JP6462301B2 - 自動分析装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、複数の反応容器各々の位置を検出する自動分析装置に関する。
自動分析装置は、検体(以下、サンプルと呼ぶ)を測定するための反応容器を複数支持する。複数の反応容器は、個々に区別される。複数の反応容器の個々の位置を検知するため、被検知部が個々の反応容器に対応付けられて設けられている。自動分析装置は、特定の位置に固定して設けられた検知器で、前記被検知部を検知することにより、個々の反応容器の位置を特定する。自動分析装置は、検知した反応容器の位置に応じて、反応容器の移動、停止を制御する。
しかしながら、各反応容器に対応付けられた被検知部間に水滴がついた場合、水滴を被検知部として検知することがある。すなわち、被検知部間で被検知部が存在しない部分であっても、水滴の存在により、自動分析装置は、被検知部があると判定する誤検知を発生する問題がある。この誤検知により、自動分析装置が誤動作をする問題がある。
特開2000−346853号公報
目的は、反応容器各々に対応する被検知部へ水滴が付着しても検出器の誤検知を防止可能な自動分析装置を提供することにある。
本実施形態に係る自動分析装置は、複数の反応容器を支持する反応容器支持部と、前記反応容器にそれぞれ対応して、前記反応容器支持部の外縁部分に上方向に直立して配列された複数の被検出部と、前記被検出部各々を検出する検出器と、を具備することを特徴とする。
図1は、本実施形態に係る自動分析装置の構成の一例を示す図である。 図2は、本実施形態に係る反応機構の外観を示す斜視図である。 図3は、本実施形態に係る反応容器支持部の一部分であるセルホルダの一例を示す斜視図である。 図4は、本実施形態に係る反応容器支持部の一部分であるセルホルダの上面の一例を示す上面図である。 図5は、本実施形態に係り、位置検出板の検出時において、セルホルダと検出器との断面を示す断面図である。 図6は、本実施形態の変形例に係り、位置検出板の検出時において、セルホルダと検出器との断面を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係わる自動分析装置を説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
図1は、本実施形態に係る自動分析装置の構成の一例を示す図である。図1に示すように、自動分析装置100は、反応機構10、分析部50、出力部60、入力部70、システム制御部80、インターフェース(以下I/Fと呼ぶ)90を備える。
図2は、反応機構10の外観を示す斜視図である。反応機構10は、サンプラ部34、サンプルプローブ334、サンプルアーム336、第1試薬庫350、第2試薬庫370、第1試薬プローブ354、第1試薬アーム356、第2試薬プローブ374、第2試薬アーム376、攪拌部320、洗浄部325、反応容器支持部310、検出器330、測光部32などを有する。
サンプラ部34は、複数のサンプル容器を収容したサンプルラック340を、サンプル容器内のサンプルを吸引するための位置(以下、サンプル吸引位置と呼ぶ)へ移動する。サンプルラック340は、複数のサンプル容器3400を保持する。以下サンプルラックは、5つのサンプル容器を保持するものとして説明する。サンプラ部34は、トレイ341、ラック引き込み装置343、ラック横移動装置345、ラック押し出し装置347を有する。
トレイ341には、トレイの長手方向である第1の方向349に沿って、複数のサンプルラック340が並列して載置される。トレイ341は、載置された複数のサンプルラック340を、第1の方向349に沿って移動する。ラック引き込み装置343、ラック横移動装置345、ラック押し出し装置347各々は、サンプルラック340を移動するためのモータを有する。ラック引き込み装置343は、反応機構制御部36の制御のもとで、引き込み地点202にあるサンプルラックを、第2の方向201に沿ってトレイ341からラック引き込みレーン200に引き込む。ラック横移動装置345は、ラック引き込みレーン200に位置するサンプルラック3401を、第1の方向349に沿ってサンプリングレーン204に横移動する。ラック押し出し装置347は、サンプリングレーン204にあるサンプルラック3402を、サンプル吸引位置に、第2の方向201の反対方向に沿ってピッチ移動する。なお、本実施形態において、サンプラ部34はラックサンプラとして説明したが、ディスクサンプラであってもよい。
サンプルプローブ334は、サンプルアーム336の先端に取り付けられている。サンプルアーム336は、サンプルプローブ334を回動可能に支持する。サンプルプローブ334は、サンプリングレーン204上におけるサンプル吸引位置にあるサンプル容器から、サンプル分注ポンプによりサンプルを吸引する。サンプルプローブ334は、吸引したサンプルを、反応容器支持部310においてサンプルが吐出される位置にある反応容器312に吐出する。
第1試薬庫350は、複数の測定項目に対応する複数の第1試薬容器352を保持する。第2試薬庫370は、複数の測定項目に対応する複数の第2試薬容器372を保持する。第1試薬容器352および第2試薬容器372には、各検査項目の成分と反応する試薬が納められている。第1試薬庫350および第2試薬庫370は、反応機構制御部36の制御のもとで、所定のタイミングで所定の角度で回転する。なお、反応機構10は、第1試薬庫350および第2試薬庫370に加えて、さらに他の試薬庫を有していてもよい。第1試薬庫350および第2試薬庫370は、保持した複数の試薬容器を保冷する。第1試薬庫350および第2試薬庫370は、複数の試薬容器を保持するための複数の区画を有する。
第1試薬プローブ354は、第1試薬アーム356の先端に取り付けられている。第1試薬アーム356は、第1試薬プローブ354を回動可能および上下動可能に支持する。第1試薬プローブ354は、待機位置から、第1試薬庫350上における第1試薬を吸引する位置にある第1試薬容器352内へ降下する。第1試薬プローブ354は、第1試薬分注ポンプにより、第1試薬容器352から第1試薬を所定量だけ吸引する。第1試薬プローブ354は、所定量の吸引を終えると上記待機位置まで上昇する。第1試薬プローブ354は、吸引した第1試薬を、反応容器支持部310において第1試薬が吐出される位置にある反応容器312に吐出する。
第2試薬プローブ374は、第2試薬アーム376の先端に取り付けられている。第2試薬アーム376は、第2試薬プローブ374を回動可能および上下動可能に支持する。第2試薬プローブ374は、待機位置から、第2試薬庫370上における第2試薬を吸引する位置にある第2試薬容器372内へ降下する。第2試薬プローブ374は、第2試薬分注ポンプにより、第2試薬容器372から第2試薬を所定量だけ吸引する。第2試薬プローブ374は、所定量の吸引を終えると上記待機位置まで上昇する。
攪拌部320は、攪拌アーム322と攪拌子324とを有する。攪拌子324は、攪拌アーム322の先端に取り付けられている。攪拌アーム322は、攪拌子324を回動可能および上下動可能に支持する。攪拌アーム322は、反応容器支持部310における反応容器312内の被検混合物を攪拌する位置に停止した反応容器312内に、攪拌子324を待機位置から下降させて挿入する。攪拌子324の先端が反応容器312の内底面の近傍まで下降すると、攪拌アーム322は、攪拌子324の下降を停止させる。攪拌子324の停止後、攪拌子324は、反応機構制御部36の制御により振動する。攪拌子324が振動することにより、反応容器312内の混合液(サンプルと第1試薬、サンプルと第2試薬、サンプルと第1試薬と第2試薬など)は、攪拌される。攪拌後、攪拌アーム322は、攪拌子324を待機位置まで上昇させる。
洗浄部325は、図示していない支持機構と洗浄ノズルと乾燥ノズルとを有する。支持機構は、洗浄ノズルと乾燥ノズルとを、それぞれ上下移動可能に支持する。洗浄ノズルは、反応容器支持部310上における反応容器312を洗浄する位置にある反応容器312から、洗浄ポンプにより混合液を吸引する。混合液を吸引後、洗浄ノズルは純水を吐出して、反応容器312内を洗浄する。乾燥ノズルは、反応容器支持部310上における反応容器312を乾燥する位置にある反応容器312内を、乾燥ポンプにより乾燥させる。
反応容器支持部310は、円周上に複数配置された反応容器312を回転可能に支持する。反応容器312は、恒温槽に収容される。反応容器支持部310は、分析サイクルごとに所定の角度で回転した後、停止する。これにより、反応容器312は、所定の角度だけ回転移動する。すなわち、各反応容器312は、一定点を中心として角度回転し、他の位置に移動する。図3は、反応容器支持部310の一部分であるセルホルダ314の一例を示す斜視図である。図4は、図2における反応容器支持部310の一部分の3つのセルホルダ314を上面から見た上面図である。
反応容器支持部310は、反応容器支持部310に支持された複数の反応容器312にそれぞれ対応する複数の位置に応じて、反応容器支持部310の外縁部分315に直立させて配列された複数の被検出部316を有する。すなわち、複数の被検出部316と複数の反応容器312とは、1対1に対応する。以下、被検出部316の一実施形態として、被検出部を位置検出板として説明する。すなわち、位置検出板316は、被検知部の一実施形態である。
具体的には、反応容器支持部310は、複数の区画に分割される。複数の区画各々は、複数のセルホルダ314に対応する。複数のセルホルダ314各々は、複数の反応容器312を支持する。セルホルダ314は、複数の反応容器312にそれぞれ対応する複数の位置に応じて、セルホルダ314の外縁部分315に直立させて配列された複数の位置検出板316を有する。
図3および図4に示すように、隣接する2つの反応容器において回転方向に沿った反応容器の幅の中点の間隔Aは、隣接する2つの位置検出板において回転方向に沿った位置検出板の幅の中点の間隔Bより小さい(A<B)。各位置検出板316の回転方向に沿った幅の寸法Dは、本実施形態においては、反応容器312の回転方向に沿った幅の寸法Cよりも大きい(C<D)。また、隣接する位置検出板316同士の間隙Eは、本実施形態においては、隣接する反応容器312同士の間隙Fよりも小さい(E<F)。更に、各位置検出板316の板面は、平面状ではなく、緩やかな曲面となっている。また、各反応容器の回転移動方向における中点と、当該反応容器に対応する位置検出板の回転方向における中点とは、回転中心から放射状に伸ばした同一線上に位置している。
図3に示すセルホルダ314は、たとえば、図2における反応容器支持部310の一部分に対応する。図3に示すように、反応容器支持部310は、外縁部分315から水平方向に所定の距離突き出た突出部分318を有していてもよい。このとき、位置検出板316は、図3に示すようにセルホルダ314(反応容器支持部310)の突出部分318に、直立して設けられる。
具体的には、位置検出板316は、突出部分318から略鉛直方向に沿って設けられる。図3に示すように、複数の位置検出板316各々は、セルホルダ314における複数の反応容器312各々の位置と対応づけて、セルホルダ314の突出部分318に設置される。図3は、位置検出板aと位置検出板bとに渡って、結露などにより水滴が付着した一例を示している。
検出器330は、反応容器支持部310の回転に応じて、位置検出板316各々を検出する。図5は、位置検出板316の検出時において、セルホルダ314と検出器330との断面を示す断面図である。
図5に示すように、位置検出板316の検出時において、検出器330は、検出される位置検出板316の上方の端部(以下、上端と呼ぶ)に覆い被さるように、反応機構10に設けられる。検出器330は、凹型形状を有する。凹型形状の凹部は、直立した位置検出板316(上端)を上方から覆い被さるように設けられる。すなわち、検出器330における凹型形状の凹部は、略鉛直下向きに設けられる。図3、図5に示すように、位置検出板316に付着した水滴は、位置検出板316の下方に位置する。
検出器330は、例えば、光などの電磁波を照射する照射部331と、照射部331から照射された光を受光する受光部333とを有する。具体的には、照射部331と、受光部333とは、凹型形状の2つの凸部分にそれぞれ設けられる。照射部331と受光部333とは、位置検出板316の上端を挟んで対向して設けられる。照射部331と受光部333との間には、その間を出入りする位置検出板316の上端が接触することなく通過する間隙がある。照射部331は、受光部333に向けて光を照射する。図5におけるセンサライン335は、照射部331から受光部333に向けて照射される光の照射ラインを示している。
照射部331から照射された光が位置検出板316により遮断されると、検出器330は、ケーブル337を介して、位置検出板316の検出に関するデータを、反応機構制御部36に出力する。照射部331から照射された光が位置検出板316により遮断されずに受光部333に到達すると、検出器330は、ケーブル337を介して、位置検出板316の非検出に関するデータを、反応機構制御部36に出力する。
測光部32は、被検試料と試薬の混合物(以下被検混合物と呼ぶ)に光を照射する。測光部32は、被検混合物を透過した光を吸光度に変換し、被検試料に関する吸光度のデータを発生する。測光部32は、発生した吸光度のデータをデータ記憶部52へ出力する。測光部32は、標準物質と試薬の混合物(以下標準混合物と呼ぶ)に光を照射する。標準物質とは、測定する物質と同じか共通の性質を有する物質または、試薬との反応に共通性のある物質のことである。測光部32は、標準混合物を透過した光を吸光度に変換し、標準物質に関する吸光度のデータを発生する。測光部32は、標準物質に関する吸光度のデータをデータ記憶部52へ出力する。
反応機構制御部36は、入力部70を介して操作者により入力された分析項目、分析手順等に関するシステム制御部80からの信号に基づいて、図2に示す反応機構10の各要素に対してシーケンスを組む。反応機構制御部36は、組まれたシーケンスと検出器330からの出力とに基づいて、図2に示す反応容器支持部310、第1試薬庫350、第2試薬庫370をそれぞれ所定のタイミングで所定の角度で回転させる。
反応機構制御部36は、組まれたシーケンスに基づいて、図2に示すトレイ341に配列された複数のサンプルラック340を第1の方向349に沿ってラック引き込みレーン200に接続された地点(以下、引き込み地点202と呼ぶ)まで移動させるために、トレイ341の動作を制御する。反応機構制御部36は、組まれたシーケンスに基づいて、引き込み地点202にあるサンプルラックを第2の方向201に沿ってラック引き込みレーン200に移動させるために、ラック引き込み装置343を制御する。反応機構制御部36は、組まれたシーケンスに基づいて、ラック引き込みレーン200にあるサンプルラック3401を第1の方向349に沿ってサンプリングレーン204に横移動させるために、ラック横移動装置345を制御する。反応機構制御部36は、組まれたシーケンスに基づいて、第2の方向201の反対方向に沿ってサンプリングレーン204上で横移動されたサンプルラックをピッチ移動させるために、ラック押し出し装置347を制御する。具体的には、反応機構制御部36は、サンプル吸引位置にサンプリングされるサンプル容器を移動させるために、ラック押し出し装置347を制御する。
反応機構制御部36は、組まれたシーケンスに基づいて、図2に示すサンプルプローブ334、第1試薬プローブ354、第2試薬プローブ374をそれぞれ回動および上下動させる。反応機構制御部36は、組まれたシーケンスに基づいて、図2に示す攪拌子324、洗浄部325の洗浄ノズルおよび乾燥ノズルをそれぞれ上下動させる。反応機構制御部36は、組まれたシーケンスに基づいて、図示していないサンプル分注ポンプ、第1試薬分注ポンプ、第2試薬分注ポンプ、洗浄ポンプ、乾燥ポンプをそれぞれ駆動する。反応機構制御部36は、組まれたシーケンスに基づいて、図2に示す攪拌子324を振動させる。
分析部50は、試料分析部51とデータ記憶部52とを有する。試料分析部51は、データ記憶部52に記憶された吸光度のデータと分析項目とに基づいて、検量線のデータを発生する。発生された検量線のデータは、データ記憶部52に記憶されるとともに、出力部60へ出力される。試料分析部51は、当該検量線のデータとデータ記憶部52に記憶された被検試料に関する吸光度のデータとに基づいて、検査項目に対応する成分の濃度および活性値などに関する分析データを発生する。発生された分析データは、データ記憶部52に記憶されるとともに、出力部60へ出力される。
データ記憶部52は、ハードディスク等の記憶媒体を有する。データ記憶部52は、反応機構10の測光部32により発生された吸光度のデータを記憶する。データ記憶部52は、試料分析部51により発生された検量線のデータを、標準物質ごとに記憶する。データ記憶部52は、試料分析部51により発生された分析データを、被検試料ごとに記憶する。
出力部60は、印刷部61と表示部62とを有する。出力部60は、分析部50で発生された検量線と分析データとを、印刷または表示として出力する。印刷部61は、例えばプリンタ等の出力デバイスを用いて、分析部50で発生された検量線と分析データを、プリンタ用紙に所定のレイアウトで印刷する。
表示部62は、例えばCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等の表示デバイスを用いて、分析部50で発生された検量線と分析データとを所定のレイアウトで表示する。また、表示部62は、各測定項目に関する被検試料の液量、試薬の液量、測光ビームの波長等の分析条件を設定するための分析条件設定画面、被検試料に関して被検体IDや被検体名等を設定するための被検体情報設定画面、被検試料ごとの測定項目を選択するための測定項目選択画面等を表示する。
入力部70は、キーボード、マウス、各種ボタン、タッチキーパネル等の入力デバイスを有する。入力部70は、入力デバイスを介して操作者により入力された各測定項目の分析条件、被検試料ごとに測定する測定項目などを、操作信号としてシステム制御部80へ出力する。また、入力部70を介して操作者により入力された情報は、図示していない記憶部に記憶されてもよい。
システム制御部80は、CPU(Central Processing Unit)を有する。システム制御部80は、本自動分析装置100における各部を統括して制御する。システム制御部80は、入力部70から供給される操作信号等に基づいて、各部を制御する。
I/F90には、例えばネットワークが接続される。ネットワークを介して本自動分析装置100は、PACS(Arrture Archiving and Communication System)等に接続されてもよい。
(変形例)
本実施形態との相違は、位置検出板316の下方の端部(以下、下端と呼ぶ)が、突出部分318より下方に位置することにある。
位置検出板316の一端(下端)は、突出部分318より下方に位置するように、突出部分318に設けられる。
図6は、本変形例に係り、位置検出板316の検出時において、セルホルダ314と検出器330との断面を示す断面図である。図6に示すように、位置検出板316の下端は、突出部分318より下方に位置する。図6に示すように、位置検出板316に付着した水滴は、位置検出板316の下端に位置する。
以上に述べた構成によれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態に係る自動分析装置100によれば、反応容器312各々に対応する位置を示す位置検出板316を、反応容器支持部310(セルホルダ314)の外縁部分315に(鉛直方向に)直立させて配列させることができる。また、本実施形態によれば、位置検出板316を、外縁部分315から水平方向に所定の距離突き出た突出部分318に設けることができる。加えて、本実施形態に係る自動分析装置100によれば、位置検出板316の上端を覆い被さるように、すなわち凹型形状の凹部が位置検出板316の上端を上方から覆い被さるよう鉛直下向きに、凹型形状を有する検出器330を反応機構10に設けることができる。
また、本実施形態の変形例に係る自動分析装置100によれば、位置検出板316の下端を突出部分318より下方に位置させて、位置検出板316を突出部分318に設けることができる。
以上のことから、本実施形態および本変形例に係る自動分析装置100によれば、位置検出板316を鉛直方向の上方に向けて直立させて反応容器支持部310に設けることで、位置検出板316に付着した水滴を自由落下させることが可能となり、水滴による検出器330の誤検知を防ぐことができる。すなわち、本実施形態における位置検出板316の構造により、位置検出板316に水滴がついたとしても、検出器330におけるセンサライン335には水滴が残らないため、検出器330は、誤動作を起こすことなく測定を続けることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…反応機構、32…測光部、34…サンプラ部、36…反応機構制御部、50…分析部、51…試料分析部、52…データ記憶部、60…出力部、61…印刷部、62…表示部、70…入力部、80…システム制御部、90…インターフェース(I/F)、100…自動分析装置、200…ラック引き込みレーン、201…第2の方向、202…引き込み地点、204…サンプリングレーン、310…反応容器支持部、312…反応容器、314…セルホルダ、315…外縁部分、316…被検出部(位置検出板)、318…突出部分、320…攪拌部、322…攪拌アーム、324…攪拌子、325…洗浄部、330…検出器、331…照射部、333…受光部、334…サンプルプローブ、335…センサライン、336…サンプルアーム、337…ケーブル、340…サンプルラック、341…トレイ、343…ラック引き込み装置、345…ラック横移動装置、337…ラック押し出し装置、349…第1の方向、350…第1試薬庫、352…第1試薬容器、354…第1試薬プローブ、356…第1試薬アーム、370…第2試薬庫、372…第2試薬容器、374…第2試薬プローブ、376…第2試薬アーム、3400…サンプル容器、3401…サンプルラック、3402…サンプルラック。

Claims (6)

  1. 複数の反応容器を支持する反応容器支持部と、
    前記反応容器にそれぞれ対応して前記反応容器支持部の外縁部分に上方向に直立して配列された複数の被検出部と、
    前記被検出部各々を検出する検出器と、
    を具備することを特徴とする自動分析装置。
  2. 前記反応容器支持部は、前記外縁部分から水平方向に所定の距離突き出た突出部分を有し、
    前記被検出部は、前記突出部分に設けられること、
    を特徴とする請求項1に記載の自動分析装置。
  3. 前記被検出部は、前記突出部分から鉛直方向に沿って設けられること、
    を特徴とする請求項2に記載の自動分析装置。
  4. 前記被検出部の下端は、前記突出部分と前記被検出部との接続部分から前記被検出部を下方向へ延長させることにより、前記突出部分より下方に位置すること、
    を特徴とする請求項2または3に記載の自動分析装置。
  5. 前記検出器は、凹型形状を有し、
    前記凹型形状の凹部は、直立した前記被検出部を上方から覆い被さるように設けられること、
    を特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の自動分析装置。
  6. 前記凹型形状の凹部は、鉛直下向きに設けられること、
    を特徴とする請求項5に記載の自動分析装置。
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