JP6428284B2 - ワイヤハーネス配索構造 - Google Patents

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Description

本発明は、コルゲートチューブとワイヤハーネスの間に環状部材を配置するワイヤハーネス配索構造に関する。
特許文献1には、凹凸状の外層と円筒状の内層との2層からなるコルゲートチューブが開示される。このコルゲートチューブの内層は平坦に形成され、外層の内向きに突出した部分に接合される。特許文献1では、コルゲートチューブに内層を設けることで有機溶媒などの流体抵抗を抑えている。
特許文献2には、蛇腹管部とストレート管部とで構成されるハーネス用外装保護部材が開示される。この蛇腹管部の内周面は凹凸に形成され、ストレート管部の内周面は平坦に形成される。ストレート管部は、内周面を平坦にすることで曲げ剛性を高められる。
特許文献3には、コルゲートチューブの内周面に粘着剤または接着剤を塗布して、ワイヤハーネスを固定することが開示される。
特開2004−351678号公報 特開2013−176211号公報 特開2006−246655号公報
コルゲートチューブは、ワイヤハーネスを配索するため、伸縮または曲げ変形可能な蛇腹状に形成され、内周面に凹凸を有する。特許文献1および2に開示されるようにコルゲートチューブの内周面の全てを平坦状にすると、コルゲートチューブを伸縮または曲げ変形しづらくなる。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、コルゲートチューブとワイヤハーネスとの接触を抑えつつ、コルゲートチューブが変形しづらくなることを抑えたワイヤハーネス配索構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のワイヤハーネス配索構造は、ワイヤハーネスと、ワイヤハーネスを挿入するためのスリットを有するコルゲートチューブと、コルゲートチューブの内側およびワイヤハーネスの外側に配置される環状部材と、を備える。環状部材は、環状の本体部と、滑らかに形成された前記本体部の内周面と、本体部の外周面から径方向に突出する突部と、を有し、本体部は突部の位置より軸方向に延出し、突部はコルゲートチューブの山部に係合する。
この態様によると、環状部材によりコルゲートチューブとワイヤハーネスとの接触を抑えることができる。また、コルゲートチューブに対して環状部材を部分的に配置することで、コルゲートチューブが変形しづらくなることを抑えることができる。
本発明によれば、コルゲートチューブとワイヤハーネスとの接触を抑えつつ、コルゲートチューブが変形しづらくなることを抑えたワイヤハーネス配索構造を提供できる。
環状部材をコルゲートチューブに取り付けたワイヤハーネス配索構造を説明するための図である。 環状部材を用いずにワイヤハーネスをコルゲートチューブに取り付けた状態を説明するための図である。 図3(a)は、実施例の環状部材の斜視図であり、図3(b)は、変形例の環状部材の斜視図である。
図1は、環状部材10をコルゲートチューブ30に取り付けたワイヤハーネス配索構造1を説明するための図である。図1は、コルゲートチューブ30および環状部材10の断面斜視図を示し、内部のワイヤハーネス40の保持状態を示す。例えばワイヤハーネス40は、被覆に覆われた電線である。樹脂製のコルゲートチューブ30は蛇腹状であるため、内周面に山部32および谷部34が交互に形成される。なお、山部32はコルゲートチューブ30の外側からみて凸状であり、谷部34は凹状である。
コルゲートチューブ30には、軸方向に沿ってスリットが形成される。コルゲートチューブ30のスリットの縁を拡開させることで、環状部材10およびワイヤハーネス40がコルゲートチューブ30の内側に挿入可能となる。つまり、コルゲートチューブ30は、環状部材10およびワイヤハーネス40を挿入するため、スリットにより開閉可能に形成される。
環状部材10は、コルゲートチューブ30とワイヤハーネス40の間に位置し、コルゲートチューブ30の内側、ワイヤハーネス40の外側に位置する。環状部材10をコルゲートチューブ30の内側に配置して、車両のワイヤハーネス40を囲むことで、コルゲートチューブ30とワイヤハーネス40の接触を抑えることができる。ここで、比較例としてコルゲートチューブ30に環状部材10を取り付けない場合を説明する。
図2は、環状部材を用いずにワイヤハーネス40をコルゲートチューブ30に取り付けた状態を説明するための図である。図2に示すワイヤハーネス40はコルゲートチューブ30に接触して谷部34に直接当接する。谷部34は、図1に示した環状部材10より軸方向長さが短い。
図1に戻る。実施例の配線配索構造1においてワイヤハーネス40は、コルゲートチューブ30の谷部34に当接するのではなく、環状部材10の内周面に当接する。環状部材10の内周面12は、谷部34より軸方向長さが大きいため、谷部34にワイヤハーネス40を接触させるより、ワイヤハーネス40との接触面積を大きくでき、環状部材10を取り付けた部分でのワイヤハーネス40への単位面積当たりの荷重を小さくできる。環状部材10の形状について新たな図面を参照して具体的に説明する。
図3(a)は、実施例の環状部材10の斜視図である。環状部材10は、環状の本体部11と、本体部11の外周面14から径方向外向きに突出する突部16とを備える。本体部11は、樹脂材により円筒状に形成される。本体部11の内周面12は、凹凸なく、滑らかに形成される。
突部16は、外周面14の周方向に渡って環状に形成される。また突部16は、コルゲートチューブ30の山部32の間隔に応じて軸方向に並ぶように複数形成される。突部16は、断面が先端に向かって先細になるように、テーパ状に形成される。環状部材10は、例えば型抜き成形により、一体に成形されて一部品で構成される。
環状部材10をコルゲートチューブ30と別体にすることで、コルゲートチューブ30に対して環状部材10を自由に配置可能となる。例えば、車両の振動が大きい箇所でのコルゲートチューブ30に環状部材10を10センチメートル間隔で配置し、振動が小さい箇所では環状部材10を取り付けないというように自由に配置できる。環状部材10をコルゲートチューブ30内にて離間して配置することで、環状部材10と係合しないコルゲートチューブ30の山部32が環状部材10を挟んで残り、環状部材10によりコルゲートチューブ30の伸縮や曲げ変形が妨げられることを抑えることができる。
また、コルゲートチューブ30に環状部材10を取り付けることで従来から用いられるコルゲートチューブ30を改変することなく、コルゲートチューブ30とワイヤハーネス40との接触を抑えられるため、コストを抑えることができる。
実施例では、2つの突部16が隣合う山部32に収まるように設けられる。突部16は、2つに限られず、1つまたは3つ以上であってよく、環状部材10がコルゲートチューブ30の伸縮や曲げ変形を阻害しないように設定される。これにより、環状部材10をコルゲートチューブ30の必要な部分に配置可能となる。
環状部材10の取付状態では、図1に示すように複数の突部16がコルゲートチューブ30の山部32にそれぞれ収まって係合する。これにより、環状部材10とコルゲートチューブ30の軸方向の相対移動が規制され、複数の環状部材10をコルゲートチューブ30の内側に所定間隔で配置する際に、環状部材10が軸方向に位置ずれすることを抑えられる。
図3(b)は、変形例の環状部材100の斜視図である。図3(b)に示す変形例の環状部材100は、一対の半割体120により設けられる。図3(a)の環状部材10は本体部11を分割できないのに対し、図3(b)の環状部材100は割れ目118からワイヤハーネス40を挿入可能になる。
環状部材100は、一対の半割体120を合わせることで、図3(a)の環状部材10と同様の形状を有する。環状部材100は、本体部111と、凹凸のない滑らかな内周面112と、外周面114に形成された突部116と、一対の半割体120を連結するヒンジ122とを有する。ヒンジ122は、半割体120と一体に形成され、本体部111より薄肉に形成して撓みやすく形成したものである。なお、別の変形例では、環状部材100にヒンジが設けられておらず、一対の半割体120が分離されてもよい。
本発明は、上述の実施例および変形例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能である。各図に示す構成は、一例を説明するためのもので、同様な機能を達成できる構成であれば、適宜変更可能である。
1 ワイヤハーネス配索構造、 10 環状部材、 11 本体部、 12 内周面、 14 外周面、 16 突部、 30 コルゲートチューブ、 32 谷部、 34 山部、 40 ワイヤハーネス、 100 環状部材、 111 本体部、 112 内周面、 114 外周面、 116 突部、 118 割れ目、 120 半割体、 122 ヒンジ。

Claims (1)

  1. ワイヤハーネスと、
    前記ワイヤハーネスを挿入するためのスリットを有するコルゲートチューブと、
    前記コルゲートチューブの内側および前記ワイヤハーネスの外側に配置される環状部材と、を備え、
    前記環状部材は、
    環状の本体部と、
    滑らかに形成された前記本体部の内周面と、
    前記本体部の外周面から径方向に突出する突部と、を有し、
    前記本体部は前記突部の位置より軸方向に延出し、
    前記突部は前記コルゲートチューブの山部に係合することを特徴とするワイヤハーネス配索構造。
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