JP2015155337A - 乗客コンベア - Google Patents
乗客コンベア Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015155337A JP2015155337A JP2014030170A JP2014030170A JP2015155337A JP 2015155337 A JP2015155337 A JP 2015155337A JP 2014030170 A JP2014030170 A JP 2014030170A JP 2014030170 A JP2014030170 A JP 2014030170A JP 2015155337 A JP2015155337 A JP 2015155337A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- guide body
- moving handrail
- passenger conveyor
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B23/00—Component parts of escalators or moving walkways
- B66B23/22—Balustrades
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
【課題】ボルト及びナットを要することなく移動手摺案内装置のガイド体をブラケットに固定することのできる乗客コンベアの提供。
【解決手段】無端状に連結され、乗降口間を循環移動する複数の踏段5と、踏段の進行方向に沿って立設される欄干6と、欄干により支持され、踏段と同期して循環移動する移動手摺7と、移動手摺の帰路側に配置されたブラケット8と、ブラケットに取付けられ、移動手摺の帰路側において移動手摺の内側に嵌合して移動手摺を案内するガイド体9とを備えた乗客コンベアにおいて、ガイド体9は、ブラケット8に嵌め合わされる凹部を有し、ガイド体9はブラケット8に嵌め合い固定される。
【選択図】 図1
【解決手段】無端状に連結され、乗降口間を循環移動する複数の踏段5と、踏段の進行方向に沿って立設される欄干6と、欄干により支持され、踏段と同期して循環移動する移動手摺7と、移動手摺の帰路側に配置されたブラケット8と、ブラケットに取付けられ、移動手摺の帰路側において移動手摺の内側に嵌合して移動手摺を案内するガイド体9とを備えた乗客コンベアにおいて、ガイド体9は、ブラケット8に嵌め合わされる凹部を有し、ガイド体9はブラケット8に嵌め合い固定される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、乗客コンベアに関し、特に移動手摺案内装置を備えた乗客コンベアに関する。
乗客コンベアは、踏段と同期して移動する移動手摺が設けられており、この移動手摺は、その帰路側が、駆動装置の複数のローラで挟圧して駆動されると共に、複数の移動手摺案内装置により案内されるようになっている。
そして、移動手摺案内装置にかかる作業性の向上を図るものとして、特開2001−146378号公報(特許文献1)に記載されるものがある。この公報には、無端状に配列されて回転する踏段と、この踏段と同期して回転する無端状に接続された移動手摺と、この移動手摺の内側に嵌合して移動手摺の横方向の動きを規制するガイド体とを備えたエスカレータ移動手摺の案内装置において、ガイド体は移動手摺の内側面のいずれか一方に当接可能とする回動部と、当接状態に保持する保持部とを備えた、と記載されている。
しかしながら、前述した特許文献1に記載のものでは、移動手摺案内装置を構成するブラケットとガイド体は、ブラケットに形成される穴とガイド体に形成される穴とをボルト及びナットで螺着して固定するようになっており、組み立て、及び交換作業に手間を要するという課題があった。特に、移動手摺案内装置は、移動手摺の帰路側に複数配置されているので、この作業性の向上が望まれていた。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、ボルト及びナットを要することなく移動手摺案内装置のガイド体をブラケットに固定することのできる乗客コンベアを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、例えば、無端状に連結され、乗降口間を循環移動する複数の踏段と、前記踏段の進行方向に沿って立設される欄干と、前記欄干により支持され、前記踏段と同期して循環移動する移動手摺と、前記移動手摺の帰路側に配置されたブラケットと、前記ブラケットに取付けられ、前記移動手摺の帰路側において前記移動手摺の内側に嵌合して前記移動手摺を案内するガイド体とを備えた乗客コンベアにおいて、前記ガイド体は、前記ブラケットに嵌め合わされる凹部を有し、前記ガイド体は前記ブラケットに嵌め合い固定されることを特徴とする。
本発明によれば、ガイド体をブラケットに嵌め合い固定したことにより、ボルト及びナットを要することなくガイド体をブラケットに固定することができ、これによって、移動手摺案内装置の組み立て、及び交換作業の作業性を向上することができる。
本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。尚、各図において、同一又は類似の構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。
図6は、乗客コンベアの概略構成図である。エスカレータに代表される乗客コンベア1は、図6に示すように、上階床2と下階床3との間に架設されるフレーム4と、このフレーム4内に配置され、無端状に連結されて乗降口2a、3a間を循環移動する複数の踏段5と、これらの踏段5の進行方向に沿って立設される欄干6と、この欄干6により支持され、踏段5と同期して循環移動する移動手摺7とを備えている。
図1は、本発明に係る乗客コンベアの移動手摺案内装置の一実施例を示す斜視図である。図2は、移動手摺案内装置のガイド体の正面図である。図3は、移動手摺案内装置のガイド体の裏面図である。図4は、移動手摺案内装置が移動手摺を案内している状態を示す斜視図である。図5は、ブラケットの斜視図である。循環移動する移動手摺7の帰路側には、図4、図5に示すような、ブラケット8とガイド体9とを備えた移動手摺案内装置10が設けられている。具体的には、移動手摺7の帰路側には、例えば図示しないボルト及びナットによりフレーム4に固定されて支持されるブラケット8が配置されている。尚、図1では、ブラケット8をフレーム4に取り付けるために形成された長穴とその周辺部分は図示省略している。また、図4に示すように、ブラケット8には、移動手摺7の帰路側において移動手摺7の内側に嵌合して移動手摺7を案内するガイド体9が取り付けられている。
そして、本実施例の移動手摺案内装置10は、ブラケット8にガイド体9を容易に固定するための工夫が施されており、具体的には、図1から図3に示すように、ガイド体9に、ブラケット8の外形と略同一形状を有しブラケット8に嵌め合わされる凹部11を設け、ブラケット8にガイド体9を嵌め合い固定している。凹部11は、ブラケット8の三辺を覆うと共に、凹部11から対となって延設される延設部11aは、ブラケット8の残る一辺の一部を覆うようになっている。
ガイド体9は、その一部が切り欠かれて形成された板ばね部12を有していると共に、この板ばね部12には突部13が形成され、この突部13は図5に示すようにブラケット8に形成される穴部16に嵌合されるようになっている。これによって、ガイド体9がブラケット8に位置決めされて固定される。
凹部11は、延設部11aの端部に凹部内に突出する突起11bが設けられ、この突起11bによりブラケット8を押さえつける力が働くので、ブラケット8とガイド体9との嵌合強度を増すようになっている。ここでは突起11bは図2の奥行き方向に沿って延在している。尚、突起11bの構造は図2に示した構造に限定されず、凹部11内に突出してブラケット8を押さえつけるものであればよい。
板ばね部12は、突部13が設けられた面とは反対側の面に把持部14を備えており、把持部14を把持して板ばね部12を曲げることで穴部16に嵌合された突部14を穴部16から外すことを可能にするとともに、逆にガイド体9をブラケット8に取り付ける際には、把持部14を把持して板ばね部12を曲げることで突部13が凹部11内で邪魔にならないようにしながら凹部11内にブラケット8を挿入し、適切な位置まで挿入されたら突部13が穴部16に嵌合されて位置決め固定される。このような構造により、突部13の穴部16への嵌合及び取外しを容易に行うことができるようにしている。
ガイド体9は、若干の可撓性をもつ合成樹脂で形成されていると共に、ガイド体9の上面、下面及び側面には、溝15が形成され、溝15以外の面が移動手摺7の摺動によって摩耗した場合には溝15の深さが小さくなる、あるいは、溝15がなくなることで、摩耗量を視認可能としてある。
本実施例にあっては、ガイド体9をブラケット8に取付ける場合、ガイド体9の凹部11とブラケット8を対向させ、凹部11を押し広げると共に、把持部14を把持して板ばね部12を引き上げ、突部13が邪魔にならないようにし、この状態でブラケット8を凹部11に押し付けつつ嵌め合わせる。次いで、把持部14から手を離すことで板ばね部12が復帰し、突部13はブラケット8に形成される穴部16に嵌合する。
一方、ガイド体9をブラケット8から取外す場合、把持部14を把持して板ばね部12を引き上げ、突部13をブラケット8に形成される穴部16から引き抜き、凹部11を押し広げ、この状態でガイド体9をブラケット8から引き離し、嵌合状態を解除する。
本実施例によれば、ブラケット8にガイド体9を嵌め合い固定したことにより、ボルト及びナットを要することなくブラケット8にガイド体9を固定することができ、これによって、移動手摺案内装置10の組み立て、及び交換作業の作業性を向上することができる。
また、ガイド体9の一部を切り欠いて板ばね部12とすると共に、この板ばね部12に突部13を形成し、この突部13をブラケット8に形成される穴部に嵌合可能とすることにより、ブラケット8とガイド体9との嵌合強度を増すことができると共に、突部13がガイド体9の脱着の邪魔となることを防ぐことができる。
さらに、凹部11は、凹部11内に突出してブラケット8を押さえつける突起11bが設けられることにより、ブラケット8とガイド体9との嵌合強度を増すことができる。
板ばね部12は、反嵌合面に把持部14を備えることにより、板ばね部12及びこの板ばね部12に形成される突部13の変位を容易に行うことができ、作業性の向上を図ることができる。
ガイド体9の上面、下面及び側面に溝15を形成したことにより、移動手摺7の摺動によるガイド体9の摩耗量を視認することができる。
以上、本発明の実施例を説明してきたが、これまでの実施例で説明した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。
1 乗客コンベア
2 上階床
2a 乗降口
3 下階床
3a 乗降口
4 フレーム
5 踏段
6 欄干
7 移動手摺
8 ブラケット
9 ガイド体
10 移動手摺案内装置
11 凹部
11a 延設部
11b 突起
12 板ばね部
13 突部
14 把持部
15 溝
16 穴部
2 上階床
2a 乗降口
3 下階床
3a 乗降口
4 フレーム
5 踏段
6 欄干
7 移動手摺
8 ブラケット
9 ガイド体
10 移動手摺案内装置
11 凹部
11a 延設部
11b 突起
12 板ばね部
13 突部
14 把持部
15 溝
16 穴部
Claims (5)
- 無端状に連結され、乗降口間を循環移動する複数の踏段と、前記踏段の進行方向に沿って立設される欄干と、前記欄干により支持され、前記踏段と同期して循環移動する移動手摺と、前記移動手摺の帰路側に配置されたブラケットと、前記ブラケットに取付けられ、前記移動手摺の帰路側において前記移動手摺の内側に嵌合して前記移動手摺を案内するガイド体とを備えた乗客コンベアにおいて、
前記ガイド体は、前記ブラケットに嵌め合わされる凹部を有し、前記ガイド体は前記ブラケットに嵌め合い固定されることを特徴とする乗客コンベア。 - 前記ガイド体は、前記ガイド体の一部を切り欠いて形成された板ばね部と、前記板ばね部に設けられた突部とを有し、
前記ブラケットは、穴部を有し、
前記ガイド体の前記突部が前記ブラケットの前記穴部に嵌合されることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記板ばね部は、前記突部が設けられた面とは反対側の面に把持部を備え、前記把持部を把持して前記板ばね部を曲げることで前記穴部に嵌合された前記突部を前記穴部から外すことを可能としたことを特徴とする請求項2に記載の乗客コンベア。
- 前記ガイド体は前記ブラケットにボルト及びナットを用いず固定されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の乗客コンベア。
- 前記凹部は、前記凹部内に突出して前記ブラケットを押さえつける突起を有することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の乗客コンベア。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014030170A JP2015155337A (ja) | 2014-02-20 | 2014-02-20 | 乗客コンベア |
CN201510032934.8A CN104860183A (zh) | 2014-02-20 | 2015-01-22 | 乘客传送设备 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014030170A JP2015155337A (ja) | 2014-02-20 | 2014-02-20 | 乗客コンベア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015155337A true JP2015155337A (ja) | 2015-08-27 |
Family
ID=53906434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014030170A Pending JP2015155337A (ja) | 2014-02-20 | 2014-02-20 | 乗客コンベア |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015155337A (ja) |
CN (1) | CN104860183A (ja) |
-
2014
- 2014-02-20 JP JP2014030170A patent/JP2015155337A/ja active Pending
-
2015
- 2015-01-22 CN CN201510032934.8A patent/CN104860183A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN104860183A (zh) | 2015-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3276098A3 (en) | Cable feed control mechanism for drain cleaner | |
EP2055662A4 (en) | GUIDE RAIL FOR ELEVATOR AND RAILWAY MACHINING DEVICE FOR ELEVATOR | |
JP5400114B2 (ja) | 乗客コンベア及びそのガイドシュー | |
JP2015155337A (ja) | 乗客コンベア | |
JP6157389B2 (ja) | 乗客コンベヤの移動手摺装置 | |
JP6201880B2 (ja) | クリップガイドの取付工具 | |
JP2011063327A (ja) | 乗客コンベア | |
KR101835190B1 (ko) | 에스컬레이터 또는 움직이는 보도용 핸드레일을 구동하는 디바이스 | |
JP6410666B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP2013129039A (ja) | ロボット | |
JP5854959B2 (ja) | スカートガードスイッチ動作確認治具 | |
JP6201879B2 (ja) | クリップガイドの取付工具 | |
JP2011190011A (ja) | マンコンベア用手摺ベルト案内装置 | |
JP2010215392A (ja) | マンコンベアの手摺り案内体取付治具およびそれを用いた手摺り案内体の取り付け方法 | |
JP2015224104A (ja) | 乗客コンベヤ移動手摺装置および乗客コンベヤ移動手摺用潤滑剤塗布装置 | |
JP2010126346A (ja) | 乗客コンベア | |
JP4769885B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP2016003102A (ja) | 手摺ガイド調整装置 | |
JP2016155656A (ja) | 乗客コンベアの歩行防止装置 | |
JP6656056B2 (ja) | エスカレータの手すり軸切断支持構造及び手すり軸切断方法 | |
JP6576885B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6448461B2 (ja) | 乗客コンベア用クリップガイド取付治具及びクリップガイド取付方法 | |
US20200148509A1 (en) | Drip-proof device for passenger conveyor | |
JP6601454B2 (ja) | クリップガイド及び乗客コンベア | |
JP2012184039A (ja) | エスカレータの踏段 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170110 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170112 |