JP6460810B2 - 鉄骨柱と鉄筋コンクリート梁の接合構造 - Google Patents
鉄骨柱と鉄筋コンクリート梁の接合構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6460810B2 JP6460810B2 JP2015012529A JP2015012529A JP6460810B2 JP 6460810 B2 JP6460810 B2 JP 6460810B2 JP 2015012529 A JP2015012529 A JP 2015012529A JP 2015012529 A JP2015012529 A JP 2015012529A JP 6460810 B2 JP6460810 B2 JP 6460810B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforced concrete
- concrete beam
- joint member
- joint
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
このような構成によれば、主筋と仕口部材が直接、またはカプラーを介して、溶接されて、強固な構造を構築することができるため、スターラップやスタッドボルトなどによる補強、及び図10における板状体103が不要となる。また、仕口部材の鉄筋コンクリート梁への埋設部を長くする必要がなく、すなわち、仕口部材を短くすることが可能となる。これにより、製造コストを抑えることができる。
また、鉄筋の量の低減などにより、接合構造の重量も低減する。また、仕口部材を小型の揚重機で楊重できるなど、施工性も向上する。
また、鉄筋コンクリート梁内部の構造が簡単になるため、コンクリートを密実に打設することができる。
このような構成によれば、仕口部材がH形鋼であるため、せん断力の伝達は上下フランジ間のコンクリートでなされるので、梁の反曲点近傍にも、仕口部材と鉄筋コンクリート梁の接合部を設けることが可能となり、設計が容易となる。梁の反曲点が移動する場合の設計も容易である。
また、主筋の端部を仕口部材のフランジ又はウェブの表面に沿って、または、前記仕口部材の木口面に、配置、固定されるため、主筋と仕口部材との接続強度が高まる。
このような構成によれば、主筋の配設密度を高めた場合であっても、主筋の仕口部材への固定が容易となり、接続強度を高めながらも、設計や施工を容易に行うことが可能となる。
このような構成によれば、主筋との接合に必要なフランジ幅を確保しつつ、仕口部材のフランジ幅が狭い部分で塑性ヒンジを形成できるため、梁の他の部分の損傷を生じにくくすることが可能となる。また、仕口部材がH形鋼であるため、せん断力の伝達は上下フランジ間のコンクリートでなされるので、梁の反曲点近傍にも、仕口部材と鉄筋コンクリート梁の接合部を設けることが可能となり、設計が容易となる。梁の反曲点が移動する場合の設計も容易である。
このような構成によれば、フランジとコンクリートの間の圧縮力伝達性能が向上し、コンクリートの損傷を生じにくくすることが可能となる。また、仕口部材がH形鋼であるため、せん断力の伝達は上下フランジ間のコンクリートでなされるので、梁の反曲点近傍にも、仕口部材と鉄筋コンクリート梁の接合部を設けることが可能となり、設計が容易となる。梁の反曲点が移動する場合の設計も容易である。
2 鉄骨柱
3 鉄筋コンクリート梁
4 仕口部材
5 主筋
6 カプラー
7 ロックナット
8 肋筋
9 スタッドボルト
10 鋼板(シアプレート)
11 調整鋼板
12 支圧板
Claims (4)
- 鉄骨柱の側面に鉄骨造の仕口部材が設けられ、前記仕口部材に、内部に主筋を備えた鉄筋コンクリート梁が接合される、鉄骨柱と鉄筋コンクリート梁の接合構造であって、
前記仕口部材はH形鋼であり、前記鉄筋コンクリート梁は、前記鉄筋コンクリート梁の長さ方向に延在させる前記主筋を複数本有し、前記主筋の各々の端部は、前記鉄筋コンクリート梁の長さ方向において異なる位置で、前記仕口部材の同一のフランジの表面に沿って配置され、かつ、前記フランジに溶接されている、鉄骨柱と鉄筋コンクリート梁の接合構造。 - 前記仕口部材の、前記鉄骨柱との接合部分の前記フランジの幅は、前記仕口部材の、前記主筋が溶接された側のフランジの幅より小さい、請求項1に記載の接合構造。
- 前記仕口部材の前記フランジの少なくとも1つには、前記主筋との溶接部分側の端部に、前記鉄筋コンクリート梁の長さ方向と直交する方向に、鋼板が固定される、請求項1または2に記載の接合構造。
- 前記主筋は、調整鋼板を挟んで、前記仕口部材に固定されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の接合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015012529A JP6460810B2 (ja) | 2015-01-26 | 2015-01-26 | 鉄骨柱と鉄筋コンクリート梁の接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015012529A JP6460810B2 (ja) | 2015-01-26 | 2015-01-26 | 鉄骨柱と鉄筋コンクリート梁の接合構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016138376A JP2016138376A (ja) | 2016-08-04 |
JP6460810B2 true JP6460810B2 (ja) | 2019-01-30 |
Family
ID=56558308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015012529A Active JP6460810B2 (ja) | 2015-01-26 | 2015-01-26 | 鉄骨柱と鉄筋コンクリート梁の接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6460810B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5952042A (ja) * | 1982-09-16 | 1984-03-26 | 日本鋼管株式会社 | 鉄骨と鉄筋の接合方法 |
JP2592224Y2 (ja) * | 1992-06-05 | 1999-03-17 | 株式会社竹中工務店 | Rc造梁と鉄骨構造体との接合部の構造 |
JP3639368B2 (ja) * | 1995-12-27 | 2005-04-20 | 前田建設工業株式会社 | 鉄骨柱脚部の基礎構造 |
JPH11210077A (ja) * | 1998-01-28 | 1999-08-03 | Shimizu Corp | Cft柱−rc梁の接合構造 |
JP2002021197A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-23 | Shimizu Corp | Rc造の構造体における接合端部と躯体構造 |
KR101157147B1 (ko) * | 2008-09-22 | 2012-06-22 | 경희대학교 산학협력단 | 콘크리트 복합 기둥 및 이를 이용한 건축물 시공방법 |
-
2015
- 2015-01-26 JP JP2015012529A patent/JP6460810B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016138376A (ja) | 2016-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5154962B2 (ja) | プレキャストコンクリート構造部材の接合構造、建物、及び建物の施工方法 | |
JP2012077471A (ja) | プレキャスト部材の継手構造とコンクリート製プレキャスト部材 | |
JP5428382B2 (ja) | 柱梁接合構造、柱梁接合方法 | |
JP2017186778A (ja) | 構造物の耐震補強構造 | |
JP5656065B2 (ja) | 鋼板コンクリート構造の構造部材 | |
JP6428027B2 (ja) | 柱鉄筋接続パネルおよび鉄筋構造物 | |
JP2010159565A (ja) | 柱梁接合部および柱梁接合部の補強金物 | |
JP6460810B2 (ja) | 鉄骨柱と鉄筋コンクリート梁の接合構造 | |
JP6070118B2 (ja) | 土留壁構造、土留壁構造の構築方法 | |
JP6839921B2 (ja) | 柱梁接合構造 | |
JP4377808B2 (ja) | 耐震補強パネル及びそれを用いた耐震補強方法 | |
JP6390360B2 (ja) | 鉄筋コンクリート梁と鋼管柱との接合構造及び方法 | |
JP2016118013A (ja) | コンクリート構造物 | |
JP2019027151A (ja) | 梁接合構造 | |
JP5370247B2 (ja) | H形鋼のボルト継手接合部の補強構造および補強方法 | |
JP6494488B2 (ja) | コンクリート構造物耐震補強構造 | |
KR20190046336A (ko) | 샌드위치 피씨-월 및 그 제조방법 | |
JP6174984B2 (ja) | 鉄骨梁 | |
JP7163560B2 (ja) | ブレースの接合構造 | |
JP7219529B2 (ja) | 鋼材の組合せ構造体,山留支保工構造,及び構築方法 | |
JP6978901B2 (ja) | プレキャストコンクリート梁部材の接合構造および接合方法 | |
JP4045502B2 (ja) | 構造物 | |
JP5972709B2 (ja) | 新設建物の杭頭半剛接合構造およびその構築方法 | |
JP2018059366A (ja) | 鋼板コンクリート構造および鋼板コンクリート構造の構築方法 | |
JP6836853B2 (ja) | ブレース接合構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170926 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180727 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180807 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181002 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6460810 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |