JP6450404B2 - 包装装置 - Google Patents

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Description

本発明は、包装装置に関する。
従来の包装装置として、例えば特許文献1に記載された装置が知られている。特許文献1に記載に包装装置は、引き伸ばされたフィルムに対して下方から被包装物を押し上げ、フィルムの周縁部を被包装物の下側に折り込んで熱シールする装置である。この包装装置は、被包装物の下側のフィルムを加熱する加熱部と、被包装物を加熱部に対して押圧する押圧部と、を備えており、2種類のフィルムを被包装物の形状(大きさ)によって使い分けている。
特開2003−95208号公報
上記のような包装装置によって多様な形状(大きさ)の被包装物を包装する場合、被包装物が大きくなると、それに応じてフィルムの伸び率も高くなる。フィルムの伸び率が高くなると、フィルムの厚みが小さくなるため、フィルムの強度が低くなる。特に、1種類のフィルムによって被包装物を包装する場合、被包装物が大きくなると、フィルムの伸び率が更に高くなる。そのため、押圧部によって被包装物を押圧した際に、押圧部との接触によりフィルムが破れるおそれがある。また、フィルムの厚みが小さくなると、熱に対する耐久性も低くなるため、加熱部によりフィルムを加熱した際、フィルムが溶け過ぎて破れるおそれがある。
本発明は、様々な形状の被包装物を包装する場合であっても、フィルムの破損を抑制できる包装装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る包装装置は、引き伸ばされたフィルムによって被包装物を覆うと共にフィルムの周縁部を被包装物の下側で重畳させて包装する包装装置であって、被包装物の下側に位置するフィルムを加熱する加熱部と、加熱部上に位置する被包装物に対して、加熱部と被包装物との接圧が大きくなるように外力を付与する外力付与部と、加熱部の温度及び外力付与部の動作を制御する制御部と、を備え、制御部は、引き伸ばされたフィルムの伸び率を取得し、当該伸び率に基づいて、加熱部の温度、外力付与部が被包装物に付与する外力、及び、外力付与部が被包装物に外力を付与する時間の少なくとも一つを変更する。
この包装装置では、制御部は、引き伸ばされたフィルムの伸び率を取得し、当該伸び率に基づいて、加熱部の温度、外力付与部が被包装物に付与する外力、及び、外力付与部が被包装物に外力を付与する時間の少なくとも一つを変更する。これにより、包装装置では、フィルムの伸び率に応じた制御が可能となるため、例えば、フィルムの伸び率が高い場合には、加熱部の温度を下げたり、被包装物に付与する外力を小さくしたりすることができる。そのため、強度の低いフィルムに過度な力又は熱が加わることを抑制できるため、フィルムが破損することを抑制できる。したがって、この包装装置では、様々な形状の被包装物を包装する場合であっても、フィルムの破損を抑制できる。
一実施形態においては、フィルムの伸び率は、フィルムの寸法、被包装物の形状、及び被包装物の高さの少なくとも一つの情報に基づいて設定されてもよい。フィルムは、一般的に、ロール状に巻回されており、ロールから使用する分だけ繰り出され、一方向(幅方向)に引き伸ばされて被包装物に装着される。フィルムの伸び率は、被包装物の形状が大きくなると高くなる。そのため、フィルムの寸法、被包装物の形状、及び被包装物の高さの少なくとも一つの情報に基づいて伸び率を設定することにより、フィルムの伸び率を適切に設定することができる。したがって、包装装置では、伸び率に応じた適切な処理を行うことが可能となり、フィルムの破損をより一層抑制できる。
一実施形態においては、制御部は、フィルムの伸び率と、当該伸び率における加熱部の温度、当該伸び率において外力付与部が被包装物に付与する外力、及び、当該伸び率において外力付与部が被包装物に外力を付与する時間の少なくとも一つとが対応付けられた情報を有し、取得した伸び率と情報とに基づいて、加熱部及び外力付与部の少なくとも一方を制御してもよい。これにより、フィルムの伸び率に応じた制御を迅速且つ正確に選択することができる。したがって、制御部における処理の効率化を図ることができる。
一実施形態においては、被包装物は、トレーに商品が載置されたものであり、商品に関する商品情報を記憶する記憶部を備え、制御部は、フィルムの伸び率と商品情報とに基づいて、加熱部及び外力付与部の少なくとも一方を制御してもよい。フィルムの伸び率に商品情報を加味することにより、商品の特性(例えば、商品の大きさ、高さ等の形状)に応じた処理が可能となる。したがって、被包装物に加える熱、及び/又は、被包装物に付与する外力を、より適切に設定することができる。
本発明によれば、様々な形状の被包装物を包装する場合であっても、フィルムの破損を抑制できる。
図1は、一実施形態に係る包装装置の外観を示す斜視図である。 図2は、包装装置の内部構成を示す正面図である。 図3は、包装装置の内部構成を示す側面図である。 図4は、包装装置の内部構成を示す平面図である。 図5は、包装装置の構成を示すブロック図である。 図6は、伸び率と、圧力、押圧時間及びヒータ温度とが対応づけられたテーブルを示す図である。 図7は、制御部の動作を示すフローチャートである。 図8は、包装装置の動作を説明するための図である。 図9は、包装装置の動作を説明するための図である。 図10は、包装装置の動作を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、一実施形態に係る包装装置の外観を示す斜視図である。図2は、図1に示す包装装置の内部構成を示す正面図である。図3は、包装装置の内部構成を示す側面図である。図4は、包装装置の内部構成を示す平面図である。図5は、包装装置の構成を示すブロック図である。以下の説明では、図2における上下方向を包装装置1の「上下方向」、左右方向を包装装置1の「左右方向」、図3における左右方向を包装装置1の「前後方向」とする。
図1〜図5に示される包装装置1は、引き伸ばされた包装材としてのストレッチフィルムFに対して、生鮮食品等の商品GがトレーTに載置された被包装物Wを下側から押し上げ、ストレッチフィルムFの周縁部をトレーTの下側で重畳させて(折り込んで)、当該重畳部分をヒートシールして被包装物Wをストレッチ包装する装置である。本実施形態の包装装置1は、フィルム包装機能に加えて、計量機能、及び、ラベル貼り付けによる値付け機能も備えている。
包装装置1は、計量搬入機構10と、リフター機構20と、ロール支持機構30と、フィルム送り出し機構40と、フィルム搬送機構50と、折り込み機構60と、押さえ機構(外力付与部)70と、加熱機構(加熱部)80と、制御部90と、ラベルプリンター100と、ラベル発行機110と、を備えている。
[計量搬入機構]
計量搬入機構10は、被包装物Wの商品Gを計量すると共に包装装置1に被包装物Wを搬入する。計量搬入機構10は、包装装置1の本体3の正面中央部に設けられている。計量搬入機構10は、計量トレー11に載置された被包装物Wの重量を計量する計量器12と、被包装物Wをリフター機構20側に押し出す押出バー13と、押出バー13で押し出された被包装物Wをリフター機構20に搬送する搬送コンベア14と、被包装物Wを撮像するカメラ15と、を有している。計量搬入機構10の動作は、制御部90により制御される。
計量器12は、被包装物Wを計量し、被包装物Wの重量を示す情報を制御部90に出力する。押出バー13は、計量トレー11上に設けられており、計量トレー11の幅方向に沿って延在している。押出バー13は、初期位置においては計量トレー11の前端部に位置しており、図示しない駆動装置によって、前後方向に移動可能に設けられている。搬送コンベア14は、計量トレー11の後端側に設けられており、図示しない駆動装置によって、左右方向に移動可能に設けられている。カメラ15は、計量トレー11上に載置された被包装物Wを撮像し、撮像した画像情報を制御部90に出力する。
計量搬入機構10は、図3に示されるように、計量器12上に被包装物Wが載置されると、被包装物Wの重量を計量器12により計量すると共に、計量トレー11の上方に配置されたカメラ15により被包装物Wを撮像する。計量搬入機構10は、被包装物Wをカメラ15で撮像した後、押出バー13により被包装物Wをリフター機構20側に押し出し、搬送コンベア14によって被包装物Wをリフター機構20に搬送する。
計量搬入機構10は、被包装物Wのセンタリング機構を有している。具体的には、計量搬入機構10は、カメラ15にて撮像された画像に基づいて取得された被包装物Wの位置に応じて搬送コンベア14を動作させて、被包装物Wをセンタリングする。詳細には、計量搬入機構10は、計量トレー11上の被包装物Wの位置に応じて搬送コンベア14の位置を左右方向に移動させて、押出バー13により押し出される被包装物Wに対して搬送コンベア14を正面(中央)に位置させる。計量搬入機構10は、被包装物Wが搬送コンベア14上に位置すると、搬送コンベア14の位置を初期位置である中央部に移動させ、その後に搬送コンベア14により被包装物Wをリフター機構20に搬送する。これにより、計量搬入機構10は、被包装物Wが計量トレー11の中央部以外の位置に載置された場合であっても、リフター機構20に対して被包装物Wを常に同じ位置で送り出す。
[リフター機構]
リフター機構20は、被包装物Wを上方に押し上げる。リフター機構20は、計量搬入機構10の後方側に設けられている。リフター機構20は、計量搬入機構10から被包装物Wを受け取ると、被包装物Wを上方に押し上げる。リフター機構20は、支持ベース21と、支持ベース21上に固定された複数の支持バー22と、各支持バー22それぞれの上端部において回動自在に設けられており、トレーTの底面を支持する支持部材23と、支持ベース21を上下に移動させる電動ボールねじ機構24と、を有している。リフター機構20の動作は、制御部90により制御される。
リフター機構20は、電動ボールねじ機構24による支持ベース21の移動により、支持バー22及び支持部材23が上下方向において移動する。各支持バー22は、その中央部分に前後左右に折れ曲がるヒンジ(図示しない)を備えている。これにより、各支持バー22は、後述する第1折り込み板61、第2折り込み板62、及び第3折り込み板63がトレーTの下部に入り込むときに一時的に転倒する。
[ロール支持機構]
ロール支持機構30は、フィルムロールRを保持する。本実施形態では、ロール支持機構30は、本体3の両側にそれぞれ設けられている。すなわち、包装装置1は、2本のフィルムロールRを使用することができる。フィルムロールRは、伸縮性を有するストレッチフィルムFが多重に巻き付けられている。一のフィルムロールRのストレッチフィルムFと、他のフィルムロールRのストレッチフィルムFとは、同じ種類であってもよいし、異なる種類であってもよい。本実施形態では、2本のフィルムロールRは、種類が異なっており、ストレッチフィルムFの幅寸法が異なる。ストレッチフィルムFのそれぞれは、例えば、ポリオレフィン系、又は、塩化ビニール等である。
ロール支持機構30は、ロールバー31を有している。ロールバー31は、フィルムロールRを挿通させ、ホルダー等でフィルムロールRを保持する。ロールバー31は、それぞれ本体3に回転自在に支持されており、1つのフィルムロール駆動モータ32によって駆動される。フィルムロール駆動モータ32は、正逆回転が可能とされており、正回転時には一方のロールバー31を駆動し、逆回転時には他方のロールバー31を駆動する。
[フィルム送り出し機構]
フィルム送り出し機構40は、フィルムロールRから引き出されたストレッチフィルムFを、後述するフィルム搬送機構50の第1フィーダユニット51及び第2フィーダユニット52に受け渡す。フィルム送り出し機構40は、図2に示されるように、繰り出しローラ41と、繰り出しローラ41を駆動させる繰り出しモータ42と、フィルム差し込み板ユニット43と、フィルム差し込み板ユニット43を上下移動させるフィルム差し込み板駆動モータ44と、を有している。
繰り出しローラ41は、フィルムロールRからストレッチフィルムFを繰り出すローラである。繰り出しローラ41は、フィルムロールRの幅方向(包装装置1の前後方向)に沿って延びている。繰り出しローラ41は、フィルムロールRを支持するロール支持機構30の上方に位置し、ロールバー31よりも左右方向において外側に配置されている。繰り出しローラ41は、ベルト45を介して繰り出しモータ42と連結されており、繰り出しモータ42の作動によって回転する。
フィルム差し込み板ユニット43は、2枚の板部材47,48から構成されている。フィルム差し込み板ユニット43は、図2に示されるように、ロール支持機構30に支持されたフィルムロールRの上方に配置されている。
フィルム差し込み板駆動モータ44は、フィルム差し込み板ユニット43を上下に移動させる。フィルム差し込み板駆動モータ44は、リンク機構を介してフィルム差し込み板ユニット43を上下に移動させる。フィルム送り出し機構40は、フィルム差し込み板駆動モータ44によってフィルム差し込み板ユニット43を移動させることにより、ロール支持機構30により支持されているフィルムロールRのストレッチフィルムFをフィルム搬送機構50に受け渡す。フィルム差し込み板駆動モータ44の動作は、制御部90により制御される。
[フィルム搬送機構]
フィルム搬送機構50は、フィルムロールRからフィルム送り出し機構40によって繰り出されたストレッチフィルムFを受け取って、ストレッチフィルムFをリフター機構20の中央部分に搬送し、当該ストレッチフィルムFを引き伸ばして保持する。フィルム搬送機構50は、第1フィーダユニット51と、第2フィーダユニット52と、第1フィーダ移動ユニット53と、第2フィーダ移動ユニット54と、フィーダ駆動ユニット55と、を有している。
図3に示されるように、第1フィーダユニット51と第2フィーダユニット52とは、対向して配置されている。第1フィーダユニット51は、包装装置1の前方側に配置されている。第2フィーダユニット52は、包装装置1の後方側に配置されている。第1フィーダユニット51及び第2フィーダユニット52は、横送りされるストレッチフィルムFの両側部を上下のベルトで挟み、フィーダ駆動ユニット55の作動によってストレッチフィルムFを搬送する。
第1フィーダユニット51及び第2フィーダユニット52のそれぞれは、ストレッチフィルムFの幅方向(包装装置1の前後方向)に沿って延在するスライドシャフト56,57によって移動自在に支持されている。第1フィーダ移動ユニット53は、第1フィーダユニット51を、スライドシャフト56,57の延在方向(ストレッチフィルムFの幅方向)に沿って移動させる。第2フィーダ移動ユニット54は、第2フィーダユニット52を、スライドシャフト56,57の延在方向に沿って移動させる。
第1フィーダユニット51及び第2フィーダユニット52のそれぞれは、複数のクランプ(図示しない)を有している。クランプは、ソレノイドによって作動し、ストレッチフィルムFの保持及び保持の解除を行う。
フィルム搬送機構50は、カッター部58を有している。カッター部58は、ストレッチフィルムFを切断する。具体的には、カッター部58は、フィルム送り出し機構40からフィルム搬送機構50へと受け渡されたストレッチフィルムFがフィルム搬送機構50において所定量だけ搬送された後に、フィルム送り出し機構40とフィルム搬送機構50との間でストレッチフィルムFを切断する。カッター部58は、ストレッチフィルムFの幅寸法よりも大きい切断刃58aを有している。カッター部58は、切断刃58aをアクチュエータで移動させることによって、ストレッチフィルムFを切断する。カッター部58の動作は、制御部90により制御される。
カッター部58は、図2に示されるように、2つ設けられている。一方のカッター部58は、右側のフィルムロールRから繰り出されたストレッチフィルムFを切断する。他方のカッター部58は、左側のフィルムロールRから繰り出されたストレッチフィルムFを切断する。
[折り込み機構]
折り込み機構60は、ストレッチフィルムFをトレーTの下側に折り込み、トレーTの下側でストレッチフィルムFの周縁部を重畳させる。折り込み機構60は、図2及び図3に示されるように、第1折り込み板61と、第2折り込み板62と、第3折り込み板63と、折り込み棒64と、を有している。
第1折り込み板61及び第2折り込み板62は、ストレッチフィルムFの搬送方向の両端部をトレーTの下側に折り込む。図2に示されるように、第1折り込み板61及び第2折り込み板62は、同じ高さ位置に設けられている。第1折り込み板61及び第2折り込み板62は、図示しないモータ及びタイミングベルトによって、水平に移動可能に設けられている。モータの動作は、制御部90により制御される。
第3折り込み板63は、ストレッチフィルムFの第2フィーダユニット52側の側部をトレーTの下側に折り込む。第3折り込み板63は、第1折り込み板61及び第2折り込み板62よりも上方に位置している。第3折り込み板63は、図示しないモータ及びタイミングベルトによって、水平に移動可能に設けられている。モータの動作は、制御部90により制御される。
折り込み棒64は、トレーTを排出台66に向けて押し出す排出プッシャー65によるトレーTの排出時に、ストレッチフィルムFの第1フィーダユニット51側の側部がトレーTの下側に折り込まれるように配置されている。
排出プッシャー65は、図2に示されるように、後述する押さえ機構70の押さえプレート73及び押さえローラ74と接触しないように、左右に2分割されている。
[押さえ機構]
押さえ機構70は、後述する加熱ローラ82上に位置する被包装物Wに対して、加熱ローラ82と被包装物Wとの接圧が大きくなるように外力を付与する。押さえ機構70は、サーボモータ71と、サーボモータ71に接続されたアーム72と、アーム72に接続された押さえプレート73と、押さえプレート73に設けられた複数の押さえローラ74と、を有している。
アーム72は、一端部がサーボモータ71に接続されている。アーム72は、サーボモータ71の動作に連動して搖動する。押さえプレート73は、アーム72の他端部に接続されている。押さえプレート73は、水平を維持するように、アーム72に取り付けられている。押さえローラ74は、押さえプレート73の前端部に設けられている。押さえローラ74は、例えば、シリコンを原材料とするスポンジ状のローラである。押さえローラ74は、押さえプレート73において、回転自在に取り付けられている。押さえ機構70は、サーボモータ71の駆動によりアーム72が揺動すると、これに伴って押さえプレート73の高さ位置が変わる。
押さえ機構70は、排出プッシャー65によってトレーTを排出台66に押し出しながらトレーTの下に折り込まれたストレッチフィルムFを加熱機構80によってヒートシールする際に、被包装物Wを加熱ローラ82に押しつける。これにより、加熱ローラ82と被包装物Wとの接圧が大きくなる。押さえ機構70が被包装物Wを押し付ける力及び押し付ける時間は、サーボモータ71の駆動により調整される。サーボモータ71の動作は、制御部90により制御される。
押さえ機構70は、リフター機構20によって被包装物Wが押し上げられて止まったときに、被包装物Wを押さえプレート73等の自重により押さえ付ける。このとき、サーボモータ71は駆動しない。これにより、押さえ機構70は、被包装物Wが姿勢を崩して転倒することを抑える。
[加熱機構]
加熱機構80は、トレーTの下側において重畳するストレッチフィルムFを加熱してヒートシールする。加熱機構80は、搬送ローラ81と、加熱ローラ82と、を有している。加熱機構80は、排出プッシャー65によって押し出される被包装物Wを、搬送ローラ81及び加熱ローラ82により搬送しつつヒートシールする。
搬送ローラ81は、加熱ローラ82の前後に配置されている。搬送ローラ81は、例えば、加熱ローラ82を挟んで、複数本配置されている。加熱ローラ82は、本実施形態では、2本配置されている。搬送ローラ81及び加熱ローラ82は、図示しない支持部材により、回転自在に支持されている。
加熱ローラ82は、筒状を呈しており、その内部に円柱状のヒータ83(図5参照)が挿入されている。ヒータ83は、電気式のカートリッジヒータである。ヒータ83は、加熱ローラ82と接触していない。これにより、ヒータ83は、加熱ローラ82と一緒に回転しない。ヒータ83の温度は、制御部90により制御される。加熱機構80は、ヒータ83の温度を検出する温度センサ84(図5参照)を有している。制御部90は、温度センサ84から出力される温度を示す信号に基づいて、ヒータ83の温度を制御する。
[制御部]
制御部90は、包装装置1の動作を制御する。制御部90は、CPU91、ROM92及びRAM93によって構成されたコンピュータであって、包装装置1を構成する各部と接続されている。ROM92には、包装装置1を制御するための制御プログラムが格納されている。CPU91は、ROM92に格納された制御プログラムに基づいて、包装装置1を制御する。RAM93は、CPU91がROM92に格納された制御プログラムを実行する際のワークメモリとして機能する。また、制御部90は、表示パネル94及び操作キー95を有している。表示パネル94は、タッチパネル式のディスプレイであり、パネル上に操作ボタンも配される。
制御部90は、上記の各機構の作動を制御すると共に、計量搬入機構10により計量された商品Gの重量を示す信号に基づいて商品Gの価格の算出等を行い、商品Gの重量や価格等をラベルに印字するラベルプリンター100及びラベル発行機110の作動を制御する。
制御部90には、記憶部96が接続されている。記憶部96は、フィルムデータベースDB1と、商品データベースDB2と、トレーデータベースDB3と、とを格納している。フィルムデータベースDB1には、複数種類のストレッチフィルムFの性状に関するデータが、ストレッチフィルムFの種類ごとに記憶されている。具体的には、フィルムデータベースDB1には、フィルムナンバーごとに、ストレッチフィルムFの厚みや材質、フィルム幅等のデータが記憶されている。
商品データベースDB2には、商品Gの商品情報(単価データや商品Gの性状に関するデータ)が、商品Gの種類ごとに記憶されている。具体的には、商品データベースDB2には、商品Gの呼び出しナンバーごとに、商品Gの形状等のデータ、商品Gの単価データ、使用される1つの又は複数のトレーTのトレーナンバー等のデータが記憶されている。トレーデータベースDB3には、トレーTの性状に関するデータが、トレーTの種類ごとに記憶されている。トレーデータベースDB3には、トレーナンバーごとに、トレーTの大きさ、形状、材質、風袋重量(トレー重量、或いはトレー重量にフィルム重量を加えたもの)等のデータが記憶されている。
各データベースDB1,DB2,DB3は、データの更新が書き換え可能とされている。データは、表示パネル94及び操作キー95等による入力、又は、外部の装置から転送されたデータの受信等により、更新可能とされている。
制御部90は、引き伸ばされたストレッチフィルムFの伸び率を取得し、伸び率に基づいて、加熱ローラ82の温度、押さえ機構70が被包装物Wを押圧する力、及び、押さえ機構70が被包装物Wを押圧する時間を変更する。ストレッチの伸び率は、以下のように求められる。
伸び率=((伸ばした後の長さ)/(伸ばす前の長さ))×100 (%)
ストレッチフィルムFの伸ばす前の長さ、及び、伸ばした後の長さは、ストレッチフィルムFの種類、及び、トレーTの形状に基づいて求められる。具体的には、制御部90は、カメラ15により撮像された画像に基づいてトレーデータベースDB3からトレーTの形状を取得し、トレーTの形状に基づいて、2つのフィルムロールRのうち、使用する1つのフィルムロールRを選択する。制御部90は、フィルムデータベースDB1に基づいて、選択したフィルムロールRのストレッチフィルムFの幅寸法、すなわちストレッチフィルムFの伸ばす前の長さを取得する。制御部90は、トレーTの形状に基づいて、ストレッチフィルムFを第1フィーダユニット51及び第2フィーダユニット52により引き伸ばす量を取得し、この引き伸ばす量に基づいて、ストレッチフィルムFを伸ばした後の長さを取得する。制御部90は、取得したストレッチフィルムFの伸ばす前の長さ、及び、伸ばした後の長さを上記式に適用して、ストレッチフィルムFの伸び率を算出する。なお、伸び率は、ストレッチフィルムFの伸ばす前の長さと、伸ばした後の長さとが予め対応づけられたテーブルから取得されてもよい。
制御部90は、ストレッチフィルムFの伸び率を算出して取得すると、制御部90が有するテーブル(情報)TB(図6参照)を参照し、加熱ローラ82の温度、押さえ機構70が被包装物Wを押圧する力、及び、押さえ機構70が被包装物Wを押圧する時間を設定する。図6は、伸び率と、圧力、押圧時間及びヒータ温度とが対応づけられたテーブルを示す図である。図6では、N1>N2>N3>N4、T1>T2>T3>T4、及び、H1>H2>H3>H4の関係を満たしている。つまり、テーブルTBに示す例では、ストレッチフィルムFの伸び率が高くなる、すなわちストレッチフィルムFの厚みが小さくなるほど、加熱ローラ82の温度が低くなり、押さえ機構70が被包装物Wを押圧する力が小さくなり、押さえ機構70が被包装物Wを押圧する時間が短くなる。
制御部90は、例えば、伸び率が110%である場合には、図6に示されるように、押さえ機構70が被包装物Wを押圧する力をN1、押さえ機構70が被包装物Wを押圧する時間をT1、加熱ローラ82の温度をH1に設定する。制御部90は、設定した各値に基づいて、押さえ機構70及び加熱機構80のそれぞれを制御する。
制御部90は、商品データベースDB2を参照し、商品Gに対して加熱ローラ82の温度、押さえ機構70が被包装物Wを押圧する力、及び、押さえ機構70が被包装物Wを押圧する時間に関するパラメータが設定されている場合には、その設定を加味して、押さえ機構70及び加熱機構80のそれぞれを制御する。例えば、制御部90は、伸び率が110%である場合であっても、商品G(例えば、カニ等)において特別の設定(例えば、伸び率が180%の場合のパラメータを一律に使用する、実際の伸び率に50%上乗せしたパラメータを使用する、或いは、押さえ機構70を使用しない等)がある場合には、その設定に基づいて各値を設定し、押さえ機構70及び加熱機構80のそれぞれを制御する。
制御部90は、計量器12により計量された商品Gの重量が所定の閾値よりも重い場合には、押さえ機構70を動作させない。この場合、被包装物Wは、その自重のみで加熱ローラ82に接する。所定の閾値は、商品データベースDB2において、商品Gごとに設定されている。
図7を参照して、制御部90の動作について説明する。図7は、制御部の動作を示すフローチャートである。
図7に示されるように、制御部90は、最初に、カメラ15を制御し、計量トレー11上に載置された被包装物Wを撮像する(ステップS01)。制御部90は、カメラ15により撮像された画像に基づいて、トレーTのサイズを取得する(ステップS02)。具体的には、制御部90は、画像に基づいてトレーデータベースDB3を参照して、トレーTのサイズ(形状)を取得する。
次に、制御部90は、被包装物Wの商品情報を取得する(ステップS03)。具体的には、制御部90は、作業者によって表示パネル94又は操作キー95により入力された商品(数字)に応じた商品情報を商品データベースDB2から取得する。
続いて、制御部90は、ストレッチフィルムFの伸び率を取得する(ステップS04)。制御部90は、ストレッチフィルムFの伸び率を取得すると、当該伸び率に基づいて、押さえ機構70及び加熱機構80の動作を設定する(ステップS05)。そして、制御部90は、各種機構を制御して、被包装物Wの包装動作を実行させる(ステップS06)。
[ラベルプリンター]
ラベルプリンター100は、ラベルに商品情報、商品Gの重量、及び、価格等を印字する。ラベルプリンター100は、制御部90の指示に基づいて、ラベルを印字して出力する。
[ラベル発行機]
ラベル発行機110は、被包装物Wに包装されたストレッチフィルムFにラベルを貼り付ける。ラベル発行機110は、ラベルプリンター100から出力されたラベルを受け取ると、排出プッシャー65により被包装物Wが排出台66に向かって押し出されているときに、ラベルを被包装物Wに貼り付ける。
続いて、包装装置1の動作について、図8〜図10を参照して説明する。図8〜図10は、包装装置の動作を説明する図である。
包装装置1は、表示パネル94又は操作キー95において商品が選択され、図8(a)に示されるように、計量トレー11に被包装物Wが載置されると、被包装物Wを計量器12で計量すると共に、被包装物Wをカメラ15で撮像する。包装装置1の計量搬入機構10は、被包装物Wをリフター機構20に搬送する(図8(b)参照)。
また、フィルムロールRからフィルム送り出し機構40によりフィルム搬送機構50へと受け渡されたストレッチフィルムFは、カッター部58の切断刃58aにより切断され一枚の長方形状のストレッチフィルムFになって、リフター機構20の上方まで両フィーダユニット51,52によって運ばれている。そして、リフター機構20の上方において、各クランプの作動によりストレッチフィルムFの周囲を強く保持された状態となっている。
そして、周縁部、特に両側部を強く保持されたストレッチフィルムFに対して、リフター機構20が商品G及びトレーTを押し上げる。これにより、周縁部を強く保持されているフィルムFは、商品G及びトレーTの上部を覆うように伸張する(図9(a)参照)。
この状態において、第1折り込み板61,第2折り込み板62及び第3折り込み板63がトレーTの下側に水平移動すると、適当なタイミングで正面側(図9の左側)にあるクランプ以外のクランプがフィルムFの保持を解除して、フィルムFの周縁部の三辺がトレーTの下側に折り込まれる。そして、排出プッシャー65がトレーTを排出台66側に押し出すと、折り込まれていなかった正面側のストレッチフィルムFの一辺が折り込み棒64に当たり、排出台66側へのトレーTの移動にしたがってトレーTの下側に折り込まれていく(図9(b)参照)。なお、正面側にあるクランプは、このときにストレッチフィルムFの保持が解除される。また、この移動中に、トレーTの下側に折り込まれたストレッチフィルムFがヒートシールされ、図9(b)に示す位置に排出されたときには、商品G及びトレーT全体をストレッチフィルムFが覆った包装完了の状態となる。
さらに、ラベル貼付を含む処理を選択している場合には、計量値に基づいて算出される商品Gの値段や重量等がラベルプリンター100によりラベルに印字され、そのラベルがラベル発行機110により包装済みの商品G及びトレーTに貼付される。ラベルが貼付された被包装物Wは、図10に示されるように、排出台66に排出される。以上により、包装装置1によって被包装物Wがストレッチ包装される。
以上説明したように、本実施形態に係る包装装置1では、制御部90は、引き伸ばされたストレッチフィルムFの伸び率を取得し、当該伸び率に基づいて、加熱ローラ82の温度、押さえ機構70が被包装物Wに付与する外力、及び、押さえ機構70が被包装物Wに外力を付与する時間を変更する。これにより、包装装置1では、ストレッチフィルムFの伸び率に応じた制御が可能となるため、例えば、ストレッチフィルムFの伸び率が高い場合には、加熱ローラ82の温度を下げたり、被包装物Wに付与する外力を小さくしたりすることができる。そのため、強度の低いストレッチフィルムFに過度な力又は熱が加わることを抑制できるため、ストレッチフィルムFが破損することを抑制できる。したがって、包装装置1では、様々な形状の被包装物Wを包装する場合であっても、ストレッチフィルムFの破損を抑制できる。
本実施形態では、ストレッチフィルムFの伸び率は、ストレッチフィルムFの寸法、及び被包装物Wの形状に基づいて設定される。ストレッチフィルムFは、一般的に、ロール状に巻回されており、フィルムロールRから使用する分だけ繰り出され、一方向(幅方向)に引き伸ばされて被包装物に装着される。ストレッチフィルムFの伸び率は、被包装物Wの形状が大きくなると高くなる。そのため、ストレッチフィルムFの寸法、及び被包装物Wの形状に基づいて伸び率を設定することにより、ストレッチフィルムFの伸び率を適切に設定することができる。したがって、包装装置1では、伸び率に応じた適切な処理を行うことが可能となり、ストレッチフィルムFの破損をより一層抑制できる。
本実施形態では、制御部90は、ストレッチフィルムFの伸び率と、当該伸び率における加熱機構80の加熱ローラ82の温度、当該伸び率において押さえ機構70が被包装物Wに付与する外力、及び、当該伸び率において押さえ機構70が被包装物Wに外力を付与する時間とが対応付けられたテーブルTBを有し、取得した伸び率とテーブルTBとに基づいて、加熱ローラ82及び押さえ機構70を制御する。これにより、ストレッチフィルムFの伸び率に応じた制御を迅速且つ正確に選択することができる。したがって、制御部90における処理の効率化を図ることができる。
本実施形態では、被包装物Wは、トレーTに商品Gが載置されたものである。包装装置1は、商品Gに関する商品情報を記憶する記憶部96を備えている。制御部90は、ストレッチフィルムFの伸び率と商品情報とに基づいて、加熱機構80及び押さえ機構70を制御する。ストレッチフィルムFの伸び率に商品情報を加味することにより、商品Gの特性(例えば、商品Gの大きさ、高さ等の形状)に応じた処理が可能となる。したがって、被包装物W(ストレッチフィルムF)に加える熱、及び、被包装物Wに付与する外力を、より適切に設定することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されない。例えば、上記実施形態では、トレーTに商品Gが載置された被包装物Wを包装する形態を一例に説明したが、商品GがトレーTに収容されない状態で包装されてもよい。
上記実施形態では、押さえ機構70の押さえプレート73及び押さえローラ74を上下に移動させて、加熱ローラ82上に位置する被包装物Wに対して、加熱ローラ82と被包装物Wとの接圧が大きくなるように外力を付与している。しかし、加熱ローラ82と被包装物Wとの接圧が大きくなるように外力を付与する形態はこれに限定されない。例えば、加熱ローラ82が上下に移動する機構を備え、加熱ローラ82を押し上げることにより被包装物Wに外力を付与してもよい。このとき、押さえプレート73及び押さえローラ74は、高さ位置が一定に維持されてもよいし、可動してもよい。
上記実施形態では、ストレッチフィルムFの伸び率を、ストレッチフィルムFの幅寸法及び被包装物Wの形状に基づいて設定しているが、伸び率は、被包装物Wの高さを加味して設定してもよい。つまり、伸び率は、ストレッチフィルムFの寸法、被包装物Wの形状、及び被包装物Wの高さの少なくとも一つの情報に基づいて設定されればよい。
また、伸び率は、ストレッチフィルムFの種類とトレーTの種類とにより予め設定され、ストレッチフィルムFの種類とトレーTの種類とに対応づけられたテーブルから取得されてもよい。この場合、ストレッチフィルムFの種類を選択することにより、伸び率を取得できる。
1…包装装置、70…押さえ機構(外力付与部)、80…加熱機構(加熱部)、90…制御部、96…記憶部、F…ストレッチフィルム、G…商品、T…トレー、W…被包装物。

Claims (5)

  1. 引き伸ばされたフィルムによって被包装物を覆うと共に前記フィルムの周縁部を前記被包装物の下側で重畳させて包装する包装装置であって、
    前記被包装物の下側に位置する前記フィルムを加熱する加熱部と、
    前記加熱部上に位置する前記被包装物に対して、前記加熱部と前記被包装物との接圧が大きくなるように外力を付与する外力付与部と、
    前記加熱部の温度及び前記外力付与部の動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、引き伸ばされた前記フィルムの伸び率を取得し、当該伸び率に基づいて、前記加熱部の前記温度、前記外力付与部が前記被包装物に付与する前記外力、及び、前記外力付与部が前記被包装物に前記外力を付与する時間の少なくとも一つを変更する、包装装置。
  2. 前記制御部は、前記フィルムの伸び率が高くなるにつれて、
    前記加熱部の前記温度を段階的に低くする、
    前記外力付与部が前記被包装物に付与する前記外力を段階的に小さくする、及び、
    前記外力付与部が前記被包装物に前記外力を付与する時間を段階的に短くする、
    ことのうちの少なくとも一つが実行されるように、前記加熱部及び前記外力付与部の少なくとも一方を制御する、請求項1に記載の包装装置。
  3. 前記フィルムの前記伸び率は、前記フィルムの寸法、前記被包装物の形状、及び前記被包装物の高さの少なくとも一つの情報に基づいて設定される、請求項1又は2に記載の包装装置。
  4. 前記制御部は、前記フィルムの前記伸び率と、当該伸び率における前記加熱部の前記温度、当該伸び率において前記外力付与部が前記被包装物に付与する前記外力、及び、当該伸び率において前記外力付与部が前記被包装物に前記外力を付与する時間の少なくとも一つとが対応付けられた情報を有し、
    取得した前記伸び率と前記情報とに基づいて、前記加熱部及び前記外力付与部の少なくとも一方を制御する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の包装装置。
  5. 前記被包装物は、トレーに商品が載置されたものであり、
    前記商品に関する商品情報を記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、前記フィルムの前記伸び率と前記商品情報とに基づいて、前記加熱部及び前記外力付与部の少なくとも一方を制御する、請求項1〜のいずれか一項に記載の包装装置。
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