JP6452616B2 - 擬似ローフ食品組成物 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、2012年12月4日出願の米国仮出願第61/733079号の優先権を主張するものであり、その開示内容は参照することにより本明細書に組み込まれる。
[発明の背景]
発明の分野
[0002]本発明は一般には食品組成物に関し、詳細には、擬似ローフ食品組成物に関する。
関連技術の説明
[0003]従来のローフ型食品製品は、典型的には、ローフ型食品製品の形状を有する容器で販売される凝固エマルジョンである。ローフ型食品製品は、製造が簡単で、動物が容易に消化し、動物にとって非常に口当たりが良く、必要な栄養素及び微量元素を含有するように容易に調合されるため、通常ペットフードとして使用されている。欠点は、これらの凝固エマルジョンが、筋状及びチャンク状の肉様の外観、並びに砕けやすいテクスチャーを有さないことである。しかし、ペットフードでは、肉様の外観及びテクスチャーにより、消費者受容性を大幅に向上させることができる。更に、固体エマルジョン製品を断片に薄切りにすることによって形成される肉類似物チャンクは、動物がかむ必要がある、かみごたえのあるテクスチャーを有し、それにより動物の歯に有益であるという利点をもたらすことが可能であり、既知のローフ型食品製品ではこのかみごたえのあるテクスチャーが不足している。
[0004]したがって、ローフ型食品組成物の外観を有するが、チャンクイングレービー(chunk−in−gravy)食品組成物の食用特性(eating characteristics)を有する、新たな擬似ローフ食品組成物が必要とされている。
[0005]したがって、本発明の一つ目的は、新たな擬似ローフ食品組成物を提供することである。
[0006]本発明の別の目的は、新たな擬似ローフ食品組成物を製造するための新たな方法を提供することである。
[0007]本発明の更なる目的は、擬似ローフ食品組成物及び1つ又は複数の他の食用原材料を含む、ブレンド食品組成物を提供することである。
[0008]これらの目的又はその他の目的の1つ又は複数は、肉類似物チャンク及びグレービーを含む新規な擬似ローフ食品組成物であって、グレービーが、グレービーの約0.5〜約3.0重量%の量でグレービー中に存在するガム、グレービーの約2.0〜約9.0重量%の量でグレービー中に存在するデンプン及びこれらの組合せからなる群より選択される増粘剤を含み、食品組成物が、組成物の約60重量%〜約74%重量の含水量を有し、ローフ型構造を有する、新規な擬似ローフ食品組成物を用いて達成される。
[0009]上記新規な擬似ローフ食品組成物は、固化エマルジョンから肉類似物チャンクを形成し、肉類似物チャンクを、グレービーの約0.5〜約3.0重量%の量でグレービー中に存在するガム、グレービーの約2.0〜約9.0重量%の量でグレービー中に存在するデンプン及びこれらの組合せからなる群より選択される増粘剤を含むグレービーと混合して、擬似ローフ食品組成物を形成することによって製造することができ、擬似ローフ食品組成物は、組成物の約60重量%〜約74重量%の含水量を有し、ローフ型構造を有する。
[0010]擬似ローフ食品組成物は、1つ又は複数の食用原材料と混合するか、さもなければ組み合わせて、ブレンド食品組成物を製造することができる。
[0011]本発明の他の目的及び更なる目的、特徴、並びに利点は、当業者には容易に明らかになるであろう。
第1の実施形態の擬似ローフ食品組成物の写真である。
第2の実施形態の擬似ローフ食品組成物の写真である。
第3の実施形態の擬似ローフ食品組成物の写真である。
第4の実施形態の擬似ローフ食品組成物の写真である。
発明の詳細な説明
定義
[0016]「食品組成物」という語は、動物による摂取を意図した製品又は組成物を意味する。
[0017]「擬似ローフ食品組成物」という語は、ローフ型食品組成物の外観を有するが、チャンクイングレービー食品組成物の食用特性を有する、食品組成物を意味する。「ローフ型食品組成物」及び「ローフ型構造」という語は、食品製品の成形又はモールドした塊りを意味する。例えば、ローフ型食品製品は、乳化した肉製品などの動物用食品製品の成形又はモールドした塊りであり得る。「肉類似物チャンク」という語は、複数の別個の食品体を意味する。
[0018]「動物」という語は、本発明の食品組成物を摂取することで恩恵を被る、又は本発明の食品組成物の摂取を享受する任意の動物を意味し、ヒト、鳥類、ウシ亜科、イヌ科、ウマ科、ネコ科、ヤギ科、オオカミ科、ネズミ科、ヒツジ科又はブタ科の各動物を含む。
[0019]「コンパニオンアニマル」という語は、ネコ、イヌ、ウサギ、モルモット、フェレット、ハムスター、マウス、アレチネズミ、ウマ、ウシ、ヤギ、ヒツジ、ロバ、ブタなどの飼い慣らされた動物を意味する。
[0020]本明細書において、パーセント値は、特に断りのない限り、全て組成物の全重量に対する重量による。
[0021]本明細書において、範囲内の1つ1つの値を列挙及び記載することを避けるため、範囲は簡略に記す。必要に応じて、範囲内の任意の適切な値を、範囲の上限値、下限値又は端値として選択することができる。
[0022]本明細書で使用される場合、文脈上明らかに別様に示されない限り、単語の単数形は複数形を含み、逆もまた同様である。したがって、「a」「an」及び「the」で示されたものは、一般にそれぞれの語の複数形を含む。例えば、「a supplement(補助剤)」、「a method(方法)」又は「a food(食品)」は、その複数形の「supplements」、「methods」又は「foods」を含む。同様に、「comprise(備える、含む)」、「comprises」及び「comprising」という語は、排他的ではなく包含的に解釈すべきである。同様に、「include(含む)」、「including」及び「or(又は)」という語は、文脈上こうした解釈が明らかに禁止されていない限り全て包含的に解釈すべきである。同様に、「examples(例)」という語は、特に用語の列挙が後に続く場合は、例示的且つ説明的なものにすぎず、排他的又は包括的なものと考えられるべきではない。
[0023]本明細書に開示される方法及び組成物並びに他の利点は、特定の方法論、手順及び試薬に限定されるものではない。その理由は、当業者には理解されるように、それらは変わり得るものだからである。更に、本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を記載するためのものに過ぎず、開示又は請求の範囲を限定することを意図せず、実際に限定するものではない。
[0024]他に定義しない限り、本明細書で使用される全ての技術的、科学的用語、当技術分野の用語及び頭字語は、本発明の分野(複数可)又は当該用語が使用される分野(複数可)の当業者が通常理解する意味を有する。本明細書に記載のものと同様又は同等の全ての組成物、方法、製品又は他の手段若しくは材料は、本発明の実施に際して使用することができるが、本明細書には、好ましい組成物、方法、製品又は他の手段若しくは材料が記載されている。
[0025]本明細書で引用又は参照される全ての特許、特許出願、出版物、技術的及び/若しくは学術的論文並びに他の文献は、参照されることにより、法律で許容される範囲でその全体が本明細書に組み込まれる。これらの文献についての議論は、単にその主張内容を要約することを意図したものである。そのような特許、特許出願、出版物若しくは文献又はそれらの任意の一部が、関連技術、必須技術又は先行技術であることを認めるものではない。そのような特許、特許出願、出版物及び他の文献が関連技術、必須技術又は先行技術であるとのいかなる主張に関しても、その正確性及び妥当性について異議を申し立てる権利は特に留保されている。
発明
[0026]一態様において、本発明は、擬似ローフ食品組成物を提供する。組成物は、形状を維持するローフ型構造内に肉類似物チャンク及びグレービーを含むことができる。ローフ型構造は、周囲温度及び周囲圧力で、肉類似物チャンク及びグレービーをまとめておくことができる。例えば、肉類似物チャンク及びグレービーを擬似ローフ食品組成物中にまとめておくことができ、これにより、組成物にはローフ型構造から分離してまとまっていない肉類似物チャンク又はグレービーが実質的にないことになる。一実施形態において、擬似ローフ食品組成物は砕けやすく、これにより、組成物は、動物によって簡単に破砕され、容易に摂取される。好ましい実施形態において、擬似ローフ食品組成物は、缶詰ペットフード用に設計される。しかし、本発明の実施形態は、ヒトが摂取するための擬似ローフ食品組成物を提供し得る。
[0027]好ましい実施形態において、肉類似物チャンクは不規則な大きさであり得、これにより、肉類似物チャンクは異なる形状及び/又は異なる大きさの肉類似物チャンクを含むことになる。一実施形態において、肉類似物チャンクは擬似ローフ食品組成物の約40〜約50重量%の量で存在し、グレービーは擬似ローフ食品組成物の約40〜約50重量%の量で存在する。
[0028]肉類似物チャンクは擬似ローフ食品組成物全体にわたってほぼ均等に分布することができ、グレービーも擬似ローフ食品組成物全体にわたってほぼ均等に分布することができる。例えば、擬似ローフ食品組成物の同様の大きさの部分が同じ重量の肉類似物チャンク及び/又は同じ重量のグレービーを実質的に有するように、擬似ローフ食品組成物を実質的に均一にさせることができる。肉類似物チャンク及びグレービーは、擬似ローフ食品組成物全体にわたって存在し得る。例えば、擬似ローフ食品組成物は、目に見える層を有さないことが好ましい。
[0029]一実施形態において、擬似ローフ食品組成物は、肉類似物チャンク及びグレービーのみを含む。或いは、擬似ローフ食品組成物は、肉類似物チャンク及びグレービーに加えて、他の原材料を含むことができる。例えば、擬似ローフ食品組成物は、組成物の表面上及び/又は組成物内で断片の形態をとることができる目に見える栄養原材料を含むこともできる。適切な目に見える栄養原材料としては、トウモロコシ胚芽ミール、乾燥野菜、果物及び穀粒が挙げられる。例えば、目に見える栄養原材料は、ホウレンソウ、ニンジン、クランベリー又はこれらの組合せであってもよい。
[0030]擬似ローフ食品組成物は、組成物の約60重量%〜約74重量%の含水量を有することができる。好ましい実施形態において、含水量は、組成物の約67重量%〜約74重量%である。
[0031]肉類似物チャンク及びグレービーに加えて、擬似ローフ食品組成物は、組成物に心地よい味及び堅さを加える任意の適切な穀粒を含むことができる。穀粒は、擬似ローフ食品組成物の約5重量%までの濃度で、より好ましくは約1.5重量%の濃度で添加することができる。適切な穀粒としては、例えば、粉末オオムギ、オオムギ、コメ、ワイルドライス、玄米、オートムギ及びキビが挙げられる。オオムギ及びワイルドライスは、一般に乾燥形態で擬似ローフ食品組成物に添加されるのに対し、コメは、一般に予め調理される。
[0032]肉類似物チャンク及びグレービーに加えて、擬似ローフ食品組成物は、栄養、色又は美的外観のうちの少なくとも1つを組成物にもたらす野菜を含むことができる。適切な野菜としては、例えば、ジャガイモ、カボチャ、ズッキーニ、ホウレンソウ、ハツカダイコン、アスパラガス、トマト、キャベツ、エンドウマメ、ニンジン、ホウレンソウ、トウモロコシ、サヤインゲン、ライマメ、ブロッコリー、メキャベツ、カリフラワー、セロリ、キュウリ、カブ、ヤムイモ及びこれらの組合せが挙げられる。野菜は、肉類似物チャンク及び/又はグレービーに、新鮮な形態、乾燥した形態、凍結乾燥した形態又は冷凍した形態を含む任意の適切な形態で添加することができる。サヤインゲン及びトウモロコシを含有する組成物では、これらの原材料は、一般に冷凍した形態で添加される。
[0033]肉類似物チャンク及びグレービーに加えて、擬似ローフ食品組成物は、植物油、パスタ及び/又はチーズを含むことができる。適切な植物油としては、ダイズ油、トウモロコシ油、綿実油、ヒマワリ油、カノーラ油、ピーナッツ油、サフラワー油などが挙げられる。適切なパスタの例としては、ロティーニ、マカロニ、蝶ネクタイ型パスタ、マカロニ、フィジリ、トルテッリーニ、ペンネ又は他のパスタのタイプが挙げられる。野菜、穀粒、植物油、パスタ及び/又はチーズがある場合には、缶詰にする前に擬似ローフ食品組成物に添加することができる。
[0034]擬似ローフ食品組成物の形状は、任意の適切な形状、例えば立方体、円筒などにすることができる。一実施形態において、擬似ローフ食品組成物は容器内に入れて保存され、擬似ローフ組成物には容器の内側の形状が付与される。
[0035]擬似ローフ食品組成物中の肉類似物チャンクは、別個の断片に薄切りにした肉エマルジョンの形態であってもよい。組成物の肉類似物チャンクに使用するための肉エマルジョンの非限定的な例は、参照されることによりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許第7,736,686号、第6,692,787号、第6,379,738号、第4,781,939号、PCT出願WO2008085293A2及びWO2012057826A1に開示されている。いくつかの実施形態において、擬似ローフ食品組成物中の肉類似物チャンクは、哺乳動物、家禽及び魚からの骨格組織及び非骨格筋などの肉、並びに/又は屠殺された哺乳動物、家禽若しくは魚に由来する肉以外のレンダリングされていない清浄な部分などの肉副産物を含むことができる。したがって、本明細書で用いられる「肉」という語は、冷凍した材料を含む脱水してない肉及び/又は肉副産物を指す。
[0036]適切な肉の非限定的な例としては、家禽肉、牛肉、豚肉、ラム肉及び魚肉、特にペットに適したタイプの肉が挙げられる。擬似ローフ食品組成物がヒトによる摂取を意図したものである場合、牛及びヒツジの全枝肉、赤身の豚トリミング肉、牛スネ肉、子牛肉、牛及び豚のホホ肉などの肉、並びに唇、胃、心臓及び舌などの肉副産物を含む、従来の肉エマルジョンの製造に使用される肉及び肉副産物のいずれかを使用することができる。製品がペットフード製品としての使用を意図したものである場合、肉ミックスは、上述した例に加えて、動物用食品に使用することが承認された肉副産物のいずれか、例えば機械脱骨した牛肉、鶏肉又は魚肉、牛及び豚の肝臓、肺、腎臓などを含有することができる。一実施形態において、肉は、異なるタイプの肉の組合せである。本発明は特定の肉又は肉の組合せに限定されるものではなく、食品組成物を製造するための、当業者に公知の任意の肉を使用することができる。
[0037]肉類似物チャンクは、肉に加えて、他の原材料を含むことができる。例えば、従来の肉エマルジョン製品に使用される添加物を、乳化の前及び/又は後に肉と混合することによって肉類似物チャンクに含ませることができる。これらの添加物は、所望の味の特性を製品にもたらすのに十分な量の塩、スパイス、シーズニング、砂糖などを含む。
[0038]1つ又は複数の乾燥タンパク性材料を、乳化の前及び/又は後に肉に添加して、エマルジョンの安定性及び結合を改善し、風味を付与し、並びに/又は調合のコストを低減することができる。適切な乾燥タンパク性材料の非限定的な例は、コムギグルテン、ダイズ粉、ダイズタンパク質濃縮物、ダイズタンパク質単離物、卵アルブミン、無脂肪乾燥乳及びこれらの組合せである。1つ又は複数の乾燥タンパク性材料を肉エマルジョンに含めることは、ペットフードとしての使用を意図した組成物の製造に特に有利である。その理由は、乾燥タンパク性材料により、加工者は、そのままでは肉類似物チャンクの調製に使用するには許容限界性があるタンパク質対脂肪比及びミオシン対総タンパク質比を有する肉を使用することが可能になるからである。
[0039]擬似ローフ食品組成物中のグレービーは、水と、デンプン又はガムのうちの少なくとも1つである増粘剤とを含む。ガムが使用される場合、ガムは、グレービーの約0.5重量%〜約3.0重量%、好ましくはグレービーの約0.6重量%〜約2.5重量%、最も好ましくはグレービーの約0.7重量%〜約2重量%の量で存在し得る。デンプンが使用される場合、デンプンは、グレービーの約2重量%〜約9重量%、好ましくはグレービーの約2.5重量%〜約7重量%、最も好ましくはグレービーの約3重量%〜約5重量%の量で存在し得る。適切なガムの例は、ゲランガム、キサンタンガム、ローカストビーンガム、ペクチン、カラギーナン(例えば、カッパ、イオタ及び/又はラムダ)、セルロースガム、アラビアガムなど、及びこれらの組合せである。適切なデンプンとしては、天然デンプン、デンプンエステル、デンプンエーテル、及びエリソルビン酸で変性したデンプンなどの変性デンプン、並びにこれらの組合せが挙げられる。デンプンの供給源としては、例えばコムギ、オオムギ、コメ、タピオカ、ジャガイモ及びトウモロコシを挙げることができる。
[0040]グレービーは、デキストロース及び/又はグリシンを含むこともでき、所望により着色剤も含み得る。風味及び/又は芳香をグレービーに添加する原材料も、所望により含まれ得る。デンプンは、天然デンプン、変性デンプン又はこれらの組合せであってもよく、適切なガムとしては、カッパ−カラギーナン、ローカストビーンガム、グアーガム及びキサンタンガムが挙げられる。
[0041]様々な実施形態において、肉類似物チャンク及び/又はグレービーは、当業者に公知の追加の原材料、例えば、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、核酸、充填剤、嗜好性向上剤、結合材、風味剤(flavorants)、安定剤、乳化剤、甘味料、着色剤、緩衝剤、塩類、被覆剤、調味料、保存料などを含むことができる。追加の原材料を、乳化の前及び/又は後に肉と混合すことによって、肉類似物チャンクに含ませることができる。
[0042]補助ビタミンの非限定的な例としては、ビタミンA、ビタミンB類のいずれか、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE及びビタミンK、並びにこれらの各種塩、エステル又は他の誘導体が挙げられる。ミネラルの非限定的な例としては、カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、鉄、塩化物、ホウ素、銅、亜鉛、マグネシウム、マンガン、ヨウ素、セレンなどが挙げられる。追加の栄養補助剤、例えば、任意の形態のナイアシン、パントテン酸、イヌリン、葉酸、ビオチン、アミノ酸など、並びにそれらの塩及び誘導体も含まれ得る。
[0043]安定剤としては、擬似ローフ食品組成物の保存可能期間を延長させる傾向にある物質、例えば、保存料、共力剤及び金属イオン封鎖剤、包装用ガス、乳化剤、増粘剤、ゲル化剤、並びに可塑剤が挙げられる。乳化剤及び/又は増粘剤の例としては、ゼラチン、セルロースエーテル、デンプン、デンプンエステル、デンプンエーテル及び変性デンプンが挙げられる。
[0044]適切な風味剤の例としては、酵母、獣脂、レンダリングした動物粉(例えば、家禽肉、牛肉、ラム肉、豚肉)、風味の抽出物又はブレンド(例えば、グリルで焼いた牛肉)などが挙げられる。肉類似物チャンク及び/又はグレービーに使用することができる適切な着色剤としては、FD&Cカラー、例えば青色1号、青色2号、緑色3号、赤色3号、赤色40号、黄色5号、黄色6号など、天然色素、例えばカラメル色素、アナトー、クロロフィリン、コチニール、ベタニン、ウコン、サフラン、パプリカ、リコペン、ニワトコ果汁、パンダン、チョウマメなど、二酸化チタン、酸化鉄、及び当業者に公知の任意の適切な食品着色剤が挙げられる。肉類似物チャンク及び/又はグレービーに使用することができる適切なスパイスとしては、パセリ、オレガノ、セージ、ローズマリー、バジル、タイム、チャイブなどが挙げられる。
[0045]追加の原材料及びその量の選択は、当業者には公知である。各追加原材料の具体的な量は、組成物に含まれる原材料、動物の種、動物の年齢、体重、全身の健康状態、性別及び食餌、動物の摂取速度、食品組成物を動物に投与する目的などの様々な要因に依存する。したがって、成分及び原材料の量は、大幅に変動する可能性があり、本明細書に記載の好ましい割合から逸脱する可能性がある。
[0046]本発明は、グレービー中のデンプン及び/又はガムの量、並びに肉類似物チャンク及びグレービーを含む擬似ローフ食品組成物の含水量により、食品組成物が、チャンクイングレービー組成物の食用特性を有しながら、ローフ型構造を有することが可能となり得るという発見に基づいている。
[0047]その結果、本発明の一実施形態は、肉類似物チャンク及びグレービーを含む擬似ローフ食品組成物を提供する。グレービーは、グレービーの約0.5重量%〜約3.0重量%の量でグレービー中に存在するガム、グレービーの約2.0重量%〜約9.0重量%の量でグレービー中に存在するデンプン及びこれらの組合せからなる群より選択される増粘剤を含む。食品組成物は、組成物の約60重量%〜約74重量%の含水量を有し、ローフ型構造を有する。
[0048]含水量は、食品組成物の約67重量%〜約74重量%であり得る。肉類似物チャンクは、肉を含むことができ、食品組成物の約40重量%〜約50重量%の量で存在し得る。グレービーは、食品組成物の約40重量%〜約50重量%の量で存在し得る。食品組成物は、イヌ又はネコであり得るコンパニオンアニマルなどの動物に完全でバランスの取れた栄養を供給するために調合することができる。
[0049]存在する場合、ガムは、グレービーの約0.7〜約2.0重量%の量でグレービー中に存在し得る。存在する場合、デンプンは、グレービーの約3.0〜5.0重量%の量でグレービー中に存在し得る。食品組成物は、穀粒、野菜、植物油、パスタ又はチーズのうちの少なくとも1つを更に含むことができる。ローフ型構造は、砕けやすくてもよい。一実施形態において、デンプンはエリソルビン酸で変性したデンプンであり、及び/又はガムはキサンタンガムである。
[0050]別の態様では、本発明は、擬似ローフ食品組成物を製造するための方法を提供する。一実施形態において、肉類似物チャンクは、1つ又は複数の肉、乾燥タンパク性材料、水及び任意の追加の原材料を乳化することにより生成することができる。一実施形態において、エマルジョンは穀粉を含み、これにより、エマルジョンは生地になる。適切な穀粉の例としては、コムギ粉、アマランス粉、豆粉、白米粉又は玄米粉、ソバ粉、クリ粉、ヒヨコマメ粉、ジャガイモ粉、トウモロコシ粉、油性ナッツをすりつぶしたナッツ粉、エンドウマメ粉、ピーナッツ粉、ライムギ粉、タピオカ粉、ダイズ粉などが挙げられる。本発明は特定の穀粉に限定されるものではなく、生地を製造するための、当業者に公知の任意の穀粉を使用することができる。
[0051]エマルジョンは、肉の乳化に通常使用される装置、例えばミキサー、ブレンダー、グラインダー、サイレントカッターチョッパー、エマルジョンミルなどを使用して形成することができる。肉類似物チャンクの他の原材料は、肉の乳化の前及び/又は後に、肉に添加することができる。エマルジョンは、約45重量%〜約80重量%の水分を含有するように調合することができ、含水量はエマルジョンの約49重量%〜約56重量%に制御されることが好ましい。
[0052]次いで、エマルジョンを、第2のエマルジョンステップで高速エマルジョンミルに通過させることができ、そこでエマルジョンは急速加熱により熱ゲル化される。次いで、加熱したエマルジョンを冷却することができる。例えば、加熱したエマルジョンをミルから熱交換器に排出し、エマルジョンの温度を低下させて、エマルジョンを筋状の肉様構造に固化させることができる。
[0053]筋状の肉様構造は断片に薄切りにして、肉類似物チャンクを生成することができる。例えば、ダイサー、回転切断ナイフ、ウォータージェットナイフ、ナイフグリッドなどにより、製品を所望の大きさの断片に切断することができる。一実施形態において、筋状の肉様構造の一部を異なるように加工して、異なる大きさの断片を生成することができる。例えば、筋状の肉様構造の一部を薄切りにして、第1の所定の長さよりも短い最長辺を有する肉類似物チャンクを生成することができ、筋状の肉様構造の別の一部を薄切りにして、第2の所定の長さよりも短い最長辺を有する、異なる肉類似物チャンクを生成することができる。このような実施形態では、より大きな肉類似物チャンクは、より小さな肉類似物チャンクを組成物中に閉じ込めることにより、擬似ローフ食品組成物の形状の維持の助けになることがある。
[0054]好ましい実施形態において、グレービーは、肉類似物チャンクとは別個に調製される。例えば、グレービーを肉類似物チャンクと混合する前に、グレービーを当技術分野で周知の標準的な手段により混合することができる。一実施形態において、グレービーは、高速ミキサーなどにより混合を継続している間に、グレービーの非水成分を水に添加することによって形成することができ、グレービーは周囲温度で形成され得る。別の実施形態において、グレービーの非水成分を一部の水の中で周囲温度において混合してスラリーを形成し、他の部分の水を加熱し、次いで撹拌機などにより撹拌を継続している間にスラリーを上記加熱した水に添加することによって、グレービーを形成することができる。
[0055]上述したように、ガムがグレービーに使用される場合、ガムは、グレービーの約0.5重量%〜約3.0重量%、好ましくはグレービーの約0.6重量%〜約2.5重量%、最も好ましくはグレービーの約0.7重量%〜約2重量%の量で存在し得る。デンプンがグレービーに使用される場合、デンプンは、グレービーの約2重量%〜約9重量%、好ましくはグレービーの約2.5重量%〜約7重量%、最も好ましくはグレービーの約3重量%〜約5重量%の量で存在し得る。
[0056]肉類似物チャンクをグレービーと混合して、擬似ローフ組成物を形成することができる。例えば、肉類似物チャンクを、ゆっくりとした撹拌を用いてミキサーによりグレービーと混合することができる。一実施形態において、野菜、穀粒、植物油、パスタ及び/又はチーズなどの追加の原材料がある場合には、この段階で擬似ローフ食品組成物に添加することができる。肉類似物チャンクがグレービー中に均等に分配された後、得られた擬似ローフ食品組成物は、組成物の約60重量%〜約74重量%、好ましくは組成物の約67〜約74重量%の含水量を有することができる。
[0057]次いで、擬似ローフ食品組成物は、容器に配置してもよく、或いは予め形成し、容器に挿入してもよい。次いで、容器を封止し、スチーム処理し、レトルト処理し、冷却することができる。缶は、任意の適切な温度で適切な時間レトルト処理することができる。例えば、缶を121℃で約25〜約50分間レトルト処理してもよい。缶は、任意の適切な温度に冷却することができる。例えば、缶を20〜35℃の温度に冷却してもよい。一実施形態において、缶は22〜26℃に冷却される。好ましい実施形態において、容器は、プラスチック容器又は缶などの金属容器である。しかし、擬似ローフ食品組成物を保存するためには、任意の容器を使用することができる。
[0058]擬似ローフ食品組成物は、容器から取り出されている間及び取り出された後、その形状を維持することができる。例えば、容器頂部の開口部のふたを取り、容器をひっくり返すことによって、擬似ローフ食品組成物を容器から取り出すことができ、これにより、容器の開口部は下側になり、ボウル又は皿などの配膳器具に最も近い位置になるが、擬似ローフ食品組成物は、このプロセスの間、その形状を維持することができる。擬似ローフ食品組成物は、容器から取り出した後には、組成物を家庭用品又は歯などの物体と物理的に接触させることにより簡単に砕くことができるが、そのような物理的接触がない場合には、組成物はその形状を維持することができる。
[0059]一実施形態において、擬似ローフ食品組成物は、米国飼料検査官協会(AAFCO)が定めた基準に従い、動物、好ましくはコンパニオンアニマルに「完全でバランスの取れた」栄養を供給するために調合される。別の実施形態において、擬似ローフ食品組成物はペットフード組成物である。
[0060]様々な実施形態において、動物はコンパニオンアニマル、好ましくはイヌ又はネコであり、最も好ましくはイヌである。他の実施形態において、動物はヒトである。動物がヒトである場合、食品グレードの肉を含む食品グレードの原材料が使用されなければならない。
[0061]その結果、本発明の一実施形態は、擬似ローフ食品組成物を製造するための方法であって、固化エマルジョンから肉類似物チャンクを形成するステップと、肉類似物チャンクを、グレービーの約0.5〜約3.0重量%の量でグレービー中に存在するガム、グレービーの約2.0〜約9.0重量%の量でグレービー中に存在するデンプン及びこれらの組合せからなる群より選択される増粘剤を含むグレービーと混合して、擬似ローフ食品組成物を形成するステップとを含み、擬似ローフ食品組成物が、組成物の約60重量%〜約74重量%の含水量を有し、ローフ型構造を有する、方法を提供する。
[0062]本方法は、水中で肉を乳化して、第1のエマルジョンを形成するステップと、第1のエマルジョンを急速加熱により熱ゲル化させて、第2のエマルジョンを形成する、第2のエマルジョンステップを実行するステップと、第2のエマルジョンの温度を低下させて、固化エマルジョンを形成するステップとを含むことができる。穀粉又は乾燥タンパク性材料のうちの少なくとも1つを、肉及び水と乳化して、第1のエマルジョンを形成することができる。一実施形態において、擬似ローフ食品組成物は缶の中に配置され、次いで缶は封止され、レトルト処理され、冷却される。
[0063]食品組成物は、イヌ又はネコであり得るコンパニオンアニマルなどの動物に完全でバランスの取れた栄養を供給するために調合することができる。
[0064]別の態様では、本発明は、ブレンド食品組成物を提供する。ブレンド食品組成物は、本明細書に開示されている擬似ローフ食品組成物若しくは本明細書に開示されている方法を用いて製造された擬似ローフ食品組成物のいずれかの1つ又は複数、及び1つ又は複数の追加の食用原材料を含む。
[0065]様々な実施形態において、食用原材料は、肉、果物、野菜又はこれらの組合せを含む。いくつかの実施形態において、食用原材料は、キブル及びトリートをはじめとする押出し食品組成物を含む。他の実施形態において、食用原材料は、キブル及びトリートをはじめとする焼いた食品組成物を含む。
[0066]別の態様において、本発明は、(1)擬似ローフ食品組成物若しくはブレンド食品組成物を動物に給餌する際の指示、(2)擬似ローフ食品組成物若しくはブレンド食品組成物についてのペット飼い主への説明、(3)動物の健康若しくはウェルネスの増進、(4)擬似ローフ食品組成物若しくはブレンド食品組成物の他のペットフードとの組合せ、(5)擬似ローフ食品組成物若しくはブレンド食品組成物の他の食品ソースとの組合せ、(6)消費者が擬似ローフ食品組成物、ブレンド食品組成物若しくはその使用法について疑問がある場合に使用する連絡先情報、又は(7)擬似ローフ食品組成物若しくはブレンド食品組成物に関する栄養情報のうちの1つ又は複数についての情報又は指示を伝達するための手段を提供する。有用な指示としては、給餌量及び給餌頻度を挙げることができる。指示は特定のタイプの動物に合わせることもできる(例えば、ネコ、イヌ又はヒト)。伝達手段は、本発明を使用することの利点について教示し、食品組成物を動物に給餌するための承認された方法を伝達するのに有用である。
[0067]手段は、情報若しくは指示を含む、物理的若しくは電子的文書、デジタル記録媒体、光学記録媒体、音声提示、視聴覚表示又は視覚表示のうちの1つ又は複数を備える。手段は、表示されたウェブサイト、視覚表示キオスク、パンフレット、製品ラベル、添付文書、広告、印刷物、公示、録音テープ、ビデオテープ、DVD、CD−ROM、コンピュータ可読チップ、コンピュータ可読カード、コンピュータ可読ディスク、USBデバイス、ファイヤーワイヤーデバイス、コンピュータメモリ及びこれらの任意の組合せからなる群から選択されることが好ましい。
[0068]別の態様において、本発明は、本発明の擬似ローフ食品組成物とパッケージに添付されたラベルとを含むパッケージであって、ラベルが、単語、言葉、写真、デザイン、頭字語、スローガン、フレーズ、他の図案及びこれらの組合せからなる群より選択される標示を含む、パッケージを提供する。標示は、パッケージの内容物が、貯蔵安定性、望ましいテクスチャー、望ましい外観及び保存料不使用などの有益な特性を備えた擬似ローフ食品組成物を含むことを示すことができる。典型的には、そのような図案は、パッケージに印刷された「動物用食品組成物」という語又は同等の表現を含み得る。組成物を入れるのに適した任意のパッケージ又は包装材料、例えば、紙、プラスチック、箔、金属などから製造された袋、箱、ボトル、缶、パウチなどが本発明において有用である。好ましい実施形態において、パッケージは、ラベルに応じて、ヒト、イヌ科又はネコ科の動物などの特定の動物に適した食品組成物、好ましくはイヌ又はネコのためのコンパニオンアニマル用食品組成物を含む。好ましい実施形態において、パッケージは、本発明の擬似ローフ食品組成物を含むレトルト缶又はパウチである。
[0069]本発明は、以下の実施例によって更に例示され得るが、これらの実施例は、別段の明確な指示がない限り、単に例示の目的のために含まれたものであり、本発明の範囲を限定することを意図するものではないことが理解されよう。
実施例1
[0070]100lbsの肉類似物チャンクを、表1に示されている割合の原材料で生成した。冷凍肉及び肉副産物の混合物(65.5lbs)をエマルジョンミルで乳化し、その間に乳化混合物の温度を100°Fに上昇させた。次いで、この肉エマルジョンを、残りの原材料である色素、香味料、ビタミン及びミネラル、コムギグルテン及びダイズ(表1)と、ミキサー内でブレンドし、混合して生地を形成した。次いで、この生地をポンプでシーファーミル(Siefer Machinenfabrik GmbH & Co.)を通して、320°Fの吐出温度を達成し、圧力を100psi未満に維持した。次いで、高温の生地混合物をポンプで熱交換器を通し、そこで生成物を320°Fから水の沸点のすぐ上にまで冷却した。熱交換器から出る材料にテクスチャーを付与して、水分52.1重量%の繊維状肉類似物生成物のスラブにした。次いで、50lbsの肉類似物スラブを、アーシェルモデルMダイサー(Urschel model M dicer)及びアーシェルコミトロールダイサー(Urschel Comitrol dicer)を用いてさいの目状に切断して、最長辺が5mm未満である不規則な形状の肉類似物チャンクを得た。他の50lbsをさいの目状に切断して、最長辺が6〜13mmである不規則な形状の断片を得た。
Figure 0006452616
実施例2
[0071]100lbsの肉類似物チャンクを、表2に示されている割合の原材料で生成した。冷凍肉及び肉副産物の混合物(73.3lbs)をエマルジョンミルで乳化し、その間に乳化混合物の温度を100°Fに上昇させた。次いで、この肉エマルジョンを、残りの原材料である色素、香味料、ビタミン及びミネラル、コムギグルテン及びダイズ(表2)と、ミキサー内でブレンドし、混合して生地を形成した。次いで、この生地をポンプでシーファーミル(Siefer Machinenfabrik GmbH & Co.)を通して、215°Fの吐出温度を達成した。次いで、高温の乳化した生地をポンプで管を通し、管は層状の肉類似物を形成するように配置した。肉類似物が管から出たときに、肉類似物を水分54.1重量%の大きな肉類似物チャンクに切断した。次いで、肉類似物チャンクを、アーシェルモデルMダイサー及びアーシェルコミトロールダイサーを用いてさいの目状に切断して、最長辺が10mm未満である不規則な形状の肉類似物チャンクを得た。
Figure 0006452616
実施例3
[0072]ガムグレービーの100lbsのバッチを、表3に示されている配合率を用いて生成した。97.33lbsの77°Fの水を、ステンレスタンクに量り分けた。乾燥原材料−キサンタンガム、香味料及び塩を、ポータブル高速ミキサーにより混合を継続しながら、ゆっくりと水に添加し、全ての固体が溶解したときに混合を停止した。
Figure 0006452616
実施例4
[0073]100lbsのデンプングレービーを、表4に示されている配合率を用いて生成した。乾燥原材料(デンプン、香味料及び塩)を周囲温度(77°F)で18lbsの水の中でブレンドすることにより、スラリーを調製した。残りの75.6lbsの水を205°Fに加熱した。次いで、周囲スラリー調製物を、撹拌機により撹拌を継続しながら上記加熱した水に添加して、グレービーを形成した。グレービーを、増粘するまで、更に30秒間撹拌した。
Figure 0006452616
実施例5
[0074]51.6lbsの肉チャンク1(実施例1、<5mm)を、46.7lbsのガムグレービー(実施例3)と、続いて乾燥チーズ、野菜の断片、ホウレンソウフレーク、パスタ及び穀粒を含む1.7lbsの調味料ミックスと、ミキサー内でゆっくりと撹拌しながら混合することによって、100lbsの擬似ローフを製造した(表5)。固体をグレービー中に均等に分配したときに、水分を測定した−72.7重量%(目標=67〜74重量%)。混合物を85gの缶に充填し、各缶を気密封止した。次いで、封止した缶を121℃で50分間レトルト処理し、その後周囲温度に冷却した。レトルト処理して冷却した製品の中身を缶から出したとき、肉類似物チャンクは、まとまっていないグレービー又はゲルを全く伴わずに、従来の缶詰ローフ製品の外観を有してまとまっていた(図1)。ペースト状であるローフ、乱雑になることがある自由に流れる液体を伴うチャンクイングレービーとは異なり、擬似ローフは、砕けやすく、動物によって簡単に破砕され、容易に摂取された。
Figure 0006452616
実施例6
[0075]53.1lbsの肉チャンク1(実施例1、<13mm)を、46.7lbsのガムグレービー(実施例3)と、続いて0.3lbsの乾燥ホウレンソウフレークと、ミキサー内でゆっくりと撹拌しながら混合することによって、100lbsの擬似ローフを製造した(表6)。固体をグレービー中に均等に分配したときに、水分を測定した−72.8重量%(目標=67〜74重量%)。混合物を85gの缶に充填し、各缶を気密封止した。次いで、封止した缶を121℃で50分間レトルト処理し、その後周囲温度に冷却した。レトルト処理して冷却した製品の中身を缶から出したとき、肉類似物チャンクは、まとまっていないグレービー又はゲルを全く伴わずに、大きな肉類似物チャンクの断片と共にまとまっていた(図2)。擬似ローフは、砕けやすく、動物によって簡単に破砕され、容易に摂取された。
Figure 0006452616
実施例7
[0076]表7に示すように、42.5lbsの肉チャンク1(実施例1、<5mm)を、49lbsのデンプングレービー(実施例4)と、続いてニンジン、ホウレンソウフレーク、焼いたオオムギ、グリーンピース、コメ及びカノーラ油と、ミキサー内でゆっくりと撹拌しながら混合することによって、100lbsの擬似ローフを製造した。固体をグレービー中に均等に分配したときに、水分を測定した−67.7重量%(目標=67〜74重量%)。混合物を85gの缶に充填し、各缶を気密封止した。次いで、封止した缶を121℃で50分間レトルト処理し、その後周囲温度に冷却した。レトルト処理して冷却した製品の中身を缶から出したとき、肉類似物チャンクは、まとまっていないグレービー又はゲルを全く伴わずに、大きな肉類似物チャンクの断片と共にまとまっていた(図3)。ペースト状であるローフ、乱雑になることがある自由に流れる液体を伴うチャンクイングレービーとは異なり、擬似ローフは、砕けやすく、動物によって簡単に破砕され、容易に摂取された。
Figure 0006452616
実施例8
[0077]51.5lbsの肉チャンク2(実施例2)を、46.8lbsのガムグレービー(実施例3)と、続いて1.4lbsのパスタ及び0.3lbsのホウレンソウフレークと、ミキサー内でゆっくりと撹拌しながら混合することによって、100lbsの擬似ローフを製造した(表8)。固体をグレービー中に均等に分配したときに、水分を測定した−72.2重量%(目標=67〜74重量%)。混合物を85gの缶に充填し、各缶を気密封止した。次いで、封止した缶を121℃で50分間レトルト処理し、その後周囲温度に冷却した。レトルト処理して冷却した製品の中身を缶から出したとき、肉類似物チャンクは、まとまっていないグレービー又はゲルを全く伴わずに、従来の缶詰ローフ製品の外観を有してまとまっていた(図4)。ペースト状であるローフ、乱雑になることがある自由に流れる液体を伴うチャンクイングレービーとは異なり、擬似ローフは、砕けやすく、動物によって簡単に破砕され、容易に摂取された。
Figure 0006452616
実施例9
[0078]54lbsの肉チャンク1(実施例1)を、46lbsのガムグレービー(実施例3)と、ミキサー内でゆっくりと撹拌しながら混合することによって、100lbsの擬似ローフを製造した(表9)。固体をグレービー中に均等に分配したときに、水分を測定した−72.6重量%(目標=67〜74重量%)。混合物を85gの缶に充填し、各缶を気密封止した。次いで、封止した缶を121℃で50分間レトルト処理し、その後周囲温度に冷却した。レトルト処理して冷却した製品の中身を缶から出したとき、肉類似物チャンクは、まとまっていないグレービー又はゲルを全く伴わずに、従来の缶詰ローフ製品の外観を有してまとまっていた。擬似ローフは、砕けやすく、動物によって簡単に破砕され、容易に摂取された。
Figure 0006452616
実施例10
[0079]51lbsの肉チャンク1(実施例1)を、49lbsのデンプングレービー(実施例4)と、ミキサー内でゆっくりと撹拌しながら混合することによって、100lbsの擬似ローフを製造した(表10)。固体をグレービー中に均等に分配したときに、水分を測定した−72.1重量%(目標=67〜74重量%)。混合物を85gの缶に充填し、各缶を気密封止した。次いで、封止した缶を121℃で50分間レトルト処理し、その後周囲温度に冷却した。レトルト処理して冷却した製品の中身を缶から出したとき、肉類似物チャンクは、まとまっていないグレービー又はゲルを全く伴わずに、従来の缶詰ローフ製品の外観を有してまとまっていた。擬似ローフは、砕けやすく、動物によって簡単に破砕され、容易に摂取された。
Figure 0006452616
実施例11
[0080]54lbsの肉チャンク2(実施例2)を、46lbsのガムグレービー(実施例3)と、ミキサー内でゆっくりと撹拌しながら混合することによって、100lbsの擬似ローフを製造した(表11)。固体をグレービー中に均等に分配したときに、水分を測定した−73.6重量%(目標=67〜74重量%)。混合物を85gの缶に充填し、各缶を気密封止した。次いで、封止した缶を121℃で50分間レトルト処理し、その後周囲温度に冷却した。レトルト処理して冷却した製品の中身を缶から出したとき、肉類似物チャンクは、まとまっていないグレービー又はゲルを全く伴わずに、従来の缶詰ローフ製品の外観を有してまとまっていた。擬似ローフは、砕けやすく、動物によって簡単に破砕され、容易に摂取された。
Figure 0006452616
実施例12
[0081]51lbsの肉チャンク2(実施例2)を、49lbsのデンプングレービー(実施例4)と、ミキサー内でゆっくりと撹拌しながら混合することによって、100lbsの擬似ローフを製造した(表12)。固体をグレービー中に均等に分配したときに、水分を測定した−73.1重量%(目標=67〜74重量%)。混合物を85gの缶に充填し、各缶を気密封止した。次いで、封止した缶を121℃で50分間レトルト処理し、その後周囲温度に冷却した。レトルト処理して冷却した製品の中身を缶から出したとき、肉類似物チャンクは、まとまっていないグレービー又はゲルを全く伴わずに、従来の缶詰ローフ製品の外観を有してまとまっていた。擬似ローフは、砕けやすく、動物によって簡単に破砕され、容易に摂取された。
Figure 0006452616
[0082]本明細書では、本発明の代表的な好ましい実施形態が開示されている。特定の用語が使用されているが、それらは単に一般的且つ説明的な意味で使用したものであり、限定を意図したものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲に記載されている。上述の教示内容に照らせば、本発明の多くの修正及び改変が可能であることは明らかである。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲内で、特に記載されている以外の形態でも実施可能であることが理解されよう。

Claims (18)

  1. 肉類似物チャンク及びグレービーを含む擬似ローフ食品組成物であって、
    前記肉類似物チャンクが、コムギグルテン、ダイズ粉、ダイズタンパク質濃縮物、ダイズタンパク質単離物、卵アルブミン、無脂肪乾燥乳及びこれらの組合せから選択されるタンパク性材料と、肉とを含み、
    前記グレービーが、前記グレービーの0.5〜3.0重量%の量で前記グレービー中に存在するガム、前記グレービーの2.0〜9.0重量%の量で前記グレービー中に存在するデンプン、及びこれらの組合せからなる群より選択される増粘剤を含み、
    前記食品組成物が、前記食品組成物の60重量%〜74重量%の含水量を有し、ローフ型構造を有する、擬似ローフ食品組成物。
  2. 前記含水量が、前記食品組成物の67%〜74%である、請求項1に記載の食品組成物。
  3. 前記肉類似物チャンクが、前記食品組成物の40%〜54%の量で存在する、請求項1又は2に記載の食品組成物。
  4. 前記グレービーが、前記食品組成物の40%〜50%の量で存在する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の食品組成物。
  5. 動物に完全でバランスの取れた栄養を供給するための配合である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の食品組成物。
  6. 前記動物が、コンパニオンアニマルである、請求項に記載の食品組成物。
  7. 前記動物が、イヌ又はネコである、請求項に記載の食品組成物。
  8. 前記ガムが、前記グレービーの0.7〜2.0%の量で前記グレービー中に存在する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の食品組成物。
  9. 前記デンプンが、前記グレービーの3.0〜5.0%の量で前記グレービー中に存在する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の食品組成物。
  10. 穀粒、野菜、植物油、パスタ又はチーズのうちの少なくとも1つを更に含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の食品組成物。
  11. 前記デンプンが、エリソルビン酸で変性したデンプンである、請求項1〜10のいずれか一項に記載の食品組成物。
  12. 前記ガムが、キサンタンガムである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の食品組成物。
  13. 擬似ローフ食品組成物を製造するための方法であって、
    固化エマルジョンから肉類似物チャンクを形成するステップであって、前記肉類似物チャンクが、コムギグルテン、ダイズ粉、ダイズタンパク質濃縮物、ダイズタンパク質単離物、卵アルブミン、無脂肪乾燥乳及びこれらの組合せから選択されるタンパク性材料と、肉とを含むステップと、
    前記肉類似物チャンクを、グレービーの0.5〜3.0重量%の量でグレービー中に存在するガム、グレービーの2.0〜9.0重量%の量でグレービー中に存在するデンプン及びこれらの組合せからなる群より選択される増粘剤を含むグレービーと混合して、前記擬似ローフ食品組成物を形成するステップとを含み、
    前記擬似ローフ食品組成物が、前記組成物の60重量%〜74重量%の含水量を有し、ローフ型構造を有する、方法。
  14. 水中で肉及び前記タンパク性材料を乳化して、第1のエマルジョンを形成するステップと、
    前記第1のエマルジョンを急速加熱により熱ゲル化させて、第2のエマルジョンを形成する、第2のエマルジョンステップを実行するステップと、
    前記第2のエマルジョンの温度を低下させて、前記固化エマルジョンを形成するステップと
    を含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記擬似ローフ食品組成物を缶の中に配置するステップと、次いで前記缶を、封止するステップと、レトルト処理するステップと、冷却するステップとを含む、請求項13又は14に記載の方法。
  16. 前記食品組成物が、動物に完全でバランスの取れた栄養を供給するために調合される、請求項13〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記動物が、コンパニオンアニマルである、請求項16に記載の方法。
  18. 前記コンパニオンアニマルが、イヌ又はネコである、請求項17に記載の方法。
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