JP6455133B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に関連する車両情報を表示する車両用表示装置に関するものである。
従来の車両用表示装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の車両用表示装置には、表示領域内に指針表示部と液晶表示部とが設けられている。指針表示部は、複数設けられており、それぞれ指針の回動によって、車速、エンジン回転数、燃料残量、およびエンジン水温等をアナログ表示するものとなっている。また、液晶表示部は、液晶パネルに形成される画像によって、走行距離、平均燃費、シフト位置、およびウォーニング等をデジタル表示するものとなっている。
特開2012−58027号公報
しかしながら、従来の車両用表示装置では、指針表示部、および液晶表示部は、それぞれの表示内容を単独で表示しているに過ぎず、個別の表示印象となっている。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、複数の表示部において、関連性を持たせた表示演出を可能とする車両用表示装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
本発明では、互いに異なる車両情報を表示する2つの表示部(140、150)が、並ぶように配置された車両用表示装置であって、
2つの表示部(140、150)における表示内容のうち、一方の表示内容が時間経過と共に変化するように表示され、一方の表示内容の変化の途上で、他方の表示内容が変化するように表示される演出モードを備え
一方の表示内容の変化は、一方の表示内容を構成する構成要素が、2つの表示部(140、150)のうち、一方の表示部(140)の表示領域内で、順番に非表示とされていく動きであり、
他方の表示内容の変化は、非表示とされていく構成要素に対応する類似情報が、他方の表示部(150)の表示領域内で表示される動きであり、
2つの表示部(140、150)は、指針表示される指針表示部(140)と、デジタル表示される液晶表示部(150)とを含み、
構成要素は、指針表示部(140)に設けられた目盛部(142)であり、
類似情報は、液晶表示部(150)に表示される目盛のイメージ画像(151l)であることを特徴としている。
本発明では、一方の表示部(150)における表示内容の変化の途上で、他方の表示部(140)の表示内容が変化する演出モードの実行が可能となる。よって、2つの表示部(140、150)は、互いに異なる車両情報を単独で表示するだけではなくて、互いに関連し合った表示の演出が可能となる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態におけるコンビネーションメータを示す正面図である(通常走行モード表示)。 図1におけるII−II部を示す断面図である。 図1におけるIII−III部を示す断面図である。 指針表示部における表示板および仕切り壁を示す正面図である。 閃光画像を示す正面図である。 爆発直前画像を示す正面図である。 爆発画像を示す正面図である。 爆発画像、破片画像、および目盛部を示す正面図である。 破片画像に伴って目盛部が順に発光していく状態を示す正面図である。 更に、破片画像に伴って目盛部が順に発光していく状態を示す正面図である。 消滅画像、および全体が発光した目盛部を示す正面図である。 ECO走行モードにおける表示部の表示状態を示す正面図である。 エネルギー回生時における回生エネルギー画像、およびECO‐回生表示部を示す正面図である。 イグニッションスイッチオフ前の表示部の表示状態を示す正面図である。 数字部および目盛部が消灯しながら、目盛画像151lが表示される状態を示す正面図である。 更に、数字部および目盛部が消灯しながら、目盛画像151lが表示される正面図である。 すべての表示がオフとされた状態を示す正面図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について、図1〜図17を用いて説明する。第1実施形態の車両用表示装置は、コンビネーションメータ100に適用したものであり、車両のユーザ(視認者)に対して、車両に関連する各種車両情報を表示する装置となっている。各種車両情報は、多岐にわたっており、例えば、車両の走行モード等に応じて、表示内容が都度切替えられるようになっている。コンビネーションメータ(以下、メータ)100は、車両のインストルメントパネルにおいて、ステアリングと対向する位置に設けられている。
メータ100は、図1〜図4に示すように、ケース110、基板120、表示板130、指針表示部140、液晶表示部150、透明カバー部160、制御部170等を備えている。
ケース110は、例えば、全体形状が有底筒状(図2、図3)を成すと共に、ユーザ側から見た正面形状が横方向に延びる長円形を成す樹脂製の容器となっている。ケース110は、メータ100の本体部を形成している。ケース110の底に対応する部位が底部111となっており、また、ケース110の外周に対応する部分が外周壁112となっている。
基板120は、例えば、ガラスエポキシ基板等から成り、メータ100の電気回路部を形成している。基板120は、ケース110に対応する長円形を成して、ケース110の底部111側に配置されて、外周壁112に固定されている。基板120には、後述するモータ144、光源148a〜148f、仕切り壁149a〜149e、および制御部170等が設けられている。
表示板130は、例えば、透明なポリカーボネートあるいはアクリル等の透光性材から形成された長円形の薄い板部材であり、ケース110において基板120よりもユーザ側に配置されて、外周壁112に固定されている。表示板130のユーザとは反対側(以下、反ユーザ側)の面において、後述する数字部141、目盛部142、文字部145、ECO回生表示部146、および目盛部146aを除く部位には、遮光性の印刷塗装(例えば黒色塗装)が施されている。そして、表示板130のユーザ側の面には、後述する指針表示部140、および液晶表示部150等が形成されている。表示板130の指針表示部140に対応する中心部には、指針143(軸部143a)用の円形の開口部131が形成され、液晶表示部150に対応する領域には、四角形の開口部132が形成されている。
指針表示部140は、指針を用いて車両情報を表示(指針表示)する表示部であり、各種車両情報(複数の車両情報)を切替え表示可能となっている。具体的には、指針表示部140は、各種車両情報のうち、例えば、エンジンの回転速度を表示する部位となっており、円形状を成して表示板130の左側に配置されている。また、指針表示部140は、エンジンの回転速度に加えて、例えば、ECO運転情報、あるいはエネルギー回生情報を切替え表示可能となっている。
指針表示部140は、数字部141、目盛部142、指針143、モータ144、文字部145、ECO回生表示部146、加飾部147、光源148a〜148f、および仕切り壁149a〜149e等を備えている。
数字部141、および目盛部142は、表示板130に形成されて、エンジンの回転速度を表示するための数字、および目盛となっており、円形の指針表示部140領域の外周側で周方向に並ぶように形成されている。数字部141は、指針表示部140の左下側から時計回転方向に、その表示値が順に大きくなるように(0〜8)配置されている。目盛部142は、数字部141の外側に配置されている。数字部141、および目盛部142は、表示板130における、遮光性の印刷塗装(例えば黒色塗装)が施されない部位として形成されている。
数字部141、および目盛部142が形成される部位の表示板130の反ユーザ側の面には、光の拡散効果を有するインク印刷(例えば、白色のインク印刷)が施されている。数字部141、および目盛部142は、後述する光源148a、148bからの光がユーザ側へ透過することにより発光するようになっている。数字部141、および目盛部142は、光源148a、148bの点灯、消灯の切替えによって、それぞれ独立して発光あるいは非発光とすることが可能となっている。
指針143は、指針表示部140において、回動することでエンジン回転速度値を指し示す針となっている。指針143は、透光性材(例えば、透明なポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂等)から形成されている。
指針143は、軸部143a、針部143b、およびキャップ部143cを有している。軸部143a、および針部143bは、一体的に形成されている。軸部143aは、表示板130の表側から基板120側に延びる棒状の部材であり、表示板130の開口部131を貫通するように配置されている。針部143bは、軸部143aのユーザ側となる先端部から表示板130の面に沿って目盛部142側に延びる棒状の部材となっている。キャップ部143cは、偏平な円筒状を成して、軸部143aのユーザ側先端部、および針部143bの付け根部を覆うように設けられている。
針部143bは、後述する光源148cによって、発光するようになっている。針部143bは、光源148cの点灯、消灯の切替えによって、発光あるいは非発光とすることが可能となっている。
モータ144は、指針143を回動させる指針用の駆動部であり、指針表示部140に対応する基板120の反ユーザ側の面に配置されている。モータ144は、例えば、パルス電力に同期して動作する同期電動機としてのステッパモータが使用されている。モータ144は、後述する制御部170によって回転制御されるようになっている。
モータ144のシャフト144aは、指針143の軸部143a側に延びて、軸部143aと接続されている。よって、モータ144によって軸部143aが回転されると、針部143bは、表示板130上(指針表示部140上)で回動するようになっている。
文字部145、およびECO回生表示部146(図4)は、ECO運転状態、あるいはエネルギー回生状態を示す文字、および同心上に複数重なる輪(目盛)であり、表示板130における、遮光性の印刷塗装(例えば黒色塗装)が施されない部位として形成されている。ECO回生表示部146には、中心側から外側に水平方向に延びる目盛部146aが形成されている。
文字部145、ECO回生表示部146、および目盛部146aが形成される部位の表示板130の反ユーザ側の面には、光の拡散効果を有するインク印刷(例えば、白色のインク印刷)が施されている。文字部145、ECO回生表示部146、および目盛部146aは、後述する光源148d〜148fからの光がユーザ側へ透過することにより発光するようになっている。ECO回生表示部146の複数の輪は、複数の光源148eによって、発光範囲が切替えられるようになっている。
加飾部147は、筒状、あるいはリング状を成して、表示板130においてユーザ側の面で、指針表示部140(目盛部142)の外周部に配置、固定されている。加飾部147は、ユーザに対して、指針表示部140の外周側の見栄えを向上させるための部材となっている。加飾部147は、樹脂材から成り、例えば、表面に金属色(銀色)の塗装が施されている。
光源148a〜148fは、上記の数字部141、目盛部142、針部143b、文字部145、ECO回生表示部146、および目盛部146aを照明する(発光させる)ものであり、基板120のユーザ側の面に設けられている。光源148a〜148fは、例えば、発光ダイオード(LED)が使用されている。各光源148a〜148fは、後述する制御部170によって、点灯、消灯が制御されるようになっている。
光源148aは、数字部141を照明する光源であり、例えば、白色LEDが使用されている。光源148bは、目盛部142を照明する光源であり、例えば、白色LEDが使用されている。光源148a、148bは、基板120において、数字部141、および目盛部142の配置領域に対応して、それぞれ周方向に複数、設けられている。光源148cは、針部143bを照明する光源であり、例えば、白色LEDが使用されている。
また、光源148dは、文字部145を照明する光源であり、例えば、白色LEDが使用されている。光源148dは、基板120において、文字部145の位置に対応するように設けられている。
また、光源148eは、ECO回生表示部146を照明する光源であり、例えば、青色、および緑色LEDが使用されている。光源148eは、基板120において、ECO回生表示部146の位置に対応するように、更に、複数の輪のそれぞれに対応するように複数、設けられている。光源148eは、ECO運転状態が良好な程、あるいはエネルギー回生状態が良好な程、複数の輪の中心側から外側に向けて、照明領域が青色から緑色に拡がって点灯するようになっている。
また、光源148fは、目盛部146aを照明する光源であり、例えば、白色LEDが使用されている。光源148fは、基板120において、目盛部146aの位置に対応するように設けられている。
仕切り壁149a〜149eは、表示板130における数字部141、目盛部142、文字部145、ECO回生表示部146、および目盛部146aのそれぞれの配置領域を囲むように、基板120のユーザ側の面から、表示板130の反ユーザ側の面に延びる壁となっている。
仕切り壁149aは、数字部141の領域と目盛部142の領域とを仕切る壁となっている。仕切り壁149bは、数字部141とECO回生表示部146とを仕切る壁となっている。仕切り壁149cは、文字部145を仕切る壁となっている。仕切り壁149dは、ECO回生表示部146における複数の輪をそれぞれ仕切る壁となっている。仕切り壁149eは、目盛部146aを仕切る壁となっている。各仕切り壁149a〜149eによって、各領域に対応するそれぞれの光源148a〜148fからの光が、他の領域に影響を及ぼさないようになっている。
液晶表示部150は、デジタル画像によって各種車両情報を表示(デジタル表示)する表示部であり、各種車両情報(複数の車両情報)を切替え表示可能となっている。液晶表示部150で表示される車両情報は、上記の指針表示部140で表示される車両情報とは異なる情報となっている。液晶表示部150は、液晶パネル151、およびバックライト等を備えている。
液晶パネル151は、例えば、マトリックス状に配列された複数の画素を有するドットマトリクス型の透過型液晶パネルが使用されている。液晶パネル151は、表示板130の開口部132から表示面が視認されるように配置されている。液晶パネル151は、後述する制御部170からの制御信号によって各画素が駆動されることで、各種車両情報(車両情報の画像)を切替え表示するようになっている。
液晶パネル151によって、形成される車両情報の画像は、例えば、通常走行モードでは、図1に示すような、車速画像151a、シフトポジション画像151b、充電量画像151c、燃料残量画像151d、走行距離画像151e等となっている。
また、後述するように(図6〜図17)、各種走行モードに応じて、液晶パネル151には、閃光画像151f、爆発直前画像151g、爆発画像151h、破片画像151i、消滅画像151j、回生エネルギー画像151k、および目盛画像151l等が形成されるようになっている。
尚、バックライトは、液晶パネル151の反ユーザ側に配置され、液晶パネル151を背面側から透過照明するようになっている。バックライトは、発光ダイオードおよび拡散板を有しており、液晶パネル151をムラなく照明するようになっている。バックライトから放出される光によって、液晶パネル151に形成される各種車両情報の画像151a〜151lが発光表示されるようになっている。
透明カバー部160は、各表示部140、150からユーザへの光を透過させる長円形の薄板状部材であり、表示板130よりもユーザ側に位置して、ケース110の開口端に固定されている。透明カバー部160は、例えば、透明なガラス材、あるいは透明な樹脂材等から形成されている。
制御部170は、車両に設けられた各種センサ等から各種車両信号を取得し、指針表示部140、および液晶表示部150を制御することにより、取得した車両信号に対応する車両情報を指針表示部140、および液晶表示部150に表示させるようになっている。制御部170は、各種の演算処理を行うプロセッサ、当該演算処理に用いられるプログラム、車両に関する情報等が格納されたフラッシュメモリ、および演算の作業領域として機能するRAM等によって構成されている。
加えて、制御部170は、モータ144の回転を制御するための駆動回路、光源148a〜148fの発光を制御するレギュレータ回路を有している。また、制御部170は、液晶パネル151の各画素を制御するための駆動回路、バックライトの発光を制御するためのレギュレータ回路を有している。
本メータ100の構成は、上記のようになっており、以下、メータ100の作動について図1、図5〜図17を用いて説明する。
制御部170は、基本的には、車両の各種センサから得られる各種車両信号に基づいて、車両の作動状態、および走行モードごとに各表示部140、150の表示状態を切替え制御する。
1.通常走行の表示
通常走行時においては、図1に示すように、制御部170によって、光源148a、148b、148cが点灯されて、指針表示部140においては、数字部141、目盛部142、および針部143bが発光(白色発光)される。そして、制御部170は、車両センサから得られるエンジンの回転速度信号に応じて、モータ144を作動させて、針部143bを回動させる。数字部141、および目盛部142に対する針部143bの回動位置に応じて、エンジン回転速度が指し示される。
また、液晶表示部150においては、各種センサから得られる各種車両信号から、制御部170によって、車速値、シフトポジション、充電量、燃料残量、走行距離が演算される。そして、制御部170によって、液晶パネル151に、車両情報としての各種画像151a〜151eが形成され、表示される。
2.表示演出モードの実行
本メータ100においては、車両の作動状態、あるいは走行モードに応じて以下の表示演出モードの実行を可能といている。表示演出モードは、各表示部140、150における表示内容のうち、一方の表示内容が時間経過と共に変化するように表示され、この一方の表示内容の変化に対応するように、他方の表示内容が変化するように表示されるものである。表示演出モードは、本発明の演出モードに対応する。
具体的な表示演出モードとしては、例えば、イグニッションスイッチがオンされたときのオープニング表示演出モード、減速時のエネルギーを回生する回生エネルギー表示演出モード、イグニッションスイッチがオフされたときのエンディング表示演出モード等がある。
2−1.オープニング表示演出モード
オープニング表示演出モードは、一方の表示内容を構成する構成要素が、一方の表示部の表示領域内で、他方の表示部側に向けて移動すると共に、この移動に対応して他方の表示内容が順次形成されていくものとなっている。
具体的には、イグニッションスイッチがオンされると、図5に示すように、指針表示部140においては、光源148a〜148cは、まだ消灯された状態になっており、数字部141、目盛部142、および針部143bは発光されない(非発光)状態となっている。そして、まず、制御部170によって、液晶表示部150にビッグバンの閃光をイメージした閃光画像151fが形成される。ビッグバンは、本発明の所定物に対応する。
次に、図6に示すように、制御部170によって、閃光画像151fは、ビッグバンの爆発直前をイメージする爆発直前画像151gに変化される(切替えられる)。更に、図7に示すように、爆発直前画像151gは、爆発画像151hに変化される。
次に、図8に示すように、制御部170によって、爆発画像151hには、爆発による破片をイメージする破片画像151iが追加されて、周りに飛び散っていく様が表示される。破片画像151iは、本発明の表示内容を構成する構成要素に対応する。このとき、破片画像151iは、細長の形状を呈するものとなっており、その一部は、液晶表示部150の表示領域内において、指針表示部140側に向けて飛んで行く(移動する)ように表示される。
そして、指針表示部140においては、制御部170によって、複数の光源148bのうち、目盛部142の最大側に位置する光源148bから順に点灯される。この点灯により、あたかも破片画像151iを素にして、目盛部142が最大側から最小側に向けて順に形成されるように発光されていく。
その後、図9に示すように、爆発が最大に至るイメージとなって、制御部170によって、破片画像151iの量が増加される。加えて、目盛部142の発光領域が最小側に向けて増加されていく。更に、図10に示すように、爆発状態、および破片画像151iの量が落ち着いたイメージに変化されつつ、目盛部142の発光領域が更に増最小側に向けて増加されていく。
最終的には、図11に示すように、爆発は終焉を迎えたイメージとなって、制御部170によって、爆発が消滅する消滅画像151jに変化され、目盛部142は、最大側から最小側までの全体が発光される状態となって完成される。尚、本オープニング表示演出モードは、開始時点から数秒程度で完了する演出モードとなっている。
その後、指針表示部140においては、制御部170によって、光源148a、148cが点灯され、数字部141、および針部143bが発光される。更に、液晶表示部150においては、「Welcome」表示がなされ、図1で説明した各種画像151a〜151eが表示される。
2−2.回生エネルギー表示演出モード
回生エネルギー表示演出モードは、車両の動力回生時に液晶表示部150に回生エネルギーの発生イメージ画像を表示して、これに対応して、指針表示部140において、回生状態表示部が順に発光されていくものとなっている。
具体的には、まず、通常走行モードにおいて、ユーザによる運転状態がECO運転状態にあると判定されると、図12に示すように、制御部170によって、指針表示部140において、光源148a、148b、148cが消灯され、光源148d、148e、148fが点灯される。よって、文字部145、および目盛部146aが白色で、ECO回生表示部146が青色で発光される。ECO回生表示部146は、ECO運転状態が良好な程、複数の輪の中心側から外側に向けて、青色が緑色に代えられて、緑色の点灯領域が拡がって発光される。
そして、本車両においては、ユーザがブレーキを踏んで車両を減速させると、減速時のエネルギーが回生されるようになっている。この場合、図13に示すように、液晶表示部150において、制御部170によって、基調色が緑色に変化され、更に、回生エネルギーの発生をイメージする回生エネルギー画像151kが形成される。回生エネルギー画像151kは、液晶表示部150の右側から左側へ移動する、つまり液晶表示部150側から指針表示部140側へ向かうような多数の線状画像となっている。回生エネルギー画像151kは、本発明の回生エネルギーの発生イメージ画像に対応する。
この回生エネルギー画像151kに対応して、指針表示部140においては、制御部170によって光源148eの点灯切替えが成される。そして、あたかも回生エネルギーが液晶表示部150から指針表示部140に吸収されるかのように、ECO回生表示部146は、複数の輪の中心側から外側に向けて、青色が緑色に代えられて、緑色の点灯領域が拡がって発光される。ECO回生表示部146は、本発明の回生状態表示部に対応する。
2−3.エンディング表示演出モード
エンディング表示演出モードは、一方の表示内容を構成する構成要素が、一方の表示部の表示領域内で、順番に非表示とされていくと共に、非表示とされていく構成要素に対応する類似情報が、他方の表示部の表示領域内で表示されるものとなっている。
具体的には、停車された後、イグニッションスイッチがオフされると、図14に示すように、制御部170によって、針部143bが、一旦、所定のエンジン回転速度値(例えば、3000rpm)を指し示すように回動される。
そして、図15に示すように、指針表示部140においては、制御部170によって、複数の光源148a、148bが、数字部141、目盛部142の最少側から順に消灯されて、数字部141、目盛部142が最小側から最大側に向けて順に非発光状態(非表示)となっていく。また、針部143bは、エンジン回転速度が低下する側(例えば、1500rpm)に回動される。数字部141、および目盛部142は、本発明の表示内容を構成する構成要素に対応する。
このとき、数字部141、目盛部142の非発光に対応して、液晶表示部150においては、非発光とされた目盛部142に対応するような目盛画像151lが、液晶パネル151の表示領域内で浮遊するかのように表示される。目盛画像151lは、本発明の類似情報に対応する。
更に、図16に示すように、数字部141、目盛部142の最大側に向かう非発光が続いていく。また、針部143bは、エンジン回転速度が低下する側(例えば、1000rpm)に回動される。そして、上記と同様に、非発光とされた目盛部142に対応するような目盛画像151lが、液晶パネル151の表示領域内で浮遊するかのように表示される。
そして、図17に示すように、指針表示部140においては、制御部170によって、光源148a、148b、148cは、すべて消灯され、数字部141、目盛部142は完全に非発光とされ、針部143bも非発光とされる。また、液晶表示部150においては、画像の形成がすべて停止され、無表示となる。
以上のように、本実施形態では、メータ100は、互いに異なる各種車両情報を表示する2つの表示部140、150が、並ぶように配置されている。そして、このメータ100は、2つの表示部140、150における表示内容のうち、一方の表示内容が時間経過と共に変化するように表示され、一方の表示内容の変化に対応するように、他方の表示内容が変化するように表示される演出モードを備えている。
表示演出モードとしては、例えば、オープニング表示演出モード、回生エネルギー表示演出モードおよびエンディング表示演出モード等を採用している。
これにより、一方の表示部における表示内容の変化に対応するように他方の表示部の表示内容が変化する演出モードの実行が可能となる。よって、2つの表示部140、150は、互いに異なる各種車両情報を単独で表示するだけではなくて、互いに関連し合った表示の演出が可能となる。
(その他の実施形態)
上記第1実施形態では、表示演出モードとして、オープニング表示演出モード、回生エネルギー表示演出モードおよびエンディング表示演出モード等としたが、これに限定されるものではない。例えば、通常走行モードに対して、走りを重視するスポーツ走行モードを表示するものにおいて、液晶表示部150に、走行パワーをイメージさせ、指針表示部140に向けて移動するようなパワー画像を形成して、このパワー画像に応じて、数字部141、あるいは目盛部142等の色が変わるといったように、車両における種々の作動状態、走行モード等に応じた車両情報の組み合わせを形成して織り込むことが可能である。
100 コンビネーションメータ(車両用表示装置)
140 指針表示部(表示部)
142 目盛部
146 ECO回生表示部
150 液晶表示部(表示部)
151i 破片画像
151k 回生エネルギー画像(回生エネルギーの発生イメージ画像)
151l 目盛画像(目盛のイメージ画像)

Claims (1)

  1. 互いに異なる車両情報を表示する2つの表示部(140、150)が、並ぶように配置された車両用表示装置であって、
    2つの前記表示部(140、150)における表示内容のうち、一方の表示内容が時間経過と共に変化するように表示され、前記一方の表示内容の変化の途上で、他方の表示内容が変化するように表示される演出モードを備え
    前記一方の表示内容の変化は、前記一方の表示内容を構成する構成要素が、2つの前記表示部(140、150)のうち、一方の表示部(140)の表示領域内で、順番に非表示とされていく動きであり、
    前記他方の表示内容の変化は、前記非表示とされていく前記構成要素に対応する類似情報が、他方の表示部(150)の表示領域内で表示される動きであり、
    2つの前記表示部(140、150)は、指針表示される指針表示部(140)と、デジタル表示される液晶表示部(150)とを含み、
    前記構成要素は、前記指針表示部(140)に設けられた目盛部(142)であり、
    前記類似情報は、前記液晶表示部(150)に表示される目盛のイメージ画像(151l)であることを特徴とする車両用表示装置。
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