JP6428169B2 - 情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
画像形成装置の従来機能を提供する本体部の他に、従来機能を活用した各種機能を提供する操作部を有する画像形成装置が存在する。このような操作部は、例えば、OS(オペレーティングシステム)と、このOS上で動作して各種機能を実現するアプリケーションとを備えている。
また、各種機能に対する設定情報(設定値)を出力(エクスポート)する機能、および、設定情報を入力して各種機能に対して設定(インポート)する機能を有する画像形成装置が存在する。このような機能は、複数の装置を一括で同じ設定にする、および、装置の入れ替え前後で同じ設定にするなどの状況で利用される。特許文献1は、機器識別情報とインポートした設定情報からインポートするレベルを決定し、そのレベルに従ってインポートを行う技術を提案している。
しかしながら、特許文献1の画像形成装置は、本体部の他に操作部を備える構成ではなく、このような構成の装置やシステムに対して適用することは考慮されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、本体部と操作部とを備える構成であっても設定情報を効率的に管理できる情報処理システムおよび情報処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、操作入力を受け付ける操作部と、前記操作入力に応じて動作する本体部と、を備える情報処理システムであって、前記操作部は、前記操作部で動作するアプリケーションである1以上の操作部アプリケーションそれぞれの設定情報を統合した第1の設定情報を前記本体部に送信する第1の設定管理部を備え、前記本体部は、第1の記憶部と、前記本体部で動作するアプリケーションである1以上の本体部アプリケーションそれぞれの設定情報と、前記第1の設定情報と、を統合した第2の設定情報を出力する第2の設定管理部と、を備え、前記第2の設定管理部はさらに、前記本体部アプリケーションの設定情報と前記操作部アプリケーションの設定情報とのうち少なくとも一方を含む第3の設定情報を受付け、前記第3の設定情報に含まれる設定情報それぞれを前記第1の記憶部に記憶し、前記本体部アプリケーションと、前記第1の設定管理部とに対して、前記第1の記憶部に記憶した設定情報の入力を要求し、前記第1の設定管理部はさらに、前記第2の設定管理部から設定情報の入力を要求されたときに、前記操作部アプリケーションに対して、前記第1の記憶部に記憶された設定情報の入力を要求すること、を特徴とする。
本発明によれば、本体部と操作部とを備える構成であっても設定情報を効率的に管理できるという効果を奏する。
図1は、実施形態のMFPのハードウェア構成の例を示す図である。 図2は、実施形態のMFPのソフトウェア構成の例を示す図である。 図3は、実施形態のMFPの機能ブロックの例を示す図である。 図4は、実施形態におけるエクスポート処理の一例を示すシーケンス図である。 図5は、エクスポート処理での各情報の流れを説明するための図である。 図6は、操作部アプリケーションが処理する設定情報の例を示す図である。 図7は、操作部アプリケーションが処理する設定情報の例を示す図である。 図8は、操作部の設定管理部と本体部との間で送受信される設定情報の例を示す図である。 図9は、本体部の設定管理部が最終的に生成する設定情報の例を示す図である。 図10は、本実施形態におけるインポート処理の一例を示すシーケンス図である。 図11は、インポート処理での各情報の流れを説明するための図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理システム、情報処理方法およびプログラムの一実施形態を詳細に説明する。
以下では、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクス機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機(MFP:Multifunction Peripheral)として情報処理システムを実現した例を説明する。複合機の他に、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクス装置等の画像形成装置に適用してもよい。また適用可能なシステム(装置)は、画像形成装置に限られるものではなく、本体部と操作部とを備えるシステム(装置)であればどのような装置にも適用できる。
本実施形態のMFPは、操作入力を受け付ける操作部と、操作入力に応じて動作する本体部と、を備える。操作部に設けた設定管理部(第1の設定管理部)は、本体部の設定管理部(第2の設定管理部)による設定管理処理(設定情報のエクスポート、インポートなど)の対象モジュールの1つとして振る舞う。また操作部に設けた設定管理部は、本体部の設定管理部の通知に従い、操作部内のアプリケーションの設定情報を管理する。これにより、操作部と本体部とに分かれた各アプリケーションの設定情報を効率的に管理することが可能となる。
MFP1のハードウェア構成の例について説明する。図1は、実施形態のMFP1のハードウェア構成の例を示す図である。図1に示すように、MFP1は、本体部10と操作部20とを備える。本体部10は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、および、プリンタ機能等の各種の機能を実現する。操作部20は、ユーザの操作に応じた情報(操作入力)を受け付ける。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む)を受け付けることを含む概念である。
本体部10および操作部20は、接続I/F16、専用の通信路40および接続I/F26を介して相互に通信可能に接続されている。通信路40は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格を用いることができるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものでもよい。
本体部10は、操作部20で受け付けた操作に応じた動作を行う。また、本体部10は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示(印刷指示等)に応じた動作を行うこともできる。
まず本体部10のハードウェア構成について説明する。図1に示すように、本体部10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD(ハードディスクドライブ)14と、通信I/F(インタフェース)15と、接続I/F16と、エンジン部17とを備える。CPU11、ROM12、RAM13、HDD14、通信I/F15、接続I/F16、および、エンジン部17は、システムバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は本体部10の動作を統括的に制御する。CPU11はRAM13をワークエリア(作業領域)としてROM12またはHDD14等に格納されたプログラムを実行することで、本体部10全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能等の各種機能を実現する。
通信I/F15は、ネットワーク30と接続するためのインタフェースである。接続I/F16は、通信路40を介して操作部20と通信するためのインタフェースである。
エンジン部17は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能およびプリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理および通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、エンジン部17は、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクス部などを備えている。エンジン部17は、さらに、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを実現するためのハードウェアを備えていてもよい。
次に操作部20のハードウェア構成について説明する。図1に示すように、操作部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24と、通信I/F25と、接続I/F26と、操作パネル27と、外部接続I/F28と、を備える。CPU21、ROM22、RAM23、フラッシュメモリ24、通信I/F25、接続I/F26、操作パネル27、および外部接続I/F28は、システムバス29を介して相互に接続されている。
CPU21は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22またはフラッシュメモリ24等に格納されたプログラムを実行することで、操作部20全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの各種機能を実現する。
通信I/F25は、ネットワーク30と接続するためのインタフェースである。接続I/F26は、通信路40を介して本体部10と通信するためのインタフェースである。
操作パネル27は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば受け付けた操作に応じた情報、MFP1の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報など)を表示する。この例では、操作パネル27は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)で構成されるが、これに限られるものではない。例えばタッチパネル機能が搭載された有機EL表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えてまたはこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。
外部接続I/F28は、例えばICカードリーダー等と接続するためのインタフェースである。
次に、MFP1のソフトウェア構成について説明する。図2は、実施形態のMFP1のソフトウェア構成の例を示す図である。図2に示すように、本体部10は、アプリ層101、サービス層102およびOS層103を有する。アプリ層101、サービス層102およびOS層103の実体は、ROM12やHDD14等(図1参照)に格納されている各種ソフトウェアである。CPU11が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えばアプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、および、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層102のソフトウェアは、アプリ層101とOS層103との間に介在し、アプリに対し、本体部10が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が考えられる。
なおサービス層102によるインタフェースの機能は、本体部10のアプリ層101だけではなく、操作部20のアプリ層201に対しても提供される。すなわち操作部20のアプリ層201(アプリ)も、サービス層102のインタフェース機能を介して、本体部10のハードウェア資源(例えば図1のエンジン部17)を利用した機能を実現することができる。
OS層103のソフトウェアは、本体部10が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層103が解釈可能なコマンドに変換してOS層103に渡す。そして、OS層103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部20は、アプリ層201、サービス層202およびOS層203を有する。操作部20が備えるアプリ層201、サービス層202およびOS層203も、階層構造については本体部10と同様である。ただしアプリ層201のアプリにより提供される機能や、サービス層202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体部10とは異なる。アプリ層201のアプリは、操作部20が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体部10が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能およびプリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。
なお本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体部10のOS層103のソフトウェアと、操作部20のOS層203のソフトウェアが互いに異なる。つまり本体部10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体部10のOS層103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20のOS層203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることが可能である。
以上のように、MFP1において、本体部10と操作部20は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体部10と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。異なる装置間の通信の例は、操作部20が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体部10へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体部10が操作部20へイベントを通知する動作等である。ここでは操作部20が本体部10へコマンド通信を行うことにより、本体部10の機能を使用することができる。また本体部10から操作部20に通知するイベントには、本体部10における動作の実行状況、本体部10で設定された情報等が挙げられる。
また実施形態では、操作部20への電力供給は、本体部10から通信路40を経由して行われているが、操作部20の電源制御を、本体部10の電源制御とは別に(独立して)行ってもよい。
また上述の実施形態では、本体部10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作しているが、これに限らず、例えば本体部10と操作部20が同じオペレーティングシステムで動作する形態であってもよい。また、本体部10と操作部20とが一体に構成されていてもよい。例えば、本体部10と操作部20のハードウェア構成は、図1のように分離されている必要はなく、1つのハードウェア構成上で本体部10と操作部20の機能が実現されていてもよい。
次に図1のハードウェアおよび図2のソフトウェアにより実現されるMFP1の機能ブロックの例について説明する。図3は、実施形態のMFP1の機能ブロックの例を示す図である。図3に示すように、MFP1は、本体部10および操作部20を備える。
まず本体部10について説明する。本体部10は、通信制御部111と、コピーアプリ112と、スキャナアプリ113と、ファクスアプリ114と、ブラウザ115と、設定管理部116(第2の設定管理部)と、を備える。
通信制御部111は、操作部20との間の通信を制御する。通信制御部111は、例えば接続I/F16および接続I/F26を介して、操作部20の通信制御部121との間で各種情報を送受信する。通信制御部111が、例えば通信I/F15を介してネットワーク30との間の通信を制御する機能をさらに備えていてもよい。
コピーアプリ112、スキャナアプリ113、および、ファクスアプリ114は、それぞれ、コピー機能、スキャナ機能、および、ファクス機能を提供するためのアプリケーションである。ブラウザ115は、ウェブページの表示などのブラウザ機能を提供するためのアプリケーションである。
コピーアプリ112、スキャナアプリ113、ファクスアプリ114、および、ブラウザ115は、本体部10で動作するアプリケーション(本体部アプリケーション)の一例である。以下では、本体部10で動作するアプリケーションを本体部アプリケーションといい、操作部20で動作するアプリケーションを操作部アプリケーションという場合がある。
本体部10で、コピーアプリ112、スキャナアプリ113、ファクスアプリ114、および、ブラウザ115以外のアプリケーションが動作してもよいし、これらのうち一部が動作してもよい。これらのアプリケーションは、上記のアプリ層101に相当するアプリケーションである必要はない。すなわち、本体部アプリケーションは、上記のアプリ層101に相当するアプリケーションに限られるものではない。例えば本体部10で動作し、設定情報をインポートおよびエクスポートできる処理部(ソフトウェア等)であれば本体部アプリケーションとすることができる。例えば、サービス層102およびOS層103に相当する処理部(ソフトウェア等)が本体部アプリケーションであってもよい。
設定管理部116は、設定情報のインポートおよびエクスポートを行う。例えば設定管理部116は、本体部アプリケーションそれぞれの設定情報と、操作部20の設定管理部126から受け取った設定情報(第1の設定情報)とを統合した設定情報(第2の設定情報)を生成する。設定管理部116は、生成した第2の設定情報を出力(エクスポート)する。設定情報を統合する方法は、インポートした場合に各アプリケーションに対して設定情報を反映可能な方法であればどのような方法であってもよい。例えば、各設定情報を連結して1つの情報(エクスポートファイル等)とする方法を適用できる。
また、設定管理部116は、ユーザ等から設定情報のインポートが要求された場合、要求に応じたインポートを行う。例えば設定管理部116は、インポートする設定情報(第3の設定情報)を受け付ける。インポートする設定情報は、例えば自装置(MFP1)または他のMFPからエクスポートされた設定情報である。インポートする設定情報は、本体部アプリケーションの設定情報と操作部アプリケーションの設定情報とのうち少なくとも一方を含む。
設定管理部116は、インポートする設定情報に含まれる、各アプリケーションに対応する設定情報それぞれを、例えばHDD14(第1の記憶部の一例)に記憶する。設定管理部116は、本体部アプリケーションそれぞれと、操作部20の設定管理部126とに対して、HDD14に記憶した設定情報のインポートを要求する。
次に操作部20について説明する。操作部20は、通信制御部121と、表示アプリ122と、設定アプリ123と、ランチャー124と、ブラウザ125と、設定管理部126(第1の設定管理部)と、を備える。
通信制御部121は、本体部10との間の通信を制御する。通信制御部121は、例えば接続I/F16および接続I/F26を介して、本体部10の通信制御部111との間で各種情報を送受信する。通信制御部121が、例えば通信I/F25を介してネットワーク30との間の通信を制御する機能をさらに備えていてもよい。
表示アプリ122は、操作部20の表示装置(例えば操作パネル27)に対する各種情報の表示を行うアプリケーションである。表示アプリ122は、例えば、本体部10内の各モジュール(本体部アプリケーション、設定管理部116等)に組み込まれた画像表示用のライブラリからの要求に応じて、操作パネル27に対する情報の表示を制御する。
設定アプリ123は、操作部20の各種設定を行うためのアプリケーションである。設定アプリ123は、例えば、操作部20がスピーカを備える場合の音量の設定、通信方式の設定、および、認証時のパスワードの設定などを行う。
ランチャー124は、操作部20で動作する他のアプリケーションなどの起動を制御するアプリケーションである。ブラウザ125は、ウェブページの表示などのブラウザ機能を提供するためのアプリケーションである。
表示アプリ122、設定アプリ123、ランチャー124、および、ブラウザ125は、操作部アプリケーションの一例である。操作部20で、表示アプリ122、設定アプリ123、ランチャー124、および、ブラウザ125は、操作部アプリケーション以外のアプリケーションが動作してもよいし、これらのうち一部が動作してもよい。これらのアプリケーションは、上記のアプリ層201に相当するアプリケーションである必要はない。すなわち、操作部アプリケーションは、上記のアプリ層201に相当するアプリケーションに限られるものではない。例えば操作部20で動作し、設定情報をインポートおよびエクスポートできる処理部(ソフトウェア等)であれば操作部アプリケーションとすることができる。例えば、サービス層202およびOS層203に相当する処理部(ソフトウェア等)が操作部アプリケーションであってもよい。
操作部20で、第三者(サードベンダ)が作成したアプリケーション(第三者アプリ)が動作するように構成してもよい。この場合、例えば、第三者アプリに対して必要なサービスを提供する外部アプリサービスが、サービス層202に相当するサービスとして提供されてもよい。外部アプリサービスは、本体部10の詳細な操作や細かい仕様の知識がなくても第三者がアプリケーションを作成可能とするためのインタフェースや、公開できないインタフェースを隠すために提供される。
設定管理部126は、設定情報のインポートおよびエクスポートを行う。例えば設定管理部126は、操作部アプリケーションそれぞれの設定情報を統合した設定情報(第1の設定情報)を生成する。設定管理部126は、生成した第1の設定情報を本体部10の設定管理部116に送信する。設定情報を統合する方法は、インポートした場合に各アプリケーションに対して設定情報を反映可能な方法であればどのような方法であってもよい。例えば、各設定情報を連結して1つの情報(エクスポートファイル等)とする方法を適用できる。
また、設定管理部126は、本体部10の設定管理部116から設定情報のインポートが要求された場合、要求に応じたインポートを行う。例えば設定管理部126は、設定管理部116から設定情報のインポートを要求されたときに、操作部アプリケーションそれぞれに対して、HDD14に記憶された設定情報のインポートを要求する。
次に、このように構成された本実施形態にかかるMFP1によるエクスポート処理について図4を用いて説明する。図4は、本実施形態におけるエクスポート処理の一例を示すシーケンス図である。
本実施形態では、本体部10の設定管理部116が、設定情報のエクスポートの要求を外部(ユーザなど)から受け付け、エクスポート処理を開始する。処理結果は、要求元であるユーザ等に出力される。
まず、設定管理部116は、ユーザ等からエクスポートの要求を受け付ける(ステップS101)。例えば、操作部20の所定のアプリケーションなどを用いて、ユーザはエクスポートの要求を入力する。エクスポートの要求は、例えば通信制御部121および通信制御部111を介して、設定管理部116に送信される。エクスポートの要求は、エクスポート対象とするアプリケーションの指定、および、最終的にエクスポートする設定情報(エクスポートファイル等)の出力先の指定などを含んでいてもよい。
設定管理部116は、エクスポート準備要求を送信する(ステップS102、ステップS103)。操作部20の設定管理部126は、設定管理部116からエクスポート準備要求を受信すると、操作部20内にエクスポート準備要求を送信する(ステップS104、ステップS105)。
エクスポート準備要求は、設定情報のエクスポートの前に必要となる処理を各アプリケーションに実行させるための要求である。このような処理が不要な場合はエクスポート準備要求を送信しないように構成してもよい。
本体部10の設定管理部116は、例えばエクスポート対象として指定されたアプリケーションに対してエクスポート準備要求を送信する。エクスポート対象とするアプリケーションは、どのような方法で決定してもよい。設定管理部116は、例えば、エクスポートの要求とともに指定されたアプリケーションを、エクスポート対象とするアプリケーションとする。設定管理部116は、予め定められたアプリケーションをエクスポート対象としてもよい。
設定管理部116が、ブロードキャスト等により宛先(アプリケーション)を指定せずにエクスポート準備要求を送信してもよい。この場合は、エクスポート準備要求を受信したアプリケーションは、自身がエクスポート対象とするアプリケーションである場合に、要求に応じた処理を実行する。
操作部20の設定管理部126も同様に、ブロードキャスト等により、または、指定された操作部アプリケーションに対して、エクスポート準備要求を送信する。操作部20のOSがAndroid(登録商標)の場合は、“sendOrderedBroadcast”などがブロードキャストによる送信に利用できる。エクスポート準備要求を受信した操作部アプリケーションは、自身がエクスポート対象とするアプリケーションである場合に、要求に応じた処理を実行する。自身がエクスポート対象とするアプリケーションであるか否かは、例えば、フラッシュメモリ24等の記憶部に事前に設定された情報で判断するように構成できる。
図4では、本体部10で動作するコピーアプリ112と、操作部20で動作する設定アプリ123およびランチャー124が、エクスポート対象とされた例が示されている。
本体部10の設定管理部116は、エクスポート実行要求を送信する(ステップS106、ステップS107)。操作部20の設定管理部126は、設定管理部116からエクスポート実行要求を受信すると、操作部20内にエクスポート実行要求を送信する(ステップS108、ステップS109)。エクスポート実行要求は、エクスポート準備要求と同様に、エクスポート対象とするアプリケーションに対して送信されてもよいし、ブロードキャスト等により送信されてもよい。
エクスポート実行要求を受信したエクスポート対象となる各アプリケーションは、自身の設定情報を、指定された、または、予め定められた記憶部(第2の記憶部)に書き込むエクスポートを実行する(ステップS110、ステップS112、ステップS114)。例えば本体部10内のコピーアプリ112は、設定情報をHDD14に書き込む。また、例えば操作部20内の設定アプリ123およびランチャー124は、設定情報をフラッシュメモリ24に書き込む。
各アプリケーションは、エクスポートの実行結果を、エクスポート実行要求の送信元に対して送信する。例えばコピーアプリ112は、実行結果を設定管理部116に送信する(ステップS111)。また、例えば設定アプリ123およびランチャー124は、実行結果を設定管理部126に送信する(ステップS113、ステップS115)。実行結果は、エクスポートを実行したアプリケーションを特定する情報(アプリIDなど)、および、エクスポートした設定情報を特定する情報(エクスポートファイルの格納場所、名称など)を含んでもよい。
操作部20の設定管理部126は、操作部20内の各アプリケーション(図4の例では設定アプリ123およびランチャー124)から実行結果を受信すると、各アプリケーションが記憶した設定情報を読み出し、読み出した設定情報を統合した設定情報(第1の設定情報)を生成する。設定管理部126は、生成した設定情報を本体部10の記憶部(例えばHDD14)に書き込む(ステップS116)。設定管理部126は、書き込み処理の実行結果を、本体部10の設定管理部116に送信する(ステップS117)。
設定管理部116は、エクスポート対象となるすべてのアプリケーションから実行結果を受信すると、各アプリケーションが記憶した設定情報を読み出し、読み出した設定情報を統合した設定情報(第2の設定情報)を生成する(ステップS118)。設定管理部116は、生成した設定情報を出力する(ステップS119)。例えば設定管理部116は、生成した設定情報をHDD14に書き込むとともに、書き込みの結果をエクスポートの要求元に通知する。
以上のように本実施形態では、操作部20の設定管理部126は、操作部20内のアプリケーションを対象とした操作部20専用のエクスポート処理を実行する。そして、本体部10の設定管理部116は、操作部20の設定管理部126もエクスポート対象のアプリケーションとみなしたエクスポート処理を実行する。これにより、操作部20と本体部10とに分かれた各アプリケーションの設定情報のエクスポート処理を分散して効率的に実行可能となる。
図5は、エクスポート処理での各情報の流れを説明するための図である。図5では、コピーアプリ112、スキャナアプリ113、設定アプリ123およびランチャー124が、エクスポート対象とされた例が示されている。
エクスポート処理では、エクスポート対象となる各アプリケーションが、それぞれ自身の設定情報を記憶部(HDD14またはフラッシュメモリ24)に記憶する。例えば、コピーアプリ112およびスキャナアプリ113は、HDD14に設定情報を記憶する。設定アプリ123およびランチャー124は、フラッシュメモリ24に設定情報を記憶する。
操作部20の設定管理部126は、操作部20内のアプリケーション(図5の例では設定アプリ123およびランチャー124)が記憶した設定情報をまとめ、操作部20全体のエクスポート結果として、本体部10のHDD14に記憶する。
本体部10の設定管理部116は、各アプリケーション(設定管理部126を含む)がHDD14に記憶した設定情報を、外部に出力するためにさらに結合し(必要に応じて編集し)、HDD14に記憶する。
次に、設定情報のデータ構造の例について図6〜図9を用いて説明する。
図6および図7は、操作部アプリケーションが処理する設定情報の例を示す図である。図6は、設定アプリ123の設定情報の例を示す。図7は、ランチャー124の設定情報の例を示す。図6および図7に示すように、設定情報は、アプリIDと、項目IDと、項目名と、機密情報と、固有情報と、設定値と、を含む。
アプリIDは、アプリケーションを識別する識別情報である。例えば、本体部10内のエクスポート対象となるアプリケーションと、1つのアプリケーションとみなされる操作部20の設定管理部126とに対して、それぞれアプリIDが割り当てられる。項目IDは、設定情報に含まれる各設定項目をそれぞれ識別する識別情報である。項目名は、設定項目の名称である。
機密情報は、設定項目が機密にすべき情報であるか否かを表す。例えば設定項目が機密にすべき情報である場合に「TRUE」が設定され、設定項目が機密にすべき情報でない場合に「FALSE」が設定される。機密情報が「TRUE」の場合、例えば設定管理部116が、設定情報(設定値)を暗号化し、暗号化した設定情報をエクスポートしてもよい。
固有情報は、設定項目が装置に固有の情報であるか否かを表す。例えば設定項目が装置に固有の情報である場合に「TRUE」が設定され、設定項目が装置に固有の情報でない場合に「FALSE」が設定される。
設定値は、設定項目に対して設定されている値を表す。
図8は、操作部20の設定管理部126と本体部10との間で送受信される設定情報の例を示す図である。図8は、図6および図7の設定情報を結合した場合の設定情報を表している。このように、設定管理部126は、操作部20の各アプリケーションが生成した設定情報をまとめて本体部10の設定管理部116に通知する。
図9は、本体部10の設定管理部116が最終的に生成する設定情報の例を示す図である。設定管理部116は、図8の設定情報に加えて、本体部10内のアプリケーションの設定情報をまとめた設定情報を生成し、最終的な設定情報(エクスポートファイル等)として出力する。図9では、本体部10内のアプリケーションの設定情報として、アプリID=1に対応する設定情報が追加された設定情報の例が示されている。
インポート処理では、図9に示すような設定情報が、インポート対象とする設定情報(インポートファイル等)として入力される。
次に、本実施形態にかかるMFP1によるインポート処理について図10を用いて説明する。図10は、本実施形態におけるインポート処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、設定管理部116は、ユーザ等からインポートの要求を受け付ける(ステップS201)。インポートの要求は、インポート対象とするアプリケーションの指定、および、インポートする設定情報(インポートファイル等)の指定などを含んでいてもよい。
設定管理部116は、インポート準備要求を送信する(ステップS202、ステップS203)。操作部20の設定管理部126は、設定管理部116からインポート準備要求を受信すると、操作部20内にインポート準備要求を送信する(ステップS204、ステップS205)。
インポート準備要求は、設定情報のインポートの前に必要となる処理を各アプリケーションに実行させるための要求である。このような処理が不要な場合はインポート準備要求を送信しないように構成してもよい。
インポート準備要求は、上述のエクスポート準備要求やエクスポート実行要求と同様に、インポート対象とするアプリケーションに対して送信されてもよいし、ブロードキャスト等により送信されてもよい。図10では、本体部10で動作するコピーアプリ112と、操作部20で動作する設定アプリ123およびランチャー124が、インポート対象とされた例が示されている。
本体部10の設定管理部116は、インポート実行要求を送信する(ステップS206、ステップS207)。操作部20の設定管理部126は、設定管理部116からインポート実行要求を受信すると、操作部20内にインポート実行要求を送信する(ステップS208、ステップS209)。インポート実行要求は、インポート準備要求と同様に、インポート対象とするアプリケーションに対して送信されてもよいし、ブロードキャスト等により送信されてもよい。
インポート実行要求を受信したインポート対象となる各アプリケーションは、指定された、または、予め定められた記憶部(例えばHDD14)から自身の設定情報を読み出して設定するインポートを実行する(ステップS210、ステップS212、ステップS214)。
例えばインポートファイルがHDD14に記憶されている場合、各アプリケーションは、アプリIDおよび項目IDなどを用いて、HDD14のインポートファイル内の設定情報のうち自身の設定情報を特定して読み出すことができる。
設定管理部116が、インポートファイルに含まれる各設定情報をアプリケーションごとに予め分割(分解)して記憶部等(例えばHDD14)に記憶してもよい。設定管理部116が、操作部アプリケーションの設定情報のみを分割して操作部20内の記憶部(フラッシュメモリ24等)に記憶してもよい。この場合、操作部アプリケーションは、例えばフラッシュメモリ24に記憶された設定情報のうち自身の設定情報を特定して読み出す。
各アプリケーションは、インポートの実行結果を、インポート実行要求の送信元に対して送信する。例えばコピーアプリ112は、実行結果を設定管理部116に送信する(ステップS211)。また、例えば設定アプリ123およびランチャー124は、実行結果を設定管理部126に送信する(ステップS213、ステップS215)。
操作部20の設定管理部126は、操作部20内の各アプリケーション(図10の例では設定アプリ123およびランチャー124)から実行結果を受信すると、各アプリケーションの実行結果をまとめた実行結果(インポート結果)を生成する。設定管理部126は、生成したインポート結果を本体部10の記憶部(例えばHDD14)に書き込む(ステップS216)。設定管理部126は、インポート結果を、本体部10の設定管理部116に送信する(ステップS217)。インポート結果は、例えばインポート処理が成功したか否かを示す情報である。
設定管理部116は、インポート対象となるすべてのアプリケーションから実行結果を受信すると、各アプリケーションの実行結果をまとめたインポート結果を生成し、インポートの要求元に出力する(ステップS218)。
図11は、インポート処理での各情報の流れを説明するための図である。図11では、コピーアプリ112、スキャナアプリ113、設定アプリ123およびランチャー124が、インポート対象とされた例が示されている。
インポート処理では、設定管理部116は、指定されたインポートファイルをHDD14に登録する。各アプリケーションは、インポートファイルを参照してインポート処理を行う。操作部アプリケーションは、それぞれインポート結果をフラッシュメモリに記憶する。
操作部20の設定管理部126は、操作部20内のアプリケーション(図5の例では設定アプリ123およびランチャー124)それぞれが記憶したインポート結果を参照し、各インポート結果をまとめ、操作部20全体のインポート結果として、本体部10のHDD14に記憶する。
以上のように、本実施形態のMFPは、操作部と本体部とを備え、操作部に設けた設定管理部と本体部に設けた設定管理部とが、設定情報のインポート処理およびエクスポート処理を分散して実行する。これにより、各機能の設定情報を効率的に管理することが可能となる。
なお、本実施形態の装置(画像形成装置)で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施形態の装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態の装置で実行されるプログラムは、上述した各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。上述した各部の機能のうちの一部または全部は、専用のハードウェア回路で実現されてもよい。
1 MFP
10 本体部
11、21 CPU
12、22 ROM
13、23 RAM
14 HDD
15、25 通信I/F
16、26 接続I/F
17 エンジン部
18 システムバス
20 操作部
24 フラッシュメモリ
27 操作パネル
28 外部接続I/F
29 システムバス
30 ネットワーク
40 通信路
101、201 アプリ層
102、202 サービス層
103、203 OS層
111、121 通信制御部
112 コピーアプリ
113 スキャナアプリ
114 ファクスアプリ
115、125 ブラウザ
116、126 設定管理部
122 表示アプリ
123 設定アプリ
124 ランチャー
特開2012−226662号公報

Claims (4)

  1. 操作入力を受け付ける操作部と、前記操作入力に応じて動作する本体部と、を備える情報処理システムであって、
    前記操作部は、
    前記操作部で動作するアプリケーションである1以上の操作部アプリケーションそれぞれの設定情報を統合した第1の設定情報を前記本体部に送信する第1の設定管理部を備え、
    前記本体部は、
    第1の記憶部と、
    前記本体部で動作するアプリケーションである1以上の本体部アプリケーションそれぞれの設定情報と、前記第1の設定情報と、を統合した第2の設定情報を出力する第2の設定管理部と、を備え、
    前記第2の設定管理部はさらに、
    前記本体部アプリケーションの設定情報と前記操作部アプリケーションの設定情報とのうち少なくとも一方を含む第3の設定情報を受付け、前記第3の設定情報に含まれる設定情報それぞれを前記第1の記憶部に記憶し、
    前記本体部アプリケーションと、前記第1の設定管理部とに対して、前記第1の記憶部に記憶した設定情報の入力を要求し、
    前記第1の設定管理部はさらに、
    前記第2の設定管理部から設定情報の入力を要求されたときに、前記操作部アプリケーションに対して、前記第1の記憶部に記憶された設定情報の入力を要求すること、
    を特徴とする情報処理システム。
  2. 前記操作部は、
    第2の記憶部を備え、
    前記第1の設定管理部は、
    前記操作部アプリケーションそれぞれが前記第2の記憶部に記憶した設定情報を読み出し、読み出した設定情報を統合した前記第1の設定情報を前記本体部に送信すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 記第2の設定管理部は、
    前記本体部アプリケーションそれぞれが前記第1の記憶部に記憶した設定情報を読み出し、読み出した設定情報と、前記操作部から受信した前記第1の設定情報と、を統合した前記第2の設定情報を出力すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 操作入力を受け付ける操作部と、前記操作入力に応じて動作する本体部と、を備える情報処理システムで実行される情報処理方法であって、
    前記操作部が、前記操作部で動作するアプリケーションである1以上の操作部アプリケーションそれぞれの設定情報を統合した第1の設定情報を前記本体部に送信するステップと、
    前記本体部が、前記本体部で動作するアプリケーションである1以上の本体部アプリケーションそれぞれの設定情報と、前記第1の設定情報と、を統合した第2の設定情報を出力するステップと、
    前記本体部が、前記本体部アプリケーションの設定情報と前記操作部アプリケーションの設定情報とのうち少なくとも一方を含む第3の設定情報を受付け、前記第3の設定情報に含まれる設定情報それぞれを前記本体部が備える第1の記憶部に記憶するステップと、
    前記本体部が、前記本体部アプリケーションと、前記操作部とに対して、前記第1の記憶部に記憶した設定情報の入力を要求するステップと、
    前記操作部が、前記本体部から設定情報の入力を要求されたときに、前記操作部アプリケーションに対して、前記第1の記憶部に記憶された設定情報の入力を要求するステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
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