JP6455555B2 - 圧延機 - Google Patents

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本発明は、圧延中にロールチョックを拘束し、通板方向にロールチョックが変位することを防止することのできる圧延機に関する。
鋼板等の被圧延材を圧延する際には、圧延機が用いられる。圧延機は、被圧延材を圧延する上下一対のワークロールと、ワークロールを支持する上下一対の補助ロールとを有する。また、ロールを6本備えた6Hi型の圧延機では、ワークロールと補助ロールとの間に、上下一対の中間ロールが設けられる。
圧延機の各種ロールは、それぞれの軸線方向の両端に取り付けられるロールチョックを介して、操作側(op側)及び駆動側(dr側)に配置した左右のハウジングに据え付けられる。この際、ロールの交換作業を容易にするために、ロールチョックとハウジングとの間にクリアランスが設けられる。
しかし、上記クリアランスをそのままにした状態で圧延を行うと、圧延時にロールに加わる力によってロールチョックの位置がずれる、いわゆるガタを生じることになる。具体的には、ワークロールと中間ロールとのロールクロスが大きく変化して被圧延材の通板性が悪化し、被圧延材の尾端部が蛇行して板絞りが発生することがある。
そこで、特許文献1のように、ロールチョックとハウジングとの間に発生するクリアランスを一方向に埋めるために、ワークロール及び中間ロールを水平方向にオフセットして配置し、圧延荷重の一部を水平方向に作用させてワークロールの水平パス方向の位置を安定させる圧延技術が知られている。
また、特許文献2のように、ロールチョックとハウジングとの間に発生するクリアランスを一方向に埋めるために、ロールチョックとハウジングとの間にガタ吸収装置を配置し、ガタを吸収しながら被圧延材を圧延する技術が知られている。
特開昭61−140307号公報 特開2007−152352号公報
圧延機においては、ロールの組替えのためにロール組替装置が設けられることがある。ロール組替装置は、圧延機における少なくともいずれか一つのロールチョックとハウジングとの間のクリアランスに設けられる上下に変位可能な部材であり、ロールの組替作業を容易にするために、ロール組替装置とロールチョックとの間には搬送方向に間隙が設けられる。このような間隙が存在することで、通板時においてロール組替装置とロールチョックとが繰り返し衝突することになり、ロール組替装置が磨耗してしまうことになる。ロール組替装置に接するロールチョックにおける磨耗の問題を軽減するために、上述した特許文献1及び2に記載された技術の適用が試みられているが、以下の理由により現実的には難しい。
特許文献1に開示された方法では、ハウジング側のライナの取付状態や磨耗状態、ロールシフト等の圧延条件によってハウジングとロールチョックとの接触位置が変化し、ロールクロスや駆動側(op側)と操作側(dr側)とのロールの開度差などが引き起こされ、被圧延材の板絞りが引き起こされるという問題がある。
特許文献2に開示された方法では、ガタ吸収装置のシリンダーの長さが、ピストンのヘッド部の径に対して短く、圧延時にロールチョックにかかる荷重にガタ吸収装置が耐えられず、ピストンとシリンダーとのシール部分が損傷を起こし、油漏れを引き起こしてしまう問題がある。
また、特許文献2に開示された方法では、ガタ吸収装置がロールチョックの入側に設けられている(特許文献2の図2)。このような配置では、圧延時において6Hi型圧延機の中間ロールのロールチョックに定常的にかかる出側から入側に向かう荷重とは反対の方向(入側から出側の方向)へと、ガタ吸収装置がロールチョックを押圧する必要があり、ガタ吸収装置が劣化・故障しやすいという問題もある。
上記のように、従来の技術では、ロールチョックに通板方向への押圧力を加えるシリンダー型の装置を圧延機のロール組替装置とロールチョックとの間のクリアランス解消のために用いることは、実際には難しいという問題がある。そこで、現実には、ロール組替装置又はロールチョックにスペーサー用の板を噛ませて、クリアランスの解消を図っている。
しかし、板を噛ませる方法では、クリアランスを完全になくすことはできず、圧延時のロールチョックには僅かにガタが生じる。これにより、圧延を長期間行っている間にロール組替装置やロールチョックが徐々に磨耗し、よりガタを生じやすい状態となってしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みて完成されたものであり、特にロール組替装置に接するロールチョックを圧延中に拘束することのできる圧延機を提供することを課題とする。
本発明の手段は、次の通りである。
[1]被圧延材を挟んで上下に配置される上下一対のワークロールと、前記ワークロールにそれぞれ接する上下一対の中間ロールと、前記中間ロールにそれぞれ接する上下一対の補助ロールと、前記ワークロール、前記中間ロール、及び前記補助ロールの両端をそれぞれ回転自在に支持する左右一対のロールチョックと、前記ロールチョックが取り付けられるハウジングと、を有する圧延機において、少なくともいずれかの前記左右一対のロールチョックと、前記ハウジングの内壁との間には、間隙を設けて被圧延材の通板方向の入側と出側とにロール組替装置が配置され、前記出側のロール組替装置と、ロールチョックの出側側面との間には、出側から入側の方向にロールチョックを押圧するチョック拘束装置が設けられる圧延機。
[2]前記ロール組替装置は、下側の中間ロールの両端に設けられた左右一対のロールチョックと、ハウジングの内壁との間に設けられる前記[1]に記載の圧延機。
[3]前記チョック拘束装置は、油圧シリンダー式の装置であり、シリンダーの長さがピストンのヘッド径に対して0.27倍以上である前記[1]又は[2]に記載の圧延機。[4]前記チョック拘束装置は、圧延機が被圧延材を噛み込んだ際に、ロール組替装置が配置されるロールチョックにかかる入側方向から出側方向への荷重よりも大きな力で、出側から入側に向かってロールチョックを押圧可能である前記[1]から[3]までのいずれか一つに記載の圧延機。
本発明により、圧延時においてロール組替装置を配したロールチョックにガタが生じることを確実に解消し、圧延時におけるロールチョックやロール組替装置の磨耗を抑えることができる。
図1は、本発明に係る圧延機の説明図である。 図2は、図1のE−E矢視断面図である。 図3は、本発明に係る圧延機の下側を拡大した説明図である。 図4は、本発明で用いられるチョック拘束装置の、概略説明図である。 図5は、本発明で用いられるチョック拘束装置のピストンの一例を説明する詳細図である。
以下、本発明に係る圧延機について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る圧延機の一例である6段式(6Hi)の圧延機を通板方向から見た正面図(図2のD−D矢視図)であり、図2は図1のE−E矢視断面図であり、図3は図2における下側の拡大図である。
図1に示すように、6段式の圧延機11は、上側及び下側にそれぞれ設けられた一対のワークロール1、2と、これらワークロール1、2にそれぞれ接する一対の中間ロール3、4と、これら中間ロール3、4にそれぞれ接する補助ロール5、6を備える。図1に示すように、これらロールの軸線方向の一端の操作側(op側)にハウジングAが配置され、他端の駆動側(dr側)にハウジングBが配置される。
図1に示すように、op側のハウジングAには、上側のワークロール1の一端を回転自在に支持するワークロールチョック1Aと、下側のワークロール2の一端を回転自在に支持するワークロールチョック2Aと、上側の中間ロール3の一端を回転自在に支持する中間ロールチョック3Aと、下側の中間ロール4の一端を回転自在に支持する中間ロールチョック4Aと、上側の補助ロール5の一端を回転自在に支持する補助ロールチョック5Aと、下側の補助ロール6の一端を回転自在に支持する補助ロールチョック6Aとが配置されている。
図1には符号を付していないが、dr側のハウジングBにも、op側と同様に各ロールの他端にはロールチョックが設けられている。
図2では、ハウジングAの内側の断面図を示す。ハウジングAの上半分には、ワークロールチョック1A、中間ロールチョック3A,及び補助ロールチョック5Aが、下から順に配置される。ワークロールチョック1AとハウジングAの内壁面との間、及び中間ロールチョック3AとハウジングAの内壁面との間には、それぞれクリアランスが設けられる。これらのクリアランスをなくし、ワークロールチョック1A及び中間ロールチョック3Aの通板方向の位置を固定するように、ブロック部材21及び23が設けられる。これにより、圧延の際、上ワークロール1、中間ロール3、及び補助ロール5については、通板方向の位置ズレ(ガタ)が生じることを防止することができる。尚、ブロック部材21及び23は、上下方向にロールチョックを押圧可能であるが、通板方向には変位しない構造部材である。
圧延機11の下半分では、ワークロールチョック2A、中間ロールチョック4A、及び補助ロールチョック6Aも同様に上から順に配置される。ワークロールチョック2A及び補助ロールチョック6Aと、ハウジングAの内壁との間にはクリアランスが設けられていないものの、中間ロールチョック4AとハウジングAの内壁との間にはクリアランスが設けられている。このクリアランスに、ロール組替装置24が設けられる。
ロール組替装置24は、上述したブロック部材とは異なり、下側の中間ロールチョック4Aを完全に固定するわけではなく、ロール組替装置24と中間ロールチョック4Aとの間には間隙が設けられる。この間隙は、ロールの交換作業を容易に行えるようにするために設けられている。具体的に、ロールを組み替える際には、まずワークロール1及び2を抜き出した後、上側の中間ロール3及び補助ロール5をスペーサー等で支えつつ、ロール組替装置24をシリンダー等によって上昇させる。これにより、下側の中間ロールチョック4Aの下側において搬送方向に突出した部分と、ロール組替装置24の下側において搬送方向に突出した部分とが引っかかりを生じ、中間ロール4が上方へと引き出される。次いで、上方へと引き出された中間ロールは、通板材の幅方向(紙面の手前方向)に引き抜かれる。このように、下側の中間ロール4を取り出す際には、ロール組替装置24を上方へと引き上げ、次いで中間ロール4を幅方向に引き抜くことが必要であり、これらの移動を行うためにロール組替装置24と中間ロールチョック4Aとの間に間隙を設けておく必要がある。
図3には、図2の下側の拡大図を示す。本発明の圧延機では、前述のロール組替装置24と中間ロールチョック4Aとの間における間隙をなくすように、中間ロールチョック4Aの出側の側面と出側のロール組替装置24との間に、チョック拘束装置7が設けられる。チョック拘束装置7は、中間ロールチョック4Aを出側から入側の方向へと押圧することで、中間ロールチョック4Aの通板方向位置を固定し、通板時に中間ロールチョック4Aにガタが生じることを防止することができる。
チョック拘束装置7としては、シリンダー型の押圧装置を用いることができ、より具体的には油圧シリンダー型の押圧装置を用いることができる。具体例を図4に示す。チョック拘束装置7は、筒状のシリンダー7A、シリンダー7Aの内側で往復動をするピストン7B、及びピストン7Bを駆動させるための油圧室7Cを備える。油圧室7Cにおける油圧を調節することにより、ピストン7Bのヘッド面(図の上面)による中間ロールチョック4Aの出側側面に対する押圧力が調節される。また、押圧力を増減することができるように、ピストン7Bのヘッド側(図の上側)とテール側(図の下側)とにそれぞれ別の油圧室7Cを設けることが好ましい。
チョック拘束装置7において、シリンダー7Aの軸線方向長さ(図4の符号L)を、ピストン7Bのヘッド径(図3の符号R)に対して0.27倍以上、つまりL/Rを0.27以上とすることによって、本発明の効果を発揮しうる。L/Rが0.27未満であると、被圧延材の噛み込み時に発生する衝撃荷重に耐えられず、シリンダー7Aの内壁面とピストン7Bとの間におけるシールが損傷し、油漏れ等の問題が引き起こされる可能性がある。また、より確実に油漏れを防止するためには、L/Rを0.5以上とすることが好ましく、最適値としては1.2を挙げることができる。尚、L/Rを大きくしすぎると、ロール組替装置24の内側においてチョック拘束装置7を装入するための穴をその分深く設ける必要があり、ロール組替装置24の強度が低下してしまう。ロール組替装置24の強度を十分に保つという観点から、L/Rを1.5以下とすることが好ましい。
前述したピストン7Bのヘッド径とは、ヘッドの平面形状が円形である場合にはその直径の長さを採用し、ヘッドの平面形状が多角形状である場合にはその最長の対角線の長さを採用し、ヘッドの平面形状が楕円形状である場合にはその長径の長さを採用すればよい。
また図示は省略しているが、op側のハウジングにも同様のチョック拘束装置を設けることによって、中間ロールチョック4Aの搬送方向位置が固定される。
尚、本発明において、圧延機11には、チョック拘束装置7をop側とdr側とでそれぞれ一箇所ずつ設けることが好ましい。このようにop側とdr側の両端にわたり、ロールチョックを均一に押圧することで、本発明で意図するガタ発生をより効果的に防止することができる。より具体的には、op側とdr側とのそれぞれにおいて、中間ロールチョック4Aの出側のみにチョック拘束装置7を設けることが好ましい。これにより、op側又はdr側の複数箇所にチョック拘束装置7を設ける例に比べて、装置の設置コストやメンテナンスコストを抑えることができる。また、チョック拘束装置7を設けないその他のロールチョックについては、図2の上側の補助ロールチョック5Aのようにロールチョックとハウジングとの間にクリアランスを設けない態様とするか、図2の上側の中間ロールチョック3Aのようにロールチョックとハウジングとの間に生じるクリアランスを、ブロック部材によって埋める態様とすればよい。
上述したように、本発明ではチョック拘束装置7を中間ロールチョック4Aの通板方向の出側に設ける。これにより、チョック拘束装置におけるピストン等の寿命を長くすることができる。具体的に、被圧延材を噛み込む際に、6Hi型の圧延機の中間ロールにおけるロールチョックには入側から出側へと向かう力が瞬間的に加わるが、その後の定常的な通板時にはロールチョックには出側から入側へと向かう力が継続して加わる。本発明のように出側にチョック拘束装置7を設けてロールチョック4Aを出側から入側に向けて押圧するようにすると、噛み込み時には一時的に強力な負荷がチョック拘束装置7にかかることになるが、その後の圧延継続時には、チョック拘束装置7による押圧方向と、圧延によってロールチョック4Aにかかる力の方向とが同じとなるので、チョック拘束装置7にかかる負荷は小さくて済む。このように、噛み込み時における一時的な負荷に耐えてさえしまえば、その後の圧延継続時に継続的にかかる負荷を小さく抑えることができるので、チョック拘束装置7の装置寿命を長くすることができる。
なお、ロール組替装置24が配置されるロールチョックにかかる入側から出側方向に作用する荷重は、19tonであるため、本発明では出側から入側に向かってロールチョックを押圧する際は、前記の荷重(19ton)より大きな荷重とする必要がある。本発明におけるチョック拘束装置7の油圧シリンダー式装置を適用することにより、28ton以上の荷重で出側から入側に向かってロールチョックを押圧することができる。
また、シリンダー7A内のピストン7B部分にて、圧延中の荷重(スラスト力)が作用する場合があり(図5を参照)、ピストン7B部分にて破損する場合があるが、ピストンの破損を防止するために、ピストン7B部分に発生する応力集中を抑えるためには、形状の最適化を図ることでピストン7Bの耐久性を向上しうる。具体例を図5に示す。図5は、図4に示すピストン7Bの一例を説明する詳細図である。ピストン7Bは、先端プレート7B−1、ロッド7B−2、ピストン部7B−3を備える。なお、図4では、図5に示す構成を一体としてピストン7Bと称している。上記したピストン7B部分に発生する応力集中を抑えるためには、ピストン7Bの形状に対し、(1)ロッド7B−2径を太くすること、(2)ロッド7B−2と先端プレート7B−1を一体化(一体部品化)すること、あるいは(3)先端プレート7B−1とロッド7B−2のコーナーRを大きくすること、などにより最適化することが挙げられる。ここで、コーナーRを大きくするとは、例えば従来は2mm以下であったが、本発明では4mm以上10mm以下の範囲で適宜選択される大きさにすることをいう。
尚、中間ロールと補助ロール、及びワークロールと中間ロールとの間は、所定のオフセット量をもって配置させることができる。例えば、図3に示すように、下側の中間ロール4は下側の補助ロール6に対して、δ1のオフセット量をもって入側に配置されている。また、下側のワークロール2は下側の中間ロール4に対して、(δ1+δ2)のオフセット量をもって出側に配置されている。尚、図3には図示していないが、上側の補助ロール5も上側の中間ロール3に対してδ1のオフセット量をもって入側に配置され、上側のワークロール1も上側の中間ロール3に対して(δ1+δ2)のオフセット量をもって出側に配置されていてもよい。これらのオフセット量は、適宜変更することができる。
本発明によって、ロール組替装置が設けられたロールチョックにおける圧延時のガタの発生を確実に抑えることができ、ワークロールと中間ロールとの間のロールクロスの変動を抑えて被圧延材の板絞りを低減し、形状に優れた製品を製造することが可能となる。また、従来のようにロール組替装置とロールチョックとの間隙にスペーサー用の板を噛ませる態様と比較して、ロール組替装置及びロールチョックの磨耗を確実に抑えることができる。さらに、ロールチョックの出側にチョック拘束装置を設けることによって、チョック拘束装置の耐久性を向上させることができる。
1、2 ワークロール
1A、2A ワークロールチョック
3、4 中間ロール
3A、4A 中間ロールチョック
5、6 補助ロール
5A、6A 補助ロールチョック
7 チョック拘束装置
7A シリンダー
7B ピストン
7B−1 先端プレート
7B−2 ロッド
7B−3 ピストン部

Claims (3)

  1. 被圧延材を挟んで上下に配置される上下一対のワークロールと、前記ワークロールにそれぞれ接する上下一対の中間ロールと、前記中間ロールにそれぞれ接する上下一対の補助ロールと、前記ワークロール、前記中間ロール、及び前記補助ロールの両端をそれぞれ回転自在に支持する左右一対のロールチョックと、前記ロールチョックが取り付けられるハウジングと、を有する圧延機において、
    下側の前記中間ロールの両端に設けられた左右一対のロールチョックと、前記ハウジングの内壁との間には、間隙を設けて被圧延材の通板方向の入側と出側とにロール組替装置が配置され、
    前記出側のロール組替装置と、前記中間ロールチョックの出側側面との間には、出側から入側の方向にロールチョックを押圧するチョック拘束装置が設けられる圧延機。
  2. 前記チョック拘束装置は、油圧シリンダー式の装置であり、シリンダーの長さがピストンのヘッド径に対して0.27倍以上1.5倍以下である請求項に記載の圧延機。
  3. 前記チョック拘束装置は、圧延機が被圧延材を噛み込んだ際に、ロール組替装置が配置されるロールチョックにかかる入側方向から出側方向への荷重よりも大きな力で、出側から入側に向かってロールチョックを押圧可能である請求項1または2に記載の圧延機。
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