JP6447635B2 - カセット及び検査ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、カセット及び検査ユニットに関し、より特定的には、筒状の外導体及び該外導体内を延在するプローブを備えた検査用同軸コネクタが用いられるカセット及び検査ユニットに関する。
従来のカセットに関する発明としては、例えば、特許文献1に記載の同軸コネクタプラグが知られている。同軸コネクタプラグは、同軸ケーブルの先端に取り付けられており、外部電極体及び同軸ポストを備えている。外部電極体は、上下方向に延在する筒状をなしている。同軸ポストは、外部電極体内において上下方向に延在している。このような同軸コネクタプラグは、外部電極体及び同軸ポストの先端が揺動できるように筺体に対して取り付けられる。そして、外部電極体及び同軸ポストの先端がレセプタクルに嵌合される。
以上のような同軸コネクタプラグでは、外部電極体及び同軸ポストの先端が筺体に対して揺動できる。これにより、外部電極体及び同軸ポストの先端が、レセプタクルに対して水平方向に僅かにずれていたとしても、レセプタクルに嵌合するようになる。具体的には、外部電極体及び同軸ポストの先端がレセプタクルに接触すると、外部電極体及び同軸ポストがレセプタクルから力を受けて傾く。これにより、外部電極体及び同軸ポストがレセプタクルに誘い込まれるようにして嵌合する。
しかしながら、同軸コネクタプラグに接続されている同軸ケーブルが引っ張られていると、外部電極体及び同軸ポストの先端がレセプタクルに接触したとしても、外部電極体及び同軸ポストの変位が妨げられる。そのため、外部電極体及び同軸ポストとレセプタクルとの嵌合が阻害されることがあった。
特開2001−338721号公報
そこで、本発明の目的は、検査用同軸コネクタとレセプタクルとの間にずれがあったとしても、検査用同軸コネクタをレセプタクルに容易に嵌合させることができるカセット及び検査ユニットを提供することである。
本発明の一形態に係るカセットは、第1の端部及び第2の端部を有する同軸ケーブルと、所定方向に延在する筒状の外導体及び該外導体内において該所定方向に延在するプローブを含み、該同軸ケーブルの該第1の端部に設けられている同軸コネクタと、該外導体及び該プローブの先端が揺動できるように該同軸コネクタが支持されているベースと、を保持できるように設けられるカセットであって、前記ベースが取り付けられている取り付け部と、前記同軸ケーブルの前記第1の端部及び前記第2の端部以外の中間部分の一部を保持できるように設けられている保持部と、を備えており、前記保持部は、前記中間部分の一部が収容されることにより、前記同軸ケーブルを保持できるように設けられている溝を含んでおり、複数本の前記溝が前記保持部に設けられており、前記複数本の溝の少なくとも2本における前記取り付け部から遠い方の端部が該少なくとも2本の溝の中央部から前記端部に向かう方向において、互いに異なっていることを特徴とする。
本発明の一形態に係る検査ユニットは、第1の端部及び第2の端部を有する同軸ケーブルと、所定方向に延在する筒状の外導体及び該外導体内において該所定方向に延在するプローブを含み、前記同軸ケーブルの前記第1の端部に設けられている同軸コネクタと、前記外導体及び前記プローブの先端が揺動できるように前記同軸コネクタが支持されているベースと、前記ベースが取り付けられている取り付け部と前記同軸ケーブルの前記第1の端部及び前記第2の端部以外の中間部分の一部を保持する保持部とを有しているカセットと、を備えており、前記保持部は、前記中間部分の一部が収容されることにより、前記同軸ケーブルを保持できるように設けられている溝を含んでおり、複数本の前記溝が前記保持部に設けられており、前記複数本の溝の少なくとも2本における前記取り付け部から遠い方の端部が該少なくとも2本の溝の中央部から前記端部に向かう方向において、互いに異なっていることを特徴とする。
本発明によれば、検査用同軸コネクタとレセプタクルとの間にずれがあったとしても、検査用同軸コネクタをレセプタクルに容易に嵌合させることができる。
検査ユニット10の外観斜視図である。 検査ユニット10の外観斜視図である。 検査ユニット10の一部を透視した平面図である。 ステージ100に検査ユニット10を取り付けた状態の外観斜視図である。 検査用同軸コネクタ16の断面構造図である。 被検査体であるレセプタクル301の断面構造図である。 被検査体であるレセプタクル301への装着後における検査用同軸コネクタ16の先端部分の断面構造図である。 第1の変形例に係るカセット12a及び検査ユニット10aの外観斜視図である。 第2の変形例に係るカセット12b及び検査ユニット10bの外観斜視図である。
以下に、本発明の一実施形態に係るカセット及び検査ユニットについて図面を参照しながら説明する。図1及び図2は、検査ユニット10の外観斜視図である。図3は、検査ユニット10の一部を透視した平面図である。図4は、ステージ100に検査ユニット10を取り付けた状態の外観斜視図である。図5は、検査用同軸コネクタ16の断面構造図である。以下では、ステージ100が移動する方向を上下方向と定義し、上側から平面視したときに、検査ユニット10の長手方向を前後方向と定義し、検査ユニット10の短手方向を左右方向と定義する。また、上下方向、前後方向及び左右方向は互いに直交している。ただし、方向の定義は一例でありこれに限らない。
検査ユニット10は、図1ないし図4に示すように、カセット12、同軸ケーブル14、SMA(SubMiniature version A)コネクタ15、検査用同軸コネクタ16、ベース18、ねじ19及びコイルばね20を備えている。
カセット12は、同軸ケーブル14、SMAコネクタ15、検査用同軸コネクタ16、ベース18、ねじ19及びコイルばね20を保持する部材であり、ステージ100に取り付けられる。カセット12は、カセット本体13、カバー32、レバー34、ロック爪36及びコイルばね38(図3参照)を備えている。
カセット本体13は、左右方向に延在する法線を有する板状部材であり、左側から平面視したときに、下向きに開口する角張ったU字状をなしている。すなわち、カセット本体13は、上下方向に実質的に平行な主面を有する板状部材である。カセット本体13は、例えば、樹脂や金属等により作製される。カセット本体13は、保持部22、連結部28、ロック部29、取り付け部30及び位置決めピン31を備えている。
保持部22は、左側から平面視したときに、上下方向に延在する互いに対向する主面を有する略矩形状をなす板状部材である。保持部22の左側の主面である側面には、溝24,26が設けられている。溝24,26の形状は、保持部22の側面を左側から平面視したときに、Y字状をなしている。具体的には、溝24は、保持部22の下側の辺の前端近傍と保持部22の前側の辺の上端近傍とを繋いでおり、後ろ側に向かって突出する弧状をなしている。溝24の上端は前側を向いている。溝26は、保持部22の下側の辺の前端近傍と保持部22の後ろ側の辺の上端近傍とを繋いでおり、前側に向かって突出する弧状をなしている。溝26の上端は後ろ側を向いている。これにより、各溝24,26における取り付け部30から遠い方の端部(すなわち、上端)が各溝24,26の中央部から端部に向かう方向は、互いに異なる。更に、溝24と溝26とは、それぞれの中間点において繋がっている。そのため、溝24,26は、互いに下半分を共有している。同軸ケーブル14は溝24,26の共有部から引き出され、検査用同軸コネクタに接続されている。
ロック部29は、左側から平面視したときに、上下方向に延在する矩形状をなす板状部材である。ただし、ロック部29の後ろ側の長辺の中央には段差Dが設けられている。これにより、ロック部29の上半分における前後方向の幅が、ロック部29の下半分における前後方向の幅よりも大きくなっている。
更に、ロック部29の左側の主面には、図3に示すように、窪みが設けられている。これにより、空間Sp1〜Sp4が形成されている。空間Sp1は、ロック部29の前側の長辺の上半分に沿って上下方向に延在する空間である。空間Sp1の下半分は、ロック部29の前側の長辺を介して外部と連通している。空間Sp2は、ロック部29の後ろ側の長辺の上半分に沿って上下方向に延在する空間である。空間Sp1と空間Sp2とは、前後に並んでいる。
空間Sp3は、空間Sp2の下側において前後方向に延在する空間である。空間Sp4は、空間Sp1〜Sp3と連通する矩形状の空間である。具体的には、空間Sp1は、下端において空間Sp4と連通している。空間Sp2は、前下側の角近傍において空間Sp4と連通している。空間Sp3は、前端において空間Sp4と連通している。また、空間Sp4は、ロック部29の前側の長辺を介して外部と連通している。
取り付け部30は、ロック部29の下側の短辺の前半分から下側に向かって突出する板状部材である。取り付け部30の下面には、図2に示すように、突起60,62及びねじ穴64が設けられている。
位置決めピン31は、保持部22の下側の短辺の中央から下側に向かって突出する円柱状部材である。
ロック爪36は、カセット12をステージ100に固定するための爪であり、爪36a、接触部36b及びレバー部36cを含んでいる。レバー部36cは、空間Sp2内において上下方向に延在しており、その上端において支持されている。これにより、レバー部36cの下端は、前後方向に揺動することができる。接触部36bは、L字型をなしており、具体的には、空間Sp4内において、レバー部36cの下端から前側に向かって延在した後、下側に向かって延在している。爪36aは、接触部36bの前端から前側に向かって突出している。爪36aは、レバー部36cの下端が相対的に前側に位置しているときには、空間Sp4外に突出し、レバー部36cの下端が相対的に後ろ側に位置しているときには、空間Sp4内に収まる。
コイルばね38は、空間Sp3内に設けられており、接触部36bに後ろ側から接触する。爪36aは、コイルばね38の付勢力により、空間Sp4外に突出する。
レバー34は、T字型をなしており、操作部34a及び接触部34bを含んでいる。接触部34bは、空間Sp1内において上下方向に延在しており、空間Sp1内を上下に移動することができる。また、接触部34bの下端は、接触部36bの角に接触している。操作部34aは、接触部34bの上下方向の中央から前側に突出しており、空間Sp1外に突出している。これにより、操作部34aが押し下げられると、接触部34bの下端が下降して接触部36bを左側に押す。これにより、コイルばね38が縮んで、ロック爪36が時計回り方向に回転する。その結果、爪36aが空間Sp4内に収容される。一方、操作部34aの押し下げが解除されて、操作部34aの位置が上昇すると、コイルばね38が延びてロック爪36が反時計回り方向に回転する。その結果、レバー34が押し上げられ、爪36aが空間Sp4外に突出する。
カバー32は、空間Sp1〜Sp4を左側から覆う長方形状の板状部材であり、例えば、金属等により作製される。カバー32は、ねじによりカセット本体13に固定されている。
同軸ケーブル14は、一端(上端)と他端(下端)とを有し、図5に示すように、中心導体141、絶縁体142、外導体143及び被覆144を備えている。中心導体141は、同軸ケーブル14の中心に設けられている導線である。絶縁体142は、中心導体141の周囲を覆っている。外導体143は、絶縁体142の周囲に設けられており、例えば、細い導線が編まれることにより作製されている。被覆144は、外導体143の周囲を覆う絶縁体である。
SMAコネクタ15は、同軸ケーブル14の一端(上端)に設けられており、測定機器等への接続に用いられる。
検査用同軸コネクタ16は、同軸ケーブル14の他端(下端)に設けられている。以下に、図5を参照しながら、検査用同軸コネクタ16の詳細について説明する。
検査用同軸コネクタ16は、図5に示すように、プローブ110、コイルばね112、バレル113、ブッシング120,123、ディスク121及びハウジング125,126を備えている。
プローブ110は、上下方向に延在するベリリウム銅製のピンである。プローブ110の上端は、プローブ110の残余の部分よりも太くなっている。バレル113は、下側に開口を有する真鍮製の筒状の部材である。バレル113の内部には、プローブ110及びコイルばね112が挿入されている。これにより、プローブ110は、下側から押さえつけられた場合、コイルばね112が縮んで上側に退避することができる。
ハウジング125は、導電性部材(例えば、黄銅)からなり、上下方向に延在する円筒部材である。ハウジング125の上端及び下端には開口が設けられている。また、ハウジング125の側面の上端近傍には、孔が設けられている。孔には、同軸ケーブル14の先端が挿入されている。そして、同軸ケーブル14の中心導体141は、バレル113の上端にはんだ付けされている。プローブ110の上端近傍の外周面は、バレル113の円筒部分の内周面に接触しているので、プローブ110と中心導体141とがバレル113を介して電気的に接続されている。また、外導体143は、ハウジング125に接続されている。
ハウジング126は、圧入部126a、フランジ126b及び先端部126cを含んでいる。圧入部126aは、上下方向に延在する円筒状の部材である。圧入部126aの外周面の半径は、ハウジング125の内周面の半径と実質的に等しい。そして、圧入部126aは、ハウジング125に対して下側から圧入される。先端部126cは、上下方向に延在する円筒状の部材であり、外導体である。先端部126cの外周面の直径は、圧入部126aの外周面の直径よりも小さい。先端部126cは、圧入部126aの下端から下側に向かって延在している。フランジ126bは、圧入部126aの下端から前後左右方向に張り出している円盤状の部材である。
ディスク121は、円盤状の部材であり、ハウジング125の上側の開口をふさぐように設けられている。
ブッシング120は、樹脂等の絶縁体からなる筒状体であり、上部120a及び下部120bを含んでいる。上部120aは、相対的に大きな直径を有する円筒状をなす部材である。下部120bは、相対的に小さな直径を有する円筒状をなす部材である。下部120bは、上部120aの下端から下側に向かって延在している。プローブ110及びバレル113は、ブッシング120に対して上側から挿入されて固定されている。また、ブッシング120の先端からは、プローブ110の先端が突出している。
更に、プローブ110及びバレル113が挿入されたブッシング120は、ハウジング126に上側から挿入されて固定されている。ブッシング120は絶縁体により構成されているので、プローブ110とハウジング126とは絶縁されている。また、プローブ110は、ハウジング125の先端部126c内を上下方向に延在していると共に、該先端部126cから突出している。
ブッシング123は、樹脂等の絶縁体からなる円盤状の部材であり、バレル113とディスク121との間に設けられている。
以上のように構成された検査用同軸コネクタ16は、プローブ110及び先端部126cの下端が前後左右方向に揺動できるように、ベース18に取り付けられる。より詳細には、ベース18は、下側から平面視したときに、前後方向に延在する長方形状の板状部材である。ベース18は、例えば、金属等により作製されている。また、図5に示すように、ベース18の後ろ半分の領域には、円形の孔H1が設けられている。また、ベース18の前後方向の中央には、左右に並ぶ2個の孔(図2では、1つのみ図示)が設けられている。更に、ベース18の前半分の領域には、円形の孔H2が設けられている。
ハウジング125は、孔H1内を上下方向に貫通している。ただし、孔H1の直径は、孔H1とハウジング125の外周面とが隙間を有するように、ハウジング125の外周面の直径よりも大きく設けられている。この隙間の存在により、プローブ110及び先端部126cの下端は、ベース18に対して前後左右方向に揺動できる。
また、コイルばね20は、ベース18の下面とフランジ126bの上面との間に設けられている。これにより、検査用同軸コネクタ16に力が加わっていない状態において、プローブ110及び先端部126cがベース18に対して直交する方向(すなわち、上下方向)に延在する状態が維持される。
ベース18は、前後方向の中央に設けられた2つの孔に突起60,62が挿入されるように、取り付け部30の下面に取り付けられる。これにより、ベース18の孔H2とねじ穴64とが一致する。そして、ねじ19が、孔H2及びねじ穴64に挿入される。これにより、ベース18が取り付け部30に固定される。このとき、検査用同軸コネクタ16は、ベース18とロック部29の下面と取り付け部30の後面とに囲まれた空間内に位置している。また、同軸ケーブル14は、検査用同軸コネクタ16から後ろ側に向かって引き出されている。
また、同軸ケーブル14は、カセット12に設けられる溝24に収容されることにより、その両端以外の中間部分の一部において保持部22に保持される。より詳細には、同軸ケーブル14の両端の一方側である上端は、カセット12の取り付け部の上方から距離を隔て、溝24の上端から前側に向かって引き出されている。溝24の上端は、取り付け部から後側に距離を隔てた位置のカセット12の上側に設けられている。溝24の下端は、取り付け部から後側に距離を隔てた位置のカセット12の下側に設けられている。溝24の上端と下端とはカセット12の側面に連続した弧状の溝によって接続されている。また、同軸ケーブル14の両端のもう一方側である下端は、溝24の下端から前側に向かって引き出されている。同軸ケーブル14の中間部分における溝24の下端から引き出された部分から同軸ケーブル14における下端までの間には、同軸ケーブル14に保持部によって保持されてない弛緩部が形成されている。同軸ケーブル14の下端は、検査用同軸コネクタと接続されている。そして、同軸ケーブル14は、中間部分の一部と溝24の内壁面との摩擦力により保持部22に、同軸ケーブル14の弛緩部の曲率と溝24の弧との曲率の差が小さくなるように保持される。同軸ケーブル14が上端へ向かう方向と、同軸ケーブル14の下端へ向かう方向とは、溝24の上端と下端とで互いに逆向きである。
以上のように構成された検査ユニット10は、ステージ100に取り付けられる。ステージ100は、上下方向に延在する法線を有しており、互いに対向する主面を備える板状部材である。ステージ100は、検査システムの一部を構成しており、図示しないステージ100に連結された駆動装置により、ステージ100の位置が上下方向に往復移動させられる。また、ステージ100には、図1に示すように、孔102,104,106が設けられている。孔106は、丸孔であり、ステージ100を上下方向に貫通している。孔102は、孔106よりも前側に設けられており、矩形状の孔であり、ステージ100を上下方向に貫通している。孔104は、前後方向に長手方向を有する細長い矩形状の孔であり、ステージ100を上下方向に貫通している。孔104の前端は、孔102と繋がっている。
検査ユニット10を構成するカセット12は、ステージ100に対して以下に説明するように取り付けられる。具体的には、カセット12のロック部29が孔102に対してステージ100の上側から挿入される。この際、爪36aは、孔102の内周面により後ろ側に押されて空間Sp4内に収容される。更に、位置決めピン31が孔106に挿入される。位置決めピン31により、カセット12がステージ100に対して前後左右方向において位置決めされる。
カセット12がステージ100に対して更に下降させられる。これにより、ステージ100の上面が保持部22の下面及びロック部29の段差Dに接触する。その結果、カセット12がステージ100に対して上下方向において位置決めされる。更に、爪36aが、ステージ100の下面よりも下側に到達し、空間Sp4外に突出する。これにより、爪36aがステージ100の下面に係合する。その結果、カセット12がステージ100に固定される。
なお、カセット12をステージ100から取り外す場合には、レバー34が押し下げられる。これにより、爪36aが、空間Sp4外に突出された状態から、空間Sp4内に収容された状態に変化する。そして、爪36aによる係合が解除された状態となり、カセット12を上側に引き上げてステージ100から取り外すことができる。
(検査ユニット10の動作)
次に、検査ユニット10の動作について図6及び図7を参照して説明する。図6は、被検査体であるレセプタクル301の断面構造図である。図7は、被検査体であるレセプタクル301への装着後における検査用同軸コネクタ16の先端部分の断面構造図である。
まず、レセプタクル301について説明する。レセプタクル301は、例えば、携帯電話のアンテナと送受信回路との間に設けられるスイッチ付同軸コネクタであり、ケース303、外部導体305、固定端子306及び可動端子307を備えている。固定端子306はアンテナに接続され、可動端子307は送受信回路に接続される。
まず、検査用同軸コネクタ16がレセプタクル301に装着されていない状態について説明する。レセプタクル301では、図6に示すように、固定端子306と可動端子307とが接触しているので、アンテナと送受信回路とが接続されている。
次に、検査用同軸コネクタ16がレセプタクル301に装着された状態について説明する。セットメーカーが携帯電話の送受信回路の電気特性をチェックする場合には、ステージ100が駆動装置により下降させられることにより、図7に示すように、測定装置が接続されたプローブ110が上側から下側へとケース303の孔304に挿入される。これにより、可動端子307がプローブ110により下側に押される。その結果、固定端子306と可動端子307とが離れると共に、プローブ110と可動端子307とが接続され、送受信回路と測定器とが接続されるようになる。この際、可動端子307からの反発力によりコイルばね112が縮んでプローブ110が上側に退避する。これにより、可動端子307の破損が防止されている。
また、図7の状態において、外部導体305が先端部126c内に挿入される。これにより、検査用同軸コネクタ16は、レセプタクル301に嵌合する。
(効果)
以上のように構成されたカセット12及び検査ユニット10によれば、検査用同軸コネクタ16とレセプタクル301との間にずれがあったとしても、検査用同軸コネクタ16をレセプタクル301に嵌合させることができる。より詳細には、カセット12は、同軸ケーブル14の両端以外の部分を保持している。これにより、SMAコネクタ15が引っ張られたとしても、引張力が検査用同軸コネクタ16に伝わることが抑制される。したがって、プローブ110及び先端部126cの下端が前後左右方向に揺動できる。その結果、検査用同軸コネクタ16とレセプタクル301との間にずれがあったとしても、検査用同軸コネクタ16をレセプタクル301に嵌合させることができる。
また、カセット12及び検査ユニット10によれば、同軸ケーブル14が保持部22により確実に保持される。より詳細には、同軸ケーブル14は、同軸ケーブル14の中間部分の一部と溝24の内壁面と間の摩擦力により保持部22に保持されている。溝24は、左側から平面視したときに、半円の弧状をなしている。そのため、同軸ケーブル14の中間部分の一部と溝24の内壁面との間には、複数方向に摩擦力が発生するようになる。その結果、同軸ケーブル14の上端が引っ張られたとしても、同軸ケーブル14の中間部分の一部が溝24内において容易に移動しなくなる。
また、カセット12及び検査ユニット10によれば、溝24に収容されることにより、同軸ケーブル14が保持部22に保持されている。したがって、同軸ケーブル14を挟む溝24の内壁面の伸びる方向に沿って、同軸ケーブル14が溝24から引っ張られる、または溝24に押し込まれることで、同軸ケーブル14を保持部22に対して容易に着脱できる。
また、カセット12及び検査ユニット10によれば、カセット12の前側に測定装置が設けられている場合であっても、カセット12の後ろ側に測定装置が設けられている場合であっても、同軸ケーブル14を測定装置に容易に接続することができる。より詳細には、2本の溝24,26における取り付け部30から遠い方の端部(すなわち、上端)の方向は、互いに異なる方向を向いている。溝24の上端は、前側を向いており、溝26の上端は、後ろ側を向いている。これにより、溝24内に同軸ケーブル14が収容された場合には、同軸ケーブル14は、溝24の上端から前側に引き出されるようになる。したがって、カセット12の前側に設けられた測定装置に対して同軸ケーブル14を接続することが容易である。一方、溝26内に同軸ケーブル14が収容された場合には、同軸ケーブル14は、溝26の上端から後ろ側に引き出されるようになる。したがって、カセット12の後ろ側に設けられた測定装置に対して同軸ケーブル14を接続することが容易である。また、測定装置の位置に応じて溝24,26を使い分けることによって、同軸ケーブル14を小さく曲げることなく直線的に測定装置に接続することが可能となる。その結果、同軸ケーブル14に損傷が発生することが抑制され、挿入損失の悪化が抑制される。特に、外導体143が金属箔により作製されている場合には、同軸ケーブル14の曲げによって外導体143に割れ等の損傷が発生しやすい。したがって、複数の溝24,26が設けられることは、金属箔の外導体143を有する同軸ケーブル14の損傷防止に特に有効である。なお、3本以上の溝を設けることで、同軸ケーブル14の引き出し位置の選択肢を増やすことができる。
また、カセット12及び検査ユニット10では、複数の検査ユニット10を左右方向に重ねて使用することができる。この場合において、カセット12及び検査ユニット10によれば、隣り合う検査用同軸コネクタ16の間隔を小さくできる。より詳細には、検査ユニット10では、板状のベース18に検査用同軸コネクタ16が取り付けられている。そのため、検査用同軸コネクタ16において最も太い部分であるハウジング125の前後左右には、ベース18が存在しない。したがって、ベース18の左右方向の幅を検査用同軸コネクタ16の左右方向の幅に近づけることができる。したがって、複数の検査ユニット10を左右方向に重ねて使用した場合に、左右方向に隣り合う検査用同軸コネクタ16同士の間隔を小さくできる。また、隣り合うカセット12間にスペーサを配置することにより、隣り合う検査用同軸コネクタ16の間隔を調整することができる。
また、カセット12及び検査ユニット10によれば、ねじ19によりベース18がカセット本体13に取り付けられている。したがって、同軸ケーブル14、検査用同軸コネクタ16及びベース18を容易にカセット本体13に取り付けたり外したりできる。
また、カセット12及び検査ユニット10によれば、ねじなどが用いられることなくステージ100に検査ユニット10が固定される。よって、ステージ100に検査ユニット10を容易に着脱できるようになる。
(第1の変形例)
以下に第1の変形例に係るカセット12a及び検査ユニット10aについて図面を参照しながら説明する。図8は、第1の変形例に係るカセット12a及び検査ユニット10aの外観斜視図である。
検査ユニット10aは、同軸ケーブル14の保持の仕方において、検査ユニット10と相違する。より詳細には、検査ユニット10では、保持部22には、溝24が設けられていた。そして、同軸ケーブル14は、溝24に収容されることにより、保持部22に保持されていた。
一方、検査ユニット10aでは、保持部22は、ロック部29から後ろ側へと延在する棒状部材である。また、棒状部材の後端には、丸孔が設けられており、同軸ケーブル14が丸孔を通過している。これにより、同軸ケーブル14が保持部22に保持されている。
以上のような構成を有するカセット12a及び検査ユニット10aにおいても、カセット12及び検査ユニット10aと同じ作用効果を奏することができる。
(第2の変形例)
以下に第2の変形例に係るカセット12b及び検査ユニット10bについて図面を参照しながら説明する。図9は、第2の変形例に係るカセット12b及び検査ユニット10bの外観斜視図である。
検査ユニット10bは、ベース18の形状及び取り付け部30の形状において検査ユニット10と相違する。より詳細には、ベース18は、円筒状をなしており、ハウジング125の周囲を囲んでいる。また、取り付け部30は、円筒状のベース18の上面及び底面を挟むように保持している。
以上のような構成を有するカセット12b及び検査ユニット10bにおいても、カセット12及び検査ユニット10と同じ作用効果を奏することができる。
カセット12b及び検査ユニット10bでは、ベース18を取り付け部30に固定する際に、ねじが用いられないので、ベース18を取り付け部30により容易に着脱できる。
(その他の実施形態)
本発明に係るカセット及び検査ユニットは、カセット12,12a,12b及び検査ユニット10,10a,10bに限らずその要旨の範囲内において変更可能である。
なお、カセット12,12a,12b及び検査ユニット10,10a,10bの構成を任意に組み合わせてもよい。
本発明は、カセット及び検査ユニットに有用であり、特に、検査用同軸コネクタとレセプタクルとの間にずれがあったとしても、検査用同軸コネクタをレセプタクルに嵌合させることができる点において優れている。
10,10a,10b:検査ユニット
12,12a,12b:カセット
13:カセット本体
14:同軸ケーブル
16:検査用同軸コネクタ
18:ベース
19:ねじ
20,38:コイルばね
22:保持部
24,26:溝
28:連結部
29:ロック部
30:取り付け部
31:位置決めピン
32:カバー
34:レバー
36:ロック爪
100:ステージ
110:プローブ
120,123:ブッシング
125,126:ハウジング
126a:圧入部
126b:フランジ
126c:先端部

Claims (4)

  1. 第1の端部及び第2の端部を有する同軸ケーブルと、所定方向に延在する筒状の外導体及び該外導体内において該所定方向に延在するプローブを含み、該同軸ケーブルの該第1の端部に設けられている同軸コネクタと、該外導体及び該プローブの先端が揺動できるように該同軸コネクタが支持されているベースと、を保持できるように設けられるカセットであって、
    前記ベースが取り付けられている取り付け部と、
    前記同軸ケーブルの前記第1の端部及び前記第2の端部以外の中間部分の一部を保持できるように設けられている保持部と、
    を備えており、
    前記保持部は、前記中間部分の一部が収容されることにより、前記同軸ケーブルを保持できるように設けられている溝を含んでおり、
    複数本の前記溝が前記保持部に設けられており、
    前記複数本の溝の少なくとも2本における前記取り付け部から遠い方の端部が該少なくとも2本の溝の中央部から前記端部に向かう方向において、互いに異なっていること、
    を特徴とするカセット。
  2. 前記溝は、前記中間部分の一部との摩擦力により、前記同軸ケーブルを保持できるように設けられている内壁面を含んでいること、
    を特徴とする請求項に記載のカセット。
  3. 前記取り付け部及び前記保持部は、前記所定方向に実質的に平行な主面を有する板状をなしており、
    前記溝の一部は、前記取り付け部及び前記主面の法線方向から平面視したときに、弧状をなしていること、
    を特徴とする請求項又は請求項のいずれかに記載のカセット。
  4. 第1の端部及び第2の端部を有する同軸ケーブルと、
    所定方向に延在する筒状の外導体及び該外導体内において該所定方向に延在するプローブを含み、前記同軸ケーブルの前記第1の端部に設けられている同軸コネクタと、
    前記外導体及び前記プローブの先端が揺動できるように前記同軸コネクタが支持されているベースと、
    前記ベースが取り付けられている取り付け部と、前記同軸ケーブルの前記第1の端部及び前記第2の端部以外の中間部分の一部を保持する保持部と、を有しているカセットと、
    を備えており、
    前記保持部は、前記中間部分の一部が収容されることにより、前記同軸ケーブルを保持できるように設けられている溝を含んでおり、
    複数本の前記溝が前記保持部に設けられており、
    前記複数本の溝の少なくとも2本における前記取り付け部から遠い方の端部が該少なくとも2本の溝の中央部から前記端部に向かう方向において、互いに異なっていること、
    を特徴とする検査ユニット。
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