JP6448987B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器がV字状または逆V字状に配置され、そのV字状の頂部をなす部分の隙間に遮風板が設置されている空気調和機に関するものである。
プレートフィンチューブ形の熱交換器を複数に分割し、その熱交換器を通風路中にV字状または逆V字状に配置している空気調和機では、2つの熱交換器の配置により形成されるV字状の頂部において、2つの熱交換器間に一定の隙間が設けられたり、フィンの存在しない部分が発生したりすることにより、熱交換器を通過せずに空気が流れるバイパス流が発生する場合がある。このようなバイパス流を阻止するため、2つの熱交換器間のV字状の頂部をなす部分に遮風板を設置している。
この遮風板は、特許文献1−3に示されるように、一定の幅を有する所定長さの遮風板本体に対して、その長さ方向の複数箇所に、2つの熱交換器の冷媒チューブに係止される一対の係止爪を設けた構成とされており、その一対の係止爪をそれぞれの熱交換器の冷媒チューブに係止させることにより、2つの熱交換器間のV字状の頂部をなす部分に、遮風板を固定設置している。そして、その係止爪の形状や配置、遮風板本体の構成等を、特許文献1−3に示す如く様々工夫することにより、遮風板の設置し易さや外部から付加される衝撃力(輸送・運搬時等の落下衝撃等)に対する設置強度を確保している。
特開2005−24223号公報 特開2010−60210号公報 特開2014−77612号公報
しかしながら、特許文献1−3に開示されたものは、いずれも遮風板本体に対して2つの熱交換器の冷媒チューブに係止される固定型の一対の係止爪を一体に成形し、その固定型の係止爪、遮風板本体または遮風板本体に設けられた弾性部等を弾性変形させることにより、一対の係止爪を冷媒チューブに係止させるようにしたものである。この場合、遮風板の設置強度は、固定型の係止爪の係り代の大きさに左右されることになる。
このため、設置強度を確保すべく、係止爪の係り代を大きくすると、係止爪、遮風板本体または遮風板本体に設けられた弾性部を変形する際に、大きな力が必要となって遮風板の設置がし難くなるだけでなく、係止爪が破損する等のリスクが高くなる。従って、係止爪の冷媒チューブに対する係り代の大きさは自ずと制限されることとなり、外部から衝撃力が加わった場合に遮風板が外れ易くなる等の課題が生じ、別部品のクリップを用いて遮風板を押さえる等の対策を講ずることがあった。
また、遮風板本体に固定型の係止爪を設けた遮風板の場合、両端のヘアピンチューブ部をブラケットに挿入することにより支持されている熱交換器に遮風板を設置する際、遮風板の端部近くに係止爪を設けると、遮風板の一端をブラケットに挿し込む時に、係止爪が熱交換器のフィンと干渉し、挿し込むことができないことから、遮風板の一端から一定の距離だけ離れた位置に係止爪を設ける必要がある。このため、係止爪を遮風板の設置強度を確保すべく最適位置に配置することができない等の課題もあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、V字状または逆V字状に配置された熱交換器間の頂部の隙間に設置される遮風板を、外部から衝撃力が加わっても外れないように、係止爪の係り代を十分大きくして設置強度を確保しても、設置の容易性を確保し得るようにした空気調和機を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の空気調和機は、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる空気調和機は、通風路中に、V字状または逆V字状に配置されたプレートフィンチューブ形の第1熱交換器および第2熱交換器と、前記第1熱交換器および第2熱交換器の一端部間の隙間に設けられ、該隙間を遮風する遮風板と、前記遮風板の本体の長さ方向の複数箇所に設けられ、それぞれ前記第1熱交換器および第2熱交換器の冷媒チューブに係止されて前記遮風板を前記第1熱交換器および第2熱交換器に固定設置する一対の係止爪と、を備え、前記一対の係止爪の一方が、前記遮風板本体に対して回動自在に一体成形された可動爪とされていることを特徴とする。
本発明によれば、第1熱交換器および第2熱交換器の一端部間の隙間を遮風する遮風板本体に設けられ、両熱交換器の冷媒チューブに係止されて遮風板を固定設置する一対の係止爪の一方を、遮風板本体に対して回動自在に一体成形した可動爪としているため、遮風板の設置に際して、一方の可動爪を非係止位置に回動した状態で、他方の係止爪を一方の熱交換器の冷媒チューブに係止した後、可動爪を回動して他方の熱交換器の冷媒チューブに係止させることにより、一対の係止爪を介して遮風板を第1および第2熱交換器間に固定設置することができる。また、遮風板の組付け時、両端部がブラケットに挿入支持されている熱交換器に対して、遮風板の端部近くに固定爪を設けると、遮風板の一端をブラケットに挿し込むとき、固定爪が熱交換器と干渉して挿し込みが困難となるが、一方を可動爪としたものでは、遮風板の端部近くに係止爪を設けた場合でも、可動爪を熱交換器との干渉を回避する位置に回動した状態で遮風板をブラケットに挿し込むことにより容易に設置することができる。従って、一対の係止爪を固定爪としたものに比べ、係止爪の係り代をより大きくして強固に遮風板を固定設置することができ、外部から加わる衝撃力等による遮風板の外れを確実に防止することができるとともに、遮風板本体の長さ方向の複数箇所に設けられる係止爪の配置の自由度を確保し、係止爪を最適位置に配置することによって遮風板の設置強度を一層高めることができる。
さらに、本発明の空気調和機は、上記の空気調和機において、前記可動爪には、その可動爪が前記第1熱交換器および第2熱交換器の冷媒チューブに係止されたとき、前記遮風板本体に係止して該可動爪を係止位置に固定する固定爪が一体に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、可動爪に、その可動爪が第1熱交換器または第2熱交換器の冷媒チューブに係止されたとき、遮風板本体に係止して該可動爪を係止位置に固定する固定爪が一体に設けられているため、可動爪が回動されて第1熱交換器または第2熱交換器の冷媒チューブに係止されたとき、可動爪に一体に設けられている固定爪が遮風板本体に係止されることにより、可動爪を冷媒チューブに対する係止位置に固定し、その回動を不可動とすることができる。従って、遮風板がいったん第1熱交換器と第2熱交換器間に設置されると、可動爪は遮風板本体と一体化された状態となることから、大きな係り代を以ってより強固に遮風板を固定設置することができる。
さらに、本発明の空気調和機は、上記の空気調和機において、前記固定爪の両側端面または該固定爪が回動して嵌合される前記遮風板本体の嵌合部の両側端面のいずれかに、該固定爪の戻り阻止用突起が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、固定爪の両側端面または該固定爪が回動して嵌合される遮風板本体の嵌合部の両側端面のいずれかに、該固定爪の戻り阻止用突起が設けられているため、可動爪の回動に伴い、固定爪が遮風板本体に対する係止位置に回動されたとき、固定爪の両側端面に設けられている戻り阻止用突起が遮風板本体の嵌合部の両側端面を乗り越え、または固定爪の両側端面が遮風板本体の嵌合部の両側端面に設けられている戻り阻止用突起を乗り越えて回動することにより、その戻り阻止用突起で固定爪の戻りを阻止することができる。従って、固定爪を遮風板本体に係止させて可動爪を遮風板本体と一体化した状態としたとき、固定爪の戻りを阻止してその状態を確実に固定化することで、遮風板の強固な固定設置を安定的に保持することができる。
また、本発明の空気調和機は、上述のいずれかの空気調和機において、前記可動爪は、部分的に薄肉とされたヒンジ部を介して前記遮風板本体に一体成形されていることを特徴とする。
本発明によれば、可動爪が、部分的に薄肉とされたヒンジ部を介して遮風板本体に一体成形されているため、部分的に薄肉とされているヒンジ部を介して可動爪を遮風板本体に対して回動自在とすることができ、可動爪に大きな係り代を設定しても遮風板本体を大きな力で撓ませることなく、可動爪を回動させて容易に熱交換器の冷媒チューブに対して係止させることができる。従って、固定爪としたものに比べ、係り代を大きしながら、遮風板の設置自体を容易化することができる。
また、本発明の空気調和機は、上述のいずれかの空気調和機において、前記遮風板は、前記可動爪を含めてPP樹脂製の一体成形品とされていることを特徴とする。
本発明によれば、遮風板が、可動爪を含めてPP(ポリプロピレン)樹脂製の一体成形品とされているため、PP(ポリプロピレン)樹脂は軽量で強度が高く、特に繰り返し曲げに強く、ヒンジ特性に優れていることから、ヒンジ部を介して回動自在とされる可動爪を有する遮風板用として最適であり、回動自在の可動爪を一体成形した強度の高い遮風板とすることができ、遮風板の設置強度を確保することができる。
本発明によると、遮風板の設置時、一方の可動爪を非係止位置に回動した状態で、他方の係止爪を一方の熱交換器の冷媒チューブに係止した後、可動爪を回動して他方の熱交換器の冷媒チューブに係止させることにより、一対の係止爪を介して遮風板を第1および第2熱交換器間に固定設置することができる。また、遮風板の組付け時、両端部がブラケットに挿入支持されている熱交換器に対して、遮風板の端部近くに固定爪を設けると、遮風板の一端をブラケットに挿し込むとき、固定爪が熱交換器と干渉して挿し込みが困難となるが、一方を可動爪としたものでは、遮風板の端部近くに係止爪を設けた場合でも、可動爪を熱交換器との干渉を回避する位置に回動した状態で遮風板をブラケットに挿し込むことにより容易に設置することができるため、一対の係止爪を固定爪としたものに比べ、係止爪の係り代をより大きくして強固に遮風板を固定設置することができ、外部から加わる衝撃力等による遮風板の外れを確実に防止することができるとともに、遮風板本体の長さ方向の複数箇所に設けられる係止爪の配置の自由度を確保し、係止爪を最適位置に配置することによって遮風板の設置強度を一層高めることができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の斜視図である。 上記空気調和機の縦断面図である。 上記空気調和機の逆V字状配置とされた熱交換器の遮風板設置部の拡大側面図である。 上記遮風板の設置途中段階の状態を示す拡大側面図である。 上記遮風板を上面側から見た斜視図である。 上記遮風板を下面側から見た斜視図である。 上記遮風板を端面側から見た側面図である。 上記遮風板の可動爪を起こした状態の上面側から見た斜視図である。 上記遮風板の可動爪を起こした状態の端面側から見た側面図である。
以下に、本発明の一実施形態について、図1ないし図9を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る空気調和機の斜視図、図2には、その空気調和機の縦断面図が示されている。なお、本実施形態においては、壁掛け型の空気調和機に適用した例について説明するが、空気調和機の型式については、壁掛け型に限定されるものではなく、他型式の空気調和機にも適用できることは勿論である。
空気調和機(室内機)1は、横長の直方体形状とされた筐体2を備えている。この筐体2は、筐体2の背面側を構成するベース3と、ベース3の前面側に被せられている前面パネル4と、前面パネル4の前面開口部5を覆っている吸込みパネル6と、前面パネル4の前面と下面間に配設されている吹出しグリル7等によって構成されている。
ベース3には、後述の室内熱交換器17を構成する第2熱交換器17Bから流下するドレン水を受ける背面側ドレンパン8と、後述するクロスフローファン(送風ファン)18から吹出される空気の吹出し流路20Aを形成する空気流路壁9と、冷媒配管類10を収容する配管収容部11が一体に成形されている。前面パネル4には、上面に吸込みグリル12が形成されているとともに、前面開口部5の前方に吸込みパネル6が上方部を支点に上方に開閉可能に設置され、その下方部に吸込み口13が開口されている。また、前面パネル4の前面と下面間に配設されている吹出しグリル7には、吹出し口14が開口されている。
筐体2の内部には、吸込み口13を含む前面パネル4の前面開口部5および吸込みグリル12に沿って、エアフィルタ15および空気浄化フィルタ16が配設されており、その下流側の通風路20中には、プレートフィンチューブ形の室内熱交換器17が配設されている。この室内熱交換器17は、図2に示されているように、前面側に配置される第1熱交換器17Aと、背面側に配置される第2熱交換器17Bとに分割され、更に前面側の第1熱交換器17Aは、下方部がくの字状に折り曲げられた形状とされている。
この複数に分割または折り曲げられた室内熱交換器17は、筐体2内の前面下部から上面および背面側にかけて、断面が逆V字状となるように配設されている。つまり、室内熱交換器17の前面側に配置された第1熱交換器17Aと、背面側に配置された第2熱交換器17Bとは、それぞれの上端部同士が互いに近接するとともに、下部側に行くにつれてその間隔が漸次広くなるように配設された、いわゆる逆V字状配置とされている。
また、室内熱交換器17の下流側の通風路20中には、細長い円筒形状とされたクロスフローファン(送風ファン)18が水平軸周りに回転自在に配設され、筐体2内の右側部にベース3を介して設置されている図示省略のファンモータにより駆動されるように構成されている。クロスフローファン18の下流側前方には、吹出しグリル7と一体成形されたスタビライザ19が配設されており、そのスタビライザ19とベース3に成形されている空気流路壁9とによって、吹出し口14に至る吹出し流路20Aが形成されている。
吹出しグリル7には、室内熱交換器17を構成している第1熱交換器17Aから流下するドレン水を受ける前面側ドレンパン21が、スタビライザ19と共に一体に成形されている。また、吹出しグリル7には、吹出し口14から吹出される温調風の風向を左右方向に調整する複数枚の縦ルーバ(ルーバ)22が回動可能に配設されるとともに、温調風の風向を上下方向に調整する水平フラップ(フラップ)23が回動可能に配設されている。
室内熱交換器17は、上記の如く前面側に配置される第1熱交換器17Aと、背面側に配置される第2熱交換器17Bとに分割され、筐体2内の通風路中に前面下部から上面および背面側にかけて逆V字状に分割または折り曲げられて配置されているが、第1熱交換器17Aおよび第2熱交換器17Bの上端部間には、所定の隙間が設定されており、その隙間は、空気流が室内熱交換器17をバイパスして下流側に流れないように遮風板24によって遮風されるようになっている。
遮風板24は、図3ないし図9に示されるように、第1熱交換器17Aと第2熱交換器17Bの上端部間を跨ぐ幅寸法および室内熱交換器17の長さ方向寸法と略同一の長さ方向寸法を有する細長い薄板材からなる遮風板本体25と、遮風板本体25の長手方向の複数箇所に設けられている前後一対の複数組の係止爪26,27と、遮風板本体25の一端側の端面に設けられた前後一対の第2係止爪28,29と、を備えた構成とされ、係止爪26,27および第2係止爪28,29が、第1熱交換器17Aおよび第2熱交換器17Bの冷媒チューブ17Cに係止されることにより固定設置されるようになっている。
遮風板本体25は、長さ方向の前縁25A側が第1熱交換器17Aの上端面を覆うように湾曲された形状とされる一方、後縁25B側が第2熱交換器17Bの上端面に接するように斜め上方に折り曲げられた形状とされており、第1熱交換器17Aと第2熱交換器17B間に固定設置されたとき、上面が第2熱交換器17B側に向って5度程度、斜め下向きに傾斜して設置されるようになっている。更に、その傾斜した上面の最下位位置の長さ方向に沿う複数箇所に、遮風板24の表面で結露したドレン水を第2熱交換器17B上に排水するスリット状の排水孔30が設けられた構成とされている。
また、遮風板本体25の長さ方向の一端側の端面に設けられている前後一対の第2係止爪28,29は、それぞれ第1熱交換器17Aおよび第2熱交換器17Bの冷媒チューブ17Cに嵌め込むことにより嵌合される二又状の係止爪とされている。なお、遮風板本体25の長さ方向の他端には、その他端を室内熱交換器17の端部を支持する熱交支持ブラケット(図示省略)に挿し込むことにより固定するため、係止爪等は設けられていない。
さらに、遮風板本体25の長さ方向の複数箇所(本実施形態では、5箇所)に略等間隔で設けられ、それぞれ第1熱交換器17Aおよび第2熱交換器17Bの冷媒チューブ17Cに係止される前後一対の係止爪26,27の中、前縁25A側の係止爪26は、固定爪とされているが、後縁25B側の係止爪27は、回動自在とされた可動爪(以下、可動爪27とも云う。)とされている。これら複数組の係止爪26,27、第2係止爪28,29および排水孔30は、可動爪27を含め遮風板本体25に対して一体成形されている。
一対の係止爪26,27を構成する後縁25B側の可動爪27は、遮風板本体25の後縁25B側の部位を切り起したような形状の切り起し部31の後縁部にフック形状をした爪32を一体に設けたものであり、図4、図9に示されるように、遮風板本体25との接続部が部分的に薄肉とされたヒンジ部33を介して一体に連結されている。この遮風板24は、軽量で強度が高く、特に繰り返し曲げに強く、ヒンジ特性に優れたPP(ポリプロピレン)樹脂製の一体成形品とされており、回動自在とされた可動爪27のヒンジ部33のヒンジ機能を確保している。
また、切り起し部31のヒンジ部33よりも所定寸法だけ先端側の位置に段部34が設けられており、その段部34には、遮風板本体25の下面側(図4および図9に示す切り起し部31を起こした状態では、図示の右方向側)に突出した固定爪35が一体に設けられている。この固定爪35は、可動爪27が図4、図9に示すように上方に起立した位置から、第2熱交換器17Bの冷媒チューブ17Cに係止する位置に回動されたとき、遮風板本体25側に設けられている切欠き嵌合部(嵌合部)36の端部に係止して可動爪27の回動を不可動とし、可動爪27をその位置に固定して遮風板本体25と一体化した状態とするものである。
上記固定爪35の左右両側端面には、可動爪27が冷媒チューブ17Cに係止する位置に回動されることにより、固定爪35が切欠き嵌合部36の端部に係止する位置に回動されたとき、切欠き嵌合部36の両側端面と干渉してその位置からの固定爪35の戻りを阻止する戻り阻止用突起37が設けられている。なお、この戻り阻止用突起37は、切欠き嵌合部36の両側端面に設け、その戻り阻止用突起が固定爪35と干渉して固定爪35の戻りを阻止する構成としてもよい。
さらに、上記段部34の反固定爪35側の左右両側端面には、左右両側方に突出した一対のピン部38が設けられており、その左右一対のピン部38を嵌め込むためのピン嵌合部39が切欠き嵌合部36の左右両側の遮風板本体25上に一体に設けられている。このピン部38およびピン嵌合部39は、可動爪27が冷媒チューブ17Cに係止する位置に回動されたとき、ピン部38がピン嵌合部39に嵌合され、可動爪27を同位置に安定的に固定保持するためのものである。
以上に説明の構成により、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
空気調和機1が運転を開始すると、クロスフローファン(送風ファン)18がモータにより回転される。これによって室内の空気が吸込みグリル12および吸込み口13を介して筐体2内に吸込まれる。筐体2内に吸込まれた空気は、エアフィルタ15および空気浄化フィルタ16によって清浄化された後、複数の第1熱交換器17Aおよび第2熱交換器17Bとからなる室内熱交換器17に通風され、室内熱交換器17で冷媒と熱交換されることによって冷却または加熱される。
この温調風は、クロスフローファン(送風ファン)18により付勢され、通風路20および吹出し流路20Aを経て吹出し口14から室内へと吹出されることにより、室内の空調に供される。室内に吹出される温調風は、吹出し口14に設けられている縦ルーバ(ルーバ)22および水平フラップ(フラップ)23によって風向が調整され、任意のエリアに向けて吹出されることになる。
この間、第1熱交換器17Aおよび第2熱交換器17Bの上端部間に固定設置されている遮風板24は、その上端部間の隙間を通して室内空気が室内熱交換器17をバイパスして流れるのを阻止し、非温調風が室内熱交換器17を通過した温調風に混合して吹出されることによる空調フィーリングの悪化等の弊害を解消するように作用する。また、冷房運転時、室内熱交換器17は、蒸発器として機能し、この場合、室内熱交換器17を介して冷却されている遮風板24の表面で結露が発生する虞があるが、そのドレン水は、遮風板24の上面の傾斜面に沿って第2熱交換器17B側に流れ、排水孔30を介して第2熱交換器17B上に排出されることにより背面側ドレンパン8に導かれることになる。
一方、上記遮風板24は、第1熱交換器17Aおよび第2熱交換器17Bの上端部間の隙間に、その長さ方向の複数箇所に設けられている前後一対の係止爪26,27を介して第1および第2熱交換器17A,17Bの冷媒チューブ17Cに係止されることにより固定設置されるが、この一対の係止爪26,27の中、一方の係止爪27が遮風板本体25に対して回動自在に一体成形された構成とされてすることから、具体的には、以下の手順により固定設置されるようになっている。
遮風板24は、遮風板本体25の係止爪が設けられていない側の一端を熱交支持ブラケット(図示省略)に挿入し、他端側の一対の第2係止爪28,29を第1熱交換器17Aおよび第2熱交換器17Bの他端部の冷媒チューブ17Cに嵌合することにより組付けられるが、この際、長さ方向の複数箇所に設けられている一対の係止爪26,27は、一方の可動爪27を、図4および図8−9に示すように上方に起立した状態で、まず遮風板本体25の湾曲形状とされた前縁25A側で第1熱交換器17Aの上端部を覆うようにして係止爪26を第1熱交換器17Aの冷媒チューブに係止させ、遮風板本体25の後縁25B側の傾斜面を第2熱交換器17Bの上端面に接触させた状態とする。この状態が図4に示されている。
次いで、上方に起立されている可動爪27の切り起し部31を、ヒンジ部33から後方へと略水平位置に向って回動させ、切欠き嵌合部36に嵌め込むことによって、可動爪27のフック形状とされている爪32を第2熱交換器17Bの冷媒チューブ17Cに係止させる。そして、上記の如く、可動爪27を切欠き嵌合部36に嵌め込むように回動させることによって、固定爪35の左右両側端面に設けられている戻り阻止用突起37が切欠き嵌合部36の両側端面を超えるように、または切欠き嵌合部36の両側端面に設けられている戻り阻止用突起を固定爪35が超えるように下方に回動された状態となる。
これによって、固定爪35が遮風板本体25に設けられている切欠き嵌合部36の端部に係止され、可動爪27の回動を不可動とし、可動爪27をその位置に固定して遮風板本体25と一体化した状態とする。この固定爪35は、左右両側端面に設けられている戻り阻止用突起37が切欠き嵌合部36の両側端面を超えるように、または切欠き嵌合部36の両側端面に設けられている戻り阻止用突起を固定爪35が超えるように下方に回動されることから、反対回りの回動は戻り阻止用突起37によって阻止される。従って、可動爪27を確実に第2熱交換器17Bの冷媒チューブ17Cに係止された位置に固定保持することができる。
さらに、可動爪27は、第2熱交換器17Bの冷媒チューブ17Cに係止した位置に回動されたとき、切り起し部31の段部34位置の左右両側端面に設けられている左右両側方に突出する一対のピン部38が、遮風板本体25の上面に一体に設けられているピン嵌合部39に嵌め込まれることによっても、その係止位置に安定的に固定保持されるようになっている。
斯くして、本実施形態によると、第1熱交換器17Aおよび第2熱交換器17Bの一端部間の隙間を遮風する遮風板24に設けられ、両熱交換器17A,17Bの冷媒チューブ17Cに係止されることによって遮風板24を固定設置する一対の係止爪26,27の一方が、遮風板本体25に回動自在に一体成形された可動爪27とされているため、遮風板24の設置に際し、一方の可動爪27を非係止位置に回動した状態で、他方の係止爪26を一方の第1熱交換器17Aの冷媒チューブ17Cに係止した後、可動爪27を回動して他方の第2熱交換器17Bの冷媒チューブ17Cに係止させることにより、一対の係止爪26,27を介して遮風板24を第1および第2熱交換器17A,17B間に固定設置することができる。
また、遮風板24の組付け時、両端部が支持ブラケットに挿入支持されている室内熱交換器17に対して、遮風板24の端部近くに固定した係止爪を設けると、遮風板24の一端をその支持ブラケットに挿し込むとき、固定した係止爪が室内熱交換器のフィンと干渉して挿し込みが困難となるが、一方を可動爪27としたものでは、遮風板24の端部近くに係止爪26,27を設けた場合でも、可動爪27を第2熱交換器17Bとの干渉を回避する位置に回動した状態で遮風板24を熱交支持ブラケットに挿し込むことにより容易に設置することができる。
従って、一対の係止爪26,27を固定構造の爪としたものに比べ、係止爪26,27の係り代をより大きくして強固に遮風板24を固定設置することができ、このため、輸送・搬送時の衝突、落下等により外部から加わる衝撃力等による遮風板24の外れを確実に防止することができるとともに、遮風板本体25の長さ方向の複数箇所に設けられる係止爪26,27の配置の自由度を確保し、係止爪26,27を最適位置に配置することによって遮風板24の設置強度を一層高めることができる。
また、上記可動爪27に、その可動爪27が室内熱交換器17の分割された第1熱交換器17Aまたは第2熱交換器17Bの一方の冷媒チューブ17Cに係止されたとき、遮風板本体25に係止して当該可動爪27を係止位置に固定する固定爪35が一体に設けられているため、可動爪27が回動されて第1熱交換器17Aまたは第2熱交換器17Bの冷媒チューブ17Cに係止されたとき、可動爪27に一体に設けられている固定爪35が遮風板本体25に係止されることにより、可動爪27を冷媒チューブ17Cに対する係止位置に固定し、その回動を不可動とすることができる。
これによって、遮風板24がいったん第1熱交換器17Aと第2熱交換器17B間に設置されると、可動爪27は遮風板本体25と一体化された状態となることから、大きな係り代を以ってより強固に遮風板24を第1熱交換器17Aと第2熱交換器17B間の隙間に固定設置することができる。
さらに、本実施形態によると、固定爪35の両側端面または該固定爪35が回動して嵌合される遮風板本体25の切欠き嵌合部(嵌合部)36の両側端面のいずれかに、固定爪35の戻り阻止用突起37が設けられている。このため、可動爪27の回動に伴い、固定爪35が遮風板本体25に対する係止位置に回動されたとき、固定爪35の両側端面に設けられている戻り阻止用突起37が遮風板本体25の切欠き嵌合部36の両側端面を乗り越え、または固定爪35の両側端面が遮風板本体25の切欠き嵌合部36の両側端面に設けられている戻り阻止用突起37を乗り越えて回動することにより、その戻り阻止用突起37で固定爪35の戻りを阻止することができる。
このように、固定爪35を遮風板本体25に係止させて可動爪27を遮風板本体25と一体化した状態としたとき、固定爪35の戻りを阻止してその状態を確実に固定化することによって、遮風板24の強固な固定設置をより安定的に保持することができる。
また、上記可動爪27が、部分的に薄肉とされたヒンジ部33を介して遮風板本体25に一体成形されているため、部分的に薄肉とされているヒンジ部33を介して可動爪27を遮風板本体25に対して回動自在とすることができ、可動爪27に大きな係り代を設定しても遮風板本体25を大きな力で撓ませることなく、可動爪27を回動させて容易に第1または第2熱交換器17A,17Bの冷媒チューブ17Cに対して係止させることができる。従って、固定構造の爪としたものに比べ、係り代を大きしながら、遮風板24の設置自体を容易化することができる。
更に、遮風板24が、可動爪27を含めてPP(ポリプロピレン)樹脂製の一体成形品とされているため、PP(ポリプロピレン)樹脂は軽量で強度が高く、特に繰り返し曲げに強く、ヒンジ特性に優れていることから、ヒンジ部33を介して回動自在とされる可動爪27を有する遮風板24用として最適であり、回動自在の可動爪27を一体成形した強度の高い遮風板24とすることができ、遮風板24の設置強度を確保することができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、上記実施形態では、通風路20中に逆V字状に第1熱交換器17Aおよび第2熱交換器17Bを配置した例について説明したが、通風路中に2つの熱交換器をV字状に配置した構成とされている空気調和機にも同様に適用できることは勿論である。
また、上記実施形態では、遮風板24に設ける一対の係止爪26,27の中の一方の係止爪27を回動自在の可動爪27としているが、係止爪27を固定構造の爪とし、他方の係止爪26を回動自在の可動爪としてもよいことは云うまでもない。
1 空気調和機
17 室内熱交換器
17A 第1熱交換器
17B 第2熱交換器
17C 冷媒チューブ
20 通風路
24 遮風板
25 遮風板本体
26 係止爪
27 係止爪(可動爪)
33 ヒンジ部
35 固定爪
36 切欠き嵌合部(嵌合部)
37 戻り阻止用突起

Claims (5)

  1. 通風路中に、V字状または逆V字状に配置されたプレートフィンチューブ形の第1熱交換器および第2熱交換器と、
    前記第1熱交換器および第2熱交換器の一端部間の隙間に設けられ、該隙間を遮風する遮風板と、
    前記遮風板の本体の長さ方向の複数箇所に設けられ、それぞれ前記第1熱交換器および第2熱交換器の冷媒チューブに係止されて前記遮風板を前記第1熱交換器および第2熱交換器に固定設置する一対の係止爪と、を備え、
    前記一対の係止爪の一方が、前記遮風板本体に対して回動自在に一体成形された可動爪とされていることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記可動爪には、その可動爪が前記第1熱交換器および第2熱交換器の冷媒チューブに係止されたとき、前記遮風板本体に係止して該可動爪を係止位置に固定する固定爪が一体に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記固定爪の両側端面または該固定爪が回動して嵌合される前記遮風板本体の嵌合部の両側端面のいずれかに、該固定爪の戻り阻止用突起が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記可動爪は、部分的に薄肉とされたヒンジ部を介して前記遮風板本体に一体成形されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の空気調和機。
  5. 前記遮風板は、前記可動爪を含めてPP樹脂製の一体成形品とされていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の空気調和機。
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