JP6448461B2 - 乗客コンベア用クリップガイド取付治具及びクリップガイド取付方法 - Google Patents

乗客コンベア用クリップガイド取付治具及びクリップガイド取付方法 Download PDF

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Description

本発明は、乗客コンベアのガイドレールにクリップガイドを取り付けるためのクリップガイド取付治具とクリップガイド取付方法に関する。
従来から、エスカレータなどの乗客コンベアでは、移動手すりを欄干の周囲に設け、これを踏段の移動に同期して循環駆動することが行われている。移動手すりは、ガイド部によって移動可能に支持される。ガイド部は、金属製のガイドレールに樹脂製のクリップガイドを取り付けて構成する。
特許文献1には、乗客コンベアのガイドレールへクリップガイドを取り付けるための取付治具が記載されている。クリップガイドは、Jを横向きにした断面形状を有する長尺状の部材であり、ガイドレールの端部に位置する襟状部分を内側と外側とから挟み込んで装着する。クリップガイド取付治具は、直方体形状の上側接触部と、板状またはブロック状の下側接触部との一端を連結部で連結している。作業者は、取付治具の上側接触部及び下側接触部でクリップガイドを挟んで、襟状部分に対し傾斜させた状態で襟状部分にクリップガイドを押し付ける。そして襟状部分に押し付けた位置を支点にして取付治具によりクリップガイドを回転させることにより、クリップガイドを襟状部分に取り付けている。
特開2014−65562号公報
ところでクリップガイドは、ガイドレールの襟状部分を内側と外側から挟む形状となっている。クリップガイドは、ガイドレールから取り外した自由状態において、襟状部分の内側に配置される内側片の先端が外側に配置される外側片の内側面に接近する。これによりクリップガイドを襟状部分に取り付ける際には、クリップガイドの内側片と外側片との間を広げるように作業者が大きな力を加えてクリップガイドを弾性変形させ、その状態で襟状部分をクリップガイド内に嵌め込む必要がある。このため、クリップガイドの取付作業に時間を有し、さらに取付作業の作業性向上の面から改良の余地がある。
本発明の目的は、クリップガイドの取付作業時の作業時間を短くし、かつ作業性の向上を図れる乗客コンベア用クリップガイド取付治具及びクリップガイド取付方法を実現することである。
本発明に係る乗客コンベア用クリップガイド取付治具は、乗客コンベアの移動手すりを移動可能に支持する長尺のガイドレールを内側に収容してガイドレールと移動手すりの間に介在するクリップガイドを取り付けるための乗客コンベア用クリップガイド取付治具であって、前記ガイドレールの幅方向の端部が嵌め込み可能なレール嵌め込み溝を含む長尺状のレール保持部と、前記レール保持部において前記レール嵌め込み溝とは幅方向の反対側に形成されて前記クリップガイドの内側に差し込み可能な差し込み部と、前記レール保持部に結合される案内要素であって、前記クリップガイドが移動可能に挿通される孔部を有し、前記レール保持部に向けて移動する前記クリップガイドを前記レール保持部の付近に位置するように規制する案内要素と、を備える。

本発明に係る乗客コンベア用クリップガイド取付方法は、本発明に係る乗客コンベア用クリップガイド取付治具を用いて前記ガイドレールへ前記クリップガイドを取り付ける乗客コンベア用クリップガイド取付方法である。そして、本発明に係る乗客コンベア用クリップガイド取付方法は、前記クリップガイド取付治具の前記孔部に前記クリップガイドを通し、かつ、前記クリップガイド取付治具の前記差し込み部を前記クリップガイドの内側に差し込むステップと、前記ガイドレールの端部のうち、前記クリップガイド取付治具に対し長手方向一端側に外れた部分を前記レール嵌め込み溝に嵌め込むステップと、一方の手で前記クリップガイド取付治具を掴んで、他方の手で前記クリップガイドを前記ガイドレールに押し付けながら、前記ガイドレールの長手方向に沿って前記クリップガイド取付治具を移動させることにより、前記クリップガイドに前記ガイドレールの端部を長手方向に沿って徐々に嵌め込むステップとを含む。
本発明に係る乗客コンベア用クリップガイド取付治具及び取付方法によれば、クリップガイドの取付作業時の作業時間を短くでき、かつ作業性の向上を図れる。
本発明の実施形態の乗客コンベア用クリップガイド取付治具によりクリップガイドを取り付けるエスカレータの一部を示している斜視図である。 図1のA−A断面図である。 エスカレータの移動手すり用ガイド部の分解斜視図である。 実施形態のクリップガイド取付治具の斜視図である。 図4の分解斜視図である。 図5に示すレール保持部材を上側から見た図である。 レール保持部材を図6の左側から見た図である。 図5に示す案内部材を上側から見た図である。 案内部材を図8の左側から見た図である。 案内部材を図9の右側から見た図である。 ガイドレールにクリップガイド取付治具を用いてクリップガイドを取り付ける状態を、上側ガイド部の上面に対して垂直方向に見た図である。 図11のB−B断面図である。 クリップガイドを省略して示している図11のC−C断面図である。 図11のD−D断面図である。 図11のE−E断面図である。 図11のF−F断面図である。 比較例のクリップガイド取付方法において、ガイドレールにクリップガイドを取り付ける状態を示している図14に対応する図である。 クリップガイド取付治具の案内部材の2例を示している図11に対応する図である。 クリップガイド取付治具の案内部材において、案内本体部の別例を示す図である。
以下において、図面を用いて本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。以下では主として乗客コンベアの一種であるエスカレータのガイドレールにクリップガイドを取り付ける場合を説明する。一方、乗客コンベアはエスカレータに限定するものでではなく、例えば同じ階床の異なる2つの位置の間を略水平方向に移動するために用いられる構成としてもよい。以下で説明する材料、形状、個数などは説明のための例示であって、クリップガイド取付治具の仕様により変更が可能である。以下では同様の構成には同一の符号を付して説明する。
図1は、実施形態のクリップガイド取付治具20(図4)によりクリップガイド15a、15b(図2)を取り付けるエスカレータ1の一部を示している斜視図である。エスカレータ1は、トラス(図示せず)を含む固定構造2と、複数の踏段3と、複数の踏段3の左右方向両側において、固定構造2の上側に立設された欄干部4と、各欄干部4に支持された移動手すり5とを備える。トラスは、他の部材を支持する構造部分であり、エスカレータ1の基礎部分を構成する。なお、本明細書において、「左右方向」は、エスカレータ1を下側の乗降口8から上側の乗降口(図示せず)に向かって見た場合の左右方向をいう。
複数の踏段3は、乗客が乗降可能であり、固定構造2に循環移動を可能に支持されて図示しない移送手段により循環移動される。移送手段はトラスの内部に設けられる。
欄干部4は、例えばガラス製または金属製のパネルを含む。欄干部4の上側には移動手すり用ガイド部10(図2)が設けられる。
図2は、図1のA−A断面図である。移動手すり用ガイド部10は、移動手すり5を移動可能に支持する。移動手すり5は、踏段3に載った乗客が手で掴んで体を安定させるために設けられる。移動手すり5は、無端状に形成され、複数の踏段3と同期して駆動される。
各踏段3には、図示しないステップ軸が左右方向に伸びた状態で結合される。複数のステップ軸は左右両側のチェーン(図示せず)により無端状に連結される。そしてチェーンが図示しない駆動装置によって駆動される。これにより、複数の踏段3が一方向に循環移動する。
移動手すり5のうち、乗客が掴むことが可能な範囲で一方向に移動する上側部分を往路側部分5aといい、下側で一方向に移動する部分を帰路側部分5bという。帰路側部分5bの中間部分は固定構造2の内部に配置される。移動手すり5は、帰路側部分5bにおいて、図示しない駆動ローラと押圧ローラとにより両側から挟まれて押圧される。そして、駆動ローラが、スプロケット、チェーンなどを介して駆動装置(図示せず)によって駆動されることにより、移動手すり5が複数の踏段3と同じ方向に循環移動する。
図3は、移動手すり用ガイド部10の分解斜視図である。移動手すり5は、長手方向に対し直交する方向の断面形状が図における上面がほぼ直線状のC字形であり、ゴムなどから形成される。移動手すり用ガイド部10は、移動手すり5の内側表面に接触して移動手すり5を移動可能に支持する。以下、移動手すり用ガイド部10は、ガイド部10という。なお、図2、図3では、ガイド部10の長手方向(紙面と垂直な方向)をX、左右方向をY、X及びYに対し直交する紙面上下方向をZとする。
ガイド部10は、ガイドレール11とクリップガイド15a、15bとを含む。ガイドレール11は長尺状のレール部材であり、移動手すり5を移動可能に支持する。ガイドレール11は例えば金属製の板状の部材が曲げられることにより形成される。ガイドレール11は、図示しない固定部材を介して欄干部4(図1)の縁部に固定される。ガイドレール11は、欄干部4の縁部において、上下両側の乗降口8付近の手すり出入り口9(図1)より外側に位置する部分と、手すり出入り口9から固定構造2の内側に入り込んだ所定位置までの部分とを含んでいる。
ガイドレール11は、断面略U字形の中間支持部12と、中間支持部12の左右方向両側端部において、欄干部4とは反対側端(図2の上端)から左右方向において中間支持部12とは反対側に延伸される端部である襟状部分13とを有する。各襟状部分13は、ガイドレール11の長手方向全長にわたって形成される。各襟状部分13は、エスカレータ1の上下両側の乗降口8付近を除く長手方向中間部分において平坦状であり、長手方向に沿って直線状に伸びている。ガイドレール11の左右両側に形成される襟状部分13のうち、左側の襟状部分13には左側のクリップガイド15aが取り付けられ、右側の襟状部分13には右側のクリップガイド15bが取り付けられている。各クリップガイド15a、15bは、ゴムなどから形成される移動手すり5の内面と、金属製のガイドレール11との間に位置し両者が直接に接触することを防止して、移動手すり5の内面の摩耗及び損傷を抑制する。
図3に示すように、右側のクリップガイド15bは、樹脂材料、例えばナイロンから形成され所定長さを有する長尺状の部材であり、長手方向に対し直交する平面についての断面形状がJを横向きにした形状となっている。クリップガイド15bは、ガイドレール11の右側の襟状部分13において、長手方向Xに沿って複数個に分けられて、内側と外側とから襟状部分13を挟むように取り付けられる。1つのクリップガイド15bの長さは、例えば数メートルから約10メートルである。クリップガイド15bは、襟状部分13の外側(すなわち、欄干部4とは反対側)に配置される外側片16と、外側片16から連続して折り返され襟状部分13の内側(すなわち、欄干部4側)に配置される内側片17とを有する。外側片16の先端縁には爪部18が折れ曲がって形成される。爪部18は、襟状部分13の内側の角部に引っ掛けるために設けられる。右側のクリップガイド15aは、左側のクリップガイド15bにおいて、左右方向の位置関係が逆になるだけで同様に形成される。以下、左右のクリップガイド15a、15bは総称してクリップガイド15という。
このようなクリップガイド15は、図2に示すようにガイドレール11の左右両側の襟状部分13に取り付けられる。そして、移動手すり5は、ガイドレール11にクリップガイド15を介して左右両側の襟状部分13を包むように装着される。
また、クリップガイド15は、図3に示すようにガイドレール11から取り外した自由状態において、自身の弾性力により、クリップガイド15の内側片17の先端が外側片16の内側面に接近する。これにより作業者が、エスカレータ1の据え付け時、保守点検時などにおいて、ガイドレール11にクリップガイド15を取り付ける際には、クリップガイド15の外側片16と内側片17との間を作業者が大きな力で広げるようにクリップガイド15を弾性変形させる必要がある。そして、外側片16及び内側片17の間を広げた状態で、ガイドレール11の襟状部分13をクリップガイド15内に嵌め込む。従来の作業においては、このような作業を作業者が手だけで行っており、外側片16及び内側片17の間を広げる力と、クリップガイド15を、内側に襟状部分13を嵌め込む方向に移動させる力との両方が必要になる。これにより、組み付け作業が困難である。本実施形態のクリップガイド取付治具20によれば、組み付け作業性の向上と作業時間短縮を図ることができる。
図4は、クリップガイド取付治具20の斜視図である。図5は、図4の分解斜視図である。図6は、クリップガイド取付治具20のレール保持部材21を上側から見た図である。図7は、レール保持部材21を図6の左側から見た図である。クリップガイド取付治具20は、図3に示した長尺のガイドレール11を内側に収容してガイドレール11(図2)と移動手すり5(図2)との間に介在するクリップガイド15を取り付けるために用いられる。特に、クリップガイド取付治具20は、ガイドレール11の襟状部分13において、エスカレータ1の上下両側の乗降口8(図1)を除いて長手方向中間部の直線状に伸びている部分にクリップガイド15を取り付けるために用いられる。以下ではクリップガイド取付治具20は取付治具20という。
取付治具20は、レール保持部材21と案内部材31とを備える。レール保持部材21及び案内部材31は一体的に結合されている。図5から図7に示すように、レール保持部材21は、レール保持部22と、レール保持部22に結合された掴み部25とを有する。レール保持部22は、互いに平行で細長の上側板部22a及び下側板部22bと、これらの幅方向一端(図5の右端)を連結する連結部22cとを有する長尺状の部分である。これにより、断面がコ字状となり、レール保持部22には、幅方向他端(図5の他端)において全長にわたってレール嵌め込み溝22dが形成される。取付治具20のレール保持部22はガイドレールの長手方向に伸びるので、その幅方向は、クリップガイド15の取付時においてエスカレータ1(図1)の左右方向に相当する。レール嵌め込み溝22dは、ガイドレール11の襟状部分13の幅方向端部が嵌め込み可能である。レール嵌め込み溝22dの長手方向両端は、レール保持部22の長手方向両端に開口する。レール嵌め込み溝22dの長手方向に対し直交する平面についての断面形状は略矩形である。
差し込み部24は、レール保持部22においてレール嵌め込み溝22dとは幅方向の反対側である一端(図5の右端)に形成されている。差し込み部24は、長手方向に対し直交する平面についての断面形状が略三角形となっている。具体的には、後述する図13に示すように、差し込み部24は、幅方向一端(図13の右端)に向かうほど厚さが小さくなる先細り形状となっている。また、差し込み部24の先端部(図3の右端部)の下側面は下側に膨らんだ円弧形である曲面状となっており、そこに連続するレール嵌め込み溝22d側の下側面は上側に窪んだ曲面状となっている。レール保持部22の上側面は平坦面である。差し込み部24は、クリップガイド15の内側に差し込み可能である。差し込み部24の形状は図13の形状に限定するものではなく、下側面が上側面に対し傾斜した平坦面であってもよいし、先端部の下側面が図13の上側に窪んだ曲面状となってもよい。
掴み部25は、レール保持部22の長手方向一端部(図5の手前側端部)の上側面において、長手方向に対し直交する方向である上方に突出するように結合された柱状の部分である。掴み部25の根元部は、掴み部25の他の部分よりも直径が小さくなっている。掴み部25は、後述するように作業者が取付治具20を持って移動させる場合において、一方の手で掴むことが可能な部分である。
レール保持部材21のうち、レール保持部22は、例えばステンレス合金などの金属材料から形成される。掴み部25は、軸方向全長において直径が同じである軸部26と、軸部26の先端部から中間部にかけて外側に嵌合固定された筒部27とから構成される。掴み部25において筒部27から外れた軸部26が、直径が小さくなった根元部となっている。この構成では、軸部26が例えばステンレス合金などの金属材料から形成され、筒部が例えばウレタンゴムなどの樹脂材料から形成される。また、掴み部25はレール保持部22に溶接またはネジ結合で固定することができる。掴み部25とレール保持部22とをネジ結合する場合には、掴み部25の根元部に雄ネジ部を形成し、レール保持部22に形成されたネジ孔に雄ネジ部をネジ結合する。
図8は、取付治具20の案内部材31を上側から見た図である。図9は、案内部材31を図8の左側から見た図である。図10は、案内部材31を図9の右側から見た図である。
案内部材31は、レール保持部材21のレール保持部22に掴み部25を介して結合される。案内部材31は、案内要素に相当する。案内部材31は、嵌合部32と、案内本体部36とを含み、嵌合部32と案内本体部36とが一体的に結合されている。嵌合部32は、掴み部25(図5)のうち、直径が小さくなった根元部に嵌合固定される。具体的には、嵌合部32は、全体として中空の筒状であり、円周方向一部で筒の中心方向に分割されており、ここに周方向両端部が形成されている。そして、周方向両端部には径方向外側に突出する突部34が形成されている。嵌合部32を掴み部25の根元部に固定する場合には、嵌合部32の周方向両端部が離れるように弾性変形させ、その状態で嵌合部32を根元部に嵌合する。そして、嵌合部32の直径が小さくなるように嵌合部32の周方向両端部を近づけ、さらに各突部34にビス35をねじ結合することにより周方向両端部を結合する。2つの突部34をビス35により結合した状態で嵌合部32の周方向両端縁の間に隙間が形成されてもよい。また、ビス35の代わりにネジ部を有しないピンを用いて、2つの突部34にピンを締まり嵌合で貫通させることにより2つの突部34を結合してもよい。
案内本体部36は、内側に孔部37を有し断面形状が矩形である筒状の部分である。案内本体部36は、板状の連結部38を介して嵌合部32の外周面において突部34と反対側に結合されている。案内本体部36は、連結部38の一端(図8の下端、図9の右端)に下り傾斜状態で連結されることにより、嵌合部32に対し傾斜している。案内本体部36の孔部37の幅W(図9)は、一端(図9の左端)から他端(図9の右端)に向かうほど大きくなっているが、この幅Wは軸方向の全体で同じとしてもよい。案内部材31の嵌合部32、連結部38及び案内本体部36は、例えばステンレス合金などの金属材料から形成される。
案内本体部36の孔部37は、図4及び後述する図11に示すように、内側にクリップガイド15が移動可能に挿通される。孔部37は、クリップガイド15のうち、レール保持部22に向けて移動する部分をレール保持部22の付近に位置するように規制する。これにより、後述するように、クリップガイド15の後側部分の内側に、レール保持部材21の差し込み部24が差し込みやすくなる。このため、ガイドレール11に対しクリップガイド15を取り付ける場合において、取付作業性の向上を図れる。なお、本明細書において、後側は、作業者が取付治具20をガイドレール11に沿って移動させる場合における移動方向(図4、図11のδ方向)の後側(図4の左上側、図11の上側)をいう。前側は、この移動方向の前側(図4の右下側、図11の下側)をいう。
次に、このような取付治具20を用いて、ガイドレール11の襟状部分13のうち、移動手すり5の往路側部分5aに対応し、長手方向に沿って直線状に伸びる部分にクリップガイド15を取り付ける作業を説明する。図11は、ガイドレール11に取付治具20を用いてクリップガイド15を取り付ける状態を、ガイド部10の上面に対して垂直方向、例えば図1の矢印β方向に見た図である。図12は、図11のB−B断面図である。図13は、クリップガイド15を省略して示している図11のC−C断面図である。図14、図15、図16は、図11のD−D断面図、E−E断面図、F−F断面図をそれぞれ示している。
クリップガイド15の取付作業を行う場合には、まず第1ステップを行う。第1ステップは、取付治具20の案内部材31の孔部37にクリップガイド15を通し、かつ、取付治具20の差し込み部24をクリップガイド15の内側に差し込み、かつ、ガイドレール11の直線状に伸びる襟状部分13をレール嵌め込み溝22dに嵌め込む。
第1ステップでは、例えば、案内部材31の孔部37にクリップガイド15を上側から下側に通した後に、クリップガイド15において案内部材31よりも後側部分(図11の上側部分)の一部の内側に、取付治具20の差し込み部24を差し込む。そして、この状態で図12、図13に示すように、ガイドレール11の襟状部分13において直線部分の長手方向一部を、取付治具20のレール嵌め込み溝22dに嵌め込む。このとき、図13に示すようにレール嵌め込み溝22dの奥端まで襟状部分13を十分に差し込むことが好ましい。また、この状態では、図14、図15に示すように、取付治具20の後側に向かうにしたがって、例えば図14に示す位置から図15に示す位置に向かって、差し込み部24がクリップガイド15の内側に徐々に差し込まれる。これに伴って、クリップガイド15の外側片16と内側片17との間が後側に向かうほど徐々に広がっている。そして、図15に示す状態で、クリップガイド15の爪部18が取付治具20の先端部に引っ掛けられている。なお、クリップガイド15の外側片16の長さが短くなり、図15に対応する位置でクリップガイド15の爪部18の先端が取付治具20の先端に引っかからずに、取付治具20の上面の上側に配置されてもよい。
また、この状態では、図11に示すように、案内部材31の孔部37を通過したクリップガイド15の後側部分が下側から上側に捩じれながら、クリップガイド15の内側に取付治具20の差し込み部24が差し込まれる。
なお、第1ステップにおいて、ガイドレール11の襟状部分13の長手方向一部を取付治具20のレール嵌め込み溝22dに嵌め込んだ後に、案内部材31の孔部37にクリップガイド15を通してもよい。そして、その後にクリップガイド15のうち、案内部材31より後側部分の内側に取付治具20の差し込み部24を差し込んでもよい。
次いで、ガイドレール11の襟状部分13のうち、取付治具20に対し長手方向一端側である後側に外れた部分をクリップガイド15に嵌め込む第2ステップを行う。この第2ステップでは、作業者が手でクリップガイド15の外側片16と内側片17との間を広げるように力を加えて、クリップガイド15を弾性変形させる。そして、図11の一点鎖線Pで囲んだ部分のように、襟状部分13をクリップガイド15内に嵌め込む。このようにクリップガイド15の一部だけは、後述するようにクリップガイド15の他の部分に取付治具20を用いてガイドレール11を嵌め込む前に、予め作業者が手で内側にガイドレール11を嵌め込む。
次いで、第3ステップを行う。第3ステップでは、作業者が一方の手(例えば左手)で取付治具20の掴み部25を掴む。そして、他方の手(例えば右手)でクリップガイド15のうち、取付治具20より後側に位置する部分をガイドレール11側(図11の矢印γ側)に向かうように力を加える。そして、クリップガイド15の取付治具20より後側に位置する部分をガイドレール11の襟状部分13に押し付けながら、ガイドレール11の長手方向に沿って取付治具を図11、図12の矢印δ方向に移動させる。このとき、取付治具20は、クリップガイド15に対して案内部材31を前にして移動する。これにより、クリップガイド15がガイドレール11の襟状部分13に長手方向に沿って徐々に嵌め込まれる。このとき、例えば図11の一点鎖線Qで囲んだ部分では、図15に示すようにクリップガイド15において、外側片16と内側片17との間が取付治具20によって広げられている。このため、取付治具20を図11、図12の矢印δ方向に移動させながら他方の手でクリップガイド15のうち、取付治具20より後側の部分をガイドレール11側に押すだけで、クリップガイド15のその押圧した部分に襟状部分13を容易に嵌め込むことができる。そして、クリップガイド15に、襟状部分13が長手方向に沿って徐々に嵌め込まれる。
なお、ガイドレール11の上下両側の乗降口8付近では襟状部分13が曲線状に急激に変化しているので、その部分では取付治具20を用いて襟状部分13にクリップガイド15を取り付けることはできない。このため、曲線状の襟状部分13には従来の方法で作業者がクリップガイド15を手で取り付ける。
上記の取付治具20及び取付治具20を用いたクリップガイド15の取付方法によれば、クリップガイド15の取付作業時の取付作業を容易に行えるので、作業時間を短くでき、かつ作業性の向上を図れる。
図17は、比較例のクリップガイド15の取付方法において、ガイドレール11にクリップガイド15を取り付ける状態を示している図14に対応する図である。この比較例では、上記の取付治具20(図4)を用いずに、作業者が手だけを用いて、クリップガイド15を長手方向全長にわたって、ガイドレール11の襟状部分13に取り付ける。このとき、図17に示すようにクリップガイド15の内側片17の先端は自身の弾性力で外側片16の内側面に接近しているので、襟状部分13を内側に嵌め込むときには、外側片16及び内側片17の間を大きな力で広げながら襟状部分13を嵌め込む必要がある。この嵌め込み作業をクリップガイド15の長手方向全長にわたって行うことは過度な手間を要し、作業に長時間を要する。これにより、比較例の取付方法では作業時間の短縮が望まれている。また、鉄道の駅に設置されたエスカレータにおいてクリップガイドを取り付ける場合には、特に作業時間の短縮に対する要望が大きい。実施形態では、クリップガイド15の外側片16及び内側片17の間を作業者の手で広げる作業を大幅に少なくできる。これにより、クリップガイド15の取付作業を容易に行えるので、取付作業の時間を短くできる。このため、上記の要望に応えることができる。なお、取付治具20をガイドレール11に沿って移動させるときに、作業者がエスカレータ1の停止状態で踏段3(図1)を下りながら移動してもよいが、踏段3を上りながら移動してもよい。
また、取付治具20の上側面には掴み部25が結合されているので、作業者が取付治具20を持って移動させる作業を容易に行える。上記では掴み部25が柱状である場合を説明したが、掴み部25の形状はこのような形状に限定するものではなく、例えば掴み部をU字形として掴み部の両端が取付治具20のレール保持部22の上側面に結合された構成としてもよい。また、取付治具20のレール保持部22の上側面にブロック状の掴み部が突出するように結合された構成としてもよい。また、取付治具20は、レール保持部22の上側面から突出する掴み部を持たない構成としてもよい。この構成を用いる場合、例えば取付治具を移動させる場合にレール保持部22の上側部分を掴んで移動させてもよい。
図18は、取付治具20の案内部材31の2例を示している図11に対応する図である。図18(a)では、取付治具20のレール保持部22の上側面に対し垂直方向に見た場合に、案内部材31の孔部37の向きが取付治具20の長手方向に対して傾斜するように、レール保持部材21に案内部材31が結合されている。この取付治具20を用いる場合には、図11に示した構成の場合と異なり、案内部材31の孔部37を通過したクリップガイド15の捩じれ量を少なくして、クリップガイド15の内側に取付治具20の差し込み部24を差し込むことができる。
図18(b)では、案内部材31の孔部37の位置がレール保持部材21の幅方向中央Oに対し幅方向においてガイドレール11と反対側(図18(b)の右側)にずれるように、レール保持部材21に案内部材31が結合されている。案内部材31の孔部37は、取付治具20のレール保持部22の上側面に対し垂直方向に見た場合に略前後方向(図18(b)の上下方向)に向いている。このような構成では、案内部材31の孔部37を通過したクリップガイド15の捩じれ量をより少なくして、クリップガイド15の内側に取付治具20の差し込み部24を差し込むことができる。
また、取付治具20において案内部材31の案内本体部36及び孔部37の形状は上記の各例の構成に限定するものではない。例えば、図19に示すように案内本体部36の孔部37の長手方向(図19の左右方向)両端部は、内側に円弧状に内周面が突出した形状としてもよい。このような構成では孔部37内に通過するクリップガイド15が、孔部37内で傾斜しやすくなる。なお、図示は省略するが、案内本体部36及び孔部37の形状は、それぞれ長円形または菱形などとしてもよい。
なお、上記では取付治具20の案内要素が、レール保持部22を含むレール保持部材21とは別部材である案内部材31である場合を説明したが、案内要素と本体部とは1つの部材として一体形成されてもよい。また、上記ではクリップガイド取付治具が案内部材31などの案内要素を有する場合を説明したが、クリップガイド取付治具は案内要素を有しない構成としてもよい。
1 エスカレータ、2 固定構造、3 踏段、4 欄干部、5 移動手すり 5a 往路側部分、5b 帰路側部分、8 乗降口、9 手すり出入り口、10 移動手すり用ガイド部、11 ガイドレール、12 中間支持部、13 襟状部分、15,15a,15b クリップガイド、16 外側片、17 内側片、18 爪部、20 クリップガイド取付治具、21 レール保持部材、22 レール保持部、22a 上側板部、22b 下側板部、22c 連結部、22d レール嵌め込み溝、24 差し込み部、25 掴み部、26 軸部、27 筒部、31 案内部材、32 嵌合部、34 突部、35 ビス、36 案内本体部、37 孔部、38 連結部。

Claims (5)

  1. 乗客コンベアの移動手すりを移動可能に支持する長尺のガイドレールを内側に収容してガイドレールと移動手すりの間に介在するクリップガイドを取り付けるための乗客コンベア用クリップガイド取付治具であって、
    前記ガイドレールの幅方向の端部が嵌め込み可能なレール嵌め込み溝を含む長尺状のレール保持部と、
    前記レール保持部において前記レール嵌め込み溝とは幅方向の反対側に形成されて前記クリップガイドの内側に差し込み可能な差し込み部と、
    前記レール保持部に結合される案内要素であって、前記クリップガイドが移動可能に挿通される孔部を有し、前記レール保持部に向けて移動する前記クリップガイドを前記レール保持部の付近に位置するように規制する案内要素と、を備える、
    乗客コンベア用クリップガイド取付治具。
  2. 請求項1に記載の乗客コンベア用クリップガイド取付治具において、
    前記レール保持部の長手方向一端部の上側面に結合された掴み部を備える、
    乗客コンベア用クリップガイド取付治具。
  3. 請求項2に記載の乗客コンベア用クリップガイド取付治具において、
    前記掴み部は、前記レール保持部の長手方向一端部の上側面において、長手方向に対し直交する方向に突出するように結合された柱状の部分である、
    乗客コンベア用クリップガイド取付治具。
  4. 請求項2または請求項3に記載の乗客コンベア用クリップガイド取付治具において、
    前記レール保持部及び前記掴み部を有するレール保持部材と、前記案内要素である案内部材とを備え、
    前記案内部材は、前記掴み部に嵌合固定される嵌合部と、前記嵌合部に連結されて前記孔部を有する案内レール保持部とを含む、
    乗客コンベア用クリップガイド取付治具。
  5. 請求項1に記載の乗客コンベア用クリップガイド取付治具を用いて前記ガイドレールへ前記クリップガイドを取り付ける乗客コンベア用クリップガイド取付方法であって、
    前記クリップガイド取付治具の前記孔部に前記クリップガイドを通し、かつ、前記クリップガイド取付治具の前記差し込み部を前記クリップガイドの内側に差し込むステップと、
    前記ガイドレールの端部のうち、前記クリップガイド取付治具に対し長手方向一端側に外れた部分を前記レール嵌め込み溝に嵌め込むステップと、
    一方の手で前記クリップガイド取付治具を掴んで、他方の手で前記クリップガイドを前記ガイドレールに押し付けながら、前記ガイドレールの長手方向に沿って前記クリップガイド取付治具を移動させることにより、前記クリップガイドに前記ガイドレールの端部を長手方向に沿って徐々に嵌め込むステップとを含む、
    乗客コンベア用クリップガイド取付方法。
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