JP6456198B2 - 車両用灯具における部品の位置決め構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用灯具の灯室内に収容された樹脂製の複数の部品の位置決め構造に関するものである。
例えば、車両の前部左右に配置されるヘッドランプには、ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成される灯室内に、機能が異なる灯具ユニットとしてハイビーム及びロービーム用ランプ、ターンシグナルランプ、ポジションランプ等を収容して成るコンビネーション型のものがある(例えば、特許文献1参照)。斯かるコンビネーション型のヘッドランプにおけるポジションランプの組付構造の一例を図7に示す。
即ち、図7はポジションランプ108の組付構造の従来例を示す部分縦断面図であり、同図において、113は紙面垂直方向に長い透明なインナレンズであり、このインナレンズ113は、前方(図7の左方)が開口するブラケット114の内部に収容されている。又、図7において、115はエクステンションであり、このエクステンション115とインナレンズ113及びブラケット114は、何れも樹脂によって成形された部品である。
斯かるポジションランプ108においては、インナレンズ113とブラケット114及びエクステンション115が正確に位置決めされた状態で組み付けられる必要がある。さもなければ、インナレンズ113とブラケット114及びエクステンション115の間の見切り部の隙間が一定でなく、ポジションランプ108の外観品質が低下する。
そこで、従来は図7に示すように、ブラケット114の下部に形成された係止爪114aをエクステンション115の内面に突設されたフック部115aに係止させる構造が採用されていた。
特開2014−127233号公報
しかしながら、図7に示す従来の組付構造にあっては、エクステンション115の金型による樹脂成形において、該エクステンション115には、その内面に突出するフック部115aが存在するため、スライド金型を用い、成形後にスライド金型を矢印方向(上方)にスライドさせる必要がある。このようにスライド金型を用いると金型構造が複雑化し、金型費が高くなって製品のコストアップを招くという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、スライド金型を用いることなく部品を成形しつつ、複数の部品を正確に位置決めすることができる車両用灯具における部品の位置決め構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成される灯室内に、互いに組み付けられた樹脂製の第1、第2及び第3部品を収容して成る車両用灯具における前記第1、第2及び第3部品の位置決め構造であって、
前記第1部品の上下に位置決めリブをそれぞれ突設し、
前記第2部品の上下に、前記第1部品の上側の位置決めリブを受ける平面状の受け部と下側の位置決めリブを受ける凹状の受け部をそれぞれ形成し、
前記第1部品の下側の位置決めリブを、前記第2部品の下側の受け部の段部と前記第3部品の端面によって前後方向から挟持し、
前記第2部品の下側の受け部の左右に突設された位置決めリブを前記第3部品の端部下面に当接させ、
前記第3部品の端部の左右に突設された位置決めリブを前記第2部品の下側の受け部に嵌め込んで、該位置決めリブによって前記第1部品の下側の位置決めリブを左右方向から挟持することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第1部品は、導光性を有するインナレンズ、前記第2部品は、前記インナレンズを収容するブラケット、前記第3部品は、エクステンションであることを特徴とする。
本発明によれば、第1部品は、これの上下に形成された位置決めリブが第2部品の上下の受け部によって受けられることによって、第2部品に対する上下方向の位置決めがなされる。又、第1部品の下側の位置決めリブが第2部品の下側の受け部の段部と第3部品の端面によって前後方向から挟持されるため、第1、第2及び第3部品が前後方向に位置決めされる。
又、第2部品の下側の受け部の左右に突設された位置決めリブが第3部品の端部下面に当接することによって、第2部品の第3部品に対する上下方向の位置決めがなされる。
更に、第3部品の端部の左右に突設された位置決めリブを第2部品の下側の受け部に嵌め込んで該位置決めリブによって第1部品の下側の位置決めリブを左右方向から挟持することによって、第1、第2及び第3部品の左右方向の位置決めがなされる。
以上のように、第1、第2及び第3部品の上下、左右及び前後方向の位置決めが正確になされるため、これらの部品間の見切り部の隙間が一体に保たれ、車両用灯具に高い外観品質が確保される。この場合、各部品にフック部等を設ける必要がないため、これらの部品の成形にスライド金型を用いる必要がなく、金型の複雑化によるコストアップを防ぐことができる。
本発明に係る車両用灯具(コンビネーションヘッドランプ)の斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図2のB部の斜視図である。 図3のC−C線断面図である。 図3のD−D線断面図である。 図3のE−E線断面図である。 ポジションランプの組付構造の従来例を示す部分縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具の一形態であるコンビネーションヘッドランプの斜視図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図2のB部の斜視図、図4は図3のC−C線断面図、図5は図3のD−D線断面図、図6は図3のE−E線断面図である。
図1に示すコンビネーションヘッドランプ1は、車両の前部右側に配置されるものであって、図2に示すハウジング2とその前面開口部を覆う透明なアウタレンズ3によって画成される灯室4内に、図1に示すように、中央部に配置された左右2連のロービーム用ランプ5と、その左側に配置されたハイビーム用ランプ6及び右側に配置されたターンシグナルランプ7と、下部に横方向に長く配置された細長いポジションランプ8を収容して構成されている。尚、左右のコンビネーションランプ1の基本構成は同じであるため、以下、一方(右側)のコンビネーションランプ1についてのみ図示及び説明する。
左右2連の前記ロービーム用ランプ5は、光源として不図示のLED(発光ダイオード)を使用するプロジェクタ型のランプであり、前記ハイビーム用ランプ6とターンシグナルランプ7は、それぞれバルブ(電球)9,10を光源とするものであって、各バルブ9,10から出射する光は、リフレクタ11,12によってそれぞれ車両前方へと反射される。
又、前記ポジションランプ8は、図2に示すように、横方向(図2の紙面垂直方向)に長い第1部品である四角棒状のインナレンズ13と、該インナレンズ13の長手方向(左右方向)一端(図1の左端)に対向配置された不図示のLEDを備えている。ここで、インナレンズ13は、導光性を有するポリカーボネイト等の透明樹脂によって成形されており、その背面には不図示のレンズカットが施されている。
ところで、ターンシグナルランプ7に設けられた樹脂製の前記リフレクタ12には、第2部品であるブラケット14が一体に形成されており、このブラケット14の内部には、前面が開口する溝状の収納凹部14Aが横方向(図2の紙面垂直方向)に沿って形成されており、この収納凹部14Aにインナレンズ13が位置決めされて収納保持されている。そして、灯室4内のロービーム用ランプ5と、ハイビーム用ランプ6と、ターンシグナルランプ7及びポジションランプ8の周囲は、樹脂によって枠状に成形された第3部品であるエクステンション15によって覆われている。
而して、ポジションランプ8において、インナレンズ13の長手方向一端(図1の左端)に対向配置された不図示のLEDが発光すると、その光は、インナレンズ13の長手方向一端から該インナレンズ13の内部に入射し、インナレンズ13の内部を全反射しながら長手方向他端(図1の右端)に進む過程で、インナレンズ13の背面に施されたレンズカットによって車両前方(図2の左方)へと反射・屈折してインナレンズ13の正面から出射する。このため、インナレンズ13の全体が均一に発光し、ポジションランプ8は、その本来の機能を果たす。
ここで、樹脂部品であるインナレンズ13とブラケット14及びエクステンション15の位置決め構造を図3〜図6に基づいて以下に説明する。
図3及び図4に示すように、インナレンズ13の上下には、複数の位置決めリブ13a,13b(図3及び図4には各1つのみ図示)が横方向に沿って適当な間隔で上方及び下方に向かってそれぞれ一体に突設されている。そして、ブラケット14の凹溝状の収納凹部14Aの所定の箇所(インナレンズ13の上下の位置決めリブ13a,13bに対応する箇所)には、インナレンズ13の上側の位置決めリブ13aを受ける平面状の受け部14aと、インナレンズ13の下側の位置決めリブ13bを受ける凹状の受け部14bが形成されている。従って、インナレンズ13は、図4に示すように、その上下の位置決めリブ13a,13bがブラケット14の上下の受け部14a,14bによってそれぞれ受けられることによって、ブラケット14に対して上下方向(図示H方向)の位置決めがなされる。
又、図3及び図5に示すように、ブラケット14の底部の下側の受け部14bの左右には、前方に向かって突出する位置決めリブ14cが一体に形成されており、これらの位置決めリブ14cは、エクステンション15の下部のくの字状に屈曲する折り返し部を構成する上壁15Aの下面に当接している。従って、ブラケット14は、エクステンション15に対して上下方向(図5のH方向)の位置決めがなされている。
そして、図4に示すように、インナレンズ13の下側の位置決めリブ13bは、ブラケット14の下側の受け部14bの段部14dとエクステンション15の上壁15Aの端面によって前後方向から挟持されている。従って、インナレンズ13とブラケット14及びエクステンション15は、前後方向(図4のT方向)に位置決めされている。
更に、エクステンション15の上壁15Aの所定箇所(インナレンズ13の下側の位置決めリブ13bとブラケット14の下側の受け部14bに対応する箇所には、図6に示すように、後方(図6の上方)に向かって突出する左右の位置決めリブ15aが形成されている。そして、エクステンション15の左右の位置決めリブ15aは、ブラケット14の下側の受け部14bに嵌合するととともに、インナレンズ13の下側の位置決めリブ13bを左右方向から挟持している。従って、インナレンズ13とブラケット14及びエクステンション15は、左右方向(図6のB方向)に互いに位置決めされている。
以上のように、本発明に係る位置決め構造によれば、インナレンズ13とブラケット14及びエクステンション15の上下、左右及び前後方向の位置決めが正確になされるため、これらのインナレンズ13とブラケット14及びエクステンション15の見切り部の隙間が一体に保たれ、ポジションランプ8、延いてはコンビネーションランプ1に高い外観品質が確保される。この場合、例えばエクステンション15に図7に示すフック部115a等を設ける必要がないため、エクステンション15の成形にスライド金型を用いる必要がなく、金型構造が単純化してエクステンション15の製造コストを低く抑えることができる。
尚、以上の実施の形態では、第1、第2及び第3部品がコンビネーションヘッドランプ1のインナレンズ13、ブラケット14、エクステンション15である場合におけるこれらの部品の位置決め構造について説明したが、本発明は、それ以外の任意の車両用灯具の樹脂部品の位置決め構造に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 コンビネーションヘッドランプ(車両用灯具)
2 ハウジング
3 アウタレンズ
4 灯室
5 ロービーム用ランプ
6 ハイビーム用ランプ
7 ターンシグナルランプ
8 ポジションランプ
9,10 バルブ
11,12 リフレクタ
13 インナレンズ(第1部品)
13a,13b インナレンズの位置決めリブ
14 ブラケット(第2部品)
14a,14b ブラケットの受け部
14c ブラケットの位置決めリブ
14d ブラケットの受け部の段部
15 エクステンション(第3部品)
15a エクステンションの位置決めリブ

Claims (2)

  1. ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成される灯室内に、互いに組み付けられた樹脂製の第1、第2及び第3部品を収容して成る車両用灯具における前記第1、第2及び第3部品の位置決め構造であって、
    前記第1部品の上下に位置決めリブをそれぞれ突設し、
    前記第2部品の上下に、前記第1部品の上側の位置決めリブを受ける平面状の受け部と下側の位置決めリブを受ける凹状の受け部をそれぞれ形成し、
    前記第1部品の下側の位置決めリブを、前記第2部品の下側の受け部の段部と前記第3部品の端面によって前後方向から挟持し、
    前記第2部品の下側の受け部の左右に突設された位置決めリブを前記第3部品の端部下面に当接させ、
    前記第3部品の端部の左右に突設された位置決めリブを前記第2部品の下側の受け部に嵌め込んで、該位置決めリブによって前記第1部品の下側の位置決めリブを左右方向から挟持することを特徴とする車両用灯具における部品の位置決め構造。
  2. 前記第1部品は、導光性を有するインナレンズ、前記第2部品は、前記インナレンズを収容するブラケット、前記第3部品は、エクステンションであることを特徴とする請求項1記載の車両用灯具における部品の位置決め構造。
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