JP6458699B2 - 冷却器付き放電抵抗装置 - Google Patents

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Description

この発明は、抵抗体の放電特性に応じて冷却効率を最適化させることが可能な冷却器付き放電抵抗装置に関するものである。
近年、ハイブリット自動車や燃料電池自動車などに代表される高圧直流電源を備えた車両が急速に普及しつつある。
こうした高圧直流電源を備えた車両では、主に安全性の観点から、モータ駆動電圧よりも低い電圧の高圧直流電源を用いている。そして、この高圧直流電源の出力電圧を昇圧コンバータ(アップコンバータ)により昇圧し、モータ駆動用のインバータに印加する昇圧コンバータ・インバータ回路方式が主に採用されている。
こうした昇圧コンバータ・インバータ回路では、高圧直流電源の電圧を昇圧する昇圧コンバータと、この昇圧直流電圧を交流電圧に変換して交流回転電機に印加するインバータとを接続したものから構成されている(例えば、特許文献1参照)。
昇圧コンバータ・インバータ回路では、昇圧コンバータの一対の入力端子間にコンバータ用の平滑コンデンサを接続し、また、インバータの一対の入力端子間にインバータ用の平滑コンデンサを接続している。これら平滑コンデンサは交直変換によって生じる直流波形中の脈流(リップル)を低減するためのコンデンサであって、スイッチングサージ電圧低減のためにコンバータ用の平滑コンデンサは昇圧コンバータのスイッチング素子に近接して、またインバータ用の平滑コンデンサはインバータのスイッチング素子に近接して配置されている。
そして、昇圧コンバータ・インバータ回路では、インバータ用の平滑コンデンサと並列に放電抵抗素子が接続されている。放電抵抗素子は、モータの運転停止時にインバータの一対の入力端子間を放電させる常用の放電抵抗素子と、車両に何らかの異常、例えば衝突などが生じた場合に、安全確保のためにインバータの一対の入力端子間を短時間で放電させる非常用の放電抵抗素子(短時間放電抵抗素子)とが並列に接続されている。
短時間放電抵抗素子は、高圧直流電源と昇圧コンバータとの間の電力ケーブルが断線するなどして、高圧直流電源から昇圧コンバータ・インバータ回路への給電が途絶えた場合に、コンバータ用の平滑コンデンサ及びインバータ用の平滑コンデンサを短時間(たとえば数分以内)に放電させ、電気的安全性を向上させる。即ち、短時間放電抵抗素子はインバータ用の平滑コンデンサを直接放電するとともに、コンバータ用の平滑コンデンサを昇圧コンバータ内蔵のダイオードを通じて放電する。
特開2005−253276号公報
従来、インバータなどに組み込まれる常用の放電抵抗素子と短時間放電抵抗素子とを両方備えた放電抵抗装置は、短時間で多量の熱を放出する短時間放電抵抗素子を充分に冷却可能な、大きな熱容量の冷却器を用いていた。このため、冷却器のサイズが大型化し、放電抵抗装置の小型化の妨げとなっていた。
この発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、冷却器を備えた放電抵抗装置の小型化、軽量化を可能にし、かつ、放電抵抗体の確実な冷却が可能な冷却器付き放電抵抗装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の冷却器付き放電抵抗装置は、セラミックスからなる絶縁層と、該絶縁層の一方の面側に並べて形成された第一の抵抗体および第二の抵抗体と、前記絶縁層の他方の面側に順に積層された金属層および冷却器とを有する冷却器付き放電抵抗装置であって、前記金属層および前記冷却器はAlまたはAl合金からなり、前記冷却器は、放熱領域と、該放熱領域よりも体積が大きく、かつ表面積の小さい吸熱領域とを有し、前記第一の抵抗体は、前記第二の抵抗体よりも印加された電圧を短時間で放電可能な放電抵抗体であり、前記第一の抵抗体は、前記吸熱領域と重なる位置に形成され、前記第二の抵抗体は、前記放熱領域と重なる位置に形成されていることを特徴とする。
このような構成の冷却器付き放電抵抗装置によれば、互いに放電時間が異なる第一の抵抗体と第二の抵抗体のそれぞれの発熱特性に合わせて、冷却器に放熱領域と吸熱領域とを形成することによって、第一の抵抗体と第二の抵抗体をそれぞれ確実に冷却可能であり、かつ、冷却器付き放電抵抗装置の小型化、軽量化を可能にする。
即ち、短時間放電による急激な放熱を伴う第一の抵抗体に対しては、冷却器の吸熱領域と重なる位置に形成することによって、第一の抵抗体の急激な温度上昇による熱を大きな熱容量の吸熱領域で速やかに吸熱(熱移動)し、第一の抵抗体を短時間で冷却することができる。一方、比較的長時間の放電による緩慢な放熱を伴う第二の抵抗体に対しては、冷却器の放熱領域と重なる位置に形成することによって、第二の抵抗体を広い表面積で冷媒に接する放熱領域で確実に冷却することができる。
そして、第一の抵抗体の形成位置に重なる吸熱領域は、放熱領域よりも表面積が小さく、体積が大きいブロック状(塊状)に形成することによって、冷却器全体に広い表面積が必要なフィンなどを形成する場合と比較して、小さく、かつ軽量な冷却器付き放電抵抗装置を実現することができる。通常では、第一の抵抗体で発生した大きな熱を冷却するためには、第一の抵抗体を大きな面積とするか、もしくは、天板部の厚い冷却器とする必要があり、これに第二の抵抗体用の放熱フィン領域を付加すると、さらに装置が大型化することとなる。
前記絶縁層と前記金属層、および前記金属層と前記冷却器は、それぞれ直接接合されていることを特徴とする
これにより、絶縁層と冷却器とを、金属層を介して強固に接合することができ、熱膨張係数の違いによって互いの接合面に応力が生じても、接合部分での剥離を確実に防止することができる。
前記冷却器の一部には、Cu又はCu合金を含む熱伝導体が更に形成され、前記冷却器と前記熱伝導体、および前記金属層と前記熱伝導体は、それぞれ固体拡散接合によって接合されていることを特徴とする。
これにより、第一の抵抗体や第二の抵抗体と冷却器との間の熱伝導性の向上による冷却特性の更なる改善を実現することができ、かつ、冷却器と熱伝導体、および金属層と熱伝導体を強固に接合することができる。
前記放熱領域には、冷媒を流通させる流路が形成されていることを特徴とする。
これにより、冷却器の放熱領域における放熱効率を高め、小さな表面積でも効率的に第二の抵抗体を冷却することができる。
前記絶縁層と前記金属層とは、Al−Si系ろう材を用いて接合されていることを特徴とする。
絶縁層と金属層との直接接合にAl−Si系ろう材を用いることにより、絶縁層と金属層のそれぞれの接合面においてろう材の拡散性が高められ、互いに異種材料からなる絶縁層と金属層とを極めて強固に直接接合することが可能になる。
前記金属層は、厚みが0.6mm以上、2.5mm以下であることを特徴とする。
こうした厚み範囲になるように金属層を形成することによって、絶縁層に発生する熱応力をこの金属層によって効果的に吸収でき、絶縁層にクラックや割れが生じることを防止することができる。
本発明によれば、冷却器を備えた放電抵抗装置の省スペース化を可能にし、かつ、放電抵抗体の確実な冷却が可能な冷却器付き放電抵抗装置を提供することができる。
第一実施形態の冷却器付き放電抵抗装置を示す断面図である。 第二実施形態の冷却器付き放電抵抗装置を示す断面図である。 第三実施形態の冷却器付き放電抵抗装置を示す断面図である。 第四実施形態の冷却器付き放電抵抗装置を示す模式図である。 実験例のおける第一の抵抗体への電圧の印加パターンである。
以下、図面を参照して、本発明の冷却器付き放電抵抗装置について説明する。なお、以下に示す各実施形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。また、以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために、便宜上、要部となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(第一実施形態)
第一実施形態の冷却器付き放電抵抗装置について、図1を参照して説明する。
図1は、本発明の第一実施形態の冷却器付き放電抵抗装置を示す断面図である。
冷却器付き放電抵抗装置10は、絶縁性の基板である絶縁層21,22と、絶縁層21の一方の面側21aに形成された第一の抵抗体23と、絶縁層22の一方の面側22aに形成された第二の抵抗体24と、絶縁層21,22の他方の面側21a,22bそれぞれ積層された金属層25,26と、この金属層25,26に直接接合された共通の冷却器31とを有する。また、絶縁層21の一方の面側21aには、第一の抵抗体23に通電させる電極27a,27bが、絶縁層22の一方の面側22aには、第二の抵抗体24に通電させる電極28a,28bが、それぞれ形成されている。
絶縁層21,22は、例えば、絶縁性および放熱性に優れたSi(窒化ケイ素)、AlN(窒化アルミニウム)、Al(アルミナ)等のセラミックスで構成されている。本実施形態では、絶縁層21,22は、アルミナで構成されている。また、絶縁層21,22の厚さは、例えば、0.2〜1.5mmの範囲内に設定されており、本実施形態では、0.635mmに設定されている。
第一の抵抗体(放電抵抗体)23および第二の抵抗体(放電抵抗体)24は、電極27a,27bおよび電極28a,28bにそれぞれ電圧が印加された際の電気抵抗として機能させるためのものである。こうした第一の抵抗体23および第二の抵抗体24の構成材料の例として、Ta−Si系薄膜抵抗体やRuO厚膜抵抗体が挙げられる。第一の抵抗体23および第二の抵抗体24は、本実施形態においては、Ta−Si系薄膜抵抗体によって構成され、厚さが例えば0.5μmとされている。
第一の抵抗体23と第二の抵抗体24とは、印加された電圧を放電させる時間(放電速度)が異なっており、第一の抵抗体23は、第二の抵抗体24よりも印加された電圧を短時間で放電可能な放電抵抗体とされている。
例えば、本実施形態の冷却器付き放電抵抗装置10を電気自動車用の車載インバータ装置として用いた際に、第一の抵抗体23は、電気自動車に何らかの異常、例えば衝突などが生じた場合に、安全確保のためにインバータ装置の入力端子間を短時間で放電させ、電気的な安全を確保するために用いられる(短時間放電抵抗体)。こうした目的のため、第一の抵抗体23には、例えば、車両の衝突衝撃を検出する衝突センサからの信号によって開閉されるスイッチ素子などを接続し、このスイッチ素子が閉じることによって、第一の抵抗体23の通電を行わせる構成などにされる。
一方、第二の抵抗体24は、電気自動車の駆動モータの運転停止時に、インバータ装置の入力端子間を放電させるなど、常用放電抵抗体として用いられ、第一の抵抗体23よりも放電速度が低いものが用いられる。
こうした放電速度の特性の違いにより、放電時において、第一の抵抗体23は、第二の抵抗体24よりも短時間に多量の放熱が生じるため、第一の抵抗体23は第二の抵抗体24よりも急速に冷却を行う必要がある。
電極27a,27bおよび電極28a,28bは、第一の抵抗体23と第二の抵抗体24にそれぞれ電圧を印加するための電気的な接続部であり、導電体、例えば、Cu、Cu合金、或いはAl,Ag,銀−パラジウム合金などにより構成されている。本実施形態においては、Cuによって構成されている。厚さが例えば1.5μmとされている。
金属層25,26は、AlまたはAl合金から構成される。本実施形態では、金属層25,26として、純度が99.98mass%以上の高純度Alからなる板状の部材を用いている。この金属層25,26の厚みは、例えば、0.4mm以上、2.5mm以下であればよい。こうした金属層25,26を絶縁層21,22と冷却器31との間にそれぞれ形成することによって、金属層25,26は応力緩衝層としての機能を果たす。即ち、金属層25,26の形成によって、セラミックスからなる絶縁層21,22と、AlやAl合金からなる冷却器31との熱膨張係数の差によって生じる熱応力を吸収し、絶縁層21,22の破損を防止することができる。
また、金属層25,26を純度99.98mass%以上の高純度Alで形成すれば、変形抵抗が小さくなり、第一の抵抗体23や第二の抵抗体24の通電時の発熱と非通電時の温度低下の繰り返しによる冷熱サイクルが負荷された際に、絶縁層21,22に発生する熱応力をこの金属層25,26によって効果的に吸収できる。
絶縁層21と金属層25、および絶縁層22と金属層26とは、それぞれろう材を用いて直接接合されている。ろう材としては、Al−Cu系ろう材、Al−Si系ろう材などが挙げられる。本実施形態で、Al−Si系ろう材が用いられている。
冷却器31は、放熱領域E2と、この放熱領域E2よりも体積が大きく、かつ表面積の小さい吸熱領域E1とを有する。放熱領域E2は、冷却器付き放電抵抗装置10の積層方向に沿って、常用放電抵抗体となる第二の抵抗体24と重なる位置を成す。冷却器31は、この放熱領域E2においては、天板部32と、この天板部32に形成された複数のフィン33,33…から構成されている。ここで、冷却器31の熱伝導率は、90W/mK以上、好ましくは200W/mK以上とされている。さらに、放熱領域E2の天板部32の体積と吸熱領域E1の体積比率は、E1/E2=3〜10とされている。
また、放熱領域E2の平均熱伝達係数は、フィンなどを形成することで、吸熱領域E1の8倍以上とされている。なお、本発明において、放熱領域E2の平均熱伝達係数は、天板部面換算、即ち、フィンが形成されておらず平板で形成したと仮定した場合における平均熱伝達係数である。
フィン33,33…は、互いに所定の間隔をあけて配置された板状部材である。このような冷却器31の放熱領域E2は、フィン33,33…によって、その表面積が吸熱領域E1よりも大きくされる。そして、フィン33,33どうしの隙間(流路)を冷媒である空気が流通することによって、主に第二の抵抗体24の通電によって生じる熱を効率的に冷却する、いわゆる空冷式の冷却器を構成している。
なお、冷却器31の放熱領域E2は、例えば、天板部32に接して、例えば冷却水を流通させる液体流路を一体に形成した、いわゆる水冷式の冷却器であってもよい。
冷却器31の放熱領域E2を構成する天板部32やフィン33,33…は、例えば、Al又はAl合金などから形成されている。具体的には、A3003、A1050、4N−Al、A6063などが挙げられる。本実施形態では、A1050の圧延板を用いている。なお、天板部32とフィン33,33…とは一体の部材として形成された構成であっても、天板部32に複数のフィン33,33…をろう材等で接合した構成であってもよい。天板部32と複数のフィン33,33…とを別部材で構成する場合、天板部32と複数のフィン33,33…とは、Alの組成が互いに異なる材料を用いて形成してもよい。
冷却器31の吸熱領域E1は、冷却器付き放電抵抗装置10の積層方向に沿って、短時間放電抵抗体となる第一の抵抗体23と重なる位置を成す。こうした吸熱領域E1は、放熱領域E2よりも大きな熱容量を有する形状、例えば、中実な塊状のAlまたはAl合金からなる。
吸熱領域E1は、放熱領域E2よりも大きな熱容量を有し、さらに高い熱伝導率を有するため、これらの特徴より、放熱領域E2で熱を放熱するよりも短時間に、第一の抵抗体23の急速な通電によって短時間に生じた大きな熱を吸収(熱移動)させることができる。これによって、第一の抵抗体23の急速な通電による温度の急上昇を防止し、第一の抵抗体23の熱による性能低下や劣化を防止する。
冷却器31の吸熱領域E1は、例えば、Al又はAl合金のブロック体などから形成されている。具体的には、A3003、A1050、4N−Al、A6063などが挙げられる。本実施形態では、A1050のブロック体を用いている。
なお、こうした冷却器31の放熱領域E2と吸熱領域E1とは、一体の部材で形成されていればよい。例えば、ブロック状のAl合金を用いて、第二の抵抗体24と重なる部分に空気の流路となる溝を形成することによってフィン33,33…を構成し、1つの部材から放熱領域E2と吸熱領域E1とを形成することができる。この場合、放熱領域E2と吸熱領域E1との境界は、冷却器31を平面視した際の、絶縁層21と絶縁層22との間の中央である。
あるいは、板状のAl合金を用いて、第二の抵抗体24と重なる部分にフィン33,33…を接合し、第一の抵抗体23と重なる部分に、ブロック状のAl合金を接合することによって、放熱領域E2と吸熱領域E1とを備えた冷却器31を形成することもできる。
金属層25,26と冷却器31とは、それぞれ互いに直接接合されている。金属層25,26と冷却器31との直接接合の方法としては、例えば、Al−Si系ろう材による直接接合を適用することができる。Al−Si系ろう材を用いる場合には、例えば、Al−Si系ろう材箔を金属層25,26と冷却器31との間にそれぞれ配して、640℃程度で加熱することにより、金属層25,26と冷却器31にAl−Si系ろう材が拡散し、金属層25,26と冷却器31とが直接接合される。
金属層25,26と冷却器31との直接接合の別な方法としては、Al−Si系ろう材と、F(フッ素)を含むフラックス、例えばKAlFを主成分とするフラックスを用いたろう付けによって接合することもできる。この場合は、窒素などの不活性雰囲気中で接合することができる。
金属層25,26と冷却器31との直接接合の更に別な方法としては、窒素等の不活性雰囲気中でAl−Si−Mg系ろう材を用いてろう付けを行う、フラックスレスろう付けによって接合することもできる。
以上のような構成の冷却器付き放電抵抗装置10によれば、互いに放電時間が異なる第一の抵抗体23と第二の抵抗体24のそれぞれの発熱特性に合わせて、冷却器31に放熱領域E2と吸熱領域E1とを形成することによって、第一の抵抗体23と第二の抵抗体24をそれぞれ確実に冷却可能であり、かつ、冷却器付き放電抵抗装置10の小型化、軽量化を可能にする。
即ち、短時間放電による急激な放熱を伴う第一の抵抗体23は、冷却器31の吸熱領域E1と重なる位置に形成することによって、第一の抵抗体23の急激な温度上昇による熱を大きな熱容量の吸熱領域E1で速やかに吸熱(熱移動)し、第一の抵抗体23を短時間で冷却することができる。
比較的長時間の放電による緩慢な放熱を伴う第二の抵抗体24は、冷却器31の放熱領域E2と重なる位置に形成することによって、第二の抵抗体24を広い表面積で冷媒に接する放熱領域E2で確実に冷却することができる。
そして、例えば 第一の抵抗体23の形成位置に重なる吸熱領域E1は、放熱領域E2よりも表面積が小さく、体積が大きいブロック状(塊状)に形成することによって、冷却器全体に広い表面積が必要なフィンなどを形成する場合と比較して、小さく、かつ軽量な冷却器付き放電抵抗装置10を実現することができる。
なお、上述した実施形態では、第一の抵抗体23および第二の抵抗体24のそれぞれに対応して、独立した絶縁層21,22および金属層25,26を形成しているが、これ以外にも、第一の抵抗体23および第二の抵抗体24に共通した1つの絶縁層や1つの金属層にすることもできる。
また、本発明の冷却器付き放電抵抗装置10を用いて、例えば、車載用のインバータ装置を形成する場合、インバータ回路を構成するパワーモジュールを形成し、第二の抵抗体24は、モータの運転停止時にインバータ装置の入力端子間を放電させ、また、第一の抵抗体23は、何らかの異常、例えば衝突などが生じた場合に、安全確保のためにインバータ装置の入力端子間を短時間で放電させ、電気的な安全を確保する構成とすればよい。第一の抵抗体23は、通電時にはコンデンサを直接放電させるとともに、昇圧コンバータ装置のコンデンサを昇圧コンバータ回路に内蔵されたダイオードを通じて放電させる。
(第二実施形態)
第二実施形態の冷却器付き放電抵抗装置について、図2を参照して説明する。
図2は、本発明の第二実施形態の冷却器付き放電抵抗装置を示す断面図である。なお、第一実施形態の冷却器付き放電抵抗装置と同一構成の部材には同一の符号を付し、その詳細な構造や作用の説明を省略する。
第二実施形態の冷却器付き放電抵抗装置40は、絶縁性の基板である絶縁層21,22と、絶縁層21の一方の面側21aに形成された第一の抵抗体23と、絶縁層22の一方の面側22aに形成された第二の抵抗体24と、絶縁層21,22の他方の面側21a,22bそれぞれ積層された、AlまたはAl合金からなる金属層25,26と、この金属層25,26に直接接合された共通の冷却器51とを有する。
本実施形態では、冷却器51の一部に、Cu又はCu合金を含む熱伝導体52,53が形成されている。このうち、熱伝導体52は、ブロック状のCu又はCu合金からなり、短時間放電抵抗体である第一の抵抗体23に重なる吸熱領域E1に形成されている。熱伝導体52は、冷却器51の吸熱領域E1に、上面を露呈させた状態で埋め込まれるように形成されている。熱伝導体52の厚さ5mm〜30mmとするとよい。本実施形態では、熱伝導体52は、厚さ10mmの無酸素銅により形成されている。そして、熱伝導体52と金属層25、および熱伝導体52と冷却器51とは、それぞれ固相拡散接合によって接合されている。
熱伝導体53は、薄板状のCu又はCu合金からなり、常用放電抵抗体である第二の抵抗体24に重なる放熱領域E2に形成されている。熱伝導体53の厚さ0.1mm〜3mmとするとよい。本実施形態では、熱伝導体53は、厚さ2mmの無酸素銅により形成されている。そして、熱伝導体53と金属層26、および熱伝導体53と冷却器51とは、固相拡散接合によって接合されている。
これら熱伝導体52と金属層25、熱伝導体52と冷却器51、熱伝導体53と金属層26、および熱伝導体53と冷却器51を固相拡散接合によって直接接合する際には、例えば、AlやAl合金からなる金属層25,26や冷却器41と、Cu又はCu合金からなる熱伝導体52,53とをそれぞれ表面処理し、500〜600℃程度で加熱しつつ圧力を加えることによって、これら各部材の接合面で固相拡散を行い、AlやAl合金とCuやCu合金との異種金属による固相拡散接合によって接合することができる。
第二実施形態の冷却器付き放電抵抗装置40によれば、短時間放電抵抗体である第一の抵抗体23に重なる吸熱領域E1に、Alよりも熱伝導性に優れたCuからなるブロック状の熱伝導体52を形成することによって、第一の抵抗体23で生じた急激な温度上昇による熱を、より一層速やか吸収でき、短時間放電抵抗体である第一の抵抗体23の冷却効率を一層高めることが可能になる。
また、常用放電抵抗体である第二の抵抗体24に重なる放熱領域E2にも、Alよりも熱伝導性に優れたCu又はCu合金からなる板状の熱伝導体53を形成することによって、第二の抵抗体24で生じた熱を効率的に冷却器51の放熱領域E2に伝搬させることができ、第二の抵抗体24の冷却効率も一層高めることが可能になる。
(第三実施形態)
第三実施形態の冷却器付き放電抵抗装置について、図3を参照して説明する。
図3は、本発明の第三実施形態の冷却器付き放電抵抗装置を示す断面図である。なお、第一実施形態の冷却器付き放電抵抗装置と同一構成の部材には同一の符号を付し、その詳細な構造や作用の説明を省略する。
第三実施形態の冷却器付き放電抵抗装置60は、絶縁性の基板である絶縁層21,22と、絶縁層21の一方の面側21aに形成された第一の抵抗体23と、絶縁層22の一方の面側22aに形成された第二の抵抗体24と、絶縁層21,22の他方の面側21a,22bそれぞれ積層された、AlまたはAl合金からなる金属層25,26と、この金属層25,26に直接接合された共通の冷却器71とを有する。
本実施形態では、冷却器71は、例えばA1050からなり、吸熱領域E1の内部に、Cu又はCu合金を含む熱伝導体72を埋め込み形成している。熱伝導体72は、例えば、ブロック状のCu又はCu合金からなる。こうした熱伝導体72を冷却器71の内部に埋め込み形成するために、冷却器71は、互いに分割可能な上部部材71Aと下部部材71Bとからなる。上部部材71Aは、平板状の部材であり、下部部材71Bの吸熱領域E1には、熱伝導体72を収容可能な凹部73が形成されている。
本実施形態の冷却器71では、下部部材71Bの凹部73に熱伝導体72を収容して固相拡散接合した上で、熱伝導体72を覆うように上部部材71Aと下部部材71Bとを、例えばネジ75によって締結して一体化させている。なお、上部部材71Aと下部部材71Bとの接触面には、熱伝導性のサーマルグリースを塗布して密着性を高めておくことが好ましい。
第三実施形態の冷却器付き放電抵抗装置60によれば、短時間放電抵抗体である第一の抵抗体23に重なる吸熱領域E1に、Alよりも熱伝導性に優れたCuからなるブロック状の熱伝導体72を埋め込むように形成することによって、第一の抵抗体23で生じた急激な温度上昇による熱を、より一層速やか吸収でき、短時間放電抵抗体である第一の抵抗体23の冷却効率を一層高めることが可能になる。
(第四実施形態)
第四実施形態の冷却器付き放電抵抗装置について、図4を参照して説明する。
図4は、本発明の第四実施形態の冷却器付き放電抵抗装置を冷却器側から見た時の模式図である。なお、第一実施形態の冷却器付き放電抵抗装置と同一構成の部材には同一の符号を付し、その詳細な構造や作用の説明を省略する。
第四実施形態の冷却器付き放電抵抗装置80は、冷却器91の放熱領域E2に重なる位置に常用放電抵抗体である第二の抵抗体24が形成され、また、吸熱領域E1に重なる位置に短時間放電抵抗体である第一の抵抗体23が形成されている。また、放熱領域E2は、更に第一の抵抗体23が形成された領域よりも外側に広がり、この部分に重ねて絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)93,93…が実装されている(第二放熱領域E3)。
そして、放熱領域E2および第二放熱領域E3には、冷媒として冷却水を流通させる流路92が形成されている。一方、吸熱領域E1は、熱容量を増大させるブロック状のAl合金からなり、流路92は形成されない。
第四実施形態の冷却器付き放電抵抗装置80によれば、常用放電抵抗体である第二の抵抗体24に重なる放熱領域E2や、IGBT93,93…に重なる第二放熱領域E3に、選択的に冷却水の流路92を形成し、短時間放電抵抗体である第一の抵抗体23に重なる吸熱領域E1を熱容量を増大させるブロック状に形成することによって、第一の抵抗体23、第二の抵抗体24、IGBT93のそれぞれの発熱特性に応じて、冷却器91を最適な形状に形成することで、冷却器付き放電抵抗装置80の小型化、軽量化を実現することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら各実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、追加、ないし変更を行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
以下、本実施形態の効果を検証した実験例を示す。
(実施例1、第一の実施形態に示す構造の冷却器付き放電抵抗装置に相当)
第一および第二の抵抗体(Ta−Si系薄膜抵抗体、10mm×5mm)をそれぞれ厚さ0.635mmのアルミナ基板上に形成したのち、Cuからなる電極を形成した。第一および第二の抵抗体が形成されたアルミナ基板を、それぞれ、Al−Si系ろう材、4N−Al金属層(10mm×5mm、厚さ2mm)、Al−Si系ろう材、A1050材の冷却器(50mm×20mm、厚さ15mm)の順に積層し、610℃で真空中で加熱してそれぞれ接合した。第一の抵抗体は吸熱領域E1に、第二の抵抗体は放熱領域E2に形成した。なお、放熱領域E2における、冷却器のフィン高さは12mm、フィン厚1mm、フィン間隔1.5mmとした。実施例1において、吸熱領域E1の体積は7500mm、放熱領域E2の天板部およびフィン部の体積は3900mm、吸熱領域E1の平均熱伝達係数は10W/(m・K)、放熱領域E2の天板部換算の平均熱伝達係数は100W/(m・K)、吸熱領域E1の表面積は1850mm、放熱領域E2の表面積は5750mmである。なお、実施例1における冷却器の占有容積(吸熱領域E1の体積+放熱領域E2の天板部およびフィン部の体積+放熱領域E2のフィンによって形成される空間の体積)は15000mmであった。
(実施例2、第二の実施形態に示す構造の冷却器付き放電抵抗装置に相当)
第一および第二の抵抗体(Ta−Si系薄膜抵抗体、10mm×5mm)をそれぞれ厚さ0.635mmのアルミナ基板上に形成したのち、Cuからなる電極を形成した。第一および第二の抵抗体が形成されたアルミナ基板の他方の面側に、Al−Si系ろう材を介し、4N−Al材(10mm×5mm、厚さ2mm)を積層し、640℃で真空中で加熱して接合した。そして、A1050からなる冷却器を彫り込み加工し、加工された部分を吸熱領域E1とし、20mm×15mm、厚さ10mmの無酸素銅を配置し、放熱領域E2には、20mm×15mm、厚さ2mmの無酸素銅を配置し、それらの上に、他方の面側に金属層が接合され第一および第二の抵抗体が形成されたアルミナ基板を、それぞれの位置に、530℃で真空中で加熱して固相拡散接合で接合した。
なお、放熱領域E2における、冷却器のフィン高さは12mm、フィン厚1mm、フィン間隔1.5mmとした。実施例2において、吸熱領域E1の体積は7500mm、放熱領域E2の天板部およびフィン部の体積は3900mm、吸熱領域E1の平均熱伝達係数は10W/(m・K)、放熱領域E2の天板部換算の平均熱伝達係数は100W/(m・K)、吸熱領域E1の表面積は1850mm、放熱領域E2の表面積は5750mmである。なお、実施例2における冷却器の占有容積(吸熱領域E1の体積+放熱領域E2の天板部およびフィン部の体積+放熱領域E2のフィンによって形成される空間の体積)は15000mmであった。
(比較例1)
実施例1で天板部厚さ10mm、フィン高さ12mmの冷却器を用いて製造した。なお、比較例1では、吸熱領域E1にもフィンが形成されている。
比較例1において、吸熱領域E1のフィンを含む体積は7400mm、放熱領域E2の天板部およびフィン部の体積も7400mm、吸熱領域E1の天板部換算の平均熱伝達係数は100W/(m・K)、放熱領域E2の平均熱伝達係数も100W/(m・K)、吸熱領域E1の表面積は6240mm、放熱領域E2の表面積も6240mmである。なお、比較例1における冷却器の占有容積(吸熱領域E1のフィンを含む体積+放熱領域E2の天板部およびフィン部の体積+吸熱領域E1及び放熱領域E2のフィンによって形成される空間の体積)は22000mmであった。
(比較例2)
天板厚さ3mm、フィン高さ12mmで、冷却器形状を75mm×20mmとした以外は実施例1と同様とした。なお、比較例2では、吸熱領域E1にもフィンが形成されている。
比較例2において、吸熱領域E1のフィンを含む体積は5850mm、放熱領域E2の天板部およびフィン部の体積も5850mm、吸熱領域E1の天板部の平均熱伝達係数は100W/(m・K)、放熱領域E2の天板部換算の平均熱伝達係数も100W/(m・K)、吸熱領域E1の表面積は8595mm、放熱領域E2の表面積も8595mmである。なお、比較例2における冷却器の占有容積(吸熱領域E1のフィンを含む体積+放熱領域E2の天板部およびフィン部の体積+放熱領域E2のフィンによって形成される空間の体積)は22500mmであった。
(比較例3)
第二の抵抗体を吸熱領域E1に、第一の抵抗体を放熱領域E2に形成した以外は、実施例1と同様に製造した。
(評価)
得られた冷却器付き放電抵抗装置を図5に示す放電パターンとなるように第一の抵抗体に電圧を印加した際の第一抵抗体の最高温度を熱電対で測定した。また、第二抵抗体には5Wで定常発熱させた場合の温度を熱電対で測定した。なお、表1には実施例1の占有容積を1とした場合の比率を記載した。
Figure 0006458699
実施例は第一抵抗体温度、第二抵抗体温度が95℃以下を満足しているが、比較例1及び比較例2は、冷却器全体の占有容積比が1.5倍であるのにもかかわらず、第一抵抗体の温度が95℃以下を満足していないことが分かる。また、第一の抵抗体を放熱領域E2に配置し、第二の抵抗体を吸熱領域E1に配置した比較例3では、第一の抵抗体および第二の抵抗体の温度が95℃以下を満足していない。
10 冷却器付き放電抵抗装置
21,22 絶縁層
23 第一の抵抗体
24 第二の抵抗体
25,26 金属層
31 冷却器
E2 放熱領域
E1 吸熱領域

Claims (6)

  1. セラミックスからなる絶縁層と、該絶縁層の一方の面側に並べて形成された第一の抵抗体および第二の抵抗体と、前記絶縁層の他方の面側に順に積層された金属層および冷却器とを有する冷却器付き放電抵抗装置であって、
    前記金属層および前記冷却器はAlまたはAl合金からなり、
    前記冷却器は、放熱領域と、該放熱領域よりも体積が大きく、かつ表面積の小さい吸熱領域とを有し、
    前記第一の抵抗体は、前記第二の抵抗体よりも印加された電圧を短時間で放電可能な放電抵抗体であり、
    前記第一の抵抗体は、前記吸熱領域と重なる位置に形成され、前記第二の抵抗体は、前記放熱領域と重なる位置に形成されていることを特徴とする冷却器付き放電抵抗装置。
  2. 前記絶縁層と前記金属層、および前記金属層と前記冷却器は、それぞれ直接接合されていることを特徴とする請求項1記載の冷却器付き放電抵抗装置。
  3. 前記冷却器の一部には、Cu又はCu合金を含む熱伝導体が更に形成され、前記冷却器と前記熱伝導体、および前記金属層と前記熱伝導体は、それぞれ固体拡散接合によって接合されていることを特徴とする請求項1または2記載の冷却器付き放電抵抗装置。
  4. 前記放熱領域には、冷媒を流通させる流路が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか一項記載の冷却器付き放電抵抗装置。
  5. 前記絶縁層と前記金属層とは、Al−Si系ろう材を用いて接合されていることを特徴とする請求項1ないし4いずれか一項記載の冷却器付き放電抵抗装置。
  6. 前記金属層は、厚みが0.6mm以上、2.5mm以下であることを特徴とする請求項1ないし5いずれか一項記載の冷却器付き放電抵抗装置。
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