JP6442173B2 - 回転コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のステアリングシャフト等の回転角を検出する舵角センサユニットを備えた回転コネクタに関する。
自動車のステアリングホイールには、クラクション、エアバッグあるいはオーディオのスイッチ等が設けられている。このようにステアリングホイールに配備された各種部品は、ステアリングホイールを回転した場合でも車体側との電気的接続を保てるように、ステアリングホイールと共に回転する回転側と回転しない固定側との間をフレキシブルフラットケーブルで接続した回転コネクタが設けられている。また、この回転コネクタには、走行時の駆動制御のためにステアリングシャフトの回転角を検出する舵角センサユニットが組み付けられている(特許文献1参照)。
特開2010−177039号公報
上述の舵角センサユニットのなかには、回転コネクタとともに回転するロテーターと、環状ギヤと、環状ギヤに噛み合わされたマグネットを有する従動ギヤと、従動ギヤの回転に基づく磁界の変化を検出する磁気センサとを有しているものがある。この舵角センサユニットでは、ステアリングが回転されることで、その回転が環状ギヤから従動ギヤへ伝達され、この従動ギヤの回転が磁気センサによって検出される。そして、この磁気センサでの検出結果に基づいてステアリングの回転角を求める。
ところで、ロテーターと、このロテーターに組み付けられた環状ギヤとの間には、組み付けクリアランスがある。そして、これらの部品間の組み付けクリアランスによってロテーターに対して環状ギヤが変位し、ステアリングの回転角の検出誤差が生じ、舵角検出性能が低下することがあった。
また、ステアリングホイール回りに設けられる回転コネクタは、さらなる小型化が要求されている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、舵角検出性能を向上させつつ小型化を図ることが可能な舵角センサユニットを備えた回転コネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る回転コネクタは、下記(1)〜()を特徴としている。
(1) 筒部を有して該筒部をステアリングシャフトが貫通する、該筒部の外周面に回転方向に沿うと共に径方向外側に向けて突出したギヤ歯からなるメインギヤが一体成形された可動側ハウジングと、
前記可動側ハウジングの筒部が挿通される固定側ハウジングと、該固定側ハウジングに設けられて前記メインギヤに噛み合わされるサテライトギヤと、該固定側ハウジングに設けられて前記サテライトギヤの回転を検出する回転角検出部とを有する舵角センサユニットと、
を備え
前記可動側ハウジングは、第1の筒部を有する第1ハウジングと、第2の筒部を有する第2ハウジングとによって構成され、前記第1の筒部と前記第2の筒部を一体にすることにより、前記筒部が形成される
ことを特徴とする回転コネクタ。
) 前記メインギヤが、前記第1の筒部に形成された
ことを特徴とする上記()に記載の回転コネクタ。
筒部を有して該筒部をステアリングシャフトが貫通する、該筒部の外周面に回転方向に沿うメインギヤが一体成形された可動側ハウジングと、
前記可動側ハウジングの筒部が挿通される固定側ハウジングと、該固定側ハウジングに設けられて前記メインギヤに噛み合わされるサテライトギヤと、該固定側ハウジングに設けられて前記サテライトギヤの回転を検出する回転角検出部とを有する舵角センサユニットと、
を備え、
前記可動側ハウジングは、第1の筒部を有する第1ハウジングと、第2の筒部を有する第2ハウジングとによって構成され、前記第1の筒部と前記第2の筒部を一体にすることにより、前記筒部が形成され、
前記メインギヤが、前記第1の筒部に形成され、
前記第1ハウジングは、前記第1の筒部にターンレバーを中立位置に変位させるためのキャンセルカムを有し、
前記メインギヤは、前記キャンセルカムに隣接して前記第1の筒部に形成されている
ことを特徴とする転コネクタ。
上記(1)及び(2)の構成の回転コネクタでは、サテライトギヤが噛み合わされるメインギヤが可動側ハウジングに一体成形されている。これにより、可動側ハウジングとメインギヤとが別体のものと比較し、可動側ハウジングに対するメインギヤの変位をなくすことができる。これにより、ステアリングの回転角の検出誤差の発生を防止し、舵角検出性能を高めることができる。
また、メインギヤを可動側ハウジングに一体成形することで、メインギヤの径方向の肉厚部分と可動側ハウジングの径方向の肉厚部分とを共通化することができる。これにより、十分な強度を確保しつつ肉厚部分を削減してメインギヤを小さくすることができ、よって、径方向の大きさを小さくして小型・軽量化を図ることができる。また、部品点数の削減及び材料の使用量の削減を図ることができるとともに、金型費も削減でき、製造コストを抑えることができる。
更に、上記()及び()の構成の回転コネクタでは、可動側ハウジングが2部品化されているため、可動側ハウジングを固定側ハウジングに組み付ける効率が向上する。
上記()の構成の回転コネクタでは、キャンセルカムに隣接してメインギヤが成形されている。したがって、キャンセルカムとメインギヤとの距離が離れたものと比較し、ステアリングが回転される際の可動側ハウジングの捩じれの影響を抑えることができる。これにより、ステアリングの回転角の検出誤差の発生を防止し、さらに舵角検出性能を高めることができる。
本発明によれば、舵角検出性能を向上させつつ小型化を図ることが可能な舵角センサユニットを備えた回転コネクタを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、ステアリングシャフト周辺の概略側面図である。 図2は、本実施形態に係る舵角センサユニットを備えた回転コネクタの分解斜視図である。 図3は、舵角センサユニットのカバー及びロテーターの斜視図である。 図4は、舵角検出の原理を説明する回路基板及び磁石の概略斜視図である。 図5は、舵角センサユニットを構成するメインギヤ及びサテライトギヤの概略平面図である。 図6は、参考例に係る舵角センサユニットのメインギヤ、カバー及びロテーターの斜視図である。 図7(a)及び図7(b)は、参考例に係る舵角センサユニットのロテーターとメインギヤとの係合箇所を示す図であって、図7(a)は斜視図、図7(b)は正面図である。
以下、本発明に係る実施形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、ステアリングシャフト周辺の概略側面図である。図2は、本実施形態に係る舵角センサユニットを備えた回転コネクタの分解斜視図である。図3は、舵角センサユニットのカバー及びロテーターの斜視図である。図4は、舵角検出の原理を説明する回路基板及び磁石の概略斜視図である。図5は、舵角センサユニットを構成するメインギヤ及びサテライトギヤの概略平面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る回転コネクタ11は、ステアリングホイール1に一端が固定されたステアリングシャフト2に装着されている。この回転コネクタ11は、図2に示すように、舵角センサユニット12が組み込まれている。舵角センサユニット12は、ステアリングシャフト2に連結されたステアリングホイール1の回転角を検出するもので、この舵角センサユニット12によって検出されたステアリングホイール1の回転角の検出値は、ショックアブソーバ減衰力制御装置やスイブル装置等での走行時の駆動制御に用いられる。
図2に示すように、回転コネクタ11は、舵角センサユニット12と、追従ハウジング21と、基台ハウジング50とを有している。
追従ハウジング21は、合成樹脂から成形されたもので、筒状に形成されている。追従ハウジング21は、ロテーターまたはキャンセラーと呼称されることがある。以下では、追従ハウジング21をロテーターと称することとする。ロテーター21には、ステアリングシャフト2が挿通される内筒部21aが形成されている。内筒部21aは中空円筒形状であり、ステアリングシャフト2は内筒部21aの内側を貫通する。内筒部21aを画成する壁部には、基台ハウジング50の後述する係合部55aを案内し係合部55aに係合するガイド溝21bが形成されている。こうして、ロテーター21は、基台ハウジング50に一体に組み付けられる。ロテーター21は、ステアリングホイール1が回転されることで基台ハウジング50が回転すると、基台ハウジング50の回転に追従して回転する。このように、追従ハウジング(ロテーター)21と基台ハウジング50は一体となって回転する。追従ハウジング(ロテーター)21と基台ハウジング50を総称して可動側ハウジングと称することがある。
ロテーター21は、図1に示すターンレバー13が車両の旋回方向に移動した後、その旋回を終了して旋回方向と逆向きにステアリングホイールを回転したとき、ターンレバーを中立位置に変位させるためのキャンセルカム32を有している。キャンセルカム32は、ロテーター21の軸方向の一端側に該ロテーター21の径方向に延設されている。キャンセルカム32は、ロテーター21の軸方向の一端側に2つ設けられており、これらのキャンセルカム32は対向する位置関係にある。
図3に示すように、ロテーター21には、内筒部21aの外周面に、周方向(ロテーター21の回転方向)にわたってメインギヤ31が設けられている。このメインギヤ31は、ロテーター21に対して一体に成形されている。また、このメインギヤ31は、ロテーター21におけるキャンセルカム32側の一端部に成形されており、このため、キャンセルカム32に隣接するように成形されている。
舵角センサユニット12は、ベース41とカバー42とからなる固定側ハウジング40を有している。カバー42は、ベース41に装着される。ベース41には、挿通孔43が形成されており、カバー42には、カバー42をベース41に装着した際に挿通孔43に対向する箇所に挿通孔44が形成されている。これらの挿通孔43及び挿通孔44には、舵角センサユニット12と、ロテーター21と、基台ハウジング50とを組み付けた際に、連通したベース41の挿通孔43とカバー42の挿通孔44にロテーター21の内筒部21aが挿通される。
また、ベース41には、回転角検出部45を組み付けることができる。ベース41にカバー42を装着した際、ベース41に組み付けられた回転角検出部45はカバー42によって覆われる。回転角検出部45は、回路基板46を有しており、この回路基板46上には、二つのサテライトギヤ47,48が回転可能に設けられている。これらのサテライトギヤ47,48は、それぞれ異なるピッチ径を有している。舵角センサユニット12と、ロテーター21と、基台ハウジング50とを組み付けた際、図5に示すように、ロテーター21に一体成形されたメインギヤ31が、舵角センサユニット12のサテライトギヤ47,48に噛み合わされる。
図4に示すように、サテライトギヤ47,48の中央にはそれぞれ、二極着磁の磁石51が取り付けられている。また、回路基板46には、サテライトギヤ47,48の磁石51それぞれと対向する位置に、磁気センサ52が実装されている。磁気センサ52は、磁石51によって発生する磁界の方向を検出する。
基台ハウジング50は、合成樹脂から成形されたもので、中空円筒状に形成された外筒部55と、外筒部55の外周から水平方向に延在する円板状のフランジ部56と、を有している。外筒部55は、その内径がロテーター21の内筒部21aの外径よりも大きい。このため、ロテーター21を基台ハウジング50に取り付けた際、内筒部21aは外筒部55内部に収容される。また、外筒部55には、その内周面から突出する係合部55aが形成されている。この係合部55aは、ロテーター21の内筒部21aに形成されたガイド溝21bに収まる形状である。ロテーター21の内筒部21aを基台ハウジング50の外筒部55内部に収容する際、ガイド溝21b及び係合部55aによってロテーター21が案内され基台ハウジング50に取り付けられる。こうして、ロテーター21の内筒部21aに基台ハウジング50の外筒部55が外嵌する。この結果、ロテーター21と基台ハウジング50が一体となって回動自在になる。
基台ハウジング50には、フランジ部56上にフレキシブルフラットケーブル等からなるステアリング接続ケーブル(図示略)が収容されている。ステアリング接続ケーブルは、例えば、中立位置のステアリングホイール1が左右にそれぞれ約2.5回転できるように、内筒部21aを周回するスパイラル状に形成されている。
上記の舵角センサユニット12を備えた回転コネクタ11では、ステアリングホイール1が回されると、ステアリングホイール1に固定された基台ハウジング50が回転する。すると、この基台ハウジングに追従して回転するロテーター21に一体成形されたメインギヤ31が回転し、そのメインギヤ31に噛み合わされたサテライトギヤ47,48がそれぞれ回転する。そして、これらのサテライトギヤ47,48それぞれの中央に設けられた磁石51によって発生する磁界の方向が磁気センサ52によって検出される。これにより、磁気センサ52からの検出値に基づいて、マイコン(図示略)によってサテライトギヤ47,48の回転角度が求められ、さらに、これらのサテライトギヤ47,48の回転角度からステアリングホイール1の回転角である絶対舵角が演算される。
ここで、参考例に係る舵角センサユニットについて説明する。
図6は、参考例に係る舵角センサユニットのメインギヤ、カバー及びロテーターの斜視図である。図7(a)及び図7(b)は、参考例に係る舵角センサユニットのロテーターとメインギヤとの係合箇所を示す図であって、図7(a)は斜視図、図7(b)は正面図である。
図6に示すように、参考例に係る舵角センサユニットは、ロテーター102に対してメインギヤ103が別体とされている。つまり、環状に形成されたメインギヤ103にロテーター102が嵌合される。
図7(a)及び図7(b)に示すように、ロテーター102には、係合凹部102aが形成されており、この係合凹部102aには、メインギヤ103の内周面に形成された係合突起103aが係合される。これにより、メインギヤ103は、ロテーター102とともに回転する。
このように、メインギヤ103とロテーター102とが別体の舵角センサユニット101では、ロテーター102とメインギヤ103との部品間に組み付けクリアランスが生じる。具体的には、図7(b)に示すように、ロテーター102の係合凹部102aと、この係合凹部102aに係合されたメインギヤ103の係合突起103aとの間における周方向に、クリアランスCが生じる。そして、このようなクリアランスCがあると、ロテーター102に対してメインギヤ103が変位し、ステアリングホイール1の回転角の検出誤差が生じ、舵角検出性能が低下することがある。
また、メインギヤ103は、ロテーター102と別体であることから、十分な強度を確保するために、径方向の厚みを厚くしなければならない。このため、メインギヤ31の基準ピッチ円の直径Φα(図5参照)を小さくすることができず、よって、この舵角センサユニット101では、径方向の大きさを小さくすることが困難である。
これに対して、本実施形態に係る舵角センサユニット12によれば、サテライトギヤ47,48が噛み合わされるメインギヤ31がロテーター21に一体成形されている。これにより、ロテーター102とメインギヤ103とが別体のものと比較し、ロテーター21に対するメインギヤ31の変位をなくすことができる。したがって、ステアリングホイール1の回転角の検出誤差の発生を防止し、舵角検出性能を高めることができる。
また、メインギヤ31をロテーター21に一体成形することで、メインギヤ31の径方向の肉厚部分とロテーター21の径方向の肉厚部分とを共通化することができる。これにより、十分な強度を確保しつつ肉厚部分を削減してメインギヤ31の基準ピッチ円の直径Φα(図5参照)を小さくすることができ、よって、舵角センサユニット23の径方向の大きさを小さくして小型・軽量化を図ることができる。また、部品点数の削減及び材料の使用量の削減を図ることができるとともに、金型費も削減でき、製造コストを抑えることができる。
また、メインギヤ31は、ロテーター21におけるキャンセルカム32側の一端部に成形されており、このため、キャンセルカム32に隣接するように成形されている。したがって、キャンセルカム32とメインギヤ31との距離が離れたものと比較し、ステアリングホイール1が回転される際のロテーター21の捩じれの影響を抑えることができる。これにより、ステアリングホイール1の回転角の検出誤差の発生を防止し、さらに舵角検出性能を高めることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上述した実施形態では、追従ハウジング(ロテーター)21と、基台ハウジング50と、の2部品によって可動側ハウジングを構成し、追従ハウジング(ロテーター)21にメインギヤ31を設けた。しかし、基台ハウジング50に設けることもできる。この場合には、外筒部55の外周面に回転方向に沿うメインギヤが形成されるようにすればよい。さらに、可動側ハウジングを1部品によって構成する場合には、固定側ハウジング40に挿通される筒部にメインギヤ31を設けてやればよい。
ここで、上述した本発明に係る回転コネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下(1)〜(4)に簡潔に纏めて列記する。
(1) 筒部(内筒部21a)を有して該筒部をステアリングシャフトが貫通する、該筒部の外周面に回転方向に沿うメインギヤ(31)が一体成形された可動側ハウジング(追従ハウジング21、基台ハウジング50)と、
前記可動側ハウジングの筒部が挿通される固定側ハウジング(40)と、該固定側ハウジングに設けられて前記メインギヤに噛み合わされるサテライトギヤ(47、48)と、該固定側ハウジングに設けられて前記サテライトギヤの回転を検出する回転角検出部(45)とを有する舵角センサユニットと、
を備えることを特徴とする回転コネクタ(11)。
(2) 前記可動側ハウジングは、第1の筒部(21a)を有する第1ハウジング(追従ハウジング21)と、第2の筒部(55)を有する第2ハウジング(基台ハウジング50)とによって構成され、前記第1の筒部と前記第2の筒部を一体にすることにより、前記筒部が形成される
ことを特徴とする上記(1)に記載の回転コネクタ。
(3) 前記メインギヤが、前記第1の筒部に形成された
ことを特徴とする上記(2)に記載の回転コネクタ。
(4) 前記第1ハウジングは、前記第1の筒部にターンレバーを中立位置に変位させるためのキャンセルカム(32)を有し、
前記メインギヤは、前記キャンセルカムに隣接して前記第1の筒部に形成されていることを特徴とする上記(3)に記載の回転コネクタ。
1 ステアリングホイール
2 ステアリングシャフト
11 回転コネクタ
12 舵角センサユニット
21 追従ハウジング(可動側ハウジング)
21a 内筒部
31 メインギヤ
32 キャンセルカム
40 固定側ハウジング
45 回転角検出部
47,48 サテライトギヤ
50 基台ハウジング(可動側ハウジング)
55 外筒部
56 フランジ部

Claims (3)

  1. 筒部を有して該筒部をステアリングシャフトが貫通する、該筒部の外周面に回転方向に沿うと共に径方向外側に向けて突出したギヤ歯からなるメインギヤが一体成形された可動側ハウジングと、
    前記可動側ハウジングの筒部が挿通される固定側ハウジングと、該固定側ハウジングに設けられて前記メインギヤに噛み合わされるサテライトギヤと、該固定側ハウジングに設けられて前記サテライトギヤの回転を検出する回転角検出部とを有する舵角センサユニットと、
    を備え
    前記可動側ハウジングは、第1の筒部を有する第1ハウジングと、第2の筒部を有する第2ハウジングとによって構成され、前記第1の筒部と前記第2の筒部を一体にすることにより、前記筒部が形成される
    ことを特徴とする回転コネクタ。
  2. 前記メインギヤが、前記第1の筒部に形成された
    ことを特徴とする請求項に記載の回転コネクタ。
  3. 筒部を有して該筒部をステアリングシャフトが貫通する、該筒部の外周面に回転方向に沿うメインギヤが一体成形された可動側ハウジングと、
    前記可動側ハウジングの筒部が挿通される固定側ハウジングと、該固定側ハウジングに設けられて前記メインギヤに噛み合わされるサテライトギヤと、該固定側ハウジングに設けられて前記サテライトギヤの回転を検出する回転角検出部とを有する舵角センサユニットと、
    を備え、
    前記可動側ハウジングは、第1の筒部を有する第1ハウジングと、第2の筒部を有する第2ハウジングとによって構成され、前記第1の筒部と前記第2の筒部を一体にすることにより、前記筒部が形成され、
    前記メインギヤが、前記第1の筒部に形成され、
    前記第1ハウジングは、前記第1の筒部にターンレバーを中立位置に変位させるためのキャンセルカムを有し、
    前記メインギヤは、前記キャンセルカムに隣接して前記第1の筒部に形成されている
    ことを特徴とする転コネクタ。
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