、ダンプトラック進退路12を挟んだ両側の、段差構造体17の一対の側部構造体17aのうちの一方の内側面には、ダンプ位置確認センサー13が、3箇所に設けられている。
敷均しブレード部11は、本実施形態では、例えばステンレス製の鋼板からなり、ダンプトラック30の荷台部31の横幅よりも僅かに小さな横幅を有している(図3(a)、(b)参照)。敷均しブレード部11は、加熱アスファルト混合物40による積荷の敷均し方向の前方側である、ダンプトラック進退路12の奥部側に向けて、中央部分が凸となった、V字状の平面形状を有している。また、敷均しブレード部11は、加熱アスファルト混合物40による積荷の敷均し方向の後方側である、ダンプトラック進退路12の入口側に向けて、斜め下方に傾斜する形状を備えている。
敷均しブレード部11が、加熱アスファルト混合物40による積荷の敷均し方向の前方側に向けて中央部分が凸となった、V字状の平面形状を有しており、また加熱アスファルト混合物40による積荷の敷均し方向の後方側に向けて斜め下方に傾斜する形状を備えていることにより、加熱アスファルト混合物40による積荷を敷均す際に、敷均しブレード部11にかかる負荷を低減し、軽量化を図ってコンパクトに形成することが可能になると共に、加熱アスファルト混合物40をより端部まで押し広げることが可能になる。敷均しブレード部11の表面には、加熱アスファルト混合物40の付着を防止するために、例えばテフロン(登録商標)加工された3mm程度の厚さの樹脂板を取り付けておくことが好ましい。
敷均しブレード部11は、本実施形態では、一対の前方支柱部18の間に昇降可能に架設された、梁状の支持フレーム部22の中央部分に支持されて取り付けられていることにより、昇降可能に配置されている。支持フレーム部22は、例えば両端部に昇降タイヤ(図示せず)を備えており、これらの昇降タイヤを、一対の前方支柱部18の内側面に上下方向に延設して設けられた昇降案内レール23(図2参照)に案内させて、上下に移動させることにより、昇降案内レール23に沿って昇降するようになっている。
また、昇降タイヤには、例えば昇降チェーン(図示せず)がテンションボルトによって固定されていることにより、昇降タイヤは、例えば一対の前方支柱部18の間に梁状に架設された固定フレーム部24(図1参照)に取り付けられた電動モータ25(図1参照)の駆動によって、上下に移動できるようになっている。
ダンプトラック進退路12に進入したダンプトラック30の位置を検知するダンプ位置確認センサー13は、例えば公知のレーザ式反射型センサーからなり、上述のように、段差構造体17の一方の側部構造体17aの内側面に、3箇所に設けられている。ダンプ位置確認センサー13は、レーザ光がダンプトラック30のタイヤに当たったことを感知して、例えば1か所のタイヤを5秒以上感知し続けた場合に、ダンプトラック30が所定の位置に停止していると判断できるようになっている。本実施形態では、後述するように、2バッチ目の加熱アスファルト混合物40を投下する位置で、敷均しブレード部11の降下を開始するようになっていることから、ダンプ位置確認センサー13によって、2バッチ目の加熱アスファルト混合物40を投下する所定の位置に、ダンプトラック30が配置されたことを確認できるようになっている。
ここで、加熱アスファルト混合物40を搬送するダンプトラック30として、10t又は12t積みのものを用いるのが一般的であり、これらのダンプトラック30は、1対の前輪タイヤと2対の後輪タイヤを備えていることから(図4〜7参照)、これらの3対のタイヤを同時に感知できるように、本実施形態では、ダンプ位置確認センサー13は、これらのタイヤの位置に対応させて3箇所に設けられているが、ダンプ位置確認センサー13は、3箇所に設ける必要は必ずしもない。ダンプ位置確認センサー13は、例えば前輪タイヤを感知できるように1箇所にのみ設けて、2バッチ目の加熱アスファルト混合物40を投下する所定の位置に、ダンプトラック30が配置されたことを確認することもできる。
ダンプトラック30のアオリ32の高さ位置を検知するアオリ高さセンサー14は、例えば公知の透過型光電センサーからなり、上述のように、ダンプトラック進退路12を挟んだ一方に、高さ方向に間隔をおいて配置された複数の投光部14aと、ダンプトラック進退路を挟んだ他方に、高さ方向に間隔をおいて配置された複数の受光部14bとを含んで構成されている。本実施形態では、投光部14aと受光部14bは、例えば5cmのピッチで各々5カ所に設けられている。また、5カ所の投光部14aと5カ所の受光部14bとからなるアオリ高さセンサー14は、波長の異なる2組のセンサーとして、略正方形の断面形状を備える一対の後方支柱部19の、前方側の面と後方側の面に、各々取り付けられている(図1、図2参照)。
アオリ高さセンサー14の投光部14aと受光部14bが、5cmのピッチで各々取り付けられていることにより、ダンプトラック30のアオリ32の高さ位置を、5cmの精度で検知することが可能になる。また、波長の異なる2組のアオリ高さセンサー14を用いることにより、センサー間の干渉を防いで、より正確に高さ位置を検出することが可能になる。
敷均しブレード部11の高さ位置を検知するブレード高さ位置決めセンサー15は、例えば金属に反応する公知の近接センサーからなり、上述のように、一対の前方支柱部18のうちの一方に設けられている。ブレード高さ位置決めセンサー15は、検出距離が4mmとなっており、一方の支柱部18の内側面に設けられた昇降案内レール23に近接して取り付けられていることにより、例えば敷均しブレード部11が取り付けられた支持フレーム部22の端部の昇降タイヤ(図示せず)に設置された、金属製のアングル(図示せず)を感知することによって、支持フレーム部22の降下を停止できるようになっている。
ブレード高さ位置決めセンサー15は、例えば上下方向に間隔をおいて、5cmのピッチで10カ所に設けられており、例えばアオリ高さセンサー14によって検知されたアオリ32の高さ位置に対応する、所定の1か所のブレード高さ位置決めセンサー15が、昇降タイヤに設置された、金属製のアングルを感知することによって、例えばアオリ高さセンサー14で検知されたアオリ32の高さ位置よりも100mm高い位置に敷均しブレード部11の下端を配置した状態で、敷均しブレード部11の降下を停止できるようになっている。
ダンプトラック30の荷台部31が通過したことを検知する荷台部通過センサー16は、例えば公知のレーザ式反射型センサーからなり、上述のように、一方の前方支柱部18から後方に張り出して設けられたセンサー支持ロッド21に取り付けられて、ダンプトラック30の進退方向に間隔をおいて一対取り付けられている。荷台部通過センサー16は、前方支柱部18に支持されて設けられた敷均しブレード部11の後方に、敷均しブレード部11と離間して設けられている。荷台部通過センサー16は、例えばレーザ光がアオリ32に当たったことを感知している状態から、感知しない状態となった際に、ダンプトラック30の荷台部31が通過したと判断して、敷均しを終了させ、敷均しブレード部11を上昇させることができるようになっている。
なお、本実施形態では、荷台部通過センサー16は、一方が反応しなかった時に備えて、一対(2箇所に)設けられているが、荷台部通過センサー16は、これに限定されることなく、1箇所のみに、又は3箇所以上に設けることもできる。また、荷台部通過センサー16が、ダンプトラック30の進退方向に間隔をおいて一対取り付けられていることにより、1番目と2番目の荷台部通過センサー16を通過する際の荷台部31の通過速度(時間)を感知することが可能になって、敷均しブレード部11を上昇させる際の上昇速度を、調整することが可能になる。
さらに、本実施形態では、敷均しブレード部11が昇降するエリア内の障害物を感知する、安全確認用のエリアセンサ(図示せず)を備えている。安全確認用のエリアセンサは、例えば公知の反射型光電センサーからなり、一対の前方支柱部18の内側面に設けられた昇降案内レール23に沿って昇降する支持フレーム部22や、支持フレーム部22の端部の昇降タイヤ(図示せず)の支持部等に取り付けられて、例えば垂直方向及び水平方向に向けて2箇所ずつ、合計4箇所に設置されている。エリアセンサは、敷均しブレード部11の降下時に、敷均しブレード部11が昇降するエリア内の障害物を検知して、敷均しブレード部11の降下を強制的に停止できるようになっている。これによって、作業の安全性を向上させることが可能になる。
上述の構成を備える本実施形態の加熱アスファルト混合物の敷均し装置10を用いて、ダンプトラック30の荷台部31に投下された加熱アスファルト混合物40を敷均すには、例えば図4〜図7に示すように、ダンプトラック進退路12にダンプトラック30をバックから侵入させて、1バッチ目の投下位置で、加熱アスファルト混合物40を投下させた後(図4参照)、ダンプトラック30を、2バッチ目の加熱アスファルト混合物40の投下位置まで前進させる。ダンプトラック30を前進させて、ダンプ位置確認センサー13によって、ダンプトラック30が2バッチ目の投下位置で停止したことを確認したら、例えば操作盤のスタートボタンを押すことによって、加熱アスファルト混合物40による積荷を敷均すための自動制御を開始する(図5参照)。
すなわち、加熱アスファルト混合物の敷均し装置10は、ダンプ位置確認センサー13によって例えば5秒間、ダンプトラック30のタイヤを検知し続けたら、ダンプトラック30が2バッチ目の加熱アスファルト混合物40の投下位置で停止していると判断して、アオリ高さセンサー14によってダンプトラック30のアオリ32の高さ位置を検知すると共に、図5に示すように、敷均しブレード部11を、ブレード高さ位置決めセンサー15によって検知された所定の高さ位置まで降下させて停止させる。
しかる後に、図6に示すように、ダンプトラック30を前進させて、敷均しブレード部11によって荷台部31に投下された加熱アスファルト混合物40による積荷を敷均してゆくと共に、3バッチ目や4バッチ目の加熱アスファルト混合物40の投下位置で、ダンプトラック30の荷台部31に加熱アスファルト混合物40を投下する。
ダンプトラック30がさらに前進して、荷台部通過センサー16によって、荷台部31が通過したことを検知したら、図7に示すように、敷均しブレード部11を、荷台部31の後方アオリ32aと干渉しないように上昇させて、元の高さ位置に復帰させる。加熱アスファルト混合物40による積荷が敷均されたダンプトラック30は、ダンプトラック進退路12から退出して、好ましくは断熱性に優れたシートを積荷に被せた後に、舗設現場に向けて加熱アスファルト混合物40を搬送すると共に、加熱アスファルト混合物の敷均し装置10は、次のダンプトラック30に積み込まれた加熱アスファルト混合物40を敷均すための待機状態となる。
これらによって、本実施形態の加熱アスファルト混合物の敷均し装置10によれば、ダンプトラック30の車種に応じて、敷均しブレード部11が所定の高さ位置に配置されるように自動制御して、荷台部31に積み込まれた加熱アスファルト混合物40による積荷を、効率良く敷均すことが可能になる。
また、本実施形態によれば、ダンプトラック30の荷台部31に積み込まれた加熱アスファルト混合物40による積荷の上面が、平坦に敷均された状態となるので、足場を容易に確保することが可能になって、断熱性に優れたシートを積荷に被せる作業を、より安定した状態で行うことが可能になると共に、加熱アスファルト混合物40による積荷は、例えば荷台部31のアオリ32の上端部から例えば0〜200mm高さで平坦に積み込まれることで、「過積載と疑わしき車両の目安」にも該当しなくなると共に、適正な積荷を一目瞭然で確認することが可能になって、工事全体のイメージアップを図ることも可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、ダンプトラック進退路を挟んだ両側に、一対の前方支柱部や一対の後方支柱部が設けられている必要は必ずしもなく、アオリ高さセンサーやブレード高さ位置決めセンサーや荷台部通過センサーは、これらの支柱部に取り付けられている必要は必ずしも無い。敷均しブレード部が取り付けられた支持フレーム部の昇降を案内する昇降案内レールは、一対の前方支柱部の内側面に設置されている必要は必ずしも無く、ミキサーゲート部が設けられた領域のその他の箇所に設置されて、上下方向に延設して設けられていても良い。ダンプ位置確認センサーは、タイヤ以外の位置を検知することによって、ダンプトラックの位置を検知できるようにすることも可能である。敷均しブレード部は、ダンプトラックの前進に伴って、加熱アスファルト混合物による積荷を敷均すことができる他、ダンプトラックの後退に伴って、加熱アスファルト混合物による積荷を敷均すことができるようにすることも可能である。
10 加熱アスファルト混合物の敷均し装置
11 敷均しブレード部
12 ダンプトラック進退路
13 ダンプ位置確認センサー
14 アオリ高さセンサー
14a 投光部
14b 受光部
15 ブレード高さ位置決めセンサー
16 荷台部通過センサー
17 段差構造体
17a 側部構造体
18 前方支柱部
19 後方支柱部
20 ミキサーゲート部
21 センサー支持ロッド
22 支持フレーム部
23 昇降案内レール
24 固定フレーム部
25 電動モータ
30 ダンプトラック
31 荷台部
32 アオリ
32a 後方アオリ
40 加熱アスファルト混合物

Claims (7)

  1. アスファルト混合プラントにおいて、加熱アスファルト混合物を投下するミキサーゲート部が設けられた領域に配置されて、ダンプトラックの荷台部に投下された加熱アスファルト混合物を自動的に敷均すことを可能にする加熱アスファルト混合物の敷均し装置であって、
    前記ミキサーゲート部の直下部分に前記荷台部を配置した状態で、ダンプトラックが前進又は後退するダンプトラック進退路と、該ダンプトラック進退路を挟んだ少なくとも一方に配置されて、ダンプトラックの位置を検知するダンプ位置確認センサーと、前記ダンプトラック進退路を挟んだ少なくとも一方に配置されて、ダンプトラックのアオリの高さ位置を検知するアオリ高さセンサーと、前記ダンプトラック進退路で進退するダンプトラックの前記荷台部の直上部分に、昇降可能に配置される敷均しブレード部と、前記ダンプトラック進退路を挟んだ少なくとも一方に配置されて、前記敷均しブレード部の高さ位置を検知するブレード高さ位置決めセンサーと、前記ダンプトラック進退路を挟んだ少なくとも一方に配置されて、ダンプトラックの前記荷台部が通過したことを検知する荷台部通過センサーとを含んで構成される加熱アスファルト混合物の敷均し装置。
  2. 前記アオリ高さセンサーは、前記ダンプトラック進退路を挟んだ一方に、高さ方向に間隔をおいて配置された複数の投光部と、前記ダンプトラック進退路を挟んだ他方に、高さ方向に間隔をおいて配置された複数の受光部とを含んで構成される請求項1記載の加熱アスファルト混合物の敷均し装置。
  3. 前記ブレード高さ位置決めセンサーは、前記アオリ高さセンサーによって検知されたアオリの高さ位置の上方又は下方の所定の位置に前記敷均しブレード部の下端が配置される、前記敷均しブレード部の所定の高さ位置を検知するように配置されている請求項1又は2記載の加熱アスファルト混合物の敷均し装置。
  4. 前記敷均しブレード部は、上下方向に延設して設けられた昇降案内レールに沿って昇降する、支持フレーム部に支持されて取り付けられていることにより、昇降可能に配置されている請求項1〜3のいずれか1項記載の加熱アスファルト混合物の敷均し装置。
  5. 前記ダンプ位置確認センサーは、タイヤの位置を検知することによって、ダンプトラックの位置を検知する請求項1〜4のいずれか1項記載の加熱アスファルト混合物の敷均し装置。
  6. 前記敷均しブレード部が昇降するエリア内の障害物を感知する、安全確認用のエリアセンサを備えている請求項1〜5のいずれか1項記載の加熱アスファルト混合物の敷均し装置。
  7. 前記敷均しブレード部は、敷均し方向の前方側に向けて中央部分が凸となった、V字状の平面形状を有している請求項1〜6のいずれか1項記載の加熱アスファルト混合物の敷均し装置。
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