JP6461666B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の光源と複数の導光体とを備え、対となる光源と導光体の距離が一定ではない表示装置に関する。
特許文献1は、パネルと基板との距離が位置によって異なる表示器において、発光体が固着され、かつ、基板に接するスカート部が弾性を有する導光体がパネルと基板の間で挟持される構成を開示している。
特開平11−87947号公報
パネルと基板が非平行な表示装置において、複数の光源とそれぞれに対応する複数の導光体を設ける場合、従来は、基板に光源を配置するとともに、基板とパネル上の表示部との間に複数の異なる高さの導光体を配置する必要があった。この構成においては、部品の種類が増え、また、組み立て時に間違えるおそれがあるなどの問題があった。さらに、導光体の形状が互いに異なり、また、導光体と光源との位置関係も互いに異なるため、表示輝度を一定にすることが難しかった。
この問題を解決するために、特許文献1においては、弾性を有するスカート部を設けることによって基板との距離を調整可能とし、これによって導光体を共通化した表示器が提案されている。この表示器では、表示輝度を一定とするために、光源と、この光源を保持する小基板とを各導光体に取り付けることによって、光源と導光体との位置関係を一定にしているが、このような構成では、部品数が増えるとともに、組み立て性の低下を招きやすいという問題があった。
そこで本発明は、パネルと基板の距離が位置によって異なる表示装置において、部品点数を増やさず、かつ、組み立て性を低下させることなく、各導光体に基づく表示輝度のばらつきを抑えることのできる表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の表示装置は、基板上に設けられた複数の光源と、複数の光源からそれぞれ入射した光を伝搬させる共通の形状の複数の導光体とを備え、複数の導光体が伝搬した光に基づいた表示を行う表示装置であって、導光体はそれぞれ中心軸に沿って細長く延びるものであって、その中心軸方向の一方の端部に、複数の光源のうちの対応する光源からの出射光が入射する入射部を備え、光源の光軸と導光体の中心軸との間の光軸と直交する向きでの距離は、複数の導光体からの出射光が同程度の強度の光となるように、入射部と基板との距離が長くなるにしたがって小さくされていることを特徴としている。
これにより、導光体の入射部と基板との距離に応じて、導光体に入射する光の強度を制御することができるため、各導光体からの出射光を調整することができる。
本発明の表示装置において、入射部には、上記中心軸に直交する面に対する傾斜角度が相違する複数の入射面が形成されており、光源が対向する入射面の傾斜角度は、入射部と基板との距離に応じて相違していることが好ましい。
導光体の入射部と基板との距離に応じて、光源からの出射光が主に入射する入射面の傾斜角度を異ならせることにより、導光体に入射する光の強度を制御し、これによって、各導光体からの出射光を調整することができる。
本発明の表示装置において、光源は、距離が短い導光体に対しては、傾斜角度の大きな入射面に対向する位置に配置され、距離が長い導光体に対しては、傾斜角度の小さな入射面に対向する位置に配置されていることが好ましい。
これにより、基板との距離が短い導光体には強度の小さな光を入射させ、かつ、基板との距離が長い導光体については強度の大きな光を入射させることができるため、各導光体からの出射光の強度を一定にすることができる。
本発明の表示装置において、光源は、距離が最も大きな導光体に対しては、導光体の中心軸に直交するように配置された入射面に入射する位置に配置されていることが好ましい。
これにより、基板との距離が最も大きな導光体に対して最も強度の強い光を与えることができる。
本発明の表示装置において、入射面は、傾斜角度が小さいほど面積が大きいことが好ましい。
これにより、基板との距離が大きな導光体ほど、入射光束を増やすことができる。
本発明の表示装置において、入射面は、傾斜角度が小さいほど面粗度が小さいことが好ましい。
これにより、基板との距離が大きな導光体ほど、散乱の少ない光が入射される。
本発明の表示装置において、光源は発散光を出射し、発散光の強度は、その出射方向が光源の光軸に対して傾いているほど小さいことが好ましい。
これにより、基板との距離が小さいほど、導光体に入射する光を小さくすることができる。
本発明の表示装置において、光源は、発光素子と、発光素子からの出射光を発散光として出射する光学部材とを備え、発散光の強度は、その出射方向が発光素子の光軸に対して傾いているほど小さいことが好ましい。
これにより、指向性のない発光素子を用いても、指向性のある発散光を出射することの可能な光源を実現することができる。
本発明の表示装置において、複数の入射面は、導光体の中心軸に直交する面を含む2以上の面であることが好ましい。
これにより、基板との距離が異なる導光体が3つ以上ある場合においても、導光体と光源との位置関係を調整することができ、これにより、導光体からの出射光の強度を調整することができる。
本発明の表示装置において、複数の入射面は、中心軸に対する角度が連続的に変化する球面の一部を構成することが好ましい。
これにより、導光体と光源との位置関係をより精密に設定できるため、各導光体からの出射光の調整をより正確に行うことができる。
本発明によると、パネルと基板の距離が位置によって異なる表示装置において、部品点数を増やさず、かつ、組み立て性を低下させることなく、各導光体に基づく表示輝度のばらつきを抑えることができる。
本発明の実施形態にかかる表示装置の外観構成を示す斜視図である。 図1のII面における断面図である。 本発明の実施形態における第1導光体の構成を示す斜視図である。 (A)、(B)、(C)は、導光体の変形例の構成を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態に係る表示装置について図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1は、本実施形態の表示装置10の外観構成を示す斜視図である。図2は、図1のII面における断面図である。図3は、本実施形態の第1導光体41の構成を示す斜視図である。各図には、基準座標としてX−Y−Z座標が示されている。XY平面はZ方向に直交する面であり、以下の説明において、Z方向を上方向ということがある。
図1に示すように、表示装置10は、パネル11と、2つの表示ユニット12、13と、基板20と、支持板21とを備える。基板20は、XY平面に沿うように配置され、パネル11は基板20と非平行になるように、基板20に結合された支持板21によって支持されている。
図2に示すように、基板20上には、2つの光源31、32が実装されている。この光源31、32は、同一の構成であって、その光軸31x、32xがZ方向にそれぞれ沿うように所定の位置に配置される。したがって、光源31、32は、光軸31x、32xが互いに平行になるように基板20に実装されている。また、光源31、32の出射面31a、32aはともに、光軸31x、32xに直交し、かつ、基板20に平行であり、これにより、光源31、32からの出射光はZ方向に沿って進行する。光源31、32としては、例えば、発光ダイオード単体でもよいし、発光ダイオードと、発光ダイオードからの出射光を発散光として出射させるレンズ等の光学部材とで構成してもよい。光源31、32として用いる発光ダイオードは、指向性を有するものが好ましい。すなわち、光軸に沿った方向に出射する光の強度が最も大きく、光軸に対する角度が大きくなり、90度に近づくほど光の強度が小さくなるような特性を有する発光ダイオードが好ましい。このような指向性を有しない、又は、出射方向による光強度の違いが小さい発光ダイオードを用いる場合は、上述のような光学部材を発光ダイオードの出射面側に配置し、発光ダイオードからの入射光を発散光として出射させることによって、上述の指向性を与えることができる。
図2に示すように、表示ユニット12、13は、パネル11をZ方向に沿って貫通するように設けられた、2つの開口部11a、11bにそれぞれ挿入される。また、2つの表示ユニット12、13は、その上板12a、13aが、パネル11に対して表面が同一面となるように配置される。表示ユニット12、13は、このように位置決めした状態でパネル11に対して固定される。ここで、パネル11は、基板20とは平行ではなく、Y方向に進むほどパネル11と基板20の距離が小さくなるように構成されている。
図1と図2に示すように、表示装置10は2つの導光体41、42を備える。これらの導光体41、42は、同一の構成を備える。第1導光体41は、円柱部材の中心軸41x方向の一方の端部に出射部41aが設けられ、他方の端部に入射部41bが設けられている。第1導光体41と同様に、第2導光体42は、円柱部材の中心軸42x方向の一方の端部に出射部42aが設けられ、他方の端部に入射部42bが設けられている。導光体41、42においては、対応する光源31、32からの出射光が入射部41b、42bにそれぞれ入射し、この光は内部をそれぞれ伝搬して出射部41a、42aから外部へそれぞれ出射される。このように導光体41、42から出射された光に基づいて所定の表示が行われる。
図2と図3に示すように、第1導光体41の入射部41bは、第1入射面41cと第2入射面41dからなる。第1入射面41cは、第1導光体41の中心軸41xに直交する平面であり、かつ、基板20に平行な面である。したがって、第1入射面41cは、対応する第1光源31の出射面31aと平行であり、互いに対向する。これに対して、第2入射面41dは、第1入射面41cに対して所定の傾斜角度α(図3)をなす平面である。ここで、傾斜角度αは、0度以上90度未満の角度であり、第1入射面41cは傾斜角度αがゼロとなる面である。また、第1入射面41cと第2入射面41dの境界線41eは、第1入射面41cの面積の方が第2入射面41dの面積よりも大きくなる位置に、X方向に延びるように設定されている。なお、第2導光体42の入射部42bも、図2に示すように、第1導光体41の入射部41bと同様の構成の第1入射面42cと第2入射面42dを備え、第1入射面42cと第2光源32の出射面32aは互いに平行であり、互いに対向する。
第1表示ユニット12の上板12aには、Z方向に貫通するように開口部12bが設けられ、この開口部12b内に第1導光体41の出射部41aが挿入されて、圧入や接着、もしくはフック等の手段により固定されている。これと同様に、第2表示ユニット13の上板13aには、Z方向に貫通するように開口部13bが設けられ、この開口部13b内に第2導光体42の出射部42aが挿入・固定されている。導光体41、42は、それぞれの中心軸41x、42xがZ方向に沿うように、したがって中心軸41xと中心軸42xが互いに平行になるように、それぞれ配置される。
パネル11と、表示ユニット12、13とは、例えば多層成形によって形成される。具体的には、まず、共通金型と1次金型で囲まれた空間にパネル11を構成する材料を充填してパネル11を形成する。次に、共通金型上にパネル11を残した状態で1次金型を2次金型に置き換え、共通金型と2次金型で囲まれた空間に表示ユニット12、13を構成する材料を充填して、表示ユニット12、13を形成する。これにより、パネル11の開口部11a、11b内に表示ユニット12、13がそれぞれ配置された形で、パネル11と表示ユニット12、13とが一体化される。
パネル11、及び、表示ユニット12、13は、樹脂で形成され、装置の仕様に応じて、有色の樹脂を用いたり、樹脂の成形後に表面に印刷等によって文字や画像を形成する。パネル11、及び、表示ユニット12、13に用いる樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、シクロオレフィン系樹脂、ポリウレタン樹脂がある。
導光体41、42は、透明又は半透明の樹脂で形成され、例えば、アクリル樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、シクロオレフィン系樹脂、ポリウレタン樹脂で形成する。
図1と図2に示すように、パネル11が基板20に対して傾斜して設けられているため、第1導光体41と第2導光体42とでは、基板20に対する距離が異なる。すなわち、第1導光体41と基板20の距離L1は、第2導光体42と基板20の距離L2よりも小さくなっている。ここで、導光体と基板20との距離とは、導光体の中心軸方向、すなわちZ方向においての最小距離であり、導光体の入射部と基板20との最小距離である。また、導光体と基板20との距離とは、複数の入射面のうちで基板20に最も近い入射面と基板20との最小距離である。
本実施形態の表示装置10においては、導光体の入射部と基板20との距離の違いに対応して、光源と、これに対応する導光体、すなわち光源からの出射光が入射する導光体との位置関係を異ならせている。より具体的には、導光体の入射部と基板20との距離が長くなるにしたがって、光源の光軸と導光体の中心軸との間の光軸と直交する向きでの距離を小さくするように設定している。また、入射部と基板20との距離に応じて、導光体の中心軸に直交する面に対する傾斜角度が異なる入射面に光源を対向させている。
例えば、入射部と基板20との距離が第1導光体41よりも大きな第2導光体42については、対応する第2光源32を、第2導光体42の中心軸42xに直交する第1入射面42cに対向する位置に配置している。これにより、第2光源32の光軸32xと第2導光体42の中心軸42xとの間の光軸32xと直交する向きでの距離D2は、第1光源31の光軸31xと第1導光体41の中心軸41xとの間の光軸31xと直交する向きでの距離D1よりも短く設定される。
一方、第2導光体42よりも基板20との距離が小さな第1導光体41については、対応する第1光源31を、第1導光体41の中心軸41xに直交する第1入射面41cに対して傾斜角度αをなす第2入射面41dに対向する位置に配置している。
ここで、光源は、対向する入射面に対して出射光が直交して入射するように配置することが好ましい。例えば、第1光源31は、その出射光が第2入射面41dに直交して入射するように配置することが好ましい。このとき、第2入射面41dに入射する光の光軸31xに対する角度βは、第1入射面41cに対する第2入射面41dの傾斜角度αに等しくなる。
導光体41、42に対して、光源31、32を以上のように配置すると、次のような効果を得ることができる。
(1)入射部と基板20との距離に応じて導光体と光源との位置関係を変えているため、導光体41、42のそれぞれから外部へ出射する光の強度を一定にすることができ、パネル11と基板20の距離の変化に拘わらずに表示輝度のばらつきの発生を抑えることができる。具体的には次のとおりである。
基板20との距離が最大となる第2導光体42においては、その中心軸42xに直交する第1入射面42cに対して、対向する第2光源32から、中心軸42xの方向、すなわちZ方向に沿った光が入射する。この入射光は、第2導光体42内において、中心軸42xに沿って進行して出射部42aから出射される。第2光源32からの出射光の強度は指向性を有しており、Z方向に沿った光の強度が最も大きい。また、第2光源32からの出射光のうち、光軸32xやそれに近い方向に進む光が第2導光体42に入射する。したがって、第2光源32からの出射光のうち第2導光体42へ入射する光束の割合が高く、かつ、第2光源32からの出射光に指向性があるため、光強度の大きな光が第2光源32から第2導光体42へ進行する。
これに対して、基板20との距離が小さな第1導光体41においては、第1光源31から出射される光は、第1入射面41cに対して角度αの傾斜をなしている第2入射面41dに入射する。この入射光は、第1導光体41内において、反射を繰り返しながら進行して出射部41aから出射される。第2入射面41dは第1光源31の光軸31xに対して角度βだけ傾斜していることから、第1光源31の光強度の指向性によって、第2入射面41d側へ出射される光の強度は、光軸31xに沿って出射される光の強度よりも小さい。また、第1光源31からの出射光のうち、光軸31xやそれに近い方向に進む光や、第2導光体42側へ向かう光は第1導光体41に入射しないため、第1導光体41へ入射する光束の割合は、第2光源32から第2導光体42へ入射する光束の割合よりも小さい。したがって、第1光源31からの出射光のうち第1導光体41へ入射する光束の割合は小さく、かつ、第1光源31からの出射光に指向性があるため、光強度の小さな光が第1光源31から第1導光体41へ進行する。
以上の構成により、入射部42bと基板20との距離が大きく、第2導光体42に入射するまでに出射光の強度が減衰しやすい第2光源32からは光強度の大きな光を第2導光体42へ進行させる一方、入射部41bと基板20との距離が小さく、第1導光体41に入射するまでの出射光の強度の減衰が少ない第1光源31からは、基板20との距離に応じた光強度の小さな光を第1導光体41へ進行させている。このような調整により、第1導光体41からの出射光と第2導光体42からの出射光を同程度の所定の強度の光として外部へ出射させることが可能となる。
(2)第1導光体41では第2入射面41dよりも第1入射面41cの方が大きな面積となっており、第2導光体42では第2入射面41dよりも第1入射面41cの方が大きな面積となっている。このため、面積の小さな第2入射面41d、42dよりも、第1入射面41c、42cの方が入射する光束が多くなる。このような面積の大小関係を設定することにより、第1入射面41c、42cに対向する位置に配置した光源からの入射光と、第2入射面41d、42dに対向する位置に配置した光源からの入射光とについて、上記(1)の効果に加えて、強度の調整をさらに行うことができるため、導光体41、42のそれぞれから出射する光の強度をさらに正確に調整することができる。
(3)共通の形状の導光体を用いるため、部品点数が増えることがなく、組み立て性の低下を招くこともない。
(4)共通の光源31を用い、かつ、同じ向きにして実装するため、部品の種類が増えることがなく、組み立て時の取り違えや、組み立て性の低下のおそれがない。
(5)すべての光源31を同一条件で駆動させることができるため、光源31の駆動制御の複雑化を招くことがなく、駆動制御回路を新たに設計する必要がない。
以下に変形例について説明する。
上記実施形態の表示装置10においては、光源及び導光体をそれぞれ2つずつ設けたが、3つ以上ずつ設けても良い。光源及び導光体を3つ以上ずつ設けた場合、導光体の入射面は少なくとも光源の数と同数設ける。基板20との距離が最も大きな導光体については、第2導光体42の場合と同様に、対応する光源を、導光体の中心軸に直交する第1入射面に対向する位置に配置する。基板20との距離が最大ではない導光体については、基板20との距離に対応した傾斜角度αを有する入射面に対応する位置に光源を配置する。すなわち、基板20との距離が短い導光体については、傾斜角度αの大きな入射面に対応するように光源が基板20上に配置され、これにより、光源は、対応する導光体と基板20との距離が小さいほど、導光体の中心軸から遠い位置に配置される。
図4(A)、(B)、(C)は、導光体の変形例の構成を示す側面図であり、入射面を3つ以上設けた例を示している。
図4(A)に示す導光体50では、中心軸50xの一方の端部に出射部51を有し、他方の端部に入射部52を有する。入射部52は、第1入射面52aと、第2入射面52bと、第3入射面52cとから構成されている。第1入射面52aは、導光体50の中心軸50xに直交する平面である。第2入射面52bは、X方向に延びる境界線53aを介して第1入射面52aに連なる平面であって、第1入射面52aに対して角度A11の傾きを有し、その面積は第1入射面52aよりも小さい。第3入射面52cはX方向に延びる境界線53bを介して第2入射面52bに連なる平面であって、第1入射面52aに対して角度A11よりも大きな角度A12の傾きを有し、その面積は第2入射面52bよりも小さい。このような構成の導光体50を用いる場合、基板20との距離が異なる3つの導光体について、距離に対応した傾斜角度の入射面に対応するように3つの光源をそれぞれ配置して、出射光を対応する導光体へそれぞれ入射することにより、各導光体から強度のばらつきの少ない光を出射させることができる。
図4(B)に示す導光体60では、中心軸60xの一方の端部に出射部61を有し、他方の端部に入射部62を有する。入射部62は、第1入射面62aと、第2入射面62bと、第3入射面62cとから構成されている。第1入射面62aは、導光体60の中心軸60xに直交する平面である。第2入射面62bは、X方向に延びる第1境界線63aを介して第1入射面62aに連なる平面であって、第1入射面62aに対して角度A21の傾きを有し、その面積は第1入射面62aよりも小さい。第3入射面62cは、X方向に延び、かつ、第1境界線63aと平行な第2境界線63bを介して第1入射面62aに連なる平面であって、第1入射面62aに対して角度A21よりも大きな角度A22の傾きを有し、その面積は第2入射面62bよりも小さい。入射部62に3つの入射面を設ける場合、図4(A)に示すように、Y方向に沿って、順に傾斜角度を大きくしていくこともできるが、図4(B)に示すように、中心軸60xに直交する第1入射面62aのY方向の両側に傾斜角度の異なる入射面を設けることもできる。図4(B)のように入射面を配置することにより、光源の配置の自由度を上げることができる。
図4(C)に示す導光体70では、中心軸70xの一方の端部に出射部71を有し、他方の端部に入射部72を有する。入射部72は、中心軸70xに対する角度が連続的に変化する半球面であり、これにより、中心軸70xに直交する仮想面72aに対する傾斜角度が異なる複数の入射面が構成される。これにより、入射面の傾斜角度を、導光体と基板20との距離に対して細かく調整することが可能となり、より厳密な光量制御を行うことができる。
上記実施形態では、入射面を平面としていたが、導光体の中心軸に直交する面に対する傾斜角度が小さいほど、表面の粗度(表面粗さ)を小さくすることが好ましい。これにより、傾斜角度の大きな入射面、すなわち基板との距離が小さい場合に用いる入射面ほど、表面の凹凸が大きくなるため、入射の際に光が散乱されることから、入射光の強度を抑えることができる。
上記実施形態では、光源31、32に光の強度の指向性を持たせていたが、指向性を有しない光源を用いることもできる。この場合も、導光体41、42と基板20との距離に応じて導光体41、42と光源31、32の位置関係を調整することによって入射光束の量を制御できるため、導光体41、42からの出射光強度を調整することができる。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
以上のように、本発明に係る表示装置は、パネルと基板の距離が変化する構成であっても、表示輝度のばらつきを抑えることが求められる場合に有用である。
10 表示装置
11 パネル
11a、11b 開口部
12 第1表示ユニット
12a 上板
12b 開口部
13 第2表示ユニット
13a 上板
13b 開口部
20 基板
21 支持板
31 第1光源
31a 出射面
31x 光軸
32 第2光源
32a 出射面
32x 光軸
41 第1導光体
41a 出射部
41b 入射部
41c 第1入射面
41d 第2入射面
41x 中心軸
42 第2導光体
42a 出射部
42b 入射部
42c 第1入射面
42d 第2入射面
42x 中心軸
50 導光体
50x 中心軸
51 出射部
52 入射部
52a 第1入射面
52b 第2入射面
52c 第3入射面
60 導光体
60x 中心軸
61 出射部
62 入射部
62a 第1入射面
62b 第2入射面
62c 第3入射面
70 導光体
70x 中心軸
71 出射部
72 入射部
72a 仮想面

Claims (10)

  1. 基板上に設けられた複数の光源と、前記複数の光源からそれぞれ入射した光を伝搬させる共通の形状の複数の導光体とを備え、前記複数の導光体が伝搬した光に基づいた表示を行う表示装置であって、
    前記導光体はそれぞれ中心軸に沿って細長く延びるものであって、その中心軸方向の一方の端部に、前記複数の光源のうちの対応する光源からの出射光が入射する入射部を備え、
    前記光源の光軸と前記導光体の中心軸との間の前記光軸と直交する向きでの距離は、前記複数の導光体からの出射光が同程度の強度の光となるように、前記入射部と前記基板との距離が長くなるにしたがって小さくされていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記入射部には、前記中心軸に直交する面に対する傾斜角度が相違する複数の入射面が形成されており、
    前記光源が対向する前記入射面の傾斜角度は、前記入射部と前記基板との距離に応じて相違していることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記光源は、前記入射部と前記基板との距離が短い前記導光体に対しては、前記傾斜角度の大きな入射面に対向する位置に配置され、前記入射部と前記基板との距離が長い前記導光体に対しては、前記傾斜角度の小さな入射面に対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記光源は、前記入射部と前記基板との距離が最も大きな前記導光体に対しては、前記導光体の中心軸に直交するように配置された前記入射面に入射する位置に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記入射面は、前記傾斜角度が小さいほど面積が大きいことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記入射面は、前記傾斜角度が小さいほど面粗度が小さいことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記光源は発散光を出射し、前記発散光の強度は、その出射方向が前記光源の光軸に対して傾いているほど小さいことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  8. 前記光源は、発光素子と、前記発光素子からの出射光を発散光として出射する光学部材とを備え、前記発散光の強度は、その出射方向が前記発光素子の光軸に対して傾いているほど小さいことを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記複数の入射面は、前記導光体の中心軸に直交する面を含む2以上の面であることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  10. 前記複数の入射面は、前記中心軸に対する角度が連続的に変化する球面の一部を構成することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
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