JP6442802B2 - 光ファイバホルダおよび当該光ファイバホルダを備えた融着接続装置 - Google Patents

光ファイバホルダおよび当該光ファイバホルダを備えた融着接続装置 Download PDF

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Description

本発明は、光ファイバホルダおよび当該光ファイバホルダを備えた融着接続装置に関する。
特許文献1は、光ファイバ心線を把持固定する光ファイバホルダに関する発明であり、当該光ファイバホルダは、光ファイバ収納溝を有するホルダ基台と、光ファイバ収納溝の上方に開閉可能に配され光ファイバ心線に接する押え部材を有する蓋体を備え、押え部材の先端に光ファイバ心線を押し曲げる接触部として傾斜ガイドが設けられていることが開示されている。
特開2007−127880号公報
上記のような光ファイバホルダにおいては、押え部材に設けられた接触部が光ファイバ心線の横幅方向への移動を規制する規制部を有するように形成されるが、光ファイバ収納溝と押え部材との間の間隙部分の大きさは固定されているため、異なる外径の光ファイバを把持固定することは難しかった。
本発明は、外径の異なる複数種の光ファイバを保持可能な光ファイバホルダおよび当該光ファイバホルダを備えた融着接続装置を提供することを目的とする。
本発明の光ファイバホルダは、
光ファイバを保持する光ファイバホルダであって、
第一の光ファイバと前記第一の光ファイバよりも被覆部分の外径が大きい第二の光ファイバとがそれぞれ載置可能なホルダ本体部と、
前記ホルダ本体部に対して開閉可能に配置された蓋体と、
前記蓋体の前記第一の光ファイバおよび前記第二の光ファイバの端末処理部に近い側に設けられたファイバ姿勢矯正ブロックと、を備え、
前記ホルダ本体部の前記端末処理部側の端部には、前記第一の光ファイバから露出された第一のガラスファイバおよび前記第二の光ファイバから露出された第二のガラスファイバの移動を規制する第一の規制部が設けられ、
前記ファイバ姿勢矯正ブロックの前記端末処理部側の端部には、前記第二の光ファイバに接触する接触部が設けられている。
また、本発明の融着接続装置は、上記記載の光ファイバホルダを備え、
当該光ファイバホルダに保持された各光ファイバ同士を融着接続する。
本発明によれば、外径の異なる複数種の光ファイバを保持可能な光ファイバホルダおよび当該光ファイバホルダを備えた融着接続装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る融着接続装置の構造例を示す斜視図である。 図1の融着接続装置が備える光ファイバホルダの斜視図である。 図2の光ファイバホルダの蓋体が開放された状態を示す斜視図である。 (a)は、図3の光ファイバホルダに取り付け可能なファイバ姿勢矯正ブロックの正面斜視図であり、(b)は、(a)に示すファイバ姿勢矯正ブロックの正面図である。 (a)は、ファイバ姿勢矯正ブロックの背面斜視図であり、(b)は、当該ブロックのA−A線断面図である。 (a)は、本実施形態の光ファイバホルダに、外径0.25mmの光ファイバが把持固定された状態を示す断面図であり、(b)は、(a)に示す状態の光ファイバホルダの融着接続部側から見た端面図である。 (a)は、本実施形態の光ファイバホルダに、外径0.90mmの光ファイバが把持固定された状態を示す断面図であり、(b)は、(a)に示す状態の光ファイバホルダのB−B線断面図である。 (a)は、本実施形態の光ファイバホルダに、ドロップケーブルが把持固定された状態を示す断面図であり、(b)は、(a)に示す状態の光ファイバホルダのC−C線断面図である。
<本発明の実施形態の概要>
最初に本発明の実施形態の概要を説明する。
本実施形態の一例に係る光ファイバホルダは、
(1)光ファイバを保持する光ファイバホルダであって、
第一の光ファイバと前記第一の光ファイバよりも被覆部分の外径が大きい第二の光ファイバとがそれぞれ載置可能なホルダ本体部と、
前記ホルダ本体部に対して開閉可能に配置された蓋体と、
前記蓋体の前記第一の光ファイバおよび前記第二の光ファイバの端末処理部に近い側に設けられたファイバ姿勢矯正ブロックと、を備え、
前記ホルダ本体部の前記端末処理部側の端部には、前記第一の光ファイバから露出された第一のガラスファイバおよび前記第二の光ファイバから露出された第二のガラスファイバの移動を規制する第一の規制部が設けられ、
前記ファイバ姿勢矯正ブロックの前記端末処理部側の端部には、前記第二の光ファイバに接触する接触部が設けられている。
この構成によれば、ホルダ本体部に第一の規制部を設けるとともにファイバ姿勢矯正ブロックを当該ホルダ本体部の端部に設けることで、外径の異なる複数種の光ファイバを保持可能な光ファイバホルダを提供することができる。
(2)前記接触部の内面側には、前記第一の光ファイバまたは前記第二の光ファイバの外周に外被が設けられることで構成される第三の光ファイバの姿勢を矯正するための傾斜部が設けられていることが好ましい。
(3)前記接触部には、前記第二の光ファイバの移動を規制する第二の規制部が設けられていることが好ましい。
(4)前記ファイバ姿勢矯正ブロックの前記接触部よりも前記蓋体に近い側には、前記第三の光ファイバの前記外被を収容するための凹部が形成されていることが好ましい。
これらの構成によれば、太径の第二の光ファイバまたは第三の光ファイバから露出されるガラスファイバを第一の規制部に適切に収容させることができる。
また、本実施形態の一例に係る融着接続装置は、
(5)上記(1)〜(4)のいずれかに記載の光ファイバホルダを備え、
当該光ファイバホルダに保持された各光ファイバ同士を融着接続する。
この構成によれば、光ファイバホルダにより外径の異なる複数種の光ファイバを保持してガラスファイバ同士を融着接続可能な融着接続装置を提供することができる。
<本発明の実施形態の詳細>
以下、本発明に係る光ファイバホルダおよび融着接続装置の実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る融着接続装置の一実施形態の外観を示す斜視図である。
融着接続装置1は、例えば、光ファイバ設備の工事が行われる現地で、光ファイバ心線100(第一の光ファイバの一例)から露出されたガラスファイバ101(図2参照)同士を融着接続し、さらに融着接続部(端末処理部の一例)を補強するための装置である。図1に示されるように、融着接続装置1は、箱状の筐体2を備えている。この筐体2の上部には、光ファイバ心線100のガラスファイバ101同士を融着するための融着処理部3と、融着処理部3で融着接続された光ファイバ心線100の融着接続部に被せられたファイバ補強スリーブ(図示せず)を加熱収縮させる補強装置4とが設けられている。さらに、融着接続装置1は、融着処理部3を開閉自在に覆うように筐体2に連結されて、融着処理部3への風の進入を防止するための風防カバー5を備えている。
また、融着接続装置1は、筐体2の内部に配置されたカメラ(図示せず)によって撮像されたガラスファイバ101の融着接続状況を表示するモニタ6を備えている。モニタ6は、例えば、CCD等の撮像素子を備えた顕微鏡で撮影されたガラスファイバ101の融着箇所の映像を映し出す。作業者は、モニタ6の映像を見ながら融着作業を行うことができる。また、このモニタ6は、融着処理部3および補強装置4を作動させる操作部を兼ねており、モニタ6に触れることで各種の操作が可能とされている。
融着処理部3には、光ファイバ心線100をそれぞれ把持固定する一対の光ファイバホルダ30が取り付けられている。さらに、融着処理部3は、一対の光ファイバホルダ30の間に配置され、一対の光ファイバホルダ30にそれぞれ保持された光ファイバ心線100のガラスファイバ101を位置決めする一対のファイバ位置決め部7と、ファイバ位置決め部7同士の間に配置され、アーク放電によってガラスファイバ101の先端部同士を融着接続するための一対の放電電極8とを有している。
図2は、融着接続装置1に取り付け可能な光ファイバホルダ30の一例を示す斜視図であり、図3は、図2に示す光ファイバホルダ30の蓋体が開放された状態を示す斜視図である。
光ファイバホルダ30は、ホルダ本体部32と、蓋体34とを備え、ホルダ本体部32と蓋体34との間で光ファイバ心線100を把持固定可能である。光ファイバホルダ30は、蓋体34のホルダ本体部32に対する開閉によって、光ファイバ心線100の把持固定と把持解除とを切り替え可能である。図3に示すように、ホルダ本体部32の上面32Aに、光ファイバ心線100(および後述の光ファイバ心線200やドロップケーブル300)が載置される。ホルダ本体部32の上面32Aには、光ファイバ心線100が載置される箇所の両側に一対のマグネット36が設けられている。ホルダ本体部32の端部(光ファイバ心線100の融着接続部に近い側の端部)には、上方突出部38(第一の規制部の一例)が上方に突出するように立設されている。上方突出部38は、光ファイバ心線100から露出されたガラスファイバ101を光ファイバホルダ30の外部へ突出させるための凹部38Aと、凹部38Aの両側に立設された一対の壁部38Bとから構成されている。なお、上面32Aの上方突出部38側には光ファイバ心線100の被覆部分が収容される溝部37が形成されている。
蓋体34は、ホルダ本体部32に対して回転軸Rにより回動可能に連結されており、ホルダ本体部32の上面32Aを開閉可能とするように配置されている。蓋体34は、ホルダ本体部32の上面32Aを塞ぐように閉じられたときに、ホルダ本体部32に埋め込まれた一対のマグネット36により閉状態でロックされる。蓋体34の内面側には、光ファイバ心線100の載置場所に対応する位置に押え部材35が設けられている。押え部材35は、蓋体34と押え部材35との間に配置された2つのバネ部材35A(図6(a)等参照)により、蓋体34の閉方向に常時付勢されている。これにより、蓋体34がホルダ本体部32に対して閉じられた際に、押え部材35が光ファイバ心線100を押え付けて把持固定することができる。
蓋体34の端部(光ファイバ心線100の融着接続部に近い側の端部)34Aには、ファイバ姿勢矯正ブロック40(以下、ブロック40と称する)が取り付けられている。
図4(a)は、図3の光ファイバホルダ30に取り付け可能なブロック40の正面斜視図であり、図4(b)は、ブロック40の正面図である。また、図5(a)は、ブロック40の背面斜視図であり、図5(b)は、ブロック40のA−A線断面図である。
ブロック40は、取付部42と、前方突出部44と、下方突出部46(接触部の一例)とを備えている。取付部42は、蓋体34の端部34AにネジFにより取り付けられる部分であって、ネジFがそれぞれ挿通される一対の取付穴42Aが形成されている。前方突出部44は、取付部42の下端側から前方(ここでは、蓋体34とは反対側を前方とする)に向けて突出された部分である。図5(a)に示すように、前方突出部44の下面には、後述のドロップケーブル300の被覆部分を収容するための凹部44Aが形成されている。また、前方突出部44の端部(光ファイバ心線100の融着接続部に近い側の端部)44Bには、前方突出部44から下方に突出する下方突出部46が形成されている。下方突出部46は、光ファイバ心線100の長手方向と平行に延びる凹部46Aと、凹部46Aの両側において下方に向けて立設された一対の壁部46B(第二の規制部の一例)とから構成されている。図4(b)に示すように、凹部46Aはその端面において一対の壁部46Bによって円弧状に形成されているとともに、図5(b)に示すように、下方突出部46の前方から後方(前方突出部44側)に向けて上方に傾斜する傾斜面46A1(傾斜部の一例)を備えている。
図6〜8には、このように形成された光ファイバホルダ30によって、外径の異なる複数種の光ファイバ(例えば、外径0.25mmの光ファイバ心線100、外径0.9mmの光ファイバ心線200、横幅3mmのドロップケーブル300等)を把持固定した状態の図を示している。
図6(a)および(b)は、外径0.25mmの光ファイバ心線100を光ファイバホルダ30で把持固定した状態を示している。光ファイバ心線100は、例えば、ガラスファイバ101の周囲に紫外線硬化型樹脂を被覆して0.25mm径とした心線である。
細径の光ファイバ心線100を光ファイバホルダ30で把持固定する場合には、作業者は、まず、融着接続装置1の融着処理部3に取り付けられた光ファイバホルダ30の蓋体34を開放する。そして、作業者は、光ファイバ心線100(の被覆部分)をホルダ本体部32の上面32Aに載置するとともに、光ファイバ心線100の先端部において露出されたガラスファイバ101を光ファイバホルダ30の上方突出部38の凹部38Aに収容する。さらに、作業者は、光ファイバホルダ30から突出されたガラスファイバ101の先端部をファイバ位置決め部7(図1参照)に収容する。この状態においては、図6(a)および(b)に示すように、上方突出部38の凹部38Aの両側に形成された一対の壁部38Bにより、光ファイバ心線100(のガラスファイバ101)の横方向への移動が規制される。最後に、作業者が蓋体34および蓋体34に取り付けられたブロック40を閉じると、光ファイバ心線100が光ファイバホルダ30で把持固定される。
このように、光ファイバホルダ30によって細径の光ファイバ心線100を把持固定する場合には、光ファイバ心線100の被覆部分がホルダ本体部32の上面32Aと蓋体34の押え部材35との間で把持されるとともに、光ファイバ心線100のガラスファイバ101が上方突出部38の凹部38Aに位置決めされた状態で収容される。これにより、光ファイバ心線100のガラスファイバ101をファイバ位置決め部7に適切に載置して、ガラスファイバ101の融着接続部を放電電極8間に正確に位置決めすることができる。すなわち、ガラスファイバ101がファイバ位置決め部7以外の箇所に当接することなどにより起こり得る光ファイバ心線100の意図しない曲げや断線の発生を防止することができる。
図7(a)および(b)は、光ファイバ心線100よりも外径の大きい、例えば外径0.9mmの光ファイバ心線200を光ファイバホルダ30で把持固定した状態を示している。光ファイバ心線200(第二の光ファイバ心線の一例)は、例えば、ガラスファイバ201の周囲に紫外線硬化型樹脂および熱可塑性樹脂を被覆して0.9mm径とした心線である。
光ファイバ心線100よりも太径の光ファイバ心線200を光ファイバホルダ30で把持固定する場合には、作業者は、まず、融着接続装置1の融着処理部3に取り付けられた光ファイバホルダ30の蓋体34を開放する。そして、作業者は、光ファイバ心線200(の被覆部分)をホルダ本体部32の上面32Aに載置するとともに、光ファイバ心線200の先端部において露出されたガラスファイバ201を光ファイバホルダ30の上方突出部38の凹部38Aに収容する。さらに、作業者は、光ファイバホルダ30から突出されたガラスファイバ201の先端部をファイバ位置決め部7に収容する。最後に、作業者が蓋体34および蓋体34に取り付けられたブロック40を閉じると、図7(a)および(b)に示すように、ホルダ本体部32の上面32Aに形成された溝部37とブロック40の下方突出部46に形成された円弧状の凹部46A(一対の壁部46Bに挟まれた部分)との間で、光ファイバ心線200の被覆部分が把持される。これにより、光ファイバ心線200の横方向への移動が規制される。
このように、光ファイバホルダ30によって太径の光ファイバ心線200を把持固定する場合には、光ファイバ心線200の被覆部分が溝部37と凹部46Aとの間で位置決めされた状態で収容されるとともに、図6に示す光ファイバ心線100と同様に、ガラスファイバ201が上方突出部38の凹部38Aに位置決めされた状態で収容される。これにより、光ファイバ心線200のガラスファイバ201をファイバ位置決め部7に適切に載置して、ガラスファイバ201の融着接続部を放電電極8間に正確に位置決めすることができる。すなわち、ガラスファイバ201がファイバ位置決め部7以外の箇所に当接することなどにより起こり得る光ファイバ心線200の意図しない曲げや断線の発生を防止することができる。
図8(a)および(b)は、光ファイバ心線100,200とは太さの異なる、例えば横幅3mmのドロップケーブル300を光ファイバホルダ30で把持固定した状態を示している。ドロップケーブル300は、例えば光ファイバ心線を耐燃性樹脂等の外被によって被覆したものである。ドロップケーブル300の先端部においては、光ファイバ心線302およびガラスファイバ301が段階的に露出されている。
ドロップケーブル300を光ファイバホルダ30で把持固定する場合には、作業者は、まず、融着接続装置1の融着処理部3に取り付けられた光ファイバホルダ30の蓋体34を開放する。そして、作業者は、ドロップケーブル300(の外被部分)をホルダ本体部32の上面32Aに載置するとともに、ドロップケーブル300の先端部において露出されたガラスファイバ301を光ファイバホルダ30の上方突出部38の凹部38Aに収容する。さらに、作業者は、光ファイバホルダ30から突出されたガラスファイバ301の先端部をファイバ位置決め部7に収容する。最後に、作業者が蓋体34および蓋体34に取り付けられたブロック40を閉じると、図8(a)および(b)に示すように、ホルダ本体部32の上面32Aと蓋体34の押え部材35との間で、ドロップケーブル300の外被部分が把持固定される。このとき、ドロップケーブル300の外被部分の先端が、前方突出部44の下面に形成された凹部44Aに収容される。これにより、ドロップケーブル300の横方向への移動が規制される。さらに、ドロップケーブル300の先端部において露出された光ファイバ心線302が、ブロック40の下方突出部46に形成された凹部46Aの傾斜面46A1に接触する。これにより、光ファイバ心線302は傾斜面46A1に沿って下方向にその姿勢が矯正される。
このように、光ファイバホルダ30によってドロップケーブル300を把持固定する場合には、光ファイバ心線302が傾斜面46A1に沿って下方向を向くように矯正されることで、ガラスファイバ301が上方突出部38の凹部38Aに収容される。これにより、ドロップケーブル300のガラスファイバ301をファイバ位置決め部7に適切に載置して、ガラスファイバ301の融着接続部を放電電極8間に正確に位置決めすることができる。すなわち、ドロップケーブル300のガラスファイバ301がファイバ位置決め部7以外の箇所に当接することなどにより起こり得るドロップケーブル300の意図しない曲げや断線の発生を防止することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る光ファイバホルダ30は、上面32Aにおいて光ファイバ心線100、光ファイバ心線200およびドロップケーブル300がそれぞれ載置可能なホルダ本体部32と、ホルダ本体部32の上面32Aに対して開閉可能に配置された蓋体34と、蓋体34の光ファイバ心線100等の融着接続部に近い側に設けられたファイバ姿勢矯正ブロック40と、を備えている。そして、ホルダ本体部32の融着接続部側の端部32Bには、光ファイバ心線100,200またはドロップケーブル300から露出されたガラスファイバ101,201,301の横方向への移動を規制する上方突出部38が設けられ、ブロック40の融着接続部側の端部40Aには、光ファイバ心線200あるいはドロップケーブル300の光ファイバ心線302に接触する下方突出部46が設けられている。この構成によれば、光ファイバホルダ30は、外径の異なる複数種の光ファイバ心線100,200、ドロップケーブル300を適切に位置決めして把持固定することができる。そのため、光ファイバホルダ30を融着接続装置1に取り付けて用いる場合に、融着接続対象の光ファイバの種類が変更されても光ファイバホルダ30を取り替えたり、光ファイバホルダ30の取付位置を変更したりする必要がないため、融着接続装置1を用いた融着接続の作業効率を格段に向上させることができる。
以上、本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。また、上記説明した構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等に変更することができる。
1:光ファイバの融着接続装置
2:筐体
3:融着処理部
4:補強装置
5:風防カバー
6:モニタ
7:一対のファイバ位置決め部
8:一対の放電電極
30:光ファイバホルダ
32:ホルダ本体部
34:蓋体
35:押え部材
36:マグネット
38:上方突出部
38A:凹部
38B:一対の壁部(第一の規制部の一例)
40:ファイバ姿勢矯正ブロック
42:取付部
44:前方突出部
44A:凹部
46:下方突出部(接触部の一例)
46A:凹部
46A1:傾斜面(傾斜部の一例)
46B:一対の壁部(第二の規制部の一例)
100:光ファイバ心線(第一の光ファイバの一例)
101:ガラスファイバ(第一のガラスファイバの一例)
200:光ファイバ心線(第二の光ファイバの一例)
201:ガラスファイバ(第二のガラスファイバの一例)
300:ドロップケーブル(第三の光ファイバの一例)
301:ガラスファイバ
302:光ファイバ心線

Claims (4)

  1. 光ファイバを保持する光ファイバホルダであって、
    第一の光ファイバと前記第一の光ファイバよりも被覆部分の外径が大きい第二の光ファイバとがそれぞれ載置可能なホルダ本体部と、
    前記ホルダ本体部に対して開閉可能に配置された蓋体と、
    前記蓋体の前記第一の光ファイバおよび前記第二の光ファイバの端末処理部に近い側に設けられたファイバ姿勢矯正ブロックと、を備え、
    前記ホルダ本体部の前記端末処理部側の端部には、前記第一の光ファイバから露出された第一のガラスファイバおよび前記第二の光ファイバから露出された第二のガラスファイバの移動を規制する第一の規制部が設けられ、
    前記ファイバ姿勢矯正ブロックの前記端末処理部側の端部には、前記第二の光ファイバに接触する接触部が設けられ
    前記接触部の内面側には、前記第一の光ファイバまたは前記第二の光ファイバの外周に外被が設けられることで構成される第三の光ファイバの姿勢を矯正するための傾斜部が設けられている、光ファイバホルダ。
  2. 前記接触部には、前記第二の光ファイバの移動を規制する第二の規制部が設けられている、請求項1に記載の光ファイバホルダ。
  3. 前記ファイバ姿勢矯正ブロックの前記接触部よりも前記蓋体に近い側には、前記第三の光ファイバの前記外被を収容するための凹部が形成されている、請求項1または請求項2に記載の光ファイバホルダ。
  4. 請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の光ファイバホルダを備え、
    当該光ファイバホルダに保持された各光ファイバ同士を融着接続する、融着接続装置。
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