JP6456172B2 - 陽極及びこれを用いたx線発生管、x線発生装置、x線撮影システム - Google Patents

陽極及びこれを用いたx線発生管、x線発生装置、x線撮影システム Download PDF

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Description

本発明は、医療機器、非破壊検査装置等に適用可能なX線撮影システム、該システムに用いられるX線発生装置と、該装置に用いられるX線発生管、特にその陽極に関する。
X線を用いた撮影システムにおいては、一般に、X線発生管においてフィラメント等のカソードから放出させた電子を、制御電極によってその軌道を制御した後、カソードに対して高電位に印加されたアノード(陽極)に向かって加速させる。加速させた電子は、アノードに設置されたターゲット層に衝突し、X線を発生させる。発生したX線は透過窓を通ってX線発生管の外部に放出され、被照射体に照射され、被照射体を透過したX線をX線検出器にて検出することにより、被照射体内部の撮影又は検査を行う。この時、ターゲット層に衝突した電子がターゲット層に滞留すると、所謂チャージアップ時の現象として知られる電子ビーム軌道の不安定化、X線発生管内の耐圧の低下を招くことがあり、安定したX線量の維持が困難となる場合がある。そのため、ターゲット層に衝突した電子を、予め設定された導電経路に流し込むことが一般には必要とされる。特許文献1には、電子の導電経路として、ターゲット層の支持基板が取り付けられた陽極部材とターゲット層とに電気的に接続された導電層が開示されている。
特開2013−51156号公報
X線発生管において電子がターゲット層に衝突してX線が発生する効率、所謂「X線発生効率」は1%程度であり、ターゲット層に投入されたエネルギーのほとんどは熱に変換され、X線発生中のターゲット層近傍は温度が上昇する。そして、X線発生管の駆動におけるX線の発生・非発生の制御は、ターゲット層への電子衝突の制御となるため、X線の発生・非発生を繰り返すことは、ターゲット層の温度上昇・下降が繰り返されることとなる。その結果、ターゲット層のみならず、ターゲット層の支持基板や陽極部材、ターゲット層と陽極部材とに接続された導電層が、温度上昇・下降を繰り返し、それぞれの材料の熱膨張率に従い膨張と収縮を行う。特許文献1に開示された構成では、薄膜である導電層の一端が、バルク状の構造部材である陽極部材とターゲット支持基板とに挟まれる構成となっている。係る構成においては、導電層と陽極部材、導電層とターゲット支持基板とが互いに接合されている。そのため、係る端部において、温度上昇・下降の繰り返しによって、導電層と他の部材との接合界面に応力集中と応力緩和が繰り返され、薄膜である導電層にクラックを発生させる恐れがある。導電層にクラックが生じると、導電層の導電性が低下し、陽極電位規定の不安定化やターゲット層への電子の滞留が生じ、安定したX線量の維持が困難になる恐れがあった。
本発明の課題は、X線発生管において、ターゲット層と陽極部材とを電気的に接続する導電層へのクラックの発生を防止して、安定したX線量を維持することができる陽極を提供することにある。さらには、該陽極を用いて、X線量の安定したX線発生管を構成し、信頼性の高いX線発生装置、X線撮影システムを提供することにある。
本発明の第1は、電子線の入射によりX線を発生するターゲット層と、前記ターゲット層を支持する支持基板と、前記支持基板を内側で保持する管状の陽極部材と、前記ターゲット層と前記陽極部材とを電気的に接続する接続電極層と、を備え、X線発生管に適用される陽極であって、
前記接続電極層は、前記支持基板と接合された第1の接合界面と、前記陽極部材と接合された第2の接合界面とを有し、
前記第1の接合界面と前記第2の接合界面とは、前記接続電極層に対して同じ側に位置していることを特徴とする。
本発明の第2は、上記本発明の第1の陽極と、
前記陽極が有する前記ターゲット層に向けて電子を放出する電子放出源を備えた陰極と、
前記陽極と前記陰極とを絶縁し、前記陽極と前記陰極と共に真空容器を構成する絶縁管と、を備えたことを特徴とするX線発生管を提供する。
本発明の第3は、上記本発明の第2のX線発生管と、
前記X線発生管の前記陰極と前記陽極との間に管電圧を印加する駆動回路と、を備えたことを特徴とするX線発生装置を提供する。
本発明の第4は、上記本発明の第3のX線発生装置と、
前記X線発生装置から放出され、被検体を透過したX線を検出するX線検出装置と、
前記X線発生装置と前記X線検出装置とを連携制御するシステム制御装置と、を備えたことを特徴とするX線撮影システムを提供する。
本発明によれば、X線駆動時の温度上昇・下降が繰り返されても、接続電極層と他の部材との界面に大きな応力が発生する構造がないため、接続電極層におけるクラックの発生によるX線量の変動が低減し、安定したX線量が得られる。
また、本発明において、ターゲット層を接続電極層で覆って電気的に接続することで、X線駆動時の温度上昇・下降の繰り返しによっても、ターゲット層へのクラックの発生及びターゲット層と支持基板との界面への微少な隙間の発生が低減される。よって、係るクラックや隙間の発生によるX線量の変動が低減し、安定したX線量が得られる。
本発明の陽極の一実施形態を示す模式図であり、(a)は電子線通路側から見た平面図、(b)は管軸方向の断面図であり、(a)中のA−A’断面図である。 図1(b)の拡大図であり、(a)は接続電極層と陽極部材との接続部の近傍を、(b)は接続電極層とターゲット層との接続部の近傍を、それぞれ示す部分拡大断面図である。 本発明に係る陽極部材の他の構造例を示す断面模式図である。 本発明に係る陽極部材の他の構造例を示す断面模式図である。 本発明のX線発生管の一実施形態の構成を模式的に示す管軸方向の断面図である。 本発明のX線発生装置の一実施形態の構成を模式的に示す図である。 本発明のX線撮影システムの一実施形態の構成を模式的に示す図である。 本発明の実施例のX線発生装置の評価システムの構成を模式的に示す図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。これらの実施形態に記載されている構成部材の寸法、材質、形状、その相対配置などは、本発明の範囲を限定するものではない。尚、本明細書で特に図示又は記載されない部分に関しては、当該技術分野の周知又は公知技術を適用する。尚、本発明において「管軸方向」及び「管径方向」とは、後述する絶縁管の管軸方向及び管径方向である。また、本発明において「接合」とは、拡散層を介して二つの層が外力を用いることなく固定されている状態を意味し、「接合界面」とは、互いに接合されている上記二つの層間の界面である。
<陽極>
本発明の陽極の構成を、実施形態を挙げて図1を用いて説明する。図1(a)は、本発明の陽極の一実施形態を電子線通路の側から見た平面図、図1(b)は、図1(a)のA−A’断面図であり、後述する絶縁管の管軸方向の管軸を含む断面図である。
図1に示すように、本発明の陽極6は、ターゲット層1とターゲット層1を支持する支持基板2とからなるターゲット5と、係るターゲット5を保持する管状の陽極部材3とを備えている。ターゲット層1は、陽極部材3の開口よりも、管径方向において内側に位置しているため、本発明においては、ターゲット層1と陽極部材3を電気的に接続する接続電極層4を備えている。ここで陽極部材3は、開孔の内面と支持基板2の周囲とにおいて接合され、ターゲット5を機械的に保持する機能、及び気密封止の機能を有している。
ターゲット5は、ターゲット層1において電子照射を受け、支持基板2のターゲット層1を支持する支持面とは反対側の面(X線放出面)からX線が取出されて動作する透過型ターゲットである。尚、管状の陽極部材3の管内のうち、ターゲット層1を臨む一方は電子線通路、他方はX線取出し通路である。
陽極部材3は、X線を遮蔽する導電性材料で形成される。具体的には、30kV乃至150kVで発生するX線を遮蔽しうるタンタル、モリブデン、タングステンが好ましく用いられる。
ターゲット層1は、電子線の照射によりX線を発生する部材であり、高い原子番号、高融点、高比重の金属元素を、ターゲット金属として有する。ターゲット金属は、原子番号42以上の金属元素から選択されるが、支持基板2との親和性の観点からは、炭化物の標準生成自由エネルギーが負を呈するタンタル、モリブデン、タングステンの群から選択することがより好ましい。また、ターゲット層1は、上記ターゲット金属の単一組成又は合金組成の純金属として形成されていても良いし、当該金属の炭化物、窒化物、酸窒化物等の金属化合物で形成されていても良い。ターゲット層1の層厚は、0.5μm以上15μm以下の範囲から選択される。ターゲット層1の層厚の下限と上限は、それぞれ、X線出力強度の確保、界面応力の低減の観点から定められ、2μm以上8μm以下の範囲とすることが、より好ましい。
支持基板2の外形は、図1(a)、(b)に示すように、ターゲット層1の支持面とその反対側のX線放出面とを有した平板形態とし、例えば、直方体状、ディスク状、円錐台形状が採用される。ディスク状の支持基板2の一方の面は、2mm以上10mm以下の幅、即ち直径を有することにより、必要な電子線焦点が形成可能なターゲット層1を設けることが可能となる。ディスク状の支持基板2の厚さは、0.2mm以上3mm以下とすることにより、面方向の熱伝達特性とX線の透過性とを得ることが可能となる。直方体状のダイヤモンド基板とする場合は、前述の直径の範囲を、直方体が有する面の短辺と長辺のそれぞれの長さに置き換えれば良い。また、本発明において、支持基板2は陽極部材3よりも線膨張係数が小さいことが好ましく、代表的な低線膨張係数材料であるダイヤモンド基板が好ましく用いられる。
陽極6において、支持基板2と陽極部材3は、ろう付けにより真空気密接合される。ろう付けにおいて使用されるろう材は、金、銀、銅、錫等を含有する合金であって、被接合部材に応じて合金組成を適宜選択することにより、支持基板2、陽極部材3等の異種材料間の接合性を担保することができる。支持基板2の材料として、ダイヤモンド、セラミックス等の非金属を用いる場合には、より強固に高気密なろう付けが行えるように、支持基板2の側面にメタライズ処理を行い、金属と中間層を持つ不図示のメタライズ層を形成するのが好ましい。メタライズ層を構成する材料としては、Tiを含む金属やMo−Mn等が好適に用いられる。尚、メタライズ層は本発明のX線発生管を構成する部材として必須のものではない。
支持基板2と陽極部材3とのろう付けは、ろう材を両者の隙間、或いは特別にろう材を配置する箇所を設けて充填する。好ましくは、支持基板2の側面に連続して環状にろう材を、配置する。支持基板2と陽極部材3の隙間は数μm乃至30μm程度となるべく狭くなるよう精密に加工を行い、充填するろう材の量も流動後にターゲット層1に流れ込まずに、かつ不足して気密を保てないことが無いように精密に調整する。その後、用いたろう材に適した温度でろう付けを行う。ろう材としてBAg−8(JIS規格)を用いた場合には、780℃乃至900℃でろう付けが可能であり、部材の酸化を防ぐために真空中、不活性ガス又は還元ガス雰囲気中でろう付けを行うのが好ましい。良好な真空気密性を確保するためには、狭い空間までろう材を浸透させる必要がある。このため、ろう材としては、流動性が高いもの、特に金属表面で流動性が高いものを用いることが好ましい。このようにして支持基板2の側面と陽極部材3とを気密性を持たせて接合する。尚、先述したターゲット層1はこの後の工程でスパッタ、或いは蒸着で形成しても構わない。
図1においては、陽極部材3の内側の開孔が、X線取出し通路が電子線通路より広くなっており、支持基板2の支持面に対向するように内側に突出した部位において、陽極部材3の突出部と支持基板2の支持面とが重なっている。係る領域は接合しても、しなくても良い。接合する場合には、係る領域にもろう材を付すか、或いは、上記した支持基板2の側面と陽極部材3との接合時のろう材を、支持基板2の支持面側にオーバーフローさせることで接合することができる。
更に陽極6において、ターゲット層1に衝突する電子を滞留させないための導電路として接続電極層4が形成される。接続電極層4の材料としては、ターゲット層1や支持基板2、陽極部材3よりもヤング率の小さい材料を用いることがクラック防止の上で好ましい。好ましい組み合わせとしては、ターゲット層1及び陽極部材3がタングステン、タンタル、モリブデンのいずれかであり、支持基板2がダイヤモンド、接続電極層4がアルミニウム、チタン、銅である。また、上記ターゲット層1及び陽極部材3、支持基板2に対して、接続電極層4として銀粒子をベースとする耐熱接着剤であるアレムコ社製のパイロダクト597A(融点927℃)等の導電性を有する無機接着材料等が好ましく使用される。この材料の形成方法は、例えばマイクロディスペンサー法が選択可能である。また、接続電極層4の膜厚としては数μmから10μm程度あればよい。以上の手段により、ターゲット層1の一部、及び陽極部材3の一部を被覆した上で導電路を確保した本発明の陽極6が形成可能である。
図2は、図1(b)の部分拡大断面図であり、(a)は接続電極層4と陽極部材3との接続部の近傍を、(b)は接続電極層4とターゲット層1との接続部の近傍を示す。本発明の陽極6は、ターゲット5を陽極部材3の管内に取り付けた後に、ターゲット層1と陽極部材3とを電気的に接続する接続電極層4が成膜される。接続電極層4の成膜時には、ターゲット層1及び陽極部材3のそれぞれと確実に電気的に接続するように、ターゲット層1及び陽極部材3を部分的に被覆するように接続電極層4のパターンが形成される。その結果、陽極部材3との接合側においては、接続電極層4の端部が陽極部材3の内側側面に乗り上げるように該側面を部分的に被覆する。
本発明においては、図2(a)に示すように、接続電極層4が、支持基板2と接合された第1の接合界面と、陽極部材3と接合された第2の接合界面とが、接続電極層4に対して同じ側に位置している。尚、第1の接合界面とは、図1(b)において、符号41から43に至る界面であり、第2の接合界面とは、図1(b)、図2(a)において、符号41から42に至る界面である。つまり、接続電極層4の端部が支持基板2と陽極部材3とに挟まれていない。換言すれば、接続電極層4の、支持基板2に支持された面とは反対側の面が、陽極部材3と接合されておらず、陽極部材3は、該面と対向する面を備えていない。即ち、陽極部材3は、支持基板2の支持面側に突出する部位を有していない。
また、上記第2の接合界面は、接続電極層4の厚さ方向の中央に位置する仮想中間面31を跨がず、該仮想中間面31に対して同じ側で第1の接合界面と第2の接合界面とが連なっているということもできる。図1(b)、図2(a)においては、符号41で示される位置が、第1の接合界面と第2の接合界面とが連なる位置である。尚、ここで仮想中間面31は、接続電極層4の厚さ方向の中央を繋いで形成される仮想面であり、陽極部材3との接合領域においては、接続電極層4の露出表面と陽極部材3との最短距離の中央を繋いで形成される仮想面である。
また、図1には、陽極部材3として、内側の電子線通路が円筒形である形態を示したが、本発明においては、図3に示すように、ターゲット層1から電子線入射側の開口に向かって開口領域が漸増する形態であってもよい。
さらに、図1、図3には、ターゲット5の前後において、電子線通路よりもX線取出し通路の方が開口領域が広く、陽極部材3が支持基板2の支持面と部分的に重なっている形態を示したが、本発明においては、係る形態に限定されない。例えば、図4に示すように、陽極部材3の内側の通路の開口領域がターゲット5の前後で均一であってもよい。
またさらに、図1,図3においては、接続電極層4はターゲット層1と陽極部材3とを一部において電気的に接続しているが、本発明においては、支持基板2の支持面を全て覆って、陽極部材3に環状に接続されていてもよい。
また、本発明において、接続電極層4の成膜工程よりも前に支持基板2上にターゲット層1を形成しておくことで、ターゲット層1の端部を接続電極層4が被覆する形態となる。即ち、接続電極層4がターゲット層1と接合された第3の接合界面が、接続電極層4に対して前記第1及び第2の接合界面と同じ側にある構成である。尚、第3の接合界面とは、図1(b)、図2(b)において、符号43から44に至る界面である。このように、接続電極層4がターゲット層1と支持基板2との間に挟まれない構造とすることによって、X線駆動時の温度上昇・下降の繰り返しによって、各部材の熱膨張・収縮が繰り返されても、各部材間の界面に発生する応力が小さくなる。その結果、ターゲット層1にクラックが発生したり、ターゲット層1と支持基板2との間に微少な隙間が発生したりする恐れが低減され、X線放出が安定する。
尚、上記した第1乃至第3の接合界面において、第1乃至第3とは、成膜工程上の順序、積層順序を制限する意図で用いるものでは無い。
<X線発生管>
図5に、本発明のX線発生管の一実施形態の構成を模式的に示す。図5は、後述する絶縁管15の管軸方向の該管軸を含む断面模式図である。尚、図5及び後述する図6乃至図8においては、便宜上、接続電極層4を省略する。本発明のX線発生管102は、図1にも例示した本発明の陽極6を備え、さらに、ターゲット層1に向けて電子を放出する電子放出源8を備えた陰極7と、陽極6と陰極7とを絶縁し、これらと共に真空容器を構成する絶縁管15とを備えている。
陰極7は、電子放出部9と導入端子10からなる電子放出源8と陰極部材11からなる。電子放出部9としては、例えばタングステンフィラメント、含浸型カソードのような熱陰極や、カーボンナノチューブ等の冷陰極を用いることができる。電子放出源8は、電子線束12のビーム径及び電子電流密度、オン・オフタイミング等の制御を目的として、不図示のグリッド電極、静電レンズ電極を備えることが可能である。
X線発生管102は、陰極電位に規定される陰極7と、陽極電位に規定される陽極6との間の電気的絶縁を図る目的において、胴部に絶縁管15を備えている。絶縁管15は、ガラス材料やセラミックス材料等の絶縁性材料で構成される。絶縁管15は、図6のように、電子放出部9とターゲット層1との間隔を規定する機能を有する形態としてもよい。
絶縁管15と陰極7と陽極6とは、真空度を維持するための気密性と耐大気圧性を有する堅牢性とを備える部材から構成されることが好ましい。陰極7及び陽極6は、絶縁管15の対向する両端にそれぞれ接合材を介して接合されることにより、真空容器の一部を構成している。陽極6は陽極部材3の外周に設けられたフランジ部の外周縁を絶縁管15に接合して、陰極7は陰極部材11の外周縁を絶縁管15に接合して、それぞれ取り付けられる。同様にして、支持基板2は、ターゲット層1で発生したX線束13をX線発生管102の外に取り出す透過窓の役割を担うとともに、真空容器の一部を構成している。また陰極部材11は、真空容器の構成部材であるために、絶縁管15と線膨張係数が近い金属材料が選択される。
X線発生管102の内部空間は、電子線束12の平均自由行程を確保することを目的として、真空となっている。X線発生管102の内部の真空度は、1×10-4Pa以下であることが好ましく、電子放出源8の寿命の観点からは、1×10-6Pa以下であることがより一層好ましい。係る真空度の達成のためには、予め不図示の排気管及び真空ポンプを用いて真空排気した後、かかる排気管を封止する手段が適用可能である。また、X線発生管102の内部空間に真空度の維持を目的として、不図示のゲッターを配置しても良い。
X線発生管102は、電子放出源8が備える電子放出部9から放出された電子線束12をターゲット層1に照射することによりX線を発生させるように構成されている。このため、ターゲット層1と電子放出部9は互いに対向して配置されている。電子線束12に含まれる電子は、陽極6と陰極7とに挟まれたX線発生管102の内部空間に形成された加速電界により、ターゲット層1でX線を発生させる為に必要な入射エネルギーまで加速される。
また、X線発生管102において、ターゲット層1で発生したX線は、必要に応じてターゲット5の前方に配置されるコリメータ(不図示)により放出角が制限され、X線束13に成形される。ここでは、陽極部材3を、ターゲット5の前方側において開口を残して延長された部分を有する形態とすることでコリメータとしても機能させることができる。
<X線発生装置>
図6は、本発明のX線発生装置101の一実施形態である。X線発生装置101は、X線透過窓17を有する収納容器18の内部に、X線発生管102、及び、X線発生管102を駆動するための駆動回路19を有している。係る駆動回路19により、陰極7及び陽極6の間に管電圧が印加され、ターゲット層1と電子放出部9との間に電界が形成される。ここでターゲット層1の層厚と金属種とに対応して、管電圧Vaを適宜設定することにより、撮影に必要な線種を選択することができる。
X線発生管102及び駆動回路19を収納する収納容器18は、容器としての十分な強度を有し、且つ放熱性に優れたものが望ましく、その構成材料として、例えば真鍮、鉄、ステンレス等の金属材料が用いられる。
収納容器18内の内部のX線発生管102と駆動回路19以外の余空間には、絶縁性液体21が充填されている。絶縁性液体21は、電気絶縁性を有する液体で、収納容器18の内部の電気的絶縁性を維持する役割と、X線発生管102の冷却媒体としての役割とを有する。絶縁性液体21としては、鉱油、シリコーン油、パーフロオロ系オイル等の電気絶縁油を用いるのが好ましい。
<X線撮影システム>
次に、図7を用いて、本発明のX線撮影システムの構成例について説明する。
システム制御装置202は、X線発生装置101とX線検出装置206とを連携制御する。駆動回路19は、システム制御装置202による制御の下に、X線発生管102に各種の制御信号を出力する。本実施形態においては、駆動回路19は収納容器18の内部にX線発生管102と共に収納されているが、収納容器18の外部に配置しても良い。駆動回路19が出力する制御信号により、X線発生装置101から放出されるX線束13の放出状態が制御される。
X線発生装置101から放出されたX線束13は、可動絞りを備えた不図示のコリメータユニットによりその照射範囲を調整されてX線発生装置101の外部に放出され、被検体204を透過して検出装置206で検出される。検出装置206は、検出したX線を画像信号に変換して信号処理部205に出力する。
信号処理部205は、システム制御装置202による制御の下に、画像信号に所定の信号処理を施し、処理された画像信号をシステム制御装置202に出力する。システム制御装置202は、処理された画像信号に基づいて、表示装置203に画像を表示させるための表示信号を表示装置203に出力する。表示装置203は、表示信号に基づく画像を、被検体204の撮影画像としてスクリーンに表示する。
本発明のX線撮影システムは、工業製品の非破壊検査や人体や動物の病理診断に用いることができる。
(実施例1)
本実施例では、図1に示した陽極6を用いたX線発生管を作製し、更にこのX線発生管を備えるX線発生装置を作製した。
先ず支持基板2として直径5mm、厚さ2mmの人工ダイヤモンドである住友電気工業株式会社製のスミクリスタルを用い、支持基板2側面をTi含有ペーストでメタライズ処理し不図示のメタライズ層を形成した。次に、支持基板2の片面の中央部直径3mmの範囲に対して厚さ6μmのタングステンからなるターゲット層1をスパッタ法によって形成した。係る形成においては、キャリアガスとしてアルゴンガスを、スパッタターゲットとしてタングステンの焼結体を用いた。更に、ターゲット層1が形成された係る支持基板2をタングステン製の陽極部材3の内側に入れ、東洋理研株式会社製のろう材BA−108を用い、真空雰囲気中で840℃の高温ろう付けを行い、不図示のろう付け部を形成し真空気密封止した。最後に接続電極層4としてパイロダクト597−Aを用いてターゲット層1と陽極部材3を電気的に接続して陽極6とした。係る接続においては、マイクロディスペンサーを使って接続電極層4の一端がターゲット層1の端部を、他端が陽極部材3の一部を、それぞれ被覆するように接続電極層4を形成した。
以上の様に形成した陽極6を用いたX線発生管102の静耐圧を試験したところ、連続10分間、管電圧150kVを無放電で維持することができた。静耐圧試験は、本実施例においては、X線発生管102の電子放出源8から電子線束を発生させずに、陽極6と陰極7間に管電圧を印加し放電耐圧を評価するものである。
次に、陰極7と陽極6に対して管電圧を出力する管電圧出力部を有する駆動回路19をX線発生管102に接続し、さらに、収納容器18の内部に収納して、図6に示すX線発生装置101を作製した。
係るX線発生装置101の耐放電性能と陽極電流の安定性を評価するために、図8に示す評価系を準備した。評価系は、X線発生装置101のX線放出窓17の1m前方の位置に線量計201が配置されている。線量計201は、測定制御装置208を介して駆動回路19に接続されることにより、X線発生装置101の放射出力強度を測定可能となっている。本実施例のX線発生装置101に対する駆動条件は、X線発生管102の管電圧を+110kVとし、ターゲット層1に照射される電子線の電流密度を20mA/mm2、電子照射期間3秒と非照射期間57秒とを交互に繰り返すパルス駆動とした。作製したX線発生装置101について、安定性を評価したところパルスを5000回印加してもX線の出力変動は2%以内に収まっており安定した駆動を行うことが出来た。
更に、本実施例のX線発生装置101を用いてX線撮影システムを作製したところ、放電が抑制され、陽極電流の変動が低減されていることから、撮影毎の撮影品質にバラツキが無く、SN比が高いX線撮影画像を取得することができた。
尚、駆動評価終了後に陽極6を分解してターゲット5を観察したところ、接続電極4及びターゲット層1にクラックの発生がなく、ターゲット層1と支持基板2の間の隙間も無く、ターゲット5を形成した際の形態を保っていることを確認した。
(実施例2)
陽極部材3として、図3に示した電子線通路が電子放出部に向かって広がっている形態のものを用いた以外は、実施例1と同様にしてX線発生管、さらにはX線発生装置を作製し、評価を行った。本実施例に用いた陽極6は、陽極部材3の電子線通路が、外側に向かっていることから、陽極部材3と接続電極層4の接触面積が大きくなり、導通の信頼性が向上する。本実施例においても静耐圧も問題無く、安定した駆動が可能であり、撮影毎の撮影品質にバラツキも無いSN比が高いX線撮影画像を取得することができた。
また、駆動評価終了後に陽極6を分解してターゲット5を観察したところ、接続電極4及びターゲット層1にクラックの発生がなく、ターゲット層1と支持基板2の間の隙間も無く、ターゲット5を形成した際の形態を保っていることを確認した。
1:ターゲット層、2:支持基板、3:陽極部材、4:接続電極層、6:陽極、7:陰極、15:絶縁管、19:駆動回路、101:X線発生装置、102:X線発生管、202:システム制御装置、204:被検体、206:X線検出装置

Claims (18)

  1. 電子線の入射によりX線を発生するターゲット層と、前記ターゲット層を支持する支持基板と、前記支持基板を内側で保持する管状の陽極部材と、前記ターゲット層と前記陽極部材とを電気的に接続する接続電極層と、を備え、X線発生管に適用される陽極であって、
    前記接続電極層は、前記支持基板と接合された第1の接合界面と、前記陽極部材と接合された第2の接合界面とを有し、
    前記第1の接合界面と前記第2の接合界面とは、前記接続電極層に対して同じ側に位置していることを特徴とする陽極。
  2. 前記接続電極層の前記支持基板に支持された面とは反対側の面は、前記陽極部材とは接合されていないことを特徴とする請求項1に記載の陽極。
  3. 前記陽極部材は、前記接続電極層の前記第1の接合界面とは反対側の面に対向する面を持たないことを特徴とする請求項2に記載の陽極。
  4. 前記接続電極層に沿い前記接続電極層の厚さ方向の中央に位置する仮想中間面に対して、前記第2の接合界面は前記第1の接合界面と同じ側に位置していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の陽極。
  5. 前記第2の接合界面は記仮想中間面跨がず前記第1の接合界面と連なっていることを特徴とする請求項に記載の陽極。
  6. 前記接続電極層は、前記陽極部材、前記支持基板、前記ターゲット層のいずれよりもヤング率がいことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の陽極。
  7. 前記支持基板は、前記陽極部材より線膨張係数がいことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の陽極。
  8. 前記支持基板は、ダイヤモンド基板であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の陽極。
  9. 前記陽極部材は、タングステン、タンタル、モリブデンの少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の陽極。
  10. 前記ターゲット層は、タングステン、タンタル、モリブデンの少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の陽極。
  11. 前記支持基板は、環状の接合材を介して前記陽極部材に接合されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の陽極。
  12. 前記接続電極層はその端部において、前記陽極部材を環状に被覆していることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の陽極。
  13. 前記ターゲット層は、前記陽極部材の開口よりも、管径方向において内側に位置していることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の陽極。
  14. 前記接続電極層は、前記ターゲット層と接合された第3の接合界面を有し、
    前記第3の接合界面と前記第1の接合界面とは、前記接続電極層に対して同じ側に位置していることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の陽極。
  15. 前記支持基板が前記ターゲット層で発生したX線を透過する透過型ターゲットである請求項1乃至14のいずれか1項に記載の陽極。
  16. 請求項1乃至15のいずれか1項に記載の陽極と、
    前記陽極が有する前記ターゲット層に向けて電子を放出する電子放出源を備えた陰極と、
    前記陽極と前記陰極とを絶縁し、前記陽極と前記陰極と共に真空容器を構成する絶縁管と、を備えたことを特徴とするX線発生管。
  17. 請求項16に記載のX線発生管と、
    前記X線発生管の前記陰極と前記陽極との間に管電圧を印加する駆動回路と、を備えたことを特徴とするX線発生装置。
  18. 請求項17に記載のX線発生装置と、
    前記X線発生装置から放出され、被検体を透過したX線を検出するX線検出装置と、
    前記X線発生装置と前記X線検出装置とを連携制御するシステム制御装置と、を備えたことを特徴とするX線撮影システム。
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